JP6999069B1 - めっき装置及びめっき装置のコンタクト部材洗浄方法 - Google Patents

めっき装置及びめっき装置のコンタクト部材洗浄方法 Download PDF

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Abstract

簡素な構造で、コンタクト部材を洗浄することができる技術を提供する。めっき装置1000は、めっき槽と、基板ホルダ20と、回転機構と、昇降機構と、コンタクト部材40と、コンタクト部材40を洗浄する洗浄装置50と、を備え、洗浄装置50は、旋回軸51と、第1アーム53と、第2アーム54と、少なくとも一つの吐出口を有するノズル55とを有し、吐出口から吐出された洗浄流体がコンタクト部材40に当たることでコンタクト部材40を洗浄するように構成されている。

Description

本発明は、めっき装置及びめっき装置のコンタクト部材洗浄方法に関する。
従来、基板にめっき処理を施すことが可能なめっき装置として、いわゆるカップ式のめっき装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなめっき装置は、めっき槽と、めっき槽の内部に配置されたアノードよりも上方に配置されて、カソードとしての基板を保持する基板ホルダと、基板ホルダを回転させる回転機構とを備えている。
上述したような従来のめっき装置の基板ホルダには、一般に、基板に電気を給電するためのコンタクト部材が配置されている。このコンタクト部材が汚れた場合、コンタクト部材の抵抗値が変化して、基板のめっき品質が悪化するおそれがある。そこで、このコンタクト部材を洗浄することが可能な洗浄装置に関する技術が開発されてきている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008-19496号公報 米国特許出願公開第2013/0061875号明細書
しかしながら、上述したような従来のコンタクト部材の洗浄装置は、構造が複雑であった。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、簡素な構造で、コンタクト部材を洗浄することができる技術を提供することを目的の一つとする。
(態様1)
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るめっき装置は、めっき槽と、前記めっき槽の内部に配置されたアノードよりも上方に配置されて、カソードとしての基板を保持することが可能な基板ホルダと、前記基板ホルダを回転させる回転機構と、前記基板ホルダを昇降させる昇降機構と、前記基板ホルダに配置されるとともに、前記基板の下面の外周縁に接触して前記基板に電気を給電するコンタクト部材と、前記コンタクト部材を洗浄する洗浄装置と、を備え、前記洗浄装置は、前記基板ホルダの径方向で外側の領域に配置されて上下方向に延在する旋回軸と、前記旋回軸に接続されて水平方向に延在する第1アームと、前記第1アームの前記旋回軸に接続された側とは反対側の端部から上方に向けて延在する第2アームと、前記第2アームの上端に接続されて、下方に向けて開口するとともに洗浄流体を吐出する少なくとも一つの吐出口を有するノズルと、を有し、当該吐出口から吐出された前記洗浄流体が前記コンタクト部材に当たることで前記コンタクト部材を洗浄するように構成されている。
この態様によれば、上記のような旋回軸、第1アーム、第2アーム、ノズルという簡素な構造で構成された洗浄装置によって、コンタクト部材を洗浄することができる。
また、この態様によれば、第1アーム及び第2アームという2つのアームによって、ノズルを旋回軸における第1アームの接続箇所からより遠い箇所に配置することができる。これにより、コンタクト部材を効果的に洗浄することができる。また、この態様によれば、旋回軸を旋回させることでノズルを移動(旋回移動)させることができるので、洗浄流体による洗浄箇所を容易に変化させることができる。これにより、コンタクト部材の広範囲を洗浄することが容易にできる。
(態様2)
上記の態様1において、前記ノズルは、前記第2アームの上端を起点として前記旋回軸の側に向かって延在しており、平面視で、前記ノズルの長手方向に延在する軸線と前記第1アームの長手方向に延在する軸線とのなす角は、10度以上70度以下の角度になっていてもよい。
この態様によれば、ノズルの吐出口から吐出された洗浄流体をコンタクト部材に当てることが容易にできる。これにより、コンタクト部材を効果的に洗浄することができる。
(態様3)
上記態様1又は2は、前記回転機構、前記昇降機構、及び、前記洗浄装置を制御する制御モジュールをさらに備え、前記制御モジュールは、前記コンタクト部材を洗浄するコンタクト部材洗浄処理の実行時において、前記基板ホルダの径方向で外側の領域に移動している前記ノズルを、前記旋回軸を旋回させることで前記基板ホルダの径方向で内側の領域における前記ノズルが前記基板ホルダに干渉しない昇降位置に移動させ、次いで、前記昇降機構によって前記基板ホルダを下降させることで前記コンタクト部材を前記吐出口よりも下方に位置させ、次いで、前記旋回軸を旋回させることで前記ノズルを前記内側の領域における前記吐出口が前記コンタクト部材に対向するような洗浄位置に移動させ、次いで、前記回転機構によって前記基板ホルダを回転させながら、前記吐出口から前記洗浄流体を吐出させてもよい。
(態様4)
上記の態様3において、前記制御モジュールは、前記回転機構によって前記基板ホルダを回転させながら、前記吐出口から前記洗浄流体を吐出させている最中に、前記旋回軸を第1回転方向及び前記第1回転方向とは反対の第2回転方向に交互に旋回させてもよい。この態様によれば、コンタクト部材を効果的に洗浄することができる。
(態様5)
上記の態様1~4のいずれか1態様において、前記第2アームは、前記第2アームにおける前記第1アームに接続された部分を起点として傾斜可能に、前記第1アームの前記端部に接続されていてもよい。この態様によれば、ノズルの吐出口からの洗浄流体の吐出方向を調整することが容易にできる。
