JP7022560B2 - 接着シート処理方法および接着シート処理装置 - Google Patents

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本発明は、接着シート処理方法および接着シート処理装置に関する。
従来、被着体に接着シートを貼付したり、被着体から接着シートを剥離したりする接着シート処理方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-73428号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の処理装置を用いた処理方法(接着シート処理方法)では、シート剥離手段60による剥離工程での剥離の対象が、シート貼付手段40による貼付工程でウエハWF(被着体)に貼付した第2接着シートAS2(接着シート)ではないので、必要に応じて被着体に接着シートを貼付した後、当該接着シートが不要になったとしても、当該接着シートを被着体から剥離することができないという不都合を発生する。
本発明の目的は、必要に応じて被着体に接着シートを貼付した後、不要になった当該接着シートを被着体から剥離することができる接着シート処理方法および接着シート処理装置を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、剥離工程での剥離の対象が、貼付工程で被着体に貼付した接着シートなので、必要に応じて被着体に接着シートを貼付した後、不要になった当該接着シートを被着体から剥離することができる。
また、支持部材貼付工程を実施し、剥離工程で支持部材と共に被着体から接着シートを剥離すれば、接着シートの処理を多彩にアレンジすることができる。
さらに、加工工程を実施すれば、既貼付被着体に所定の加工を施した後、不要になった当該接着シートを被着体から剥離することができる。
また、エネルギー付与工程を実施すれば、所定のエネルギーによって接着力が低下する構成の接着シートを容易に被着体から剥離することができる。
(A)~(C)は、本発明の実施形態に係る接着シート処理装置の説明図。 (A)~(C)は、本発明の変形例に係る接着シート処理装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行なYD方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の接着シート処理装置10は、被着体WKを支持する貼付用支持手段20と、貼付用支持手段20で支持した被着体WKに接着シートASの一方の面ASUを当接させて貼付し、既貼付被着体WK1を形成する貼付手段30と、当該接着シート処理装置10に被着体WKを搬入または、当該接着シート処理装置10から既貼付被着体WK1を搬出する貼付用出し入れ部40と、被着体WKまたは既貼付被着体WK1を貼付用支持手段20と貼付用出し入れ部40との間で搬送する貼付用搬送手段50と、既貼付被着体WK1を支持する剥離用支持手段60と、剥離用支持手段60で支持した既貼付被着体WK1から接着シートASを剥離して既剥離被着体WK2を形成する剥離手段70と、当該接着シート処理装置10に既貼付被着体WK1を搬入または、当該接着シート処理装置10から既剥離被着体WK2を搬出する剥離用出し入れ部80と、接着シートASに所定のエネルギーとしての紫外線を付与するエネルギー付与手段90と、既貼付被着体WK1または既剥離被着体WK2を剥離用支持手段60と剥離用出し入れ部80との間で搬送する剥離用搬送手段100とを備えている。
なお、接着シートASは、所定のエネルギーとしての紫外線が付与されることで、被着体WKに対する接着力が低下するものが採用され、具体的には、紫外線が付与されることで硬化して接着力が低下する接着剤層ALと、当該接着剤層AL上に積層された基材シートBSとを備え、接着剤層ALに帯状の剥離シートRLが仮着されて原反RSを構成している。
貼付用支持手段20は、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な支持面21Aを有する貼付用支持テーブル21を備えている。
