JPH05149503A - 吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法 - Google Patents
吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法Info
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- JPH05149503A JPH05149503A JP31106191A JP31106191A JPH05149503A JP H05149503 A JPH05149503 A JP H05149503A JP 31106191 A JP31106191 A JP 31106191A JP 31106191 A JP31106191 A JP 31106191A JP H05149503 A JPH05149503 A JP H05149503A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り替える水壁部分を、取りつけられた全て
の部材をつけたまま、一つのブロックとして取り外し、
１階地上まで吊り下げ、解体作業は全て１階床上で実施
でき、高所作業上で発生する問題を解決する。 【構成】 ボイラ支持鉄骨上部天井梁に複数個の吊り降
ろし用仮設ジャッキ装置１７を設け、切断解体すべき火
炉水壁２、ウインドボックス４、火炉ホッパよりなるブ
ロックをジャッキ装置１７で仮吊りし、ブロックの火炉
水壁上部を切断後、ジャッキ装置１７により地上までジ
ャッキダウンさせ、地上にて上記ブロックを下方から順
次切断解体し、ジャッキダウン、切断解体を繰り返しつ
つ解体する。 【効果】 解体作業が地上で実施できるので、高所作業
と作業足場設置を減らすことができ、工期を短縮でき
る。
の部材をつけたまま、一つのブロックとして取り外し、
１階地上まで吊り下げ、解体作業は全て１階床上で実施
でき、高所作業上で発生する問題を解決する。 【構成】 ボイラ支持鉄骨上部天井梁に複数個の吊り降
ろし用仮設ジャッキ装置１７を設け、切断解体すべき火
炉水壁２、ウインドボックス４、火炉ホッパよりなるブ
ロックをジャッキ装置１７で仮吊りし、ブロックの火炉
水壁上部を切断後、ジャッキ装置１７により地上までジ
ャッキダウンさせ、地上にて上記ブロックを下方から順
次切断解体し、ジャッキダウン、切断解体を繰り返しつ
つ解体する。 【効果】 解体作業が地上で実施できるので、高所作業
と作業足場設置を減らすことができ、工期を短縮でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、吊下げ型ボイラの火炉
水壁解体方法に係り、特に火力発電用の大型ボイラにお
ける火炉水壁取り替え等の改造工事に用いられる、吊下
げ型ボイラの火炉水壁解体方法に関する。
水壁解体方法に係り、特に火力発電用の大型ボイラにお
ける火炉水壁取り替え等の改造工事に用いられる、吊下
げ型ボイラの火炉水壁解体方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】火力発電用の大型ボイラは、一般にボイ
ラ火炉本体の熱変形を許容するように、ボイラ本体を囲
むボイラ支持鉄骨を天井梁より吊下げた構造を有してい
る。しかし、経年劣化等による水壁管の広範囲にわたる
取り替え工事においては、図５に示すように、ボイラ火
炉１は火炉外壁を形成する水壁管２、バックステー３、
バーナ用ウインドボックス４、バーナ５、保温６、外ケ
ーシング７など多数の重量物を有しているため、これを
ボイラ下部より順次取外し撤去を行ったのち、高さ数十
メートルに及ぶボイラ火炉水壁管の取り替えを施工する
ことになる。ボイラ火炉を解体撤去するに当たり、図５
に示すように、ボイラ外周を囲むボイラ支持鉄骨８、天
井梁９および天井壁管１０に遮られ、外部からの重機類
による取外し、部材の吊降ろしが不可能なため、図６に
示すごとく、水壁管または天井梁を吊下げ用支持部材と
して利用し、小型レッカーなどにて設置位置から小ブロ
ックに切断し吊降ろしている。また、図７にその一例を
示すごとく、バーナレジスター１１の搬出は、ウインド
ボックス４内からチェーンブロック１２にて操作歩道１
３に引出し、コロ引きにて吊降ろし場所まで搬出し、ボ
イラ鉄骨を利用し、吊降ろし装置を使用し、搬出してい
た。
ラ火炉本体の熱変形を許容するように、ボイラ本体を囲
むボイラ支持鉄骨を天井梁より吊下げた構造を有してい
