JP7005308B2 - エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出時の発泡性が良好であり、塗布時の白浮きが抑制された、使用性の良好なエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料に関する。
日焼け止め化粧料には、紫外線から肌を防御する手段として、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が配合されている。近年、使用感や肌への負担感を軽くする観点から、化学的な作用によって紫外線を吸収する紫外線吸収剤よりも、物理的に紫外線を反射、散乱する紫外線散乱剤が好まれており、紫外線吸収剤を含有しないノンケミカルタイプの日焼け止め化粧料が提案されている。
日焼け止め化粧料としては、液状、クリーム状、ジェル状、エアゾールなどの種々の製剤があるが、エアゾール式の製剤(エアゾール製剤)は目的部への塗布が容易であるという点において優れている。エアゾール製剤の日焼け止め化粧料をノンケミカルタイプとする場合、紫外線散乱剤(粉体)を配合する必要がある。しかし、粉体の配合量が多くなると、吐出されたフォーム(泡)中に粉体を分散することが困難となり、日焼け防止効果が不均一になる等の問題が生じる。
特許文献1には、粉体が均一に分散された泡状体を吐出するために、粉体分散水溶液、アクリル酸エステルポリマー、界面活性剤および液状油分を含む水性原液ならびに液化ガスからなるエアゾール組成物が耐圧容器に充填されたエアゾール式泡沫状日焼け防止剤が記載されている。
特開2015-24973号公報
特許文献1に記載されたエアゾール式泡沫状日焼け防止剤は、水性原液中における粉体の分散性を向上させるため、表面が親水性処理された粉体を含有する粉体分散水溶液が用いられている。粉体表面を親水性処理することにより水性原液中における粉体の分散性が向上する。しかし、親水性処理された親水性粉体は、皮膚に塗布された後に水の蒸発に伴って凝集が生じやすい。粉体の凝集は紫外線防御効果の低下や白浮きの原因となる。このため、紫外線防御効果および白浮き抑制の観点から、表面が疎水性処理された疎水性粉体を用いることが好ましい。しかし、疎水性粉体は、水を連続相とする原液に安定に配合し、エアゾール製剤の容器から吐出して泡状体を形成することが困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、水を含む原液中に疎水性粉体を安定に配合し、原液と噴射剤との内容物を吐出して泡状体を形成できる、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明が備えている構成は以下のとおりである。
[1](A)粉体、(B)乳化剤、(C)水および(D)油剤を含有する原液と、噴射剤とからなり、前記(A)粉体が、ハイドロゲンジメチコンを含む疎水性成分によって表面処理された、平均一次粒子径が100nm以下の疎水性処理された紫外線散乱材を含有しており、前記原液100質量部中における前記疎水性処理された紫外線散乱材の含有量が10~32質量部であり、前記(B)乳化剤が、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを、前記疎水性処理された紫外線散乱材25質量部に対して3質量部以上含有しており前記(D)油剤が、メチルポリシロキサンを含有している、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料。
[2]前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルが、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルエーテルである、[1]に記載のエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料。
]前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルのHLB値が、7~15である、[1]または[2]に記載のエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料。
]前記原液が、さらに(E)ポリエーテル変性シリコーンを含有しており、前記原液100質量部における前記ポリエーテル変性シリコーンの含有量が、0.3~5.0質量部である、[1]、[2]または[3]に記載のエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料。
乳化剤としてポリオキシアルキレンアルキルエーテルおよび/またはポリオキシアルキレン脂肪酸エステルを用いることにより、水を含有する原液中に疎水性粉体を安定に分散させるとともに、原液と噴射剤とからなる内容物を良好な泡として吐出する泡沫状のエアゾール製剤となる。また、疎水性粉体を配合することにより、塗布して皮膚上で水が蒸発した後の白浮きを抑制し、紫外線散乱効果を良好に維持することができる泡沫状日焼け止め化粧料となる。
(エアゾール製剤)
本実施形態の日焼け止め化粧料は、(A)粉体、(B)乳化剤、および(C)水を含有する原液と、噴射剤と、からなる内容物を吐出して泡状にする泡沫状エアゾール製剤である。
エアゾール製剤は、液化ガスまたは圧縮ガス等の噴射剤の圧力で原液を噴射して必要量を目的部に塗布する製剤である。エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料は、皮膚上に噴射した、原液と噴射剤とからなる内容物の泡を伸ばすことによって、目的とする部位に所望量の原液を容易に塗布することができる。このため、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料は、乳液製剤やクリーム製剤の日焼け止め化粧料に要求される、肌に塗布したときに白くなること(白浮き)の抑制、伸ばしやすく、べたつきが少ないといった性質に加えて、原液が適度な発泡性を有し吐出により泡を形成する性質を備えることが、使用性の観点から好ましい。
(原液)
エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料(以下、適宜「日焼け止め化粧料」という)の原液は(A)粉体、(B)乳化剤、および(C)水を含有している。原液と噴射剤とからなる内容物を容器から吐出して、皮膚上で泡を形成する。
(A)粉体
粉体は、日焼けを防止するために紫外線を散乱する紫外線散乱剤であって、表面が疎水性処理された疎水性粉体である。疎水性粉体としては、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、および酸化セリウム等の紫外線散乱剤の表面が疎水性成分によって処理されたものが挙げられる。なお、本実施形態において、微粒子とは、各粒子がバラバラに分散した状態にある一次粒子の直径の平均(平均一次粒子径)が100nm以下であるものをいう。
疎水性粉体は、疎水性成分によって表面処理された粉体をいう。ここで、「疎水性成分によって表面処理された」とは、粉体の表面の一部または全部を疎水性成分で処理することにより、処理前の粉体よりも疎水性(親油性)を高くしたことをいう。微粒子酸化チタンや微粒子酸化亜鉛の表面は親水性であるが、疎水性成分により表面処理することで疎水性膜(層)が形成されるため、疎水性処理により疎水性が高くなって疎水性粉体となる。紫外線散乱剤を疎水性粉体として配合することにより、皮膚に塗布された後、水の蒸発に伴って凝集することを防止できる。したがって、日焼け止め化粧料の紫外線防御効果を高くするとともに、紫外線散乱剤に起因する白浮きを抑制できる。
疎水性成分には、表面処理される粉体よりも疎水性が高い成分(材料)が含まれている。たとえば、ハイドロゲンジメチコンを含む疎水性成分で表面処理することにより、微粒子酸化チタンや微粒子酸化亜鉛を疎水性粉体とすることができる。疎水性成分に含まれる疎水性の高い成分としては、上記のハイドロゲンジメチコンの他に、ステアリン酸、イソステアリン酸、トリエトキシカプリリルシラン、メチコン等が挙げられる。
疎水性粉体は、疎水性成分で表面処理されることにより、表面処理前よりも疎水性を高くしたものである。このため、疎水性成分に加えて、親水性成分を用いて表面処理がなされた粉体でもよい。親水性成分を用いた表面処理は、例えば、紫外線散乱剤の安定性向上を目的としてなされる。疎水性が高い成分として例示した上記の成分と比較して親水性が高い(疎水性が低い)成分として、例えば、含水シリカ(含水ケイ酸)、水酸化アルミニウム、アルミナ(酸化アルミニウム)などが挙げられる。
紫外線散乱剤を親水性成分で表面処理した後に、さらにその表面を疎水性成分で処理することで、安定性の良好な疎水性粉体が得られる。親水性成分と疎水性成分との組合せとしては、含水シリカとハイドロゲンジメチコン、水酸化アルミニウムとハイドロゲンジメチコン、含水シリカおよび水酸化アルミニウムとハイドロゲンジメチコン、水酸化アルミニウムとイソステアリン酸、アルミナ(酸化アルミニウム)とメチコンなどが挙げられる。
疎水性粉体の配合量は、日焼け止め化粧料に付与するSPF、PA等の紫外線防御機能に応じて決定すればよい。紫外線散乱剤として疎水性粉体を配合することにより、皮膚に塗布された後に水の蒸発に伴う紫外線散乱剤の凝集を防止して、紫外線防御効果を高くするとともに白浮きを抑制することができる。
疎水性粉体としては、疎水性成分によって表面処理された微粒子酸化チタン(以下、適宜「疎水性処理酸化チタン」という)と、疎水性成分によって表面処理された微粒子酸化亜鉛(以下、適宜「疎水性処理酸化亜鉛」という)を併用することが好ましい。
原液100質量部中における、疎水性処理酸化チタンおよび疎水性処理酸化亜鉛の合計の含有量は、5~35質量部が好ましく、10~32質量部がより好ましく、15~30質量部がさらに好ましい。白浮きを抑制する観点から、微粒子酸化チタンよりも微粒子酸化亜鉛の含有量が大きいことが好ましい。なお、疎水性粉体の含有量は、疎水性膜を形成している疎水性成分およびその他の表面処理成分を含んだ量をいう。なお、特段の説明をしない限り、本明細書では「A~B」は「A以上B以下」を意義する。例えば、本発明では、「5~35質量部」は「5質量部以上35質量部以下」を意義する。
疎水性処理酸化チタンの市販品としては、DIS-AB-10W(製品名、堺化学工業(株)製、水分散体)、DIS-11A(製品名、堺化学工業(株)製、シクロペンタシロキサン分散体)などが挙げられる。
疎水性成分よって表面処理された微粒子酸化亜鉛(以下、適宜「疎水性処理酸化亜鉛」という)の市販品としては、DIF-AB-33W(製品名、堺化学工業(株)製、水分散体)、DIF-3ST2(製品名、堺化学工業(株)製、シクロペンタシロキサン分散体)などが挙げられる。
本実施形態の日焼け止め化粧料の原液は、疎水性処理酸化チタンおよび疎水性処理酸化亜鉛などの疎水性処理粉体に加えて、紫外線散乱剤として酸化セリウムを含有してもよい。
原液100質量部中における酸化セリウムの含有量の下限は、1.5質量部以上が好ましく、2質量部以上がより好ましく、2.5質量部以上がさらに好ましい、上限は5質量部以下が好ましく、4.5質量部以下がより好ましく、4質量部以下がさらに好ましい。酸化セリウムを含有する場合、原液100質量部中における微粒子酸化チタンおよび微粒子酸化亜鉛の含有量の合計の下限は、5質量部以上が好ましく、6質量部以上がより好ましく、7質量部以上がさらに好ましい、上限は15質量部以下が好ましく、13質量部以下がより好ましく、10質量部以下がさらに好ましい。
酸化セリウムの市販品としては、CERIGUARD SC-6832(大東化成工業(株)製、シリカ処理、平均一次粒子径0.05×0.01Φμm、酸化セリウム含有量59%)や、アクアセリアホワイト((株)アプローズ製、粒径120nm[1次粒子径]、水分散体、酸化セリウム含有量50%)、アクアセリアベーシック((株)アプローズ製、粒径150nm[2次粒子径]、水分散体、酸化セリウム含有量10%)等が挙げられる。
(B)乳化剤
本発明のエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料は、乳化剤として、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルおよび/またはポリオキシアルキレン脂肪酸エステルを含有している。これらを乳化剤として用いることにより、疎水性粉体を原液中に分散させるとともに、原液と噴射剤とからなる内容物を吐出して良好な泡を形成することができる。
(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(適宜「POEアルキルエーテル」という)およびポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(適宜「POE・POPアルキルエーテル」という)が挙げられる。
POEアルキルエーテルとしては、例えば、POEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEベヘニルエーテル、POEコレステリルエーテル、POEフィトステリルエーテル、POEイソセチルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEデシルテトラデシルエーテル、POE水添ダイマージリノレイルエーテルなどが挙げられる。
POE・POPアルキルエーテルとしては、例えば、POE・POPセチルエーテル、POE・POPデシルエーテル、POE・POPブチルエーテル、POE・POPラウリルエーテル、POE・POPステアリルエーテル、POE・POPデシルテトラデシルエーテルなどが挙げられる。
これらポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、一種のみを用いても、複数種を混合して用いてもよい。
(ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル)
ポリオキシアルキレン脂肪酸エステルとしては、ポリエチレングリコールモノステアリン酸エステル、ポリエチレングリコールモノオレイン酸エステル、ポリエチレングリコールモノイソステアリン酸エステル、ポリオキシエチレンステアリルエーテルステアリン酸エステルなどの直鎖型のものや、ポリエチレン硬化ヒマシ油エーテルなどの多鎖型のものが挙げられる。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルおよびポリオキシアルキレン脂肪酸エステルは、原液の安定性および良好な泡を形成する観点から、HLB値の下限は、7以上が好ましく、8以上がより好ましく、9以上がさらに好ましい、HLB値の上限は、15以下が好ましく、12以下がより好ましく、11以下がさらに好ましい。なお、複数種を混合してなる乳化剤のHLB値は、各乳化剤について、HLB値に質量比(各乳化剤の質量/HLB値を有する全ての乳化剤の質量)を乗じた値を加算して得られた値をいう。
泡を形成して維持する機能を高くする観点から、原液100質量部中におけるポリオキシアルキレンアルキルエーテルおよびポリオキシアルキレン脂肪酸エステルの合計含有量の下限は1質量部以上が好ましく、2質量部以上がより好ましく、2.5質量部以上がさらに好ましい、合計含有量の上限は8質量部以下が好ましく、6質量部以下がより好ましく、5質量部以下がさらに好ましい。
泡を形成して維持する機能を高くする観点から、原液が乳化剤としてさらにポリエーテル変性シリコーンを含有していてもよい。ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとポリエーテル変性シリコーンとの併用により、より安定な泡を形成できる。
ポリエーテル変性シリコーンとしては、ポリ(オキシエチレンオキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体などが挙げられる。これらは、一種のみを用いても、複数種を混合して用いてもよい。
(C)水
本実施形態の日焼け止め化粧料の原液は、水を含有する水系の原液である。原液100質量部中における水の含有量は、通常、20~60質量部程度であり、原液100質量部中における疎水性処理粉体の含有量が15質量部以上の場合、20~40質量部程度である。
(D)油剤
原液は、上述した(A)~(C)に加えて、(D)油剤を含有してもよい。油剤としては、化粧品に配合可能な油性成分のうち、室温(25℃)において液体であるものであればよいが、メチルポリシロキサン(ジメチコン)、フェニルトリメチコン、シクロペンタシロキサンなどのシリコーン油、ミリスチン酸イソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、ネオペンタン酸イソデシル、イソノナン酸イソノニル等のエステル油、流動パラフィン、スクワラン、水添ポリイソブテン等の脂肪族炭化水素などが挙げられる。
原液100質量部中における油剤の含有量の下限は3質量部以上が好ましく、5質量部以上がより好ましく、7質量部以上がさらに好ましい、上限は40質量部以下が好ましく、25質量部以下がより好ましく、18質量部以下がさらに好ましい。吐出時に良好な泡を形成する観点から、油剤がメチルポリシロキサンを含有することが好ましく、メチルポリシロキサンのみからなる油剤を用いることがより好ましい。
原液は、耐水性を高くする観点から、さらに、アクリル酸アルキル共重合体を含有してもよい。耐水性の向上は、日焼け止め化粧料を水中油型乳化物(O/W乳化物)として実施する場合に特に有益である。アクリル酸アルキル共重合体としては、(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー、アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシルコポリマーなどが挙げられる。これらは、一種のみを用いても、複数種を混合して用いてもよい。
原液は、上述した成分以外に、医薬品や化粧品の分野において一般に用いられる成分を含有してもよい。このような成分としては、クエン酸およびクエン酸ナトリウム等のpH調整剤;フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウムおよびパラベンなどの防腐剤;ビーズポリマー等の滑材;ピロリドンカルボン酸ナトリウム塩、グリセリンなどの保湿剤;ビタミン類;無機フィラー;香料;などが挙げられる。これら成分の含有量は、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料の特性に悪い影響を与えない範囲とすればよい。
(噴射剤)
原液と共に容器に充填される噴射剤としては、一般に用いられている、液化ガス、圧縮ガスおよびこれらの混合物等を用いることができる。液化ガスとしては、液化石油ガス、ジメチルエーテルなどが挙げられ、圧縮ガスとしては、炭酸ガス、窒素、亜酸化窒素、圧縮空気などが挙げられる。また、HFC-152a、HFO-1234ze(E)などを用いることもできる。発泡性に優れている(良好な泡を形成する)という観点から、液化石油ガスが好ましい。
噴射剤は、単品で用いても、二つ以上を組み合わせて用いてもよい。原液と噴射剤との含有量(質量)比(原液/噴射剤)は、98/2~85/15が好ましく、96/4~88/12がより好ましく、95/5~90/10がさらに好ましい。
(容器)
原液および噴射剤を充填する容器としては、一般に用いられている金属や樹脂を材料とする耐圧容器を用いることができる。金属としてはアルミニウム、アルミニウム合金、ブリキ、鋼等が挙げられ、樹脂としてはPET等が挙げられる。
以上説明した実施形態に関する記載は、本発明の理解を容易にするためのものであって、本発明を限定するためのものではない。したがって、実施形態に開示された各要素には、設計変更による置換物や均等物をも含む趣旨である。
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、以下の説明において%は質量%を表す。
表1に試料番号1から16の各原液に用いた成分の配合量(質量部)を示す。親水性処理酸化チタンの水分散体(処理粉体として35%)および疎水性処理酸化亜鉛の水分散体(処理粉体として60%)は、()内に表面処理により付加された成分を含む粉体としての配合量を示した(表2から表5についても同じ)。
表1に示した各成分を80℃で均一に混合して乳化し、試料番号1から16の原液をそれぞれ調製(調合)した。
Figure 0007005308000001
表1に示した各成分として、以下のものを用いた。
[(A)粉体(紫外線散乱剤)]
親水性処理酸化チタンの水分散体:WT-PF02(製品名、テイカ(株)製)、シリカで表面処理された酸化チタン35%含有(表面処理で付加された親水性膜を除く酸化チタンとして26.3%含有)
疎水性処理酸化亜鉛の水分散体:DIF-AB-33W(製品名、堺化学工業(株)製)、含水シリカおよびハイドロゲンジメチコンで表面処理された酸化亜鉛60質量%含有(表面処理で付加された疎水性成分およびその他の成分(表面処理で付加された成分)を除く酸化亜鉛として55%含有)
[(B)乳化剤]
(POE脂肪酸エステル)
ラウリン酸PEG-12、エマノーン1112(製品名、花王(株)製)
PEG-30水添ヒマシ油、EMALEX HC-30(製品名、日本エマルジョン(株)製)
PEG-20水添ヒマシ油、EMALEX HC-20(製品名、日本エマルジョン(株)製)
ステアリン酸ステアレス-12、EMALEX SWS-12(製品名、日本エマルジョン(株)製)
(POE・POPアルキルエーテル)
PPG-2-デセス-3:POE・POPデシルエーテル、EMALEX DAPE-0203(製品名、日本エマルジョン(株)製)
PPG-2デセス-5:POE・POPデシルエーテル、EMALEX DAPE-0205(製品名、日本エマルジョン(株)製)
PPG-2デセス-30:POE・POPデシルエーテル、EMALEX DAPE-0230(製品名、日本エマルジョン(株)製)
(POEアルキルエーテル)
ベヘネス-10:POEベヘニルエーテル、EMALEX BHA-10(製品名、日本エマルジョン(株)製)
オクチルドデセス-10:POEオクチルドデシルエーテル、EMALEX OD-10(製品名、日本エマルジョン(株)製)
コレス-10:POEコレステリルエーテル、EMALEX CS-10(製品名、日本エマルジョン(株)製)
(ポリエーテル変性シリコーン)
PEG-12ジメチコン:SH3773M(製品名、東レ・ダウコーニング(株))
PEG-11メチルエーテルジメチコン:KF-6011P(製品名、信越化学工業(株)製)
(N-アシルアミノ酸塩)
ココイルグルタミン酸Na:アミソフト CS-11(製品名、味の素ヘルシーサプライ(株)製)
ラウロイルグルタミン酸Na:アミソフト LS-11(製品名、味の素ヘルシーサプライ(株)製(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの29%水溶液:ペリセア L-30(製品名、旭化成ファインケム(株)製)
[(D)油剤(油性成分)]
ジメチコン(メチルポリシロキサン、10cS):SH200C(製品名、東レ・ダウコーニング(株)製、粘度10cs)
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン、BHT:2501 Cosmetic wax(製品名、東レ・ダウコーニング(株)製、ポリオキシエチレン変性の水分散性の低融点シリコーンワックス)
[評価方法]
表1に示す各原液と噴射剤とを表1に示した比率で容器に充填して、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料を調製した。噴射剤として、液化石油ガス(LPG0.35)を用いた。
容器から吐出した直後における泡沫状日焼け止め化粧料の泡の状態について、以下の基準を用いて評価した結果を表1に示す。
[泡状態]
○:きめの細かい泡が形成される。
△:きめの粗い泡が形成される。
×:泡が形成されない。または、きめの粗い泡が形成された直後に消泡する。
表1の結果から以下のことが分かった。
疎水性粉体を15%含有する水中油(O/W)型の原液および噴射剤からなるエアゾール製剤から吐出、形成される泡の質は、原液中に配合する乳化剤によって大きく異なる。
POE脂肪酸エステルまたはポリオキシアルキレンアルキルエーテルを乳化剤として配合することによって、良好な泡を形成することができる。良質な泡を形成する観点から、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、特にPOE・POPアルキルエーテルを配合することが好ましい。
良好な泡を形成する観点から、POE・POPアルキルエーテルは、HLB14以下が好ましく、12以下がより好ましく、10以下がさらに好ましい。
表2に示した各成分を80℃で均一に混合して乳化し、試料番号17から24の原液をそれぞれ調製した。
Figure 0007005308000002
表2に示した試料では、表1に記載されていない成分として、以下のものを用いた。
[(A)粉体(紫外線散乱剤)]
疎水性処理酸化チタンの水分散体:DIS-AB-10W(製品名、堺化学工業(株)製)、含水シリカおよびハイドロゲンジメチコンで表面が疎水性に処理された酸化チタン50%含有(表面処理で付加された成分を除く酸化チタンとして37%含有)
[(D)油剤(油性成分)]
水添ポリイソブデン:パールリーム4(製品名、日油(株)製)
表2に示す試験番号17から24の原液を、原液と噴射剤とを表2に示した比率で容器に充填して、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料を調製した。噴射剤として液化石油ガス(LPG0.35)を用いた。
容器から吐出した泡の状態を上述した基準を用いて評価した結果を表2に示す。
表2の結果から以下のことが分かった。
吐出される泡の質を良好にする観点から、疎水性粉体を高濃度(25から26%)含有する水中油(O/W)型の原液に配合する場合、POE・POPアルキルエーテルが好ましくポリエーテル変性シリコーンを更に配合することが好ましい。
乳化剤としてPOE・POPアルキルエーテルを用いる場合、その含有量は原液100質量部中に3質量部以上が好ましく、4質量部以上がより好ましく、5質量部以上がさらに好ましい。
油剤の種類も発泡性に影響し、良好な泡を形成する観点から、油剤としてはジメチコンが好ましい。
表3に示した各成分を80℃で均一に混合して乳化し、試料番号25から43の原液をそれぞれ調製した。
Figure 0007005308000003
表3に示した試料では、表1、2に記載されていない成分として、以下のものを用いた。
[(A)粉体(紫外線散乱剤)]
疎水性処理酸化チタンのD5(シクロペンタシロキサン)分散体:DIS-11A(製品名、堺化学工業(株)製)、含水シリカ、水酸化アルミニウムおよびハイドロゲンジメチコンで表面処理された酸化チタン40%含有(表面処理で付加された成分を除く酸化チタンとして34%含有)
疎水性処理酸化亜鉛のD5散体:DIF-3ST2(製品名、堺化学工業(株)製)疎水性の表面処理された酸化亜鉛50%含有(表面処理で付加された成分を除く酸化亜鉛として50%含有)
[(B)乳化剤]
(POE・POPアルキルエーテル)
PPG-2-デセス-7:POE・POPデシルエーテル、EMALEX DAPE-0207(製品名、日本エマルジョン(株)製)
(POEアルキルエーテル)
オクチルドデセス-5:POEオクチルドデシルエーテル、EMALEX OD-5(製品名、日本エマルジョン(株)製)
ラウレス-4:POEラウリルエーテル、NIKKOL BL-4.2(製品名、日光ケミカルズ(株)製)
(ソルビタン脂肪酸エステル)
ステアリン酸ソルビタン:EMALEX SPE 100S(製品名、日本エマルジョン(株)製)
ラウリン酸ソルビタン(ヤシ脂肪酸ソルビタン):NIKKOL SL-10(製品名、日光ケミカルズ(株)製)
デシルグルコシド、水:マイドール 10(製品名、花王株式会社製、HLB 10(参考))
[(D)油剤(油性成分)]
ジメチコン(メチルポリシロキサン、5cS):SH200C(製品名、東レ・ダウコーニング(株)製、粘度5cs)
表3に示す試験番号25から27および34から43の原液と噴射剤とを表3に示す比率で容器に充填して、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料を調製した。試験番号25から27、34および35では、噴射剤として液化石油ガス(LPG0.35)を用い、試験番号36から43では、噴射剤として液化石油ガス(LPG0.25)を用いた。
容器から吐出した泡の状態を上述した基準を用いて評価した結果を表3に示した。
試験番号25から27および35から40の結果から、原液が疎水性処理粉体を22から24%程度含有する場合であっても、乳化剤としてPOEアルキルエーテルまたはPOE・POPアルキルエーテルを配合することにより、発泡性の良好なエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料が得られることが分った。
ただし、試験番号28から31の結果から、原液調合過程における凝集物の発生を防止する観点から、POEアルキルエーテルの場合、HLBが11以上とすることが好ましい。
試験番号41から43の結果によれば、発泡性をより良好にする観点から、原液中の疎水性処理粉体の含有量は、20%以下が好ましく、18%以下がより好ましく、16%以下がさらに好ましい。
表4に示した各成分を80℃で均一に混合して乳化し、試料番号44から53の原液をそれぞれ調製した。
Figure 0007005308000004
表4に示した試料では、表1から3に記載されていない成分として、以下のものを用いた。
[(D)油剤(油性成分)]
フェニルトリメチコン:SH556(製品名、東レ・ダウコーニング(株)製)
シクロペンタシロキサン:SH245(製品名、東レ・ダウコーニング(株)製)
ミリスチン酸イソプロピル:IPM-R(製品名、高級アルコール工業(株)製)
ジメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー:3901 Liquid Satin Blend(製品名、高級アルコール工業(株)製)
セバシン酸ジイソプロピル:IPSE(製品名、日本精化(株)製)
ネオペンタン酸イソデシル:ネオライト100P(製品名、高級アルコール工業(株)製)
イソノナン酸イソノニル:KAK99(製品名、高級アルコール工業(株)製)
表4に示す試験番号44から53の原液を、原液と噴射剤とを表に示した比率で容器に充填して、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料を調製した。噴射剤として液化石油ガス(LPG0.35)を用いた。
容器から吐出した泡の状態を上述した基準を用いて評価した結果を表4に示した。
表4の結果から、乳化剤としてPOE・POPアルキルエーテルを含有する原液は、さらに種々の油剤を含有できることが分った。
表5に示した各成分を80℃で均一に混合して乳化し、試料番号54から61の原液をそれぞれ調製した。
Figure 0007005308000005
表5の結果から、原液中に油剤が含まれなくても、エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料は発泡可能であることが分った。原液中に油剤が含まれない場合も、POE・POPアルキルエーテルを配合した原液の発泡性が良好であった。
本発明は、安定な泡を形成することができる、白浮きが抑制された、使用性のよいエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料として有用である。

Claims (4)

  1. (A)粉体、(B)乳化剤、(C)水および(D)油剤を含有する原液と、噴射剤とからなり、
    前記(A)粉体が、ハイドロゲンジメチコンを含む疎水性成分によって表面処理された、平均一次粒子径が100nm以下の疎水性処理された紫外線散乱材を含有しており、前記原液100質量部中における前記疎水性処理された紫外線散乱材の含有量が10~32質量部であり、
    前記(B)乳化剤が、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを、前記疎水性処理された紫外線散乱材25質量部に対して3質量部以上含有しており
    前記(D)油剤が、メチルポリシロキサンを含有している、
    エアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料。
  2. 前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルが、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルエーテルである、
    請求項1に記載のエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料。
  3. 前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルのHLB値が、7~15である、
    請求項1または2に記載のエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料。
  4. 前記原液が、さらに(E)ポリエーテル変性シリコーンを含有しており、
    前記原液100質量部における前記ポリエーテル変性シリコーンの含有量が、0.3~5.0質量部である、
    請求項1、2または3に記載のエアゾール式泡沫状日焼け止め化粧料。
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