貼付手段30は、原反RSを支持する支持軸31と、複数のガイドローラ32と、剥離シートRLを折り返し当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離部材としての剥離板33と、被着体WKに接着シートASを押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ34と、駆動機器としての回動モータ35Aで駆動され、ピンチローラ36とで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ35と、図示しない駆動機器で駆動され、ピンチローラ36との間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与して当該剥離シートRLを回収する回収ローラ37と、そのスライダ38Aで貼付用支持テーブル21を支持し、被着体WKと押圧ローラ34等とを相対移動させる駆動機器としてのリニアモータ38とを備えている。
貼付用出し入れ部40は、右側面が開口し、上下方向に所定間隔をおいて複数の被着体WKを収納可能な収納ケースSCが載置される貼付用載置台41を備えている。なお、収納ケースSCは、既貼付被着体WK1および既剥離被着体WK2も収納可能になっている。
貼付用搬送手段50は、複数のアームによって構成され、その作業範囲内において、作業部である先端のアーム51Aで支持したものを何れの位置、何れの角度にでも変位可能な駆動機器としての所謂多関節ロボット51と、先端のアーム51Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段で吸着保持が可能な保持手段としての搬送アーム52とを備えている。
剥離用支持手段60は、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な支持面61Aを有する剥離用支持テーブル61を備えている。
剥離手段70は、保持手段としての帯状の剥離用接着シートASRを支持する支持ローラ71と、剥離用接着シートASRを案内するガイドローラ72と、駆動機器としての直動モータ73の出力軸73Aに回転可能に支持された剥離ローラ74と、駆動機器としての回動モータ75Aで駆動され、ピンチローラ76とで剥離用接着シートASRを挟み込む駆動ローラ75と、図示しない駆動機器で駆動され、ピンチローラ76との間に存在する剥離用接着シートASRに常に所定の張力を付与して当該剥離用接着シートASRを回収する回収ローラ77と、そのスライダ78Aで剥離用支持テーブル61を支持し、被着体WKと剥離ローラ74等とを相対移動させる駆動機器としてのリニアモータ78とを備えている。
剥離用出し入れ部80は、貼付用出し入れ部40と同等の構成とされ、収納ケースSCが載置される剥離用載置台81を備えている。
エネルギー付与手段90は、光源ケース91と、光源ケース91に支持され、紫外線を発光する発光源92とを備えている。
剥離用搬送手段100は、貼付用搬送手段50と兼用する構成となっている。
以上の接着シート処理装置10の動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置された接着シート処理装置10に対し、当該接着シート処理装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が原反RSおよび剥離用接着シートASRを図1(B)および図1(C)のようにセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、貼付手段30が回動モータ35Aを駆動し、原反RSを繰り出して先頭の接着シートASが剥離板33の剥離縁33Aで剥離シートRLから所定長さ剥離されると、貼付手段30が回動モータ35Aの駆動を停止し、スタンバイ状態となる。
次いで、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、複数の被着体WKが収納された収納ケースSCを貼付用載置台41上に載置すると、接着シート処理装置10は、以下の貼付サイクル動作を行う。
すなわち、貼付用搬送手段50が多関節ロボット51および図示しない減圧手段を駆動し、収納ケースSC内に収納されている被着体WKを搬送アーム52で吸着保持して取り出した後、当該被着体WKを貼付用支持テーブル21の支持面21A上に載置する。その後、貼付用支持手段20が図示しない減圧手段を駆動し、支持面21Aでの被着体WKの吸着保持を開始すると、貼付用搬送手段50が図示しない減圧手段の駆動を停止した後、多関節ロボット51を駆動し、搬送アーム52を初期位置に復帰させる。
