JP2002081202A - 作業用昇降式足場及びその組立・解体工法 - Google Patents

作業用昇降式足場及びその組立・解体工法

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JP2002081202A
JP2002081202A JP2001194906A JP2001194906A JP2002081202A JP 2002081202 A JP2002081202 A JP 2002081202A JP 2001194906 A JP2001194906 A JP 2001194906A JP 2001194906 A JP2001194906 A JP 2001194906A JP 2002081202 A JP2002081202 A JP 2002081202A
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mast
scaffold
elevating
masts
lifting
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JP2001194906A
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Hideo Tsumagari
日出男 津曲
Tomoyuki Tomita
友之 富田
Yusaku Ando
勇作 安藤
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Taihei Dengyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Taihei Dengyo Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は高所作業を激減し、揺れない、部品
数削減等により工期短縮ができ、簡単迅速に組立・解体
できる作業用足場と、その組立・解体工法を提供する。 【解決手段】 ボイラ火炉11内に仮設したブロックス
テージ13aに最初の一対の継足しマスト14が着脱可
能に設置される。その一対の継足しマスト14に駆動装
置16を備えた駆動フレーム17がラックピニヨン式機
構によって昇降可能に係合される。一対の駆動フレーム
17にブラケットを介して昇降ステージ12が取付けら
れる。昇降ステージ12は駆動フレーム17と一体的に
上昇し、所定の位置で継足しマスト14の継足を行い、
所定の高さまで継足され、集合マスト25として取扱わ
れる。組立作業が終了すると、昇降ステージにより点検
等の作業が行われる。昇降式足場により作業を終了した
後、昇降式足場の解体が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラの火炉、又
は、ゴミ焼却炉等の内壁の点検、修繕、クリンカ除去等
の清掃を行う際に用いる作業用昇降式足場及びその組立
・解体工法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば火力発電用の大型ボイラを始めと
する産業用ボイラにおいては、火炉内壁の点検、修繕、
クリンカ除去等の清掃を行うため定期的に運転を停止す
る。ボイラの運転を停止し、かつ炉内が冷却したならば
火炉内に資材を搬入して足場を組み、炉壁の点検、修
繕、クリンカ除去等の清掃を行う。
【0003】しかしながら、足場の組立には大量の資材
が必要であり、しかもこれらの資材をボイラホッパに設
けている小さなマンホール等から搬入し、組み立てる。
そして、炉壁の点検、修繕、クリンカ除去等の清掃が終
了した後、足場を解体して、それらの解体したものを小
さなマンホール等から搬出する。
【0004】一方、ボイラ自体は益々大型化する傾向に
あり、高さ数十メートル、場合によっては百メートルに
近いものとなってきている。
【0005】このため、足場の組立に一週間から10
日、撤去に5〜6日もかかるのが実情であり、作業の効
率化が強く要望されている。
【0006】この対策の一例として特開昭61−143
62号公報にはワイヤロープ等の吊下げ手段により足場
を炉内に対して昇降可能に配置して炉内に持ち込む資材
点数を大幅に減少させるとともに、足場自体は一段の平
面状態として機械力を導入し得るように構成している。
【0007】図11は従来の炉内作業足場装置の一例を
示す断面図であり、図12は図11のA−A線による断
面図である。
【0008】図11、図12に示すように、ボイラ本体
1は火炉の熱変形を許容するために、ボイラを囲むボイ
