JP7022811B2 - 吊り足場、その設置方法、及び、吊り足場の昇降ユニット - Google Patents

吊り足場、その設置方法、及び、吊り足場の昇降ユニット Download PDF

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Description

本発明は、吊り足場、その設置方法、及び、吊り足場の昇降ユニットに係り、特に、ボイラや焼却炉等の中空構造物内での作業に用いるのに好適な、設置位置や場所を問わず、極めて容易に設置することが可能な吊り足場、その設置方法、及び、吊り足場の昇降ユニットに関する。
火力発電所のボイラやサイロ、コークス炉、焼却炉といった各種炉内で補修や点検、清掃、メンテナンス等の作業を行う場合、まず作業を行う為の足場を炉内に設置する必要がある。
例えば特許文献1では、ボイラにおける炉底部の傾斜管の任意の傾斜に沿って設置することが可能な炉内足場に関する技術が開示されている。
又、特許文献2では、天井部の中心から離れた位置に開口が形成された中空構造物においても、内部で展開して吊り足場の設置が可能な足場の支持構造に関する技術が開示されている。
特開平7-305497号公報 特開2015-59303号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、傾斜管の任意の傾斜にのみ設置が可能であるため、設置場所が限られてしまうという課題があった。又、特許文献2に開示された技術では、分解された吊り足場の部品を炉内で組み立てるのに時間がかかり、容易に設置することができないだけでなく、中空構造物内部の高さ方向の断面形状の変化に対応させて足場を伸縮させることができないという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、設置位置や場所を問わず、極めて容易に設置することが可能な、安定した吊り足場、その設置方法、及び、作業員による搬送が可能な吊り足場の昇降ユニットを提供することを課題とする。
本発明は、中空構造物の上方の架台と、該架台に取付けられて、前記中空構造物の天井開口部から挿入可能な、前記中空構造物内で上下方向に配設される支柱と、前記支柱に沿って上下動可能なフレームと、前記フレームに装着され、前記支柱と直交する面内で伸縮・回動可能な少なくとも4本のシザースビームと、各シザースビームの先端に配設され、前記中空構造物の内壁面に当接して前記シザースビームを支持するための壁当てユニットと、少なくとも前記シザースビームの先端同士を結ぶよう周状に取付けられるフロアパネルと、前記フロアパネルに取付けられる手摺と、を備えたことを特徴とする吊り足場により、前記課題を解決するものである。
ここで、前記フロアパネルが、前記シザースビームの先端に取付けられて伸縮する連結用フロアパネルと、前記支柱と前記シザースビームの先端に周状に取付けられたフロアパネルを結ぶ乗込み用フロアパネルを含むことができる。
本発明は、又、中空構造物の上方の架台と、該架台に取付けられて、前記中空構造物の天井開口部から挿入可能な、前記中空構造物内で上下方向に配設される支柱と、前記支柱に沿って上下動可能なフレームと、前記フレームに装着され、前記支柱と直交する面内で伸縮・回動可能なビームと、前記ビームの先端に配設され、前記中空構造物の内壁面に当接して前記ビームを支持するための壁当てユニットと、前記ビームに取付けられるフロアパネルと、前記フロアパネルに取付けられる手摺と、を備えた吊り足場の支柱に取付けられ、前記吊り足場のフレームを前記支柱に沿って昇降させるための、前記支柱に対して着脱自在な昇降ユニットであって、該昇降ユニット、前記支柱に着脱可能とされた移動用支柱に装着可能とされ、作業員により搬送可能とされていることを特徴とする吊り足場の昇降ユニットを提供するものである