次に、貼付手段30がリニアモータ38を駆動し、貼付用支持テーブル21を右方へ移動させ、被着体WKが所定の位置に到達すると、回動モータ35Aを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASは、図1(B)中二点鎖線で示すように、剥離板33の剥離縁33Aで剥離シートRLから剥離されつつ、押圧ローラ34によって被着体WKの上面に押圧されて貼付され、既貼付被着体WK1が形成される。そして、既貼付被着体WK1が形成され、次の接着シートASが剥離板33の剥離縁33Aで剥離シートRLから所定長さ剥離されると、貼付手段30が回動モータ35Aの駆動を停止し、再びスタンバイ状態となる。
次いで、既貼付被着体WK1を支持した貼付用支持テーブル21が所定の位置に到達すると、貼付手段30がリニアモータ38の駆動を停止した後、再度リニアモータ38を駆動し、貼付用支持テーブル21を初期位置に復帰させる。その後、貼付用搬送手段50が多関節ロボット51および図示しない減圧手段を駆動し、既貼付被着体WK1を搬送アーム52で吸着保持した後、貼付用支持手段20が図示しない減圧手段の駆動を停止する。次に、貼付用搬送手段50が多関節ロボット51を駆動し、搬送アーム52で吸着保持した既貼付被着体WK1を収納ケースSC内に収納して図示しない減圧手段の駆動を停止し、以降、上記の貼付サイクル動作が繰り返される。そして、収納ケースSC内の全ての被着体WKが既貼付被着体WK1に置き変わると、使用者または図示しない搬送手段が、既貼付被着体WK1に所定の加工を施す図示しない加工手段に収納ケースSCを搬送し、当該加工手段で所定の加工が施された既貼付被着体WK1が、再度収納ケースSC内に収納される。
次いで、使用者または図示しない搬送手段が、既貼付被着体WK1が複数収納された収納ケースSCを剥離用載置台81上に載置すると、接着シート処理装置10は、以下の剥離サイクル動作を行う。
すなわち、剥離用搬送手段100が多関節ロボット51および図示しない減圧手段を駆動し、収納ケースSC内に収納されている既貼付被着体WK1を搬送アーム52で吸着保持して取り出した後、当該既貼付被着体WK1を剥離用支持テーブル61の支持面61A上に載置する。その後、剥離用支持手段60が図示しない減圧手段を駆動し、支持面61Aでの既貼付被着体WK1の吸着保持を開始すると、剥離用搬送手段100が図示しない減圧手段の駆動を停止した後、多関節ロボット51を駆動し、搬送アーム52を初期位置に復帰させる。
次に、剥離手段70およびエネルギー付与手段90がリニアモータ78および発光源92を駆動し、図1(C)中二点鎖線で示すように、剥離用支持テーブル61を右方へ移動させつつ、既貼付被着体WK1における接着シートASに紫外線を照射し、被着体WKに対する接着シートASの接着力を低下させる。その後もリニアモータ78の駆動が続行され、図1(C)に示すように、既貼付被着体WK1の接着シートASの右端部が剥離ローラ74の最下端部直下に到達すると、剥離手段70がリニアモータ78の駆動を停止した後、直動モータ73を駆動し、剥離ローラ74を下降させて剥離用接着シートASRを接着シートASの右端部に貼付する。そして、剥離手段70がリニアモータ78および回動モータ75Aを駆動し、剥離用支持テーブル61を右方へ移動させる移動速度に合わせて剥離用接着シートASRを回収ローラ77で巻き取ることで、図1(C)中二点鎖線で示すように、接着シートASが既貼付被着体WK1から剥離されて既剥離被着体WK2が形成される。
次いで、接着シートAS全体が剥離された既剥離被着体WK2を支持した剥離用支持テーブル61が所定の位置に到達すると、剥離手段70がリニアモータ78の駆動を停止するとともに、直動モータ73を駆動し、剥離ローラ74を初期位置に復帰させて回動モータ75Aの駆動を停止した後、再度リニアモータ78を駆動し、剥離用支持テーブル61を初期位置に復帰させる。その後、剥離用搬送手段100が多関節ロボット51および図示しない減圧手段を駆動し、既剥離被着体WK2を搬送アーム52で吸着保持した後、剥離用支持手段60が図示しない減圧手段の駆動を停止する。次に、剥離用搬送手段100が多関節ロボット51を駆動し、搬送アーム52で吸着保持した既剥離被着体WK2を収納ケースSC内に収納して図示しない減圧手段の駆動を停止し、以降、上記の剥離サイクル動作が繰り返される。そして、収納ケースSC内の全ての既貼付被着体WK1が既剥離被着体WK2に置き変わると、使用者または図示しない搬送手段が収納ケースSCを別の工程に搬送する。