(態様6)
上記の態様1~5のいずれか1態様において、少なくとも一つの前記吐出口は、複数の吐出口を含み、各々の吐出口から吐出される前記洗浄流体の種類は互いに異なっていてもよい。
(態様7)
上記の態様1~6のいずれか1態様において、前記ノズルは、下方に向けて開口するとともに、流体を吸引する吸引口をさらに備えていてもよい。
この態様によれば、コンタクト部材に付着した洗浄後の洗浄流体を吸引口から吸引することができる。これにより、コンタクト部材に洗浄後の洗浄流体が長期間残存することを抑制することができるので、コンタクト部材を早期に清浄な状態にすることができる。
(態様8)
上記の態様1~7のいずれか1態様において、前記基板ホルダは、前記基板の上面を保持する第1保持部材と、前記基板の下面の外周縁を保持する第2保持部材と、を備え、前記コンタクト部材は、前記第2保持部材に配置されていてもよい。
(態様9)
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るめっき装置のコンタクト部材洗浄方法は、めっき装置のコンタクト部材洗浄方法であって、前記めっき装置は、めっき槽と、前記めっき槽の内部に配置されたアノードよりも上方に配置されて、カソードとしての基板を保持することが可能な基板ホルダと、前記基板ホルダに配置されるとともに、前記基板の下面の外周縁に接触して前記基板に電気を給電するコンタクト部材と、前記コンタクト部材を洗浄する洗浄装置と、を備え、前記洗浄装置は、前記基板ホルダの径方向で外側の領域に配置されて上下方向に延在する旋回軸と、前記旋回軸に接続されて水平方向に延在する第1アームと、前記第1アームの前記旋回軸に接続された側とは反対側の端部から上方に向けて延在する第2アームと、前記第2アームの上端に接続されて、下方に向けて開口するとともに洗浄流体を吐出する少なくとも一つの吐出口を有するノズルと、を有し、前記コンタクト部材洗浄方法は、前記基板ホルダの径方向で外側の領域に移動している前記ノズルを、前記旋回軸を旋回させることで前記基板ホルダの径方向で内側の領域における前記ノズルが前記基板ホルダに干渉しない昇降位置に移動させ、次いで、前記基板ホルダを下降させることで前記コンタクト部材を前記吐出口よりも下方に位置させ、次いで、前記旋回軸を旋回させることで前記ノズルを前記内側の領域における前記吐出口が前記コンタクト部材に対向するような洗浄位置に移動させ、次いで、前記基板ホルダを回転させながら前記吐出口から前記洗浄流体を吐出させる、ことを含む。
この態様によれば、簡素な構造で構成された洗浄装置によって、コンタクト部材を洗浄することができる。
実施形態に係るめっき装置の全体構成を示す斜視図である。 実施形態に係るめっき装置の全体構成を示す平面図である。 実施形態に係るめっき装置のめっきモジュールの構成の模式図である。 実施形態に係る基板がめっき液に浸漬された様子を示す模式図である。 図5(A)は、実施形態に係る基板ホルダの一部分を拡大して模式的に示す断面図である。図5(B)は、実施形態に係るコンタクト部材の周辺構成の模式的な断面図である。 実施形態に係る洗浄装置の全体構成を模式的に示す図である。 実施形態に係る洗浄装置の一部の構成の模式的な平面図である。 実施形態に係るノズルの移動の様子を模式的に示す平面図である。 実施形態に係るコンタクト部材洗浄処理の実行時に行われる一連の制御を示すフローチャートの一例である。 実施形態に係る第2アームの変形例を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面は、物の特徴の理解を容易にするために模式的に図示されており、各構成要素の寸法比率等は実際のものと同じであるとは限らない。また、いくつかの図面には、参考用として、X-Y-Zの直交座標が図示されている。この直交座標のうち、Z方向は上方に相当し、-Z方向は下方(重力が作用する方向)に相当する。
図1は、本実施形態のめっき装置1000の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態のめっき装置1000の全体構成を示す平面図である。図1及び図2に示すように、めっき装置1000は、ロードポート100、搬送ロボット110、アライナ120、プリウェットモジュール200、プリソークモジュール300、めっきモジュール400、洗浄モジュール500、スピンリンスドライヤ600、搬送装置700、及び、制御モジュール800を備える。
ロードポート100は、めっき装置1000に図示していないFOUPなどのカセットに収容された基板を搬入したり、めっき装置1000からカセットに基板を搬出するためのモジュールである。本実施形態では4台のロードポート100が水平方向に並べて配置されているが、ロードポート100の数及び配置は任意である。搬送ロボット110は、基板を搬送するためのロボットであり、ロードポート100、アライナ120、及び搬送装置700の間で基板を受け渡すように構成される。搬送ロボット110及び搬送装置700は、搬送ロボット110と搬送装置700との間で基板を受け渡す際には、仮置き台(図示せず)を介して基板の受け渡しを行うことができる。
アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせるためのモジュールである。本実施形態では2台のアライナ120が水平方向に並べて配置されているが、アライナ120の数及び配置は任意である。プリウェットモジュール200は、めっき処理前の基板の被めっき面を純水または脱気水などの処理液で濡らすことで、基板表面に形成されたパターン内部の空気を処理液に置換する。プリウェットモジュール200は、めっき時にパターン内部の処理液をめっき液に置換することでパターン内部にめっき液を供給しやすくするプリウェット処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリウェットモジュール200が上下方向に並べて配置されているが、プリウェットモジュール200の数及び配置は任意である。
