JP2015085464A - スライサー - Google Patents
スライサー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015085464A JP2015085464A JP2013227003A JP2013227003A JP2015085464A JP 2015085464 A JP2015085464 A JP 2015085464A JP 2013227003 A JP2013227003 A JP 2013227003A JP 2013227003 A JP2013227003 A JP 2013227003A JP 2015085464 A JP2015085464 A JP 2015085464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- shaft
- pipe
- cutting
- slicer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Abstract
Description
特許文献1で開示されている紙管の切断装置では、切芯が紙管の内径が丁度嵌合する外径と、紙管の全長が収まる長さを有する円軸となり、回転円板に切芯の一方の端部を片持ち状態で固定されている。この固定となる切芯に紙管を外嵌し、紙管の一端を回転装置のチャッキング機構で固持して紙管に回転を与え、回転させた紙管に対して進退動と軸方向への移動が可能となる刃物で紙管を押し切りする。
特許文献2で開示されている紙管芯の締付装置では、ライナーに接着テープの原帯を纏巻した紙管芯を挿通し、回転軸をゆっくり回転させて紙管芯の先端を回転軸のねじ部に嵌合させ、然る後、心押軸枠を移動させてライナーの後端軸孔に心押軸の先端を嵌合した後、エアシリンダー内に送気してピストンを作動せしめ、ピストンロッドの先端を摺動ロッドに圧接し摺動ロッドを前方に摺動させ、摺動ロッドの前端に取付けた作動杆により両端に接するチャックレバーの前端を内側から外方に圧するとチャックレバーの後端は主軸を支点として紙管芯を回転軸に強く押圧することにより、紙管芯は回転軸に固定される。
以下、特許文献1及び2を参照して、従来のスライサーが有する課題について説明する。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。又、各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。よって、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
前記製品の一部ないし全長にわたり、外径を拡大・縮小して、製品内径部を固定する製品固定機構を備えるスライサー(請求項1)。
本項に記載のスライサーは、製品固定機構により長尺の巻物状の製品を固定し、製品切断機構の切断刃により製品を所望の幅で切断し、かつ、ターレット機構により切断し終わった製品と切断前の製品を入れ換えるものである。
前記ターレット機構に回転自在に保持され、前記製品内径部を挿通するカッター保護パイプと、
該カッター保護パイプ内に収容されている複数のパイプ拡張ピン、及び、前記カッター保護パイプを押し広げる方向へと前記パイプ拡張ピンを変位させるピン押し出し軸と、
前記ターレット機構に対して独立して保持されたスライドベアリングケースと、
該スライドベアリングケース内に収容されるボールねじ、該ボールねじに螺合するボールねじナット、前記ボールねじの並進移動に応じて前記スライドベアリングケース内を並進するテーパ軸受けベアリング、及び、該テーパ軸受けベアリングに軸支され前記ピン押し出し軸に当接すると共に、製品の切断時に回転するテーパ軸受け軸と、
前記スライドベアリングケースに保持され、前記ボールねじナットを回転駆動する製品固定モータとを備えているスライサー(請求項2)。
前記パイプ拡張ピンの各々が、前記カッター保護パイプの軸方向断面視で、傾斜面を軸心方向に向けた台形状に形成され、前記ピン押し出し軸には、前記パイプ拡張ピンの傾斜面と対向する円錐面を有する環状突起部が、各組のパイプ拡張ピンと対応する軸方向位置に形成されているスライサー(請求項3)。
本項に記載のスライサーは、カッター保護パイプが弾性を有することで、複数組のパイプ拡張ピンの、カッター保護パイプを内面から押し広げる方向への変位に伴い、カッター保護パイプが弾性変形し、カッター保護パイプの外径が拡大することとなる。一方、カッター保護パイプの拡径状態、即ち、製品固定状態から、製品固定モータを上述とは逆方向へと駆動することにより、ピン押し出し軸が上述と逆の方向へと並進することにより、カッター保護パイプ内に収容されている複数のパイプ拡張ピンが、上述とは逆方向へと並進すると、カッター保護パイプの弾性を利用してパイプ拡張ピンが元位置(収容位置)に戻ることとなる。
製品2の全長における切断が終了した後、切断刃3を切断用モータ10により残余の製品2と接触しない初期位置に後退させ、主軸11の回転を停止させてワークチャック19を残余の製品2から取り外し、ターレット16をターレット旋回モータ18により180度回転させ、新たな製品2’を切断位置に、かつ、残余の製品2を製品抜き差し位置に、設置する(つまり製品2と2’の設置位置を入れ換える)。ここで、軸11’において残余の製品2の抜き取りと新たな製品2の挿入を、いわゆるカセット式に行えるため、後述する製品固定機構6を用いて複数の製品2を切断する作業を連続的に行うことができる。
従って、ピン押し出し軸28の並進により、パイプ拡張ピン30の軸心方向に向けた傾斜面と、ピン押し出し軸28の円錐面を有する環状突起部Sとが摺動し、複数組のパイプ拡張ピン30が、鉛直断面方向においてカッター保護パイプ29を内面から押し広げるように、互いに離れる方向に同時に動作する。
従って、切断刃3が製品2を押し切りするときに加わる製品2への力を、製品2と接触したカッター保護パイプ29が長尺の巻物状の製品2の全長にわたり直接的に受けることができるため、カッター保護パイプ29に対する製品2の位置に、ずれが生じることを防止し、製品2を主軸11(ピン押し出し軸28)に対して、正確に垂直に切断することができる。
3 切断刃 4 製品切断機構
5 ターレット機構 6 製品固定機構
7 ブレーキ装置 8 切断角度調整用モータ
9 切断幅調整用モータ 10 切断用モータ
11 主軸 12 プーリ
13 ベルト 14 主軸回転用モータ
15 受けロール 16 ターレット
17 ターレット軸 18 ターレット旋回モータ
19 ワークチャック 20 製品固定モータ
21 カップリング 22 ベアリング
23 ボールねじナット 24 ボールねじ
25 スライドベアリングケース 26 テーパ軸受けベアリング
27 テーパ軸受け軸 28 ピン押し出し軸
29 カッター保護パイプ 30 パイプ拡張ピン
S 環状突起部
Claims (4)
- 長尺の巻物状の製品を切断刃により所望の幅で切断するための製品切断機構と、切断し終わった製品と切断前の製品を入れ換えるためのターレット機構と、製品を固定するための製品固定機構と、を含むスライサーであって、
前記製品の一部ないし全長にわたり、外径を拡大・縮小して、製品内径部を固定する製品固定機構を備えることを特徴とするスライサー。 - 前記製品固定機構は、
前記ターレット機構に回転自在に保持され、前記製品内径部を挿通するカッター保護パイプと、
該カッター保護パイプ内に収容されている複数のパイプ拡張ピン、及び、前記カッター保護パイプを押し広げる方向へと前記パイプ拡張ピンを変位させるピン押し出し軸と、
前記ターレット機構に対して独立して保持されたスライドベアリングケースと、
該スライドベアリングケース内に収容されるボールねじ、該ボールねじに螺合するボールねじナット、前記ボールねじの並進移動に応じて前記スライドベアリングケース内を並進するテーパ軸受けベアリング、及び、該テーパ軸受けベアリングに軸支され前記ピン押し出し軸に当接すると共に、製品の切断時に回転するテーパ軸受け軸と、
前記スライドベアリングケースに保持され、前記ボールねじナットを回転駆動する製品固定モータとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のスライサー。 - 前記パイプ拡張ピンは、複数個で一組をなし、複数組のパイプ拡張ピンが前記カッター保護パイプ内で同軸上に間隔を空けて並べられており、
前記パイプ拡張ピンの各々が、前記カッター保護パイプの軸方向断面視で、傾斜面を軸心方向に向けた台形状に形成され、前記ピン押し出し軸には、前記パイプ拡張ピンの傾斜面と対向する円錐面を有する環状突起部が、各組のパイプ拡張ピンと対応する軸方向位置に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のスライサー。 - カッター保護パイプは弾性を有することを特徴とする請求項2に記載のスライサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013227003A JP6038002B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | スライサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013227003A JP6038002B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | スライサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015085464A true JP2015085464A (ja) | 2015-05-07 |
JP6038002B2 JP6038002B2 (ja) | 2016-12-07 |
Family
ID=53048816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013227003A Active JP6038002B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | スライサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6038002B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106426342A (zh) * | 2016-08-18 | 2017-02-22 | 无锡飞达纺织印染机械有限公司 | 一种工业除尘器的连接管道用切割机 |
JP2018122372A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | 佐藤鉄工所株式会社 | 管材加工装置 |
CN108527494A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-09-14 | 安徽联科水基材料科技有限公司 | 一种新型的给水排水用塑料管切割设备 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08290389A (ja) * | 1995-04-18 | 1996-11-05 | Nitto Denko Corp | 筒状物の輪切り切断方法及び輪切り切断装置 |
JP2001150385A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-05 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | 管状部材の切断装置 |
JP2002273686A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Ikuta Tekko Kk | 紙管の切断装置 |
JP2007069294A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 保持装置および加工装置 |
-
2013
- 2013-10-31 JP JP2013227003A patent/JP6038002B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08290389A (ja) * | 1995-04-18 | 1996-11-05 | Nitto Denko Corp | 筒状物の輪切り切断方法及び輪切り切断装置 |
JP2001150385A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-05 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | 管状部材の切断装置 |
JP2002273686A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Ikuta Tekko Kk | 紙管の切断装置 |
JP2007069294A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 保持装置および加工装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106426342A (zh) * | 2016-08-18 | 2017-02-22 | 无锡飞达纺织印染机械有限公司 | 一种工业除尘器的连接管道用切割机 |
JP2018122372A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | 佐藤鉄工所株式会社 | 管材加工装置 |
JP6990899B2 (ja) | 2017-01-30 | 2022-01-12 | 佐藤鉄工所株式会社 | 管材加工装置 |
CN108527494A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-09-14 | 安徽联科水基材料科技有限公司 | 一种新型的给水排水用塑料管切割设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6038002B2 (ja) | 2016-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190160544A1 (en) | Portable pipe lathe and method | |
US8960524B2 (en) | Burring apparatus for friction welding machine | |
JP6038002B2 (ja) | スライサー | |
JP2013022694A (ja) | パイプ切断装置 | |
CN105102167A (zh) | 管道加工设备及其操作方法 | |
CN113695665B (zh) | 一种建筑施工用的圆管切边设备 | |
JP2013052470A (ja) | ベルト切断方法および固定治具 | |
JP6480069B1 (ja) | 巻管へのシート状製品の巻取り装置 | |
JP2015112648A (ja) | 両面多軸加工機、及び両面多軸加工機を用いた製造方法 | |
KR20180089013A (ko) | 브로칭 머신 및 이를 포함하는 선반 | |
CN114473020B (zh) | 一种管切割装置 | |
JPH10118720A (ja) | 切断機構付き曲げ加工装置 | |
JP2005212004A (ja) | シールリングの切断合口加工装置 | |
US20200139418A1 (en) | Pipe Grooving Device | |
JP2007152451A (ja) | 旋盤用チャック装置 | |
JP4326674B2 (ja) | 金属製薄板ドラムの切断装置及びその切断方法 | |
JP2008200765A (ja) | 拡管切断装置及び拡管切断方法 | |
JP2017031563A (ja) | 穿孔装置、および切削刃 | |
JP4249648B2 (ja) | 金属製薄板ドラムの切断装置 | |
JP2004291048A (ja) | スピニング成形機 | |
JP2009248326A (ja) | 切断機 | |
CN213033916U (zh) | 一种管材定中夹紧装置 | |
TW434069B (en) | Device for cutting tubing | |
JP2006198085A (ja) | ミシンの布切りメス装置 | |
JP2016043444A (ja) | パイプカッター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150605 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160518 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160704 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160902 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20160916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6038002 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |