JP6988726B2 - 堆積物監視装置および真空ポンプ - Google Patents
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Description
さらに好ましい態様では、前記変化量の閾値を記憶する記憶部をさらに備え、前記判定部は、前記演算部で算出された変化量が前記閾値を超過した場合に、真空ポンプ内の堆積物が過剰であると判定する。
さらに好ましい態様では、前記モータを駆動するインバータと、前記インバータのスイッチング素子をオンオフ制御するPWM制御信号を生成するPWM信号生成部とを備え、前記演算部は、前記PWM信号生成部で生成された前記PWM制御信号に基づいて前記モータの消費電力の変化量を算出する。
さらに好ましい態様では、前記演算部は、複数の前記変化量の少なくとも一つとモータ電流値の変化量とを算出し、前記判定部は、前記演算部で算出された複数の前記変化量の少なくとも一つと、前記演算部で算出されたモータ電流値の変化量とに基づいて、真空ポンプ内の堆積物が過剰であるか否かを判定する。
さらに好ましい態様では、前記ロータは磁気軸受により非接触支持され、前記演算部は、前記モータの消費電力の変化量、前記インバータ電流の変化量、前記真空ポンプを駆動制御するポンプ電源装置の入力電流値または消費電力の変化量、前記ロータの回転数変化量および前記磁気軸受の電磁石電流値の変化量の少なくとも一つを算出する。
さらに好ましい態様では、前記磁気軸受は、前記ロータを挟んで対向対置される複数対の電磁石を有し、前記複数対の電磁石の各電磁石電流値に基づいて、前記複数対の電磁石から鉛直方向上側に配置された電磁石を推定する推定部を備え、前記演算部は前記推定部により推定された電磁石の電磁石電流値の変化量を算出する。
本発明の好ましい態様による真空ポンプは、ロータおよび前記ロータを回転駆動するモータを備えるポンプ本体と、前記ポンプ本体を駆動制御するポンプ電源装置と、上述した態様による堆積物監視装置と、を備える。
−第1の実施の形態−
図1は本発明の一実施の形態を示す図であり、ターボ分子ポンプ1の概略構成を示す断面図である。ターボ分子ポンプ1は、真空排気を行うポンプ本体1aと、ポンプ本体1aを駆動制御するポンプ電源装置1bとを備えている。
図4に示すように、プロセスに応じてモータ電力が異なり、また、プロセス中と非プロセス中とではモータ電力が大きく異なる。例えば、ポンプメンテナンス後の処理開始直後においては、生成物堆積の影響のないモータ電力Wa,Wb,WcがAプロセス、Bプロセス、Cプロセスにおいて検出される。各モータ電力Wa,Wb,Wcが継続して検出される時間は、各プロセスの処理時間(すなわち、処理ガスが流される期間)にほぼ対応している。また、A,B,Cプロセスのプロセス間には、モータ電力が大きく低下する期間(すなわち、処理ガスが流れていない期間)が存在する。
図7は第2の実施の形態を説明する図であり、上述した図2の場合と同様にポンプ電源装置1bの概略構成を示すブロック図である。図7に示すブロック図では、図2で設けられていた電流検知部47および電圧検知部48に代えて、ロータ回転数(すなわち、図1のシャフト2bの回転数)を検出する回転数センサ23を設けた。回転数センサ23で検出された回転数情報302は制御部44に入力される。制御部44には、図3の場合と同様に、演算部410,判定部411,記憶部412および報知部413が設けられている。
上述した第1の実施の形態ではモータ電力等の電力値の変化量に基づいて堆積物過剰判定を行い、第2の実施の形態ではロータ回転数の低下量に基づいて堆積物過剰判定を行ったが、第3の実施の形態では、電磁石電流値の変化量に基づいて堆積物過剰判定を行うようにした。
Ip=ib+ic …(1)
Im=ib−ic …(2)
Claims (7)
- ロータをモータで回転駆動してガスを排気する真空ポンプの堆積物監視装置であって、
前記真空ポンプへのガス導入直後の前記ロータの回転数の所定回転数から低下した変化量を算出する演算部と、
前記演算部で算出された変化量に基づいて、真空ポンプ内の堆積物が過剰であるか否かを判定する判定部とを備える、堆積物監視装置。 - ロータをモータで回転駆動してガスを排気する真空ポンプの堆積物監視装置であって、
前記真空ポンプにおいて複数のプロセスが順に繰り返し行われる場合、前記複数のプロセスのうち同一プロセスにおける前記モータの消費電力の平均値の変化量を算出する演算部と、
前記演算部で算出された変化量に基づいて、真空ポンプ内の堆積物が過剰であるか否かを判定する判定部とを備える、堆積物監視装置。 - ロータをモータで回転駆動してガスを排気する真空ポンプの堆積物監視装置であって、
前記ロータは磁気軸受により非接触支持され、
前記磁気軸受は、前記ロータを挟んで対向対置される複数対の電磁石を有し、
前記複数対の電磁石の各電磁石電流値に基づいて、前記複数対の電磁石から鉛直方向上側に配置された電磁石を推定する推定部と、
前記推定部により推定された電磁石の電磁石電流値の変化量を算出する演算部と、
前記演算部で算出された変化量に基づいて、真空ポンプ内の堆積物が過剰であるか否かを判定する判定部と、を備える、
堆積物監視装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の堆積物監視装置において、
前記変化量の閾値を記憶する記憶部をさらに備え、
前記判定部は、前記演算部で算出された変化量が前記閾値を超過した場合に、真空ポンプ内の堆積物が過剰であると判定する、堆積物監視装置。 - 請求項2に記載の堆積物監視装置において、
前記同一プロセスは、前記複数のプロセスのうちガス流量が最も大きなプロセスである、堆積物監視装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の堆積物監視装置において、
前記演算部は、前記変化量とモータ電流値の変化量とを算出し、
前記判定部は、前記演算部で算出された前記変化量と、前記演算部で算出されたモータ電流値の変化量とに基づいて、真空ポンプ内の堆積物が過剰であるか否かを判定する、堆積物監視装置。 - ロータおよび前記ロータを回転駆動するモータを備えるポンプ本体と、
前記ポンプ本体を駆動制御するポンプ電源装置と、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の堆積物監視装置と、を備える真空ポンプ。
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