以上のような実施形態によれば、剥離工程での剥離の対象が、貼付工程で貼付した接着シートASなので、必要に応じて被着体WKに接着シートASを貼付した後、不要になった当該接着シートASを被着体WKから剥離することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、貼付用支持工程は、被着体を貼付用支持手段で支持する工程であれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
本発明の接着シート処理装置は、両面に接着面を有する両面接着型の接着シートAS1を採用し、図2各図に示すように、既貼付被着体WK1における接着シートAS1の他方の面ASTに支持部材SMを貼付して支持部材SM付き既貼付被着体WK1を形成する支持部材貼付手段110を備え、剥離手段70に代えて、支持部材SM付き既貼付被着体WK1から支持部材SMと共に接着シートAS1を剥離して既剥離被着体WK2を形成する剥離手段7Aを採用し、エネルギー付与手段90に代えて、接着シートASに所定のエネルギーとしての赤外線を付与するエネルギー付与手段9Aを採用した接着シート処理装置10Aとしてもよい。
なお、接着シートAS1は、所定のエネルギーとしての赤外線が付与されることで、被着体WKに対する接着力が低下するものが採用され、具体的には、第1接着剤層AL1と、当該第1接着剤層AL1上に積層され、赤外線が付与されることで膨張する膨張性微粒子を含む基材シートBSと、当該基材シートBS上に積層され、易接着処理の施された例えば易接着PET等のバリア層BLと、当該バリア層BL上に積層された第2接着剤層AL2とを備え、第1接着剤層AL1に剥離シートRLが仮着されて原反RSを構成している。
支持部材貼付手段110は、複数の支持部材SMを上下方向に段積みして収容する支持部材収容手段111と、前後方向に移動するスライダ112Aを備えた駆動機器としてのリニアモータ112と、スライダ112Aに支持された駆動機器としての直動モータ113と、その出力軸113Aに支持され、吸着保持が可能な保持手段としての保持板114と、保持板114に吸着力を付与する減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段とを備えている。
剥離手段7Aの構成は、剥離用支持テーブル61をスライダ78Aで支持するリニアモータ78を備えている以外は、支持部材貼付手段110の構成と同等であり、支持部材貼付手段110の構成部材の付番先頭2桁の11を7Aとすることでその説明ができるので、詳細な説明は省略する。
エネルギー付与手段9Aは、光源ケース9A1と、光源ケース9A1に支持され、赤外線を発光する発光源9A2とを備えている。
このような接着シート処理装置10Aの動作は、以下の第2貼付サイクル動作を行う。
すなわち、図2(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置された接着シート処理装置10Aによって、接着シート処理装置10と同様の貼付サイクル動作が行われ、図2(B)中二点鎖線で示すように、貼付手段30で接着シートAS1が被着体WKに貼付されて既貼付被着体WK1が形成される。次いで、貼付用支持テーブル21で支持した既貼付被着体WK1が保持板114の作用位置に到達すると、貼付手段30がリニアモータ38の駆動を停止した後、支持部材貼付手段110がリニアモータ112、直動モータ113および図示しない減圧手段を駆動し、図2(B)に示すように、保持板114で支持部材SMを吸着保持して支持部材収容手段111から取り出す。その後、支持部材貼付手段110がリニアモータ112および直動モータ113を駆動し、図2(B)中二点鎖線で示すように、接着シートAS1の他方の面ASTを構成する第2接着剤層AL2に保持板114で吸着保持した支持部材SMを押圧して貼付し、支持部材SM付き既貼付被着体WK1を形成した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、保持板114を初期位置に復帰させる。
次に、貼付手段30がリニアモータ38を駆動し、貼付用支持テーブル21を初期位置に復帰させた後、接着シート処理装置10と同様の貼付サイクル動作が行われ、以降、上記の第2貼付サイクル動作が繰り返される。そして、収納ケースSC内の全ての被着体WKが支持部材SM付き既貼付被着体WK1に置き変わると、使用者または図示しない搬送手段が、既貼付被着体WK1に所定の加工を施す図示しない加工手段に収納ケースSCを搬送し、当該加工手段で所定の加工が施された支持部材SM付き既貼付被着体WK1が、再度収納ケースSC内に収納される。