プリソークモジュール300は、例えばめっき処理前の基板の被めっき面に形成したシード層表面等に存在する電気抵抗の大きい酸化膜を硫酸や塩酸等の処理液でエッチング除去してめっき下地表面を洗浄または活性化するプリソーク処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリソークモジュール300が上下方向に並べて配置されているが、プリソークモジュール300の数及び配置は任意である。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。本実施形態では、上下方向に3台かつ水平方向に4台並べて配置された12台のめっきモジュール400のセットが2つあり、合計24台のめっきモジュール400が設けられているが、めっきモジュール400の数及び配置は任意である。
洗浄モジュール500は、めっき処理後の基板に残るめっき液等を除去するために基板に洗浄処理を施すように構成される。本実施形態では2台の洗浄モジュール500が上下方向に並べて配置されているが、洗浄モジュール500の数及び配置は任意である。スピンリンスドライヤ600は、洗浄処理後の基板を高速回転させて乾燥させるためのモジュールである。本実施形態では2台のスピンリンスドライヤ600が上下方向に並べて配置されているが、スピンリンスドライヤ600の数及び配置は任意である。搬送装置700は、めっき装置1000内の複数のモジュール間で基板を搬送するための装置である。制御モジュール800は、めっき装置1000の複数のモジュールを制御するように構成され、例えばオペレータとの間の入出力インターフェースを備える一般的なコンピュータまたは専用コンピュータから構成することができる。
めっき装置1000による一連のめっき処理の一例を説明する。まず、ロードポート100にカセットに収容された基板が搬入される。続いて、搬送ロボット110は、ロードポート100のカセットから基板を取り出し、アライナ120に基板を搬送する。アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせる。搬送ロボット110は、アライナ120で方向を合わせた基板を搬送装置700へ受け渡す。
搬送装置700は、搬送ロボット110から受け取った基板をプリウェットモジュール200へ搬送する。プリウェットモジュール200は、基板にプリウェット処理を施す。搬送装置700は、プリウェット処理が施された基板をプリソークモジュール300へ搬送する。プリソークモジュール300は、基板にプリソーク処理を施す。搬送装置700は、プリソーク処理が施された基板をめっきモジュール400へ搬送する。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。
搬送装置700は、めっき処理が施された基板を洗浄モジュール500へ搬送する。洗浄モジュール500は、基板に洗浄処理を施す。搬送装置700は、洗浄処理が施された基板をスピンリンスドライヤ600へ搬送する。スピンリンスドライヤ600は、基板に乾燥処理を施す。搬送装置700は、乾燥処理が施された基板を搬送ロボット110へ受け渡す。搬送ロボット110は、搬送装置700から受け取った基板をロードポート100のカセットへ搬送する。最後に、ロードポート100から基板を収容したカセットが搬出される。
なお、図1や図2で説明しためっき装置1000の構成は、一例に過ぎず、めっき装置1000の構成は、図1や図2の構成に限定されるものではない。
続いて、めっきモジュール400について説明する。なお、本実施形態に係るめっき装置1000が有する複数のめっきモジュール400は同様の構成を有しているので、1つのめっきモジュール400について説明する。
図3は、本実施形態に係るめっき装置1000のめっきモジュール400の構成の模式図である。図4は、基板Wfがめっき液Psに浸漬された様子を示す模式図である。本実施形態に係るめっき装置1000は、カップ式のめっき装置である。めっき装置1000のめっきモジュール400は、主として、めっき槽10と、オーバーフロー槽15と、基板ホルダ20と、回転機構30と、傾斜機構35と、昇降機構36と、コンタクト部材40と、を備えている。なお、めっきモジュール400は、後述する洗浄装置50(図6等)も備えているが、図3及び図4において洗浄装置50の図示は省略されている。また、図3において、めっきモジュール400の一部の構成(めっき槽10、オーバーフロー槽15、基板ホルダ20等)は、断面が模式的に図示されている。
本実施形態に係るめっき槽10は、上方に開口を有する有底の容器によって構成されている。具体的には、めっき槽10は、底部10aと、この底部10aの外周縁から上方に延在する外周部10bとを有しており、この外周部10bの上部が開口している。なお、めっき槽10の外周部10bの形状は特に限定されるものではないが、本実施形態に係る外周部10bは、一例として円筒形状を有している。
めっき槽10の内部には、めっき液Psが貯留されている。めっき槽10には、めっき槽10にめっき液Psを供給するための供給口(図示せず)が設けられている。めっき液Psとしては、めっき皮膜を構成する金属元素のイオンを含む溶液であればよく、その具体例は特に限定されるものではない。本実施形態においては、めっき処理の一例として、銅めっき処理を用いており、めっき液Psの一例として、硫酸銅溶液を用いている。また、本実施形態において、めっき液Psには所定の添加剤が含まれている。但し、この構成に限定されるものではなく、めっき液Psは添加剤を含んでいない構成とすることもできる。
めっき槽10のめっき液Psの内部には、アノード11が配置されている。アノード11の具体的な種類は特に限定されるものではなく、溶解アノードや不溶解アノードを用いることができる。本実施形態においては、アノード11として不溶解アノードを用いている。この不溶解アノードの具体的な種類は特に限定されるものではなく、白金や酸化イリジウム等を用いることができる。
オーバーフロー槽15は、めっき槽10の径方向で外側の領域に配置された、有底の容器によって構成されている。オーバーフロー槽15は、めっき槽10の外周部10bの上端を超えためっき液Ps(すなわち、めっき槽10からオーバーフローしためっき液Ps)を一時的に貯留するために設けられた槽である。オーバーフロー槽15には、オーバーフロー槽15のめっき液Psをオーバーフロー槽15から排出するための排出口(図示せず)が設けられている。排出口から排出されためっき液Psは、その後、リザーバータンク(図示せず)に一時的に貯留された後に、供給口からめっき槽10に再び供給される。
めっき槽10の内部におけるアノード11よりも上方には、多孔質の抵抗体12が配置されている。抵抗体12は、複数の孔(細孔)を有する多孔性の板部材によって構成されている。抵抗体12よりも下方側のめっき液Psは、抵抗体12を通過して、抵抗体12よりも上方側に流動することができる。この抵抗体12は、アノード11と基板Wfとの間に形成される電場の均一化を図るために設けられている部材である。このように、めっき装置1000が抵抗体12を有することで、基板Wfに形成されるめっき皮膜(めっき層)の膜厚の均一化を容易に図ることができる。
基板ホルダ20は、カソードとしての基板Wfを保持するための部材である。基板Wfの下面Wfaは被めっき面に相当する。基板ホルダ20は、回転機構30の回転軸31に接続されている。回転機構30は、基板ホルダ20を回転させるための機構である。回転機構30としては、モータ等の公知の機構を用いることができる。
傾斜機構35は、回転機構30及び基板ホルダ20を傾斜させるための機構である。傾斜機構35としては、ピストン・シリンダ等の公知の傾斜機構を用いることができる。昇降機構36は、上下方向に延在する支軸37によって支持されている。昇降機構36は、基板ホルダ20、回転機構30、及び、傾斜機構35を上下方向に昇降させるための機構である。昇降機構36としては、直動式のアクチュエータ等の公知の昇降機構を用いることができる。
図4に示すように、基板Wfの下面Wfa(被めっき面)にめっき処理を施す際には、回転機構30が基板ホルダ20を回転させるとともに、昇降機構36が基板ホルダ20を下方に移動させて、基板Wfをめっき槽10のめっき液Psに浸漬させる。なお、基板Wfをめっき液Psに浸漬させる際、傾斜機構35は、必要に応じて基板ホルダ20を傾斜させてもよい。基板Wfがめっき液Psに浸漬された後に、通電装置(図示せず)によって、アノード11と基板Wfとの間に電気が流れる。これにより、基板Wfの下面Wfaに、めっき皮膜が形成される。
めっきモジュール400の動作は、制御モジュール800によって制御されている。制御モジュール800は、マイクロコンピュータを備えており、このマイクロコンピュータは、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)801や、非一時的な記憶媒体としての記憶部802、等を備えている。制御モジュール800は、記憶部802に記憶されたプログラムの指令に基づいて、プロセッサとしてのCPU801が作動することで、めっきモジュール400の被制御部を制御する。
図5(A)は、基板ホルダ20の一部分(図3のA1部分)を拡大して模式的に示す断面図である。図3及び図5(A)を参照して、本実施形態に係る基板ホルダ20は、基板Wfの上面Wfbを保持する第1保持部材21と、基板Wfの下面Wfaの外周縁を保持する第2保持部材22とを備えている。本実施形態に係る第1保持部材21は、円板形状を有している。本実施形態に係る第2保持部材22は、リング形状を有している。基板ホルダ20は、第1保持部材21及び第2保持部材22によって基板Wfを挟持するように、基板Wfを保持している。
第1保持部材21は、回転軸31の下方側端部に接続されている。具体的には、本実施形態に係る第1保持部材21は、回転軸31から脱着することができるような接続態様で(着脱自在な接続態様で)、回転軸31に接続されている。また、本実施形態に係る第2保持部材22は、接続部材23を介して、回転軸31の途中箇所に接続されている。
なお、本実施形態に係る第2保持部材22は、シール部材45を介して、基板Wfの下面Wfaの外周縁を保持している。シール部材45は、基板Wfがめっき液Psに浸漬された場合に、めっき液Psが後述するコンタクト部材40に接触することを抑制するための部材である。本実施形態に係るシール部材45は、リング形状を有している。
コンタクト部材40は、基板ホルダ20に配置されている。具体的には、本実施形態に係るコンタクト部材40は、基板ホルダ20の第2保持部材22に配置されている。コンタクト部材40は、基板Wfの下面Wfaの外周縁に接触して基板Wfに電気を給電するための部材である。
図5(B)は、コンタクト部材40の周辺構成の模式的な断面図(B1-B1線断面図)である。なお、図5(B)において、第1保持部材21や基板Wfの図示は省略されている。図5(A)及び図5(B)を参照して、コンタクト部材40は、基板ホルダ20の周方向(具体的には第2保持部材22の周方向)に、複数配置されている。
具体的には、本実施形態に係る複数のコンタクト部材40は、基板ホルダ20の周方向に、均等に配置されている。複数のコンタクト部材40の数は特に限定されるものではないが、本実施形態では、一例として、12個である。複数のコンタクト部材40は、通電装置(図示せず)と電気的に接続されており、通電装置から供給された電気を基板Wfに供給する。
続いて、洗浄装置50について説明する。図6は、洗浄装置50の全体構成を模式的に示す図である。洗浄装置50は、コンタクト部材40を洗浄するための装置である。具体的には、本実施形態に係る洗浄装置50は、旋回軸51と、アクチュエータ52と、第1アーム53と、第2アーム54と、ノズル55と、タンク(タンク56a、タンク56b、タンク56c)と、ポンプ(ポンプ57a、ポンプ57b、ポンプ57c)と、配管(配管58a、配管58b、配管58c)とを備えている。
旋回軸51は、基板ホルダ20の径方向で、基板ホルダ20よりも外側の領域に配置されている。具体的には、本実施形態に係る旋回軸51は、基板ホルダ20の外側の領域、且つ、めっき槽10の外側の領域に配置されている。旋回軸51は、上下方向に延在している。旋回軸51の上端は、アクチュエータ52に接続されている。
アクチュエータ52は、基板ホルダ20の外側、且つ、めっき槽10の外側の領域に配置されている。アクチュエータ52は、制御モジュール800によって制御されることで旋回軸51を第1回転方向(R1)及び第2回転方向(R2)に旋回させる。アクチュエータ52としては、例えば、第1回転方向(R1)及び第2回転方向(R2)に回転することが可能な電動モータ等を用いることができる。
第1アーム53は、旋回軸51の下端に接続されるとともに、水平方向に延在している。第2アーム54は、第1アーム53の旋回軸51に接続された側とは反対側の端部から上方に向けて延在している。第1アーム53及び第2アーム54は、旋回軸51とノズル55とを接続する接続アームとしての機能を有している。第1アーム53及び第2アーム54は、旋回軸51が旋回した場合に、この旋回軸51と一体となって旋回する。第1アーム53及び第2アーム54の長さは、ノズル55が後述する洗浄位置に位置した場合にノズル55の後述する吐出口及び吸引口がコンタクト部材40に対向するように、設定されている。
ノズル55は、第2アーム54の上端に接続されている。ノズル55は、洗浄用の流体である「洗浄流体」を吐出する、少なくとも一つの吐出口を有している。具体的には、本実施形態に係るノズル55は、複数の吐出口を有しており、この一例として、2個の吐出口(吐出口59a、吐出口59b)を有している。但し、ノズル55が有する吐出口の個数は2個に限定されるものではなく、2個よりも多くてもよく、少なくてもよい。
吐出口59a及び吐出口59bは、下方に向けて開口している。吐出口59aは洗浄流体Laを下方に向けて吐出するように構成され、吐出口59bは、洗浄流体Laとは異なる種類の洗浄流体である洗浄流体Lbを下方に向けて吐出するように構成されている。すなわち、本実施形態に係る各々の吐出口から吐出される洗浄流体の種類は、互いに異なっている。この洗浄流体の具体例は後述する。
また、本実施形態に係るノズル55は、吸引口60も備えている。吸引口60は、下方に向けて開口するとともに、流体を吸引するように構成されている。
本実施形態に係るノズル55の内部には、内部流路61a、内部流路61b、及び、内部流路61cが設けられている。内部流路61aの下流端は吐出口59aに連通し、内部流路61bの下流端は吐出口59bに連通している。内部流路61cの上流端は、吸引口60に連通している。
内部流路61aの上流端は、配管58aを介してタンク56aに連通している。内部流路61bの上流端は、配管58bを介してタンク56bに連通している。内部流路61cの下流端は、配管58cを介してタンク56cに連通している。配管58aには、タンク56aに貯留された洗浄流体Laを吐出口59aに向けて圧送するためのポンプ57aが配置されている。配管58bには、タンク56bに貯留された洗浄流体Lbを吐出口59bに向けて圧送するためのポンプ57bが配置されている。配管58cには、吸引口60から吸引された流体をタンク56cに向けて圧送するためのポンプ57cが配置されている。ポンプ57a、ポンプ57b及びポンプ57cの動作は、制御モジュール800が制御している。
制御モジュール800の指令を受けて、ポンプ57aが作動することで、タンク56aの洗浄流体Laは、配管58a及び内部流路61aを通過して、吐出口59aから吐出される。同様に、ポンプ57bが作動することで、タンク56bの洗浄流体Lbは、配管58b及び内部流路61bを通過して、吐出口59bから吐出される。ポンプ57cが作動することで、配管58c及び内部流路61cの内圧が負圧になり、これにより、吸引口60から流体(具体的には、洗浄後の洗浄流体)が吸引される。この吸引口60に吸引された流体は、内部流路61c及び配管58cを通過して、タンク56cに貯留される。
本実施形態では、洗浄流体Laの一例として、中性の水(具体的には、純水)を用いている。また、本実施形態では、洗浄流体Lbの一例として、酸性の水を用いている。この酸性の水の一例として、本実施形態では、クエン酸を含有した水(クエン酸水)を用いている。但し、これは洗浄流体La及び洗浄流体Lbの一例に過ぎず、洗浄流体La及び洗浄流体Lbの具体的な種類はこれに限定されるものではない。
また、洗浄流体は、液体に限定されるものではない。洗浄流体として、気体を用いることもできる。この具体例を挙げると、例えば、洗浄流体La及び洗浄流体Lbのいずれか一方として、エアーを用いることもできる。なお、洗浄流体Laとしてエアーを用いる場合、タンク56aは不要である。同様に、洗浄流体Lbとしてエアーを用いる場合、タンク56bは不要である。
図7は、洗浄装置50の一部の構成の模式的な平面図である。なお、図7において、アクチュエータ52の図示は省略されている(これは後述する図8でも同様である)。また、図7において、ノズル55は、後述する昇降位置に位置している。本実施形態に係るノズル55は、第2アーム54の上端を起点として旋回軸51の側に向かって延在する形状(具体的には、長方形の形状)を有している。そして、平面視(又は上面視)で、ノズル55の長手方向に延在する軸線XL1と第1アーム53の長手方向に延在する軸線XL2とのなす角θ(旋回軸51の側から見たなす角)は、0度(°)よりも大きく90度(°)未満の角度になっており、具体的には、10度以上70度以下の角度になっている。より具体的には、なす角θは、10度以上60度以下の角度になっており、より詳しくは10度以上50度以下の角度になっている。
上述したように、なす角θが10度以上70度以下の角度になっていることによって、ノズル55の吐出口59a,59bから吐出された洗浄流体をコンタクト部材40に当てることが容易にできる(後述する図8参照)。これにより、コンタクト部材40を効果的に洗浄することができる。但し、上述したなす角θは、一例に過ぎず、なす角θは、第1アーム53の長さやノズル55の長さ等に応じて適切な値を用いることが好ましい。
また、図6及び図7を参照して、本実施形態に係る吐出口59a、吐出口59b、及び、吸引口60は、ノズル55の軸線XL1の方向に配列している。但し、吐出口59a、吐出口59b、及び、吸引口60の配置態様は、これに限定されるものではない。他の一例を挙げると、吐出口59a、吐出口59b、及び、吸引口60は、例えば、ノズル55の軸線XL1に垂直な方向(すなわち、ノズル55の幅方向)に配列していてもよい。
図8は、ノズル55の移動の様子を模式的に示す平面図である。本実施形態に係る洗浄装置50は、制御モジュール800の指令を受けたアクチュエータ52が旋回軸51を第1回転方向(R1)及び第2回転方向(R2)に旋回させることで、ノズル55を、基板ホルダ20の径方向で外側の領域(すなわち、外側領域25)と、基板ホルダ20の径方向で内側の領域(すなわち、内側領域26)との間で、移動させる。コンタクト部材40を洗浄する処理の実行時において、ノズル55が基板ホルダ20の内側領域26に配置されることで、後述するように、コンタクト部材40を含む基板ホルダ20の内側領域26を洗浄流体で効果的に洗浄したり、洗浄流体を効果的に吸引したりすることができる。
具体的には、本実施形態に係る制御モジュール800は、通常時においては、ノズル55を基板ホルダ20の外側領域25の退避位置に移動させておく。本実施形態において、この退避位置は、基板ホルダ20の外側領域25に位置しているとともに、めっき槽10の外側領域にも位置している。図4で前述した基板Wfのめっき処理は、このようにノズル55が退避位置にある状態で行われる。
一方、制御モジュール800は、コンタクト部材40を洗浄する処理(「コンタクト部材洗浄処理」と称する)の実行時には、以下に説明する一連の制御を行う。図9は、コンタクト部材洗浄処理の実行時に行われる一連の制御を示すフローチャートの一例である。図9のフローチャートの各ステップは、制御モジュール800の具体的にはCPU801が記憶部802のプログラムの指令に基づいて実行する。図8及び図9を参照しつつ、コンタクト部材洗浄処理について説明すると次のようになる。
まず、本実施形態に係るコンタクト部材洗浄処理は、基板ホルダ20から基板Wfが取り外された状態で実行される。さらに、本実施形態では、基板ホルダ20の第1保持部材21もめっきモジュール400から取り外された状態で、コンタクト部材洗浄処理が実行される。
制御モジュール800は、例えばコンタクト部材洗浄処理の実行を開始させる旨の制御指令である「洗浄開始指令」があった場合に、図9のフローチャートをスタートさせる。この一例を挙げると、例えば洗浄開始指令を制御モジュール800に送信するための操作スイッチ(これはユーザによって操作される操作スイッチである)が操作されて、洗浄開始指令が制御モジュール800に送信され、この送信された洗浄開始指令を制御モジュール800が受信した場合に、制御モジュール800は図9のフローチャートをスタートさせる。
図9のステップS10において、制御モジュール800は、アクチュエータ52を制御して旋回軸51を第1回転方向(R1)に旋回させることで、外側領域25の退避位置に移動しているノズル55を、基板ホルダ20の内側領域26における、ノズル55が基板ホルダ20に干渉しない位置である「昇降位置」に移動させる。
次いで、制御モジュール800は、昇降機構36によって基板ホルダ20を下降させることで、コンタクト部材40をノズル55の吐出口59a,59b、及び、吸引口60よりも、下方に位置させる(ステップS11)。
次いで、制御モジュール800は、アクチュエータ52を制御して旋回軸51を第1回転方向(R1)に旋回させることで、ノズル55を、内側領域26における、吐出口59a,59b、及び、吸引口60がコンタクト部材40に対向するような「洗浄位置」に移動させる(ステップS12)。
次いで、制御モジュール800は、回転機構30によって基板ホルダ20を回転させるとともに、ポンプ57a、ポンプ57b及びポンプ57cの運転を開始させることで、吐出口59aからの洗浄流体Laの吐出、吐出口59bからの洗浄流体Lbの吐出、及び、吸引口60からの流体の吸引を開始させる(ステップS13)。これにより、コンタクト部材40を回転させながら、吐出口59aからの洗浄流体Laの吐出、吐出口59bからの洗浄流体Lbの吐出、及び、吸引口60からの流体の吸引を開始させることができる。
このステップS13において、コンタクト部材40が回転しつつ、吐出口59aからの洗浄流体Laの吐出、及び、吐出口59bからの洗浄流体Lbの吐出が実行されることで、この吐出口59aから吐出された洗浄流体Laや吐出口59bから吐出された洗浄流体Lbをコンタクト部材40に効果的に当てて、コンタクト部材40を洗浄することができる。
また、本実施形態によれば、上述したように、ノズル55が吐出口のみならず吸引口60も備えており、ステップS13において、吸引口60からの流体の吸引も実行されているので、コンタクト部材40に付着した洗浄後の洗浄流体を吸引口60から吸引することができる。これにより、洗浄後の洗浄流体(汚れた洗浄流体)がコンタクト部材40に長期間残存することを抑制することができる。この結果、コンタクト部材40を早期に清浄な状態にすることができる。
なお、本実施形態に係る制御モジュール800は、ステップS13において、吐出口59aからの洗浄流体Laの吐出と、吐出口59bからの洗浄流体Lbの吐出と、吸引口60からの流体の吸引とを同時に実行しているが、これに限定されるものではない。ステップS13において、吐出口59aからの洗浄流体Laの吐出と、吐出口59bからの洗浄流体Lbの吐出と、吸引口60からの流体の吸引とは、それぞれ異なる時期に実行されてもよい。
この一例を挙げると、例えば、ステップS13において、最初に吐出口59aから洗浄流体Laが吐出され、次いで、吐出口59bから洗浄流体Lbが吐出され、次いで、吸引口60から流体が吸引されてもよい。あるいは、ステップS13において、最初に吐出口59bから洗浄流体Lbが吐出され、次いで、吐出口59aから洗浄流体Laが吐出され、次いで、吸引口60から流体が吸引されてもよい。あるいは、これら以外の順番で、吐出及び吸引が実行されてもよい。
なお、ステップS13の制御を終了させるための条件は、特に限定されるものではないが、例えば、制御モジュール800は、ステップS13の制御を開始させてから予め設定された所定時間が経過した後に、ステップS13の制御を終了させてもよい。すなわち、この場合、ステップS13は、所定時間の間、実行されることになる。
あるいは、制御モジュール800は、コンタクト部材洗浄処理の実行を終了させる旨の制御指令である「洗浄終了指令」があった場合に、ステップS13の制御を終了させてもよい。この一例を挙げると、例えば洗浄終了指令を制御モジュール800に送信するための操作スイッチが操作されて、洗浄終了指令が制御モジュール800に送信され、この送信された洗浄終了指令を制御モジュール800が受信した場合に、制御モジュール800がステップS13の制御を終了させてもよい。
また、本実施形態に係る制御モジュール800は、ステップS13の制御を終了させる場合に、具体的には、以下の制御を行う。まず、制御モジュール800は、回転機構30による基板ホルダ20の回転を停止させるとともに、ポンプ57a、ポンプ57b及びポンプ57cの運転を停止させて、吐出口59a,59bからの洗浄流体の吐出、及び、吸引口60からの洗浄流体の吸引を停止させる。次いで、制御モジュール800は、旋回軸51を第2回転方向(R2)に回転させて、ノズル55を昇降位置に戻す。次いで、制御モジュール800は、昇降機構36によって基板ホルダ20をノズル55よりも上方に上昇させる。次いで、制御モジュール800は、旋回軸51を第2回転方向(R2)に回転させて、ノズル55を外側領域25の退避位置に戻す。
なお、本実施形態に係るめっき装置1000のコンタクト部材洗浄方法は、上述しためっき装置1000によって実現されている。したがって、重複した説明を省略するために、このコンタクト部材洗浄方法の説明は省略する。
以上説明したような本実施形態によれば、簡素な構造で構成された洗浄装置50によって、上述したように、コンタクト部材40を洗浄することができる。これにより、洗浄装置50のコストの低減を図りつつ、コンタクト部材40の汚れに起因して、基板Wfのめっき品質が悪化することを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、第1アーム53及び第2アーム54という2つのアームによって、ノズル55を旋回軸51における第1アーム53の接続箇所からより遠い箇所に配置することができる。これにより、コンタクト部材40を効果的に洗浄することができる。
また、本実施形態によれば、旋回軸51を旋回させることでノズル55を旋回移動させることができるので、洗浄流体による洗浄箇所を容易に変化させることができる。これにより、広範囲を洗浄することが容易にできる。
なお、前述したコンタクト部材洗浄処理におけるコンタクト部材40の洗浄中に(ステップS13の実行中に)、すなわち、基板ホルダ20を回転させながら吐出口から洗浄流体を吐出させている最中に、旋回軸51を第1回転方向(R1)及び第2回転方向(R2)に交互に旋回させながら、コンタクト部材40を洗浄してもよい。この構成によれば、旋回軸51を中心にノズル55を揺動させながら、コンタクト部材40を洗浄することができる。これにより、コンタクト部材40を効果的に洗浄することができる。
また、上記の実施形態において、第2アーム54は、第2アーム54における第1アーム53に接続された部分を起点として傾斜しないように構成されているが、この構成に限定されるものではない。図10は、第2アーム54の変形例を説明するための模式図である。具体的には、図10は、昇降位置にある第2アーム54を第1アーム53の軸線XL2の方向から視認した様子を模式的に図示している。例えば、第2アーム54は、第2アーム54における第1アーム53に接続された部分(すなわち、第1アーム53の旋回軸51に接続された側とは反対側の端部)を起点として傾斜可能に、第1アーム53の端部に接続されていてもよい。この構成によれば、第2アーム54を傾斜させて、ノズル55の吐出口からの洗浄流体の吐出方向を調整することが容易にできる。
具体的には、第2アーム54は、第2アーム54における第1アーム53に接続された部分を起点として、上下方向に対して所定角度(θ2)だけ傾斜可能に、第1アーム53の端部に接続されていてもよい。この所定角度(θ2)としては、例えば0度(°)よりも大きく20度(°)よりも小さい角度を用いることができる。
より具体的には、図10に例示する第2アーム54は、第1アーム53の軸線XL2の方向から視認した場合に、第2アーム54の長手方向に延在する軸線XL3が、第2アーム54における第1アーム53に接続された部分を起点として、一方の側、及び/又は、他方の側に、上下方向(地面に対して垂直な方向)に対して所定角度(θ2)だけ傾斜できるように、第1アーム53の端部に接続されている。
なお、第2アーム54は、第1アーム53の軸線XL2に垂直な方向であり且つ水平方向(一例として、図6や図10では、Y方向)から視認した場合に、第2アーム54の長手方向に延在する軸線XL3が、第2アーム54における第1アーム53に接続された部分を起点として、上下方向に対して所定角度(θ2)だけ傾斜できるように、第1アーム53の端部に接続されていてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、さらなる種々の変形・変更が可能である。
11 アノード
20 基板ホルダ
21 第1保持部材
22 第2保持部材
25 外側領域(外側の領域)
26 内側領域(内側の領域)
30 回転機構
36 昇降機構
40 コンタクト部材
50 洗浄装置
51 旋回軸
52 アクチュエータ
53 第1アーム
54 第2アーム
55 ノズル
59a,59b 吐出口
60 吸引口
800 制御モジュール
1000 めっき装置
R1 第1回転方向
R2 第2回転方向
Wf 基板
Wfa 下面
Wfb 上面
Ps めっき液
La,Lb 洗浄流体

Claims (9)

  1. めっき槽と、
    前記めっき槽の内部に配置されたアノードよりも上方に配置されて、カソードとしての基板を保持することが可能な基板ホルダと、
    前記基板ホルダを回転させる回転機構と、
    前記基板ホルダを昇降させる昇降機構と、
    前記基板ホルダに配置されるとともに、前記基板の下面の外周縁に接触して前記基板に電気を給電するコンタクト部材と、
    前記コンタクト部材を洗浄する洗浄装置と、を備え、
    前記洗浄装置は、前記基板ホルダの径方向で外側の領域に配置されて上下方向に延在する旋回軸と、前記旋回軸に接続されて水平方向に延在する第1アームと、前記第1アームの前記旋回軸に接続された側とは反対側の端部から上方に向けて延在する第2アームと、前記第2アームの上端に接続されて、下方に向けて開口するとともに洗浄流体を吐出する少なくとも一つの吐出口を有するノズルと、を有し、当該吐出口から吐出された前記洗浄流体が前記コンタクト部材に当たることで前記コンタクト部材を洗浄するように構成された、めっき装置。
  2. 前記ノズルは、前記第2アームの上端を起点として前記旋回軸の側に向かって延在しており、
    平面視で、前記ノズルの長手方向に延在する軸線と前記第1アームの長手方向に延在する軸線とのなす角は、10度以上70度以下の角度になっている、請求項1に記載のめっき装置。
  3. 前記回転機構、前記昇降機構、及び、前記洗浄装置を制御する制御モジュールをさらに備え、
    前記制御モジュールは、
    前記コンタクト部材を洗浄するコンタクト部材洗浄処理の実行時において、前記基板ホ
    ルダよりも下方に位置するとともに平面視で前記基板ホルダの径方向で外側の領域に移動している前記ノズルを、前記旋回軸を旋回させることで、前記基板ホルダよりも下方に位置するとともに平面視で前記基板ホルダの径方向で内側の領域にある昇降位置に移動させ、次いで、前記昇降機構によって前記基板ホルダを下降させることで前記コンタクト部材を前記吐出口よりも下方に位置させ、次いで、前記旋回軸を旋回させることで前記ノズルを前記内側の領域における前記吐出口が前記コンタクト部材に対向するような洗浄位置に移動させ、次いで、前記回転機構によって前記基板ホルダを回転させながら、前記吐出口から前記洗浄流体を吐出させる、請求項1又は2に記載のめっき装置。
  4. 前記制御モジュールは、前記回転機構によって前記基板ホルダを回転させながら、前記吐出口から前記洗浄流体を吐出させている最中に、前記旋回軸を第1回転方向及び前記第1回転方向とは反対の第2回転方向に交互に旋回させる、請求項3に記載のめっき装置。
  5. 前記第2アームは、前記第2アームにおける前記第1アームに接続された部分を起点として傾斜可能に、前記第1アームの前記端部に接続されている、請求項1~4のいずれか1項に記載のめっき装置。
  6. 少なくとも一つの前記吐出口は、複数の吐出口を含み、
    各々の吐出口から吐出される前記洗浄流体の種類は互いに異なっている、請求項1~5のいずれか1項に記載のめっき装置。
  7. 前記ノズルは、下方に向けて開口するとともに、流体を吸引する吸引口をさらに備える、請求項1~6のいずれか1項に記載のめっき装置。
  8. 前記基板ホルダは、前記基板の上面を保持する第1保持部材と、前記基板の下面の外周縁を保持する第2保持部材と、を備え、
    前記コンタクト部材は、前記第2保持部材に配置されている、請求項1~7のいずれか1項に記載のめっき装置。
  9. めっき装置のコンタクト部材洗浄方法であって、
    前記めっき装置は、めっき槽と、前記めっき槽の内部に配置されたアノードよりも上方に配置されて、カソードとしての基板を保持することが可能な基板ホルダと、前記基板ホルダに配置されるとともに、前記基板の下面の外周縁に接触して前記基板に電気を給電するコンタクト部材と、前記コンタクト部材を洗浄する洗浄装置と、を備え、
    前記洗浄装置は、前記基板ホルダの径方向で外側の領域に配置されて上下方向に延在する旋回軸と、前記旋回軸に接続されて水平方向に延在する第1アームと、前記第1アームの前記旋回軸に接続された側とは反対側の端部から上方に向けて延在する第2アームと、前記第2アームの上端に接続されて、下方に向けて開口するとともに洗浄流体を吐出する少なくとも一つの吐出口を有するノズルと、を有し、
    前記コンタクト部材洗浄方法は、前記基板ホルダよりも下方に位置するとともに平面視で前記基板ホルダの径方向で外側の領域に移動している前記ノズルを、前記旋回軸を旋回させることで、前記基板ホルダよりも下方に位置するとともに平面視で前記基板ホルダの径方向で内側の領域にある昇降位置に移動させ、次いで、前記基板ホルダを下降させることで前記コンタクト部材を前記吐出口よりも下方に位置させ、次いで、前記旋回軸を旋回させることで前記ノズルを前記内側の領域における前記吐出口が前記コンタクト部材に対向するような洗浄位置に移動させ、次いで、前記基板ホルダを回転させながら前記吐出口から前記洗浄流体を吐出させる、ことを含む、めっき装置のコンタクト部材洗浄方法。
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