ラ支持鉄骨を天井梁2より吊下げた構造を有している。
装置本体たる作業用足場3はワイヤロープ4により吊下
げられており、ワイヤロープの他端は天井梁2により支
持されるように構成している。作業用足場3の側面には
ワイヤロープ巻取り用ドラム6が複数個取付けられてお
り、このドラム6のワイヤロープ巻取り量を調節するこ
とによって作業用足場3を昇降させる。また、作業用足
場3の側面には揺止め部材5を取付け,他端部を火炉側
面に接触させることにより作業用足場が揺れるのを防止
する。
【0009】上記足場装置によればボイラ停止時に炉内
に搬入する部品の点数は極端に少なく容易に組立が可能
となる。また炉の水管壁7に付着するクリンカ除去作業
等は人手により行う外、ロボット8を用いて自動的に行
うようにしてもよい。符号9はマニビュレータであり、
10はレールである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開昭61−14362号公報に開示された技術は、
以下の問題がある。
【0011】作業用足場3はワイヤロープ4により吊下
げられており、ワイヤロープ4の他端が天井梁2により
支持されるように構成している。そのため、火炉の天井
を構成している水管壁にワイヤロープ4を貫通させるた
めに複数の細孔を設けなければならない。細孔を設ける
作業は高所作業であり、また煩雑である。
【0012】また、作業用足場3の側面には他端部を火
炉側面に接触させることにより揺止め部材を取り付けて
いる。しかし、作業用足場3は複数のワイヤロープ4に
より吊持され、ワイヤロープ4の巻取り用ドラム6によ
り昇降させるので、均一に昇降させるのに時間を要し、
また、揺れを完全に防止することは困難である。
【0013】また、火炉内壁近傍を取囲む作業用足場3
を分断して、部分的に作業用足場3をワイヤロープ4に
より吊下げて昇降させた場合は、火炉内壁の全周近傍の
作業用足場3を一括して吊下げて昇降させる場合に比し
て、一層バランスが取りにくく、揺れが激しくなり易
い。
【0014】また、吊下げ方式による作業用足場3は落
下の危険性があるので、組立・解体作業の際には、細心
の注意が要求され、従って必要以上に時間を要する。
【0015】これはゴミ焼却炉内、又はゴミ焼却炉に接
続されたボイラ(廃熱ボイラ等)内においても同様の問
題である。
【0016】本発明は、上記のような問題点の解決を図
ったものであり、高所作業を激減し、揺れない、他の足
場に比して軽量で、部品数削減により工期短縮ができ、
簡単で迅速に組立・解体ができる作業用足場と、その組
立・解体工法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ボイ
ラ火炉内に組立・解体される作業用昇降式足場であっ
て、前記作業用昇降式足場はボイラ火炉内に仮設する作
業床と、該作業床に着脱可能に設置する複数本の継足し
マストからなる集合マストと、該集合マストの軸方向に
昇降させる昇降ステージと、該昇降ステージを取付けそ
れをラックピニオン式機構で昇降させる駆動装置を各継
足しマスト毎に備えた駆動フレームと、制御装置から構
成されたことを特徴とする作業用昇降式足場である。
【0018】請求項2の発明は、ゴミ焼却炉内、又は、
ゴミ焼却炉及びそれに接続されたボイラ内に組立・解体
される作業用昇降式足場であって、前記作業用昇降式足
場はゴミ焼却炉内、又は、ゴミ焼却炉及びそれに接続さ
れたボイラ内に仮設する作業床と、該作業床に着脱可能
に設置する複数本の継足しマストからなる集合マスト
と、該集合マストの軸方向に昇降させる昇降ステージ
と、該昇降ステージを取付けそれをラックピニオン式機
構で昇降させる駆動装置を各継足しマスト毎に備えた駆
動フレームと、制御装置から構成されたことを特徴とす
る作業用昇降式足場である。
【0019】請求項1又は請求項2に係る発明によれ
ば、昇降ステージを取付けそれをラックピニオン式機構
で昇降させる駆動装置を各継足しマスト毎に備えた駆動
フレームを設けているので、駆動装置と制御装置を操作
して駆動フレームを上昇させて、駆動フレームと一体的
に取付けられた昇降ステージをマストの軸方向に上昇さ
せ、順次マストを継足しながら所定高さの集合マストを
設置して昇降式足場を組み立てて、該昇降式足場により
作業を終了した後、昇降ステージを下降させて継足しマ
ストを順次取外して昇降式足場を解体する。
【0020】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、集合マストが一対の継足しマストから
