JP5978924B2 - モータ駆動装置および真空ポンプ - Google Patents

モータ駆動装置および真空ポンプ Download PDF

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Description

本発明は、モータを正弦波駆動するモータ駆動装置、および、そのモータ駆動装置を備える真空ポンプに関する。
ターボ分子ポンプ等の真空ポンプでは、ロータをDCブラシレスモータ等により高速回転させて真空排気を行っている。このように高速回転するロータにおいては、高速回転状態(定格回転)に達するまでの途中の回転領域に危険速度が存在する。特に能動型磁気軸受や永久磁石磁気軸受でロータを支持する構成の場合、軸受剛性が小さいので、比較的低い回転数に危険速度が存在し、その危険速度を通過する際に顕著な振れ回りが発生しやすい。
振れ回りは、ロータの質量アンバランスやモータロータに設けられた永久磁石の磁気偏芯等に起因しており、それらが大きいほどロータの振れ回りも大きくなる。その結果、ロータが非常用のタッチダウンベアリングに接触して、ダストの発生や、異音の発生等を引き起こすとともに、タッチダウンベアリングの寿命低下を招く。
このような、危険速度通過時の振動対策として、危険速度通過時に磁気浮上制御のゲインアップを行って振動を抑える技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−270778号公報
従来、危険速度通過時の過大な振動への対策としては、シビアなアンバランス調整が要求されるとともに、モータロータの磁気偏芯をより厳しく管理する必要があり、コストアップ要因となっていた。また、特許文献1に記載のように磁気浮上制御のゲインアップを行う構成の場合には、1台ごとにゲイン調整を行わなければならず、工数増加によるコストアップが避けられない。
請求項1の発明に係るモータ駆動装置は、複数のスイッチング素子を有し、モータを駆動するインバータと、モータ回転情報を検出する検出部と、モータ回転情報に基づいてモータロータの回転速度および磁極電気角を算出する演算部と、目標回転速度と前記回転速度とに基づいて電流指令を生成する電流指令生成部と、電流指令と回転速度とに基づいて、正弦波駆動制御におけるd軸電流指令およびq軸電流指令を設定する設定部と、d軸電流指令,q軸電流指令および磁極電気角に基づいて、複数のスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成するPWM信号生成部と、を備え、設定部は、ロータ振れ回りが過大となる危険速度区間を表す情報に基づき、危険速度区間においてd軸電流指令を負の値に設定する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のモータ駆動装置において、危険速度区間におけるd軸電流指令を回転速度の変化に対して連続的に変化させるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のモータ駆動装置において、危険速度区間におけるq軸電流指令の値を危険速度区間外におけるq軸電流指令の値と同一に保持するようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のモータ駆動装置において、危険速度区間を表す情報は予め設定されている回転速度範囲であって、回転速度範囲においてd軸電流指令を負の値に設定するようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のモータ駆動装置において、危険速度区間を表す情報は、モータ加速開始時を基準として予め設定されている第1所定時間範囲、および、モータ減速開始時を基準として予め設定されている第2所定時間範囲であって、第1および第2所定時間範囲においてd軸電流指令を負の値に設定するようにしたものである。
請求項6の発明に係る真空ポンプは、排気機能部が形成されたポンプロータと、ポンプロータを回転駆動するモータと、モータを駆動する請求項1乃至5のいずれか一項に記載のモータ駆動装置と、を備える。
本発明によれば、コストアップを抑えつつ、危険速度通過時の過大な振動を防止することができる。
図1は、真空ポンプに設けられたポンプユニット1の概略構成を示す断面図である。 図2は、コントロールユニットの概略構成を示すブロック図である。 図3は、モータMに関するモータ駆動制御系を示す図である。 図4は、正弦波駆動制御部400を説明するブロック図である。 図5は、PWM正弦波駆動における相電圧および相電流の一例を示す図である。 図6は、d軸およびq軸の方向を示す図である。 図7は、Id,Iq設定部を説明する図である。 図8は、d軸電流を説明する図である。 図9は、危険速度区間におけるd軸電流を説明する図である。 図10は、モータ回転加速時および減速時におけるId,Iqの状態と振れ回りの変化の様子とを、従来の場合について示す模式図である。 図11は、本実施の形態におけるId,Iqの状態と振れ回りの変化の様子とを示す模式図である。 図12は、d軸電流よるモータロータ永久磁石の弱め界磁状態を示す図である。 図13は、加速時のU相電流Iuと磁極電気角θとを示す図である。 図14は、危険速度区間における角度ξの設定例を示す図である。 図15は、センサレス構成の場合の正弦波駆動制御部400の構成を説明する図である。 図16は、図15における回転速度・磁極位置推定部407の構成を示す図である。 図17は、ラジアル方向の変位センサ70の配置を示す図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本実施の形態の真空ポンプの概略構成を説明する図であり、磁気浮上式ターボ分子ポンプのポンプユニット1の断面の構成を示す。ターボ分子ポンプは、図1に示すポンプユニット1と、ポンプユニット1を駆動するコントロールユニット(不図示)とを備えている。
ポンプユニット1は、回転翼4aと固定翼62とで構成されるターボポンプ段と、円筒部4bとネジステータ64とで構成されるドラッグポンプ段(ネジ溝ポンプ)とを有している。ここではネジステータ64側にネジ溝が形成されているが、円筒部4b側にネジ溝を形成しても構わない。回転側排気機能部である回転翼4aおよび円筒部4bはポンプロータ4に形成されている。ポンプロータ4はシャフト5に締結されている。ポンプロータ4とシャフト5とによって回転体ユニットRが構成される。
複数段の固定翼62は、軸方向に対して回転翼4aと交互に配置されている。各固定翼62は、スペーサリング63を介してベース60上に載置される。ポンプケーシング61の固定フランジ61cをボルトによりベース60に固定すると、積層されたスペーサリング63がベース60とポンプケーシング61の係止部61bとの間に挟持され、固定翼62が位置決めされる。
シャフト5は、ベース60に設けられた磁気軸受67,68,69によって非接触支持される。各磁気軸受67,68,69は電磁石と変位センサとを備えている。変位センサによりシャフト5の浮上位置が検出される。なお、軸方向の磁気軸受69を構成する電磁石は、シャフト5の下端に設けられたロータディスク55を軸方向に挟むように配置されている。シャフト5はモータMにより回転駆動される。
モータMは同期モータであり、本実施の形態では、DCブラシレスモータが用いられている。モータMは、ベース60に配置されるモータステータ10と、シャフト5に設けられるモータロータ11とを有している。モータロータ11には、永久磁石が設けられている。磁気軸受が作動していない時には、シャフト5は非常用のメカニカルベアリング66a,66bによって支持される。
ベース60の排気口60aには排気ポート65が設けられ、この排気ポート65にバックポンプが接続される。回転体ユニットRを磁気浮上させつつモータMにより高速回転駆動することにより、吸気口61a側の気体分子は排気ポート65側へと排気される。
図2は、コントロールユニットの概略構成を示すブロック図である。外部からのAC入力は、コントロールユニットに設けられたAC/DCコンバータ40によってDC出力(DC電圧)に変換される。AC/DCコンバータ40から出力されたDC電圧はDC/DCコンバータ41に入力され、DC/DCコンバータ41によって、モータM用のDC電圧と磁気軸受用のDC電圧とが生成される。
モータM用のDC電圧はインバータ43に入力される。磁気軸受用のDC電圧は磁気軸受用のDC電源42に入力される。磁気軸受67,68,69は5軸磁気軸受を構成しており、磁気軸受67,68は各々2対の電磁石46を有し、磁気軸受69は1対の電磁石46を有している。5対の電磁石46、すなわち10個の電磁石46には、それぞれに対して設けられた10個の励磁アンプ45から個別に電流が供給される。
制御部44はモータおよび磁気軸受の制御を行うデジタル演算器であり、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が用いられる。制御部44は、インバータ43に対しては、インバータ43に含まれる複数のスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号441を出力し、各励磁アンプ45に対しては、各励磁アンプ45に含まれるスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号442をそれぞれ出力する。また、制御部44には、後述するようにモータMに関する相電圧および相電流に関する信号443や、磁気軸受に関する励磁電流信号および変位信号444が入力される。
図3は、モータMに関するモータ駆動制御系を示す図である。インバータ43は、複数のスイッチング素子SW1〜SW6と、スイッチング素子SW1〜SW6をオンオフ駆動するためのゲートドライブ回路430とを備えている。スイッチング素子SW1〜SW6には、MOSFETやIGBTなどのパワー半導体素子が用いられる。なお、スイッチング素子SW1〜SW6の各々には、環流ダイオードD1〜D6が並列接続されている。
制御部44に設けられた正弦波駆動制御部400は、回転センサ51で検出されたロータ回転情報に基づいて、スイッチング素子SW1〜SW6をオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成する。回転センサ51には、ホールセンサ、インダクタンスセンサ等が用いられる。ゲートドライブ回路430は、PWM制御信号に基づいてゲート駆動信号を生成し、スイッチング素子SW1〜SW6をオンオフする。これにより、正弦波に変調されPWM化された電圧が、U,V,W相コイルにそれぞれ印加され、U,V,W相コイルに正弦波駆動電流が流れる。
図5は、PWM正弦波駆動において、モータMに印加されるGND基準のU相電圧、およびモータMに流れるU相電流の一例を示す図である。ラインL3はU相電流を示しており、ラインL3の上側に示したラインL4は、U相コイルに印加されるGND基準の電圧を示している。相電圧L4はPWM変調された矩形波状波形を有しており、矩形波の幅(オンデューティ)は正弦波的に変化している。その結果、U相コイルに流れるU相電流も正弦波的な変化を示している。
図4は、正弦波駆動制御部400を説明するブロック図である。回転センサ51の検出信号は、回転速度・磁極位置推定部407に入力される。回転速度・磁極位置推定部407は、回転センサ51の検出信号に基づいてモータMの回転速度ωおよび磁極位置(電気角θ)を推定する。ここでは、実際の回転速度及び磁極位置に対して、回転センサで検出した信号から算出した回転速度及び磁極位置が一般的に誤差を有する値であることから推定と表現する。なお、磁極位置は電気角θで表されるので、以下では、磁極位置のことを磁極電気角θと呼ぶことにする。
速度制御部401は、入力された目標回転速度ωiと推定された現在の回転速度ωとの差分に基づいて、PI制御(比例制御および積分制御)あるいはP制御(比例制御)を行い、電流指令Iを出力する。Id・Iq設定部402は、電流指令Iおよび回転速度・磁極位置推定部407で推定された回転速度ωに基づき、d-q軸回転座標系における電流指令Id,Iqを設定する。なお、Id・Iq設定部402における詳細処理については後述する。図6に示すように、d-q軸回転座標のd軸は、回転しているモータロータ11のN極を正方向とする座標軸である。q軸はd軸に対して90度進みの直角方向の座標軸で、その向きは逆起電圧方向となる。
等価回路電圧変換部403は、回転速度・磁極位置推定部407で算出された回転速度ωおよびモータMの電気等価回路定数に基づく次式(1)を用いて、電流指令Id,Iqをd-q軸回転座標系における電圧指令Vd,Vqに変換する。式(1)において、rはモータの抵抗成分、Lはモータのインダクタンス成分である。
Figure 0005978924
dq-2相電圧変換部404は、等価回路電圧変換部403から出力された電圧指令Vd,Vqと回転速度・磁極位置推定部407で推定された磁極電気角θとに基づいて、d-q軸回転座標系における電圧指令Vd,Vqを2軸固定座標系(α-β座標系)の電圧指令Vα,Vβに変換する。
2相-3相電圧変換部405は、2相の電圧指令Vα,Vβを3相電圧指令Vu,Vv,Vwに変換する。PWM信号生成部406は、3相電圧指令Vu,Vv,Vwに基づいて、インバータ43に設けられた6つのスイッチング素子SW1〜SW6をオンオフ(導通または遮断)するためのPWM制御信号を生成する。インバータ43は、PWM信号生成部406から入力されたPWM制御信号に基づいてスイッチング素子SW1〜SW6をオンオフし、モータMに駆動電圧を印加する。
ところで、前述したように、ターボ分子ポンプのようにロータを高速回転する真空ポンプにおいては、危険速度となる回転数が定格回転数よりも低いところに存在する。特に、本実施の形態のような能動型磁気軸受式の真空ポンプや、永久磁石磁気軸受タイプの真空ポンプの場合には、軸受剛性が小さいことから、比較的低回転数に危険速度が存在し、顕著な振れ回りが発生しやすい。その結果、図1に示したシャフト5がメカニカルベアリング66a,66bと接触し、異音発生やダストの発生を招くとともに、メカニカルベアリング66a,66bの寿命低下を招くことになる。ロータの振れ回りの大きさは、ロータの質量アンバランスや、モータロータ11に設けられた永久磁石の磁気偏芯に依存する。
そこで、本実施の形態では、危険速度区間において、ロータ磁石の磁束を打ち消すような磁界を発生させることで磁気偏芯を低減し、振れ回りを低減するようにした。図7〜14は、本実施の形態における磁気偏芯低減方法を説明する図である。
図7は、図4のId,Iq設定部402を説明する図である。Id,Iq設定部402は、速度制御部401からの電流指令Iが入力されるId設定部4021およびIq設定部4022と、回転速度・磁極位置推定部407から回転速度ωが入力されるξ設定部4023とを備える。ξ設定部4023は、入力される回転速度ωの大きさに応じて後述するような角度ξを出力する。なお、角度ξは、図8(a)に示す電流ベクトル(電流指令)Iとd軸との成す角である。Id設定部4021は、入力された角度ξに基づいて、電流ベクトルIのd軸成分であるd軸電流指令Id(=I・cosξ)を生成する。一方、Iq設定部4022は、入力された角度ξに基づいて、電流ベクトルIのq軸成分であるq軸電流指令Iq(=I・sinξ)を生成する。
ξ設定部4023では、角度ξを以下のように設定する。
(A)回転速度ωが危険速度区間内(ω1≦ω≦ω2)の場合
モータ回転加速時:ξ>+90deg
モータ回転減速時:ξ<−90deg
(B)回転速度ωが危険速度区間外(ω<ω1またはω>ω2)の場合
モータ回転加速時:ξ=+90deg
モータ回転減速時:ξ=−90deg
図8(b)および図8(c)は、回転速度ωが危険速度区間外(ω<ω1またはω>ω2)の場合を示す。図8(b)の場合、Id設定部4021から出力されるId,Iqは、Id=0,Iq>0となる。図8(c)の場合、Id設定部4021から出力されるId,Iqは、Id=0,Iq<0となる。
一方、回転速度ωが危険速度区間内(ω1≦ω≦ω2)の場合、電流ベクトルIは図9のようになる。図9(a)はモータ回転加速時を示しており、Id設定部4021から出力されるId,Iqは、Id<0,Iq>0となっている。図9(b)はモータ回転減速時を示しており、Id設定部4021から出力されるId,Iqは、Id<0,Iq<0となっている。
図10,11は、モータ回転加速時および減速時におけるId,Iqの状態と振れ回りの変化の様子とを示す模式図である。図10は従来の場合を示し、図11は本実施の形態の場合を示す。図10(b)に示すように、従来の場合、加速時はId=0,Iq>0とされ、減速時にはId=0,Iq<0とされる。q軸電流Iqはモータトルクを与える電流であり、定格回転に達すると、q軸電流Iqを下げてモータ回転を一定に保持できる程度の電流値に低下させる。図10(a)は加減速時におけるロータ振れ回り変位を示した図であり、振れ回り変位を示す曲線L0は危険速度区間(ω1≦ω≦ω2)において大きなピークを有している。
一方、本実施の形態の場合には、図11(b)に示すように、危険速度区間(ω1≦ω≦ω2)においてはd軸電流IdをId<0のように設定している。d軸電流は磁束方向の電流を表しており、Id<0はいわゆる弱め界磁の状態であり、モータロータ11の永久磁石による磁束を打ち消す方向に界磁が発生する。
図12は、2極モータを例として、d軸電流によるモータロータ永久磁石の弱め界磁状態を示している。磁気偏芯Δφを、モータロータのN極磁石とモータステータ間で発生する磁束をφN、S極磁石とモータステータ間で発生する磁束をφSとして、簡易的にΔφ=φN―φSで表す。磁気偏芯が無い理想的な場合の磁束をφとすると、φN=φS=φとなり、Δφ=0。磁気偏芯によるモータロータとモータステータ間の吸引力ΔFは、N極磁石、S極磁石による吸引力の差となるので、ΔF=α(φN^2−φS^2)と表わせる。ここでαは係数で、^2は2乗を表す。磁気偏芯が無い場合は、ΔF=0である。
従来は、回転速度ωが危険速度であるか否かに関係なく、d軸電流Idおよびq軸電流Iqは図8(b)および図8(c)のように設定されていた。この場合、Id=0であるので、上記の通り永久磁石の磁束のみとなる。
一方、本実施の形態では、危険速度区間においてはId<0と設定されるので、界磁は逆方向で、L|id|となり、永久磁石の磁束と合わせてトータルの磁束はφt=φ−L|id|と減少する。ここで、N極、S極における各々のトータル磁束φtN,φtSは、φtN=φN−L|id|、φtS=φS−L|id|と表せる。
さらに、磁気偏芯Δφtは、Δφt=φtN−φtSと簡略化して表せるので、Δφt=Δφである。また、磁束偏芯によって発生する力ΔFtはΔFt=α(φtN^2−φtS^2)より、ΔFt=ΔF−2αΔφ×L|id|となる。ΔFとΔφは同符号なので、|ΔFt|<|ΔF|となり、トータル磁束が減少することにより磁気偏芯力も減少することになる。
その結果、ロータ振れ回りに対する磁気偏芯の寄与分が小さくなり、図11(a)の曲線L1に示すように、危険速度区間における振れ回り変位が低下する。その結果、危険速度区間におけるシャフト5とメカニカルベアリング66a,66bとの接触が防止され、異音発生やダストの発生を防止するとともに、メカニカルベアリング66a,66bの寿命向上を図ることができる。
なお、図11(b)では、危険速度区間においてq軸電流Iq(=I・sinξ)が若干低下している。これは、電流指令Iを一定として考えているので、危険速度区間においてξ>+90degまたはξ<−90degとした際に、q軸電流Iq(=I・sinξ)が若干低下するからである。
図13は、加速時のU相電流Iuと磁極電気角θとを示す図である。図13(a)は危険速度区間外においてξ=90degと設定した場合を示し、図13(b)は危険速度区間においてξ=135degと設定した場合を示す。図13(a)ではU相電流=0のタイミングと磁極電気角θ=0のタイミングとが一致している(磁極位置に対してU相電流が90deg進み)が、図13(b)では、U相電流=0の位置が図示左側にずれている。すなわち、界磁の回転に対してロータ回転が遅れている。これは、図11(b)の危険速度区間においてd軸電流Idが負値、q軸電流Iqが正値であることを示している。なお、Id,Iq設定部402でId,Iqを設定する際に、危険速度区間においてId<0と設定するとともに、危険速度区間内外においてはIq=一定が満足されるように、電流ベクトルIの大きさを変化させるようにしても良い。
危険速度区間における角度ξの値は、Id<0を満足するものであれば、どのように設定しても構わない。例えば、図14(a)のように危険速度区間の中央(最も振れ回り変位の大きな領域)をξのピークとし、その中央から離れるにつれて直線的に減少するラインL11とすることで、ピーク低減を効果的に行うことができる。また、より簡単に、図14(b)のように回転速度ωによらず一定としても良い。
また、回転センサ51を使用しないセンサレスタイプのモータ駆動装置や真空ポンプにも適用することができる。この場合、モータ回転情報としてモータ電流情報およびモータ電圧情報を取得し、それらに基づいて回転速度ωおよび磁極電気角θを推定する。図15、16は、そのような構成とした場合の正弦波駆動制御部400の一例を示したものである。図15は上述した図4に対応する図であり、図16は回転速度・磁極位置推定部407の詳細を示す図である。以下では、図4と異なる部分を中心に説明する。
電流検知部52は、モータMに流れる3相電流は検出する。検出された電流検知信号は、ローパスフィルタ409を介して正弦波駆動制御部400の回転速度・磁極位置推定部407に入力される。電圧検知部53は、モータMの端子電圧を検出する。検出された電圧検知信号は、ローパスフィルタ410を介して正弦波駆動制御部400の回転速度・磁極位置推定部407に入力される。
図16に示すように、相電圧検知信号vv,vu,vwはローパスフィルタ410を介して回転速度・磁極位置推定部407の3相-2相変換部4072に入力される。3相-2相変換部4072は3相の電圧信号を2相の電圧信号vα’,vβ’に変換する。変換後の電圧信号vα’,vβ’は逆起電圧演算部4074に入力される。
一方、相電流検知信号iv,iu,iwは、ローパスフィルタ409を介して回転速度・磁極位置推定部407の3相-2相変換部4071に入力される。3相-2相変換部4071は、3相の電流検知信号iv,iu,iwを2相の電流信号iα,iβに変換する。変換後の電流信号iα,iβは等価回路電圧変換部4073に入力される。
等価回路電圧変換部4073は、モータMの電気等価回路定数に基づく次式(2)を用いて、電流信号iα,iβを電圧信号vα,vβに変換する。変換後の電圧信号vα,vβは逆起電圧演算部4074に入力される。なお、等価回路は抵抗成分rおよびインダクタンス成分Lに分けられる。r、Lの値はモータ仕様等から得られ、予め記憶部に記憶されている。
Figure 0005978924
逆起電圧演算部4074は、モータ3相電圧に基づく電圧信号vα’,vβ’とモータ3相電流に基づく電圧信号vα,vβとに基づいて、次式(3)を用いて逆起電圧Eα,Eβを算出する。
Figure 0005978924
電気角演算部4075は、モータロータ11の磁極位置を電気角で表した磁極電気角θを、逆起電圧Eα,Eβに基づいて次式(4)により算出する。磁極電気角θは、磁極NとU相電流の位相=0とが一致するタイミングがθ=0に設定される。算出された磁極電気角θは、回転速度演算部4076および図15に示したdq-2相電圧変換部404にそれぞれ入力される。
Figure 0005978924
回転速度演算部4076は、入力された磁極電気角θに基づいて、次式(5)により回転速度ωを算出する。算出された回転速度ωは、等価回路電圧変換部4073、図15に示す速度制御部401,等価回路電圧変換部403およびId・Iq設定部402に入力される。
Figure 0005978924
以上説明した実施の形態によれば、以下に示すような作用効果を奏することができる。
(1)モータを正弦波駆動制御するモータ駆動装置において、電流指令Iに基づいてd-q軸回転座標系における電流指令Id,Iqを設定するId・Iq設定部402は、ロータ振れ回りが過大となる危険速度区間を表す情報に基づき、危険速度区間においてd軸電流指令を負の値に設定する。電流指令Idが負の値に設定されると、モータロータ11の永久磁石による磁束を打ち消す方向に界磁が発生する。その結果、ロータ振れ回りに関する磁気偏芯の寄与分が小さくなり、図11(a)のラインL1で示すように危険速度区間における振れ回りが低減される。
例えば、危険速度区間を表す情報が、図11(a)に示すような予め設定されている回転速度範囲(ω1≦ω≦ω2)である場合には、その回転速度範囲においては、d軸電流指令は負の値に設定される。
また、危険速度区間を表す情報が、図11(a)に示すように、モータ加速開始時t0を基準として予め設定されている所定時間範囲(図11(a)に示すt1≦t≦t2)、および、モータ減速開始時t0’を基準として予め設定されている所定時間範囲(t3≦t≦t4)である場合には、その所定時間範囲(t1≦t≦t2、および、t3≦t≦t4)においては、d軸電流指令は負の値に設定される。加速時には負荷(ガス負荷)がほとんど掛かっていないので、毎回の加速時間はほぼ同一となる。減速時についても同様である。そのため、上述のように危険速度区間を時間で設定することが可能であり、危険速度区間を回転速度で設定した場合と同様の効果を奏することができる。
さらにまた、危険速度区間を表す情報として、磁気軸受の変位センサから得られる変位信号を利用して、危険速度区間を表す情報を設定するようにしても良い。ラジアル軸受である磁気軸受67、68の場合、各磁気軸受67、68に対して4つの変位センサがそれぞれ設けられている。図17は、ラジアル方向の変位センサ70(合計で8つ)の配置を示す図である。図17に示すように、各磁気軸受67、68に設けられている4つの変位センサ70は回転軸Jと直交する平面内に配置され、互いに直交する2軸に沿って、シャフト5を挟むように配置されている。
変位センサ70は、シャフト5の目標浮上位置からの変位を検出するセンサであって、危険速度区間においてシャフト5の振れ回り変位が大きくなると、変位センサ70によって検出される変位量も大きくなる。そこで、危険速度区間を表す情報として変位量の閾値を予め定めておき(例えば、図11(a)のω1およびω2における変位量)、変位センサ70で検出される変位量がその閾値以上となったならば、d軸電流指令を負の値に設定する。
(2)なお、危険速度区間において、電流指令Idを回転速度ωの変化に対して連続的に変化させるのが好ましい。例えば、図11(b)に示すように、振れ回り変位がピークとなる回転速度ωにおいて電流指令Idの絶対値が最も大きくなるように連続的に変化させる。また、危険速度区間(ω1≦ω≦ω2)において、角度ξを図14(a)のように連続的に変化させても良い。この場合も、電流指令Idは連続的に変化する。
(3)さらに、危険速度区間において電流指令Idを負の値に設定する際に、その設定の前後で、すなわち危険速度区間と危険速度区間外とで、電流指令Iqの値を一定に保持するようにしてもよい。電流指令Iqの値を一定に保持することで、図11(b)に示すような危険速度区間におけるモータトルクの急低下が防止され、危険速度通過時間の短縮が図られる。
なお、以上の説明はあくまでも一例であり、発明を解釈する際、上記実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係に何ら限定も拘束もされない。例えば、上述した実施の形態では、本発明によるモータ駆動装置を磁気軸受式のターボ分子ポンプに適用した場合を例に説明したが、これに限らず、ボールベアリング式のターボ分子ポンプや、永久磁石磁気軸受によるロータを支持する真空ポンプ等、高速回転を必要とする真空ポンプにも本発明を適用することができる。
また、モータ相電流、相電圧検出をどちらも3相入力で図示しているが、公知の通り、2相のみ入力して、残りの1相は他2相より計算しても良い。U相、V相のみ電流、電圧ともに検出の場合は、残りW相については、各々、iw=-iu-iv、vw=-vu-vvにて算出できる。ここでは、2極モータ(図6)についてのみ記述したが、本発明は、2極モータに限定されるものでなく、4極モータなど多極モータにも電気角などを多極対応に置き換えることで適用可能である。
1:ポンプユニット、4:ポンプロータ、10:モータステータ、11:モータロータ、43:インバータ、44:制御部、51:回転センサ、52:電流検知部、53:電圧検知部、70:変位センサ、400:正弦波駆動制御部、401:速度制御部、402:Id・Iq設定部、403,4073:等価回路電圧変換部、404:dq-2相電圧変換部、405:2相-3相電圧変換部、406:PWM信号生成部、407:回転速度・磁極位置推定部、409、410:ローパスフィルタ、4021:Id設定部、4022:Iq設定部、4023:ξ設定部、SW1〜SW6:スイッチング素子

Claims (6)

  1. 複数のスイッチング素子を有し、モータを駆動するインバータと、
    モータ回転情報を検出する検出部と、
    前記モータ回転情報に基づいてモータロータの回転速度および磁極電気角を算出する演算部と、
    目標回転速度と前記回転速度とに基づいて電流指令を生成する電流指令生成部と、
    前記電流指令と前記回転速度とに基づいて、正弦波駆動制御におけるd軸電流指令およびq軸電流指令を設定する設定部と、
    前記d軸電流指令,q軸電流指令および前記磁極電気角に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成するPWM信号生成部と、を備え、
    前記設定部は、ロータ振れ回りが過大となる危険速度区間を表す情報に基づき、前記危険速度区間において前記d軸電流指令を負の値に設定する、モータ駆動装置。
  2. 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
    前記設定部は、前記危険速度区間における前記d軸電流指令を前記回転速度の変化に対して連続的に変化させる、モータ駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載のモータ駆動装置において、
    前記設定部は、前記危険速度区間における前記q軸電流指令の値を危険速度区間外における前記q軸電流指令の値と同一に保持する、モータ駆動装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のモータ駆動装置において、
    前記危険速度区間を表す情報は予め設定されている回転速度範囲であって、
    前記設定部は前記回転速度範囲において前記d軸電流指令を負の値に設定する、モータ駆動装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のモータ駆動装置において、
    前記危険速度区間を表す情報は、モータ加速開始時を基準として予め設定されている第1所定時間範囲、および、モータ減速開始時を基準として予め設定されている第2所定時間範囲であって、
    前記設定部は、前記第1および第2所定時間範囲において前記d軸電流指令を負の値に設定する、モータ駆動装置。
  6. 排気機能部が形成されたポンプロータと、
    前記ポンプロータを回転駆動するモータと、
    前記モータを駆動する請求項1乃至5のいずれか一項に記載のモータ駆動装置と、を備える真空ポンプ。
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