JP6468373B2 - 真空ポンプ用モータ駆動装置および真空ポンプ - Google Patents
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(C2)さらに好ましい実施形態では、第1演算部は、モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて固定座標αβ系における第1の逆起電圧を演算する逆起電圧演算部と、磁極電気角がフィードバック入力され、該磁極電気角に基づいて第1の逆起電圧を回転座標dq系における第2の逆起電圧に変換する第1変換部と、第2の逆起電圧のベクトル位相角をΨとしたとき、回転速度が正である場合にはΨ−π/2がゼロに収束するように磁極位相偏差を算出し、回転速度が負である場合にはΨ+π/2がゼロに収束するように磁極位相偏差を算出する第2演算部と、第1の逆起電圧に基づいて回転速度を算出する第3演算部と、第3演算部により算出された回転速度の積分値を算出する第4演算部と、を有し、第1演算部は、磁極位相偏差と積分値との和を磁極電気角として出力し、電流指令設定部は、回転速度が負である場合には、常にq軸電流指令を正に設定して減速駆動を行わせる。
(C3)さらに好ましい実施形態では、第1演算部は、モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて固定座標αβ系における第1の逆起電圧を演算する逆起電圧演算部と、磁極電気角がフィードバック入力され、該磁極電気角に基づいて第1の逆起電圧を回転座標dq系における第2の逆起電圧に変換する第1変換部と、第2の逆起電圧のベクトル位相角をΨとしたとき、Ψ−π/2がゼロに収束するように磁極位相偏差を算出する第2演算部と、第1の逆起電圧に基づいて回転速度を算出する第3演算部と、第3演算部により算出された回転速度の積分値を算出する第4演算部と、を有し、第1演算部は、磁極位相偏差と前記積分値との和を磁極電気角として出力し、電流指令設定部は、回転速度が負である場合には、常にq軸電流指令を負に設定して減速駆動を行わせる。
(C4)さらに好ましい実施形態では、第3演算部は、前記和を符号反転して算出される電気角がフィードバック入力され、該電気角に基づいて第1の逆起電圧を回転座標dq系における第3の逆起電圧に変換する第2変換部と、第2の逆起電圧のベクトル成分位相、および第3の逆起電圧のベクトル成分位相に基づいて回転速度を算出する回転速度演算部と、を備える。
(C5)さらに好ましい実施形態では、回転速度演算部は、所定時間間隔で取得される第2の逆起電圧のベクトル成分位相の差分値と、所定時間間隔で取得される第3の逆起電圧のベクトル成分位相の差分値との平均値に基づいて、回転速度を算出する。
(C6)また、回転速度演算部は、第2の逆起電圧のベクトル成分位相と第3の逆起電圧のベクトル成分位相との平均値を所定時間間隔で取得し、所定時間間隔で取得された平均値の差分値に基づいて回転速度を算出するようにしても良い。
(C7)さらに好ましい実施形態では、第3演算部は、回転速度を積分して得られる電気角がフィードバック入力され、該積分値電気角に基づいて第1の逆起電圧を回転座標dq系における第4の逆起電圧に変換する第3変換部を備え、第3演算部は、第4の逆起電圧のベクトル成分位相に基づいて回転速度を算出する。
(C8)さらに好ましい実施形態では、第3演算部は、逆起電圧演算部で演算された第1の逆起電圧のベクトル成分位相に基づいて回転速度を算出する。
(C9)さらに好ましい実施形態では、第1演算部は、モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて固定座標αβ系における第1の逆起電圧を演算する逆起電圧演算部と、第1の逆起電圧に基づいて磁極電気角を算出する磁極電気角演算部と、磁極電気角演算部で算出された磁極電気角に基づいて回転速度を算出する回転速度演算部と、を備え、磁極電気角演算部は、回転速度演算部からフィードバック入力される回転速度が正の場合にはθ=tan−1(−Eα/Eβ)により磁極電気角を算出し、回転速度演算部からフィードバック入力される回転速度が負の場合にはθ=tan−1(+Eα/−Eβ)により磁極電気角を算出し、電流指令設定部は、回転速度が負である場合には、常にq軸電流指令を正に設定して減速駆動を行わせる。
(C10)さらに好ましい実施形態では、第1演算部は、モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて固定座標αβ系における逆起電圧成分Eα,Eβを演算する逆起電圧演算部と、磁極電気角をθとしたとき、θ=tan−1(−Eα/Eβ)により磁極電気角を算出する磁極電気角演算部と、磁極電気角演算部で算出された磁極電気角に基づいて回転速度を算出する回転速度演算部と、を備え、電流指令設定部は、回転速度が負である場合には、常にq軸電流指令を負に設定して減速駆動を行わせる。
(C11)本発明の好ましい実施形態による真空ポンプは、排気機能部が形成されたポンプロータと、ポンプロータを回転駆動するモータと、上述の真空ポンプ用モータ駆動装置のいずれか一つと、を備える。
−第1の実施の形態−
図1は、本実施の形態の真空ポンプの、ポンプユニット1の構成を示す図である。真空ポンプは、図1に示すポンプユニット1と、ポンプユニット1を駆動するコントロールユニット(不図示)とを備えている。なお、図1に示す真空ポンプは、磁気浮上式ターボ分子ポンプである。
図8,9は第2の実施形態を示す図である。なお、3相-2相変換部4071,4072,等価回路電圧変換部4073、および逆起電圧演算部4074の処理は、図6の構成の場合と同様であり、逆起電圧演算部4074までの処理については説明を省略する。
まず、磁極位相ズレ補正量Δφの演算について説明する。モータロータ11の回転速度は、ロータ回転慣性により回転1周期内で急激に変化することはなく、少なくとも数周期にかけてゆっくりと変化し、定常応答とみなすことができる。そこで、2相-dq電圧変換部4075は、式(6)に示す変換により入力された逆起電圧(Eα,Eβ)を、回転座標dq系における逆起電圧(Ed,Eq)に変換する。なお、式(6)におけるθには、所定時間間隔T(上述した制御サンプリングタイミングの間隔)で行われる演算において前回の演算タイミングで算出された磁極電気角θがフィードバックされる。
Δφ=g1×(Ψ−π/2) :Ψ−π/2≠0の場合
Δφ=0 :Ψ−π/2=0の場合 …(7)
Δφ=g1×(Ψ+π/2) :Ψ+π/2≠0の場合
Δφ=0 :Ψ+π/2=0の場合 …(8)
一方、上述した磁極位相ズレ補正量Δφの演算とは別に、回転速演算部4078において回転速度ωの推定演算が行われる。そして、積分演算部4079において、回転速度ωの積分値∫ωdtが行われる。図9は、回転速演算部4078における推定演算の一例を示すブロック図である。
θ(次回)=積分値(次回)+Δφ …(10)
図11は、第3の実施形態における回転速度・磁極位置推定部407の詳細を示す図である。第2の実施の形態の図8,9と比較すると、回転速度演算部4078の構成が異なるとともに、積分演算部4079で算出された回転速度ωの積分値をθ2として回転速度演算部4078にフィードバックしている部分が異なる。以下では、第2の実施の形態と異なる部分を中心に説明する。
Δω=g2×ΔΨ1 :ΔΨ1≠0の場合
Δω=0 :ΔΨ1=0の場合 …(13)
ω(次回)=ω(現在値)+Δω …(14)
図12は、第4の実施形態における回転速度・磁極位置推定部407の詳細を示す図である。図12に示す回転速度・磁極位置推定部407では、回転速度演算部4078において差分演算部4113,4114を設けた点、およびθの符号を反転した電気角θmを2相−dq変換部へフィードバックした点が上述した第3の実施の形態と異なる。以下では、第3の実施の形態と異なる部分について説明する。
図13は、第5の実施形態における回転速度・磁極位置推定部407の詳細を示す図である。上述した第4の実施形態では、各位相角Ψ,Ψmの差分をそれぞれ計算してから和を求め、その和を用いて回転速度ωを算出している。本実施の形態では、図13に示すように位相角Ψと位相角Ψmとの和を先に計算した後に差分を求め、その差分に基づいて回転速度ωを算出するようにした。その他の構成については、第4の実施の形態と同様なので、以下では差分演算の部分を中心に説明する。なお、第4の実施の形態と同様に、差分演算に変えて微分演算を用いても良い。
上述した第1の実施の形態(図6,7)では、回転速度ωの正負に応じてθの式を式(4)、(5)で切り替えて磁極電気角θを算出するとともに、回転開始時の回転速度ωが負の場合(逆回転の場合)には、Id,Iq設定部402においてIq>0と設定することで減速させるようにした。また、第2の実施の形態(図8,10)では、回転速度ωの正負に応じて式(7)または(8)で磁極位相ズレ補正量Δφを算出する。回転速度ωが負の場合(逆回転の場合)には、磁極位相ズレ補正量Δφを式(8)のように設定するとともに、Iq>0と設定することにより逆回転を減速させるようにした。一方、第6の実施の形態では、磁極電気角θの設定に関しては正回転しているものとみなして演算を行い、回転開始時の回転速度ωがω<0の場合にはId,Iq設定部402におけるIqをIq<0に設定することで、必ず減速動作させるようにした。
Claims (11)
- 複数のスイッチング素子を有して同期モータを駆動するインバータと、
モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて、モータロータの回転速度および磁極電気角を算出する第1演算部と、
前記回転速度と目標回転速度との差分に基づいて、回転座標dq系におけるd軸電流指令およびq軸電流指令を設定する電流指令設定部と、
前記d軸電流指令、前記q軸電流指令、前記回転速度および前記磁極電気角に基づいて、正弦波駆動指令を生成する駆動指令生成部と、
前記正弦波駆動指令に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成するPWM信号生成部と、を備え、
前記電流指令設定部は、ポンプ起動時に、前記回転速度が正回転状態を示す正の値である場合には加速駆動のq軸電流指令を設定し、前記回転速度が逆回転状態を示す負の値である場合には、q軸電流指令の符号を減速駆動の場合の符号に調整するとともに前記第1演算部で算出された回転速度と目標回転速度との差分に基づいてq軸電流指令を設定する、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 複数のスイッチング素子を有してモータを駆動するインバータと、
モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて、モータロータの回転速度および磁極電気角を算出する第1演算部と、
前記回転速度と目標回転速度との差分に基づいて、回転座標dq系におけるd軸電流指令およびq軸電流指令を設定する電流指令設定部と、
前記d軸電流指令、前記q軸電流指令、前記回転速度および前記磁極電気角に基づいて、正弦波駆動指令を生成する駆動指令生成部と、
前記正弦波駆動指令に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成するPWM信号生成部と、を備え、
前記第1演算部は、
前記モータ相電圧に関する情報と前記モータ相電流に関する情報とに基づいて固定座標αβ系における第1の逆起電圧を演算する逆起電圧演算部と、
前記磁極電気角がフィードバック入力され、該磁極電気角に基づいて前記第1の逆起電圧を回転座標dq系における第2の逆起電圧に変換する第1変換部と、
前記第2の逆起電圧のベクトル位相角をΨとしたとき、前記回転速度が正である場合にはΨ−π/2がゼロに収束するように磁極位相偏差を算出し、前記回転速度が負である場合にはΨ+π/2がゼロに収束するように磁極位相偏差を算出する第2演算部と、
前記第1の逆起電圧に基づいて前記回転速度を算出する第3演算部と、
前記第3演算部により算出された回転速度の積分値を算出する第4演算部と、を有し、
前記第1演算部は、前記磁極位相偏差と前記積分値との和を前記磁極電気角として出力し、
前記電流指令設定部は、ポンプ起動時に、前記回転速度が正回転状態を示す正の値である場合には加速駆動のq軸電流指令を設定し、前記回転速度が逆回転状態を示す負の値である場合にはq軸電流指令を正に設定して減速駆動を行わせる、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 複数のスイッチング素子を有してモータを駆動するインバータと、
モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて、モータロータの回転速度および磁極電気角を算出する第1演算部と、
前記回転速度と目標回転速度との差分に基づいて、回転座標dq系におけるd軸電流指令およびq軸電流指令を設定する電流指令設定部と、
前記d軸電流指令、前記q軸電流指令、前記回転速度および前記磁極電気角に基づいて、正弦波駆動指令を生成する駆動指令生成部と、
前記正弦波駆動指令に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成するPWM信号生成部と、を備え、
前記第1演算部は、
前記モータ相電圧に関する情報と前記モータ相電流に関する情報とに基づいて固定座標αβ系における第1の逆起電圧を演算する逆起電圧演算部と、
前記磁極電気角がフィードバック入力され、該磁極電気角に基づいて前記第1の逆起電圧を回転座標dq系における第2の逆起電圧に変換する第1変換部と、
前記第2の逆起電圧のベクトル位相角をΨとしたとき、Ψ−π/2がゼロに収束するように磁極位相偏差を算出する第2演算部と、
前記第1の逆起電圧に基づいて前記回転速度を算出する第3演算部と、
前記第3演算部により算出された回転速度の積分値を算出する第4演算部と、を有し、
前記第1演算部は、前記磁極位相偏差と前記積分値との和を前記磁極電気角として出力し、
前記電流指令設定部は、ポンプ起動時に、前記回転速度が正回転状態を示す正の値である場合には加速駆動のq軸電流指令を設定し、前記回転速度が逆回転状態を示す負の値である場合にはq軸電流指令を負に設定して減速駆動を行わせる、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 請求項2または3に記載の真空ポンプ用モータ駆動装置において、
前記第3演算部は、
前記和を符号反転して算出される電気角がフィードバック入力され、該電気角に基づいて前記第1の逆起電圧を回転座標dq系における第3の逆起電圧に変換する第2変換部と、
前記第2の逆起電圧のベクトル成分位相、および前記第3の逆起電圧のベクトル成分位相に基づいて前記回転速度を算出する回転速度演算部と、を備える真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 請求項4に記載の真空ポンプ用モータ駆動装置において、
前記回転速度演算部は、所定時間間隔で取得される前記第2の逆起電圧のベクトル成分位相の差分値と、前記所定時間間隔で取得される前記第3の逆起電圧のベクトル成分位相の差分値との平均値に基づいて、前記回転速度を算出する、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 請求項4に記載の真空ポンプ用モータ駆動装置において、
前記回転速度演算部は、前記第2の逆起電圧のベクトル成分位相と前記第3の逆起電圧のベクトル成分位相との和を所定時間間隔で取得し、前記所定時間間隔で取得された和の差分値に基づいて前記回転速度を算出する、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 請求項2または3に記載の真空ポンプ用モータ駆動装置において、
前記第3演算部は、前記回転速度を積分して得られる電気角がフィードバック入力され、該積分値電気角に基づいて前記第1の逆起電圧を回転座標dq系における第4の逆起電圧に変換する第3変換部を備え、
前記第3演算部は、前記第4の逆起電圧のベクトル成分位相に基づいて前記回転速度を算出する、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 請求項2または3に記載の真空ポンプ用モータ駆動装置において、
前記第3演算部は、前記逆起電圧演算部で演算された第1の逆起電圧のベクトル成分位相に基づいて前記回転速度を算出する、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 複数のスイッチング素子を有してモータを駆動するインバータと、
モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて、モータロータの回転速度および磁極電気角を算出する第1演算部と、
前記回転速度と目標回転速度との差分に基づいて、回転座標dq系におけるd軸電流指令およびq軸電流指令を設定する電流指令設定部と、
前記d軸電流指令、前記q軸電流指令、前記回転速度および前記磁極電気角に基づいて、正弦波駆動指令を生成する駆動指令生成部と、
前記正弦波駆動指令に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成するPWM信号生成部と、を備え、
前記第1演算部は、
前記モータ相電圧に関する情報と前記モータ相電流に関する情報とに基づいて固定座標αβ系における逆起電圧成分Eα,Eβを演算する逆起電圧演算部と、
前記逆起電圧成分Eα,Eβに基づいて前記磁極電気角を算出する磁極電気角演算部と、
磁極電気角演算部で算出された磁極電気角に基づいて前記回転速度を算出する回転速度演算部と、を備え、
前記磁極電気角演算部は、前記磁極電気角をθとしたとき、前記回転速度演算部からフィードバック入力される前記回転速度が正の場合にはθ=tan−1(−Eα/Eβ)により前記磁極電気角を算出し、前記回転速度演算部からフィードバック入力される前記回転速度が負の場合にはθ=tan−1(Eα/−Eβ)により前記磁極電気角を算出し、
前記電流指令設定部は、ポンプ起動時に、前記回転速度が正回転状態を示す正の値である場合には加速駆動のq軸電流指令を設定し、前記回転速度が逆回転状態を示す負の値である場合にはq軸電流指令を正に設定して減速駆動を行わせる、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 複数のスイッチング素子を有してモータを駆動するインバータと、
モータ相電圧に関する情報とモータ相電流に関する情報とに基づいて、モータロータの回転速度および磁極電気角を算出する第1演算部と、
前記回転速度と目標回転速度との差分に基づいて、回転座標dq系におけるd軸電流指令およびq軸電流指令を設定する電流指令設定部と、
前記d軸電流指令、前記q軸電流指令、前記回転速度および前記磁極電気角に基づいて、正弦波駆動指令を生成する駆動指令生成部と、
前記正弦波駆動指令に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成するPWM信号生成部と、を備え、
前記第1演算部は、
前記モータ相電圧に関する情報と前記モータ相電流に関する情報とに基づいて固定座標αβ系における逆起電圧成分Eα,Eβを演算する逆起電圧演算部と、
前記磁極電気角をθとしたとき、θ=tan−1(−Eα/Eβ)により前記磁極電気角を算出する磁極電気角演算部と、
磁極電気角演算部で算出された磁極電気角に基づいて前記回転速度を算出する回転速度演算部と、を備え、
前記電流指令設定部は、ポンプ起動時に、前記回転速度が正回転状態を示す正の値である場合には加速駆動のq軸電流指令を設定し、前記回転速度が逆回転状態を示す負の値である場合にはq軸電流指令を負に設定して減速駆動を行わせる、真空ポンプ用モータ駆動装置。 - 排気機能部が形成されたポンプロータと、
前記ポンプロータを回転駆動するモータと、
前記モータを駆動する請求項1乃至10のいずれか一項に記載の真空ポンプ用モータ駆動装置と、を備える真空ポンプ。
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