JP6990899B2 - 管材加工装置 - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 (1)平成28年10月4日にhttp://www.sato-tec.jp/4-1/index.htmlに掲載された。 (2)2016東京国際包装展、平成28年10月4日~7日展示
本発明は、管材加工装置に関する。
巻芯にシート等を巻回する場合、巻き始めの端部と、その上に巻かれる部分との間にシートの厚さ分の段差が生じる。この段差は、段差痕と呼ばれる不良の原因となっていた。この段差を解消するために、巻芯の外周面に巻芯の軸方向に沿って延伸し、シートの厚みに等しい深さを有する溝部を形成する技術が知られている。この溝付きの巻芯を製造する方法としては、特許文献1に開示されているように、樹脂管の押出成形後にエンドミルにより切削加工を行い、軸方向に段差を形成する方法がある。また、特許文献2には、金型で外圧を加えるか、切削加工することにより、溝部と緩和部を形成する方法が提案されている。
また、製造時等に生じた不良を含む原反や使用済みの原反等(残材)は、巻芯とテープ等の樹脂部に割裁して分別廃棄する必要がある。この割裁作業は、従来では、カッターナイフ等を用いた作業者の手作業により行われていたが、これは、作業者に危険を伴わせるものであった。近年では、作業者に危険を伴わせることなく、かつ効率的に残材の処理を行うために特許文献3に開示されているような分離切断装置が提案されている。
紙管、樹脂管等の巻芯は、製造後に所定の幅に切断される。また、切断された巻芯は、その切断面にバリが生じている場合には、面取りされる必要がある。従来、紙管の切断には、特許文献4に開示されているような紙管切断装置が使用され、面取りには、特許文献5に開示されているような紙管面取機が使用される。更に、テープ等の原反についても、製品の用途に合わせて所定の幅に切断される。
特開2016-140951号公報 特開2007-246192号公報 特開2006-224264号公報 特開平8-25284号公報 特開2011-62757号公報
管材の溝切作業において、従来の技術のように研磨加工又はエンドミルを使用した転削加工により溝部を形成する場合では、管材の表面にX方向の凹凸により溝部の深さが変化する問題、及び粉状の切削屑が発生し、被巻回物に付着するという問題があった。従って、本発明の第1の目的は、溝部の深さが一定で、溝部形成の際に粉状の切削屑の発生を抑制して溝切りをすることが可能な管材加工装置を提供することである。
このような管材の切断、巻芯の溝切り、残材の割裁を行う装置は、従来、それぞれの機能のみを有する装置が別個に用いられており、これらの装置をそれぞれ設置することは、設置スペースや作業の合理性について問題があった。従って、本発明の第2の目的は、巻芯、原反の切断だけでなく、溝切り及び割裁の機能を備えた管材加工装置を提供することである。
次に、管材切断動作では、従来は、管材の切断及び切断した管材の面取について、前述したようにそれぞれの機能を有する別個の装置が用いられており、これらの機械をそれぞれ設置することは、設置スペースや作業の合理性について問題があった。そこで、本発明の第3の目的は、管材の切断と同時に、管材の外周縁を面取することが可能な管材加工装置を提供することである。
本発明は、第1の目的および第2の目的を達成するために、
架台と、
管材をX方向に保持する管材保持部と、
前記架台上に配置され、X,Y,Z方向に移動可能で、前記管材保持部に保持された管材の表面をX方向に滑走して管材にX方向にL字形断面の溝を形成する溝切ユニットと、
を備え
前記架台上に配置され、X,Y方向に移動可能で、前記管材保持部に支持された前記管材をY方向に切断する回転刃を有する切断ブロックと、
前記架台上に配置され、X,Y,Z方向に移動可能で、前記溝切ユニットを有する処理ブロックと、
前記切断ブロックと前記処理ブロックを連結し、前記処理ブロックを前記切断ブロックのX方向の移動に連動させる連結部材と、
を備える

これによれば、管材保持部に管材を保持し、溝切ユニットを管材表面において、X方向に移動させることにより、管材の表面にX方向にL字形断面の溝を形成することができる。また、溝切ユニットは管材の表面をX方向に滑走して管材を一定の厚さで切削するため、溝の深さが一定となり、当該切削により生じる切削屑は帯状になり、粉状の切削屑の発生を抑制することができる。
これによれば、切芯に管材を支持し、管材を回転させながら切断ブロックをX方向の所定位置に移動した後、回転刃をY方向に送ることで管材を切断し、これを繰り返すことで、管材を所定幅に順次切断することができる。切断ブロックをX方向に移動して連結部材により処理ブロックに連結した後、切断ブロックをX方向に移動することにより、溝切ユニットが連動して、管材の表面にX方向にL字形断面の溝を形成することができる。
第3の目的を達成するために、
前記切断ブロックは、回転刃の送り方向の斜め上にZ方向に移動可能に設けられ、前記管材の切断面の外周を面取りする面取工具を有する面取部を備える。
切断ブロックに備えられた面取工具により、切断加工と面取加工とを同時に行うことができる。
前記処理ブロックは、
前記架台にY方向に移動可能に配置され、X方向に延びる梁部材と、
前記梁部材にX方向に移動可能に配置されたキャリアと、
前記キャリアに対して相対的にZ方向に摺動可能なスライダと、を備え、
前記スライダに前記溝切ユニットが配置されている、ことが好ましい。
前記溝切ユニットは、
前記架台上をX,Y,Z方向に移動可能な基部と、
前記基部に取り付けられ、前記溝を形成するための切削工具を有する切削部とを備え、
前記切削部は、前記管材の外面を長手方向に滑走する底面を有し、前記切削工具は前記底面に形成された刃口から切刃が突出するように所定の切削角度で取り付けられている、ことが好ましい。
前記切削部は、前記切削工具の切刃の突出量を調整する調整機構を更に備える、ことが好ましい。
前記切削部は、緩衝部材を介して前記基部にZ方向に相対移動可能に取り付けられている、ことが好ましい。
前記溝切ユニットは、前記切削工具が管材に対向する動作位置と、前記切削工具が前記管材に対向しない退避位置とに移動可能である、ことが好ましい。
前記処理ブロックは、前記溝切ユニットに替えて、前記管材の巻芯に巻かれた樹脂部をX方向に切断して巻芯から分離する割裁ユニットを備える、ことが好ましい。
また、前記処理ブロックは、前記溝切ユニットに加えて、前記管材の巻芯に巻かれた樹脂部をX方向に切断して巻芯から分離する割裁ユニットを更に備えることが好ましい。
これによれば、切芯に管材を支持し、管材を回転させながら切断ブロックをX方向の所定位置に移動した後、回転刃をY方向に送ることで管材を切断し、これを繰り返すことで、管材を所定幅に順次切断することができる。切断ブロックをX方向に移動して連結部材により処理ブロックに連結した後、切断ブロックをX方向に移動することにより、溝切ユニット又は割裁ユニットが連動して、管材の表面にX方向にL字形断面の溝を形成したり、管材に巻かれた樹脂部をX方向に切断して巻芯から分離したりすることができる。
前記割裁ユニットは、
前記架台上をX,Y,Z方向に移動可能な基部と、
前記基部に回転可能に取り付けられている回転刃と
を備える、ことが好ましい。
前記割裁ユニットは、前記回転刃が管材に対向する動作位置と、前記回転刃が前記管材に対向しない退避位置とに移動可能であり、
前記溝切ユニットは、前記切削部が前記管材に対向する動作位置と、前記切削部が前記管材に対向しない退避位置とに移動可能である、ことが好ましい。

前記切断ブロックは、
前記架台上をX方向に移動可能なキャリアと、
前記キャリアに対して相対的にY方向に摺動可能なスライダと、
前記スライダ上に配置された電動モータと、
前記電動モータの回転を前記回転刃の回転軸に伝達する動力伝達機構と、
を備える、ことが好ましい。
前記切断ブロックは、前記面取工具に替えて、管材の切断によって管材の外周縁に生じたバリを押圧する押圧工具を備える、ことが好ましい。
前記面取工具は、緩衝部材を介して前記面取部に対してZ方向に相対移動可能に取り付けられている、ことが好ましい。
前記連結部材は、前記切断ブロックと前記処理ブロックの一方に回動可能に設けられた係合部と、前記切断ブロックと前記処理ブロックの他方に設けられ、前記係合部が係合する係合受部から構成されている、ことが好ましい。
前記切芯に支持された前記管材の両端をX方向に支持する管材支持ユニットを更に備える、ことが好ましい。
前記切芯は、前記管材を下方に押圧する押圧部を更に備える、ことが好ましい。
前記切芯の末端を支持する切芯支持ユニットを備える、ことが好ましい。
また、本発明の第2の目的を達成するための更なる手段として、
架台と、
管材をX方向に保持する管材保持部と、
前記架台上に配置され、X,Y,Z方向に移動可能で、前記管材保持部に保持された管材の表面をX方向に滑走して管材にX方向にL字形断面の溝を形成する溝切ユニットと、
前記管材の巻芯に巻かれた樹脂部をX方向に切断して巻芯から分離する割裁ユニットと、
前記架台上をX方向に移動可能なキャリアと、前記キャリアに対して相対的にY方向に摺動可能なスライダとを有する切断処理ブロックを備え、
前記切断処理ブロックに、前記溝切ユニットと前記割裁ユニットとを備える、ことが好ましい。
前記割裁ユニットは、
前記架台上をX,Y,Z方向に移動可能な基部と、
前記基部に回転可能に取り付けられている円盤状の回転刃と
を備える、ことが好ましい。
前記管材加工装置は、
前記架台上をX方向に移動可能なキャリアと、
前記キャリアに対して相対的にY方向に摺動可能なスライダとからなる切断処理ブロックを備え、
前記切断処理ブロックに、前記溝切ユニットと前記割裁ユニットとを備える、ことが好ましい。
前記回転刃は、前記回転刃の回転軸が前記管材の軸と直交する割裁姿勢と、前記回転刃の回転軸が前記管材の軸と平行である切断姿勢とに切り替え可能である、ことが好ましい。
前記管材保持部は、前記架台に片持ち支持され、X方向に延伸する切芯であり、
前記切芯に内側から支持される前記管材の一端を着脱可能に固定し回転させるチャックをさらに備える、ことが好ましい。


前記回転刃は、前記回転刃の回転をロック可能である回転ロック機構をさらに備える、ことが好ましい。
本発明によると、溝切ユニットは、管材の表面をX方向に滑走して管材を一定の厚さで切削するため、溝の深さが一定となり、当該切削により生じる切削屑は帯状になり、粉状の切削屑の発生を抑制することができる。
また、本発明によると、切断ブロックに面取ユニットを取り付けることによって、管材の切断と面取を同時に行うことが可能となる。
更に、本発明によると、切断ブロックと、溝切ユニット又は割裁ユニットを有する処理ブロックとを連動させることによって、巻芯及び原反の切断機能、並びに、巻芯の溝切機能及び残材の割裁機能を1台の装置で行うことが可能となり、従来の単一の機能を有する装置を複数使用する場合と比較して、省スペース化及び省力化できる。
本発明に係る管材加工装置の模式的な正面図。 図1の管材加工装置の模式的な平面図。 (A)図1の管材加工装置の模式的な右側面図、(B)図1の管材加工装置の切芯の断面図。 切断ブロックの平面図。 旋回機構の正面図。 旋回機構の平面図。 (A)揺動機構の右側面図、(B)揺動機構の背面図。 (A)面取ユニットの正面図、(B)面取ユニットの右側面図。 処理ブロックの正面図。 (A)溝切ユニットの左側面図、(B)溝切ユニットの正面図、(C)溝切ユニットの台部の底面図。 (A)割裁ユニットの左側面図、(B)割裁ユニットの正面図。 (A)切断ブロックによって巻芯を切断する様子を示す模式的な左側面図、(B)切断ブロックによって巻芯を切断する様子を示す模式的な背面図。 (A)面取工具の変形例の側面図、(B)面取工具の変形例の正面図、(C)押圧工具の変形例によりバリを押圧する様子を示す拡大図。 (A)溝切ユニットによって巻芯に溝部を形成する様子を示す模式的な左側面図、(B)溝切ユニットによって巻芯に溝部を形成する様子を示す模式的な正面図。 (A)割裁ユニットによって原反を割裁する様子を示す模式的な左側面図、(B)割裁ユニットによって原反を割裁する様子を示す模式的な正面図。 本発明の変形例に係る切断ブロックが残材を割裁するときの切断ブロックの状態を示す模式的な平面図。 本発明の変形例に係る切断ブロックが管材を切断するときの切断ブロックの状態を示す模式的な平面図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。以下の説明では、図1において、左右方向をX方向、紙面と直交する方向をY方向、X方向及びY方向と直交する方向をZ方向と呼ぶ。図1及びその他の図において、管材加工装置1の各構成部材の位置関係を明確にするために、X方向、Y方向、及びZ方向を示す矢印を付してある。
図1-3を参照すると、管材加工装置1は、架台2上に切断ブロック3及び処理ブロック4を備えている。また、管材加工装置1は、架台2の左側前方にチャック5と、該チャック5からX方向に延伸している切芯6と、チャック5と対向する切芯支持ユニット7と、切芯6の下方に設置されている一対の管材支持ユニット8とを更に備えている。
架台2は、両端に一対の側枠9が設けられている。側枠9の上面は、架台2の上面より高い位置に設けられている。架台2は、上面において、X方向に延伸する互いに平行な一対の第1のガイドレール10と、前面の上部において、X方向に延伸する第2のガイドレール11と、X方向に延伸するガイドロッド12とを備えている。また、架台の上面には、第1のガイドレール10に平行に延伸するボールねじ13が両端支持され、モータ14により回転駆動可能になっている。側枠9は、上面に、Y方向に延伸する互いに平行な一対の第3のガイドレール15を備えている。側枠9の第3のガイドレール15の上にX方向に延伸する梁部材16が架け渡され、Y方向に移動可能になっている。梁部材16は、前面部において、X方向に延伸する互いに平行な一対の第4のガイドレール17を備えている。
図4を参照して切断ブロック3について説明する。切断ブロック3は、キャリア18と、旋回機構19と、スライダ20と、電動モータ21と、回転刃22と、揺動機構23と、電動モータ21の回転を回転刃22に伝達する動力伝達機構24と、面取ユニット25と、処理ブロック4と連結するための連結バー26(係合部)とを備えている。
キャリア18は、第1のガイドレール10上をX方向に直進移動可能に設けられている。また、キャリア18の下部に架台2のボールねじ13が螺合している。モータ14の駆動によってボールねじ13が回転すると、その回転方向によって、キャリア18は、X方向に左右に移動する。
図5及び図6を参照すると、旋回機構19は、矩形の上部板27と下部板28から構成されている。下部板28は、キャリア18に固定されており、上面の中央に支軸29が突設され、その四隅に支軸29を中心とする円弧状の長孔30を有している。上部板27は、下面の中央に下部板28の支軸29が嵌合する図示しない穴が形成され、支軸29を中心にX,Y面内で回動可能になっている。また、下部板28の下方から長孔30を通して上部板27に固定ねじ31が設けられ、固定ねじ31を締め付け、あるいは緩めることで上部板27を下部板28に対して固定し、移動可能にすることができる。上部板27の前端面には、突片32が設けられ、下部板28の前端面には、上部板27の突片32の両側に調整ねじ33が取り付けられた2つの突片34が設けられている。調整ねじ33により上部板27の突片32を左又は右に押圧することで、上部板27と該上部板27の上方に設けられるスライダ20を回動させ、X,Y面内において、切芯6に取り付けられた管材35に対する回転刃22の姿勢を調整することが可能になる。また、上部板27は、その上面にY方向に延伸する互いに平行な一対のガイドレール36と、ガイドレール36に平行なボールねじ37とを備えている。ボールねじ37は、両端で支持部材によって回転可能に支持され、後端でモータ38に連結されている。
スライダ20は、上部板27のガイドレール36上をY方向に直進移動可能に設けられている。また、スライダ20の下部にボールねじ37が螺合しており、後端に連結されたモータ38によってボールねじ37が回転すると、その回転方向によって、スライダ20は、Y方向に移動する。
図4を参照すると、電動モータ21は、スライダ20の後部に出力軸39をX方向に向けて固定されている。電動モータ21の出力軸39は、後述する動力伝達機構24を介して回転刃22の回転軸40に接続されて、回転刃22を回転させることができる。
回転刃22は、スライダ20の前方においてX方向に延伸する回転軸40を有する。回転刃22の回転軸40は、筒状部材41に支持されている。筒状部材41は、後述する揺動機構23により、スライダ20に揺動可能に支持されている。
図7を参照すると、揺動機構23は、揺動軸42と回転調節部43とを備える。揺動軸42は、Y方向に延伸し、スライダ20上に固定された一対の軸受44に回転可能に支持されている。揺動軸42の前端は連結枠45を介して回転刃22の筒状部材41に連結されている。回転調節部43は、揺動軸42の後端にねじ等の締結要素で固定されている。回転調節部43は、図7に示すように、下部が開放した略半円筒形状であり、その両側に水平方向に張り出した腕部46を有する。この腕部46には調整ねじ47が取り付けられ、調整ねじ47の先端部は、スライダ20に当接している。この両側の調整ねじ47を利用して腕部46からスライダ20までの距離を調整することによって、揺動軸42を回転させることができる。例えば、右側の調整ねじ47を締め、左側の調整ねじ47を緩めることで、揺動軸42は、反時計回りに回転する。
図4に戻ると、動力伝達機構24は、中間軸48と、電動モータ21の出力軸39の駆動力を中間軸48に伝達するための第1のベルト49と、中間軸48の回転を回転刃22の回転軸40に伝達する第2のベルト50と、クラッチ51及びブレーキ52とを備える。
中間軸48は、電動モータ21の出力軸39と回転刃22の回転軸40との間でX方向に延伸するように筐体53に回転可能に支持されている。筐体53は、スライダ20上に固定されている。第1のベルト49は、電動モータ21の出力軸39と中間軸48の一端に架け渡されている。第2のベルト50は、中間軸48の他端と回転刃22の回転軸40に架け渡されている。
クラッチ51及びブレーキ52は、筐体53の第1のベルト側、第2のベルト両側にそれぞれ配置されており、中間軸48と機械的に連結している。このクラッチ51及びブレーキ52によって、中間軸48の回転を遮断し、接続し、制動することができる。
面取ユニット25は、図8に示すように、回転刃22の回転軸40を支持する筒状部材41に取り付けられ、固定板54と、X方向可動板55と、Z方向可動板56と、面取部57とを備える。
固定板54は、回転刃22の回転軸40を支持する筒状部材41に固定され、Z方向に垂直に突出する突出部58と、X方向に延伸するガイドレール59とを備える。突出部58にはX方向に延伸するX方向調整ねじ60が回転自在に支持されている。X方向可動板55は、固定板54のガイドレール59上にX方向に直進可能に設けられている。X方向可動板55は、突部61と、L字形部材62とを有している。突部61には、突出部58に回転自在に支持されたX方向調整ねじ60が螺合しており、X方向調整ねじ60を回転させると、その回転方向によって、X方向可動板55は、X方向に移動する。L字形部材62は、シリンダ63と、Z方向に延伸するガイドレール64とを備える。
Z方向可動板56は、L字形部材62のガイドレール64上にZ方向に直進移動可能に設けられており、シリンダ63のロッドの先端が固定されている。シリンダ63が駆動することで、Z方向可動板56は、Z方向に移動可能になっている。また、Z方向可動板56は、上端に水平に突出する突出部65と、前面にZ方向に延伸するガイドレール66とを備える。面取部57は、Z方向可動板56のガイドレール66上をZ方向に直進移動可能に設けられている。面取部57の右側面には突部67が設けられ、左側面には面取工具68が取り付けられている。突部67には、突出部65に回転自在に支持されたZ方向調整ねじ69が螺合しており、Z方向調整ねじ69を回転させると、その回転方向によって、面取部57は、Z方向に移動する。面取工具68は、Z方向に延伸し、その側面に下端に切刃70が形成されている。切刃70はY方向から見てV字形のバイト状に形成されている。
面取工具68は、管材35の表面からの切り込み量を管材35の表面の凹凸に影響されず一定に保つために、緩衝部材(図示せず)を介して面取部57に相対移動可能に取り付けられてもよく、図12(A),(B)に示すように、管材35の表面に接触して転動することにより切り込み量を一定にするベアリング70aを備えていてもよい。また、面取工具68は、図13(A),(B),(C)に示すような、切断後の管材35の外周縁に生じたバリが外周面から突出しないように、切断端面側に押圧するローラ状の押圧工具68aであってもよい。
図9を参照して処理ブロック4について説明する。処理ブロック4は、キャリア71と、スライダ72と、スライダ72に取り付けられた溝切ユニット73と、スライダ72に取り付けられた割裁ユニット74とを備える。
キャリア71は、梁部材16の第4のガイドレール17にX方向に移動可能に支持されている。キャリア71は、Z方向に延伸している互いに平行な一対のガイドレール75と、該ガイドレール75に平行に回転可能に支持されたボールねじ76と、切断ブロック3の連結バー26を受け入れる連結バー受部77(係合受部)とを備えている。キャリア71の上部には、モータ78が配置されており、モータ78は、ボールねじ76の上端に連結されている。連結バー受部77は、切断ブロック3の連結バー26の形状に適合する係合溝部79を有しており、当該係合溝部79に、連結バー26が係合することで、処理ブロック4は、切断ブロック3と連動してX方向に移動できる。
スライダ72は、キャリア71のガイドレール75にZ方向に移動可能に取り付けられている。スライダ72の背部には、キャリア71のボールねじ76が螺合している。モータ78によってボールねじ76が回転すると、その回転方向によって、スライダ72は、Z方向に移動することができる。また、スライダ72の前面には、溝切ユニット73及び割裁ユニット74を回転可能に取り付けるための、支軸を有する取付部材80が備えられている。
図10を参照して、溝切ユニット73について説明する。溝切ユニット73は、基部81と、溝を形成する切削部82とを備えている。
基部81は、スライダ72の取付部材80に支軸により回動可能に取り付けられている。基部81は、Z方向に延伸するガイドレール83と、ストッパ部材84とを備えている。基部81が回動可能にスライダ72に取り付けられることで、溝切ユニット73は、図9の実線で示す動作位置と、破線で示す退避位置とに回動可能である。
切削部82は、腕部85を介して基部81のガイドレール83に取り付けられている。切削部82は、台部86と、切削工具87と、調整ねじ88とを備えている。台部86は、切芯6に支持される管材35の外面を長手方向に滑走する底面を有する矩形板状で、滑走方向前方の底面の角部86aは面取りされている。台部86には、切削工具87を鉋刃のように所定の切削角度で挿通可能な貫通溝89が形成され、貫通溝89は台部86の底面に達して切削工具87の刃先が露出する刃口89aを形成している。台部86の端面には、切削工具87の取り付け方向と平行に延伸し上端でL字形に屈曲する工具支持部90が取り付けられている。切削工具87は、鉋刃のような刃先を有し、刃先が台部86の刃口89aから露出するように台部86の貫通溝89に挿入されている。調整ねじ88は、工具支持部90の上端に取り付けられている。調整ねじ88の下端は、取付金具91を介して切削工具87の上端に接続されている。調整ねじ88を回転させることによって、取付金具91が軸方向に移動し、それに伴い台部86の刃口89aからの刃先の突出量を変化させることができる。
腕部85は、基部81のガイドレール83上を直進移動可能に取り付けられている。腕部85の両側面には、基部81のストッパ部材84に図1において上方から当接する当接部92と、当接部92の下方にダンパ支持部93とが設けられている。ダンパ支持部93と、基部81のストッパ部材84との間には、コイルばねからなるダンパ94が配置されている。ダンパ94は、管材35表面の凹凸を吸収するように機能する。当接部92は、基部81のストッパ部材84と当接することによって、切削工具87の刃先の最下端を決定している。
図11を参照して、割裁ユニット74について説明する。割裁ユニット74は、基部96と、回転刃97を備える。回転刃97は、基部96の一端に、Y方向に延伸する回転軸の回りに回転自在に支持されている。基部96が支軸により回動可能にスライダ72に取り付けられていることで、割裁ユニット74は、図9の実線で示す動作位置と、破線で示す退避位置に回動可能である。
図1-3に戻ると、チャック5は、架台2前方に配設されており、モータ95が接続されている。チャック5は、切芯6に支持された管材35を着脱可能に固定することができ、モータ95が駆動することにより、管材35を一体に回転させることができる。
切芯6は、架台2前方に配設されたチャック5からX方向に延伸している。切芯6は、図12に示すように、外周面のうち切断ブロック3の回転刃22と対向する一部が垂直面又は円弧面で切り取られた欠円断面形状を有している。また、切芯6の先端は、切芯支持ユニット7の上方で、断面の径が減少している。また、切芯6は、図3(B)に示すように、中空形状を有し、その内部に、切芯6に支持される管材35を下方に押圧するための押圧部98と、押圧部98を切芯6の外側へ突出させるための膨張部98aを備えていてもよい。膨張部98aは、ゴム等の柔軟な材料からなる、切芯6の内側に切芯6の軸方向に延在する円筒状部材である。膨張部98aに空気を注入することで、膨張部98aは、膨張して、押圧部98を切芯6の外側へ突出させ、管材35を下方に押圧する。
切芯支持ユニット7は、チャック5と対向する位置に配設されており、シリンダ99により昇降可能な切芯支持アーム100を備える。切芯支持アーム100は、管材加工装置1を作動させる際に、シリンダ99を駆動することで上昇して切芯6の先端を支持し、管材35の取り付け及び取り外しの際に下降する。
管材支持ユニット8は、切芯6の下方に設置され、本体部101と管材支持部102を備える。本体部101は、第2のガイドレール11上を直進移動可能に取り付けられている。本体部101は、Y方向に延伸するガイドレール103と、シリンダ104とを備える。管材支持部102は、本体部101のガイドレール103にY方向に直進移動可能に取り付けられ、本体部101のシリンダ104のロッドの先端が連結されることにより、シリンダ104の駆動によりY方向に昇降可能になっている。管材支持部102は、一対の管材支持アーム105を備える。一対の管材支持アーム105は、Y方向に移動して接近又は離間可能であり、管材35の大きさに合わせてアーム間の距離を調整可能である。
以上の構成からなる管材加工装置は、紙管、樹脂管等の巻芯、テープ等の原反の切断動作と、管材の溝切り動作と、残材の割裁動作が可能である。
<管材切断動作>
まず、図12を参照しながら樹脂管からなる管材35を切断する際の、管材加工装置1の動作について説明する。切断する長尺の管材35を図1において右側から切芯6に装着し、左端をチャック5に把持する。管材35が切芯6に取り付けられた後、切芯支持ユニット7のシリンダ99を駆動し、切芯支持アーム100により切芯6の右端を支持する。チャック5に接続されたモータ95を駆動すると、管材35はチャック5と一体に回転する。続いて、架台2のボールねじ13のモータ14を駆動し、切断ブロック3をX方向に移動し、回転刃22を所定の切断開始位置に位置させる。切断ブロック3の電動モータ21を駆動すると、電動モータ21の回転力が出力軸39から第1のベルト49、中間軸48のクラッチ51及びブレーキ52、及び第2のベルト50を介して、回転刃22の回転軸40に伝達され、回転刃22が回転する。回転刃22の回転方向は、管材35の回転方向と同じ方向にする。回転刃22は、旋回機構19及び揺動機構23により、Y,Z面内に姿勢を調整しておく。また、面取ユニット25の面取工具68の切刃70はX方向調整ねじ60により回転刃22のX方向位置と同じ位置に調整しておく。切断ブロック3のモータ38を駆動して、切断ブロック3をY方向に移動し、回転刃22を管材35に向かって送ると、管材35は切断される。
切断ブロック3が、Y方向に所定の距離移動して管材35が切り離される直前に、Y方向の移動を一時停止させる。その後、面取ユニット25のシリンダ63を駆動し、面取ユニット25の面取工具68を下降し、面取工具68の切刃70により管材35の切断部の両側の外周縁を切り込む。これにより、面取工具68の切刃70の両側に位置する切離される側の管材35の切断面と、残る側の管材35の切断面の外周縁が同時に面取りされる。管材35の切断面の面取りを行った後、面取ユニット25のシリンダ63を駆動して、面取ユニット25の面取工具68を上昇させる。続いて切断ブロック3のY方向への移動を再開する。回転刃22が管材35を完全に切断したとき、切芯6は欠円断面形状を有しているので、回転刃22の刃先が切芯6に接触することはない。なお、面取工具68は、面取りを行った後、上昇させることなく、回転刃22とともにY方向に移動して、切断面から逃がすようにしてもよい。この場合、面取工具68の刃先70は切断面の上部に位置しているので、Y方向に移動するにつれて切断面から離れてゆくので、抵抗なく逃げることができる。
回転刃22が管材35に当接した位置から管材35の厚さと同じ距離だけY軸方向に進んだとき、切断ブロック3のY軸方向の移動を停止し、初期位置に後退する。その後、切断ブロック3を所定の幅だけX方向に移動させ、前述した動作で同様に切断を行う。前記動作を繰り返し行うことで、管材35を所定の厚みに切断可能である。
図12では、回転刃22に鋸刃を用いて樹脂管を切断する例を示したが、回転刃22の種類は、管材35の材料によって、適宜選択されるべきである。例えば、紙管の場合は、鋸刃でなくカッタ刃を用いてもよい。また、本実施形態では、回転刃22を回転させて管材35の切断を行ったが、管材35の材料に応じて、クラッチ51及び/又はブレーキ52を使用して、回転刃22を固定状態や回転自在に維持してもよい。例えば、紙管を切断する際には、カッタ刃を回転自在に維持し、最後の数mmでカッタ刃を固定状態に維持する。また、ポリエチレン又はポリプロピレン製の樹脂管を切断する際には、カッタ刃を固定状態に維持し、ABS樹脂製の樹脂管を切断する際には、鋸刃を強制回転させる。ここで、回転刃22を回転自在に維持する場合には、モータ21、クラッチ51及びブレーキ52は、全てオフになっており、回転刃22を固定状態に維持する場合には、モータ21はオフ、クラッチ51及びブレーキ52はオンになっている。また、回転刃22を強制回転させる場合には、モータ21及びクラッチ51をオンにし、ブレーキ52をオフにすればよい。
管材35が紙管の場合、面取工具68に替えて、図13に示すように、ローラ状の押圧工具68aを使用し、切断により外周縁に生じるバリが外周面から突出しないように、切断端面側に押圧する動作を行うが、その動作は図12の面取工具68を使用する場合と同一である。また、原反を切断する際の管材加工装置1の動作は、面取を行わない点を除いて、前述した管材35を切断する際の管材加工装置1の動作と同一である。
<管材溝切り動作>
図14を参照して、管材の溝切りを行う際の管材加工装置1の動作を説明する。まず、梁部材16をY方向に手動で移動させて架台2の前方の所定位置に固定するとともに、処理ブロック4をX方向に手動で移動させて梁部材16のほぼ中央に位置させる。処理ブロック4の溝切ユニット73を取付部材80の支軸の回りに回動させて動作位置に固定する。ここで、溝切ユニット73の切削工具87の側面が切芯6の中心を通るように、処理ブロック4すなわち梁部材16のY方向の固定位置を予め調整しておく。割裁ユニット74は退避位置に維持しておく。続いて、架台2のモータ14を駆動し、切断ブロック3をX方向に移動させて処理ブロック4に接近させ、切断ブロック3の連結バー26を処理ブロック4の連結バー受部77の係合溝部79に係合して、切断ブロック3を処理ブロック4に連結する。これにより、切断ブロック3をX方向に移動させることにより、処理ブロック4は、切断ブロック3と連動してX方向に移動可能となる。
一方、溝切りを行う管材35は、管材切断動作で述べた方法と同様に、切芯6に装着するが、チャック5には把持せずに、切芯6の中間に位置させる。管材35を切芯6に取り付けた後、切芯支持アーム100により切芯6の先端を支持する。その後、切芯6の押圧部98が切芯6から下方に突出することで、切芯6に取り付けられた管材35は下方に押圧され、固定される。
次に、架台2のモータ14を駆動し、切断ブロック3をX方向に移動することで、切断ブロック3に連動して、処理ブロック4は、開始位置までX方向に移動する。ここで、開始位置は、切削部82の切削工具87の先端が管材35の端部のX方向位置X1と一致するか、又は、切削工具87の先端がX1の軸方向外側に位置するように決定する。また、処理ブロック4のモータ78を駆動し、処理ブロック4のスライダ72を開始高さまでY方向に移動させる。ここで、開始高さは、切削工具87の先端が、管材35表面から所望の溝部の深さ分低い高さに位置するように決定する。
そして、この状態で、架台2のモータ14を駆動し、切断ブロック3とともに処理ブロック4を開始位置からX方向に既定の距離L1だけ移動する。ここで、距離L1は、移動終了時点での切削工具87の先端が、管材35の軸方向外側に位置するような距離である必要がある。この移動の間、切削部82の台部86の下面は管材35の外面を長手方向に滑走し、切削工具87は、管材35に当接し、管材35表面にL字形断面の溝を形成しながらX方向に移動する。滑走中、切削部82の台部86又は切削工具87の刃先が、管材35の表面の凹凸によりZ方向の過大な衝撃力を受けた場合、切削部82は、Z方向に微動してダンパ94により衝撃が緩和される。切削工具87の切り屑は台部86の底面の刃口89aから切削工具87に沿って斜め上方に排出される。処理ブロック4が既定の距離L1を移動すると、処理ブロック4のX方向の移動を停止し、処理ブロック4をZ方向に所定位置まで上昇させてから、処理ブロック4を開始位置まで後退させる。
作業を終了するには、切芯支持ユニット7のシリンダ99を駆動し、切芯支持アーム100を切芯支持ユニット7に収容し、切芯6の先端を解放する。その後、押圧部98を切芯6に収容して、切芯6の固定を解除する。これにより、溝部が形成された管材35を切芯6から取り外すことができる。
なお、溝切ユニット73は、切削工具87により管材35の表面に上方から溝を形成するものであるが、溝切ユニット73を図9においてY方向、すなわち紙面に垂直に固定して、切削工具87により管材35の表面に後方から溝を形成するようにしてもよい。また、溝切ユニット73を管材35の前方に設けて、切削工具87により管材35の表面に前方から溝を形成するようにすることもできる。
<残材割裁動作>
図15を参照して残材の割裁処理を行う際の管材加工装置1の動作を説明する。前述した管材溝切り動作と同様に、梁部材16をY方向に手動で移動させて架台2の前方の所定位置に固定するとともに、処理ブロック4をX方向に手動で移動させて梁部材16のほぼ中央に位置させる。処理ブロック4の割裁ユニット74を取付部材80の支軸の回りに回動させて動作位置に固定する。ここで、割裁ユニット74の回転刃97の刃先が切芯6の中心を通るように、処理ブロック4すなわち梁部材16のY方向の固定位置を予め調整しておく。溝切ユニット73は、退避位置に維持しておく。続いて、架台2のモータ14を駆動し、切断ブロック3をX方向に移動させて処理ブロック4に接近させ、切断ブロック3の連結バー26を処理ブロック4の連結バー受部の係合溝部79に係合して、切断ブロック3を処理ブロック4に連結する。これにより、切断ブロック3をX方向に移動させることにより、処理ブロック4は、切断ブロック3と連動してX方向に移動可能となる。
一方、割裁を行う残材である管材35は、管材溝切り動作で述べた方法と同様に、切芯6に装着するが、チャック5には把持せずに、切芯6の中間に位置させる。管材35を切芯6に取り付けた後、切芯支持アーム100により切芯6の先端を支持する。次に、管材支持ユニット8のシリンダ104を駆動して管材支持アーム105を上昇させ、この状態で、管材支持アーム105をX方向に移動させることで、管材35の両端面を左右から押圧し、管材35をX方向に関して拘束する。その後、切芯6の押圧部98を切芯6から下方に突出することで、切芯6に取り付けられた管材35は下方に押圧され、固定される。
次に、架台2のモータ14を駆動し、切断ブロック3をX方向に移動することで、切断ブロック3に連動して、処理ブロック4は、開始位置までX方向に移動する。ここで、開始位置は、回転刃97の最下点が管材35の端部のX方向位置X2と一致するか、又は、回転刃97の最下点がX2の軸方向外側に位置するように決定する。処理ブロック4のモータ78を駆動し、処理ブロック4のスライダ72を開始高さまでY方向に移動する。ここで、開始高さは、回転刃97の最下点が、管材35表面と同じ高さか、又は、管材35表面よりも高い位置にあるように決定する。
そして、この状態で、架台2のモータ14を駆動し、切断ブロック3とともに処理ブロック4を、開始位置からX方向に既定の距離L2だけ移動する。ここで、距離L2は、開始位置から距離L2だけ移動した回転刃97の最下点が、管材35の軸方向外側に位置するような距離である必要がある。この移動の間、回転刃97は、管材35の巻芯35bに巻回されたテープからなる樹脂部35aをX方向に所定深さで切り込み、樹脂部35aを前後に割裁する。X方向の移動が完了した後、処理ブロック4のモータ78を駆動し、処理ブロック4をZ方向に一定距離降下させる。その後、前述した移動方向とは逆方向に距離L2だけX方向に移動し、管材35の樹脂部35aをさらに所定深さで切り込む、このような往復運動を、回転刃97の最下点が巻芯35bに到達するまで繰り返し行なう。これにより、管材35の樹脂部35aは完全に割裁され、巻芯35bから分離して分別廃棄することができる。
作業を終了するには、切芯支持ユニット7のシリンダ99を駆動し、切芯支持アーム100を切芯支持ユニット7に収容し、切芯6の先端を解放する。その後、管材支持ユニット8の管材支持アーム105を管材35の両端面から離間し、下降させることで、管材35の両端の拘束を解除する。さらに、押圧部98を切芯6に収容して、切芯6の固定を解除する。これにより、樹脂部が割裁された管材35を切芯6から取り外すことができる。
なお、割裁ユニット74は、回転刃97により管材35を上方から切り込むものであるが、割裁ユニット74を図9においてY方向、すなわち紙面に垂直に固定して、回転刃97により管材35を後方から切り込むようにしてもよい。また、割裁ユニット74を管材35の前方に設けて、回転刃97により管材35を前方から切り込むようにすることもできる。
本実施形態において、前記管材加工装置は、管材溝切機能、残材割裁機能及び管材切断機能の全てを備えているが、用途に応じて単一の機能のみを備えていてもよい。
前記管材溝切機能のみを有する管材加工装置は、架台2と、架台2に片持ち支持され、X方向に延伸する切芯6と、架台2上に配置され、X,Y,Z方向に移動可能で、切芯6に支持された管材の表面にX方向にL字形断面の溝を形成する溝切ユニット73と、を備える。具体的には、図1の管材加工装置1の切断ブロック3と、処理ブロック4の割裁ユニット74を取り除き、処理ブロック4をX方向に駆動する駆動機構を設ければよい。
前記残材割裁機能のみを有する管材加工装置は、架台2と、架台2に片持ち支持され、X方向に延伸する切芯6と、架台2上に配置され、X,Y,Z方向に移動可能で、切芯6に支持された管材の巻芯に巻かれた樹脂部をX方向に切断して巻芯から分離する割裁ユニット74とを備える。具体的には、図1の管材加工装置1の切断ブロック3と、処理ブロック4の溝切ユニット73を取り除き、処理ブロック4をX方向に駆動する駆動機構を設ければよい。
前記管材切断機能のみを有する管材加工装置は、架台2と、架台2に片持ち支持され、X方向に延伸する切芯6と、切芯6に内側から支持される管材の一端を着脱可能に固定するチャック5と、架台2上に配置され、X,Y方向に移動可能で、切芯6に支持された管材をY方向に切断する回転刃22を有し、管材の外周縁を面取する面取工具68を備える切断ブロック3とを備える。具体的には、図1の管材加工装置1の梁部材16及び処理ブロック4を取り除くだけでよい。
また、本発明の管材加工装置において、溝切ユニット73及び割裁ユニット74は、処理ブロック4に取り付けられているが、切断ブロック3に取り付けて、1つのブロックで切断、溝切及び割裁の処理を行えるようにしてもよい。以下、溝切ユニット73及び割裁ユニット74を有する切断ブロック3を「切断処理ブロック」という。
このような構成の管材加工装置は、架台2と、架台2に片持ち支持され、X方向に延伸する切芯6と、切芯6に内側から支持される管材の一端を着脱可能に固定するチャック5と、架台2上に配置され、X,Y方向に移動可能な図16,17に示す切断処理ブロック106とを備える。
以下、図16及び図17を参照して、切断処理ブロック106を説明する。切断処理ブロック106において、図4に示す切断ブロック3と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は、省略する。切断処理ブロック106は、架台2上をX方向に移動可能なキャリア18と、キャリア18に対して相対的にY方向に摺動可能なスライダ20と、スライダ20上に配置された溝切ユニット107と、スライダ20上に配置された切断・割裁ユニット108とを備える。
溝切ユニット107は、前述の溝切ユニット73と同一の構成を有するため、その詳細な説明は省略する。溝切ユニット107は、取付部材80のX方向に延びる支軸によって回動可能にスライダ20に取り付けられている。そのため、溝切ユニット107は、図16の破線で示す動作位置と、実線で示す退避位置に回動可能である。
切断・割裁ユニット108は、基部109と、基部109に対して回転自在に取り付けられている支持部110と、支持部110に回転自在に取り付けられた丸刃111とを有する。基部109は、取付部材80のX方向に延びる支軸によって回動可能にスライダ20に取り付けられている。そのため、切断・割裁ユニット108は、図16の実線で示す動作位置と、破線で示す退避位置に回動可能である。
支持部110は、軸A回りに回転自在なように基部109内に支持されている。支持部110は、残材を割裁する場合には、図16に示すように、丸刃111がX,Y面に平行、すなわち丸刃111の軸が管材35の軸と直交するような位置(割裁姿勢)で固定される。また、支持部110は、管材を切断する場合には、図17に示すように、丸刃111がY,Z面に平行、すなわち丸刃111の軸が管材35の軸と平行となるような位置(切断姿勢)で固定される。
切断処理ブロック106による溝切動作、割裁動作、及び切断動作は、切断処理ブロック106が、管材35に対してY方向側から接近することで行われる。
また、切断・割裁ユニット108は、丸刃111の回転を制限するための、例えば、ギア112とストッパ113からなる回転ロック機構を有していてもよく、これにより、丸刃111を回転自在状態と固定状態とに切り替えできる。
また、切断・割裁ユニット108は、管材35の切断動作時に切断端面の面取りやバリの押圧を行うために、図8と同様に、面取工具68や押圧工具68aを有する面取ユニット25を、一体に又は別個に備えていてもよい。
本発明は、以上の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で適宜修正や変更をすることができる。例えば、連結部材は、バーに限られるものではなく、ピン又はギアを利用してもよい。
1 管材加工装置
2 架台
3 切断ブロック
4 処理ブロック
5 チャック
6 切芯(管材保持部)
7 切芯支持ユニット
8 管材支持ユニット
16 梁部材
18 キャリア
19 旋回機構
20 スライダ
21 電動モータ
22 回転刃
23 揺動機構
24 動力伝達機構
25 面取ユニット
26 連結バー(係合部)
27 上部板
28 下部板
29 支軸
40 回転軸
41 筒状部材
42 揺動軸
43 回転調節部
47 調整ねじ
54 固定板
55 X方向可動板
56 Z方向可動板
57 面取部
68 面取工具
71 キャリア
72 スライダ
73 溝切ユニット
74 割裁ユニット
77 連結バー受部(係合受部)
81 基部
82 切削部
87 切削工具
88 調整ねじ
94 ダンパ
96 基部
97 回転刃
98 押圧部

Claims (15)

  1. 架台と、
    管材をX方向に保持する管材保持部と、
    前記架台上に配置され、X,Y,Z方向に移動可能で、前記管材保持部に保持された管材の表面をX方向に滑走して管材にX方向にL字形断面の溝を形成する溝切ユニットと、
    を備え、
    前記架台上に配置され、X,Y方向に移動可能で、前記管材保持部に支持された前記管材をY方向に切断する回転刃を有する切断ブロックと、
    前記架台上に配置され、X,Y,Z方向に移動可能で、前記溝切ユニットを有する処理ブロックと、
    前記切断ブロックと前記処理ブロックを連結し、前記処理ブロックを前記切断ブロックのX方向の移動に連動させる連結部材と、
    を備える、管材加工装置。
  2. 前記切断ブロックは、
    前記架台上をX方向に移動可能なキャリアと、
    前記キャリアに対して相対的にY方向に摺動可能なスライダと、
    前記スライダ上に配置された電動モータと、
    前記電動モータの回転を前記回転刃の回転軸に伝達する動力伝達機構と、
    を備える、請求項1に記載の管材加工装置。
  3. 前記切断ブロックは、前記回転刃の送り方向の斜め上にZ方向に移動可能に設けられ、前記管材の切断面の外周を面取りする面取工具を有する面取部を備える請求項2に記載の管材加工装置。
  4. 前記切断ブロックは、前記面取工具に替えて、前記管材の切断によって前記管材の外周縁に生じたバリを押圧する押圧工具を備える、請求項3に記載の管材加工装置。
  5. 前記処理ブロックは、
    前記架台にY方向に移動可能に配置され、X方向に延びる梁部材と、
    前記梁部材にX方向に移動可能に配置されたキャリアと、
    前記キャリアに対して相対的にZ方向に摺動可能なスライダと、を備え、
    前記スライダに前記溝切ユニットが配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の管材加工装置。
  6. 前記溝切ユニットは、
    前記架台上をX,Y,Z方向に移動可能な基部と、
    前記基部に取り付けられ、前記溝を形成するための切削工具を有する切削部とを備え、
    前記切削部は、前記管材の外面を長手方向に滑走する底面を有し、前記切削工具は前記底面に形成された刃口から切刃が突出するように所定の切削角度で取り付けられている、請求項1から5のいずれかに記載の管材加工装置。
  7. 前記処理ブロックは、前記溝切ユニットに替えて、前記管材の巻芯に巻かれた樹脂部をX方向に切断して巻芯から分離する割裁ユニットを備える、請求項1から5のいずれかに記載の管材加工装置。
  8. 前記処理ブロックは、前記溝切ユニットに加えて、前記管材の巻芯に巻かれた樹脂部をX方向に切断して巻芯から分離する割裁ユニットを備える、請求項1から6のいずれかに記載の管材加工装置。
  9. 前記割裁ユニットは、
    前記架台上をX,Y,Z方向に移動可能な基部と、
    前記基部に回転可能に取り付けられている回転刃と
    を備える、請求項7又は8に記載の管材加工装置。
  10. 前記割裁ユニットは、前記回転刃が前記管材に対向する動作位置と、前記回転刃が前記管材に対向しない退避位置とに移動可能であり、
    前記溝切ユニットは、前記切削部が前記管材に対向する動作位置と、前記切削部が前記管材に対向しない退避位置とに移動可能である、請求項6を引用する請求項8を引用する請求項9に記載の管材加工装置。
  11. 架台と、
    管材をX方向に保持する管材保持部と、
    前記架台上に配置され、X,Y,Z方向に移動可能で、前記管材保持部に保持された管材の表面をX方向に滑走して管材にX方向にL字形断面の溝を形成する溝切ユニットと、
    前記管材の巻芯に巻かれた樹脂部をX方向に切断して巻芯から分離する割裁ユニットと、
    前記架台上をX方向に移動可能なキャリアと、前記キャリアに対して相対的にY方向に摺動可能なスライダとを有する切断処理ブロックを備え、
    前記切断処理ブロックに、前記溝切ユニットと前記割裁ユニットとを備えることを特徴とする管材加工装置。
  12. 前記割裁ユニットは、
    前記架台上をX,Y,Z方向に移動可能な基部と、
    前記基部に回転可能に取り付けられている円盤状の回転刃と
    を備える、請求項11に記載の管材加工装置。
  13. 前記回転刃は、前記回転刃の回転軸が前記管材の軸と直交する割裁姿勢と、前記回転刃の回転軸が前記管材の軸と平行である切断姿勢とに切り替え可能であることを特徴とする、請求項12に記載の管材加工装置。
  14. 前記管材保持部は、前記架台に片持ち支持され、X方向に延伸する切芯であり、
    前記切芯に内側から支持される前記管材の一端を着脱可能に固定し回転させるチャックをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の管材加工装置。
  15. 前記回転刃は、前記回転刃の回転をロック可能である回転ロック機構をさらに備えることを特徴とする、請求項14に記載の管材加工装置。
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