JP2592253Y2 - フック格納，取り出し装置 - Google Patents

フック格納，取り出し装置

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JP2592253Y2
JP2592253Y2 JP1993062738U JP6273893U JP2592253Y2 JP 2592253 Y2 JP2592253 Y2 JP 2592253Y2 JP 1993062738 U JP1993062738 U JP 1993062738U JP 6273893 U JP6273893 U JP 6273893U JP 2592253 Y2 JP2592253 Y2 JP 2592253Y2
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JP
Japan
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hook
plate
driver
pin
seat
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JP1993062738U
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勉 阿部
稔 佐藤
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は移動式クレーンのフッ
ク格納装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来はフックを固定した走行状態にする
ため、図１０に示すように、フックｃを固定するワイヤ
ロープａが、レボフレームｂに取り付けられており、オ
ペレータが運転席から降りて、フックｃを固定用ワイヤ
ロープａに引掛けてから、再度運転席に戻りブームを走
行姿勢にしていた。張り出しの場合はこれと逆の操作と
なる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来の構造で
は、フックを固定するため、オペレータは運転席から降
りてフックを固定具に引っ掛けてから、再度運転席に戻
り、ウインチを操作してワイヤを張って走行姿勢にして
おり、運転席からの操作で固定することはできなかっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案は上記の課題に
鑑みなされたもので、レボフレーム前方にフック格納用
受け皿を設け、フックが受け皿底部に接近した度、フッ
ク固定用ピンを運転席から操作して挿入する構造とした
り、フックのワイヤ軸回りの回転方向を、フック格納受
け皿のプレートでスライド機構を用いて規制すると共
に、プレートに装着されたピン出入機構によりピンで固
定する構造としている。
【０００５】
【作用】従って運転席からの操作により、オペレータが
自動的にフックの固定や取り出しが可能となる。
【０００６】
【実施例】以下この考案の実施例について、図面により
説明する。図１は１つの実施例を示す斜視図で、フック
９を降ろしながら、レボフレーム１１前方に設けたフッ
ク９を格納用受け皿１４に位置決めした後、運転席１５
（図２参照）の中からピン１２を押し込み、フック９を
固定してからブーム１３（図２参照）を走行姿勢にす
る。図２はブーム１３と運転席１５と受け皿１４の関係
位置を示した移動式クレーンの側面図である。なお図３
は図１の前方から見た図、第４図は図１の側方から見た
図を示す。
【０００７】図５は図１とは別の実施例を示す斜視図
で、プレート１，２，３，４はスライド機構６により移
動可能になっている。更にプレート２，３は外側にピン
出入装置が取り付けてあり、フック９固定用のピン１２
が出入可能である。図６は上述の図５のフック９格納用
受け皿１４の上面図、図７はフック９格納後の上面図、
図８はフック９格納後の側面図を示し、フック９受け皿
１４の下端まで降ろされたところで、フック９の向きに
応じて、矢印の方向にプレートを移動して、フック９を
挟み込んで向きを規制した後、ピン出し入れ装置５が取
り付けてあるプレート２，３の何れかを選び、ピン１２
を出してフック９を固定する。
【０００８】図９は図５とはプレートの形状が異なる実
施例を示し、固定プレート７にフック９をピン出入装置
５が取り付けてあるスライドプレート８で押してフック
９を規制するようにした。張り出しの時は逆の手順でフ
ック９を繰り出すが、この場合当然ピン出入装置５及び
スライド機構６は油圧、空気圧、電気等を用い運転席か
ら操作する。
【０００９】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、オペレ
ータが運転席から離れることなく、自動的にフックの固
定や取り出しが可能となり、作業能率向上とオペレータ
の疲労防止に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案による一実施例を示す斜視図である。
【図２】フック格納装置の位置を示す移動式クレーンの
側面図である。
【図３】図１の前方から見た図である。
【図４】図１を側方からみた断面図である。
【図５】この考案による別の実施例を示す斜視図であ
る。
【図６】図５の実施例の上面図を示す。
【図７】図５の実施例で、フックを格納後の上面図を示
す。
【図８】図５の実施例で、フックを格納後の側面図を示
す。
【図９】図５とプレートの形状が異なる別の実施例を示
す。
【図１０】従来のフック固定装置を示す。
【符号の説明】
１ プレート ２ プレート ３ プレート ４ プレート ５ ピン出入装置 ６ スライド機構 ７ 固定プレート ８ スライドプレート ９ フック １１ レボフレーム １２ ピン １４ 受け皿 １５ 運転席
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平５−69070（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−40288（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−200893（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭49−4450（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B66C 19/00 - 23/94

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 移動式クレーンにおいて、レボフレーム
    前方にフック格納用受け皿を設け、フック固定用ピンを
    運転席から操作して挿入可能としたことを特徴とするフ
    ック格納，取り出し装置。
  2. 【請求項２】 フックのワイヤ軸回りの回転方向を、フ
    ック格納受け部のプレートでスライド機構を用いて規制
    すると共に、プレートに装着されたピン出入装置による
    ピンでフックを固定するようにしたことを特徴とする格
    納、取り出し装置。
JP1993062738U 1993-10-29 1993-10-29 フック格納，取り出し装置 Expired - Lifetime JP2592253Y2 (ja)

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JPH0728187U JPH0728187U (ja) 1995-05-23
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JP7037109B2 (ja) * 2017-12-21 2022-03-16 株式会社タダノ フック格納構造
JP7025691B2 (ja) * 2017-12-21 2022-02-25 株式会社タダノ フック格納容器及びワイヤ掛け替え方法

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JPH0728187U (ja) 1995-05-23

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