JP7006125B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機等の画像形成装置において、画像を形成する際の条件である作像条件を調整、設定する技術に関し、以下の特許文献1,2に記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特開2014-137536号公報には、ベタパッチとラインからなる画像パターンを作像条件を変えて複数作成し、読み取ったベタ画像の濃度と、ライン幅、ライン幅縦横比、MTF、ペアライン解像度、濃度、ライン均一性の少なくとも1つのライン品質によって作像条件を選択することで、塗りパターンとラインパターンのそれぞれの品櫃を総合的にみて作像条件を設定する技術が記載されている。
特許文献2としての特許第3295205号公報には、オペレータの所望する最適な画像レベルモードを選択可能にするために、オペレータが選択した設定モード(標準、濃い目、薄目、太目、細目等)に応じたサンプル画像を出力して、画像品質を変化する処理であるMTF補正処理、シェーディング補正処理等を実行する技術が記載されている。
特開2014-137536号公報(「0004」-「0008」) 特許第3295205号公報(「0026」-「0029」、図2)
本発明は、利用者の利用状況に応じた画質の調整を行うことを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
設定された画像形成条件に応じて像保持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像形成手段の像保持体上に画質調整用のパッチ画像を形成する手段と、
前記画質調整用のパッチ画像を読み取る読取り部材と、
前記読取り部材での読取り結果に基づいて、画像形成条件を調整する調整手段と、
を備えた装置において、
印刷条件に応じて前記パッチ画像の画像構造を異ならせる手段であって、形成されるトナー像が文字で構成される場合には前記画質調整用のパッチ画像を文字で構成し、形成されるトナー像が線画で構成される場合には前記画質調整用のパッチ画像を線画で構成する手段、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記パッチ画像の画像構造は、印刷条件としての画像形成モード条件に応じて変更する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
印刷条件として、過去に印刷された画像の種類の履歴情報に基づいて、前記画質調整用のパッチ画像を形成する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
画像形成装置の利用者毎に前記過去に印刷された画像の構造の履歴を取得する
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記パッチ画像の画像構造は、印刷条件としての印刷される画像の画像構造や、画像方向、用紙送り姿勢に応じて変更する
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
入力画像を印刷画像に変換後に画像解析を行って前記画像の構造を判別する
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記画像の構造は、線画主体または写真主体の情報を含む
ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記画像の構造は、画像に含まれる文字種と文字の大きさの情報を含む
ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記画像の構造は、印刷される画像が縦書きまたは横書きの情報を含む
ことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記画像の構造は、画像が最終転写される媒体が短辺送りか長辺送りかの情報を含む
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、印刷条件に応じた画質調整用の画像を形成することができ、利用者の利用状況に応じた画質の調整を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、利用者が印刷を行う画像形成モード条件に応じた画質調整用の画像を形成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、利用者の過去の利用状況に応じた画質調整用の画像を形成することができる。
請求項4に記載の発明によれば、複数の利用者がいる場合でも、利用者ごとに利用状況に応じた画質調整用の画像を形成できる。
請求項5に記載の発明によれば、これから形成される画像に応じた画質調整を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、画像解析を行って画像の構成を自動的に取得することができる。
請求項7に記載の発明によれば、線画主体や写真主体の利用状況に応じて画質調整を行うことができる。
請求項8に記載の発明によれば、文字種と文字の大きさの利用状況に応じて画質調整を行うことができる。
請求項9に記載の発明によれば、縦書きまたは横書きの利用状況に応じて画質調整を行うことができる。
請求項10に記載の発明によれば、短辺送りか長辺送りかの利用状況に応じて画質調整を行うことができる。
図1は実施例1の画像形成装置の説明図である。 図2は実施例1の画像形成装置の要部説明図である。 図3は実施例1の画像形成装置の制御部が備えている各機能をブロック図で示した図である。 図4は実施例1の画像の構成情報の履歴の一例の説明図である。 図5は調整用画像の一例の説明図であり、縦線および横線からなる調整用画像の一例の説明図である。 図6は調整用画像の一例の説明図であり、図6Aは文字種が明朝体、縦書き、文字サイズが大きい場合の調整用画像の説明図、図6Bは文字種が明朝体、縦書き、文字サイズが小さい場合の調整用画像の説明図である。 図7は調整用画像の一例の説明図であり、図7Aは文字種が明朝体、横書き、文字サイズが大きい場合の調整用画像の説明図、図7Bは文字種が明朝体、横書き、文字サイズが小さい場合の調整用画像の説明図である。 図8は実施例1の調整用の画像の形成処理のフローチャートの説明図である。 図9は文字の線幅の説明図であり、図9Aは明朝体で縦向きの文字の説明図、図9Bは明朝体で横向きの文字の説明図、図9Cはゴシック体で縦向きの文字の説明図、図9Dはゴシック体で横向きの文字の説明図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例である実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,-X,Y,-Y,Z,-Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は実施例1の画像形成装置の説明図である。
図2は実施例1の画像形成装置の要部説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、装置の本体の一例であって、画像記録装置の一例としてのプリンタ部U1を有する。プリンタ部U1の上部には、読取部の一例であって、画像読取装置の一例としてのスキャナ部U2が支持されている。スキャナ部U2の上部には、原稿の搬送装置の一例としてのオートフィーダU3が支持されている。実施例1のスキャナ部U2には、入力部の一例としての操作部UIが支持されている。前記操作部UIは、操作者が入力をして、複写機Uの操作が可能である。
オートフィーダU3の上部には、媒体の収容容器の一例としての原稿トレイTG1が配置されている。原稿トレイTG1には、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容可能である。原稿トレイTG1の下方には、原稿の排出部の一例としての原稿の排紙トレイTG2が形成されている。原稿トレイTG1と原稿の排紙トレイTG2との間には、原稿の搬送路U3aに沿って、原稿の搬送ロールU3bが配置されている。
スキャナ部U2の上面には、透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPGが配置されている。実施例1のスキャナ部U2には、プラテンガラスPGの下方に、読取り用の光学系Aが配置されている。実施例1の読取り用の光学系Aは、プラテンガラスPGの下面に沿って、左右方向に移動可能に支持されている。なお、読取り用の光学系Aは、通常時は、図1に示す初期位置に停止している。
読取り用の光学系Aの左方には、撮像部材の一例としての撮像素子CCDが配置されている。撮像素子CCDには、画像処理部IPSが電気的に接続されている。
画像処理部IPSは、プリンタ部U1の書込回路DLに電気的に接続されている。書込回路DLは、潜像の形成装置の一例としてのLEDヘッドLHy,LHm,LHc,LHkに電気的に接続されている。
各LEDヘッドLHy~LHkの上方には、像保持体の一例としての感光体ドラムPRy,PRm,PRc,PRkが配置されている。
各感光体ドラムPRy~PRkには、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkが対向して配置されている。前記帯電ロールCRy~CRkには、電源回路Eから帯電電圧が印加される。なお、電源回路Eは、制御部の一例としてのコントローラCにより制御される。前記コントローラCは、画像処理部IPSや書込回路DL等との間でも信号の送受信を行って、各種制御を行う。
感光体ドラムPRy~PRkの回転方向に対して、帯電ロールCRy~CRkの下流側に設定された書込領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kにおいて、感光体ドラムPRy~PRkの表面に対して、LEDヘッドLHy~LHkから書込光が照射される。
感光体ドラムPRy~PRkの回転方向に対して、書込領域Q1y~Q1kの下流側に設定された現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kには、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkが感光体ドラムPRy~PRkの表面に対向して配置されている。
感光体ドラムPRy~PRkの回転方向に対して、現像領域Q2y~Q2kの下流側には、1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kが設定されている。感光体ドラムPRy~PRkは、1次転写領域Q3y~Q3kでは、像保持体の一例であって、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触している。また、1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて、中間転写ベルトBを挟んで感光体ドラムPRy~PRkの反対側には、1次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kが配置されている。
感光体ドラムPRy~PRkの回転方向に対して、1次転写領域Q3y~Q3kの下流側には、像保持体の清掃器の一例としてのドラムクリーナCLy,CLm,CLc,CLkが配置されている。
なお、実施例1では、感光体ドラムPRy~PRkとドラムクリーナCLy~CLkは、各色ごとに、像保持体ユニットの一例としての感光体ユニットとして、プリンタ部U1に対して一体的に着脱可能に構成されている。また、現像装置Gy~Gkも現像ユニットとして、プリンタ部U1に対して着脱可能に構成されている。
前記感光体ドラムPRy~PRkの上方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBを有する。中間転写ベルトBは、駆動部材の一例としての駆動ロールRdと、張架部材の一例としてのテンションロールRtと、蛇行補正部材の一例としてのウォーキングロールRw、従動部材の一例としてのアイドラロールRf、2次転写領域の対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、により回転可能に支持されている。
中間転写ベルトBを挟んでバックアップロールT2aの反対側には、2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが配置されている。前記バックアップロールT2aと2次転写ロールT2bにより2次転写器T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bと中間転写ベルトBとが対向する領域により2次転写領域Q4が形成される。
前記1次転写ロールT1y~T1k、中間転写ベルトBおよび2次転写器T2等により、感光体ドラムPRy~PRkに形成された画像を媒体に転写する実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。
中間転写ベルトBの回転方向に対して、2次転写領域Q4の下流側には、中間転写体の清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbが配置されている。
前記ベルトモジュールBMの上方には、現像剤の収容容器の一例としてのカートリッジKy,Km,Kc,Kkが配置されている。各カートリッジKy~Kkには、現像装置Gy~Gkに補給される現像剤が収容されている。前記カートリッジKy~Kkと現像装置Gy~Gkとの間は、図示しない現像剤の補給装置により接続されている。
プリンタ部U1の下部には、媒体の収容容器の一例としての給紙トレイTR1~TR3が配置されている。給紙トレイTR1~TR3は、案内部材の一例としてのガイドレールGRにより前後方向に着脱可能に支持されている。給紙トレイTR1~TR3には、媒体の一例としての記録紙Sが収容されている。
給紙トレイTR1~TR3の右上方には、媒体の取出部材の一例としてのピックアップロールRpが配置されている。ピックアップロールRpの右方には、捌き部材の一例としての捌きロールRsが配置されている。
各給紙トレイTR1~TR3の右方には、上方に延びる媒体の搬送路SH1が形成されている。搬送路SH1には、媒体の搬送部材の一例としての搬送ロールRaが複数配置されている。搬送路SH1には、記録紙Sの搬送方向の下流部であり且つ2次転写領域Q4の上流側に、送出部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。
2次転写領域Q4の上方には、定着装置Fが配置されている。定着装置Fは、第1の定着部材の一例であって、加熱部材の一例としての加熱ロールFhと、第2の定着部材の一例としての加圧部材Fpとを有する。加熱ロールFhと加圧部材Fpとの接触領域により、定着領域Q5が構成されている。加熱ロールFhには、加熱手段の一例としてのヒータが内蔵されている。定着装置Fの斜め上方には、媒体の搬送部材の一例としての排出ローラRhが配置されている。排出ローラRhの左方には、媒体の排出部の一例としての排出トレイTRhが形成されている。
(画像形成動作の説明)
前記原稿トレイTG1に収容された複数の原稿Giは、プラテンガラスPG上の原稿の読み取り位置を順次通過して、原稿の排紙トレイTG2に排出される。
前記オートフィーダU3を使用して自動的に原稿を搬送して複写を行う場合は、読取り用の光学系Aは初期位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の読み取り位置を順次通過する各原稿Giを露光する。
原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う場合、読取り用の光学系Aが左右方向に移動して、プラテンガラスPG上の原稿が、露光されながら走査される。
原稿Giからの反射光は、読取り用の光学系Aを通って、撮像素子CCDに集光される。前記撮像素子CCDは、撮像面上に集光された原稿の反射光が赤:R、緑:G、青:Bの電気信号に変換される。
画像処理部IPSは、撮像素子CCDから入力されるRGBの電気信号を黒:K、イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:Cの画像情報に変換して一時的に記憶する。画像処理部IPSは、一時的に記憶した画像情報を予め設定された時期に、潜像形成用の画像情報として書込回路DLに出力する。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒:Kのみの画像情報が書込回路DLに入力される。
前記書込回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの各駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を予め設定された時期に、各色毎に配置されたLEDヘッドLHy~LHkに出力する。
各感光体ドラムPRy~PRkの表面は、帯電ロールCRy~CRkによりに帯電される。LEDヘッドLHy~LHkは、書込領域Q1y~Q1kにおいて、感光体ドラムPRy~PRkの表面に静電潜像を形成する。現像装置Gy~Gkは、現像領域Q2y~Q2kにおいて、感光体ドラムPRy~PRkの表面の静電潜像を、可視像の一例としてのトナー像に現像する。現像装置Gy~Gkで現像剤が消費されると、消費量に応じて、各カートリッジKy~Kkから各現像装置Gy~Gkに現像剤が補給される。
各感光体ドラムPRy~PRkの表面のトナー像は、1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。各1次転写ロールT1y~T1kには、電源回路Eから予め設定された時期にトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。したがって、1次転写領域Q3y~Q3kにおいて、1次転写電圧により、感光体ドラムPRy~PRkのトナー像は、中間転写ベルトBに順次重ねて転写される。なお、K色の単色の画像の場合は、K色のトナー像のみが、Kの感光体ドラムPRkから中間転写ベルトBに転写される。
前記感光体ドラムPRy~PRk、帯電ロールCRy~CRk、LEDヘッドLHy~LHk、現像装置Gy~Gk、1次転写ロールT1y~T1k等により、中間転写ベルトBにトナー像を形成するトナー像形成手段が構成されている。
1次転写後の感光体ドラムPRy~PRk表面の残留物、付着物は、ドラムクリーナCLy~CLkで清掃される。清掃された感光体ドラムPRy~PRkの表面は、帯電ロールCRy~CRkで再帯電される。
前記各給紙トレイTR1~TR3の記録紙Sは、予め設定された給紙時期にピックアップロールRpにより取り出される。ピックアップロールRpで取り出された記録紙Sは、複数枚の記録紙Sが重なった状態で取り出された場合には、捌きロールRsで1枚づつ分離される。捌きロールRsを通過した記録紙Sは、複数の搬送ロールRaにより、レジロールRrに搬送される。
前記レジロールRrは、中間転写ベルトBの表面のトナー像が2次転写領域Q4に移動する時期に合わせて、記録紙Sを送り出す。
レジロールRrから送り出された記録紙Sには、2次転写領域Q4を通過する際に、2次転写ロールT2bに印加された2次転写電圧により、中間転写ベルトBの表面のトナー像が転写される。
2次転写領域Q4を通過後の中間転写ベルトBの表面は、ベルトクリーナCLbにより残留トナーが除去されて清掃される。
2次転写領域Q4を通過した記録紙Sは、定着領域Q5を通過する際に、定着装置Fによりトナー像が加熱および加圧されて定着される。
トナー像が定着された記録紙Sは、排出ローラRhで排出トレイTRhに排出される。
(実施例1の制御部の説明)
図3は実施例1の画像形成装置の制御部が備えている各機能をブロック図で示した図である。
図3において、制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部Cは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部Cは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1の制御部Cは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(制御部Cに接続された信号出力要素)
制御部Cは、操作部UIや画像センサSN1、その他の図示しないセンサ等の信号出力要素からの出力信号が入力されている。
操作部UIは、入力部材の一例として、矢印等の入力を行う入力ボタンUIaを有する。また、操作部UIは、告知部材の一例としての表示部UIb等を備えている。
画像の読み取り部材の一例としての画像センサSN1は、像保持体の一例としての中間転写ベルトBの表面に保持された画像を読み取る。なお、実施例1の画像センサSN1は、最下流の一次転写領域Q3kの下流側且つ2次転写領域Q4の上流側において、中間転写ベルトBに対向して配置されている。
(制御部Cに接続された被制御要素)
制御部Cは、メインモータの駆動回路D0や電源回路E、その他の図示しない制御要素に接続されている。制御部Cは、各回路D0,E等へ、それらの制御信号を出力している。
D0:メインモータの駆動回路
主駆動源の駆動回路の一例としてのメインモータの駆動回路D0は、主駆動源の一例としてのメインモータM0を介して、感光体ドラムPRy~PRkや中間転写ベルトB等を回転駆動する。
E:電源回路
前記電源回路Eは、現像用の電源回路Ea、帯電用の電源回路Eb、転写用の電源回路Ec、定着用の電源回路Ed等を有している。
Ea:現像用の電源回路
現像用の電源回路Eaは、現像装置Gy~Gkの現像ロールに現像電圧を印加する。
Eb:帯電用の電源回路
帯電用の電源回路Ebは、帯電ロールCRy~CRkそれぞれに感光体ドラムPRy~PRk表面を帯電させるための帯電電圧を印加する。
Ec:転写用の電源回路
転写用の電源回路Ecは、1次転写ロールT1y~T1kやバックアップロールT2aに転写電圧を印加する。
Ed:定着用の電源回路
定着用の電源回路Edは、定着装置Fの加熱ロールFhのヒータに電力を供給する。
(制御部Cの機能)
制御部Cは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。すなわち、制御部Cは次の機能を有している。
C1:ジョブの制御手段
画像形成の制御手段の一例としてのジョブの制御手段C1は、スキャナ部U2で読み取った画像情報や外部のパーソナルコンピュータ等から入力された画像情報に応じて、複写機Uの各部材の駆動や各電圧の印加時期等を制御して、画像形成動作であるジョブを実行する。
C2:メインモータの制御手段
駆動源の制御手段の一例としてのメインモータの制御手段C2は、メインモータの駆動回路D0を介して、メインモータM0の駆動を制御し、感光体ドラムPRy~PRk等の駆動を制御する。
C3:電源制御手段
電源制御手段C3は、各電源回路Ea~Edを制御して、各部材へ印加される電圧や、各部材へ供給される電力を制御する。
図4は実施例1の画像の構造情報の履歴の一例の説明図である。
C4:印刷条件の取得手段
印刷条件の取得手段C4は、入力された画像情報に基づいて、印刷条件を取得する。実施例1では、印刷条件の一例として、利用者名の情報と、送り方向(短辺送り:SEFか長辺送り:LEFか)の情報と、文字種の一例としてのフォントの情報と、文字の大きさの情報と、縦書きまたは横書きの情報と、罫線の有無および罫線の方向の情報と、画像の主体(文字主体か線画(図形)主体か写真主体か)の情報と、印刷モード(モノクロまたはカラー)の情報等を含む。
なお、実施例1の印刷条件の取得手段C4は、複写機Uが外部のパーソナルコンピュータから画像情報を受信した場合に、受信した画像情報に、印刷条件の一部または全てが含まれている場合はその情報を使用する。また、スキャナ部U2で読み取った画像情報や、外部のパーソナルコンピュータから受信した画像情報に印刷条件の情報が含まれていない場合には、画像情報を、1ページごとの印刷画像に変換した後、画像解析(パターン判別)を行って、印刷条件の一例としての画像の構造(文字種、文字の大きさ、送り方向、縦書き・横書き)を判別する。さらに、例えば、複数のフォントや文字サイズが使用されている場合には、最も使用されている数の多いものを、画像の構造情報として取得する。なお、取得できない画像の構造情報は空欄の状態で取得する。
C5:履歴情報の記憶手段
履歴情報の記憶手段C5は、複写機Uで過去に形成された画像の構造情報の履歴を記憶する。実施例1の履歴情報の記憶手段C5は、図4に示すような履歴情報を記憶する。
C6:画質調整時期の判別手段
画質調整時期の判別手段C6は、予め設定された画質の調整時期になったか否かを判別する。実施例1では、画質の調整時期は、一例として、累積の印刷枚数が予め設定された枚数(例えば、1000枚)になる度が設定されているが、これに限定されない。例えば、電源投入時とか、画像形成動作の毎回開始前とか、設定された時刻(例えば、毎週月曜日12時)とか、前回の利用者と異なる利用者が印刷を行う場合等、設計や仕様等に応じて任意に変更可能である。
C7:画像構造情報の判別手段
画像構造情報の判別手段C7は、画質調整の時期になった場合に、調整画像を形成するために必要な画像の構造情報の判別を行う。実施例1の画像構造情報の判別手段C7Aは、これから実行される画像形成動作(ジョブ)の利用者が、過去に実行したジョブの画像の構造情報を履歴情報から取得する。過去の履歴情報から、その利用者が過去に実行したジョブにおいて、フォント等の画像の構造のそれぞれで、最も頻度の高いものを判別する。
図5は調整用画像の一例の説明図であり、縦線および横線からなる調整用画像の一例の説明図である。
図6は調整用画像の一例の説明図であり、図6Aは文字種が明朝体、縦書き、文字サイズが大きい場合の調整用画像の説明図、図6Bは文字種が明朝体、縦書き、文字サイズが小さい場合の調整用画像の説明図である。
図7は調整用画像の一例の説明図であり、図7Aは文字種が明朝体、横書き、文字サイズが大きい場合の調整用画像の説明図、図7Bは文字種が明朝体、横書き、文字サイズが小さい場合の調整用画像の説明図である。
C8:調整画像の形成手段(パッチ画像を形成する手段)
調整画像の形成手段C8は、印刷条件に応じて、画質調整用の画像、いわゆるパッチ画像を形成する。実施例1の調整画像の形成手段C8は、画像構造情報の判別手段C7で判別された最も頻度の高い画像の構造に応じて、パッチ画像を形成する。一例として、罫線を縦方向と横方向の両方使用している場合には、図5に示すように、縦線と横線の両方を含むパッチ画像を、濃度や太さを変えて形成する。図5では、縦線について、太さが2種類および濃度が2種類の合計4つ、横線についても同様に4つ形成し、全体で8つの画像が形成される場合を例示している。
図6において、画像構造情報の判別手段C7で判別された文字種が明朝体で、縦書き、文字サイズが大きい(一例として20ポイント以上)場合には、図6Aに示すように、明朝体の文字で構成されたパッチ画像が形成される。なお、図6、図7では、濃度を4段階で変えたパッチ画像が形成される場合を例示している。同様に、画像構造情報の判別手段C7で判別された文字種が明朝体で、縦書き、文字サイズが小さい(一例として20ポイント未満)場合には、図6Bに示すようなパッチ画像が形成される。また、画像構造情報の判別手段C7で判別された文字種が明朝体で、横書き、文字サイズが大きい場合には、図7Aに示すようなパッチ画像が形成される。さらに、画像構造情報の判別手段C7で判別された文字種が明朝体で、横書き、文字サイズが小さい場合には、図7Bに示すようなパッチ画像が形成される。なお、図5~図7に例示したパッチ画像に限定されず、印刷条件の一例として、ユーザが選択した印刷モードの設定において、「文字主体」であれば文字を使用し、「線画主体」であれば線画を使用し、「写真主体」であれば高濃度の画像を使用したパッチ画像を形成することが可能である。また、印刷条件の一例としての印刷モードにおいて、「モノクロ」であればモノクロ画像、「カラー」であればカラー画像のように、印刷条件に応じたパッチ画像が形成可能である。
C9:調整手段
調整手段C9は、画像センサSN1が読み取ったパッチ画像の読み取り結果に基づいて、画像形成条件を調整する。実施例1の調整手段C9は、パッチ画像の読み取り結果から、例えば、読み取り濃度が目的の濃度に対してずれがある場合は、ずれを補正するように画像形成条件を変更する。画像形成条件の変更は、特許文献1,2に記載のように従来公知の方法を採用可能であり、シェーディング補正等の画像処理で行うことも可能であるし、帯電電圧や現像電圧の調整で行うことも可能である。また、実施例1の調整手段C9は、パッチ画像の読み取り結果から、例えば、横線と縦線で同じ線幅で形成したはずが、読み取り結果では線幅に差が発生する場合には、LEDヘッドLHy~LHkでの書き込み時の線幅を目的の線幅になるように調整する。
(実施例1の流れ図の説明)
次に、実施例1の複写機Uにおける制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
(パッチ形成処理のフローチャートの説明)
図8は実施例1の調整用の画像の形成処理のフローチャートの説明図である。
図8のフローチャートの各ステップSTの処理は、複写機Uの制御部Cに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複写機Uの他の各種処理と並行して実行される。
図8に示すフローチャートは複写機Uの電源投入により開始される。
図8のST1において、画像形成動作であるジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に進み、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、開始されるジョブの印刷条件を取得する。そして、ST3に進む。
ST3において、取得した印刷条件(画像の構造)を履歴に記憶する。そして、ST4に進む。
ST4において、画質調整時期であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST5に進み、ノー(N)の場合はST8に進む。
ST5において、ジョブを一時停止させる。なお、ジョブが開始されていない場合には、ジョブの開始を停止する。そして、ST6に進む。
ST6において、履歴情報に基づいて画像の構造情報の判別を行い、パッチ画像を作成する。そして、ST7に進む。
ST7において、画像センサSN1でのパッチ画像の読み取り結果に基づいて、画質の調整を行う。そして、ST8に進む。
ST8において、ジョブを実行(再開)する。そして、ST9に進む。
ST9において、ジョブが終了したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST9を繰り返し、イエス(Y)の場合はST1に戻る。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、濃度や線幅のような画質の調整が行われる場合、印刷条件に基づいてパッチ画像が形成される。すなわち、利用者が、明朝体の文字で所定の大きさの文書画像を頻繁に印刷している場合、その文書画像に応じたパッチ画像が形成されて、画質調整が行われる。同様に、罫線を多用した表や図形等を頻繁に印刷している場合や、写真を頻繁に印刷している場合には、それに応じたパッチ画像が形成されて画質調整が行われる。
図9は文字の線幅の説明図であり、図9Aは明朝体で縦向きの文字の説明図、図9Bは明朝体で横向きの文字の説明図、図9Cはゴシック体で縦向きの文字の説明図、図9Dはゴシック体で横向きの文字の説明図である。
図9A、図9Bにおいて、明朝体の文字では、図9Aに示す縦向きの場合、主走査方向に沿った線は太く、副走査方向に沿った線は細い構成となっている。一方で、図9Bに示す横向きの場合、主走査方向に沿った線は細く、副走査方向に沿った線は太い構成となる。また、ゴシック体の文字では、図9C、図9Dに示すように、縦向きでも横向きでも文字を構成する線の太さはほとんど変わらない。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラムPRy~PRkが円筒状で回転する構成が多く、ROSやLEDヘッドLHy~LHkで書き込み、現像装置Gy~Gkで現像する構成となっており、感光体ドラムPRy~PRkの周方向(副走査方向)と軸方向(主走査方向)とで、細線の再現性が異なる。すなわち、感光体ドラムPRy~PRkの回転方向(周方向、副走査方向)には、現像装置Gy~Gkで現像する際に、感光体ドラムPRy~PRkと現像ロールとの速度差で、感光体ドラムPRy~PRk側に移動した現像剤の一部が現像ロールに戻ったりすること(いわゆる、スキャベンジ効果)等で、縦線と横線で同じ太さ、濃さの線を書き込んでも、形成される画像では太くなったり、細くなったりする問題がある。
明朝体の文字を構成する太い線と細い線が、主走査方向に沿うのか副走査方向に沿うのかは、同一の文字であっても、縦書き、横書きや、用紙送り方向(SEFまたはLEF)によっても変わる。そして、元々細い線が、細線再現性の影響で、さらに細くなったり、薄くなったりすると、影響が大きく、文字の一部が欠けてしまうような印刷結果となる恐れもある。
また、高温高湿環境では、線幅が細く、線濃度が濃くなりがちである。さらに、罫線や図形等の細線と、写真等の高濃度画像では、両者の最適電位条件が一致しない問題もある。
特許文献1,2に記載の構成では、予め準備されたパッチ画像を印刷して、画質調整を行っているが、予め準備されたパッチ画像が、利用者の利用環境、印刷条件と一致するとは限らず、利用者に応じた画質調整ができない恐れがある。また、特許文献1では、利用者が目視で確認しており、自動的に画質調整がされず、面倒であるという問題もある。
これらに対して、実施例1の複写機Uでは、利用者の利用状況(履歴)に応じて形成されるパッチ画像が変更される。そして、そのパッチ画像に応じて画質調整が行われ、調整された画像形成条件(帯電電圧や現像電圧等)で画像形成が行われる。したがって、利用者の利用状況、印刷条件に応じた画質の調整を行うことが可能である。なお、履歴情報がない場合は、図8のST2,ST3,ST6で、受信したジョブの印刷条件に応じてパッチ画像が形成される。したがって、これから印刷される画像に応じた画質調整が行われた後、画像形成が行われることとなる。
さらに、実施例1の複写機Uでは、利用者ごとの履歴情報から、利用者に応じたパッチ画像が形成される。したがって、複写機Uを複数の利用者が使用する場合でも、利用者に応じた画質の調整が可能である。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)~(H04)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としての複写機Uを例示したが、これに限定されず、FAXやプリンタあるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、カラー(多色)の画像形成装置に限定されず、モノクロ(単色)の画像形成装置により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、印刷条件について、例示した各情報に限定されない。一部の情報を使用しなかったり、ほかの情報を追加することも可能である。例えば、温度や湿度等の環境や、連続印刷枚数、使用している媒体の種類(厚紙、OHP等)、ハイライト表現等の中間調画像の有無や濃度等の情報を追加することも可能である。
(H03)前記実施例において、履歴情報を使用することが望ましいが、履歴情報を使用しない構成とすることも可能である。
(H04)前記実施例において、利用者ごとにパッチ画像を変更することが望ましいが、これに限定されない。例えば、最も利用頻度の高い利用者に応じたパッチ画像の作成、画質調整とすることも可能であるし、利用者の情報を使用せずに全てのジョブの履歴からパッチ画像を作成する構成とすることも可能である。
B…像保持体、
C8…パッチ画像を形成する手段、
C9…調整手段、
SN1…読取り部材、
U…画像形成装置。

Claims (10)

  1. 設定された画像形成条件に応じて像保持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
    前記トナー像形成手段の像保持体上に画質調整用のパッチ画像を形成する手段と、
    前記画質調整用のパッチ画像を読み取る読取り部材と、
    前記読取り部材での読取り結果に基づいて、画像形成条件を調整する調整手段と、
    を備えた装置において、
    印刷条件に応じて前記パッチ画像の画像構造を異ならせる手段であって、形成されるトナー像が文字で構成される場合には前記画質調整用のパッチ画像を文字で構成し、形成されるトナー像が線画で構成される場合には前記画質調整用のパッチ画像を線画で構成する手段、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パッチ画像の画像構造は、印刷条件としての画像形成モード条件に応じて変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 印刷条件として、過去に印刷された画像の種類の履歴情報に基づいて、前記画質調整用のパッチ画像を形成する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置の利用者毎に前記過去に印刷された画像の構造の履歴を取得する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記パッチ画像の画像構造は、印刷条件としての印刷される画像の画像構造や、画像方向、用紙送り姿勢に応じて変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 入力画像を印刷画像に変換後に画像解析を行って前記画像の構造を判別する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像の構造は、線画主体または写真主体の情報を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記画像の構造は、画像に含まれる文字種と文字の大きさの情報を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記画像の構造は、印刷される画像が縦書きまたは横書きの情報を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記画像の構造は、画像が最終転写される媒体が短辺送りか長辺送りかの情報を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
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