JP6992572B2 - リチウムイオン二次電池用負極の製造方法 - Google Patents

リチウムイオン二次電池用負極の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6992572B2
JP6992572B2 JP2018024443A JP2018024443A JP6992572B2 JP 6992572 B2 JP6992572 B2 JP 6992572B2 JP 2018024443 A JP2018024443 A JP 2018024443A JP 2018024443 A JP2018024443 A JP 2018024443A JP 6992572 B2 JP6992572 B2 JP 6992572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative electrode
paste
active material
hydrophobic resin
electrode active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018024443A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019140040A (ja
Inventor
敦史 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2018024443A priority Critical patent/JP6992572B2/ja
Publication of JP2019140040A publication Critical patent/JP2019140040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6992572B2 publication Critical patent/JP6992572B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

本開示は、リチウムイオン二次電池用負極の製造方法に関する。
特開2013-105681号公報(特許文献1)は、負極活物質を含む層(すなわち、負極合材層)上に耐熱層が形成された非水電解質二次電池を開示している。ポリオレフィン系の耐熱層を負極合材層上に形成することにより、電池の安全性の向上が期待される。
2013-105681号公報
特許文献1に示される耐熱層は、無機フィラーと、バインダと、粒状のポリオレフィン系樹脂を含んでいる。一般に負極合材層の表面に係る耐熱層を形成する場合、水系溶媒に粒状のポリオレフィン系樹脂等を分散させた水系ペーストを準備し、該水系ペーストを負極合材層の表面に塗布する方法が用いられ得る。なお、本明細書において「水系溶媒」とは、「水」または「水混和性の有機溶媒と水との混合物」を示す。
しかしながら、水系ペーストに含まれるバインダは、水系溶媒と共に負極合材層内に浸透すると考えられる。負極合材層内に浸透したバインダは、負極合材層に含まれる負極活物質の表面を被覆するものと考える。負極活物質の表面がバインダに被覆された負極を用い、リチウムイオン二次電池(以下、単に「電池」とも記される)を製造した場合、電池の抵抗が増加するものと考えられる。
本開示の目的は、電池の抵抗増加を抑制し得る、耐熱層を含むリチウムイオン二次電池用負極の製造方法を提供することにある。以下、リチウムイオン二次電池用負極は単に「負極」とも記される。
以下、本開示の技術的構成および作用効果が説明される。ただし本開示の作用メカニズムは推定を含んでいる。作用メカニズムの正否により、特許請求の範囲が限定されるべきではない。
[1]リチウムイオン二次電池用負極の製造方法は、以下の(a1)~(a7)を含む。
(a1)負極集電体を準備する。
(a2)負極活物質を含むペーストAを準備する。
(a3)ペーストAに疎水性樹脂を添加し、負極活物質と疎水性樹脂とを含むペーストBを準備する。
(a4)負極集電体にペーストBを塗布する。
(a5)ペーストBを乾燥させることにより、負極集電体の表面に負極活物質リッチ領域と疎水性樹脂リッチ領域とを含む負極合材層を形成する。
(a6)水系溶媒、耐熱材料、およびバインダを含むペーストCを準備する。
(a7)負極合材層にペーストCを塗布し、負極合材層の表面に耐熱層を形成する。
負極活物質リッチ領域は、負極活物質を疎水性樹脂よりも多く含み、疎水性樹脂リッチ領域は、疎水性樹脂を負極活物質よりも多く含み、耐熱層は耐熱材料およびバインダを含む。
上記(a2)で準備されるペーストAの粘度は、せん断速度2sec-1において1100mPa・s以上3400mPa・s以下である。上記(a5)における乾燥は、120℃以上180℃以下の温度範囲で行われる。ペーストBの乾燥中に負極活物質と疎水性樹脂とがマイグレーションにより2層状に分離し、負極合材層の厚さ方向の下側に負極活物質リッチ領域が形成され、負極合材層の厚さ方向の上側に疎水性樹脂リッチ領域が形成される。
図1は、本開示の実施形態で製造される負極の構成を示す断面概念図である。
負極200は、負極集電体201、負極合材層202、および耐熱層203を含む。負極合材層202は、負極活物質リッチ領域202aと疎水性樹脂リッチ領域202cとを含む。なお本明細書において「疎水性樹脂」とは、水または水を主体とする混合溶媒に不溶であるか、あるいは難溶な樹脂を示す。「負極活物質リッチ領域」とは、負極活物質を疎水性樹脂よりも多く含む領域を示す。負極活物質を含むが、疎水性樹脂を含まない層も「負極活物質リッチ領域」と見做される。「疎水性樹脂リッチ領域」とは、疎水性樹脂を負極活物質よりも多く含む領域を示す。疎水性樹脂を含むが、負極活物質を含まない層も「疎水性樹脂リッチ領域」と見做される。
上記(a2)で準備されるペーストAの粘度は、せん断速度2sec-1において1100mPa・s以上3400mPa・s以下である。せん断速度2sec-1におけるペーストAの粘度を上記範囲とすることにより、本開示に係る製造方法で製造された負極200を含む電池の、抵抗増加が抑制されるものと期待される。
上記(a5)におけるペーストBの乾燥は、120℃以上180℃以下の温度範囲で行われる。係る温度範囲でペーストBを乾燥させ、マイグレーションを発生させることにより、本開示に係る製造方法で製造された負極200を含む電池の、抵抗増加が抑制されるものと期待される。
本明細書における「マイグレーション」とは、以下に示す現象(1)~(3)により、図1に示される負極活物質リッチ領域202aおよび疎水性樹脂リッチ領域202cを含む負極合材層202が形成されることを示す。
(1)120℃以上180℃以下の乾燥により、ペーストB内で対流が発生する。
(2)ペーストBは、負極活物質202bと疎水性樹脂202dとを含む。対流により、疎水性樹脂202dがペーストBの表層に移動する。これにより、ペーストBの表層(上部)においては、疎水性樹脂202dが負極活物質202bよりも多く含まれる。一方、負極活物質202bがペーストBの下部(すなわち、ペーストBの表層以外)に移動する。これにより、ペーストBの下部においては、負極活物質202bが疎水性樹脂202dよりも多く含まれる。
(3)ペーストBに含まれる溶媒が蒸発されることにより、負極活物質リッチ領域202aおよび疎水性樹脂リッチ領域202cを含む負極合材層202が形成され得る。
水系溶媒、耐熱材料203a、およびバインダ203bを含むペーストCを負極合材層202に塗布することにより、負極合材層202(疎水性樹脂リッチ領域202c)の表面に耐熱層203が形成される。疎水性樹脂リッチ領域202cは、疎水性樹脂202dを含む。疎水性樹脂202dにより、ペーストCに含まれるバインダ203bが、水系溶媒と共に負極合材層202内に浸透することが抑制されるものと考えられる。すなわち、電池の抵抗増加を抑制し得る、耐熱層203を含む負極200の製造方法が提供されると期待される。
図1は、本実施形態のリチウムイオン二次電池用負極の構成を示す断面概念図である。 図2は、本実施形態のリチウムイオン二次電池用負極の製造方法の概略を示すフロー図である。 図3は、本実施形態のリチウムイオン二次電池の製造方法の概略を示すフロー図である。 図4は、本実施形態のリチウムイオン二次電池の構成の一例を示す概略図である。
以下、本開示の実施形態(本明細書では「本実施形態」とも記される)が説明される。ただし以下の説明は、特許請求の範囲を限定するものではない。
本開示の図面では、説明の便宜上、寸法関係が適宜変更されている。本開示の図面に示される寸法関係は、実際の寸法関係を示すものではない。
<リチウムイオン二次電池用負極の製造方法>
図2は、本実施形態のリチウムイオン二次電池用負極の製造方法の概略を示すフロー図である。本フロー図に基づき、図1に記載されている負極200が製造され得る。本実施形態の負極の製造方法は、「(a1)負極集電体の準備」、「(a2)ペーストAの準備」、「(a3)ペーストBの準備」、「(a4)ペーストBの塗布」、「(a5)ペーストBの乾燥」、「(a6)ペーストCの準備」、および「(a7)ペーストCの塗布」を含む。以下、本実施形態の負極の製造方法が順を追って説明される。
《(a1)負極集電体の準備》
本実施形態の負極200の製造方法は、負極集電体201を準備することを含む。負極集電体201は、たとえば、銅(Cu)箔であってもよい。Cu箔は、純Cu箔であってもよいし、Cu合金箔であってもよい。負極集電体201は、たとえば、5~30μmの厚さを有してもよい。
本明細書の各構成の「厚さ」は、たとえば、マイクロメータ等により測定され得る。各構成の厚さは、各構成の断面顕微鏡画像において測定されてもよい。厚さは、少なくとも3回測定され得る。少なくとも3回の算術平均が測定結果として採用され得る。
《(a2)ペーストAの準備》
本実施形態の負極200の製造方法は、少なくとも負極活物質202bを含むペーストAを準備することを含む。ペーストAは、負極活物質202bに加えてバインダを含み得る。具体的には、負極活物質202bとバインダと溶媒とを混合することにより、ペースト が調製される。混合には、一般的な攪拌機(たとえば、プラネタリミキサー、ホモジナイザー等)が使用され得る。ペーストAの粘度は、せん断速度2sec-1において1100mPa・s以上3400mPa・s以下となるように調製される。粘度の測定は、公知の各種の粘度計を用いて計測することができる。粘度計としては、ペーストAの粘度およびその近傍の粘度範囲を正しく計測できるものであれば、その測定原理および測定器具等に特に制限はない。
(負極活物質およびバインダ)
負極活物質202bは特に限定されるべきではない。負極活物質202bは、たとえば、黒鉛、ソフトカーボン、ハードカーボン、珪素、酸化珪素、珪素基合金、錫、酸化錫、錫基合金等であってもよい。黒鉛は、人造黒鉛であってもよいし、天然黒鉛であってもよい。1種の負極活物質202bが単独で使用されてもよい。2種以上の負極活物質202bが組み合わされて使用されてもよい。バインダも特に限定されるべきではない。バインダは、たとえば、カルボキシメチルセルロース(CMC)およびスチレンブタジエンゴム(SBR)等であってもよい。
(溶媒)
溶媒は、負極活物質202bおよびバインダの種類に応じて選択される。溶媒は、たとえば、水であってもよいし、有機溶媒であってもよい。たとえば、バインダがCMCである場合、水が溶媒として使用され得る。溶媒は、水系溶媒であってもよい。水混和性の有機溶媒としては、たとえば、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン、テトラヒドロフラン等を用いてもよい。
《(a3)ペーストBの準備》
本実施形態の負極200の製造方法は、ペーストAに疎水性樹脂202dを添加し、負極活物質202bと疎水性樹脂202dとを含むペーストBを準備することを含む。具体的には、ペーストAと疎水性樹脂202dとを混合することにより、ペーストBが調製される。混合には、一般的な攪拌機(たとえば、プラネタリミキサー、ホモジナイザー等)が使用され得る。
(疎水性樹脂)
疎水性樹脂202dは特に限定されるべきではない。疎水性樹脂202dは、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニル(PVF)等であってもよい。1種の疎水性樹脂202dが単独で使用されてもよい。2種以上の疎水性樹脂202dが組み合わされて使用されてもよい。
《(a4)ペーストBの塗布》
本実施形態の負極200の製造方法は、負極集電体201にペーストBを塗布することを含む。本実施形態の塗布操作には、一般的な塗布装置(たとえば、ダイコータ、グラビアコータ等)が使用され得る。ペーストBは、負極集電体201の表裏両面に塗布されてもよい。
《(a5)ペーストBの乾燥》
本実施形態の負極200の製造方法は、負極集電体201に塗布されたペーストBを乾燥させることにより、負極集電体201の表面に、負極活物質リッチ領域202aと疎水性樹脂リッチ領域202cとを含む負極合材層202を形成することを含む。乾燥は、120℃以上180℃以下の温度範囲で行われる。係る温度範囲でペーストBを乾燥させることにより、ペーストBにおいてマイグレーションが発生すると考えられる。具体的には、乾燥の際に疎水性樹脂202dがペーストBの表層に移動する。これにより、ペーストBの表層(上部)においては、疎水性樹脂202dが負極活物質202bよりも多く含まれる。一方、負極活物質202bがペーストBの下部(すなわち、ペーストBの表層以外)に移動する。これにより、ペーストBの下部においては、負極活物質202bが疎水性樹脂202dよりも多く含まれる。係る状態でペーストBに含まれる溶媒が蒸発されることにより、負極活物質リッチ領域202aと疎水性樹脂リッチ領域202cとを含む負極合材層202が形成され得る。負極合材層202の厚さ方向の下側に負極活物質リッチ領域202aが形成され、負極合材層202の厚さ方向の上側に疎水性樹脂リッチ領域202cが形成される。
《(a6)ペーストCの準備》
本実施形態の負極200の製造方法は、水系溶媒、耐熱材料203a、およびバインダ203bを含むペーストCを準備することを含む。具体的には、水系溶媒、耐熱材料203a、およびバインダ203bを混合することにより、ペーストCが調製される。混合には、一般的な攪拌機(たとえば、プラネタリミキサー、ホモジナイザー等)が使用され得る。
(水系溶媒)
水系溶媒は、水であってもよいし、水と混和する有機溶媒と水との混合物であってもよい。水は、不純物の少ないものが望ましい。たとえば、蒸留水、イオン交換水、純水、超純水等を用いてもよい。水混和性の有機溶媒としては、たとえば、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン、テトラヒドロフラン等を用いてもよい。
(耐熱材料)
耐熱材料203aは、無機材料であってもよい。耐熱材料203aはたとえば、アルミナ、シリカ等であってもよい。1種の耐熱材料203aが単独で使用されてもよい。2種以上の耐熱材料203aが組み合わされて使用されてもよい。
(バインダ)
バインダ203bは特に限定されるべきではない。バインダ203bは、たとえば、CMCおよびSBR等であってもよい。1種のバインダ203bが単独で使用されてもよい。2種以上のバインダ203bが組み合わされて使用されてもよい。
《(a7)ペーストCの塗布》