構成されたことを特徴とする。
【0021】集合マストが一対の継足しマストの場合
は、昇降ステージをマストの軸方向に上昇させ、順次マ
ストを継足しながら、一定間隔で炉壁との壁繋ぎをし
て、所定高さの集合マストを設置して昇降式足場を組み
立てて、該昇降式足場により作業を終了した後、昇降ス
テージを下降させて、炉壁との壁繋ぎと、継足しマスト
を順次取外して昇降式足場を解体することができる。
【0022】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、集合マストが4本の継足しマストから構成されたこ
とを特徴とする。
【0023】本発明によれば、炉壁との壁繋ぎをするこ
となく、4本の継足しマストからなる集合マストを設置
し昇降式足場を組み立てて、該昇降式足場により作業を
終了した後、昇降ステージを下降させて継足しマストを
順次取外して昇降式足場を解体する。
【0024】請求項5の発明は、ボイラ火炉内に昇降式
足場を組立・解体する工法であって、前記ボイラ火炉内
に仮設した作業床に複数本のマストを着脱可能に設置
し、それらのマストに駆動装置を備えたフレームを取付
け、該フレームにブラケットを介して昇降ステージを取
付け、駆動装置によるラックピニオン式の昇降機構によ
り昇降ステージをマストの軸方向に上昇させ、マストを
順次継足しながら所定高さの集合マストを設置して昇降
式足場を組み立てて、該昇降式足場により作業を終了し
た後、昇降ステージを下降させて継足しマストを順次取
外して昇降式足場を解体することを特徴とする作業用昇
降式足場の組立・解体工法である。
【0025】請求項6の発明は、ゴミ焼却炉内、又は、
ゴミ焼却炉及びそれに接続されたボイラ内に昇降式足場
を組立・解体する工法であって、前記前記ゴミ焼却炉
内、又は、ゴミ焼却炉及びそれに接続されたボイラ内に
仮設した作業床に複数本のマストを着脱可能に設置し、
それらのマストに駆動装置を備えたフレームを取付け、
該フレームにブラケットを介して昇降ステージを取付
け、駆動装置によるラックピニオン式の昇降機構により
昇降ステージをマストの軸方向に上昇させ、マストを順
次継足しながら所定高さの集合マストを設置して昇降式
足場を組み立てて、該昇降式足場により作業を終了した
後、昇降ステージを下降させて継足しマストを順次取外
して昇降式足場を解体することを特徴とする作業用昇降
式足場の組立・解体工法である。
【0026】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、ボイラ火炉内に仮設した作業床に一対のマストを着
脱可能に設置し、それらのマストに駆動装置を備えたフ
レームを取付け、該フレームにブラケットを介して昇降
ステージを取付け、駆動装置によるラックピニオン式の
昇降機構により昇降ステージをマストの軸方向に上昇さ
せ、マストを順次継足しながら、一定間隔で炉壁との壁
繋ぎをして、所定高さの集合マストを設置して昇降式足
場を組立てることを特徴とする。
【0027】請求項8の発明は、請求項5の発明におい
て、ボイラ火炉内に仮設した作業床に4本のマストを着
脱可能に設置し、該4本のマストに駆動装置を備えたフ
レームを取付け、該フレームにブラケットを介して昇降
ステージを取付け、駆動装置によるラックピニオン式の
昇降機構により昇降ステージをマストの軸方向に上昇さ
せ、マストを順次継足しながら所定高さの集合マストを
設置して昇降式足場を組立てることを特徴とする。
【0028】以上のように、本発明によれば、昇降式足
場を昇降させながら、昇降式足場の昇降ステージでマス
トの継足し、取外しを行い、昇降式足場を簡単に、迅速
に組立・解体することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を用いて詳述する。
【0030】図1は本発明の一実施の形態を示す斜視図
であり、図2は本発明に用いる継足しマストの側面図で
あり、図3は図2のB−B線による矢視図であり、図4
は本発明に用いる駆動フレームと継足しマストとの昇降
機構の一例を示す側面図であり、図5は図4のC−C線
による矢視図であり、図6は図4による取付け孔に駆動
装置を取り付けた状態を示す図である。また、図7は本
発明に用いる壁繋ぎ手段の一例を示す平面図であり、図
8は図7のD−D線による矢視図である。
【0031】図1に示すようにボイラ火炉11の内部に
組立・解体される二組の作業用昇降式足場12が対向し
て設置されている。これらは同じ作業用昇降式足場12
なので、手前の作業用昇降式足場12を基にして詳述す
る。
【0032】ボイラ火炉内部に仮設された作業床(一対
の継足しマストの場合は以下ブロックステージ13aと
呼称する)と、ブロックステージ13aに着脱可能に設
置された一対の継足しマスト14と、一対の継足しマス
ト14の軸方向に昇降させる昇降ステージ15と、昇降
ステージ15をラックピニオン式機構で昇降させる駆動
装置16を継足しマスト毎に備えた駆動フレーム17
と、制御装置18から構成されている。駆動装置16と
制御装置18は導線で接続されている。
【0033】昇降ステージ15は一対の駆動フレーム1
7間に固定されたブラケット40を介して一体的に取付
けられている。
【0034】ブロックステージ13aはボイラ火炉ホッ
パ(以下ホッパと呼称する)19内に仮設されたブロッ
クフレーム20の上部にステージ21を仮設して構成さ
れている。ホッパ19は水管壁によって構成され、小さ
なマンホールを設けているのが普通であり、図面が煩雑
になるので、ここでは水管壁、マンホールを省略してい
る。
【0035】ホッパ19は炉壁の点検、修繕、クリンカ
除去等の清掃の作業を行う際に、一般に、ホッパ壁に設
けられた小さなマンホール等から作業に必要な資材等を
搬出する。従って、上記作業を行う際には、作業が繁雑
になり易いので、本発明による作業用昇降足場は資材等
の搬入を激減できるようにしたものである。
【0036】図2,図3に示すように、継足しマスト1
4は4本のマスト部材14aを補強材で接続しながら間
隔おいて略四角形に配置し、マスト骨郭を形成してい
る。継足しマスト14はラックピニオン式機構を構成す
るラック23を取付けている。
【0037】最初の継足しマスト14aはブロックステ
ージ13aにボルト等により固定したベース板22にボ
ルト締めにより着脱可能に設置される。
【0038】継足しマスト14aの設置を容易にするた
めにガイド24を用いている。
【0039】最初の継足しマスト14aの上端には継足
し用のベース板22aが取付けられており、次の継足し
マスト14bがボルト締めによりマスト14aの上端に
着脱可能に設置される。これらの操作を順次繰返して所
定高さの継足しマスト14が形成される。所定高さまで
形成された一対の継足しマスト14は集合マスト25と
して取扱われる。
【0040】昇降ステージ15は一対の継足しマスト1
4の軸方向に昇降する。昇降ステージ15は炉壁の点
検、修繕、クリンカ除去等の清掃の作業を行う際の作業
用足場であり、作業者とともに、作業に必要な機器、道
具等が載置される。また、昇降ステージ15には継足し
マスト14を組立るのに必要な資材、資材の吊揚げ装置
等が載置されており、継足しマスト14は昇降ステージ
15内で組立てられる。制御装置も昇降ステージ15内
に設置される。
【0041】従って、昇降ステージ15内はそれらのも
のを載置して作業ができる広さのものが用いられる。し
かし、昇降ステージ15の広さには限界があるので、例
えば継足しマスト14は長さが1.5mのマスト部材1
4aで継足される。
【0042】また、足場の周りには安全性を維持するた
めに手摺りが設置されている。
【0043】昇降ステージ15は一対の継足しマスト1
4の軸方向に円滑に昇降できるように、一対を構成する
継足しマスト14毎に駆動装置を備えた駆動フレーム1
7を係合し、その一対の駆動フレーム17間に固定した
ブラケット40を介して一体的に取付けられる。
【0044】従って、昇降ステージ15は一対の駆動フ
レーム17の駆動装置を制御装置で制御しながら同調さ
せて、ラックピニオン式機構によって水平位置を保持し
ながら昇降する。
【0045】次に、図4、図5、図6によって駆動フレ
ームと継足しマストとの昇降機構の一例を詳述する。駆
動フレーム17は4本のマスト部材14aで構成された
継足しマスト14のマスト骨郭を囲むように二分割駆動
フレーム17a、17bを取付ける。駆動フレーム17
には昇降ステージ15をラックピニオン式機構で昇降さ
せる駆動装置16を継足しマスト14毎に備えている。
減速機27、ACサーボモータ28からなる駆動装置1
6が取付け孔26を介して外側から駆動フレーム17に
取付けられる。駆動装置16の先端にはピニオン29が
取付けられており、駆動装置16の駆動によってピニオ
ン29が回転して、継足しマスト14に取り付けられて
いるラック23と噛合って、駆動フレーム17を昇降さ
せ、同時に一体的に取付けられている昇降ステージが昇
降する。
【0046】符号30はガバナ(安全装置)で落下防
止、最下段緩衝、頂部抜止、上下限リミット、ファイナ
ルリミット、位置ズレ検出、過積載、緊急時下降等の処
置等を的確、迅速に処置することができる。
【0047】また、駆動フレーム17上部、下部には4
本のマスト部材14aと接触するガイドロール31を設
けて、円滑な昇降ができるようにしている。
【0048】また、一対の継足しマスト14の場合に
は、マスト14の高さ10mを目安として図7,図8に
示すような壁繋ぎをする。壁繋ぎの手段の一例として直
交クランプ32を用いる。直交クランプ32はクランプ
本体32aと架台32bから構成されている。
【0049】直交クランプ32は炉壁に面した二つのマ
スト部材14a間の補強材33に取付けられる。炉壁は
複数の水管34と水管34の間に設けたフイン35とか
ら構成されているので、フイン35に固定板36を溶接
し、固定板36の支持部材37を直交クランプ32で把
持して継足しマスト14を壁繋ぎする。固定板36は、
解体の際には溶断される。
【0050】壁繋ぎは一対の継足し足場の場合、高所に
よるマストの揺れを防止するものであり、3対以上の継
足し足場の場合には、通常は必要としない。
【0051】また、作業用昇降足場12は、昇降ステー
ジ15に制御装置18を載置して、作業者が昇降ステー
ジ15の昇降は勿論のこと、組立・解体及び点検等の作
業一切の操作をできるようにしている。操作を容易にす
るためにペンダントスイッチが用いられている。
【0052】従って、昇降ステージ15で作業者が単独
で操作をするので、異なった作業位置(例えば上下)等
で他の作業者による共同での操作をしないので、それら
の影響を受けない。
【0053】図1〜図8による作業用昇降足場の組立・
解体工法について詳述する。
【0054】昇降式足場12の組立は、先ずボイラ火炉
11内にブロックステージ13aを仮設する。仮設した
ブロックステージ13aの所定の位置にベース板22を
固定する。最初の継足しマスト14がベース板22上に
ボルト締めにより着脱可能に設置される。
【0055】設置の際には、継足しマスト14を構成す
る継足しマスト部材14aがガイド24を目安として、
吊揚装置等を用いてベース板22にボルト等により固定
する。
【0056】ブロックステージ13aに設置された一対
の継足しマスト14に駆動フレーム17が昇降可能に係
合される。駆動フレーム17は二分割型で継足しマスト
14を囲むように取付けられる。駆動フレーム17は駆
動装置16を備えており、駆動装置16のピニオン29
が継足しマスト14のラック23と噛合って駆動時に駆
動フレーム17がマスト14の軸方向に昇降する。
【0057】一対の駆動フレーム17にブラケット40
を介して昇降ステージ12が取付けられる。昇降ステー
ジ12は駆動装置16の駆動により駆動フレーム17と
一体的に上昇し、所定の位置で載置した継足し用のマス
ト部材14aが吊揚装置等を用いて、設置されている継
足しマスト14のマスト部材14aの上に継足される。
このようにして一対の継足しマスト14aが所定の高さ
まで継足される。この間、約10m間隔で壁繋ぎが直交
クランプ32によって壁繋ぎが行われる。
【0058】所定の高さまで継足された継足しマスト1
4は集合マスト25として取扱われる。
【0059】組立作業が終了すると、ボイラ火炉の内壁
の点検、修繕、清掃等の作業が昇降ステージを昇降させ
ながら行われる。昇降式足場により作業を終了した後、
昇降式足場の解体が行われる。
【0060】昇降式足場の解体は、昇降ステージを下降
させて継足しマストを順次取外して昇降式足場を解体す
る。この場合、壁繋ぎの箇所は溶断して取外す。
【0061】本発明の炉内作業用昇降式足場によれば、
従来、組立・解体に7日、撤去に7日かかっていた作業
が組立・解体に各々1日で行うことができ、また、点検
等の作業が昇降ステージの昇降操作により自在にできる
ので点検等の作業を大幅に短縮できる。
【0062】図9は本発明による他の実施の形態を示す
斜視図である。
【0063】図1と共通する箇所は同じ符号を付けて、
その説明の一部を省略した。作業用昇降式足場38はボ
イラ火炉11内に仮設した作業床13に着脱可能に設置
されている。作業用昇降式足場38は4本の継足しマス
ト14からなる集合マスト25を用いている。昇降ステ
ージ39は各駆動フレーム17に取付けられて一体にな
っているので、継足しマスト14毎に備えた駆動フレー
ム17の駆動装置16によって、4本の継足しマスト1
4からなる集合マスト25の軸方向にラックピニオン式
機構で昇降する。これらの操作は制御装置18で制御さ
れる。作業用昇降式足場38では4本の継足しマスト1
4からなる集合マスト25を設置しているので、昇降ス
テージ39は壁繋ぎを必要としない。
【0064】以上のように実施の形態ではボイラ火炉内
の作業用昇降足場について、一対又は4本からなる継足
しマストによる集合マストによる場合について述べた
が、3本、5本等からなる集合マストの場合についても
同様に適用することができる。
【0065】図10は本発明の足場をゴミ焼却炉に適用
した場合の側断面図である。
【0066】ゴミ焼却処理設備はストーカ42によるゴ
ミ焼却炉41と、ゴミ焼却炉41から発生する高温の排
ガスを利用したボイラ43とから構成されており、排ガ
スの温度調整等を行い排ガスに含有される飛灰等を除去
するための一次炉46、二次炉47、三次炉48がゴミ
焼却炉41に設けられている。本発明による作業用昇降
式足場49はこの炉内に仮設された作業用昇降式足場4
9a、49b、49cの昇降ステージを仮設して、昇降
ステージ上で一次炉46、二次炉47、三次炉48の内
壁、天井の点検、修繕、クリンカ等の除去を行う。符号
44は主灰の排出口であり、45はホッパである。上記
において、二次炉47、三次炉48は通常ゴミ焼却炉4
1に接続されたボイラとして扱われている。
【0067】以上の実施の形態から明らかなように、本
発明による次のような効果が得られる。
【0068】作業床、昇降ステージで資材からの組立・
解体ができるので、高所作業が激減する。継足しマスト
にラックピニオン機構で駆動フレームを昇降させ、駆動
フレームに一体的に取付けた昇降ステージを一緒に昇降
させるので揺れない。但し、継足しマストの高さが目安
として10mを超えた場合には炉壁との壁繋ぎをして揺
れを完全になくした。昇降ステージはフレームをスライ
ド式、手摺りをパネル構造にして、強度を保持しながら
他の足場に比して軽量化した。作業足場を昇降ステージ
のみにしたので部品数を大幅に削減した。従って、簡単
で迅速に組立・解体ができ、大幅な工期期短縮ができ
た。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明は、複数本の継足
しマストを対とした集合マストを作業床に設置し、集合
マストの軸方向に昇降させる昇降ステージと、昇降ステ
ージを取付けそれをラックピニオン式機構で昇降させる
駆動装置を各継足しマスト毎に備えた駆動フレームを設
けた簡単な構造によって、高所作業を激減し、揺れな
い、他の足場に比して軽量で、部品数を削減ができ、従
って、簡単で迅速に組立・解体ができ、大幅な工期短縮
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に用いる継足しマストの側面図である。
【図3】図2のB−B線による矢視図である。
【図4】本発明に用いる駆動フレームと継足しマストと
の昇降機構の一例を示す側面図である。
【図5】図4のC−C線による矢視図である。
【図6】図4による取付け孔に駆動装置を取り付けた状
態を示す図である。
【図7】本発明に用いる壁繋ぎ手段の一例を示す平面図
である。
【図8】図7のD−D線による矢視図である。
【図9】本発明による他の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明の足場をゴミ焼却炉に適用した場合の
一例を示す側断面図である。
【図11】従来による炉内作業足場装置の一例を示す断
面図である。
【図12】図11のA−A線による断面図である。
【符号の説明】 11 ボイラ火炉 12、38 作業用昇降式足場 13 作業床 13a ブロックステージ 14 継足しマスト 14a、14b マスト部材 15、39 昇降ステージ 16 駆動装置 17 駆動フレーム 18 制御装置 19 ホッパ 20 ブロックフレーム 21 ステージ 22、22a ベース板 23 ラック 24 ガイド 25 集合マスト 26 取付け孔 27 減速機 28 ACサーボモータ 29 ピニオン 30 ガバナ(安全装置) 31 ガイドロール 32 直交クランプ 32a クランプ本体 32b 架台 33 補強材 34 水管 35 フイン 36 固定棒 37 支持部材 40 ブラケット 41 ゴミ焼却炉 42 ストーカ 43 ボイラ 44 主灰排出口 45 ホッパ 46 一次炉 47 二次炉 48 三次炉 49、49a、49b、49c 作業用昇降式足場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 勇作 東京都千代田区神田神保町2丁目4番地 太平電業株式会社内 Fターム(参考) 2E003 AA02 AB01 AC02 DA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ火炉内に組立・解体される作業用
    昇降式足場であって、前記作業用昇降式足場はボイラ火
    炉内に仮設する作業床と、該作業床に着脱可能に設置す
    る複数本の継足しマストからなる集合マストと、該集合
    マストの軸方向に昇降させる昇降ステージと、該昇降ス
    テージを取付けそれをラックピニオン式機構で昇降させ
    る駆動装置を各継足しマスト毎に備えた駆動フレーム
    と、制御装置から構成されたことを特徴とする作業用昇
    降式足場。
  2. 【請求項2】 ゴミ焼却炉内、又は、ゴミ焼却炉及びそ
    れに接続されたボイラ内に組立・解体される作業用昇降
    式足場であって、前記作業用昇降式足場はゴミ焼却炉
    内、又は、ゴミ焼却炉及びそれに接続されたボイラ内に
    仮設する作業床と、該作業床に着脱可能に設置する複数
    本の継足しマストからなる集合マストと、該集合マスト
    の軸方向に昇降させる昇降ステージと、該昇降ステージ
    を取付けそれをラックピニオン式機構で昇降させる駆動
    装置を各継足しマスト毎に備えた駆動フレームと、制御
    装置から構成されたことを特徴とする作業用昇降式足
    場。
  3. 【請求項3】 集合マストが一対の継足しマストから構
    成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    作業用昇降式足場。
  4. 【請求項4】 集合マストが4本の継足しマストから構
    成されたことを特徴とする請求項1記載の作業用昇降式
    足場。
  5. 【請求項5】 ボイラ火炉内に昇降式足場を組立・解体
    する工法であって、前記ボイラ火炉内に仮設した作業床
    に複数本のマストを着脱可能に設置し、それらのマスト
    に駆動装置を備えたフレームを取付け、該フレームにブ
    ラケットを介して昇降ステージを取付け、駆動装置によ
    るラックピニオン式の昇降機構により昇降ステージをマ
    ストの軸方向に上昇させ、マストを順次継足しながら所
    定高さの集合マストを設置して昇降式足場を組み立て
    て、該昇降式足場により作業を終了した後、昇降ステー
    ジを下降させて継足しマストを順次取外して昇降式足場
    を解体することを特徴とする作業用昇降式足場の組立・
    解体工法。
  6. 【請求項6】 ゴミ焼却炉内、又は、ゴミ焼却炉及びそ
    れに接続されたボイラ内に昇降式足場を組立・解体する
    工法であって、前記ゴミ焼却炉内、又は、ゴミ焼却炉及
    びそれに接続されたボイラ内に仮設した作業床に複数本
    のマストを着脱可能に設置し、それらのマストに駆動装
    置を備えたフレームを取付け、該フレームにブラケット
    を介して昇降ステージを取付け、駆動装置によるラック
    ピニオン式の昇降機構により昇降ステージをマストの軸
    方向に上昇させ、マストを順次継足しながら所定高さの
    集合マストを設置して昇降式足場を組み立てて、該昇降
    式足場により作業を終了した後、昇降ステージを下降さ
    せて継足しマストを順次取外して昇降式足場を解体する
    ことを特徴とする作業用昇降式足場の組立・解体工法。
  7. 【請求項7】 ボイラ火炉内に仮設した作業床に一対の
    マストを着脱可能に設置し、それらのマストに駆動装置
    を備えたフレームを取付け、該フレームにブラケットを
    介して昇降ステージを取付け、駆動装置によるラックピ
    ニオン式の昇降機構により昇降ステージをマストの軸方
    向に上昇させ、マストを順次継足しながら、一定間隔で
    炉壁との壁繋ぎをして、所定高さの集合マストを設置し
    て昇降式足場を組立てることを特徴とする請求項5記載
    の作業用昇降式足場の組立・解体工法。
  8. 【請求項8】 ボイラ火炉内に仮設した作業床に4本の
    マストを着脱可能に設置し、該4本のマストに駆動装置
    を備えたフレームを取付け、該フレームにブラケットを
    介して昇降ステージを取付け、駆動装置によるラックピ
    ニオン式の昇降機構により昇降ステージをマストの軸方
    向に上昇させ、マストを順次継足しながら所定高さの集
    合マストを設置して昇降式足場を組立てることを特徴と
    する請求項5記載の作業用昇降式足場の組立・解体工
    法。
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