次いで、使用者または図示しない搬送手段が、支持部材SM付き既貼付被着体WK1が複数収納された収納ケースSCを剥離用載置台81上に載置すると、接着シート処理装置10Aは、以下の第2剥離サイクル動作を行う。
すなわち、接着シート処理装置10と同様の剥離サイクル動作が行われ、剥離用支持テーブル61で支持した支持部材SM付き既貼付被着体WK1がエネルギー付与手段9Aの直下に到達すると、剥離手段7Aがリニアモータ78の駆動を停止した後、図2(C)中二点鎖線で示すように、エネルギー付与手段9Aが発光源9A2を駆動し、接着シートAS1に赤外線を照射する。
接着シートAS1に赤外線を照射すると、基材BSに含まれていた膨張性微粒子が膨張し、基材BSに無数の凸部CVが形成され始め、図2(C)中CCを付した図に示すように、当該凸部CVが第1接着剤層AL1をも変形させる。これにより、接着シートASの外縁と被着体WKとの界面から空気が侵入し、第1接着剤層AL1と被着体WKとの間に空間CRが形成され、被着体WKに対する第1接着剤層AL1の接着領域が低減し始める。このとき、基材BSとバリア層BLとは、当該バリア層BLの良好な密着性により、それらの界面に空間CRが形成されることはない。その後、空間CRが接着シートAS1の中央部にまで達すると、被着体WKに対する第1接着剤層AL1の接着領域が著しく減少し、当該接着シートAS1は、被着体WKから簡単に除去できるようになる。
空間CRが接着シートASの中央部にまで達すると、エネルギー付与手段9Aが発光源9A2の駆動を停止した後、剥離手段7Aがリニアモータ78を駆動し、剥離用支持テーブル61を右方へ移動させる。次に、支持部材SM付き既貼付被着体WK1が保持板7A4の作用位置に到達すると、剥離手段7Aがリニアモータ78の駆動を停止した後、リニアモータ7A2、直動モータ7A3および図示しない減圧手段を駆動し、図2(C)中二点鎖線で示すように、支持部材SM付き既貼付被着体WK1の支持部材SMを保持板7A4で吸着保持する。その後、剥離手段7Aがリニアモータ7A2および直動モータ7A3を駆動し、保持板7A4を上昇させ、支持部材SM付き既貼付被着体WK1から当該支持部材SMと共に接着シートAS1を剥離し、図2(C)に示すように、既剥離被着体WK2が形成される。
そして、剥離手段7Aがリニアモータ7A2および直動モータ7A3を駆動し、接着シートAS1付き支持部材SMを支持部材収容手段7A1内に収納して図示しない減圧手段の駆動を停止した後、保持板7A4を初期位置に復帰させる。次いで、剥離手段7Aがリニアモータ78を駆動し、剥離用支持テーブル61を初期位置に復帰させた後、接着シート処理装置10と同様の剥離サイクル動作が行われ、以降、上記の第2剥離サイクル動作が繰り返される。その後、収納ケースSC内の全ての支持部材SM付き既貼付被着体WK1が既剥離被着体WK2に置き変わると、使用者または図示しない搬送手段が収納ケースSCを別の工程に搬送する。
このような接着シート処理装置10Aでも、接着シート処理装置10と同様の効果を奏することができる。
貼付用支持手段20は、被着体WKや既貼付被着体WK1を強制的に保持する減圧手段等の保持手段がなくてもよい。
貼付手段30は、貼付用支持手段20を移動させることなくまたは、移動させつつ、押圧ローラ34等を移動させて被着体WKに接着シートAS、AS1を貼付してもよいし、巻回された原反RSではなく、ファンフォールド折りにされた原反RSを下方から支え持って繰り出し可能に支持し、剥離シートRLをファンフォールド折りにして回収してもよいし、巻き取ったり折り畳んだりすることなく回収してもよいし、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シートに閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた領域が接着シートAS、AS1とされた原反RSを支持する構成でもよいし、帯状の接着シートが剥離シートRLに仮着された原反RSが採用された場合、帯状の接着シートに閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を形成し、その切込で仕切られた領域を接着シートAS、AS1とする切断手段が備わっていてもよい。
貼付手段30は、押圧ローラ34を被着体WKに離間接近させる押圧部材接離手段としての駆動機器を備え、被着体WKにストレスがかかったり損傷したりすることを防止するようにしてもよく、このような押圧部材接離手段としては、駆動機器以外に手動で押圧ローラ34を移動させるものでもよい。
貼付用出し入れ部40は、被着体WKや既貼付被着体WK1を1つだけ載置する構成でもよいし、収納ケースSCなしに被着体WKや既貼付被着体WK1を1つまたは複数載置する構成でもよいし、収納ケースSCを複数載置する構成でもよいし、収納ケースSC、被着体WKまたは既貼付被着体WK1を位置決めして支持する構成でもよい。
貼付用搬送手段50は、I型の搬送アーム52を採用してもよいし、被着体WKを全面吸着する搬送アーム52を採用してもよい。
剥離用支持手段60は、既貼付被着体WK1や既剥離被着体WK2を強制的に保持する減圧手段等の保持手段がなくてもよい。
剥離手段70は、剥離用支持手段60を移動させることなくまたは、移動させつつ、剥離ローラ74等を移動させて既貼付被着体WK1から接着シートASを剥離してもよいし、保持手段として枚葉の剥離用接着シートASRを採用し、当該枚葉の剥離用接着シートASRを接着シートASに貼付して接着シートASを剥離する構成としてもよい。
剥離手段7Aは、剥離用支持手段60や保持板7A4等を移動させながら、支持部材SMと共に接着シートAS1を剥離してもよいし、支持部材SMを1枚のみ収容する支持部材収容手段7A1を採用してもよいし、支持部材SMを縦にして1枚のみまたは、左右方向に複数収容する支持部材収容手段7A1を採用してもよいし、支持部材貼付手段110に対して構成や形状が異なるもので構成してもよい。
剥離用出し入れ部80は、既貼付被着体WK1や既剥離被着体WK2を1つだけ載置する構成でもよいし、収納ケースSCなしに既貼付被着体WK1や既剥離被着体WK2を1つまたは複数載置する構成でもよいし、収納ケースSCを複数載置する構成でもよいし、収納ケースSC、既貼付被着体WK1または既剥離被着体WK2を位置決めして支持する構成でもよい。
エネルギー付与手段90は、既貼付被着体WK1を移動させずにまたは移動させつつ、発光源92を移動させて接着シートASに紫外線を付与してもよいし、既貼付被着体WK1および発光源92を移動させずに接着シートASに紫外線を付与してもよいし、接着シートASに一括または部分的に紫外線を付与する構成としてもよい。
エネルギー付与手段9Aは、支持部材SM付き既貼付被着体WK1を移動させずにまたは移動させつつ、発光源9A2を移動させて接着シートAS1に赤外線を付与してもよいし、発光源9A2を移動させずに支持部材SM付き既貼付被着体WK1を移動させ、接着シートAS1に赤外線を付与してもよいし、接着シートAS1に一括または部分的に赤外線を付与する構成としてもよい。
エネルギー付与手段90、9Aの発光源92、9A2は、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)ランプ、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ハロゲンランプ等何を採用してもよいし、それらを適宜に組み合わせたものを採用してもよい。
エネルギー付与手段90、9Aは、接着シートAS、AS1に紫外線や赤外線を照射する時間は、接着シートAS、AS1の特性、特質、性質、材質、組成および構成等を考慮して任意に決定することができるし、所定のエネルギーとして、紫外線や赤外線以外に、可視光線、音波、X線またはガンマ線等の電磁波や、熱湯や熱風等の熱を付与するものでもよく、接着シートAS、AS1の特性、特質、性質、材質、組成および構成等を考慮して任意に決定することができるし、本願の接着シート処理装置10、10Aに備わっていなくてもよい。
剥離用搬送手段100は、貼付用搬送手段50と兼用でなく、貼付用搬送手段50に対して独立した構成でもよいし、貼付用搬送手段50に対する構成や形状が同じもので構成されてもよいし、異なるもので構成されてもよい。
支持部材貼付手段110は、支持部材SMを1枚のみ収容する支持部材収容手段111を採用してもよいし、支持部材SMを縦にして1枚のみまたは左右方向に複数収容する支持部材収容手段111を採用してもよいし、本発明の接着シート処理装置10、10Aに備わっていなくてもよい。