本発明は、又、前記吊り足場を中空構造物内に設置する方法であって、前記中空構造物の上方の架台を使って、前記中空構造物の天井開口部から、前記支柱を前記中空構造物内に搬入するステップと、前記中空構造物上部に飛び出した前記支柱にフレームを設置し、縮んだ状態の前記シザースビームを装着するステップと、縮んだ状態の前記シザースビームが装着されたフレームを前記天井開口部から挿入し、前記支柱に沿って降下するステップと、前記中空構造物内で前記シザースビームを伸長して、その先端同士を周状に結ぶフロアパネルを取付けるステップと、前記シザースビームの回動及び伸長により前記シザースビームの先端を前記中空構造物の内壁面に当接させるステップと、展開したフロアパネルに乗込み用フロアパネルを取付けるステップと、前記フロアパネルに手摺を取付けるステップと、を有することを特徴とする吊り足場の設置方法を提供するものである。
本発明は、又、前記吊り足場を中空構造物内に設置する方法であって、前記中空構造物の上方の架台を使って、前記中空構造物の天井開口部から、前記支柱を前記中空構造物内に搬入するステップと、前記中空構造物上部に飛び出した前記支柱にフレームを設置するステップと、前記フレームを前記天井開口部から挿入し、前記支柱に沿って降下するステップと、降下後の前記フレームに縮んだ状態の前記シザースビームを装着するステップと、前記中空構造物内の所定位置で前記シザースビームを伸長して、その先端同士を周状に結ぶフロアパネルを取付けるステップと、前記シザースビームの回動及び伸長により前記シザースビームの先端を前記中空構造物の内壁面に当接させるステップと、展開したフロアパネルに乗込み用フロアパネルを取付けるステップと、前記フロアパネルに手摺を取付けるステップと、を有することを特徴とする吊り足場の設置方法を提供するものである。
本発明によれば、設置位置や場所を問わず、安定した吊り足場を極めて容易に設置することが可能となる。
本発明の実施形態が配設された、ごみ焼却炉のボイラの一部を切り欠いて示す斜視図 本発明の第1実施形態におけるボイラの天井開口部近くの構成を拡大して示す斜視図 本発明の第1実施形態におけるボイラのシザースビーム周辺を拡大して示す斜視図 本発明の第1実施形態におけるボイラのフロアパネル周辺を拡大して示す斜視図 本発明の第1実施形態で用いられるシザースユニットの構成例を示す立面図 本発明の第1実施形態で用いられる隅部用の壁当てユニットの構成例を示す(A)平面図及び(B)立面図 本発明の第1実施形態で用いられる中間部用の壁当てユニットの構成例を示す(A)平面図及び(B)立面図 本発明の第1実施形態を炉内に設置する手順を示す流れ図 設置手順のステップS2で支柱を組み立てている様子を示す縦断面図 設置手順のステップS5で片側のシザースユニットをフレームに取付けている様子を示す縦断面図 設置手順のステップS6でフレームと共に片側のシザースユニットを降下している様子を示す縦断面図 ボイラの上部より見た天井開口部の形状の例を示す平面図 設置手順のステップS7で吊り下げ装置台車を移動して反対側のシザースユニット用の開口を確保している様子を示す縦断面図 設置手順のステップS8で反対側のシザースユニットを降下してフレームの反対側に取付けている様子を示す縦断面図 設置手順のステップS10でシザースビームを伸長する前の状態を示す縦断面図 設置手順のステップS10における(A)シザースビーム伸長前の状態及び(B)シザースビーム伸長後の状態を示す、図15のXVI-XVI線に沿う水平断面図 設置手順のステップS11でシザースビームを壁面まで展開した状態を示す縦断面図 図17のXVIII-XVIII線に沿う水平断面図 設置手順のステップS13でフロアパネルに手摺を取付けた状態を示す縦断面図 図19のXX-XX線に沿う水平断面図 本発明の第2実施形態の全体構成を示す斜視図 本発明の第2実施形態の要部を示す平面図 本発明の第2実施形態の要部を示す立面図 本発明の第2実施形態の要部を示す右側面図 本発明の第2実施形態で用いられる中間部用の壁当てユニットの構成例を示す(A)平面図及び(B)立面図 本発明の第2実施形態でシザースビームを伸長する機構を示す立面図 本発明の第2実施形態の制御回路の構成を示すブロック図 本発明の第2実施形態を炉内に設置する手順を示す流れ図 設置手順のステップS23でフレームを取付け、設置手順のステップS24で昇降ユニットを取付けた状態を示す斜視図 設置手順のステップS25で昇降ユニット及びフレームを降下している状態を示す斜視図 設置手順のステップS26でシザースユニット及び壁当てユニットを取付けた状態を示す斜視図 設置手順のステップS27で踊り場パネルを取付け、設置手順のステップS28でシザース制御盤を取付けた状態を示す斜視図 設置手順のステップS29でシザースユニットを少し伸長している状態を示す斜視図 設置手順のステップS30でフロアパネルを設置して片側のみ固定した状態を示す斜視図 設置手順のステップS31で片側のシザースユニットを伸長してフロアパネルを固定した状態を示す斜視図 設置手順のステップS32でフロアパネル周りの手摺を取付けた状態を示す斜視図 設置手順のステップS33で壁面寄りのフロアパネルを拡張している状態を示す斜視図 設置手順のステップS34で反対側のフロアパネルを拡張している状態を示す斜視図 設置手順のステップS35で伸縮フロアパネルとその手摺を取付けた状態を示す斜視図 本発明の第2実施形態の完成後の全体構成を示す斜視図 本発明の第2実施形態で吊り足場のフロアが広がる様子を示す平面図 本発明の第2実施形態で吊り足場のフロアが広がる様子を示す立面図 本発明の第2実施形態で用いる昇降ユニットを移動用支柱に装着した状態を示す(A)平面図、(B)立面図及び(C)左側面図 本発明の第2実施形態で用いる昇降ユニットの搬送状態を示す立面図 本発明の第2実施形態で用いる昇降ユニットを支柱に装着して下降させている様子を示す立面図
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に記載した内容により限定されるものではない。また、以下に記載した実施形態における構成要件には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。更に、以下に記載した実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
本発明の実施形態に係る吊り足場100が装着されるごみ焼却炉のボイラ10の全体構成を図1に示す。
図示しない焼却炉に隣接され、排ガスから熱回収するためのボイラ10は、排ガスの流通路を屈曲せしめる2つの偏向部12、14により区分され、排ガス流れ方向の上流側から第1放射室20、第2放射室22及び対流伝熱室30を備えている。焼却炉から導入される排ガスは、第1放射室20の下方から上方へ、第2放射室22の上方から下方へ、そして対流伝熱室30の下方から上方へ流通される。
第1放射室20及び第2放射室22は、排ガスからの放射熱を受けて蒸気を発生させる放射伝熱面をそれぞれ備えている。
対流伝熱室30は、排ガス流れ方向の上流側から、例えばスクリーン管32、水平蒸発管34、2次過熱器36、1次過熱器38、及びエコノマイザ40などを備えている。2次過熱器36、1次過熱器38は、それぞれ、水平方向に配列した複数の伝熱管を高さ方向に多段に設けた伝熱管群を備え、その伝熱管群が対流伝熱面を構成しており、排ガスとの熱交換により蒸気を発生して更に過熱するようにされている。スクリーン管32には伝熱管が旗形に備えられ、対流伝熱室30に導入される排ガスを冷却するようにされている。水平蒸発管34は、エコノマイザ40により加温された水を加熱し、蒸気を発生させる伝熱管である。
本発明に係る吊り足場100を設置するための架台110は、図1に示したように、第1放射室20の例えば長方形の天井開口部21の上方に設置される。
本発明の第1実施形態に係る架台110は、図2及び図3に詳細に示す如く、第1放射室20の天井開口部21から挿入可能な、第1放射室20内で上下方向に配設される支柱120と、支柱120に沿って上下動可能なフレーム130と、フレーム130に装着され、支柱120と直交する水平面内で伸縮・回転可能なシザースビーム140を有するシザースユニット139と、シザースビーム140の先端に配設され、第1放射室20の内壁面20W(例えば、図6、図17参照)に当接してシザースビーム140を支持するための壁当てユニット142と、図4に示されるように、シザースユニット139に取付けられるフロアパネル160及び伸縮する連結用フロアパネル(伸縮フロアパネルとも称する)162と、フロアパネル160及び連結用(伸縮)フロアパネル162にそれぞれ取付けられる手摺170及び伸縮手摺172(後出図19、図20参照)とを主に備えている。
シザースビーム140の基部には、図5に詳細に示す如く、ボールねじ機構が内蔵された電動のシリンダモーター141が配設されており、該シリンダモーター141によりシザースビーム140の基部に配設された固定ホルダ141Fと可動ホルダ141Mの上下方向間隔を変えることで、シザースビーム140の水平方向長さを変えられるようになっている。
壁当てユニット142のうち、設置対象(ここでは第1放射室20)の隅部に配設されるものは、図6(A)(平面図)及び図6(B)(立面図)に詳細に示す如く、設置対象の内壁面20Wと対向するように互いに直交方向に配設された、例えば弾性体製のロール143、144と、ロール143、144をそれぞれ回転自在に支持するステー145、146と、ロール143、144をそれぞれ内壁面20Wの方向に付勢するコイルばね147、148と、ステー145、146を支持するポスト149と、ポスト149を支持するベース150とで構成されている。
又、中間部に配設される壁当てユニット142は、図7(A)(平面図)及び図7(B)(立面図)に詳細に示す如く、図6(A)(B)の構成のうち、一方のロール144、ステー146、コイルばね148が省略されたものになっている。なお、壁当てユニット142の構成は、これに限定されず、ロール143、144を例えば2連として、保持力を高めることもできる。
以下の説明では、符号の複雑化を避けるため、隅部用の壁当てユニットと中間部用の壁当てユニットについて同じ符号142を用いる。
以下、図8に示すフローチャートに従って、設置手順を説明する。
まず、ステップS1で、第1放射室20の天井開口部21上に架台110をセットする。なお、架台110が常設されている場合は、ステップS1は不要である。
次いでステップS2で、例えば単位長さ1.5m程度の支柱120を第1放射室20内に搬入して組立てる。具体的には、架台110内側の台車111に配設された支柱降下用の電動ピニオンギア112に支柱120をセットする。そして、電動ピニオンギア112で支柱120の両側面に形成されたラック120R、120Lを降下しながら支柱120の連結を繰り返して、下方に延長する(図9参照)。なお、支柱120の組み立て用として使用された台車111は、支柱120が所望の長さになったら分解して撤去される。
次いでステップS3に進み、例えばギヤ117及びチェーン118でなる吊り下げ装置116を介して支柱120を架台110上の吊り下げ装置台車114へ吊り替える(図10参照)。ここで、ギヤ117及びチェーン118を介して支柱120を吊り下げるのは、下端が自由端となる支柱120の傾きの調整を可能とするためである。なお、架台110に取り付けられた手巻ウインチとワイヤーによって支柱120を吊り降ろし、開口上に掛け渡した仮受け材によって吊り降ろした支柱を支持し、支柱を継ぎ足すこともできる。
次いでステップS4に進み、片側(図の右側)のシザースビーム装着用フレーム(右側用フレームと称する)130Rを支柱120に取付ける。
次いでステップS5に進み、片側(図の右側)のシザースビーム(右側シザースビームと称する)140Rを備えた右側シザースユニット139Rを右側用フレーム130Rに取付ける。なお、後出第2実施形態のように、フレーム及びシザースユニットの昇降用の装置を省略し、フレーム上部に接続された昇降ユニットを設けた場合は、該昇降ユニットが炉内へ降下した後に、フレームと全てのシザースユニットを組立てることができる。
次いでステップS6に進み、支柱120右側面のラック120Rと噛み合う右側シザースユニット139Rの電動ピニオンギア148Rにより、右側用フレーム130Rと右側シザースユニット139Rを支柱120に沿って降下させる(図11参照)。なお、第2実施形態のように、昇降ユニットによって昇降を行うこともできる。
次いでステップS7に進み、図12に例示するような平面形状をした長方形の天井開口部21(例えば図1、図2参照)に対して、架台110上の吊り下げ装置台車114を図13に矢印Aで示すように右側に移動し、反対側(図の左側)のシザースビーム(左側シザースビームと称する)140Lを備えた左側シザースユニット139L用の挿入開口を確保する。なお、吊り下げ装置台車114及び電動ピニオンギア112を省略し、架台110をレール上に設けて、架台ごと移動しても良い。
次いでステップS8に進み、左側シザースユニット139Lを支柱120上の左側シザースユニット139L装着用フレーム(左側用フレームと称する)130Lに取付け、支柱120左側面のラック120Lと噛み合う左側シザースユニット139Lの電動ピニオンギア148Lにより支柱120に沿って降下させる。そして、左側用フレーム130Lと右側用フレーム130Rを連結させる(図14参照)。
次いでステップS9に進み、連結されたフレーム130を足場が必要な所定位置(高さ)まで降下させる(図15参照)。
次いでステップS10に進み、図16(A)に示すような、縮められた状態のシザースビーム140R、140Lを、その基部に装着されたシリンダモーター141R、141Lによりフロアパネル160、連結用フロアパネル162の取付けに適した図16(B)に示す位置まで伸長する。なお、第2実施形態のように、このタイミングですべてのシザースユニット及び制御盤を取付け、フレームに取り付けられた電動シリンダによってシザースユニットを伸長させることもできる。
シザースユニット伸長後、組み立て用足掛かり134に人が下り、固定長のフロアパネル160及び伸縮可能な連結用フロアパネル162を敷き詰める。
次いでステップS11に進み、シリンダモーター141R、141Lによりシザースビーム140R、140Lを更に展開して、図17(縦断面図)及び図18(水平断面図)に示すように、壁当てユニット142R、142Lを第1放射室20の内壁面20Wに押し当てる。
次いでステップS12に進み、乗込み用フロアパネル164を取付ける。
次いでステップS13に進み、図19(縦断面図)及び図20(水平断面図)に示すように、フロアパネル160、連結用フロアパネル162、乗込み用フロアパネル164の内外周に手摺170及び伸縮手摺172を取付ける。
以上のようにして、簡単な操作により炉内に作業用足場を設置することができる。
なお、解体は、上記の設置と逆に行えばよい。
この第1実施形態においては、天井開口部21から降ろした支柱120が、広げた状態の吊り足場100の中心に位置しており、上方から懸架される吊り足場100のバランスを容易にとることができる。
なお、配管等の存在により、広げた状態の吊り足場100の中心に物理的に支柱120を通すことができない場合も多い。このような場合に適した、広げた状態の吊り足場100の中心からずれた位置に支柱120を通すようにした本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の全体構成を図21に、要部の平面図を図22に、立面図を図23に、右側面図を図24に示す。図において、110は組立式の架台(上部架台とも称する)、120は支柱、130はシザース基部ユニットとなるフレーム、139はシザースユニット、230は、第1実施形態と異なり左右一体化されたフレーム130を昇降するための昇降ユニット、242は壁当てユニット、300はシザース制御盤である。
第2実施形態では、支柱120が、広げた状態の吊り足場100の図22の右下側、図23の右側、図24の左側にオフセットされている。従って、第2実施形態では、前後左右のバランスをとりながら、シザースビーム140を伸長する必要がある。
そこで、図25(A)(平面図)及び図25(B)(立面図)に示す如く、壁当てユニット242のロール143に加わる荷重を検出するためのロードセル244と、コイルばね147が縮んでロール143が所定量以上シリンダ246内に引き込まれたことを、先端ロール254の内壁面20Wへの接触により検知するリミットスイッチ252を設けている。なお、リミットスイッチ252を省略して、ロードセル244で検知した荷重値に達した際に停止させることもできる。
更に、図26に例示するように、左右一体化されたフレーム130を昇降するために設けた昇降ユニット230に、昇降用モータ232、シザースビーム140の伸長制御用のシザース制御盤300、及び、例えばタッチパネル式のコントローラー290を設けている。
シザース制御盤300には、図27に示す如く、コントローラー290からシザース(ビーム)L移動量、シザース(ビーム)R移動量、移動停止荷重値が入力されるPLC(プログラマブルコントローラー)310と、シザースユニット139L用のサーボアンプ312Lと、シザースユニット139R用のサーボアンプ312Rが備えられている。
サーボアンプ312L、312Rの出力は、サーボモーターとされたシザースユニット139L、139Rのシリンダモーター141L、141Rに入力され、シリンダモーター141L、141Rのエンコーダ出力により、シザースビーム140L、140Rの長さがそれぞれ位置フィードバック制御される。
シザースユニット139L、139Rのロードセル244L、244Rの出力は、PLC310に圧力フィードバックされ、ロードセル244L、244Rで検出される荷重が所定値となった時にシザースビーム140L、140Rの伸長が停止される。
従って、図26に示したように、シリンダモーター141の先端(図では下端)が上方向に縮むと、その移動により蛇腹状のシザースビーム140が外側方向へ伸長する。そして、シリンダモーター141の先端の移動量が設定値に達するか、又は、壁当てユニット242のロードセル244が設定荷重値になったことを検知すると、シリンダモーター141の下端の移動を終了する。更に、リミットスイッチ252の作動により緊急停止される。
本実施形態では、第1実施形態と異なり、図26に示したように、シザースビーム140を伸ばす前にフロアパネル160、及びその手摺170を取付けている。
第2実施形態の設置手順を図28に示す。
先ずステップS21で、第1実施形態と同様に天井開口部上方に架台(上部架台とも称する)110をセットする。
次いでステップS22で、第1実施形態と同様に支柱120を搬入して組立てる。
次いでステップS23で、図29に示すように、フレーム130を支柱120に取付ける。
次いでステップS24で、同じく図29に示すように、昇降ユニット230を支柱120に取付けて、電源及びフレーム130と接続する。
次いでステップS25で、図30に示すように、昇降ユニット230及びフレーム130を降下する。
次いでステップS26で、図31に示すように、フレーム130に、シザースユニット139及び壁当てユニット242を取付ける。この際、シザースユニット139は、例えばロープを用いて手作業で頂部より吊り下ろし、取付部で待機している作業員が受け取って取付けることができる。
次いでステップS27で、図32に示すように、シザース基部ユニット139Bの上方に、第1実施形態の組み立て用足掛かり134に代わる踊り場パネル136を取付ける。
次いでステップS28で、同じく図32に示すように、昇降ユニット230にシザース制御盤300を取付けて、シザースユニット139との配線を接続する。
次いでステップS29に進み、図33に示すように、各シザースユニット139を、例えば手動操作で少し(例えば50cm程度)伸長する。
次いでステップS30に進み、図34に示すように、シザースユニット139上にフロアパネル160を設置し、片側(例えば図の下側)のみピンで固定する。この際、フロアパネル160は、例えばロープを用いて手作業で頂部より吊り下ろし、取付部で待機している作業員が受け取って取付けることができる。
次いでステップS31に進み、図35に示すように、片側(例えば図の右側)のシザースユニット139Rを伸長して、フロアパネル160を固定する。
次いでステップS32に進み、図36に示すように、フロアパネル160の周りの手摺170を取付ける。
次いでステップS33に進み、図37に示すように、例えば狭い側の壁面寄り(図の右側)のフロアパネル160Rを自動運転で拡張する。
自動運転終了後、ステップS34に進み、図38に示すように、反対側の広い側の壁面寄り(図の左側)のフロアパネル160Lも、自動運転で拡張する。
次いでステップS35に進み、図39に示すように、伸縮する連結用フロアパネル(伸縮フロアパネルとも称する)162及び、その伸縮手摺172を取付けて完成する。
完成後の全体構成を図40に示す。
吊り足場100のフロアが第1放射室20内で広がる様子を図41(平面図)及び図42(立面図)に示す。
シザースユニット139の先端と根本が回転軸となっているので、シザースユニット139L、139Rの伸縮量によってフロアパネル160の位置が決定する。
従って、例えば左側フロアパネル160Lの位置Lに対する左上シザースユニット139LU、左下シザースユニット139LBの伸縮量BLU、BLBを細かく設定することにより、サーボ制御でシリンダモーター141の移動量を補正しながら左側フロアパネル160Lを平行に動かすことができる。右側フロアパネル160Rについても同様である。
左右のシザースユニット139L、139Rの伸縮割合を揃えることにより、支柱120が傾き過ぎないように制御することができる。なお、支柱120の傾きが問題とならない場合には、第2実施形態においても、ロードセル244やリミットスイッチ252を省略することができる。
更に、この第2実施形態では、図43(A)(平面図)、図43(B)(立面図)及び図43(C)(左側面図)に示すような昇降ユニット230の移動用支柱122を設け、これにより昇降ユニット230を作業員が移動できるようにしている。
即ち、移動用支柱122に設けた三角形状の底部フレーム124には車輪126を設け、図44に示すように、作業員が1人で昇降ユニット230を搬送できるようにしている。これにより、作業員は昇降ユニット230を容易且つ迅速に移動できる。
昇降ユニット230を支柱120に装着する際には、図45(A)に示す如く移動用支柱122を支柱120の上に載せ、図45(B)に示す如く連結すれば、図45(C)に示すように昇降ユニット230が支柱120に沿って下降可能となる。
上記のように、前記実施形態においては、上部中心の小さな開口部より支柱を投入し、浮いた足場を支柱に出させて炉内へ入れ、マジックハンドのように伸縮する構造としたので、湾曲したボイラ内部にも対応可能である。又、足場の部材を分割したので、中空構造物の天井開口部が小さくても搬入可能となる。更に、中空構造物内で足場部材を構成する伸長可能なビーム(実施形態ではシザースユニット)が水平面内で回動・伸縮して足場を展開するので、設置位置や場所を問わず、極めて容易に設置することが可能となる。又、中空構造物の水平断面形状は円形に限らず、四隅にかかるモーメントが大きくなるが、ビームの先端に壁当てユニット142、242を設けて内壁面に当てるようにしたので、補強部材を追加しなくても軽量で充分な強度を確保できる。更に、伸縮に回転を組合わせることによって、軽量且つ強度の確保が可能となる。
前記実施形態においては、伸縮可能なビームとしてシザースビーム140を用いていたので、軽量で且つ高い強度を供すことができる。なお、ビームの種類は、これに限定されない。
又、前記実施形態においては、ギヤ117とチェーン118で構成される吊り下げ装置116を用いて支柱120を吊り下げるようにしたので、支柱120の傾きを容易に調整することができる。なお、吊り下げ装置116の構成はこれに限定されない。
又、前記実施形態においては、壁当てユニット142、242を単一のロールを用いて構成したので、構成が簡略である。なお、ロールを例えば2連として、保持力を高めることもできる。
又、前記実施形態においては、ラックアンドピニオン機構によりシザースビーム140を上下動するようにしたので、作業が容易になる。なお、ホイスト等の荷役装置を使って、シザースビーム140を吊り下げてフレーム130に固定することも可能である。
更に、前記実施形態においては、本発明を、ごみ焼却炉のボイラの第1放射室に適用した場合について説明していたが、本発明の適用対象はこれに限定されず、ボイラの第2放射室や、サイロ、コークス炉、焼却炉一般に適用可能である。
10…ボイラ
20…第1放射室
20W…内壁面
21…天井開口部
100…吊り足場
110…架台
111…台車
112、148R、148L…電動ピニオンギア
114…吊り下げ装置台車
116…吊り下げ装置
117…ギヤ
118…チェーン
120…支柱
120R、120L…ラック
122…移動用支柱
124…底部フレーム
126…車輪
130、130R、130L…フレーム
136…踊り場パネル
139、139R(U)、139R(B)、139L(U)、139L(B)…シザースユニット
140、140R、140L…シザースビーム
141、141R、141L…シリンダモーター
141F…固定ホルダ
141M…可動ホルダ
142、142R、142L、242…壁当てユニット
143、144、254…ロール
145、146…ステー
147、148…コイルばね
149…ポスト
150…ベース
160、160R、160L…フロアパネル
162…連結用(伸縮)フロアパネル
164…乗込み用フロアパネル
170…手摺
172…伸縮手摺
230…昇降ユニット
244、244R、244L…ロードセル
246…シリンダ
252…リミットスイッチ
290…コントローラー
300…シザース制御盤
310…PLC(プログラマブルコントローラー)
312R、312L…サーボアンプ

Claims (5)

  1. 中空構造物の上方の架台と、
    該架台に取付けられて、前記中空構造物の天井開口部から挿入可能な、前記中空構造物内で上下方向に配設される支柱と、
    前記支柱に沿って上下動可能なフレームと、
    前記フレームに装着され、前記支柱と直交する面内で伸縮・回動可能な少なくとも4本のシザースビームと、
    各シザースビームの先端に配設され、前記中空構造物の内壁面に当接して前記シザースビームを支持するための壁当てユニットと、
    少なくとも前記シザースビームの先端同士を結ぶよう周状に取付けられるフロアパネルと、
    前記フロアパネルに取付けられる手摺と、
    を備えたことを特徴とする吊り足場。
  2. 前記フロアパネルが、前記シザースビームの先端に取付けられて伸縮する連結用フロアパネルと、前記支柱と前記シザースビームの先端に周状に取付けられたフロアパネルを結ぶ乗込み用フロアパネルを含むことを特徴とする請求項1に記載の吊り足場。
  3. 中空構造物の上方の架台と、
    該架台に取付けられて、前記中空構造物の天井開口部から挿入可能な、前記中空構造物内で上下方向に配設される支柱と、
    前記支柱に沿って上下動可能なフレームと、
    前記フレームに装着され、前記支柱と直交する面内で伸縮・回動可能なビームと、
    前記ビームの先端に配設され、前記中空構造物の内壁面に当接して前記ビームを支持するための壁当てユニットと、
    前記ビームに取付けられるフロアパネルと、
    前記フロアパネルに取付けられる手摺と、
    を備えた吊り足場の支柱に取付けられ、前記吊り足場のフレームを前記支柱に沿って昇降させるための、前記支柱に対して着脱自在な昇降ユニットであって、該昇降ユニットが、前記支柱に着脱可能とされた移動用支柱に装着可能とされ、作業員により搬送可能とされていることを特徴とする吊り足場の昇降ユニット。
  4. 請求項1又は2に記載の吊り足場を中空構造物内に設置する方法であって、
    前記中空構造物の上方の架台を使って、前記中空構造物の天井開口部から、前記支柱を前記中空構造物内に搬入するステップと、
    前記中空構造物上部に飛び出した前記支柱にフレームを設置し、縮んだ状態の前記シザースビームを装着するステップと、
    縮んだ状態の前記シザースビームが装着されたフレームを前記天井開口部から挿入し、前記支柱に沿って降下するステップと、
    前記中空構造物内で前記シザースビームを伸長して、その先端同士を周状に結ぶフロアパネルを取付けるステップと、
    前記シザースビームの回動及び伸長により前記シザースビームの先端を前記中空構造物の内壁面に当接させるステップと、
    展開したフロアパネルに乗込み用フロアパネルを取付けるステップと、
    前記フロアパネルに手摺を取付けるステップと、
    を有することを特徴とする吊り足場の設置方法。
  5. 請求項1又は2に記載の吊り足場を中空構造物内に設置する方法であって、
    前記中空構造物の上方の架台を使って、前記中空構造物の天井開口部から、前記支柱を前記中空構造物内に搬入するステップと、
    前記中空構造物上部に飛び出した前記支柱にフレームを設置するステップと、
    前記フレームを前記天井開口部から挿入し、前記支柱に沿って降下するステップと、
    降下後の前記フレームに縮んだ状態の前記シザースビームを装着するステップと、
    前記中空構造物内の所定位置で前記シザースビームを伸長して、その先端同士を周状に結ぶフロアパネルを取付けるステップと、
    前記シザースビームの回動及び伸長により前記シザースビームの先端を前記中空構造物の内壁面に当接させるステップと、
    展開したフロアパネルに乗込み用フロアパネルを取付けるステップと、
    前記フロアパネルに手摺を取付けるステップと、
    を有することを特徴とする吊り足場の設置方法。
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