本実施形態の負極200の製造方法は、上記(a5)で形成された負極合材層202(疎水性樹脂リッチ領域202c)に上記(a6)で準備されたペーストCを塗布し、疎水性樹脂リッチ領域202cの表面に耐熱層203を形成することを含む。耐熱層203は、耐熱材料203aおよびバインダ203bを含む。本実施形態の塗布操作には、一般的な塗布装置(たとえば、ダイコータ、グラビアコータ等)が使用され得る。疎水性樹脂リッチ領域202cに塗布されたペーストCは、たとえば70℃以上180℃以下の温度範囲で乾燥されてもよい。
以上より、負極200が製造され得る。負極200は、電池の仕様に合わせて、所定の平面形状(たとえば帯状等)を有するように裁断されて使用され得る。
<リチウムイオン二次電池の製造方法>
図3は、本実施形態のリチウムイオン二次電池の製造方法の概略を示すフロー図である。本実施形態の電池の製造方法は、「(A)負極の製造」、「(B)正極の製造」、および「(C)電池の製造」を含む。以下、本実施形態の電池の製造方法が順を追って説明される。
《(A)負極の製造》
本実施形態の電池の製造方法は、前述された本実施形態の負極の製造方法により、負極を製造することを含む。本実施形態の負極の製造方法の詳細は、前述のとおりである。ここでは同じ説明が繰り返されない。
《(B)正極の製造》
本実施形態の電池の製造方法は、正極を製造することを含む。正極の製造方法は、特に限定されるべきではない。正極は従来公知の方法により製造され得る。
たとえば、正極活物質と導電材とバインダと溶媒とが混合されることにより、正極合材ペーストが調製される。正極合材ペーストが正極集電体の表面に塗布され、乾燥されることにより、正極が製造され得る。正極は、電池の仕様に合わせて、所定の平面形状を有するように裁断されて使用され得る。
正極集電体は、たとえば、アルミニウム(Al)箔等であってもよい。Al箔は、純Al箔であってもよいし、Al合金箔であってもよい。Al箔は、たとえば、10~30μmの厚さを有してもよい。
正極合材ペーストが正極集電体の表面に塗布され、乾燥されることにより、正極合材層が形成され得る。正極合材層は、正極集電体の表裏両面に形成されてもよい。本実施形態では、正極合材層が所定の密度を有するように、正極合材層が圧縮されてもよい。本実施形態では、正極合材層が、たとえば2~4g/cmの密度を有するように、正極合材層が圧縮され得る。圧縮後の正極合材層は、たとえば、10~200μmの厚さを有してもよい。正極合材層は、たとえば、80~98質量%の正極活物質と、1~15質量%の導電材と、1~5質量%のバインダとを含むように形成され得る。
(正極活物質)
正極活物質は、リチウムイオンを電気化学的に吸蔵し、放出する。正極活物質は粉末である。正極活物質は特に限定されるべきではない。正極活物質は、たとえば、LiCoO、LiNiO、LiMnO、LiNiCoMe(ただし式中、Meは、MnまたはAlの少なくとも一方であり、x、y、zは、0<x<1、0<y<1、0<z<1、x+y+z=1を満たす)、LiMn、LiFePO等であってもよい。一般式:LiNiCoMeにより表される正極活物質としては、たとえば、LiNi1/3Co1/3Mn1/3、LiNi0.82Co0.15Al0.03等が挙げられる。1種の正極活物質が単独で使用されてもよいし、2種以上の正極活物質が組み合わされて使用されてもよい。正極活物質は、たとえば、1~30μmの平均粒径を有してもよい。
(導電材)
導電材は電子伝導性を有する。導電材は粉末である。導電材は、特に限定されるべきではない。導電材は、たとえば、カーボンブラック、鱗片状黒鉛等であってもよい。1種の導電材が単独で使用されてもよいし、2種以上の導電材が組み合わされて使用されてもよい。
(バインダ)
バインダは特に限定されるべきではない。バインダは、たとえば、PVdF、PTFE、CMC、ポリアクリル酸(PAA)等であってもよい。1種のバインダが単独で使用されてもよいし、2種以上のバインダが組み合わされて使用されてもよい。
(溶媒)
溶媒は、バインダの種類に応じて適宜選択される。たとえば、バインダがPVdFである場合、N-メチル-2-ピロリドン(NMP)が溶媒として使用され得る。
《(C)電池の製造》
本実施形態の電池の製造方法は、少なくとも正極、負極200、およびリチウムイオン伝導性を有する電解液を含む電池を製造することを含む。
図4は、本実施形態の電池1000の構成の一例を示す概略図である。ここでは電極群500が製造される。電極群500は、たとえば、正極100とセパレータ300と負極200とセパレータ300とがこの順序で積層され、さらに渦巻状に巻回されることにより、製造され得る。
(セパレータ)
セパレータ300は多孔質シートである。セパレータ300は電気絶縁性である。セパレータ300は、たとえば、5~50μm(典型的には10~25μm)の厚さを有してもよい。セパレータ300は、たとえば、ポリエチレン(PE)製、ポリプロピレン(PP)製等であり得る。セパレータ300は、多層構造を有してもよい。たとえば、セパレータ300は、ポリプロピレン多孔質層、ポリエチレン多孔質層およびポリプロピレン多孔質層がこの順序で積層されることにより構成されていてもよい。
(ケース)
ケース800が準備される。ケース800は、密閉容器である。ケース800は、たとえば、Al合金、ステンレス(SUS)、鉄(Fe)等の金属製であってもよい。ケース800は、樹脂製であってもよい。ケース800は、アルミラミネートフィルム製の袋等であってもよい。ケース800は、電流遮断機構(CID)、ガス排出弁、注液孔等を備えていてもよい(いずれも図示せず)。
ケース800は円筒形である。ただし本実施形態の電池は、円筒形電池に限定されるべきではない。本実施形態の電池は、たとえば、角形電池であってもよいし、ラミネート型電池であってもよい。
電極群500がケース800に収納される。正極100および負極200が外部端子となるべき部分に溶接される。
(電解液)
電解液が準備される。電解液は、溶媒およびLi塩を含む。溶媒は非プロトン性である。溶媒は、たとえば、環状カーボネートと鎖状カーボネートとの混合物であってもよい。混合比は、たとえば、体積比で「環状カーボネート:鎖状カーボネート=1:9~5:5」であってもよい。環状カーボネートは、たとえば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)等であってもよい。1種の環状カーボネートが単独で使用されてもよい。2種以上の環状カーボネートが組み合わされて使用されてもよい。鎖状カーボネートは、たとえば、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジエチルカーボネート(DEC)等であってもよい。1種の鎖状カーボネートが単独で使用されてもよい。2種以上の鎖状カーボネートが組み合わされて使用されてもよい。
Li塩は支持電解質である。電解液は、たとえば0.5~2mоl/lのLi塩を含んでもよい。Li塩は、たとえば、LiPF、LiBF、Li[N(FSO]、Li[N(CFSO]等であってもよい。1種のLi塩が単独で使用されてもよい。2 種以上のLi塩が組み合わされて使用されてもよい。
電解液は、各種の添加剤をさらに含んでもよい。電解液は、たとえば0.01~0.1mоl/lの添加剤を含んでもよい。添加剤は、たとえば、ビニレンカーボネート(VC)、プロパンスルトン(PS)、シクロヘキシルベンゼン(CHB)、ビフェニル(BP)、リチウムビスオキサラトボラート(LiBOB)等であってもよい。1種の添加剤が単独で使用されてもよい。2種以上の添加剤が組み合わされて使用されてもよい。
電解液は、ケース800に収納(注入)される。電解液が収納された後、ケース800が密閉される。以上より電池1000が製造され得る。
以下本開示の実施例が説明される。ただし以下の説明は特許請求の範囲を限定するものではない。
<実施例1>
実施例1では、図2のフロー図に従って負極200が製造された。その後、図3のフロー図に従って電池1000が製造された。
《(A)負極の製造》
1.ペーストA等の準備[(a1)および(a2)]
以下の材料が準備された。
負極活物質:天然黒鉛
バインダ:CMC
溶媒:水
負極集電体:Cu箔
天然黒鉛、CMC、および水が混合されることにより、ペーストAが調製された。ペーストAの粘度は、せん断速度2sec-1において3400mPa・sであった。
2.ペーストBの準備および塗布[(a3)および(a4)]
以下の材料が準備された。
疎水性樹脂:PTFE
ペーストAにPTFEが添加されることにより、ペーストBが調製された。ペーストBの固形分組成は、質量比で「天然黒鉛:CMC:PTFE=98.5:1:0.5」とされた。ペーストBが負極集電体201の表面(表裏両面)に塗布された。
3.ペーストBの乾燥(a5)
負極集電体201の表面に塗布されたペーストBが、120℃にて乾燥された。乾燥の際にマイグレーションが発生し、負極活物質リッチ領域202aおよび疎水性樹脂リッチ領域202cが形成された。負極集電体201の表面に、負極活物質リッチ領域202aおよび疎水性樹脂リッチ領域202cを含む負極合材層202が形成された。負極合材層202の厚さ方向の下側に負極活物質リッチ領域202aが形成され、負極合材層202aの厚さ方向の上側に疎水性樹脂リッチ領域202cが形成されていることが確認された。
4.ペーストCの準備および耐熱層の形成[(a6)および(a7)]
以下の材料が準備された。
耐熱材料:アルミナ
バインダ:SBR
増粘剤:CMC
溶媒:水
負極集電体:Cu箔
アルミナ、SBR、CMC、および水が混合されることにより、ペーストCが調製された。ペーストCの固形分組成は、質量比で「アルミナ:SBR:CMC=96:2:2」とされた。ペーストCが疎水性樹脂リッチ領域202cの表面に塗布され、乾燥されることにより耐熱層203が形成された。これにより、負極200が製造された。負極200が圧縮された。負極200は帯状の平面形状を有する。
《(B)正極の製造》
以下の材料が準備された。
正極活物質:LiNi1/3Co1/3Mn1/3(NCM)
導電材:AB
バインダ:PVdF
溶媒:NMP
正極集電体:Al箔
NCM、AB、PVdFおよびNMPが混合されることにより、正極合材ペーストが調製された。固形分の混合比は「NCM:AB:PVdF=93:4:3(質量比)」である。正極合材ペーストが正極集電体の表面(表裏両面)に塗布され、乾燥された。これにより正極100が製造された。正極100が圧縮された。正極100は帯状の平面形状を有する。