接着シート処理装置10、10Aは、剥離サイクル動作中や第2剥離サイクル動作中であっても、収納ケースSCが貼付用載置台41上に載置されれば、貼付サイクル動作や第2貼付サイクル動作を平行して実施してもよいし、貼付サイクル動作中や第2貼付サイクル動作中であっても、収納ケースSCが剥離用載置台81上に載置されれば、剥離サイクル動作や第2剥離サイクル動作を平行して実施してもよいし、天地反転して配置したり横向きに配置したりして、被着体WKに接着シートAS、AS1を貼付したり、被着体WKから接着シートAS、AS1を剥離したりしてもよい。
接着シート処理装置10、10Aは、加工が施されていない既貼付被着体WK1つまり、加工工程を経ていない既貼付被着体WK1から接着シートASを剥離して既剥離被着体WK2を形成してもよい。
接着シートASは、接着剤層ALおよび基材シートBSの少なくとも一方が、所定のエネルギーが付与されることで膨張する膨張性微粒子を含むものでもよい。
接着シートAS1は、第1接着剤層AL1および基材シートBSの少なくとも一方が、所定のエネルギーが付与されることで膨張する膨張性微粒子を含むものでもよいし、バリア層BLがなくてもよい。
接着シートAS1の第1接着剤層AL1は、所定のエネルギーが付与されることによって硬化して接着力が低下するものでもよい。
所定のエネルギーが付与されることで硬化して接着力が低下する接着シートAS、AS1としては、例えば特開平10-233373や特開2000-104026等が例示でき、また、所定のエネルギーが付与されることで膨張する膨張性微粒子を含む基材シートBSを有する接着シートAS、AS1としては、例えば、特願2017-73236等が例示でき、所定のエネルギーが付与されることで膨張する膨張性微粒子を含む接着剤層AL(AL1、AL2)を有する接着シートAS、AS1としては、例えば特開平11-302610や特開2004-266179等が例示できるが、接着シートAS、AS1としては、所定のエネルギーが付与されることで化学変化、組成変化、密度変化、接触面積変化、粘度変化、硬度変化等を起こしてその接着力が低下するものであれば何でもよく、そのような接着シートAS、AS1の特性、特質、性質、材質、組成および構成等に応じてエネルギー付与手段90、9Aが選択されればよい。
接着シートAS、AS1は、所定のエネルギーが付与されることで接着力が低下するタイプのものでなくてもよいし、基材シートBS側、第2接着剤層AL2側にカバーシートが仮着されていてもよく、この場合、貼付手段30は、基材シートBS、第2接着剤層AL2からカバーシートCSを剥離手段を備えてもよい。
支持部材SMは、ゴムや樹脂等の弾性部材でもよいし、金属、セラミック等の非弾性部材でもよいし、木材、紙、布等でもよいし、その形状は板状でなく、例えば、球状や角柱状等なんら限定されるものではない。
収納ケースSCは、被着体WK、既貼付被着体WK1、既剥離被着体WK2を1つだけ収納する構成でもよいし、それらを専用で収納するものでもよいし、それらのうち少なくとも2種を収納するものでもよいし、開口部に蓋が備わっていてもよく、このように蓋が備わっている場合、貼付用出し入れ部40や剥離用出し入れ部80に蓋を開く構成が備わっているとよい。
被着体WKを収納する収納ケースSCと、既貼付被着体WK1を収納する収納ケースSCと、既剥離被着体WK2を収納する収納ケースSCは、それらのうち少なくとも2つが、同じものでもよいし、同種のものでもよいし、それら全てが異種のものでもよい。
既貼付被着体WK1に所定の加工を施す加工手段は、接着シートAS、AS1に所定の加工を施してもよいし、被着体WKに所定の加工を施してもよいし、本発明の接着シート処理装置10、10Aに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよく、備わっていない場合、本発明の接着シート処理装置10、10A以外の装置で所定の加工を施せばよく、既貼付被着体WK1に施す所定の加工としては、例えば、当該既貼付被着体WK1を切断したり研削したりする加工でもよいし、当該既貼付被着体WK1に熱を加えたり他の部材を積層したりする加工でもよく、どのような加工でもよい。
本発明における接着シートAS、AS1、剥離用接着シートASRおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートAS、AS1および剥離用接着シートASRは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASおよび剥離用接着シートASRが採用された場合、それらを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASおよび剥離用接着シートASRは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートBSやバリア層BLと接着剤層との間に中間層を有するもの等、3層以上の層構成のものであってもよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートAS、AS1は、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよい。
10、10A…接着シート処理装置
20…貼付用支持手段
30…貼付手段
40…貼付用出し入れ部
50…貼付用搬送手段
60…剥離用支持手段
70、7A…剥離手段
80…剥離用出し入れ部
90、9A…エネルギー付与手段
100…剥離用搬送手段
110…支持部材貼付手段
AS、AS1…接着シート
ASU…一方の面
AST…他方の面
SM…支持部材
WK…被着体
WK1…既貼付被着体
WK2…既剥離被着体

Claims (2)

  1. 被着体に接着シートを貼付し、当該接着シートを剥離する接着シート処理方法において、
    前記被着体を貼付用支持手段で支持する貼付用支持工程と、
    前記貼付用支持工程で支持した前記被着体に前記接着シートの一方の面を当接させて貼付し、既貼付被着体を形成する貼付工程を、貼付手段を用いて実施する工程と、
    貼付用出し入れ部に前記被着体を搬入または、前記貼付用出し入れ部から前記既貼付被着体を搬出する貼付用出し入れ工程と、
    前記被着体または前記既貼付被着体を前記貼付用支持手段と前記貼付用出し入れ部との間で搬送する貼付用搬送工程を、貼付用搬送手段を用いて実施する工程と、
    前記既貼付被着体を剥離用支持手段で支持する剥離用支持工程と、
    前記剥離用支持工程で支持した前記既貼付被着体から前記接着シートを剥離して既剥離被着体を形成する剥離工程を、剥離手段を用いて実施する工程と、
    剥離用出し入れ部に前記既貼付被着体を搬入または、前記剥離用出し入れ部から前記既剥離被着体を搬出する剥離用出し入れ工程と、
    前記既貼付被着体または前記既剥離被着体を前記剥離用支持手段と前記剥離用出し入れ部との間で搬送する剥離用搬送工程を、剥離用搬送手段を用いて実施する工程とを実施し、
    前記貼付用搬送手段は、前記被着体と前記既貼付被着体と前記既剥離被着体とを選択的に保持可能な単一の保持手段を備えることで前記剥離用搬送手段と兼用され、前記貼付手段による前記貼付工程と、前記剥離手段による前記剥離工程との並行実施が可能に設けられていることを特徴とする接着シート処理方法。
  2. 被着体に接着シートを貼付し、当該接着シートを剥離する接着シート処理装置において、
    前記被着体を支持する貼付用支持手段と、
    前記貼付用支持手段で支持した前記被着体に前記接着シートの一方の面を当接させて貼付し、既貼付被着体を形成する貼付手段と、
    当該接着シート処理装置に前記被着体を搬入または、当該接着シート処理装置から前記既貼付被着体を搬出する貼付用出し入れ部と、
    前記被着体または前記既貼付被着体を前記貼付用支持手段と前記貼付用出し入れ部との間で搬送する貼付用搬送手段と、
    前記既貼付被着体を支持する剥離用支持手段と、
    前記剥離用支持手段で支持した前記既貼付被着体から前記接着シートを剥離して既剥離被着体を形成する剥離手段と、
    当該接着シート処理装置に前記既貼付被着体を搬入または、当該接着シート処理装置から前記既剥離被着体を搬出する剥離用出し入れ部と、
    前記既貼付被着体または前記既剥離被着体を前記剥離用支持手段と前記剥離用出し入れ部との間で搬送する剥離用搬送手段とを備え
    前記貼付用搬送手段は、前記被着体と前記既貼付被着体と前記既剥離被着体とを選択的に保持可能な単一の保持手段を備えることで前記剥離用搬送手段と兼用され、前記貼付手段による前記接着シートの貼付動作と、前記剥離手段による前記接着シートの剥離動作との並行実施が可能に設けられていることを特徴とする接着シート処理装置。
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