JP6993262B2 - タイヤ成型用金型、タイヤ成型用金型の製造方法およびタイヤ - Google Patents
タイヤ成型用金型、タイヤ成型用金型の製造方法およびタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6993262B2 JP6993262B2 JP2018030178A JP2018030178A JP6993262B2 JP 6993262 B2 JP6993262 B2 JP 6993262B2 JP 2018030178 A JP2018030178 A JP 2018030178A JP 2018030178 A JP2018030178 A JP 2018030178A JP 6993262 B2 JP6993262 B2 JP 6993262B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- mold
- tread
- tire
- tire molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0606—Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/02—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/38—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0606—Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
- B29D2030/0607—Constructional features of the moulds
- B29D2030/0613—Means, e.g. sipes or blade-like elements, for forming narrow recesses in the tyres, e.g. cuts or incisions for winter tyres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
この構成の本発明のタイヤ成型用金型によれば、該金型を容易に製造でき且つ該金型の強度を改善することができる。
この構成によれば、金型の強度をより改善することができる。
この構成の本発明のタイヤ成型用金型の製造方法によれば、強度が改善されたタイヤ成型用金型を容易に得ることができる。
この構成によれば、強度がより改善されたタイヤ成型用金型を得ることができる。
この構成の本発明のタイヤによれば、複雑なトレッドパターンを有していても容易に製造することができる。
この構成の本発明のタイヤ成型用金型によれば、該金型を容易に製造でき且つ該金型の強度を改善することができる。
この構成によれば、突条部の埋設作業性を大幅に向上させる事ができる。
この構成によれば、金型の強度をより改善することができる。
この構成によれば、金型の強度をさらに改善することができる。
この構成によれば、ノンスピュータイヤを製造することができる。
この構成の本発明のタイヤ成型用金型の製造方法によれば、強度が改善されたタイヤ成型用金型を容易に得ることができる。
この構成によれば、精度が向上したタイヤ成型用金型を得ることができる。
この構成によれば、強度がより改善されたタイヤ成型用金型を得ることができる。
この構成によれば、強度がさらに改善されたタイヤ成型用金型を得ることができる。
この構成によれば、ノンスピュータイヤを製造することができる。
この構成の本発明のタイヤによれば、複雑なトレッドパターンを有していても容易に製造することができる。
図1は、本発明の一実施形態としてのタイヤ成型用金型(以下、単に「金型」ともいう)100の全体を模式的に示す模式概略図である。この金型100は、金型100の外郭をなす、円周状のホルダー101と、該ホルダー101の内周側に配置されて該ホルダー101に保持された、円周状のトレッド型付体102と、を備えている。トレッド型付体102は、タイヤのトレッド踏面を型付けして該トレッド踏面にトレッドパターンを付与するための部材であり、該トレッド型付体102の内周面には、該トレッドパターンに対応する複数の突条部(不図示)が設けられている。この実施形態では、ホルダー101が、金型100の周方向(以下、単に「金型周方向」ともいう)に分割された、複数(図1の例では、7個)のホルダーピース101Pから構成されている。同様に、この実施形態では、トレッド型付体102が、金型周方向に分割された、複数(図1の例では、28個)の型付体ピース102Pから構成されている。図1の例では、1個のホルダーピース101Pに、4個の型付体ピース102Pが保持されている。
