JPH10296687A - 合成樹脂管体の切断方法 - Google Patents
合成樹脂管体の切断方法Info
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- JPH10296687A JPH10296687A JP10489297A JP10489297A JPH10296687A JP H10296687 A JPH10296687 A JP H10296687A JP 10489297 A JP10489297 A JP 10489297A JP 10489297 A JP10489297 A JP 10489297A JP H10296687 A JPH10296687 A JP H10296687A
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- cutting
- pipe body
- cut
- press
- synthetic resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】合成樹脂管材の押出製造ラインでの定尺切断を
押切り刃により行う場合、切断端でのカエリを確実に防
止し、合成樹脂管材の挿口端での面取り加工を省略して
TS接合の作業性を向上させると共にその接合部の優れ
た耐漏水性を確保する。 【解決手段】押切り刃1を合成樹脂管体pの周りに回転
させつつ当該管体を切断すると共に押切り刃1とは別体
の押えロ−ル2をその中間を当該管体pの切断線cに位
置させた状態で上記押切り刃1に追従して合成樹脂管体
pの周りに回転させる。
押切り刃により行う場合、切断端でのカエリを確実に防
止し、合成樹脂管材の挿口端での面取り加工を省略して
TS接合の作業性を向上させると共にその接合部の優れ
た耐漏水性を確保する。 【解決手段】押切り刃1を合成樹脂管体pの周りに回転
させつつ当該管体を切断すると共に押切り刃1とは別体
の押えロ−ル2をその中間を当該管体pの切断線cに位
置させた状態で上記押切り刃1に追従して合成樹脂管体
pの周りに回転させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合成樹脂管体の切断
方法に関し、合成樹脂管の押出製造ラインでの定尺切断
に有用なものである。
方法に関し、合成樹脂管の押出製造ラインでの定尺切断
に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】流体輸送等に使用する合成樹脂管材を製
造する場合、押出機で押出した合成樹脂管状物を冷却水
槽で冷却し、更に引取り機で引取り、次いで、定尺切断
器で切断して管材を得ている。この定尺切断には、管
体外径よりも大きな外径の回転ノコ刃を管体より下方に
至るストロ−クで昇降させる方法、一枚のノコ刃を管
体の周りに遊星回転させつつ管体に食い込ませていく方
法、バイトを管体の周りに回転させつつ管体に食い込
ませていく方法、三枚の回転フリ−の円形押切り刃を
管体の周りに回転させつつ管体に食い込ませていく方法
等が公知である。
造する場合、押出機で押出した合成樹脂管状物を冷却水
槽で冷却し、更に引取り機で引取り、次いで、定尺切断
器で切断して管材を得ている。この定尺切断には、管
体外径よりも大きな外径の回転ノコ刃を管体より下方に
至るストロ−クで昇降させる方法、一枚のノコ刃を管
体の周りに遊星回転させつつ管体に食い込ませていく方
法、バイトを管体の周りに回転させつつ管体に食い込
ませていく方法、三枚の回転フリ−の円形押切り刃を
管体の周りに回転させつつ管体に食い込ませていく方法
等が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、及び
の方法では切り粉の発生があり、の方法では、連続
形切り屑の発生があり、何れの切断方法においても、切
り屑の発生による作業環境の悪化や原料利用効率の低下
が避けられない。これらの〜の方法に対し、の方
法では、切り屑の発生を回避できる。しかしながら、こ
のの方法では、図7の(イ)に示すように、切断端で
のカエリiの発生が避けられない。これは、管体切断
中、切断端面が回転押切り刃の側面との接触摩擦で熱軟
化され、その接触圧力で熱軟化樹脂部分がはみ出る結果
である。
の方法では切り粉の発生があり、の方法では、連続
形切り屑の発生があり、何れの切断方法においても、切
り屑の発生による作業環境の悪化や原料利用効率の低下
が避けられない。これらの〜の方法に対し、の方
法では、切り屑の発生を回避できる。しかしながら、こ
のの方法では、図7の(イ)に示すように、切断端で
のカエリiの発生が避けられない。これは、管体切断
中、切断端面が回転押切り刃の側面との接触摩擦で熱軟
化され、その接触圧力で熱軟化樹脂部分がはみ出る結果
である。
【0004】従来では、かかる切断端のカエリのため
に、合成樹脂管材をTS接合(受口内面がテ−パ面の合
成樹脂製スリ−ブに管材挿口を接着剤を介して圧入する
方法)する場合、挿口の先端外面を面取り加工したうえ
でTS接合しているが、合成樹脂管体をカエリの発生な
く切断し得れば、その切断端のままで管材挿口のスリ−
ブ内への圧入を容易に圧入不足なく行い得て、上記の面
取り加工を省略でき、作業の簡易化が可能となる。
に、合成樹脂管材をTS接合(受口内面がテ−パ面の合
成樹脂製スリ−ブに管材挿口を接着剤を介して圧入する
方法)する場合、挿口の先端外面を面取り加工したうえ
でTS接合しているが、合成樹脂管体をカエリの発生な
く切断し得れば、その切断端のままで管材挿口のスリ−
ブ内への圧入を容易に圧入不足なく行い得て、上記の面
取り加工を省略でき、作業の簡易化が可能となる。
【0005】そこで、本発明者等は、図7の(ロ)に示
すように、円形押切り刃1’の両側に、テ−パ外面の補
助雄ブロック21’と補助雌ブロック22’とを配し、
両者の螺結により押切り刃1’とこれらの補助ブロック
21’,22’とを一体化し、図7の(ロ)に示すよう
に、各補助ブロック21’,22’で切断縁端外周面を
押さえるようにして上記のカエリを抑えることを試み
た。
すように、円形押切り刃1’の両側に、テ−パ外面の補
助雄ブロック21’と補助雌ブロック22’とを配し、
両者の螺結により押切り刃1’とこれらの補助ブロック
21’,22’とを一体化し、図7の(ロ)に示すよう
に、各補助ブロック21’,22’で切断縁端外周面を
押さえるようにして上記のカエリを抑えることを試み
た。
【0006】図7の(ハ)は、その場合の切断端の形状
を示し、予想外にも、カエリi’が、その大きさは小さ
いが依然として発生している。かかる予想外の結果は、
図7の(ロ)において、押切り刃1’と補助ブロック2
1’(22’)との境界での樹脂圧が、押切り刃1’に
よる樹脂の押し退けのために高く、押切り刃と補助ブロ
ックとの界面23’が緊圧されているにもかかわらず、
樹脂がその高い圧力のためにその界面を押し広げて侵入
する結果であることが、マイクロスコ−プによる観察で
明らかになった。
を示し、予想外にも、カエリi’が、その大きさは小さ
いが依然として発生している。かかる予想外の結果は、
図7の(ロ)において、押切り刃1’と補助ブロック2
1’(22’)との境界での樹脂圧が、押切り刃1’に
よる樹脂の押し退けのために高く、押切り刃と補助ブロ
ックとの界面23’が緊圧されているにもかかわらず、
樹脂がその高い圧力のためにその界面を押し広げて侵入
する結果であることが、マイクロスコ−プによる観察で
明らかになった。
【0007】本発明の目的は、合成樹脂管材の押出製造
ラインでの定尺切断を押切り刃により行う場合、切断端
でのカエリを確実に防止し、合成樹脂管材の挿口端での
面取り加工を省略してTS接合の作業性を向上させると
共にその接合部の優れた耐漏水性を確保することにあ
る。
ラインでの定尺切断を押切り刃により行う場合、切断端
でのカエリを確実に防止し、合成樹脂管材の挿口端での
面取り加工を省略してTS接合の作業性を向上させると
共にその接合部の優れた耐漏水性を確保することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る合成樹脂管
体の切断方法は、押切り刃を合成樹脂管体の周りに回転
させつつ当該管体を切断すると共に押切り刃とは別体の
押えロ−ルを当該管体の切断線に位置させた状態で上記
押切り刃に追従して合成樹脂管体の周りに回転させるこ
とを特徴とする構成である。
体の切断方法は、押切り刃を合成樹脂管体の周りに回転
させつつ当該管体を切断すると共に押切り刃とは別体の
押えロ−ルを当該管体の切断線に位置させた状態で上記
押切り刃に追従して合成樹脂管体の周りに回転させるこ
とを特徴とする構成である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る合
成樹脂管体の切断方法を示す図面である。図1におい
て、pは合成樹脂管体を示している。1は補助ブロック
付の円形押切り刃を、2は押えロ−ルを示し、それぞれ
回転フリ−である。
実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る合
成樹脂管体の切断方法を示す図面である。図1におい
て、pは合成樹脂管体を示している。1は補助ブロック
付の円形押切り刃を、2は押えロ−ルを示し、それぞれ
回転フリ−である。
【0010】本発明により管体pを切断するには、押切
り刃1を管体pの周りに回転させながら管体pに食い込
ませ、管体pとの摩擦により回転させつつ管体pを切断
していくと共に押えロ−ル2を押切り刃1に追従移動さ
せて切断線cの両側縁端外面を押えロ−ル2で押えて行
く。図1において、押えロ−ル2は算盤玉型としてあ
り、外面中央21を切断線cに位置させるようにセット
してある。
り刃1を管体pの周りに回転させながら管体pに食い込
ませ、管体pとの摩擦により回転させつつ管体pを切断
していくと共に押えロ−ル2を押切り刃1に追従移動さ
せて切断線cの両側縁端外面を押えロ−ル2で押えて行
く。図1において、押えロ−ル2は算盤玉型としてあ
り、外面中央21を切断線cに位置させるようにセット
してある。
【0011】図2の(イ)は、本発明に係る切断方法で
の押切り刃1による切断状態を示し、回転中の押切り刃
1の両側面が管切断面に摩擦接触され、その摩擦接触面
の樹脂が摩擦熱で熱軟化されるために、その熱軟化され
た樹脂が摩擦圧力により図2の(イ)の矢印方向にはみ
出ようする。図2の(ロ)は、同上切断方法での押えロ
−ル2による切断線の両側縁端外面の押え状態を示し、
図2の(イ)の矢印で示す樹脂のはみ出しが押えロ−ル
2で押え込まれ、カエリの発生が防止される。
の押切り刃1による切断状態を示し、回転中の押切り刃
1の両側面が管切断面に摩擦接触され、その摩擦接触面
の樹脂が摩擦熱で熱軟化されるために、その熱軟化され
た樹脂が摩擦圧力により図2の(イ)の矢印方向にはみ
出ようする。図2の(ロ)は、同上切断方法での押えロ
−ル2による切断線の両側縁端外面の押え状態を示し、
図2の(イ)の矢印で示す樹脂のはみ出しが押えロ−ル
2で押え込まれ、カエリの発生が防止される。
【0012】本発明に係る切断方法においては、上記の
図2の(イ)で示す切断に追従して図2の(ロ)に示す
押えロ−ル2によるカエリの押し込みが行われていくか
ら、切断端のカエリをよく防止して合成樹脂管体を切断
できる。上記押えロ−ル2には、上記の算盤玉型の外、
太鼓型、タイヤ形、球型、楕円玉型等も使用でき、押え
ロ−ルの材質としては、合成樹脂よりも充分に高度が大
で、変形し難いもの、例えば、SC鋼、SUS鋼等が使
用される。
図2の(イ)で示す切断に追従して図2の(ロ)に示す
押えロ−ル2によるカエリの押し込みが行われていくか
ら、切断端のカエリをよく防止して合成樹脂管体を切断
できる。上記押えロ−ル2には、上記の算盤玉型の外、
太鼓型、タイヤ形、球型、楕円玉型等も使用でき、押え
ロ−ルの材質としては、合成樹脂よりも充分に高度が大
で、変形し難いもの、例えば、SC鋼、SUS鋼等が使
用される。
【0013】上記の実施例では、押えロ−ルを二個使用
して押切り力に対し被切断管を支持しているが、押切り
刃を二個以上使用して、押切り力に対し被切断管を支持
することもできる。押切り刃と押えロ−ルとの合計個数
は、被切断管を3点支持できるように少なくとも三個が
必要であり、必要に応じ4個以上とすることもできる。
押切り刃を二個以上使用する場合は、刃先が同一切断面
上に位置させるようにセットされる。
して押切り力に対し被切断管を支持しているが、押切り
刃を二個以上使用して、押切り力に対し被切断管を支持
することもできる。押切り刃と押えロ−ルとの合計個数
は、被切断管を3点支持できるように少なくとも三個が
必要であり、必要に応じ4個以上とすることもできる。
押切り刃を二個以上使用する場合は、刃先が同一切断面
上に位置させるようにセットされる。
【0014】上記の押切り刃1には、補助ブロック無し
の円板形押切り刃を使用してもよい。図3は本発明にお
いて使用する切断器の一例を示している。図3の(イ)
は、その切断器の側面図を示し、管体通過孔を有する円
板の外周に歯を設けた大径ドラム11と小径ドラム12
とをそれぞれ回転自在に支持し、これらのドラム11,
12に駆動歯車13を噛合してある。図3の(ロ)は同
じく左側面図を示し、大径ドラム11の側面に、図4に
示す中間にガイドピン141をセットしたア−ム14を
3本、ドラム中心と同心の正三角形配置でア−ム14の
後端142において回転自在にピン支し、一のア−ム1
4の先端に押切り刃1を回転フリ−で軸支し、他の二本
のア−ム14,14の先端に押えロ−ル2,2を回転フ
リ−で軸支してある。図3の(ハ)は同じく右側面図を
示し、小径ドラム12に上記三本のア−ム14のガイド
ピン141に対するガイド溝15を穿設してある。
の円板形押切り刃を使用してもよい。図3は本発明にお
いて使用する切断器の一例を示している。図3の(イ)
は、その切断器の側面図を示し、管体通過孔を有する円
板の外周に歯を設けた大径ドラム11と小径ドラム12
とをそれぞれ回転自在に支持し、これらのドラム11,
12に駆動歯車13を噛合してある。図3の(ロ)は同
じく左側面図を示し、大径ドラム11の側面に、図4に
示す中間にガイドピン141をセットしたア−ム14を
3本、ドラム中心と同心の正三角形配置でア−ム14の
後端142において回転自在にピン支し、一のア−ム1
4の先端に押切り刃1を回転フリ−で軸支し、他の二本
のア−ム14,14の先端に押えロ−ル2,2を回転フ
リ−で軸支してある。図3の(ハ)は同じく右側面図を
示し、小径ドラム12に上記三本のア−ム14のガイド
ピン141に対するガイド溝15を穿設してある。
【0015】図3において、駆動歯車13の小径側半径
をr、大径側半径をr(1+α)、小径ドラム12の半
径をRとすれば、大径ドラム11の回転速度xと小径ド
ラム12の回転速度yとの比y/xは、 y/x=(1+rα/R)(1+α) で与えられる。
をr、大径側半径をr(1+α)、小径ドラム12の半
径をRとすれば、大径ドラム11の回転速度xと小径ド
ラム12の回転速度yとの比y/xは、 y/x=(1+rα/R)(1+α) で与えられる。
【0016】而して、駆動歯車13による駆動で小径ド
ラム12を大径ドラム11よりも速く回転させることが
でき〔回転方向は、図3の(ハ)の矢印方向とする〕、
各ア−ム14のガイドピン141の位置をガイド溝15
の外側端から内側端に向け移動させて、押切り刃1及び
押えロ−ル2を図5の左に示す位置から図5の右に示す
位置に移動させ得る。従って、図5の右に示す位置の押
切り刃1と押えロ−ル2,2の内郭円を合成樹脂管の内
周円より内側にすることにより、合成樹脂管体の切断が
可能となる。
ラム12を大径ドラム11よりも速く回転させることが
でき〔回転方向は、図3の(ハ)の矢印方向とする〕、
各ア−ム14のガイドピン141の位置をガイド溝15
の外側端から内側端に向け移動させて、押切り刃1及び
押えロ−ル2を図5の左に示す位置から図5の右に示す
位置に移動させ得る。従って、図5の右に示す位置の押
切り刃1と押えロ−ル2,2の内郭円を合成樹脂管の内
周円より内側にすることにより、合成樹脂管体の切断が
可能となる。
【0017】図6は合成樹脂管の押出製造ラインを示
し、定尺切断工程に本発明に係る切断方法を用いてい
る。図6において、31は押出機を、32は冷却水槽
を、33は引取り機を、Aは定尺切断機を示し、定尺切
断機4には、前記の図3に示したドラム式カッタ−aを
移動台b上に載設したものを使用してある。
し、定尺切断工程に本発明に係る切断方法を用いてい
る。図6において、31は押出機を、32は冷却水槽
を、33は引取り機を、Aは定尺切断機を示し、定尺切
断機4には、前記の図3に示したドラム式カッタ−aを
移動台b上に載設したものを使用してある。
【0018】図6において、定尺切断長さをLとする
と、位置センサ−34の下流側に距離Lを隔てた位置e
をスタ−ト位置(刃1の位置がeに一致する位置)とし
て定尺切断機Aを配置し、管体先端p’が上記位置セン
サ−の位置に達すると、定尺切断機Aを管体pと同調走
行させ、この走行中に、図3に基づき説明した本発明に
係る切断方法で管体pを切断させ、この切断を位置セン
サ−34よりも下流側で終了させ、先行の切断管を早送
りロ−ラ35で早送りし、次ぎ後続管の先端が位置セン
サ−に達する前に定尺切断機をスタ−ト位置に復帰さ
せ、後続管先端が上記位置センサ−の位置に達すると、
以後は、上記の繰り返えしで、管体を長さLで定尺切断
させていく。
と、位置センサ−34の下流側に距離Lを隔てた位置e
をスタ−ト位置(刃1の位置がeに一致する位置)とし
て定尺切断機Aを配置し、管体先端p’が上記位置セン
サ−の位置に達すると、定尺切断機Aを管体pと同調走
行させ、この走行中に、図3に基づき説明した本発明に
係る切断方法で管体pを切断させ、この切断を位置セン
サ−34よりも下流側で終了させ、先行の切断管を早送
りロ−ラ35で早送りし、次ぎ後続管の先端が位置セン
サ−に達する前に定尺切断機をスタ−ト位置に復帰さ
せ、後続管先端が上記位置センサ−の位置に達すると、
以後は、上記の繰り返えしで、管体を長さLで定尺切断
させていく。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る合成樹脂管体の切断方法に
よれば、管体を切断端でのカエリを防止して押切り切断
できる。従って、合成樹脂管の押出製造ラインの定尺切
断を切断端でのカエリの発生無く安定的に行い得、この
定尺切断管材をその切断端のままでTS接合しても、圧
入不足なく容易にTS接合でき、面取り加工を省略して
TS接合作業の能率を向上できると共に優れた耐漏水性
を保証できる。
よれば、管体を切断端でのカエリを防止して押切り切断
できる。従って、合成樹脂管の押出製造ラインの定尺切
断を切断端でのカエリの発生無く安定的に行い得、この
定尺切断管材をその切断端のままでTS接合しても、圧
入不足なく容易にTS接合でき、面取り加工を省略して
TS接合作業の能率を向上できると共に優れた耐漏水性
を保証できる。
【図1】本発明に係る合成樹脂管体の切断方法の実施例
を示す図面である。
を示す図面である。
【図2】本発明に係る合成樹脂管体の切断方法における
切断途中の状態を示す図面である。
切断途中の状態を示す図面である。
【図3】本発明に係る合成樹脂管体の切断方法において
使用されるドラム式カッタ−を示す図面である。
使用されるドラム式カッタ−を示す図面である。
【図4】図3のドラム式カッタ−におけるア−ム部材を
示す図面である。
示す図面である。
【図5】図3のドラム式カッタ−の作動状態を示す図面
である。
である。
【図6】本発明により定尺切断を行う合成樹脂管の押出
製造ラインを示す図面である。
製造ラインを示す図面である。
【図7】従来例を示す図面である。
1 押切り刃 2 押えロ−ル p 合成樹脂管体
Claims (1)
- 【請求項1】押切り刃を合成樹脂管体の周りに回転させ
つつ当該管体を切断すると共に、押切り刃とは別体の押
えロ−ルを当該管体の切断線に位置させた状態で上記押
切り刃に追従して合成樹脂管体の周りに回転させること
を特徴とする合成樹脂管体の切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10489297A JPH10296687A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 合成樹脂管体の切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10489297A JPH10296687A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 合成樹脂管体の切断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10296687A true JPH10296687A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14392822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10489297A Pending JPH10296687A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 合成樹脂管体の切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10296687A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160120715A (ko) | 2014-02-10 | 2016-10-18 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 주사기 배럴의 제조 방법 |
JP2018122372A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | 佐藤鉄工所株式会社 | 管材加工装置 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10489297A patent/JPH10296687A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160120715A (ko) | 2014-02-10 | 2016-10-18 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 주사기 배럴의 제조 방법 |
US10220150B2 (en) | 2014-02-10 | 2019-03-05 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Manufacturing method of syringe barrel |
JP2018122372A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | 佐藤鉄工所株式会社 | 管材加工装置 |
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