《(C)電池の製造》
ポリエチレン製のセパレータ300が準備された。セパレータ300は帯状の平面形状を有する。正極100、セパレータ300、負極200、およびセパレータ300がこの順序で積層され、さらにこれらが渦巻状に巻回された。これにより電極群500が製造された。円筒形のケース800が準備された。ケース800に電極群500が収納された。
以下の組成を有する電解液が準備された。
溶媒:[EC:DMC:EMC=3:4:3(体積比)]
支持電解質:LiPF(1mоl/l)
ケース800に電解液が注入された。ケース800が密閉された。以上より、実施例1に係る電池1000が製造された。電池1000は、500mAhの定格容量を有する。
<実施例2-実施例6>
下記表1に示されるように、ペーストAの粘度およびペーストBを乾燥させる温度が変更されたことを除いては、実施例1と同様に負極200が製造され、電池1000が製造された。
<比較例1>
下記表1に示されるように、ペーストAの粘度が変更されたこと、ペーストAに疎水性樹脂が添加されなかったこと、負極集電体201にペーストAを塗布し、ペーストAを130℃で乾燥させることにより負極集電体201の表面に負極合材層202が形成されたこと、負極合材層202の組成が変更されたこと、負極合材層202の表面にCMCを含む層(以下、「バインダ層」とも記載される)が形成されたこと、および耐熱層203が形成されなかったことを除いては、実施例1と同様に負極200が製造され、電池1000が製造された。すなわち比較例1においては、疎水性樹脂リッチ領域202cおよび耐熱層203が形成されていない。負極合材層202の表面には、バインダ層が形成されている。バインダ層は、疎水性樹脂(PTFE)を含まない。
<比較例2>
下記表1に示されるように、バインダ層の表面に耐熱層203を形成したことを除いては、比較例1と同様に負極200が製造され、電池1000が製造された。
<比較例3>
下記表1に示されるように、負極合材層202の組成が変更されたこと、負極合材層202の表面にCMCおよびPTFEを含むペースト(以下、「後塗りペースト」とも記される)を塗布し(係る塗布方法は、「後塗り」とも記載される)、乾燥させることにより負極合材層202の表面に疎水性樹脂を含む層(疎水性樹脂層)を形成したことを除いては、比較例1と同様に負極200が製造され、電池1000が製造された。すなわち、比較例3においては、負極合材層202の表面に疎水性樹脂層が後塗りされることにより形成されている。
<比較例4>
下記表1に示されるように、ペーストAの粘度が変更されたことを除いては、実施例1と同様に負極200が製造され、電池1000が製造された。
<比較例5>
下記表1に示されるように、ペーストBを乾燥させる温度が変更されたことを除いては、実施例1と同様に負極200が製造され、電池1000が製造された。
<評価>
電池1000のSOCが50%に調整された。25℃環境において、10Cの電流レートにより電池1000が10秒間放電された。放電開始から10秒後の電圧降下量が測定された。電圧降下量と電流レートとの関係から電池抵抗が算出された。結果は下記表1の「電池抵抗」の欄に示されている。表1中、「電池抵抗」に示される値は、比較例1における初期抵抗値を100%として、その他の実施例および比較例の初期抵抗値を相対評価したものである。値が小さい程、初期抵抗値が小さいことを示している。
Figure 0006992572000001
<結果>
実施例1~実施例6は、比較例1と比して電池抵抗の増加が抑制されていた。実施例1~実施例6においては、マイグレーションにより疎水性樹脂202dを含む疎水性樹脂リッチ領域202cが形成されている。疎水性樹脂リッチ領域202cにより、ペーストC含まれるバインダ203bが負極合材層202内に浸透することが抑制されたと考えられる。これにより、負極合材層202に含まれる負極活物質202bの表面がバインダ203bにより被覆されることが抑制され、電池抵抗の増加が抑制されたものと考えられる。
比較例1は、実施例と比して電池抵抗が高かった。負極合材層202の表面に形成されたバインダ層に含まれるCMC(バインダ)が負極合材層202内に浸透し、CMC(バインダ)が負極発物質202aの表面を被覆したものと考えられる。これにより、電池抵抗が増加したものと考えられる。
比較例2は、比較例1と比して電池抵抗が高かった。耐熱層203を設けたため、電池抵抗が増加したものと考えられる。
比較例3は、比較例1と比して電池抵抗が高かった。疎水性樹脂層は、負極合材層202を形成した後、負極合材層202の表面に後塗りペーストを塗布する「後塗り」により形成されている。そのため、後塗りペーストに含まれるCMC(バインダ)が負極合材層202内に浸透し、CMC(バインダ)が負極発物質202aの表面を被覆したものと考えられる。これにより、電池抵抗が増加したものと考えられる。
比較例4は、比較例1と比して電池抵抗が高かった。比較例4において用いられたペーストAの粘度は、せん断速度2sec-1において3700mPa・sであり、1100mPa・s以上3400mPa・s以下の範囲になかった。そのため、電池抵抗の増加が抑制可能な負極200が得られなかったものと考えられる。
比較例5は、比較例1と比して電池抵抗が高かった。比較例5においては、ペーストBの乾燥が110℃で行われており、120℃以上180℃以下の温度で行われなかった。そのため、電池抵抗の増加が抑制可能な負極200が得られなかったものと考えられる。
今回開示された実施形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではない。特許請求の範囲の記載によって確定される技術的範囲は特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
100 正極、200 負極(リチウムイオン二次電池用負極)、201 負極集電体、202 負極合材層、202a 負極活物質リッチ領域、202b 負極活物質、202c 疎水性樹脂リッチ領域、202d 疎水性樹脂、203 耐熱層、203a 耐熱材料、203b バインダ、300 セパレータ、500 電極群、800 ケース、1000 電池(リチウムイオン二次電池)。

Claims (1)

  1. 負極集電体を準備すること、
    負極活物質を含むペーストAを準備すること、
    前記ペーストAに疎水性樹脂を添加し、前記負極活物質と前記疎水性樹脂とを含むペーストBを準備すること、
    前記負極集電体に前記ペーストBを塗布すること、
    前記ペーストBを乾燥させることにより、前記負極集電体の表面に負極活物質リッチ領域と疎水性樹脂リッチ領域とを含む負極合材層を形成すること、
    水系溶媒、耐熱材料、およびバインダを含むペーストCを準備すること、
    前記負極合材層に前記ペーストCを塗布し、前記負極合材層の表面に耐熱層を形成すること、を含み、
    前記負極活物質リッチ領域は、前記負極活物質を前記疎水性樹脂よりも多く含み、
    前記疎水性樹脂リッチ領域は、前記疎水性樹脂を前記負極活物質よりも多く含み、
    前記耐熱層は、前記耐熱材料および前記バインダを含み、
    前記ペーストAの粘度は、せん断速度2sec-1において1100mPa・s以上3400mPa・s以下であり、
    前記乾燥は、120℃以上180℃以下の温度範囲で行われ、前記ペーストBの乾燥中に前記負極活物質と前記疎水性樹脂とがマイグレーションにより2層状に分離し、前記負極合材層の厚さ方向の下側に前記負極活物質リッチ領域が形成され、前記負極合材層の厚さ方向の上側に前記疎水性樹脂リッチ領域が形成される、リチウムイオン二次電池用負極の製造方法。
JP2018024443A 2018-02-14 2018-02-14 リチウムイオン二次電池用負極の製造方法 Active JP6992572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018024443A JP6992572B2 (ja) 2018-02-14 2018-02-14 リチウムイオン二次電池用負極の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018024443A JP6992572B2 (ja) 2018-02-14 2018-02-14 リチウムイオン二次電池用負極の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019140040A JP2019140040A (ja) 2019-08-22
JP6992572B2 true JP6992572B2 (ja) 2022-01-13

Family

ID=67694310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018024443A Active JP6992572B2 (ja) 2018-02-14 2018-02-14 リチウムイオン二次電池用負極の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6992572B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7409348B2 (ja) * 2021-04-15 2024-01-09 トヨタ自動車株式会社 ハニカム型リチウムイオン電池

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003331839A (ja) 2002-05-14 2003-11-21 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解質二次電池
JP2010010093A (ja) 2008-06-30 2010-01-14 Panasonic Corp 二次電池用電極群の製造方法および二次電池の製造方法
JP2013038074A (ja) 2011-08-03 2013-02-21 Leclanche Sa 電池電極用水性スラリー
JP2013114747A (ja) 2011-11-24 2013-06-10 Toyota Motor Corp リチウムイオン二次電池の製造方法
JP2013187074A (ja) 2012-03-08 2013-09-19 Nissan Motor Co Ltd 非水電解質二次電池およびその製造方法
JP2015072793A (ja) 2013-10-03 2015-04-16 トヨタ自動車株式会社 非水電解液二次電池の製造方法
JP2015141773A (ja) 2014-01-27 2015-08-03 トヨタ自動車株式会社 二次電池用負極の製造方法
JP2015185250A (ja) 2014-03-20 2015-10-22 トヨタ自動車株式会社 非水電解質二次電池用の負極の製造方法
JP2016177948A (ja) 2015-03-19 2016-10-06 株式会社東芝 負極及び非水電解質電池

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003331839A (ja) 2002-05-14 2003-11-21 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解質二次電池
JP2010010093A (ja) 2008-06-30 2010-01-14 Panasonic Corp 二次電池用電極群の製造方法および二次電池の製造方法
JP2013038074A (ja) 2011-08-03 2013-02-21 Leclanche Sa 電池電極用水性スラリー
JP2013114747A (ja) 2011-11-24 2013-06-10 Toyota Motor Corp リチウムイオン二次電池の製造方法
JP2013187074A (ja) 2012-03-08 2013-09-19 Nissan Motor Co Ltd 非水電解質二次電池およびその製造方法
JP2015072793A (ja) 2013-10-03 2015-04-16 トヨタ自動車株式会社 非水電解液二次電池の製造方法
JP2015141773A (ja) 2014-01-27 2015-08-03 トヨタ自動車株式会社 二次電池用負極の製造方法
JP2015185250A (ja) 2014-03-20 2015-10-22 トヨタ自動車株式会社 非水電解質二次電池用の負極の製造方法
JP2016177948A (ja) 2015-03-19 2016-10-06 株式会社東芝 負極及び非水電解質電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019140040A (ja) 2019-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101739642B1 (ko) 비수전해액 이차 전지
JP5854279B2 (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP6771144B2 (ja) 電池用電解液、および、電池
JP5446612B2 (ja) リチウムイオン二次電池
WO2016006154A1 (en) Non-aqueous secondary battery
JP6926942B2 (ja) 正極の製造方法
JP2013110022A (ja) 非水電解液二次電池およびその製造方法
US20170018779A1 (en) Method for manufacturing electrode sheet and electrode sheet
JP6341151B2 (ja) 電極シートの製造方法
JP2016048624A (ja) リチウム二次電池
JP6208560B2 (ja) リチウム二次電池
JP2019140039A (ja) 非水電解質二次電池
JP6819542B2 (ja) 正極、およびそれを備える非水電解質二次電池
JP2011192561A (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP2016119154A (ja) リチウムイオン二次電池
JP6390902B2 (ja) 非水電解液二次電池
US10115959B2 (en) Method of manufacturing non-aqueous liquid electrolyte secondary battery
JP2016085838A (ja) リチウムイオン二次電池
JP2011171310A (ja) 高温保存特性に優れたリチウム二次電池用非水系電解液
JP6224382B2 (ja) リチウム二次電池
JP6274532B2 (ja) 非水電解質二次電池の製造方法
JP6992572B2 (ja) リチウムイオン二次電池用負極の製造方法
JP2015056311A (ja) 非水電解質二次電池の製造方法
JP2014130729A (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP2016048652A (ja) 非水電解液二次電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6992572

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151