なお、本発明の金型は、図1に示す形態に限定されず、ホルダーピースおよび型付体ピースの数、ならびに、1個のホルダーピースに保持される型付体ピースの数は、成型するタイヤのトレッドパターン等に応じて適宜変更することができる。
また、図1の模式概略図では、各ホルダーピース101Pおよび各型付体ピース102Pの金型周方向端縁が、金型100の幅方向(以下、単に「金型幅方向」ともいう)に沿って直線状に延びているが、これらの金型周方向端縁は、タイヤのトレッドパターンに応じて、金型幅方向に対して傾斜して、ジグザグ状や波状等の不規則な形状に延びていてもよい。
しかしながら、この従来の型付体ピース902Pでは、第2突条部93の端部に、上記凹部92Rに嵌合する形状が付与されていない。従って、第1突条部92の凹部92Rには、該凹部92Rの容積と、該凹部92Rに差し込まれた第2突条部93の端部の体積と、の差分に相当する空隙Vが生じており(図33A参照)、この空隙Vが、例えば、肉盛溶接等により補填されている(図33Bの「溶接部W」参照)。さらには、補填された溶接部Wが、ブラスト処理等によって、第1突条部の外郭形状に整えられて、突条部91が形成されている。
このように、従来の型付体ピース902Pでは、第1突条部92と第2突条部93とを配置した後に、該第1突条部92と該第2突条部93との交差部における隙間Vを補填するための溶接処理、および、該溶接部の形状を整えるためのブラスト処理を行う必要があった。
従って、この実施形態に係る金型では、従来に比し、金型を容易に製造することができ、また、金型の強度を改善することができる。
つぎに、図7は、本発明の他の実施形態としてのタイヤ成型用金型200における、型付体ピース202Pを示す斜視図である。この型付体ピース202Pにおいて、図2に示す型付体ピース102Pと同様の構成については、説明を省略する。
図8AのE-E線に沿う断面図であり、図8Cは、図8AのF-F線に沿う断面図である。ここでは、第1突条部22を本体部20に配置する前の状態を図示している。
図12は、本発明の他の実施形態としてのタイヤ成型用金型300における、型付体ピース302Pを示す斜視図である。この型付体ピース302Pにおいて、図2に示す型付体ピース102P、および/または、図7に示す型付体ピース202Pと同様の構成については、説明を省略する。
図17は、本発明の他の実施形態としてのタイヤ成型用金型400における、型付体ピース402Pを示す斜視図である。この型付体ピース402Pにおいて、上述の型付体ピース102P,202P,302Pと同様の構成については、説明を省略する。
なお、上述の金型100,200,300,400における型付体ピース102P,202P,302P,402Pは、第1突条部12,22,32,42の側面に、金型径方向に延びる凹部12R,22R,32R,43Rを形成する、凹部形成工程と、第2突条部13,23,33,43の端部に、凹部12R,22R,32R,42Rに嵌合する形状を有する接続部13C,23C,33C,43Cを形成する、接続部形成工程と、凹部12R,22R,32R,43Rに接続部13C,23C,33C,43Cを嵌め合わす、嵌合工程と、を含む製造方法により、得ることができる。この金型の製造方法によれば、強度が改善されたタイヤ成型用金型を容易に得ることができる。
図21は、本発明の他の実施形態としてのタイヤ成型用金型500における、型付体ピース502Pを示す斜視図である。この型付体ピース502Pにおいて、上述の型付体ピース102P~402Pと同様の構成については説明を省略する。
図26は、本発明の他の実施形態としてのタイヤ成型用金型600における、型付体ピース602Pを示す斜視図である。この型付体ピース602Pにおいて、上述の型付体ピース102P~502Pと同様の構成については説明を省略する。
図29は、本発明の他の実施形態としてのタイヤ成型用金型700における、型付体ピース702Pを示す斜視図である。この型付体ピース702Pにおいて、上述の型付体ピース102P~602Pと同様の構成については説明を省略する。
つぎに、上述のタイヤ成型用金型500,600,700の製造方法について説明する。ここでは、上述の金型500を例に説明する。
この実施形態における金型の製造方法では、タイヤのトレッド踏面に付与されるトレッドパターンの1ピッチ分に対応する金型部分を、金型最小単位としたとき、少なくとも金型最小単位における、第1突条部52の少なくとも一部と第2突条部53の少なくとも一部とを一体に形成する、突条部形成工程と、型付体ピース502Pの本体部50に、一体に形成した突条部51を設置するための溝50Gを形成する、溝形成工程と、該溝50Gに、一体に形成した突条部51を差し込む、突条部設置工程と、をこの順で含む。
発明例および比較例のタイヤ成型用金型を、下記の仕様のもと試作し、ノンスピュータイヤを得ることができる金型の製作容易度および金型の耐久性を評価した。
この金型は、金型円周方向に9分割されたホルダーおよびトレッド型付体からなる、セクショナルモールドタイプである。
