JP7025482B2 - 液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法 - Google Patents

液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7025482B2
JP7025482B2 JP2020111557A JP2020111557A JP7025482B2 JP 7025482 B2 JP7025482 B2 JP 7025482B2 JP 2020111557 A JP2020111557 A JP 2020111557A JP 2020111557 A JP2020111557 A JP 2020111557A JP 7025482 B2 JP7025482 B2 JP 7025482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actinium
liquefied
radium
radon
production method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020111557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021018238A (ja
Inventor
世暎 ▲呉▼
常茂 林
▲教▼徹 李
周賢 姜
Original Assignee
コリア・インスティテュート・オブ・ラディオロジカル・アンド・メディカル・サイエンシーズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コリア・インスティテュート・オブ・ラディオロジカル・アンド・メディカル・サイエンシーズ filed Critical コリア・インスティテュート・オブ・ラディオロジカル・アンド・メディカル・サイエンシーズ
Publication of JP2021018238A publication Critical patent/JP2021018238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7025482B2 publication Critical patent/JP7025482B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/04Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/04Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators
    • G21G1/10Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators by bombardment with electrically charged particles
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/0005Isotope delivery systems
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/001Recovery of specific isotopes from irradiated targets
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/04Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators
    • G21G1/12Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators by electromagnetic irradiation, e.g. with gamma or X-rays
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/04Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators
    • G21G1/06Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators by neutron irradiation
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/001Recovery of specific isotopes from irradiated targets
    • G21G2001/0089Actinium
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G4/00Radioactive sources
    • G21G4/04Radioactive sources other than neutron sources
    • G21G4/06Radioactive sources other than neutron sources characterised by constructional features
    • G21G4/08Radioactive sources other than neutron sources characterised by constructional features specially adapted for medical application

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Nuclear Medicine (AREA)

Description

本発明は、液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法に関し、より詳しくは、液化ラジウムを核反応させてアクチニウムを生産することができる生産方法に関する。
治療用放射性医薬品であるActinium-225を生産するためには226Ra(p、2n)225Acの核反応でRadium-226ターゲット物質に陽子を加速させて衝突させると、二つの中性子が放出されながらAc-225が生成される。この時に使われるRa-226物質は、一般的に固体ターゲットのうちパウダー形態のターゲットを使用するようになる。陽子が照射されたRa-226パウダーは、パウダーに含まれている核反応で生成されたAc-225を分離させるために一連の分離及び精製過程を経るようになる。そのために、Ra-226は、液化された形態で溶かすようになり、分離及び精製過程を経た後、再びAc-225を生産するための再使用のためにパウダー形態で作る過程を経るようになる。このようなパウダー形態のRa-226を利用してAc-225を生産する方法と関連して米国登録特許US6,680,993が開示されている。
しかし、このような従来の技術は、Ac-225の生産のための一連の過程でパウダーと液化された状態に変化されるに応じてRa-226の量的損失を被るようになる。現在Ra-226は、約1600年の長い半減期を有しており、崩壊過程で不活性ガスであるラドンを放出する問題点があるため、処理及び貯蔵するのが難しかった。それによって、追加的な生産が中断された状態である。したがって、世界的に残り少ないRa-226を利用してAc-225を生産する過程でRa-226の損失を最小化することが好ましい。
米国登録特許US6,680,993(2004.01.20.)
本発明の目的は、従来のRa-226を利用して核反応でAc-225を生成する過程で発生できるRa-226の損失を最小化するための液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法を提供することにある。
前記課題の解決手段として、液化ラジウム(Radium)を流動させてチャンバ内部の反応空間にローディングするステップ、チャンバ内部の反応空間の液化ラジウムに粒子ビームを照射して核反応を介してアクチニウム(Actinium)を生産するステップ、及び液化ラジウムとアクチニウムを含む生成物をチャンバ外部に流動させるアンローディングステップを含む液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法が提供される。
一方、本発明は、生成物からアクチニウムを分離する分離ステップをさらに含む。
さらに、生成物からアクチニウムが分離された残余液化ラジウムをチャンバの反応空間に流動させる再貯留ステップを含む。
また、ローディングステップまたはアンローディングステップの実行中、生成物に含まれたラドン(Radon)が排出されるラドン排出ステップをさらに含む。
さらに、ラドン排出ステップは、ラドンを凝縮させて廃棄する。
また、ラドン排出ステップは、ラドンを外部空気と希釈させて排出させる。
一方、ローディングステップは、既設定された量のラジウムを反応空間に流動させる。
また、ローディングステップは、シリンジポンプを利用して既設定された量のラジウムを反応空間に流動させる。
一方、アンローディングステップは、チャンバの反応空間に非活性気体を流入させて生成物をアンローディングする。
一方、ラジウムは、有機溶液を利用して液化させる。
さらに、有機溶液は、NOまたはClになる。
また、アクチニウムを分離するステップ以後に実行される分離されたアクチニウムを精製するステップをさらに含む。
本発明による液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法は、液化された状態のRa-226を利用してAc-225を生産し、生産以後に液化された状態で流動させ、Ac-225を分離した後に再使用して核反応させることができるため、状態変化によるRa-226の損失を最小化することができる。
また、本発明によると、Ra-226で生成されるラドン(Radon)を排出させて隔離できるラドン捕集部が備えられるため、ラドンによる放射線被曝を防止して安全性を向上させることができる効果がある。
本発明による一実施例である液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法の流れ図である。 本発明によるアクチニウム生産方法が実行されるアクチニウム生産装置の概念を示すブロック図である。 図2の構成を具体化した一実施例である。 ローディングステップを示す概念図である。 ローディングステップを示す他の概念図である。 アクチニウムを生産するステップを示す概念図である。 アンローディングステップを示す概念図である。 アンローディングステップの実行時、ラドンを排出するステップを示す概念図である。 アクチニウムを分離及び精製するために生成物を移動させるステップを示す概念図である。 再貯留ステップを実行する前、液化ラジウムを流動させた状態を示す。
以下、本発明の実施例による液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法に対して、添付図面を参照して詳細に説明する。そして、以下の実施例の説明において、各々の構成要素の名称は、当業界で他の名称で呼ばれることができる。しかし、これらの機能的類似性及び同一性がある場合は、変形された実施例を採用しても均等な構成とみなすことができる。また、各々の構成要素に付加された符号は、説明の便宜のために記載される。しかし、これらの符号が記載された図面上の図示内容は、各々の構成要素を図面内の範囲に限定するものではない。同様に、図面上の構成に一部変形した実施例が採用されても機能的類似性及び同一性がある場合は、均等な構成とみなすことができる。また、当該技術分野の一般的な技術者水準に鑑みて、当然含まれるべき構成要素と認められる場合、これに対しては説明を省略する。
図1は、本発明による一実施例である液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法の流れ図である。
図示されたように、本発明による液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法は、ローディングするステップ(S100)、アクチニウムを生産するステップ(S200)、アンローディングステップ(S300)、ラドン排出ステップ(S400)、アクチニウム分離及び精製ステップ(S500)、及び再貯留ステップ(S600)を含んで構成されることができる。
ローディングするステップ(S100)は、液化されたラジウムをチャンバ内の反応空間に移動させるステップに該当する。ここで、ラジウムは、有機溶液を利用して液化されることができ、一例として、ラジウムは、ClまたはNOのようなイオン結合させた液化状態で流動されることができる。ローディングするステップ(S100)は、チャンバ外部で液化されたラジウムに圧力を加えて反応空間に流動させる方式で実行されることができる。一例として、繰り返されるローディングするステップ(S100)で一定の量を流動させることができるようにシリンジポンプ(syringe pump)が備えられることができる。一方、ローディングするステップ(S100)ではラドン排出ステップ(S400)が同時に実行されることができる。ラドン排出ステップ(S400)は、ラジウムが崩壊されながら発生される放射性ガスであるラドン(Radon)を生成物から分離して別途の空間に移送させるステップに該当する。ラドンは、ラジウムが自然崩壊されながら持続的に発生するようになり、液化ラジウムまたは液化生成物を移送させる過程で自然にバイアルから排出されるようになる。
ラドン排出ステップ(S400)は、一例として、バイアル(vial)から気体のみを排出(ventilation)して実行されることができる。具体的に、ローディングするステップ(S100)ではシリンジポンプを利用して液化ラジウムを一側の流路を介してチャンバに移送させる時、流路とチャンバ内部に存在する気体が他側の流路を介してバイアルに移動され、バイアルでは一側に連結されている流路を介してラドンを含むガスが排出され、以後ラドンの捕集のような処理が行われることができる。
ラドンを処理するステップは、極低温で排出されたガスからラドンを凝縮させて体積を縮小した後、放射性廃棄物で処理できる。また、ラドンの半減期は、3.82日と知られているため、所定時間の間にラドンガスを貯蔵して多数回の半減期を経て放射能が放射線法による基準数値以下に低くなった時に外部に排出し、または十分な量の空気と希釈して外部に排出できる。
アクチニウムを生産するステップ(S200)は、チャンバ内に液化されたラジウムの貯留が完了した場合、粒子加速器から加速された粒子ビームをチャンバ内の反応空間に照射するステップに該当する。アクチニウムを生産するステップ(S200)は、チャンバ内の液化されたラジウムの体積、ビーム照射面積、チャンバの冷却性能、及びチャンバ内の圧力などの全体的な装置の性能を考慮して粒子ビームのエネルギーまたはフラックスを調節して実行されることができる。
粒子ビームが照射されると、液化状態のRa-226でp、2n核反応が発生するようになり、Ac-225が発生するようになる。反応空間内部ではアクチニウムを生産するために粒子ビームを照射しても全体が全部核反応されずに、一部のみが核反応してAc-225に変換される。
アンローディングステップ(S300)は、核反応が完了した場合、液化生成物をチャンバから排出するために実行される。アンローディングステップ(S300)は、一例として、反応空間に非活性気体、例えば、18族元素であるHeガスを吹き込んで液化されたラジウムと生成物である液化されたアクチニウムをチャンバの外部に排出するようになる。アンローディングステップ(S300)でも前述したラドン排出ステップ(S400)が実行されることができる。気体の排出は、液化ラジウムを非活性気体を吹き込んでバイアルに移送させる過程で自然に行われることができる。具体的に、液化生成物を移動させることができるように非活性気体であるヘリウムガスをチャンバ内に吹き込むと、チャンバの一側に連結されている流路を介して液化生成物がバイアルに移送され、これに対応してラドンを含むガスがバイアルの外部に排出される。
前述したラドン排出ステップ(S400)は、ラジウムが崩壊されながら発生される放射性ガスであるラドンを排出するステップに該当する。ラドンは、ラジウムが自然崩壊されながら持続的に発生するようになり、全体的な生産過程で数回実行されることができる。ラドン排出ステップ(S400)は、液体ラジウムまたは液体生成物を移送させる過程で圧力差の発生によって自然にバイアル外部に排出されることができる。
アクチニウム分離及び精製ステップ(S500)は、ラドンが分離された生成物からアクチニウムを分離して精製するステップに該当する。アクチニウムの分離及び精製ステップ(S500)は、バイアルからアクチニウム分離及び精製のための空間、例えば、グローブボックスまたはホットセル(Hot-cell)のような空間に移送させた後に実行されることができる。アクチニウム分離は、液化アクチニウムと液化ラジウムを分離して実行される。アクチニウム精製は、分離された液化アクチニウムを医療用として使われることができるように精製するステップである。分離されたアクチニウムには他の不純物が含まれているため、これを除去して純度高いアクチニウムを生成するのが可能になる。
再貯留ステップ(S600)は、生成物から液化アクチニウムを分離した残余物質、即ち、純粋液化ラジウムを再び核反応に使用することができるようにチャンバに移動させて再びローディングするステップに該当する。再貯留ステップ(S600)もローディングステップ(S100)と同様に、シリンジポンプを利用して定量をチャンバに流動させて実行されることができる。または、ヘリウムを流動させて実行されることができる。
一方、別途のステップで表示していないが、分離された液化ラジウムをチャンバに再貯留する前に不純物を除去して純粋液化ラジウム状態で処理できる。また、アクチニウムとラジウムの分離過程で追加される溶液により体積が増加された分離された液化ラジウムが濃縮されることができる。
以上で説明した液化ラジウム1を利用したアクチニウム生産方法は、液化状態のラジウムを利用し、核反応以後に生成されるアクチニウムを分離した後、純粋液化ラジウムを再び核反応に利用できるようになる。
一方、以上で説明していないが、チャンバ100と連結されるビームラインは、真空状態で維持されることができ、チャンバ100内の反応空間110は、ビームラインと独立的に液化されたターゲットが流動できるようにビームラインと隔離されることができる。ビームラインとの隔離は、粒子ビーム10の照射経路上に金属材質で構成されるフォイル101が備えられてビームラインとチャンバ100を各々密封するように構成されることができる。一方、フォイル101がビームラインとチャンバ100の連結部分で各々の開口部を密封する場合、粒子ビーム10が照射されると、熱が発生するため、これを冷却するための別途の冷却部が備えられることができる。ただし、このような構成は、液化されたターゲットを利用する放射性物質製造装置で一般的に使われている構成であるため、これ以上の詳細な説明は省略する。
図2は、本発明によるアクチニウム生産方法が実行されるアクチニウム生産装置の概念を示すブロック図である。図3は、図2の構成を具体化した一実施例である。図示されたように、本発明は、チャンバ100、シリンジポンプ300、バイアル200、ラドン捕集部500、ヘリウムソース400、並びにアクチニウム分離及び精製部600を含むアクチニウム生産装置を利用して実行されることができる。
前述したように、バイアル200は、液化ラジウム1及び核反応生成物が一時的に貯留される空間であり、液化ラジウム1は、バイアル200からシリンジポンプ300を経てチャンバ100に流動されることができる。チャンバ100で核反応が行われた以後には、液化ラジウム1と液化アクチニウム2がバイアル200に流動される。バイアル200ではシリンジポンプが作動され、またはヘリウムガスが供給されるに応じて、圧力が維持されるために一側にガスが排出される。排出されたガスは、別途の流路を介して移動し、ラドン捕集部500を通過しながらラドンが捕集または凝縮されることができる。具体的に、ローディング過程またはアンローディング過程でシリンジポンプ300またはヘリウムソース400の作動により流路上の圧力が増加すると、最終的にバイアル200の一側からガスが排出される。排出されたガスは、流路を介してラドン捕集部500に移動できるようになる。
アクチニウム分離及び精製部600は、核反応で生成された生成物が移送されて液化アクチニウム2と液化ラジウム1が互いに分離される。分離された液化アクチニウム2は、精製させるようになり、分離された液化ラジウム1は、精製過程を経て再びバイアル200に移動して次の核反応を準備する。一方、本実施例では液化ラジウム1はRadium Chloride(RaCl)、液化アクチニウム2はActinium Chloride(AcCl)で例えて説明したが、これは一例に過ぎず、多様な有機液体を利用して液化させたアクチニウムが利用されることができる。
以下、図4乃至図10を参照して本発明による液化ラジウム1を利用したアクチニウム生産方法の実行に対して詳細に説明する。
図4及び図5は、ローディングステップを示す概念図である。図4に示すように、ローディングステップではバイアル200に収容されている液化ラジウム1をシリンジポンプ300が定量を吸い込んで収容する。このとき、シリンジポンプ300で吸い込む液化ラジウム1の量は、チャンバ100内に収容される量とシリンジポンプ300からチャンバ100までの流路に停滞される液化ラジウム1の量を考慮して決定されることができる。図5に示すように、シリンジポンプ300が液化ラジウム1を圧出すると、流路に沿って移動した後にチャンバ100内に貯留される。また、チャンバ100内部に液化ラジウム1が収容されるに応じてラドンを含むガスが図5上の上側流路を介してバイアルに移動され、バイアルの一側に備えられている流路を介して排出されてラドン捕集部500を通過するようになり、ラドン捕集部500ではラドンが捕集されることができる。
図6は、アクチニウムを生産するステップを示す概念図である。チャンバ100に液化ラジウム1が貯留された場合、液化ラジウム1の流動を防止するためにシリンジポンプ300とチャンバ100との間のバルブを閉鎖することができる。また、核反応途中に上昇する圧力により放射性物質が逆流することを防止するためにチャンバ100とヘリウムソース400との間のバルブを閉鎖することができる。以後、粒子ビームを反応空間110に照射して核反応を起こす。一方、ヘリウムソース400とチャンバ100との間のバルブが開いている場合は、ヘリウムソースが作動して反応空間110内部の圧力が維持されることができる。
図7は、アンローディングステップを示す概念図である。アンローディング時は、反応空間110からバイアル200に向かう流路が開放されるようにバルブを操作し、ヘリウムガス4を反応空間110内部に吹き込んで生成物をバイアル200に流動させる。このとき、反応空間110及び反応空間110からバイアル200までの流路に生成物が残存しないように十分な量のヘリウムを吹き込むことが好ましい。一方、ヘリウムガス4は、反応空間110の上側と連結されている流路を介して反応空間110に流入され、液化ラジウム1は、反応空間110の下側と連結されている流路を介して流動されることができる。したがって、反応空間110内部にヘリウムガス4を吹き込むと、自然に下側で液化状態の生成物がチャンバ100外部に排出されることができる。
図8は、アンローディングステップの実行時、ラドン3を排出するステップを示す概念図である。
図示されたように、アンローディングステップの実行中、バイアル内部に液化生成物が流入されるに応じてバイアル200内部のガスが流路に沿って排出されてラドン捕集部500を通過するようになる。以後、ラドン捕集部500ではヘリウムガス4とラドン3ガスが共に混合された気体からラドン3ガスのみを捕集し、その他のガスは外部に排出するようになる。ラドンが捕集されると、前述したように、液化された状態で放射性廃棄物で処理されることができる。また、図示されていないが、ラドン捕集部500が備えられていない場合、ラドンを所定時間の間に貯蔵し、または十分な量の空気と希釈して外部に排出できる。
図9は、アクチニウムを分離及び精製するために液化生成物を移送させるステップを示す概念図である。図示されたように、アクチニウムの分離及び精製のためにバイアルから分離及び精製のための空間に液化生成物を移送させる。具体的に、バイアル200とアクチニウム分離及び精製部600との間の流路のみを開放し、バイアル200にヘリウムガス4を吹き込んで生成物をアクチニウム分離及び精製部600に移送する。アクチニウム分離及び精製部600では液化ラジウム1と液化アクチニウム2が互いに分離されることができる。アクチニウムの精製は、分離されたアクチニウムを移送した後、医療目的として使用することができるように不純物を除去する等、適切に精製する過程が実行される。
図10は、再貯留ステップを実行する前、液化ラジウム1を流動させた状態を示す。液化アクチニウム2が分離された残余液化ラジウム1は、精製過程を経て純粋液化ラジウムで処理し、アクチニウムとの分離過程で増加された液体を濃縮させて既設定された定量で作った後、バイアル200に再び移送される。以後、ローディングステップから生産工程が開始されて繰り返し実行されることができる。一方、再貯留ステップで純粋液化ラジウムがバイアルに貯留される場合、ローディングステップ及びアンローディングステップと同様に、流路内部に増加する圧力によってガスが外部に排出されるように構成されることができる。したがって、ローディング、アンローディング及び再貯留ステップで流体を流動させるに応じて自然にラドンがバイアルから排出されるようになる。再貯留時は、ヘリウムガスを利用して純粋液化ラジウムを移送させることができる。ただし、純粋液体ラジウムの移送方法は、一例に過ぎず、ヘリウムガス以外の多様な方法で実行されることができる。
以上で図示されたように、本発明による液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法は、液化状態のラジウムを利用して核反応でアクチニウムを生産し、繰り返される生産過程で別途の化学的変化を実行せずに液化された状態で循環させて核反応を起こすため、ラジウムの損失を最小化することができる。
また、本発明は、ラジウムの取り扱い時に発生されるラドンを排出することでラドンガスによる被曝を防止することができるため、安全性を向上させることができる効果がある。
S100:ローディングするステップ
S200:アクチニウムを生産するステップ
S300:アンローディングステップ
S400:ラドンを排出するステップ
S500:アクチニウム分離及び精製ステップ
S600:再貯留ステップ
1:液化ラジウム
2:液化アクチニウム
3:ラドン
4:ヘリウムガス
10:粒子ビーム
100:チャンバ
101:フォイル
110:反応空間
200:バイアル
300:シリンジポンプ
400:ヘリウムソース
500:ラドン捕集部
600:アクチニウム分離及び精製部

Claims (11)

  1. 液化ラジウム(Radium)を流動させてチャンバ内部の反応空間にローディングするステップ;
    前記チャンバ内部の反応空間の前記液化ラジウムに粒子ビームを照射して核反応を介してアクチニウム(Actinium)を生産するステップ;及び、
    前記液化ラジウムと前記アクチニウムを含む生成物を前記チャンバ外部に流動させるアンローディングステップ;を含み、
    前記ラジウムは、有機溶液を利用して液化させることを特徴とする液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  2. 前記生成物から前記アクチニウムを分離する分離ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  3. 前記生成物から前記アクチニウムが分離された純粋液化ラジウムを前記チャンバの前記反応空間に移送させる再貯留ステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  4. 前記ローディングするステップまたは前記アンローディングステップの実行中、ラジウムから発生されたラドン(Radon)が排出されるラドン排出ステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  5. 前記ラドン排出ステップは、前記ラドンを凝縮して廃棄することを特徴とする請求項4に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  6. 前記ラドン排出ステップは、外部空気と希釈させて排出されることができるように構成されることを特徴とする請求項4に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  7. 前記ローディングステップは、既設定された量のラジウムを前記反応空間に流動させることを特徴とする請求項2に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  8. 前記ローディングステップは、シリンジポンプを利用して前記既設定された量のラジウムを前記反応空間に流動させることを特徴とする請求項7に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  9. 前記アンローディングステップは、前記チャンバの反応空間に非活性気体を流入させて前記生成物をアンローディングすることを特徴とする請求項2に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  10. 前記有機溶液は、NOまたはClを含むことを特徴とする請求項に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
  11. 前記アクチニウムを分離するステップ以後に実行される分離されたアクチニウムを精製するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法。
JP2020111557A 2019-07-23 2020-06-29 液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法 Active JP7025482B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2019-0089190 2019-07-23
KR1020190089190A KR102211812B1 (ko) 2019-07-23 2019-07-23 액화 라듐을 이용한 악티늄 생산 방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021018238A JP2021018238A (ja) 2021-02-15
JP7025482B2 true JP7025482B2 (ja) 2022-02-24

Family

ID=74187637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020111557A Active JP7025482B2 (ja) 2019-07-23 2020-06-29 液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11424047B2 (ja)
JP (1) JP7025482B2 (ja)
KR (1) KR102211812B1 (ja)
CN (1) CN112366020A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023114602A1 (en) 2021-12-15 2023-06-22 ExxonMobil Technology and Engineering Company Methods of using and converting recovered radium
JP2023158966A (ja) * 2022-04-19 2023-10-31 株式会社日立製作所 放射性核種製造システムおよび放射性核種製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002517734A (ja) 1998-06-02 2002-06-18 ユーロピーアン コンミュニティ (エセ) Ra−226への陽子の照射によるAc−225の製法
US20020094056A1 (en) 1999-11-30 2002-07-18 Stanley Satz Method of producing actinium-225 and daughters
JP2007508531A (ja) 2003-10-13 2007-04-05 アクチニウム ファーマシューティカルズ,インコーポレイティド ラジウム標的及びその製造法
JP2007536533A (ja) 2004-05-05 2007-12-13 アクチニウム ファーマシューティカルズ,インコーポレイティド ラジウムターゲット及びその製法
US20070297554A1 (en) 2004-09-28 2007-12-27 Efraim Lavie Method And System For Production Of Radioisotopes, And Radioisotopes Produced Thereby
JP2009527731A (ja) 2006-02-21 2009-07-30 アクチニウム ファーマシューティカルズ,インコーポレイティド 放射線照射226Ra標的から225Acを精製する方法
JP2014196997A (ja) 2013-03-06 2014-10-16 独立行政法人理化学研究所 ミュオン照射による放射性物質およびその製造方法
JP2018190711A (ja) 2017-05-04 2018-11-29 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ターゲットアセンブリの生成チャンバ内の固体ターゲットを作製するためのシステムおよび方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5038046A (en) * 1990-07-10 1991-08-06 Biotechnetics Method and generator for producing radioactive lead-212
EP0746761A4 (en) * 1993-03-12 1997-02-26 Akzo America Inc PROCESS FOR EXTRACTING RADON 220 FROM A MIXTURE OF RADIOACTIVE ISOTOPES
LU88636A1 (de) * 1995-07-03 1997-01-03 Euratom Verfahren zur Erzeugung von Actinium-225
TW440879B (en) * 1999-11-24 2001-06-16 Inst Of Nuclear Energy Res Roc A liquid transfer apparatus for radioisotope production
US7087206B2 (en) * 2002-04-12 2006-08-08 Pg Research Foundation Multicolumn selectivity inversion generator for production of high purity actinium for use in therapeutic nuclear medicine
EP1455364A1 (en) 2003-03-06 2004-09-08 European Community Method for producing actinium-225
DE102006042191B4 (de) * 2005-09-09 2010-08-05 Actinium Pharmaceuticals, Inc. Verfahren zur Reinigung von Radium aus verschiedenen Quellen
GB201007354D0 (en) * 2010-04-30 2010-06-16 Algeta Asa Method
US20140226774A1 (en) * 2013-01-10 2014-08-14 Thorenco Medical Isotopes Llc Production of actinium-227 and thorium-228 from radium-226 to supply alpha-emitting isotopes radium-223, thorium-227, radium-224, bismuth-212
US10249398B2 (en) * 2015-06-30 2019-04-02 General Electric Company Target assembly and isotope production system having a vibrating device
JP2022538732A (ja) * 2019-06-25 2022-09-06 ザ ヨーロピアン ユニオン、リプレゼンテッド バイ ザ ヨーロピアン コミッション 226ラジウムから225アクチニウムを生成する方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002517734A (ja) 1998-06-02 2002-06-18 ユーロピーアン コンミュニティ (エセ) Ra−226への陽子の照射によるAc−225の製法
US20020094056A1 (en) 1999-11-30 2002-07-18 Stanley Satz Method of producing actinium-225 and daughters
JP2007508531A (ja) 2003-10-13 2007-04-05 アクチニウム ファーマシューティカルズ,インコーポレイティド ラジウム標的及びその製造法
JP2007536533A (ja) 2004-05-05 2007-12-13 アクチニウム ファーマシューティカルズ,インコーポレイティド ラジウムターゲット及びその製法
US20070297554A1 (en) 2004-09-28 2007-12-27 Efraim Lavie Method And System For Production Of Radioisotopes, And Radioisotopes Produced Thereby
JP2009527731A (ja) 2006-02-21 2009-07-30 アクチニウム ファーマシューティカルズ,インコーポレイティド 放射線照射226Ra標的から225Acを精製する方法
JP2014196997A (ja) 2013-03-06 2014-10-16 独立行政法人理化学研究所 ミュオン照射による放射性物質およびその製造方法
JP2018190711A (ja) 2017-05-04 2018-11-29 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ターゲットアセンブリの生成チャンバ内の固体ターゲットを作製するためのシステムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN112366020A (zh) 2021-02-12
KR102211812B1 (ko) 2021-02-04
US11424047B2 (en) 2022-08-23
JP2021018238A (ja) 2021-02-15
US20210027906A1 (en) 2021-01-28
KR20210011819A (ko) 2021-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7025482B2 (ja) 液化ラジウムを利用したアクチニウム生産方法
CA2401066C (en) System and method for the production of 18f-fluoride
JP6478558B2 (ja) 放射性薬剤製造システム、放射性薬剤製造装置および放射性薬剤の製造方法
JP6632472B2 (ja) 溶液ターゲットへの照射によりガリウム68を生成する方法
AU2001239816A1 (en) System and method for the production of 18F-fluoride
JP7312621B2 (ja) 放射性核種の製造方法および放射性核種の製造システム
US3833469A (en) Process for the production of technetium-99m from neutron irradiated molybdenum trioxide
CN113874960A (zh) 由226镭生产225锕的方法
JP7084446B2 (ja) 液体ターゲットを利用した核種生産装置
JP5322071B2 (ja) 加速器による放射性核種の製造方法及び装置
US8705681B2 (en) Process and targets for production of no-carrier-added radiotin
US5802438A (en) Method for generating a crystalline 99 MoO3 product and the isolation 99m Tc compositions therefrom
RU2725414C1 (ru) Способ получения актиния-225
US20080187489A1 (en) Generator and Method for Production of Technetium-99m
WO2020184196A1 (ja) テクネチウム99m単離システム及びテクネチウム99m単離方法
Shusterman et al. Aqueous harvesting of Zr 88 at a radioactive-ion-beam facility for cross-section measurements
RU2598089C1 (ru) Способ получения радионуклида стронция-82
US5875220A (en) Process for production of radiostrontium
US11894156B1 (en) Separation of rare earth elements by means of physical chemistry for use in medical applications
WO2023203826A1 (ja) 放射性核種製造システムおよび放射性核種製造方法
JP7298874B2 (ja) 放射性同位元素の製造方法、及び、放射性同位元素製造用の熱分離装置
RU2476942C1 (ru) Способ получения радионуклида рений-188 без носителя и устройство для его осуществления
JP2021184366A (ja) 放射性同位体製造装置および放射性同位体製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7025482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150