JP6988921B2 - 端子 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、端子に関する。
従来、雄端子に接続される雌端子として、特開2015−219977号公報(下記特許文献1)に記載の雌端子が知られている。この雌端子は、複数の周壁によって筒状に構成された角筒部と、角筒部の内部において前後方向に延出された弾性片とを備えている。雄端子は、弾性片とこれに対向する周壁との間に挟持されることで雌端子と導通可能に接続される。この雌端子は、一枚の金属板材をプレス加工することによって形成されている。金属板材の材料としては、雄端子に対する接触圧を適正に確保するのに必要とされるバネ性と、雄端子との電気的接続に必要とされる導通性との双方を兼ね備えたものが用いられている。
特開2015−219977号公報
しかしながら、バネ性と導通性との双方を兼ね備えた金属板材は高価なものになりやすく、材料費の低減が困難である。また、さらなる大電流化に伴って金属板材の板厚が大きくなっていくと剛性が高くなるため、角筒部自体の形成が困難になるとともに、角筒部を構成する各周壁がそれぞれ大型化することで角筒部全体が極めて大型化することになる。その上、金属板材の剛性があまりに高くなると、弾性片に必要とされるバネ性が失われることになる。
本明細書によって開示される端子は、金属材で構成され板状に形成された導通部であって、相手端子と導通可能に接続される接点部が設けられた導通部と、前記導通部よりも薄肉でかつ弾性変形可能に形成されたバネ部であって、前記導通部に取り付けられた取付部、および前記取付部から片持ち状をなして延出され前記導通部に対して相対変位可能とされた弾性部が設けられたバネ部と、を備えた端子であって、前記相手端子は、前記弾性部に押さえられることによって前記接点部に弾性的に接触した状態に保持される構成とした。
このような構成によると、バネ部に必要とされる性能としてバネ性を備えればよく、導通性を備える必要がないから、安価な金属材によってバネ部を構成することができ、材料費の低減が可能になる。また、大電流化に伴って導通部の板厚が大きくなったとしても、導通部を形成するにあたり曲げ加工等の必要がないため、導通部の形成が困難になることはない。さらに、導通部は角筒状とされておらず板状とされているため、導通部は板厚の増加分だけ大型化するにすぎない。その上、バネ部が導通部と別体であるため、導通部の板厚が大きくなってもバネ部のバネ性に影響を与えることはない。
本明細書によって開示される端子は、以下の構成としてもよい。
前記取付部は、前記導通部の両側縁部を挟持する一対の挟持部と、前記一対の挟持部を連結する連結部とを有する構成としてもよい。
このような構成によると、導通部の両側縁部を一対の挟持部によって挟持することでバネ部を導通部に取り付けることができる。
前記弾性部は、前記連結部の前縁から片持ち状に前方に延出され、前記導通部から離れた後、前記導通部に近づくように屈曲した形態とされている構成としてもよい。
このような構成によると、弾性部を平板状に形成する場合に比べて、弾性部のバネ性を良好に保つことができる。
前記バネ部を内部に収容する箱部を備えた構成としてもよい。
このような構成によると、バネ部を箱部によって保護することができる。
前記バネ部は前記箱部と一体に形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、箱部を導通部に取り付けるだけでよく、別途バネ部を導通部に取り付ける必要がない。
本明細書によって開示される端子によれば、材料費を低減しつつ、大型化することなく大電流化に対応することができる。
実施形態1における端子と相手端子が接続した状態を示す斜視図 端子と相手端子の接続前状態を示す斜視図 端子と相手端子の接続前状態を示す側面図 端子と相手端子が接続した状態を示す側面図 端子と相手端子が接続した状態を示す正面図 バネ部を導通部に取り付ける前の状態を示す斜視図 導通部の平面図 バネ部の正面図 実施形態2における端子と相手端子が接続した状態を示す斜視図 端子と相手端子の接続前状態を示す斜視図 図10における端子の内部構造を破線で示す斜視図 端子と相手端子の接続前状態を示す平面図 図12におけるA−A線断面図 端子と相手端子が接続した状態を示す平面図 図14におけるB−B線断面図 端子と相手端子が接続した状態を示す正面図 箱部の斜視図 箱部の正面図 実施形態3における端子と相手端子が接続した状態を示す斜視図 端子と相手端子の接続前状態を示す斜視図 図20における端子の内部構造を破線で示す斜視図 端子と相手端子が接続した状態を示す正面図 端子と相手端子の接続前状態を示す平面図 図23におけるC−C線断面図 端子と相手端子が接続した状態を示す平面図 図25におけるD−D線断面図 端子の平面図 図27におけるE−E線断面図 箱部の平面図 図29におけるF−F線断面図 導通部の平面図
<実施形態1>
実施形態1を図1から図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態の端子10は、図1に示すように、平タブ状の相手端子1と接続可能とされている。相手端子1は導電性の金属材で構成され、平板状に形成されている。図2に示すように、相手端子1は、端子10に接続される端子接続部2と、図示しない電線に接続される電線接続部3とを備えて構成されている。端子接続部の先端にはテーパ形状の誘い込み部4が設けられている。
端子10は、図2に示すように、前後方向に長い平板状の導通部20と、導通部20とは別体のバネ部40とを備えて構成されている。導通部20は導電性の金属材(例えば銅や銅合金等)で構成され、平板状に形成されている。バネ部40は非導電性材料、又は導電率の低い金属材(例えばステンレス鋼等)で構成され、導通部20よりも薄肉でかつ弾性変形可能に形成されている。
導通部20は、前側から順に、相手端子1に接続される端子接続部21と、バネ部40等が取り付けられる被取付部22と、図示しない電線が接続される電線接続部23とを備えて構成されている。
端子接続部21の前端にはテーパ形状の誘い込み部24が設けられている。また、端子接続部21の上面には複数の接点部25が設けられている。接点部25は断面円弧状をなして上方に突出した突起とされている。本実施形態では左右に2列で前後に2段が並んで合計4つの接点部25が端子接続部21に設けられている。各接点部25の導通部20の上面からの高さは同一とされている。
被取付部22は、図7に示すように、複数の突片26、27、28を備えている。一番前に位置する左右一対の第1突片26は、前方に向かうほど被取付部22の両側縁に近づく前面26Aと、被取付部22の両側縁に対して直交する後面26Bとを備えている。前から二番目に位置する左右一対の第2突片27は、被取付部22の両側縁に対して直交する前面27Aおよび後面27Bを備えている。前から三番目に位置する左右一対の第3突片28は、被取付部22の両側縁に対して直交する前面28Aと、後方に向かうほど被取付部22の両側縁に近づく後面28Bとを備えている。
バネ部40は、図6に示すように、導通部20の被取付部22に取り付けられる取付部41と、取付部41の前縁から片持ち状をなして前方に延出された弾性部42とを備えて構成されている。
取付部41は、図8に示すように、左右一対の挟持部41Aと、左右一対の挟持部41Aを連結する連結部41Bとを備えている。挟持部41Aは、連結部41Bの側縁から下方に延出した後、内側に向きを変えて延出し連結部41Bの下面と対向する配置とされている。
弾性部42は、図3に示すように、取付部41の前縁を基端部42Aとして上方に立ち上げられた後、前方に向けて円弧状に延出され、頂点部42Bから前方に向けて直線状に延出されて端子接続部21に近づき、自由端部42Cにおいてやや上方に折り返された形状とされている。バネ部40が導通部20に取り付けられた状態では、弾性部42は、連結部41Bの前縁から片持ち状に前方に延出され、導通部20から離れた後、導通部20に近づくように屈曲した形態とされている。弾性部42が全体的に弾性変形することにより、自由端部42Cは導通部20に対して相対変位可能とされている。
バネ部40を導通部20に取り付けるには、図2に示すように、バネ部40の取付部41の一対の挟持部41Aを導通部20の被取付部22の第2突片27と第3突片28との間に装着する。被取付部22の側縁は取付部41によって上方から囲われ、挟持部41Aによって側方および下方から囲われることで、取付部41および挟持部41Aによって三方から囲われた状態となる。これにより、バネ部40の取付部41が導通部20の被取付部22に装着される。また、挟持部41Aは、第2突片27の後面27Bによって前方への移動が抑制され、第3突片28の前面28Aによって後方への移動が抑制される。
図3に示すように、バネ部40が導通部20に正規に取り付けられて端子10が完成した状態では接点部25から弾性部42の最下部に位置する接圧付与部43までの高さが相手端子1の板厚よりも小さいものとされている。このため、図4に示すように、相手端子1を弾性部42の接圧付与部43と端子接続部21の接点部25との間に挿入すると、バネ部40全体が撓んで相手端子1が接圧付与部43に押さえられることによって相手端子1が端子接続部21の接点部25に弾性的に接触する。これにより、相手端子1の端子接続部2と端子10の端子接続部21との間に十分な接触圧が発生し、相手端子1と端子10が電気的に接続される。バネ部40は非導電性材料、又は導電率の低い金属材で構成されているため、相手端子1からの電流は導通部20に流れることになる。
図4および図5に示すように、相手端子1の端子接続部2は、端子10の複数の接点部25に同時に接触しているため、各接点部25で発生する接触抵抗を下げることができ、より大電流化に対応することができる。また、大電流化に伴って相手端子1の板厚が大きくなると、端子10の導通部20の板厚も大きくなることが予想される。この場合、導通部20の板厚を大きくするだけでよいから、端子10の形成が困難になることはない。すなわち、導通部20を形成するのに曲げ加工等を行う必要がなく打ち抜き加工だけで形成することができる。
また、バネ部と導通部が一体に形成されている端子では導通部の板厚が大きくなるにつれてバネ部の板厚も大きくなるため、バネ部の剛性が大きくなりバネ性が失われることになる。その点、本実施形態の端子10ではバネ部40が導通部20と別体で構成されているため、導通部の板厚が大きくなってもバネ部40の板厚を一定に保つことができ、バネ性が失われることはない。
以上のように本実施形態では、バネ部40に必要とされる性能としてバネ性を備えればよく、導通性を備える必要がないから、安価な金属材によってバネ部40を構成することができ、材料費の低減が可能になる。また、大電流化に伴って導通部20の板厚が大きくなったとしても、導通部20を形成するにあたり曲げ加工等の必要がないため、導通部20の形成が困難になることはない。さらに、導通部20は角筒状とされておらず板状とされているため、導通部20は板厚の増加分だけ大型化するにすぎない。その上、バネ部40が導通部20と別体であるため、導通部20の板厚が大きくなってもバネ部40のバネ性に影響を与えることはない。
取付部41は、導通部20の両側縁部を挟持する一対の挟持部41Aと、一対の挟持部41Aを連結する連結部41Bとを有する構成としてもよい。
このような構成によると、導通部20の両側縁部を一対の挟持部41Aによって挟持することでバネ部40を導通部20に取り付けることができる。
弾性部42は、連結部41Bの前縁から片持ち状に前方に延出され、導通部20から離れた後、導通部20に近づくように屈曲した形態とされている構成としてもよい。
このような構成によると、弾性部42を平板状に形成する場合に比べて、弾性部42のバネ性を良好に保つことができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図9から図18の図面を参照しながら説明する。本実施形態の端子110は、図9から図11に示すように、実施形態1の端子10に箱部30を追加したものである。箱部30はバネ部40と同じ金属材で構成されている。箱部30は角筒状をなし、端子110を図示しないハウジングのキャビティに挿入する際にバネ部40の弾性部42を覆って保護することによりキャビティの内壁によって弾性部42に傷が付くことを防ぐ役割を果たすものである。
箱部30は、図18に示すように、底壁31と、底壁31の両側縁から対向状態で立ち上がる左右一対の側壁32と、図示左側の側壁32の上縁から図示右側の側壁32の上縁に向けて右方に延びる天井壁33と、図示右側の側壁32の上縁から天井壁33の上面に沿って左方に延びる開き防止壁34とを有している。開き防止壁34によって天井壁33の右端部が上方に開くことを防止している。
図17に示すように、天井壁33の前縁には誤挿入防止壁35が設けられている。誤挿入防止壁35は、天井壁33の前縁から下方に延びる形態をなしている。図13に示すように、誤挿入防止壁35の下端位置は、弾性部42の自由端部42Cの先端位置とほぼ同じ高さとされている。これにより、相手端子1が誤って弾性部42と天井壁33の間に進入することが防止されている。
箱部30の側壁32は、前側に配された第1上側押さえ片32Aと、その後方に配された第2上側押さえ片32Bと、その後方に配された下側押さえ片32Cとを備えている。第1上側押さえ片32Aと第2上側押さえ片32Bは、側壁32の一部を切り起こすことで形成されており、各押さえ片32A、32Bの上側には切り起こし孔が形成されている。また、下側押さえ片32Cは、底壁31と同じ高さ位置に形成されており、下側押さえ片32Cの前側には、箱部30を導通部20に組み付ける際に第1突片26を逃がす切り欠き32Dが形成されている。
切り欠き32Dは、弾性部42の下方に位置し、弾性部42を側方に露出させない位置に配されている。第1突片26が切り欠き32Dに嵌まると、下側押さえ片32Cが第1突片26と第2突片27の間に装着される。下側押さえ片32Cは、第1突片26の後面26Bによって前方への移動が抑制され、第2突片27の前面27Aによって後方への移動が抑制されている。
第1上側押さえ片32Aと第2上側押さえ片32Bは端子接続部21の側縁における上面に接触し、下側押さえ片32Cは被取付部22の側縁における下面に接触している。これにより、箱部30の底壁31の上面が導通部20の下面に接触した状態に保持され、箱部30が導通部20に対して上下方向に移動することが抑制されている。
図15に示すように、相手端子1を端子110に接続すると、接圧付与部43が端子接続部2の上面に乗り上げた状態となり、弾性部42の全体が撓んだ状態になるものの、頂点部42Bと自由端部42Cは天井壁33に接触しないものとされている。相手端子1は、弾性部42の接圧付与部43に押さえられることによって接点部25に弾性的に接触した状態に保持される。
以上のように本実施形態では、バネ部40を内部に収容する箱部30を備えた構成としたから、バネ部40を箱部30によって保護することができる。
<実施形態3>
次に、実施形態3を図19から図31の図面を参照しながら説明する。本実施形態の端子210は、実施形態2における箱部30とバネ部40が一体で構成されている点で実施形態2と相違している。また、本実施形態の導通部220は、図31に示すように、実施形態1の導通部20から一対の第1突片26をなくした構成とされている点でも実施形態2と相違している。なお、実施形態1と同じ構成については、実施形態1の符号の数字部分に200を足した符号を用いるものとし、重複する構成の説明を省略するものとする。
本実施形態の箱部230は、図22に示すように、底壁231と、左右一対の側壁232と、天井壁233とを備えているものの、開き防止壁34に相当する部材を備えていない。また、底壁231は、左右方向の中央で2つに分割されている。また、側壁232は、上側押さえ片32A、32Bに相当する部材と下側押さえ片32Cに相当する部材とを備えていない。このため、側壁232に切り起こし孔は形成されておらず、箱部230は実施形態2の箱部30よりも剛性が高くなっている。
図24に示すように、天井壁232の前縁には、誤挿入防止壁235が設けられている。一方、天井壁232の後縁には、下方に延びる後壁236が設けられており、後壁236の下縁には、前方に延びる水平壁237が設けられている。この水平壁237の前端を基端部242Aとして片持ち状に前方に延びる弾性部242が設けられている。
弾性部242は、基端部242Aから上方に立ち上げられた後、前方に向けて円弧状に延出され、頂点部242Bから前方に向けて直線状に延出されて端子接続部221に近づき、自由端部242Cにおいてやや上方に折り返された形状とされている。バネ部240は、導通部220から離れた後、導通部220に近づくように屈曲した形態とされている。弾性部242が全体的に弾性変形することにより、自由端部242Cは導通部220に対して相対変位可能とされている。
図21に示すように、水平壁237の両側縁には左右一対の挟持部238が設けられている。挟持部238は、水平壁237の一方の側縁から下方に延びた後、被取付部222の下面に沿って他方の側面に向けて内側に延びる形態とされている。
箱部250を導通部220に取り付けるには、図21に示すように、水平壁237の挟持部238を被取付部222の第2突片227と第3突片228との間に装着する。被取付部222の側縁は水平壁237によって上方から囲われ、挟持部238によって側方および下方から囲われることで、水平壁237および挟持部238によって三方から囲われた状態となる。これにより、箱部250が導通部220の被取付部222に装着される。また、挟持部238は、第2突片227の後面227Bによって前方への移動が抑制され、第3突片228の前面228Aによって後方への移動が抑制される。
図26に示すように、相手端子1を端子210に接続すると、接圧付与部243が端子接続部2の上面に乗り上げた状態となり、弾性部242の全体が撓んだ状態になるものの、頂点部242Bと自由端部242Cは天井壁233に接触しないものとされている。相手端子1は、弾性部242の接圧付与部243に押さえられることによって接点部225に弾性的に接触した状態に保持される。
以上のように本実施形態では、バネ部240は箱部250と一体に形成されている構成としたから、箱部250を導通部220に取り付けるだけでよく、別途バネ部を導通部に取り付ける必要がない。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では取付部が一対の挟持部と連結部とを有する構成としたものの、取付部を導通部に溶接によって取り付けてもよいし、ボルト締結によって取り付けてもよい。
(2)上記実施形態では弾性部が連結部の前縁から前方に延出されているものの、弾性部が連結部の後縁から前方に延出されているものとしてもよい。
(3)上記実施形態では箱部とバネ部が同じ金属材によって形成されているものの、箱部とバネ部が異なる金属材によって形成されているものとしてもよい。
1…相手端子
10、110、210…端子
20、220…導通部
25、225…接点部
30、230…箱部
40、240…バネ部
41、241…取付部
41A、241A…挟持部
41B、241B…連結部
42、242…弾性部

Claims (4)

  1. 金属材で構成され板状に形成された導通部であって、相手端子と導通可能に接続される接点部が設けられた導通部と、
    前記導通部よりも薄肉でかつ弾性変形可能に形成されたバネ部であって、前記導通部に取り付けられた取付部、および前記取付部から片持ち状をなして延出され前記導通部に対して相対変位可能とされた弾性部が設けられたバネ部と、を備えた端子であって、
    前記相手端子は、前記弾性部に押さえられることによって前記接点部に弾性的に接触した状態に保持され、
    前記取付部は、前記導通部の両側縁部を挟持する一対の挟持部と、前記一対の挟持部を連結する連結部とを有する端子。
  2. 前記弾性部は、前記連結部の前縁から片持ち状に前方に延出され、前記導通部から離れた後、前記導通部に近づくように屈曲した形態とされている請求項に記載の端子。
  3. 前記バネ部を内部に収容する箱部を備えた請求項1または請求項に記載の端子。
  4. 前記バネ部は前記箱部と一体に形成されている請求項に記載の端子。
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