この金型のトレッド型付体の寸法は、内径:略1060mm、金型径方向高さ:350mm、厚さ:40mmである。
この金型の第1突条部の寸法は、付け根部厚さ:0.7mm、先端部径:略φ5mm、金型径方向高さ:15mmである。
この金型の第2突条部の寸法は、付け根部厚さ:0.6mm、先端部径:略φ3mm、金型径方向高さ:12mmである。
なお、この金型の分割構造、ならびに、トレッド型付体、第1突条部および第1突条部の寸法は、上記の発明例のタイヤ成型用金型1-1と同様である。
なお、この金型の分割構造、ならびに、トレッド型付体、第1突条部および第1突条部の寸法は、上記の発明例のタイヤ成型用金型1-1と同様である。
なお、この金型の分割構造、ならびに、トレッド型付体、第1突条部および第1突条部の寸法は、上記の発明例のタイヤ成型用金型1-1と同様である。
実施例のタイヤ成型用金型1-1~1-3および比較例のタイヤ成型用金型を製造するにあたって要した、時間、金型繰り返し使用時後のクリーニング・部分補修に要する時間(砂噛み、突条部の永久変形修正等)から、製造容易度を評価した。表1には、その容易度の順位を示した。順位が高い方(数値が小さい方)が、製造が容易であることを示している。
実施例のタイヤ成型用金型1-1~1-3および比較例のタイヤ成型用金型により、実際に、試験タイヤを製造し、3000サイクル(3000本のタイヤを製造)後における、金型の状態をもって、金型の耐久性を評価した。
発明例および比較例のタイヤ成型用金型を、下記の仕様のもと試作し、ノンスピュータイヤを得ることができる金型の製作容易度および金型の耐久性を評価した。
より具体的には、第1突条部および第2突条部を一体に突条部を形成し、該突条部の露出部(タイヤのトレッド踏面への意匠付与部分)からおよそ10mm程度延長させてなる埋設部を電極として、型付体ピースの本体部の内周面に、放電加工によりスリットを導入し、その後、突条部を本体部に配置し(植え込み)、該突条部および本体部は、横串(φ4mmの鋼材ピン5本)を打ち込んで相互に固定し、金型を完成させた。
なお、放電加工により生じた、突条部の埋設部と、本体部と、の間の隙間(0.2~0.5mm)は、本体部への共材の肉盛り溶接および彫金埋金によって充足し直し、所望のスリット幅に形状補正した。
この金型のトレッド型付体の寸法は、内径:略1060mm、金型径方向高さ:350mm、厚さ:30mmである。
このトレッド型付体における、金型周方向の基本パターンの繰り返し数は63である。
この金型の第1突条部の寸法は、付け根部厚さ:4mm、先端部径:略φ12mm、金型径方向高さ16mmである。
この金型の第2突条部の寸法は、付け根部厚さ:0.6mm、先端部径:略φ2mm、金型径方向高さ14mmである。
また、型付体ピースの本体部は、AC7A合金(Al-5%Mg合金)鋳造により素材を製作した後、該素材の内周側および該数側を旋削し、さらにワイヤ放電加工で分割することにより得られた。
また、型付体ピースの突条部は、レーザー積層造形製法(粉末直接造形)によって素材を製作した後、背面および両側面部をワイヤ放電加工で分割することにより得られた。粉末素材は、18%Niマルエージング鋼である。
なお、放電加工により生じた、突条部の埋設部と、型付体ピースの本体部と、の間の隙間は、0.02mm~0.03mm程度であったことから、当該スリットについて修正を行う必要はなかった。
実施例のタイヤ成型用金型2-1~2-5および比較例のタイヤ成型用金型を製造するにあたって要した、時間、金型繰り返し使用時後のクリーニング・部分補修に要する時間(砂噛み、突条部の永久変形修正等)から、ノンスピュータイヤを得ることができる金型の製造容易度を評価した。
実施例のタイヤ成型用金型1-1~1-3および比較例のタイヤ成型用金型により、実際に、試験タイヤを製造し、3000サイクル(3000本のタイヤを製造)後における、金型の状態をもって、金型の耐久性を評価した。
11,21,31,41,51,61,71:型付体ピースの突条部、
12,22,32,42,52,62,72:第1突条部、
12R,22R,32R,42R,52R,62R,72R:凹部
13,23,33,43,53,63,73:第2突条部、
13C,23C,33C,43C,53C,63C,73C:接続部、
50S,60S,70S:溝、
50H,60H,70H:通気孔、
52a,62a,72a:第1突条部の埋設部、
52b,62b,72b:第1突条部の露出部、
53a,63a,73a:第2突条部の埋設部、
53b,63b,73b:第2突条部の露出部、
100,200,300,400,500,600,700:タイヤ成型用金型、
101,201,301,401,501,601,701:トレッド型付体、
102P,202P,302P,402P,502P,602P,702P:型付体ピース、
900:従来のタイヤ成型用金型、
P:突起部、