る。しかし、経年劣化等による水壁管の広範囲にわたる
取り替え工事においては、図５に示すように、ボイラ火
炉１は火炉外壁を形成する水壁管２、バックステー３、
バーナ用ウインドボックス４、バーナ５、保温６、外ケ
ーシング７など多数の重量物を有しているため、これを
ボイラ下部より順次取外し撤去を行ったのち、高さ数十
メートルに及ぶボイラ火炉水壁管の取り替えを施工する
ことになる。ボイラ火炉を解体撤去するに当たり、図５
に示すように、ボイラ外周を囲むボイラ支持鉄骨８、天
井梁９および天井壁管１０に遮られ、外部からの重機類
による取外し、部材の吊降ろしが不可能なため、図６に
示すごとく、水壁管または天井梁を吊下げ用支持部材と
して利用し、小型レッカーなどにて設置位置から小ブロ
ックに切断し吊降ろしている。また、図７にその一例を
示すごとく、バーナレジスター１１の搬出は、ウインド
ボックス４内からチェーンブロック１２にて操作歩道１
３に引出し、コロ引きにて吊降ろし場所まで搬出し、ボ
イラ鉄骨を利用し、吊降ろし装置を使用し、搬出してい
た。
【０００３】しかし、上記の解体方法においては全ての
作業場所に足場が必要となり、全ての部材の切断搬出が
高所での作業となるために危険を伴い、工期が長くなる
といった問題を有していた。
作業場所に足場が必要となり、全ての部材の切断搬出が
高所での作業となるために危険を伴い、工期が長くなる
といった問題を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の解体取外し
方法では、水壁管およびその他水壁管に取付けられてい
る部材の全てを、その取付けられている位置において仮
吊り、切断し取外すことになるため高所作業、上下作業
となる。そのための対策として、足場組立、作業床の設
置、親綱等、墜落防止対策および切断、取外し時の火粉
の飛散防止等に多大の費用と時間を要する。
方法では、水壁管およびその他水壁管に取付けられてい
る部材の全てを、その取付けられている位置において仮
吊り、切断し取外すことになるため高所作業、上下作業
となる。そのための対策として、足場組立、作業床の設
置、親綱等、墜落防止対策および切断、取外し時の火粉
の飛散防止等に多大の費用と時間を要する。
【０００５】本発明は、かかる従来工法の欠点を解消し
ようとするもので、その目的とするところは、取り替え
る水壁部分を、取付けられた全ての部材をつけたまま、
１つのブロックとして取外し、１階地上まで吊降ろし、
解体作業は全て１階床上で実施でき、高所作業上で発生
する全ての問題を解決しようとするものである。
ようとするもので、その目的とするところは、取り替え
る水壁部分を、取付けられた全ての部材をつけたまま、
１つのブロックとして取外し、１階地上まで吊降ろし、
解体作業は全て１階床上で実施でき、高所作業上で発生
する全ての問題を解決しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願の第１の発明は、天井壁部、火炉水壁部、ウインド
ボックスおよび火炉ホッパ部を有するボイラ本体を、ボ
イラ本体を囲むボイラ鉄骨上部天井梁に設けた吊り棒に
より、熱変形を許容するように吊下げ支持する吊下げ型
ボイラの火炉水壁解体方法において、前記天井梁に複数
個の吊降ろし用仮設ジャッキ装置を設け、切断解体すべ
き火炉水壁、ウインドボックス、火炉ホッパよりなるブ
ロックを仮吊りし、ブロックの火炉水壁上部を切断後、
前記ジャッキ装置により地上位置までジャッキダウンさ
せ、地上にて上記ブロックを下方より順次切断解体する
ことを特徴とする吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法に
関する。
本願の第１の発明は、天井壁部、火炉水壁部、ウインド
ボックスおよび火炉ホッパ部を有するボイラ本体を、ボ
イラ本体を囲むボイラ鉄骨上部天井梁に設けた吊り棒に
より、熱変形を許容するように吊下げ支持する吊下げ型
ボイラの火炉水壁解体方法において、前記天井梁に複数
個の吊降ろし用仮設ジャッキ装置を設け、切断解体すべ
き火炉水壁、ウインドボックス、火炉ホッパよりなるブ
ロックを仮吊りし、ブロックの火炉水壁上部を切断後、
前記ジャッキ装置により地上位置までジャッキダウンさ
せ、地上にて上記ブロックを下方より順次切断解体する
ことを特徴とする吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法に
関する。
【０００７】本願の第２の発明は、天井壁部、火炉水壁
部、ウインドボックス部および火炉ホッパ部を有するボ
イラ本体を、ボイラ本体を囲むボイラ鉄骨上部天井梁に
設けた吊り棒により、熱変形を許容するように吊下げ支
持する吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法において、前
記天井梁に複数個の吊降ろし用仮設ジャッキ装置を設
け、解体すべき火炉水壁部分に属する一時撤去品の取外
し、同水壁部分と接続する配管、ダクト、電線などの縁
切り、同水壁切断位置への作業床の組立ておよび撤去す
る火炉水壁への水壁ブラケットの取付けを行い、該ブラ
ケットに仮設ジャッキ装置のステップロッドを接続して
切断解体する水壁部を仮吊りし、上記水壁部の上部水壁
を切断し、仮設ジャッキ装置により地上位置までジャッ
キダウンさせ、地上にて切断解体することを特徴とする
吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法に関する。
部、ウインドボックス部および火炉ホッパ部を有するボ
イラ本体を、ボイラ本体を囲むボイラ鉄骨上部天井梁に
設けた吊り棒により、熱変形を許容するように吊下げ支
持する吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法において、前
記天井梁に複数個の吊降ろし用仮設ジャッキ装置を設
け、解体すべき火炉水壁部分に属する一時撤去品の取外
し、同水壁部分と接続する配管、ダクト、電線などの縁
切り、同水壁切断位置への作業床の組立ておよび撤去す
る火炉水壁への水壁ブラケットの取付けを行い、該ブラ
ケットに仮設ジャッキ装置のステップロッドを接続して
切断解体する水壁部を仮吊りし、上記水壁部の上部水壁
を切断し、仮設ジャッキ装置により地上位置までジャッ
キダウンさせ、地上にて切断解体することを特徴とする
吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法に関する。
【０００８】
【作用】本発明の工法は、仮設ジャッキ装置により、地
面まで吊降ろした火炉水壁およびその水壁に取付けられ
た全ての付属品を地面床での解体、撤去のステップに合
わせてジャッキダウンさせ、高所作業を解消し安全に工
事を行うことができる。
面まで吊降ろした火炉水壁およびその水壁に取付けられ
た全ての付属品を地面床での解体、撤去のステップに合
わせてジャッキダウンさせ、高所作業を解消し安全に工
事を行うことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明のボイラ火炉水壁解体方法に必
要なジャッキダウン装置の組立および水壁解体に関する
施工手順を図面を用いて説明する。図１は、本発明の水
壁解体手順を示す図、図２は、ジャッキダウン時のボイ
ラ火炉を示す図、図３は、ジャッキダウン装置の概要図
であるが、これら（特に図２）に示すように、まずボイ
ラ鉄骨天井梁上に複数個の吊降ろし用ジャッキを設定す
る仮設架台１４を設置し、ボイラ火炉１の荷重を、各グ
ループのジャッキにて受け持つイコライザー１５を設定
後、水壁吊下げ用のステップロッド１６を取付け、ジャ
ッキ本体１７を設置する。一方ジャッキダウン装置の動
作をコントロールする操作盤１８、油圧ユニット１９、
バルブスタンド２０、ソレノイドスタンド２１を設置
し、ジャッキ装置に接続し、ジャッキ装置の準備を完了
する。
要なジャッキダウン装置の組立および水壁解体に関する
施工手順を図面を用いて説明する。図１は、本発明の水
壁解体手順を示す図、図２は、ジャッキダウン時のボイ
ラ火炉を示す図、図３は、ジャッキダウン装置の概要図
であるが、これら（特に図２）に示すように、まずボイ
ラ鉄骨天井梁上に複数個の吊降ろし用ジャッキを設定す
る仮設架台１４を設置し、ボイラ火炉１の荷重を、各グ
ループのジャッキにて受け持つイコライザー１５を設定
後、水壁吊下げ用のステップロッド１６を取付け、ジャ
ッキ本体１７を設置する。一方ジャッキダウン装置の動
作をコントロールする操作盤１８、油圧ユニット１９、
バルブスタンド２０、ソレノイドスタンド２１を設置
し、ジャッキ装置に接続し、ジャッキ装置の準備を完了
する。
【００１０】水壁解体に関する施工手順を図１に示す。
まず既設器、既設流用品他の色分けを行う。次いで、一
時撤去品として、図４に示すガス検知器および照明灯２
２、ボイラ１階の柱３１と柱３２のスパン間の計器収納
盤２３、撤去品の搬出および据付部品の搬入路確保用の
ブレース２４などの取外しを行う。図４の１次ガスダク
トで撤去するもの（２８）を搬出するためにブレース２
４が邪魔になるので、まずブレース２４を撤去し、撤去
するダクト２８を柱と柱の間から取出す。次に、バーナ
に接続されている燃料油配管と蒸気配管、バーナ制御の
ために接続されている電線管および電線、ウインドボッ
クスに接続されている風道、１次ガスダクト、ＰＧダク
ト等の取外しに代表される全てを縁切りを行う。次に水
壁切断位置に、切断および開先取り足場として使用する
作業床２５を組立て撤去するボイラ火炉水壁に、水壁ブ
ラケット２６を取付け、これに吊降ろしジャッキ装置の
ステップロッド１６を接続する。ジャッキダウン装置試
運転完了を確認し、ステップロッド緊張りと、プレテン
ションをかけ、吊下げる撤去水壁ブロック荷重をあらか
じめ吊降ろしジャッキ装置にかけたのち、撤去する水壁
上限の水壁管を切断する。
まず既設器、既設流用品他の色分けを行う。次いで、一
時撤去品として、図４に示すガス検知器および照明灯２
２、ボイラ１階の柱３１と柱３２のスパン間の計器収納
盤２３、撤去品の搬出および据付部品の搬入路確保用の
ブレース２４などの取外しを行う。図４の１次ガスダク
トで撤去するもの（２８）を搬出するためにブレース２
４が邪魔になるので、まずブレース２４を撤去し、撤去
するダクト２８を柱と柱の間から取出す。次に、バーナ
に接続されている燃料油配管と蒸気配管、バーナ制御の
ために接続されている電線管および電線、ウインドボッ
クスに接続されている風道、１次ガスダクト、ＰＧダク
ト等の取外しに代表される全てを縁切りを行う。次に水
壁切断位置に、切断および開先取り足場として使用する
作業床２５を組立て撤去するボイラ火炉水壁に、水壁ブ
ラケット２６を取付け、これに吊降ろしジャッキ装置の
ステップロッド１６を接続する。ジャッキダウン装置試
運転完了を確認し、ステップロッド緊張りと、プレテン
ションをかけ、吊下げる撤去水壁ブロック荷重をあらか
じめ吊降ろしジャッキ装置にかけたのち、撤去する水壁
上限の水壁管を切断する。
【００１１】第１回目ジャッキダウンとして、撤去する
水壁ブロック（最初は火炉最下端のホッパ部）が、１階
の床に接する位置までジャッキダウンし、そのまま保持
し、１階床で切断撤去可能範囲（地上約３ｍ）を切断撤
去する。次に残部に対し、切断撤去した範囲分（約３
ｍ）を再びジャッキダウンし、１階地面床に接する位置
までダウンし、切断撤去を繰返することにより、１階床
上で全ての撤去水壁部およびそれに取付けられた全ての
付属品の撤去ができる。
水壁ブロック（最初は火炉最下端のホッパ部）が、１階
の床に接する位置までジャッキダウンし、そのまま保持
し、１階床で切断撤去可能範囲（地上約３ｍ）を切断撤
去する。次に残部に対し、切断撤去した範囲分（約３
ｍ）を再びジャッキダウンし、１階地面床に接する位置
までダウンし、切断撤去を繰返することにより、１階床
上で全ての撤去水壁部およびそれに取付けられた全ての
付属品の撤去ができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、水壁解体作業全てが地
上床で可能となり、高所作業を解消でき安全面での効果
は非常に大きい。また、工期面でも短期間で改造工事が
可能となる。
上床で可能となり、高所作業を解消でき安全面での効果
は非常に大きい。また、工期面でも短期間で改造工事が
可能となる。
【図１】図１は、本発明の実施例に係る水冷壁の解体手
順を示す図である。
順を示す図である。
【図２】図２は、ジャッキダウン時のボイラの状態を示
す概略図である。
す概略図である。
【図３】図３は、ジャッキダウン機械装置を示す図であ
る。
る。
【図４】図４は、ボイラ時撤去品の平面図である。
【図５】図５は、 下げ型大型ボイラの全体図である。
【図６】図６は、従来技術に係る水壁管撤去要領図であ
る。
る。
【図７】図７は、従来技術に係るバーナレジスター搬出
図である。
図である。
１…ボイラ火炉、２…水壁管、３…バックステー、４…
ウインドボックス、５…バーナ、７…ケーシング、８…
ボイラ支持鉄骨、９…天井梁、１０…天井壁管、１４…
仮設架台、１５…イコライザー、１６…ステップロッ
ド、１７…ジャッキ本体、２５…作業床、２６…水壁ブ
ラケット。
ウインドボックス、５…バーナ、７…ケーシング、８…
ボイラ支持鉄骨、９…天井梁、１０…天井壁管、１４…
仮設架台、１５…イコライザー、１６…ステップロッ
ド、１７…ジャッキ本体、２５…作業床、２６…水壁ブ
ラケット。
Claims (2)
- 【請求項１】 天井壁部、火炉水壁部、ウインドボック
スおよび火炉ホッパ部を有するボイラ本体を、ボイラ本
体を囲むボイラ鉄骨上部天井梁に設けた吊り棒により、
熱変形を許容するように吊下げ支持する吊下げ型ボイラ
の火炉水壁解体方法において、前記天井梁に複数個の吊
降ろし用仮設ジャッキ装置を設け、切断解体すべき火炉
水壁、ウインドボックス、火炉ホッパよりなるブロック
を仮吊りし、ブロックの火炉水壁上部を切断後、前記ジ
ャッキ装置により地上位置までジャッキダウンさせ、地
上にて上記ブロックを下方より順次切断解体することを
特徴とする吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法。 - 【請求項２】 天井壁部、火炉水壁部、ウインドボック
ス部および火炉ホッパ部を有するボイラ本体を、ボイラ
本体を囲むボイラ鉄骨上部天井梁に設けた吊り棒によ
り、熱変形を許容するように吊下げ支持する吊下げ型ボ
イラの火炉水壁解体方法において、前記天井梁に複数個
の吊降ろし用仮設ジャッキ装置を設け、解体すべき火炉
水壁部分に属する一時撤去品の取外し、同水壁部分と接
続する配管、ダクト、電線などの縁切り、同水壁切断位
置への作業床の組立ておよび撤去する火炉水壁への水壁
ブラケットの取付けを行い、該ブラケットに仮設ジャッ
キ装置のステップロッドを接続して切断解体する水壁部
を仮吊りし、上記水壁部の上部水壁を切断し、仮設ジャ
ッキ装置により地上位置までジャッキダウンさせ、地上
にて切断解体することを特徴とする吊下げ型ボイラの火
炉水壁解体方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31106191A JP2941102B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31106191A JP2941102B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149503A true JPH05149503A (ja) | 1993-06-15 |
| JP2941102B2 JP2941102B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=18012645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31106191A Expired - Fee Related JP2941102B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 吊下げ型ボイラの火炉水壁解体方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2941102B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114776038A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-22 | 北京首钢建设集团有限公司 | 一种钢桁架安装结构及其阶梯卸载方法 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP31106191A patent/JP2941102B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114776038A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-22 | 北京首钢建设集团有限公司 | 一种钢桁架安装结构及其阶梯卸载方法 |
| CN114776038B (zh) * | 2022-04-13 | 2024-03-29 | 北京首钢建设集团有限公司 | 一种钢桁架安装结构及其阶梯卸载方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2941102B2 (ja) | 1999-08-25 |
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Legal Events
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