JP7000539B2 - 中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ - Google Patents

中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ Download PDF

Info

Publication number
JP7000539B2
JP7000539B2 JP2020199592A JP2020199592A JP7000539B2 JP 7000539 B2 JP7000539 B2 JP 7000539B2 JP 2020199592 A JP2020199592 A JP 2020199592A JP 2020199592 A JP2020199592 A JP 2020199592A JP 7000539 B2 JP7000539 B2 JP 7000539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck
angle
front block
emergency
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020199592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021167556A (ja
Inventor
イ,ウォンウー
イ,サンリョル
Original Assignee
デジタル アンド セキュリティ テクノロジー カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デジタル アンド セキュリティ テクノロジー カンパニー リミテッド filed Critical デジタル アンド セキュリティ テクノロジー カンパニー リミテッド
Publication of JP2021167556A publication Critical patent/JP2021167556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7000539B2 publication Critical patent/JP7000539B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F15/00Safety arrangements for slowing, redirecting or stopping errant vehicles, e.g. guard posts or bollards; Arrangements for reducing damage to roadside structures due to vehicular impact
    • E01F15/02Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes
    • E01F15/12Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes and having means for providing occasional passage, e.g. for emergency vehicles
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F15/00Safety arrangements for slowing, redirecting or stopping errant vehicles, e.g. guard posts or bollards; Arrangements for reducing damage to roadside structures due to vehicular impact
    • E01F15/14Safety arrangements for slowing, redirecting or stopping errant vehicles, e.g. guard posts or bollards; Arrangements for reducing damage to roadside structures due to vehicular impact specially adapted for local protection, e.g. for bridge piers, for traffic islands
    • E01F15/145Means for vehicle stopping using impact energy absorbers
    • E01F15/146Means for vehicle stopping using impact energy absorbers fixed arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

本発明は、中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキに係り、詳しくは、中央分離帯の一区間ごとに設置された非常用転車装置の構成のうち、非常時にアングルデッキが両側方向の道路側へ対称的に回転するように構成された回転デッキに、車両衝突の際に搭乗者の衝撃を低減することが可能な前方ブロック部を含ませた、回転デッキに関する。
一般に、高速道路や自動車専用道路などのように走行車両の速度が高速であるところには、安全のために、両方向に車両が走行する車道を分離する中央分離帯が備えられる。このような中央分離帯は、車道の中央線に沿って打設されるコンクリートで施工されるか、或いは鉄製ガードレールで施工される。
一方、中央分離帯には、非常時に車両をUターンさせるための非常用転車区間が備えられ、非常時に、車道のいずれか一方側で走行している車両の反対側車道への転車操作を行うことができるように非常用転車装置が設置される。
非常用転車装置は、通常一箇所を軸にして回転する方式、または中央分離帯を介してスライドさせる方式、または非常用転車装置を取り外して非常用転車区間を提供する方式を含む様々な方式が提示されている。
しかし、上述したような従来の中央分離帯非常用転車装置は、非常時に回転展開するときに道路上の多くのスペースを占め、統制が必要であるという欠点と、
スライド方式で中央分離帯に沿って設置するために中央分離帯に別のスライド及び固定装置が必要であるなど、施工上の構造が複雑であるという問題点と、
回転式またはスライド方式で構成する場合、非常転車が必要でない平常時に地盤層に支持力がないため、自動車衝突などの発生時に交通安全に脆弱であるという欠点と、
道路舗装面の幅方向及び長さ方向の高さの差に応じて非常用転車装置を設置することが難しいという欠点と、
作動時に円滑な作動が難しいという構造的な欠点と、を有する。
かかる問題点を解決した技術として、本出願人の韓国特許登録10-1893138号には、「道路舗装面の高さの差及び車両荷重に対応して作動する中央分離帯のための多段式非常用転車装置」が開示されている。
上記の技術は、中央分離帯の一区間の地盤に施工され、固定力を提供する基礎部と、基礎部上に設置され、対称的に設置された一対のアングルデッキが各油圧シリンダーによってそれぞれ回転して左右側の道路舗装面と接するように構成された回転デッキ部と、複数の個別回転デッキ部が道路舗装面の高さの差に対応して連動するように軸結合された連動部と、前記回転デッキ部を弾性加圧して基礎部に固定し、車両の局部的な荷重が印加される場合に緩衝力を提供しながら回転デッキ部の上昇高さを制限する加圧固定部と;前記回転デッキ部を作動させる油圧及び電源を提供して制御する動力制御部と;を含んでおり、前記連動部は、個別回転デッキ部に構成されたアングルデッキ回転軸間を連結する各ユニバーサルジョイントと、回転デッキ部のうち一側端の回転デッキ部の一対のユニバーサルジョイントに結合される一対のギア軸と、各ギア軸に軸結合され、隣り合うギアにギア結合された一対の連動ギアと、前記各ギア軸を支持するギアブッシュと;で構成される。
上述した構成を有する本出願人による登録された先行技術は、非常時に油圧室シリンダーによってアングルデッキが回転しながら、アングルデッキに軸結合されたアングルデッキ回転軸及び連動ギアで多段の回転デッキ部及び各アングルデッキが連動して迅速に展開されることにより車両の非常用転車操作が可能であるという利点と、ユニバーサルジョイントを用いた連動部を備えて、回転デッキ部と道路舗装面の幅方向及び長さ方向の高さの差による回転デッキ部締結装置またはアングルデッキ回転軸の破損問題を解決したという利点と、加圧固定部を備えて、回転デッキ部を介して転車中の車両の局部的な荷重による回転デッキ部の浮き(浮遊状態)時に衝撃を緩和しながら上昇高さを制限し、車両通過後に再び元の位置に戻るように構成して安定な作動が行われ得るという様々な効果を有する。
しかし、上記の技術は、たとえ従来の非常用転車装置が有する多くの問題点を解決した利点はあるものの、非常用転車時ではなく、平常時に車両が非常用転車装置に衝突した場合、道路面の両側に位置した各アングルデッキが垂直な形状に設置された構造により耐衝突強度が弱くて構造が変形するか、或いは衝撃時に発生した破損部品の飛散量が多く、また衝突時に衝撃が車両の内部に殆ど伝達されて搭乗者の安全が危険になるおそれがあるという問題点がある。
かかる問題点が発生する理由は、非常用転車装置に車両が衝突した後、一定の角度で弾かれながら、衝突時に発生する衝撃が低減されなければならないが、上記の従来技術のように垂直なデッキ構造では、衝突角度に応じて弾かれずに、衝突状態を維持しながら構造が変形し、破損部品の飛散量が増大するからである。
したがって、非常用転車装置に衝突した車両が衝突の後に入射角に対応する角度で弾かれるようにした非常用転車装置の必要性が台頭している。
韓国登録特許公報第10-1893138号(2018年8月23日) 韓国登録特許公報第10-0935426号(2009年12月28日) 韓国登録特許公報第10-1019601号(2011年2月25日) 韓国公開特許公報第10-2007-0110459号(2007年11月19日)
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、その目的は、中央分離帯の一区間を沿って設置された非常用転車装置を構成する回転デッキが前方ブロック部を備えて、非常時は、回転デッキを構成する各アングルデッキが両側面へ対称的にそれぞれ回転してその上面を介して車両の非常用転車操作ができるように構成され、平常時にはアングルデッキの下部側に位置した前方ブロック部が車両衝突時に衝突入射角に対応する角度で回転しながら弾かれるようにすることにより、非常用転車装置の構造変形及び破損部品の飛散量を低減するとともに、車両の当業者に伝達される衝撃を低減することができる回転デッキを提供することにある。
本発明の他の目的は、前方ブロック部の外側形状を、下部区間が突出した形状または中央分離帯の形状に沿って加工することにより、車両が一定の角度で斜めに衝突する事故が発生した場合には、衝突側面の車輪が前方ブロック部の道路側の形状面を沿って乗り上がることで、差動ギアによって衝突側の車輪に伝達される動力を低減または遮断させて他側の車輪の動力によって車両が自然に回転しながら弾かれるようにして非常用転車装置の構造変形及び破損部品の飛散量を低減するとともに、車両の搭乗者に伝達される衝撃を低減することができる回転デッキを提供することにある。
本発明の別の目的は、前方ブロック部の上部に位置したアングルデッキの道路側面側の外部形状が傾斜型構造を有するように加工することにより、平常時に車両が衝突した場合には、前方ブロック部を補助して衝突入射角に対応する角度で弾かれるようにして、搭乗者に伝達される衝撃を低減することができる回転デッキを提供することにある。
本発明の別の目的は、非常状況が終了した後、油圧シリンダーを作動させてアングルデッキを元の位置に転換させる過程で、上昇に必要な力を低減するために、前方ブロック部の荷重が一定時間経過した後、油圧シリンダーに負荷として作用するように構成した回転デッキを提供することにある。
上記の目的を達成し且つ従来の欠点を除去するための本発明は、道路の中央分離帯の一区間ごとに設置される非常用転車装置を構成する回転デッキにおいて、対称的に設置された一対のアングルデッキが非常時に各油圧シリンダーによってそれぞれ回転して左右側の道路舗装面と接するように構成された回転デッキの各アングルデッキの下部側にリンク部で締結され、回転デッキが作動しない平常時に中央分離帯の役割を果たしながら、車両が衝突すると衝撃を低減させる構造の前方ブロック部;を含むことを特徴とする、中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキを提供する。
好適な実施形態において、前記前方ブロック部は、下部が上部よりも道路側に突出した形状を有する前方ブロックと;
前方ブロックの後面を支持して剛性を提供し、一箇所でアングルデッキを支持する一つ以上のアングルデッキフレームに設置されたリンク部に締結される一つ以上の前方ブロックフレームと;
前方ブロック及び前方ブロックフレームの下部を支持する底面フレームと;で構成できる。
好適な実施形態において、前記前方ブロックは、中央分離帯の断面外部形状に沿って
Figure 0007000539000001
形状の断面構造で構成できる。
好適な実施形態において、前記前方ブロックフレームは、上部内側方向に隣り合う前方ブロックフレーム同士を接続する水平デッキフレームが重ねられて形成され、この水平デッキフレームの外側面上にさらに複数の左右離隔防止突起が溶接され、該左右離隔防止突起が、アングルデッキを支持するアングルデッキフレームの間に挿入されることにより、左右移動がコントロールされるように構成され、
前記水平デッキフレームは、左右離隔防止突起がアングルデッキフレームの間に挿入されるとき、アングルデッキフレームに形成されたリンク部との干渉を避けるために、上面の後方部に斜線加工部が形成できる。
好適な実施形態において、前記底面フレームは、幅が前方ブロックフレームの幅よりもさらに内側方向に突出した長さを有するように構成され、その内側方向の終端部には再び上方に突出した固定突起が底面フレームの長さ方向に沿って形成され、該固定突起が、回転デッキが締結される基礎部のベースプレートの長さ方向に沿って設置された圧縮プレートの上昇高さを制限する固定ブロックに形成された固定溝に挿入されて支持されるように構成し、固定突起は、長さ方向に一箇所に弾性ストッパーが内部に設置できる。
好適な実施形態において、前記リンク部は、アングルデッキを支持するアングルデッキフレームに固定されたブロックリンクと;一側はブロックリンクとピンで連結され、他側は前方ブロック部の前方ブロックを支持する前方ブロックフレームとピンで連結されるリンクと;で構成できる。
好適な実施形態において、前記リンクは、前方ブロックフレームに形成された長孔部に締結され、リンク部の上昇初期に長孔部の長孔長さだけ前方ブロック部の荷重がアングルデッキを回転させる油圧シリンダーに印加されないように構成できる。
好適な実施形態において、前記一対のアングルデッキは、内部に位置した複数のアングルデッキフレームによって支持される外側デッキと内側デッキで構成されるが、
外側デッキは、車両衝突時に備えて、上部が内側方向に一定角度傾くように設置されたデッキ面の形態で形成され、内側デッキは、下部において上部の一箇所区間から上部に行くほど外側に狭くなるように傾いたデッキ面の形態で形成され、
アングルデッキを支持する複数のアングルデッキフレームは、下部側に軸溝部が設置されて水平方向にアングルデッキ回転軸が軸結合され、隣り合うアングルデッキと連動するように構成できる。
好適な実施形態において、前記アングルデッキは、隣り合うアングルデッキと連結して、連動の際に、外側デッキに係止段が形成された連結カバー、または係止段が係止される係止溝が左右側にそれぞれ設置されて同時に連動するように構成され、両側端に位置するアングルデッキは、左右の位置に応じて連結カバー及び係止溝のうちのいずれか一つのみ形成できる。
上述した特徴を有する本発明は、中央分離帯の一区間に沿って設置された非常用転車装置の回転デッキを構成する各アングルデッキが非常時に両側面へ対称的にそれぞれ回転して、その上面を介して車両の非常用転車操作が可能であり、前方ブロック部は、平常時に車両が一定角度で斜めに衝突した場合、衝突した側面の車輪がこれを乗り上がりながら、差動ギアによって動力伝達が遮断されて自然に車両が入射角に対応する角度で弾かれるようにすることにより、非常用転車装置の構造変形及び破損部品の飛散量を低減するとともに、車両の搭乗者に伝達される衝突による衝撃を低減することができるという利点を有する。
また、本発明は、前方ブロック部の外側形状を、下部区間が突出した形状または中央分離帯の形状に沿って加工することにより、車両が一定角度で斜めに衝突する事故が発生した場合、衝突側面の車輪が前方ブロック部の道路側の形状面に沿って乗り上がりながら、差動ギアによって衝突側の車輪に伝達される動力を低減または遮断させ、他側の車輪の動力によって車両が回転しながら弾かれるように構成して、非常用転車装置の構造変形及び破損部品の飛散量を低減するとともに、車両の搭乗者に伝達される衝突による衝撃を低減することができるという利点を有する。
また、本発明は、前方ブロック部の上部に位置したアングルデッキの道路側面側の外部形状が傾斜型構造を有するように加工することにより、平常時に車両が衝突した場合、前方ブロック部を補助して衝突入射角に対応する角度で弾かれるようにして、搭乗者に伝達される衝撃を低減することができるという利点を有する。
また、本発明は、非常状況が終了した後、油圧シリンダーを作動させてアングルデッキを元の位置に転換させる過程で、リンク部と締結されたアングルデッキフレームに形成された長孔部が上昇に必要な力を低減するために、前方ブロック部の荷重が一定時間経過した後に油圧シリンダーに負荷として作用するように構成したという利点を有する。
本発明は、上述した多くの利点を有する有用な発明であって、産業上の利用が大きく期待される発明である。
本発明の一実施形態による非常用転車装置の構成を示す例示的な断面図である。 本発明の一実施形態による非常用転車装置の施工構造を示す例示的な断面図である。 本発明の一実施形態による非常用転車装置の回転デッキが非常時に回転して水平な状態を示す例示的な断面図である。 本発明の一実施形態によるリンク部によってアングルデッキの下部に前方ブロック部が締結された構造を示す正面、平面及び側面例示図である。 本発明の一実施形態による前方ブロック部の構造を示す例示的な正面、平面、底面及び側面図である。 本発明の一実施形態による回転デッキが複数結合された非常用転車装置の平常時の構造を示す例示的な正面及び平面図である。 本発明の一実施形態による回転デッキが複数結合された非常用転車装置の非常時の構造を示す例示的な正面及び平面図である。 本発明の一実施形態によるベースプレートに設置される回転デッキの構成を示す例示的な平面図である。 本発明の一実施形態によるベースプレートに設置される回転デッキの構成を示す例示的な正面図である。
以下、本発明の実施形態の構成及びその作用を添付図面を参照して詳細に説明する。また、本発明を説明するにあたり、関連する公知の機能或いは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を無駄に不明確にするおそれがあると判断された場合、その詳細な説明は省略する。
図1は本発明の一実施形態による非常用転車装置の構成を示す例示的な断面図、図2は本発明の一実施形態による非常用転車装置の施工構造を示す例示的な断面図、図3は本発明の一実施形態による非常用転車装置の回転デッキが非常時に回転して水平な状態を示す例示的な断面図、図4は本発明の一実施形態によるリンク部によってアングルデッキの下部に前方ブロック部が締結された構造を示す正面、平面及び側面例示図、図5は本発明の一実施形態による前方ブロック部の構造を示す例示的な正面、平面、底面及び側面図、図6は本発明の一実施形態による回転デッキが複数結合された非常用転車装置の平常時の構造を示す例示的な正面及び平面図、図7は本発明の一実施形態による回転デッキが複数結合された非常用転車装置の非常時の構造を示す例示的な正面及び平面図、図8は本発明の一実施形態によるベースプレートに設置される回転デッキの構成を示す例示的な平面図、図9は本発明の一実施形態によるベースプレートに設置される回転デッキの構成を示す例示的な正面図である。
図示の如く、本発明による非常用転車装置は、道路に施工された中央分離帯100の区間のうち、一定距離ごとに設置され、非常時に一対のデッキを両側方向の道路側へ対称的に展開して両側の道路が互いに開放されるようにして、非常状況が発生した道路にある車両を他側方向の道路へ安全に転車させる装置である。
このために、非常用転車装置は、非常時に作動するように対称的に設置された一対のアングルデッキが各油圧シリンダーによってそれぞれ回転して左右側の道路舗装面と接するように構成された回転デッキ1が備えられる。
前記回転デッキ1の基本的な構成と作動原理は、基本部のベースプレートの上部に位置する圧縮プレート11と;圧縮プレート11の上部に対称的に設置され、それぞれ内側に位置する複数のアングルデッキフレーム13に支持される一対のアングルデッキ12と;前記アングルデッキ12に一側端がヒンジ141で結合され、他側端は圧縮プレート11にヒンジ141で結合され、油圧によってアングルデッキ12を回転作動させる油圧シリンダー14と;で構成される。
前記対称的に構成された一対のアングルデッキ12は、内部に位置した複数のアングルデッキフレーム13によって支持される外側デッキ121と内側デッキ122で構成される。
外側デッキ121は、平常時に道路から見られる中央分離帯100の役割を果たすデッキであって、車両衝突時に備えて、上部が内側方向に一定角度傾くように設置されたデッキ面の形態で形成され、内側デッキ122は、下部において、上部の一箇所区間から上部に行くほど外側に狭くなるように傾いたデッキ面の形態で形成される。
また、アングルデッキ12を支持するように複数で構成された各アングルデッキフレーム13は、下部側に軸溝部131が設置され、水平方向にアングルデッキ回転軸16が軸結合されるように構成され、隣り合うアングルデッキ12と連動する。
上述したように構成されたアングルデッキ12は、非常時に油圧シリンダー14の油圧供給量の調節により各アングルデッキ12が道路の左右幅方向に回転して道路舗装面に接すると、外側デッキ121は道路舗装面に接し、内側デッキ122は上部に配置され、車両が上方傾斜した内側デッキ122の面に沿って一側方向の道路でアングルデッキ12に乗った後、他側のアングルデッキ12に沿って下方傾斜した内側デッキ122に沿って下降する。
また、前記回転デッキ1は、道路の長さまたは道路の傾斜度または道路の平坦度に応じて、個別回転デッキ1を道路の長さ方向に複数連結して設置することができる。この時、隣り合う各回転デッキ1の連動のために、前記圧縮プレート11の上部に締結された複数のアングルデッキ回転軸ブッシュ15と;前記各アングルデッキ回転軸ブッシュ15及び各アングルデッキ12を支持する複数のアングルデッキフレーム13ごとに形成された軸溝部131の間を長さ方向に貫通して軸結合するアングルデッキ回転軸16と;をさらに含んで構成することができる。前記アングルデッキ回転軸16は、軸溝部131のキー溝132に対応するキーが結合されて油圧によってアングルデッキ12の回転時に連動する。
また、複数の回転デッキ1で構成する場合、前記アングルデッキ12は、隣り合うアングルデッキ12と連結して、連動の際に、外側デッキ121に係止段123が形成された連結カバー124または係止段が係止される係止溝125が左右側にそれぞれ設置され、同時に連動するように構成する。この時、両側端に位置するアングルデッキ12は、左右位置に応じて連結カバー124及び係止溝125のうちのいずれか一つのみ形成されてもよい。
前記圧縮プレート11は、長方形の金属材プレートで構成されるが、面上に複数のアングルデッキ回転軸ブッシュ及び油圧シリンダーに締結される多数の締結ホール、及び加圧固定部の圧縮ばねを支持する圧縮ばね支持溝が形成される。
前記圧縮プレート11の上部に複数設置されるアングルデッキ回転軸ブッシュ15は、圧縮プレート11に締結されるブッシュ固定部とブッシュで構成される。また、ブッシュは、必要に応じてベアリング構成で形成することができる。
また、回転デッキ1を構成するアングルデッキ回転軸16は、前記アングルデッキ回転軸ブッシュ15と、アングルデッキ12の下部のアングルデッキフレーム13に形成された軸溝部223とを連通して軸結合される。このために、アングルデッキ回転軸16には、複数のキー溝が形成されてキーが挿入される。これにより、アングルデッキ12の回転時に連動してアングルデッキ回転軸16が回転し、隣り合う回転デッキ1とは連動部を構成するユニバーサルジョイントによってアングルデッキ回転軸16同士で互いに連動する。
また、アングルデッキ12を回転させる油圧シリンダー14は、下部が圧縮プレート11とヒンジ結合され、上部はアングルデッキ12の内側デッキ122の内側面とヒンジ結合されて構成される。油圧シリンダー14が設置された部位は、外側デッキ121の一部分が切開されて油圧シリンダー14の作動時に干渉しないように形成される。
一方、本発明は、前記回転デッキ1を構成する各アングルデッキ12の下部側に締結され、回転デッキが作動しない平常時に中央分離帯100の役割を果たしながら、車両の衝突事故が発生した場合、車両が停止せずに弾かれるようにして衝撃を低減させる構造を有する前方ブロック部2が締結されて連動するように備えられる。
前記前方ブロック部2は、リンク部3を介して、各アングルデッキ12を支持するアングルデッキフレーム13の下部側に締結されて連動するように構成される。
前方ブロック部2は、車両の衝突入射角に対応する角度で車両の前部分が回転しながら弾かれるように設計された構造を備えることにより、非常用転車装置の構造変形及び衝突時に発生する破損部品の飛散量を減らし、特にこのような過程で車両の搭乗者に伝達される衝突による衝撃を低減させる。
前方ブロック部2は、道路側に設置され、下部が上部よりも道路側に突出した形状を有する前方ブロック21と;この前方ブロック21の後面(内側方向)を支持して剛性を提供し、一箇所で回転デッキ1のアングルデッキ12を支持する一つ以上のアングルデッキフレーム13に設置されたリンク部3に締結される一つ以上の前方ブロックフレーム22と;前記前方ブロック21及び前方ブロックフレーム22の下部を支持する底面フレーム23と;で構成される。
前方ブロック21、前方ブロックフレーム22及び底面フレーム23は、相互間の接触面が基本的に溶接されて構成される。その他、ボルト締結やリベットなどの方法で締結されてもよい。
前記前方ブロック21は、一つの連続した単位鉄板、または溶接された一つの鉄板で構成されるが、その形状は、道路に接する外側下部区間が突出した形状、または中央分離帯100の外部形状に沿って加工された形状に構成される。
例えば、下部区間が突出した形状は、上下区間を基準に、下部区間は曲率またはその他の多角形断面などの突出区間を有するように形成され、道路側に突出し、この突出区間の上部は、これより少なく突出した形状を有するため、車両の車輪が衝突時に乗り上がるように形成される。
また、中央分離帯100の断面外部形状に沿って加工された形状は、中央分離帯100の側断面(道路を横切る方向)を基準に、下部が上部よりも道路側方向に突出し、中間部位から上部側に行くほど内側に曲がるように傾いた
Figure 0007000539000002
形状の断面構造で構成され、隣り合うコンクリート構造物である中央分離帯100に連続した形状を有するように構成する。
この時、前方ブロック部2の後面に接する前方ブロックフレーム22の形状も、同じ形状を有するように形成して衝撃を堅固に支持するように構成する。
上記で例示したような側断面構造を有するいずれか一つの前方ブロック部2は、走行中の車両が中央分離帯100と直交するまたは直交と同じ方向ではない斜めの角度で衝突する事故が発生した場合、衝突側面の車輪が前方ブロック部2の道路側前方ブロック21の突出した部位と衝突しながら乗り上がり、瞬間的にタイヤが接触面を失ってしまう。これにより、車両の両側車輪に動力を分配する差動ギアが空転している衝突側車輪に印加される動力を低減または遮断させて、依然として動力が印加されている他側の車輪によって車両が自然に回転しながら弾かれるようにする。
これにより、事故車両が一定角度で中央分離帯100と衝突した後に停止せず、中央分離帯100、すなわち、境界面の法線となす角度で車両前方の方向が回転しながら中央分離帯100から離隔する。
このため、衝突による非常用転車装置の構造変形及び破損部品の飛散量が低減し、特に衝突による衝撃が車両に少なく伝達されながら搭乗者の安全を図る。
前記前方ブロックフレーム22は、中央分離帯100と直交する方向の面上を貫通した長孔部221が形成され、前記アングルデッキフレーム13に設置されたリンク部3にリンク締結され、アングルデッキ12の状態が垂直または水平方向に回転する作動に連動しながら、これに溶接された前方ブロック21を上下方向に昇降させるように構成される。
前記前方ブロックフレーム22は、複数個がアングルデッキ12を支持するアングルデッキフレーム13の配列間隔に対応する位置ごとに配列され、前方ブロック21に加えられる外力から前方ブロック21を支持して構造変形などを防止する。
また、前方ブロックフレーム22は、上部の内側方向に隣り合う前方ブロックフレーム22同士を連結する水平デッキフレーム222が裏当て溶接または締結されて形成され、この水平デッキフレーム222の外側面上には、再び複数の左右離隔防止突起223が溶接されて形成される。
左右離隔防止突起223の長さは、左右側面が前記アングルデッキ12を支持するアングルデッキフレーム13の間に挿入されて左右の側面が接触または近接して、左右の移動を調整するほどの長さに形成される。
したがって、アングルデッキフレーム13間の距離に応じて、同じサイズを有するか、或いは互いに異なる長さを有することができる。
また、前記水平デッキフレーム222は、左右離隔防止突起223がアングルデッキフレーム13の間に挿入されるとき、アングルデッキフレーム13に形成されたリンク部3との干渉を避けるために、上面の後方部(道路方向側)を斜線加工した斜線加工部222aが形成される。
この時、前記斜線加工部222aに対応するリンク部3も、前方ブロックフレーム22に固定されたブロックリンク31の下部(内側方向)に斜線加工された固定溝31aが備えられる。
このように両側が斜線加工されることにより、左右離隔防止突起223がアングルデッキフレーム13に干渉なく挿入されて左右移動がコントロールされるとともに、平常時に、水平デッキフレーム222の斜線加工部222aが、リンク部3を構成するブロックリンク31の固定溝31aに面接触して上部が安定的に固定されて支持される。
前記底面フレーム23は、幅(中央分離帯の幅方向基準)が前方ブロックフレーム22の幅よりもさらに内側方向に突出した長さを有するように構成され、その内側方向の終端部には、再び上方に突出した固定突起231が底面フレーム23の長さ方向に沿って形成される。
前記固定突起231は、前記回転デッキ1が締結される基礎部のベースプレートの長さ方向に沿って設置された圧縮プレートの上昇高さを制限する固定ブロック71に形成された固定溝712に挿入され、前方ブロック部2が平常時に離脱することを防止して下部を固定支持するように構成される。この時、固定溝も、挿入される固定突起231との干渉を避けるために、入口側が斜線加工された形状を有する。
また、固定突起231は、長さ方向に一箇所に弾性ストッパー232が内部に設置され、追加の調節を行うように構成される。弾性ストッパー232の構成は、外力を受けると下降し、外力が解除されると上昇するように構成された弾性力を有するストッパーで構成すれば十分である。
前記底面フレームは、平常時に収納具の上部を覆う役割も果たす。
前記アングルデッキ12と前方ブロック部2との間は、アングルデッキ12を構成するアングルデッキフレーム13と、前方ブロック部2を構成する前方ブロックフレーム22との間にリンク部3が備えられて連結される。これにより、アングルデッキ12と油圧シリンダー14が作動して、回転時に前方ブロック部2が連動して昇降する。
このために、リンク部は、アングルデッキを支持するアングルデッキフレーム13に固定されたブロックリンク31と、一側はブロックリンク31とピンで連結され、他側は前方ブロック部の前方ブロックを支持する前方ブロックフレーム22に形成された長孔部221とピンで連結されるリンク32と、で構成される。
リンク部3は、前方ブロック部2の上昇時には、前方ブロック部2の前方ブロックフレーム22に形成された長孔部221に締結され、リンク部3の上昇時の一定時間の間は長孔部の長孔長さだけ前方ブロック部2の荷重がアングルデッキ12を回転させる油圧シリンダー14に印加されないように作用する。
これにより、油圧シリンダー14のピストン伸長時に十分な油圧が供給されて上昇力が大きくなった後に荷重が印加され、相対的に少ない油圧が供給される初期伸長時にもアングルデッキ12と前方ブロック部2を回転及び上昇させる。
このような構成により、油圧シリンダー14の大きさを小型化する利点と耐久性を増大させる。
また、前記前方ブロック部2は、回転デッキ1が稼動して一対のアングルデッキが道路の両側に展開される場合に下降して、地盤に施工された基礎部の周辺に、中央分離帯100の長さ方向に予め施工された収納具5が備えられて保管されるように構成される。
この時、収納具5の上部一側には、弾性力を有する気密部材51aと、これを固定するように基礎部のコンクリートに施工された支持具51bとから構成される気密部51が道路の長さ方向に設置され、平常時に弾力的に前方ブロック21と接触してホコリ及び雨水の流入をできる限り防止するように構成される。前記気密部材51aと支持具51bは、好ましくはすべて押出された断面形状を有する長さ材料で構成することが好ましい。
また、収納具5の下部には、長さ方向に一つ以上の一箇所に垂直排水用排水口が設けられ、流入したホコリや雨水が、その下部に位置した基礎部を構成する水平方向の排水口と連通して主排水口を介して排出されるように構成される。
以下、非常用転車装置の残りの構成について説明する。
本発明による中央分離帯100の一区間ごとに設置される非常用転車装置は、回転デッキ1が位置する地盤の下部に施工され、回転デッキに締結される基礎部6が備えられる。
また、前記回転デッキ1を弾性加圧して基礎部に固定させ、車両の局部的な荷重が印加される場合に緩衝力を提供しながら回転デッキ1の上昇高さを制限する加圧固定部7が備えられる。
また、複数の個別回転デッキ1が道路舗装面の高さの差に対応しながら互いに連動するように連動部8が備えられる。
また、回転デッキ1の稼動に必要な油圧と電源の供給を有線または無線方式で遠隔制御する動力制御部9が備えられる。
前記基礎部6は、中央分離帯100の一区間に施工されるが、中央分離帯100の最初施工の際に、本発明による非常用転車装置と一緒に施工する或いは既に施工された中央分離帯100は、必要とする区間の中央分離帯100を切開した後にその下部地盤に施工することができる。
基礎部は、非常用転車装置が設置される中央分離帯100の区間長さに対して、道路の両側方向に一定の広さと深さで掘削して排水口61を施工した後、その上部に複数の鋼管杭62を中央分離帯100の長さ方向に配列し、しかる後に、配筋して鋳型を設置し、コンクリートを注いで打設する。
その後、コンクリート養生が終わったら、一つのベースプレート63を各鋼管杭62の上端頭部に位置させた後、ボルト締結して一体に結合させる。
前記ベースプレート63の上部には、回転デッキ1を構成する圧縮プレート11、前記圧縮プレートを固定する加圧固定部4、及び回転デッキ1の両側のアングルデッキ12を回転させる油圧シリンダー14に油圧を供給する油圧供給ラインを分配する油圧分配器が設置される。
また、ベースプレート63は、中央部の長さ方向に沿って、前記油圧分配器が設置されない区間ごとに一対から構成される油圧ライン保護台64が複数設置され、複数の油圧供給ラインが安定的に保護されながら、各油圧分配器に油圧を供給する。油圧ライン保護台64に油圧供給ラインを施工した後は、上部にカバーを締結して保護する。
前記ベースプレート63は、少なくとも本発明による中央分離帯のための非常用転車装置が施工される長さだけ形成して、各鋼管杭62の支持力が一つのべースプレート63に印加されて強い固定力を有するように構成することが好ましい。
このようなベースプレート63まで設置されると、その上部に設置される回転デッキ1が回転作動時または平常時に固定された状態で維持されるとき、強い固定支持力を提供する。
一方、前記基礎部6の施工の際に、鋼管杭62の両側に、非常用転車装置の施工部位に沿って両側に対称となるように収納具5も地盤に挿入された状態で打設する。
前記加圧固定部7は、回転デッキ1のベースプレート63を弾性加圧して基礎部6に固定し、車両の局部的な荷重が印加される場合、緩衝力を提供しながら回転デッキ1の上昇高さを制限するように構成される。
このために、前記加圧固定部は、ベースプレートの長さ方向に沿って両側端に設置され、圧縮プレートの上昇高さを制限する固定ブロック71と、圧縮プレートを弾性加圧する圧縮ばね部72とで構成される。
前記固定ブロック71は、一側には、車両の局部的な荷重が印加されながら圧縮プレート11の上昇時に係止されるように段差部711が形成されており、他側には、平常時に底面フレーム23の固定突起231が挿入されて支持される固定溝712が形成される。
前記圧縮ばね部72は、圧縮プレート11を加圧する圧縮ばね721と、圧縮ばねの上端を支持する上端支持部722と、上端支持部の中央に形成されたホールを貫通してベースプレート63に固定されるボルト723と、で構成できる。
前記圧縮ばねは、皿ばねから構成されることが、狭小な上下空間部で円滑な圧縮及び伸張力を提供することに望ましい。圧縮ばねは、ベースプレート63との面接触状態を維持する圧縮プレート11を加圧して弾性支持されるように構成される。
前記加圧固定部7が必要な理由と作動についてより詳細に説明すると、中央分離帯の長さ方向の高さの差の程度に応じて、隣り合う回転デッキ1と互いに異なる高さの差を有する状態でアングルデッキ12が回転作動するか、或いは車両による局部的な荷重が印加される場合、ベースプレート63から上方に離隔して浮いた状態を維持することができるという問題点がある。
このような理由から、回転デッキ1をベースプレート63に締結させる圧縮プレート11は、一対のアングルデッキ12の下部と締結して固定する役割を果たすが、その下部に位置するベースプレート63とは締結手段によって直接締結されずに面接触した状態を維持しながら、基礎部6のベースプレート63に締結された加圧固定部7の圧縮ばねが圧縮プレート11を加圧して弾性支持するように構成される。
前記連動部8は、個別回転デッキ1に構成されたアングルデッキ回転軸16同士を連結する各ユニバーサルジョイント81と;複数の回転デッキ1のうち、一側端に位置した回転デッキ1の一対のユニバーサルジョイントに結合される一対のギア軸82と;各ギア軸に軸結合され、隣り合うギアにギア結合された連動ギア部83と;前記各ギア軸を支持するギアブッシュ84と;で構成される。
前記連動ギア部は、隣り合うギアと直接ギア結合する方式、または中間に複数のギアをさらに含んでギア結合するように構成することができる。
また、連動ギア部は、場合に応じて回転デッキの数が増加する場合、両側端にそれぞれ独立して構成することもできる。
また、連動ギア部は、中央分離帯の形状に合うケースの内部に収納できる。
上述したように連動部が備えられると、各回転デッキ部のアングルデッキを回転させる油圧シリンダーに互いに異なる油圧が作動して互いに不均一な作動が発生しても、前記ユニバーサルジョイント及び連動ギアによって、隣り合う複数の回転デッキ1が互いに連動して常時均一に作動する。
前記動力制御部9は、回転デッキの稼働に必要な油圧及び電源の供給を有線または無線で遠隔制御するように構成して、非常時の操作のために管理者が直接道路を横断して、中央分離帯に設置された非常用転車装置に行かなくてもよい。
このために、前記動力制御部は、油圧を提供する油圧供給ラインに油圧を分配する油圧分配器91と、油圧ポンプ、電源装置、有・無線遠隔制御モジュールが含まれている操作盤から構成される制御盤92などで構成される。操作盤は、有・無線遠隔制御だけでなく、直接手動制御も可能であるのはいうまでもよい。前記有・無線遠隔制御モジュールは、公知の様々な通信モジュールを備えた制御方式を使用すれば十分なので、具体的な構成や回路の説明は省略する。
前記油圧分配器91は、内部に油圧経路が多重に形成されて必要先に油圧を供給するように油圧シリンダーとステッパーシリンダーが位置した箇所ごとに設置され、多重供給するように構成される。
制御盤に設置される油圧ポンプは、外部電源または自体の電源が印加されて動作するように構成される。電源装置は、外部電源である場合、直接油圧ポンプに連結されるように構成することもでき、バッテリーに充電された電気を油圧ポンプに印加して作動するように構成することもできる。また、自体の電源は、太陽電池部または風力など、環境にやさしい再生可能エネルギーを用いて発生した電気を直接油圧ポンプに接続されるように構成することもでき、バッテリーに充電された電気を油圧ポンプに印加して作動するように構成することもできる。
制御盤は、油圧及び電源の供給と回転デッキ1の作動を操作盤で操作して制御するように構成される。
制御盤の設置位置は、道路事情などを考慮して選択的に中央分離帯側に設置することもでき、道路の路肩を外れた別の箇所に設置され、油圧及び電源を供給するように設置することもできる。
前述した本発明による非常用転車装置の各構成は、基本的に、剛性を有する金属材または合成樹脂材または鉄筋コンクリートで構成される。
次に、上述したように構成された本発明の作動を説明する。
平常時に回転デッキ1を構成するアングルデッキ12の下部に位置した前方ブロック部2をもって、道路走行中の車両が中央分離帯に斜めの角度で衝突する事故が発生した場合、衝突側面の車輪が前方ブロック部2の道路側の前方ブロック21の突出部位と衝突しながら乗り上がり、瞬間的にタイヤが接触面を失ってしまう。これにより、車両の両側車輪に動力を分配する差動ギアが空転している衝突側の車輪に印加される動力を低減または遮断させ、依然として動力が印加されている他側の車輪によって車両が自然に回転しながら弾かれるようにする。これにより、事故車両が一定の角度で中央分離帯と衝突した後に停止せず、中央分離帯、すなわち、境界面の法線となす角度で車両前方の方向が回転しながら中央分離帯から離隔する。このような過程を経て、衝突による非常用転車装置の構造変形及び破損部品の飛散量が低減し、特に衝突による衝撃が車両に少なく伝達されながら搭乗者の安全を図る。
また、非常状態が発生して緊急に中央分離帯用衝撃低減型非常用転車装置を作動させて車両を他側の道路を介して転車操作させなければならない場合、有線または無線方式で遠隔で動力制御部を制御して油圧と電源を供給することにより、複数の回転デッキ1に設置された各油圧シリンダー14に印加されたオイルが油圧タンク側へ排出されながらピストンが収縮してアングルデッキ12を下向き回転させ、道路舗装面に外側デッキ121を接触させることにより、車両が上部側に位置した内側デッキ122を介して安全に移動する。
このとき、アングルデッキ12が下向き回転すると、同時にアングルデッキ12に形成されたアングルデッキ回転軸16が連動して回転しながら、ユニバーサルジョイントを介して連結されて連続的に回転し且つ複数の回転デッキのうち一側端に設置された末端の回転デッキ1に軸結合された連動ギア部が作動して、回転デッキ1を構成する一対の左右対称に構成されたアングルデッキ12が均一に連動して回転する。
このとき、舗装道路面の長さ方向による高さの差が発生した場合、或いは局部的な車両の荷重がアングルデッキ12に印加されるときに一部の回転デッキ1が道路舗装面から離隔して浮き現象が発生した場合、それぞれのアングルデッキ回転軸16とギア軸とを連結する連動部8のユニバーサルジョイント81、及び加圧固定部7を構成する圧縮ばね部72によって安定的に高さの差に対応して作動する。
本発明は、上述した特定の好適な実施形態に限定されず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形実施が可能なのはいうまでもよく、それらの変更も請求の範囲に記載の範囲内にある。
1 回転デッキ
2 前方ブロック部
3 リンク部
5 収納具
6 基礎部
7 加圧固定部
8 連動部
9 動力制御部
11 圧縮プレート
12 アングルデッキ
13 アングルデッキフレーム
14 油圧シリンダー
15 アングルデッキ回転軸ブッシュ
16 アングルデッキ回転軸
21 前方ブロック
22 前方ブロックフレーム
23 底面フレーム
31 ブロックリンク
31a 固定溝
32 リンク
51 気密部
51a 気密部材
51b 支持具
61 排水口
62 鋼管杭
63 ベースプレート
64 油圧ライン保護台
71 固定ブロック
72 圧縮ばね部
81 ユニバーサルジョイント
82 ギア軸
83 連動ギア部
84 ギアブッシュ
91 油圧分配器
92 制御盤
100 中央分離帯
121 外側デッキ
122 内側デッキ
123 係止段
124 連結カバー
125 係止溝
131 軸溝部
132 キー溝
141 ヒンジ
221 長孔部
222 水平デッキフレーム
222a 斜線加工部
223 左右離隔防止突起
231 固定突起
232 弾性ストッパー
711 段差部
712 固定溝
721 圧縮ばね
722 上端支持部
723 ボルト

Claims (9)

  1. 道路中央分離帯の一区間ごとに設置される非常用転車装置を構成する回転デッキであって、
    対称的に設置された一対のアングルデッキが非常時に各油圧シリンダーによってそれぞれ回転して左右側の道路舗装面と接するように構成された回転デッキの各アングルデッキの下部側にリンク部で締結され、回転デッキが作動しない平常時に中央分離帯の役割を果たしながら、車両が衝突すると衝撃を低減させる構造の前方ブロック部;を含むことを特徴とする、中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
  2. 前記前方ブロック部は、
    下部が上部よりも道路側に突出した形状を有する前方ブロックと;
    前方ブロックの後面を支持して剛性を提供し、一箇所でアングルデッキを支持する一つ以上のアングルデッキフレームに設置されたリンク部に締結される一つ以上の前方ブロックフレームと;
    前方ブロック及び前方ブロックフレームの下部を支持する底面フレームと;で構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
  3. 前記前方ブロックは、中央分離帯の断面外部形状のように
    Figure 0007000539000003
    形状の断面構造で構成されたことを特徴とする、請求項2に記載の中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
  4. 前記前方ブロックフレームは、上部内側方向に隣り合う前方ブロックフレーム同士を接続する水平デッキフレームが重ねられて形成され、この水平デッキフレームの外側面にさらに複数の左右離隔防止突起が溶接され、該左右離隔防止突起が、アングルデッキを支持するアングルデッキフレームの間に挿入されることにより、左右移動がコントロールされるように構成され、
    前記水平デッキフレームは、左右離隔防止突起がアングルデッキフレームの間に挿入されるとき、アングルデッキフレームに形成されたリンク部との干渉を避けるために、上面の後方部に斜線加工部が形成されたことを特徴とする、請求項2に記載の中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
  5. 前記底面フレームは、幅が前方ブロックフレームの幅よりもさらに内側方向に突出した長さを有するように構成され、その内側方向の終端部には再び上方に突出した固定突起が底面フレームの長さ方向に沿って形成され、該固定突起が、回転デッキが締結される基礎部のベースプレートの長さ方向に沿って設置された圧縮プレートの上昇高さを制限する固定ブロックに形成された固定溝に挿入されて支持されるように構成し、固定突起は、長さ方向に一箇所に弾性ストッパーが内部に設置されたことを特徴とする、請求項2に記載の中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
  6. 前記リンク部は、アングルデッキを支持するアングルデッキフレームに固定されたブロックリンクと;一側はブロックリンクとピンで連結され、他側は前方ブロック部の前方ブロックを支持する前方ブロックフレームとピンで連結されるリンクと;で構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
  7. 前記リンクは、前方ブロックフレームに形成された長孔部に締結され、リンク部の上昇初期に長孔部の長孔長さだけ前方ブロック部の荷重がアングルデッキを回転させる油圧シリンダーに印加されないように構成したことを特徴とする、請求項6に記載の中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
  8. 前記一対のアングルデッキは、内部に位置した複数のアングルデッキフレームによって支持される外側デッキと内側デッキで構成され、
    外側デッキは、車両衝突時に備えて、上部が内側方向に一定角度傾くように設置されたデッキ面の形態で形成され、内側デッキは、下部において上部の一箇所区間から上部に行くほど外側に狭くなるように傾いたデッキ面の形態で形成され、
    アングルデッキを支持する複数のアングルデッキフレームは、下部側に軸溝部が設置されて水平方向にアングルデッキ回転軸が軸結合され、隣り合うアングルデッキと連動するように構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
  9. 前記アングルデッキは、隣り合うアングルデッキと連結して、連動の際に、外側デッキに係止段が形成された連結カバー、または係止段が係止される係止溝が左右側にそれぞれ設置されて同時に連動するように構成され、両側端に位置するアングルデッキは、左右位置に応じて連結カバー及び係止溝のうちのいずれか一つのみ形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ。
JP2020199592A 2020-04-08 2020-12-01 中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ Active JP7000539B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2020-0042604 2020-04-08
KR1020200042604A KR102171516B1 (ko) 2020-04-08 2020-04-08 중앙분리대용 비상회차장치의 충격 저감형 전방블록부를 구비한 회전데크

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021167556A JP2021167556A (ja) 2021-10-21
JP7000539B2 true JP7000539B2 (ja) 2022-01-19

Family

ID=73129327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020199592A Active JP7000539B2 (ja) 2020-04-08 2020-12-01 中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11773550B2 (ja)
JP (1) JP7000539B2 (ja)
KR (1) KR102171516B1 (ja)
WO (1) WO2021206245A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102476879B1 (ko) * 2022-05-11 2022-12-13 주식회사 디앤에스테크놀로지 신속 시공이 가능한 싱글데크 회전형 비상회차장치
KR102476885B1 (ko) * 2022-05-27 2022-12-13 주식회사 디앤에스테크놀로지 신속시공이 가능한 중앙분리대용 개별데크 회전형 비상회차장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004211340A (ja) 2002-12-27 2004-07-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 可動式分離帯
JP4216706B2 (ja) 2003-12-24 2009-01-28 東北リコー株式会社 記録体の製版方法
KR100935426B1 (ko) 2009-09-25 2010-01-06 의왕개발 주식회사 중앙분리대용 비상회차장치
KR101019601B1 (ko) 2010-10-18 2011-03-09 부강전기 (주) 중앙분리대용 비상회차장치
KR101893138B1 (ko) 2018-03-27 2018-08-31 주식회사 디앤에스 테크놀로지 도로포장면 높낮이차 및 차량 하중에 대응하여 작동되는 중앙분리대용 다단 비상 회차 장치

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO178003C (no) * 1990-01-18 1996-01-03 Roads Corp Flyttbar barriere
US5009542A (en) * 1990-03-06 1991-04-23 Hardin Jr Paul W Traffic barrier gate
US5551796A (en) * 1995-01-20 1996-09-03 Emergency Public Safety Services, L.L.C. Moveable barrier
US5586355A (en) * 1995-03-21 1996-12-24 United Dominion Industries, Inc. Safety device for a vertically stored dock leveler
KR100611247B1 (ko) * 2003-07-22 2006-08-10 주식회사 스테코 도로용 완충 가드 구조물
KR20070110459A (ko) 2006-10-19 2007-11-19 이홍상 중앙분리대
US8647012B2 (en) * 2010-05-05 2014-02-11 Energy Absorption Systems, Inc. Gate for barrier system and methods for the assembly and use thereof
KR101258617B1 (ko) * 2011-07-20 2013-04-26 주식회사 씨에이이테크놀러지 도로분리대용 충격흡수 장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004211340A (ja) 2002-12-27 2004-07-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 可動式分離帯
JP4216706B2 (ja) 2003-12-24 2009-01-28 東北リコー株式会社 記録体の製版方法
KR100935426B1 (ko) 2009-09-25 2010-01-06 의왕개발 주식회사 중앙분리대용 비상회차장치
KR101019601B1 (ko) 2010-10-18 2011-03-09 부강전기 (주) 중앙분리대용 비상회차장치
KR101893138B1 (ko) 2018-03-27 2018-08-31 주식회사 디앤에스 테크놀로지 도로포장면 높낮이차 및 차량 하중에 대응하여 작동되는 중앙분리대용 다단 비상 회차 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021167556A (ja) 2021-10-21
KR102171516B9 (ko) 2023-09-07
WO2021206245A1 (ko) 2021-10-14
US11773550B2 (en) 2023-10-03
KR102171516B1 (ko) 2020-10-29
US20210317625A1 (en) 2021-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7000539B2 (ja) 中央分離帯のための非常用転車装置の衝撃低減型前方ブロック部を備えた回転デッキ
US9267250B2 (en) Safety trailer
US9394657B2 (en) Mobile barrier
KR101893138B1 (ko) 도로포장면 높낮이차 및 차량 하중에 대응하여 작동되는 중앙분리대용 다단 비상 회차 장치
US4881845A (en) Moveable roadway barrier system
JP7323963B2 (ja) 自律車両のための車道インフラストラクチャ
McDevitt BASICS OF
JPS605726B2 (ja) 解体可能なバリア
CN108103923A (zh) 一种桥梁用防桥头跳车装置
JP6144726B2 (ja) 高速道路の山岳トンネルの盤ぶくれした走行路線の修復工法および修復工法用の吊り桟橋
KR102171524B1 (ko) 중앙분리대용 충격 저감 및 처짐 방지형 비상회차장치
KR102171522B1 (ko) 중앙분리대용 충격 저감형 원격제어 비상회차시스템
JP2019157450A (ja) 車両規制装置
JP2008019700A (ja) 駐車場施工方法、車止め付側溝蓋及び駐車場
KR101213075B1 (ko) 굴절연결식 저형고 이동형 배리어
CN211057609U (zh) 升级改造公路护栏
JP4673699B2 (ja) 橋梁の施工方法、橋梁の上部工および展開装置
JP2022117981A (ja) 耐衝撃性ボラード及び耐衝撃性ボラード用芯材及び耐衝撃性ボラードの地中埋設構造
JPH05287713A (ja) 道路用バリケード
KR102476885B1 (ko) 신속시공이 가능한 중앙분리대용 개별데크 회전형 비상회차장치
KR100955063B1 (ko) 과속 방지턱 및 이를 갖는 도로 시설물
CN209429013U (zh) 一种交通工程用高速公路防护栏
KR200464371Y1 (ko) 도로 중앙분리대
KR102489774B1 (ko) 맨홀 설치대 및 이의 시공방법
KR200188343Y1 (ko) 특수고무 스폰지 커버와 공기를 이용한 자동차 충돌 방지대

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7000539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150