S1,S2:通気スリット
Claims (11)
- タイヤ成型用金型の周方向に並ぶ複数の型付体ピースからなりタイヤのトレッド踏面を型付けする、トレッド型付体を備え、
前記型付体ピースは、前記タイヤのトレッド踏面の外輪郭を成型する、本体部と、該本体部から前記タイヤ成型用金型の径方向に延びて前記タイヤのトレッド踏面に溝形状を付与する、複数の突条部と、を有し、
前記複数の突条部は、第1突条部と、該第1突条部と交差して延びる第2突条部と、を含む、タイヤ成型用金型であって、
前記第1突条部は、該第1突条部の側面に、前記タイヤ成型用金型の径方向に延びる凹部を備え、
前記第2突条部は、該第2突条部の端部に、前記凹部に嵌合する形状を有する接続部を備え、
前記凹部に前記接続部が嵌め合わされていることを特徴とする、タイヤ成型用金型。 - 前記第2突条部の前記接続部に、前記タイヤ成型用金型の径方向に対して交差する向きに延びる突起が形成されており、前記第1突条部の前記凹部に、前記突起に対応する突起受けが形成されている、請求項1に記載のタイヤ成型用金型。
- タイヤ成型用金型の周方向に並ぶ複数の型付体ピースからなりタイヤのトレッド踏面を型付けするトレッド型付体を備え、
前記型付体ピースは、前記タイヤのトレッド踏面の外輪郭を成型する、本体部と、該本体部から前記タイヤ成型用金型の径方向に延びて前記タイヤのトレッド踏面に溝形状を付与する、複数の突条部と、を有し、
前記複数の突条部は、第1突条部と、該第1突条部と交差して延びる第2突条部と、を含む、タイヤ成型用金型を得るための、タイヤ成型用金型の製造方法であって、
前記第1突条部の側面に、前記タイヤ成型用金型の径方向に延びる凹部を形成する、凹部形成工程と、
前記第2突条部の端部に、前記凹部に嵌合する形状を有する接続部を形成する、接続部形成工程と、
前記凹部に前記接続部を嵌め合わす、嵌合工程と、を含むことを特徴とする、タイヤ成型用金型の製造方法。 - 前記嵌合工程に先立って、
前記第2突条部の端部に、前記タイヤ成型用金型の径方向に対して交差する向きに延びる突起を設ける、突起形成工程と、
前記第1突条部の凹部に、前記突起に対応する突起受けを設ける、突起受け形成工程と、をさらに含む、請求項3に記載のタイヤ成型用金型。 - タイヤ成型用金型の周方向に並ぶ複数の型付体ピースからなりタイヤのトレッド踏面を型付けする、トレッド型付体を備え、
前記型付体ピースは、前記タイヤのトレッド踏面の外輪郭を成型する、本体部と、該本体部から前記タイヤ成型用金型の径方向に延びて前記タイヤのトレッド踏面に溝形状を付与する、複数の突条部と、を有し、
前記複数の突条部は、第1突条部と、該第1突条部と交差して延びる第2突条部と、を含む、タイヤ成型用金型であって、
前記タイヤのトレッド踏面に付与されるトレッドパターンの1ピッチ分に対応する金型部分を、金型最小単位としたとき、
少なくとも前記金型最小単位における、前記第1突条部の少なくとも一部と前記第2突条部の少なくとも一部とが一体に形成されており、
前記型付体ピースの本体部に、該型付体ピースの内周面側と外周面側とを連通する通気孔を有し、かつ
前記型付体ピースの本体部と、前記第1突条部および/または前記第2突条部の、前記トレッド型付体の本体部に埋設された埋設部と、の間に通気スリットを有し、
前記通気スリットが前記通気孔に接続していることを特徴とする、タイヤ成型用金型。 - 前記第1突条部および前記第2突条部は、前記埋設部と、前記本体部から露出した露出部と、を有し、
前記タイヤ成型用金型の幅方向断面視において、前記埋設部がすべて同一方向に延びている、請求項5に記載のタイヤ成型用金型。 - 前記第1突条部および/または前記第2突条部の前記埋設部の厚さが、該第1突条部および/または該第2突条部の少なくとも一部の厚さよりも厚い、請求項5または6に記載のタイヤ成型用金型。
- 前記タイヤ成型用金型の周方向に隣接する、前記第1突条部の前記埋設部および/または前記第2突条部の前記埋設部が、連結部材により連結されている、請求項6または7のいずれか一項に記載のタイヤ成型用金型。
- タイヤ成型用金型の周方向に並ぶ複数の型付体ピースからなりタイヤのトレッド踏面を型付けする、トレッド型付体を備え、
前記型付体ピースは、前記タイヤのトレッド踏面の外輪郭を成型する、本体部と、該本体部から前記タイヤ成型用金型の径方向に延びて前記タイヤのトレッド踏面に溝形状を付与する、複数の突条部と、を有し、
前記複数の突条部は、第1突条部と、該第1突条部と交差して延びる第2突条部と、を含む、タイヤ成型用金型を得るための、タイヤ成型用金型の製造方法であって、
前記タイヤのトレッド踏面に付与されるトレッドパターンの1ピッチ分に対応する金型部分を、金型最小単位としたとき、
少なくとも前記金型最小単位における、前記第1突条部の少なくとも一部と前記第2突条部の少なくとも一部とを一体に形成する、突条部形成工程と、
前記型付体ピースの本体部に、前記一体に形成した突条部を設置するための溝を形成する、溝形成工程と、
前記溝に、前記一体に形成した突条部を差し込む、突条部設置工程と、
をこの順で含み、
前記第1突条部および前記第2突条部の、前記トレッド型付体の本体部に埋設されることになる部分を埋設部とし、前記本体部から露出することになる部分を露出部としたとき、
前記突条部形成工程において、
前記タイヤ成型用金型の幅方向断面視で、前記第1突条部および前記第2突条部のすべての前記埋設部を同一方向に延在させて形成し、
前記溝形成工程において、
前記型付体ピースの本体部に形成する溝を、前記一体に形成した突条部の前記埋設部の肉厚よりも広幅に形成し、かつ、
前記溝の溝底に、前記型付体ピースの内周面側と外周面側とを連通する通気孔を形成することを特徴とする、タイヤ成型用金型の製造方法。 - 前記突条部形成工程において、
前記第1突条部および/または前記第2突条部の前記埋設部の厚さを、該第1突条部および/または該第2突条部の少なくとも一部の厚さよりも厚くする、請求項9に記載のタイヤ成型用金型の製造方法。 - 前記突条部形成工程において、
前記第1突条部および/または前記第2突条部を、該第1突条部の前記埋設部および/または該第2突条部の前記埋設部間に設けられた連結部材により連結する、請求項9または10に記載のタイヤ成型用金型の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018030178A JP6993262B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | タイヤ成型用金型、タイヤ成型用金型の製造方法およびタイヤ |
CN202210337511.7A CN114851445A (zh) | 2018-02-22 | 2018-11-07 | 轮胎成型用模具、轮胎成型用模具的制造方法及轮胎 |
CN201880089971.4A CN111757800A (zh) | 2018-02-22 | 2018-11-07 | 轮胎成型用模具、轮胎成型用模具的制造方法及轮胎 |
PCT/JP2018/041404 WO2019163213A1 (ja) | 2018-02-22 | 2018-11-07 | タイヤ成型用金型、タイヤ成型用金型の製造方法、及びタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018030178A JP6993262B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | タイヤ成型用金型、タイヤ成型用金型の製造方法およびタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019142165A JP2019142165A (ja) | 2019-08-29 |
JP6993262B2 true JP6993262B2 (ja) | 2022-02-04 |
Family
ID=67687526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018030178A Active JP6993262B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | タイヤ成型用金型、タイヤ成型用金型の製造方法およびタイヤ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6993262B2 (ja) |
CN (2) | CN111757800A (ja) |
WO (1) | WO2019163213A1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006256240A (ja) | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 積層造形法を用いたタイヤ加硫用成形金型の製造方法 |
JP2012513917A (ja) | 2008-12-31 | 2012-06-21 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 溝及び切欠きのアレイを有するタイヤ加硫用モールド |
JP2014111390A (ja) | 2014-03-20 | 2014-06-19 | Bridgestone Corp | タイヤ成形用金型の製造方法 |
JP2017213830A (ja) | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの加硫金型及びこれを用いた空気入りタイヤの製造方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412813A (ja) * | 1990-04-28 | 1992-01-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ加硫用金型 |
JPH0516144A (ja) * | 1991-07-15 | 1993-01-26 | Bridgestone Corp | タイヤ加硫成型用金型及びその製造方法 |
JP3715008B2 (ja) * | 1995-11-17 | 2005-11-09 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ加硫金型およびタイヤ加硫金型に使用されるサイプ・ブレードの製造方法 |
JPH11291250A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-26 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ成形用金型、その製造方法及び空気入りタイヤ |
FR2939713B1 (fr) * | 2008-12-17 | 2012-05-25 | Michelin Soc Tech | Element de garniture comprenant une coque et un noyau |
FR2996800B1 (fr) * | 2012-10-17 | 2014-11-14 | Michelin & Cie | Element moulant d'un moule pour pneumatique comportant une zone poreuse |
CN203427230U (zh) * | 2013-08-08 | 2014-02-12 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 双金属镶嵌式无气孔轮胎活络模具及花纹块 |
FR3014734B1 (fr) * | 2013-12-12 | 2016-08-12 | Michelin & Cie | Element moulant comportant un moyen d'assemblage particulier |
US10307864B2 (en) * | 2013-12-13 | 2019-06-04 | Avonisys Ag | Methods and systems to keep a work piece surface free from liquid accumulation while performing liquid-jet guided laser based material processing |
WO2016015927A1 (de) * | 2014-08-01 | 2016-02-04 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Vulkanisierform zum vulkanisieren von fahrzeugreifen und verfahren zur herstellung einer vulkanisierform |
FR3031472B1 (fr) * | 2015-01-08 | 2017-02-17 | Michelin & Cie | Element de garniture pour moule de pneumatique et procede de fabrication associe |
WO2016200392A1 (en) * | 2015-06-11 | 2016-12-15 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Set of molding elements and mold |
CN105058637B (zh) * | 2015-08-11 | 2017-08-04 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 一种轮胎模具及其制造方法 |
CN105459300B (zh) * | 2016-01-04 | 2018-09-07 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 花筋镶嵌式无气孔轮胎模具及其花纹块 |
CN206870217U (zh) * | 2017-04-21 | 2018-01-12 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 轮胎模具及花纹块 |
CN207972191U (zh) * | 2017-12-30 | 2018-10-16 | 潍坊威广机器人科技有限公司 | 一种交叉可拆卸钢片的轮胎模具 |
-
2018
- 2018-02-22 JP JP2018030178A patent/JP6993262B2/ja active Active
- 2018-11-07 CN CN201880089971.4A patent/CN111757800A/zh active Pending
- 2018-11-07 CN CN202210337511.7A patent/CN114851445A/zh active Pending
- 2018-11-07 WO PCT/JP2018/041404 patent/WO2019163213A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006256240A (ja) | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 積層造形法を用いたタイヤ加硫用成形金型の製造方法 |
JP2012513917A (ja) | 2008-12-31 | 2012-06-21 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 溝及び切欠きのアレイを有するタイヤ加硫用モールド |
JP2014111390A (ja) | 2014-03-20 | 2014-06-19 | Bridgestone Corp | タイヤ成形用金型の製造方法 |
JP2017213830A (ja) | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの加硫金型及びこれを用いた空気入りタイヤの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2019163213A1 (ja) | 2019-08-29 |
CN111757800A (zh) | 2020-10-09 |
CN114851445A (zh) | 2022-08-05 |
JP2019142165A (ja) | 2019-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7341687B2 (en) | Method of forming a golf ball | |
US8313679B2 (en) | Method of making moulds for studded tires | |
JP2009034933A (ja) | タイヤ成型用金型、およびそれを用いた空気入りタイヤ | |
JP4438881B2 (ja) | 空気入りタイヤ及びその製造方法、並びに、タイヤ加硫モールド | |
JP2009023231A (ja) | タイヤ用モールドの製造方法 | |
JP6993262B2 (ja) | タイヤ成型用金型、タイヤ成型用金型の製造方法およびタイヤ | |
US9102112B2 (en) | Tire vulcanization mold and manufacturing method therefor | |
JP2008178987A (ja) | 空気入りラジアルタイヤの製造方法 | |
JPH078406B2 (ja) | タイヤモールドのスモールセグメント鋳造用分割金型 | |
JP2007144997A (ja) | タイヤ用モールドの製造方法 | |
KR100443645B1 (ko) | 벤트 플러그 및 그 벤트 플러그를 구비한 타이어 가류 몰드 | |
JP2010143086A (ja) | タイヤ用モールド | |
JP4682686B2 (ja) | タイヤモールド | |
JP2007237708A (ja) | タイヤ用モールドの製造方法 | |
JP2019018492A (ja) | タイヤ成形用金型 | |
JP2011104819A (ja) | タイヤ加硫金型およびこれを用いたタイヤの製造方法 | |
JP2002283813A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2009233863A (ja) | タイヤ加硫成形用金型の排気装置、タイヤ成形用金型、及びこのタイヤ加硫成形用金型を用いて製造したタイヤ | |
JP5664111B2 (ja) | タイヤ成形用金型およびタイヤ | |
JP2009255303A (ja) | 成型用金型の製造方法 | |
JPH1177694A (ja) | タイヤ加硫成形用金型 | |
JP4442067B2 (ja) | サイプ板の製作方法 | |
JPH0323911A (ja) | 空気入りタイヤの製造方法 | |
KR100411018B1 (ko) | 벤트리스 타입 금형의 트레드 링 인서트 | |
JPS6225016A (ja) | 分割モ−ルド式のタイヤ成形用金型の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6993262 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |