JP6987716B2 - ヒータ - Google Patents

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Description

本開示は、例えば、燃焼式車載暖房装置、石油ファンヒータ、自動車エンジンのグロープラグ、酸素センサ等の各種センサまたは測定機器に利用されるヒータに関するものである。
ヒータとして、例えば特許文献1に記載のヒータが知られている。特許文献1に記載のヒータは、内部に発熱抵抗体が埋設された棒状のセラミック体と、セラミック体の一端側を囲むように取り付けられた金属の筒状部材と、セラミック体および筒状部材の間に設けられた導電部材とを備えている。導電部材は、セラミック体の周方向を囲むように設けられている。
特開2012−33340号公報
このようなヒータにおいては、セラミック体と筒状部材とが周方向にずれるような外力が加わることおそれがあった。このとき、筒状部材とセラミック体との間に設けられた導電部材に応力が生じるおそれがあった。その結果、ヒータの耐久性を高めることが困難であった。
本開示のヒータは、先端および後端を有する棒状のセラミック体と、該セラミック体に埋設されており、一端が該セラミック体の側面に引き出された発熱抵抗体と、前記セラミック体の側面に設けられて、前記発熱抵抗体の前記一端を覆う導電部材と、筒状であって、前記セラミック体の側面の一部および前記導電部材を覆う筒状部材とを備えており、前記導電部材は、前記セラミック体の側面を周方向に囲むように設けられており、前記セラミック体の軸方向に伸びる凸部を有していることを特徴とする。
本開示のヒータによれば、ヒータの耐久性を高めることができる。
本開示のヒータの例を示す断面図である。 図1に示すヒータの一部を示す平面図である。 ヒータの別の例を示す平面図である。 ヒータの別の例を示す平面図である。 ヒータの別の例を示す平面図である。 ヒータの別の例を示す平面図である。 ヒータの別の例を示す平面図である。 ヒータの別の例を示す断面図である。 ヒータの別の例を示す断面図である。
本開示のヒータ10の一例について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本開示の一例であるヒータ10を示す断面図である。図1に示すように、ヒータ10は、棒状のセラミック体1と、セラミック体1の内部に位置する発熱抵抗体2と、セラミック体1の側面に設けられた導電部材3と、セラミック体1を覆う筒状部材4とを備えている。
セラミック体1は、長手方向を有する棒状の部材である。セラミック体1は、先端と後端とを有している。セラミック体1は、例えば角棒状または丸棒状である。セラミック体1の材質は、例えば酸化物セラミックス、窒化物セラミックス、炭化物セラミックスまたは窒化珪素質セラミックス等の電気的に絶縁性を有するセラミックスにすることができる。セラミック体1の寸法は、例えばセラミック体1の形状が丸棒状のときは、長さを20〜50mmに、直径を3〜5mmにすることができる。
発熱抵抗体2は、通電によって発熱する部材である。発熱抵抗体2は、セラミック体1の内部に位置している。発熱抵抗体2は、例えば線状のまたは帯状の部材であって、折返し形状を有していてもよい。
発熱抵抗体2は、一端がセラミック体1の側面に引き出されている。発熱抵抗体2は、例えば、端部がセラミック体1の後端に引き出されていてもよい。この場合は、セラミック体1の後端にリード端子5が接続されており、これにより発熱抵抗体2が通電していてもよい。
発熱抵抗体2の材質は、例えばタングステン、モリブデンまたはチタンなどの炭化物、窒化物または珪化物を有していてもよい。発熱抵抗体2は、セラミック体1の形成材料を含んでいてもよい。発熱抵抗体2の寸法は、例えば全長を1〜40mm、断面積を0.15〜3mmにすることができる。
導電部材3は、発熱抵抗体2と筒状部材4とを電気的に接続する部材である。導電部材3は、セラミック体1の側面において、セラミック体1の側面を周方向に囲むように設けられている。また、導電部材3は、発熱抵抗体2のうちセラミック体1の側面に引き出された一端を覆っている。これにより、導電部材3と発熱抵抗体2とを電気的に接続することができる。
導電部材3は、例えばAg−Cu−Ti、Ag−Cu−Tiにニッケルを被覆して拡散させた材料またはニッケル等の材料を有していてもよい。導電部材3の寸法は、例えば厚みを0.01〜0.2mmに、セラミック体1の長手方向の長さを10〜40mmにすることができる。
筒状部材4は、セラミック体1を保持するための部材である。筒状部材4は、セラミック体1の側面の一部と導電部材3とを覆うように位置している。筒状部材4は、導電部材3を介して、発熱抵抗体2に電気的に接続されている。これにより、発熱抵抗体2を通電させることができる。筒状部材4の材質は、例えば鉄、クロムまたはニッケル等の金属からなる。筒状部材4の寸法は、例えば内径を2.1〜5.5mmに、外径を2.5〜10mmに、セラミック体1の長手方向の長さを10〜150mmにすることができる。
筒状部材4は、導電部材3によってセラミック体1に接合されていてもよいし、導電部材3上に設けられた接合材6によってセラミック体1に接合されていてもよい。接合材6は、例えば銀銅ろうまたは金銅ろう等であってもよい。
本開示の一例のヒータ10によれば、図2に示すように、導電部材3は、セラミック体
1の軸方向に伸びる凸部31を有している。これにより、導電部材3の縁の形状が周方向に一直線状にならないようにすることができる。そのため、セラミック体1と筒状部材4とが周方向にずれるような外力が加わり、導電部材3に応力が生じた場合において、導電部材3の縁に生じる応力を、セラミック体1の軸方向に分散させることができる。これにより、導電部材3の縁の一部に応力が集中し、導電部材3が破損するおそれを低減することができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。
なお、図2〜7においては、わかりやすさを優先して、筒状部材4を省略して示しており、さらに、導電部材3にハッチングをして示している。
また、図2に示すように、凸部31は、四角形状であってもよい。これにより、導電部材3の縁において、セラミック体1の周方向に伸びる部位だけでなく、セラミック体1の長手方向に伸びる部位を設けることができる。そのため、ヒータ10の周方向に外力が加わった場合において、導電部材3の縁に生じる応力を、より効果的にセラミック体1の軸方向に分散させることができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。この場合は、凸部31の周方向の幅を0.5〜2.0mmに、凸部31の軸方向の長さを1.0〜3.0mmにすることができる。
また、図3に示すように、凸部31は、角が丸みを帯びていていてもよい。これにより、ヒータ10の周方向に外力が加わった場合において、凸部31の角に応力が集中するおそれを低減することができる。そのため、凸部31の角を起点として導電部材3が破損するおそれを低減することができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。
また、凸部31は、セラミック体1の先端側に設けられていてもよい。ここで、「先端側」とは、セラミック体1の後端から見て先端が位置する方向を意味している。セラミック体1と筒状部材4との間に周方向にずれる外力が加わった場合においては、導電部材3のうちセラミック体1の先端側に応力が生じる傾向にある。凸部31がセラミック体1の先端側に設けられていることにより、セラミック体1と筒状部材4との間に周方向にずれる外力が加わった場合において、導電部材3の縁に生じる応力を、より効果的にセラミック体1の軸方向に分散させることができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。
また、図4に示すように、凸部31は、セラミック体1の後端側に設けられていてもよい。ここで「後端側」とは、セラミック体1の先端から見て後端が位置する方向を意味している。セラミック体1に接合されたリード端子5と筒状部材4との間に周方向にずれる外力が加わった場合においては、導電部材3のうちセラミック体1の後端側に応力が生じる傾向にある。凸部31がセラミック体1の後端側に設けられていることにより、リード端子5と筒状部材4との間に周方向にずれる外力が加わった場合において、導電部材3の縁に生じる応力を、より効果的にセラミック体1の軸方向に分散させることができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。
また、図5に示すように、凸部31は、セラミック体1の周方向よりも前記セラミック体1の軸方向に長くてもよい。これにより、ヒータ10の周方向に外力が加わった場合において、導電部材3の縁に生じる応力を、セラミック体1の軸方向により距離をあけて分散させることができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。
また、図6に示すように、導電部材3は、複数の凸部31を有しており、隣り合う凸部31の間隔が異なる部位を有していてもよい。言い換えると、導電部材3は、複数の凸部31が密に存在する部位と、複数の凸部31が疎に存在する部位とを有していてもよい。
この場合は、複数の凸部31が密に存在する部位において、導電部材3の縁に生じる応力を、セラミック体1の軸方向に分散させることができる。これにより、導電部材3の縁の一部に応力が集中し、導電部材3が破損するおそれを低減することができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。また、複数の凸部31が疎に存在する部位においては、ヒータ10の熱が導電部材3を介して筒状部材4に伝わりにくい。そのため、導電部材3に生じる熱応力を低減することができる。このときに、凸部31の数は2〜10に、凸部31間の間隔を2〜10mmにすることができる。
また、図7に示すように、導電部材3は、複数の凸部31を有しており、凸部31が等間隔に配置された部位を有していてもよい。凸部31が等間隔に配置された部位においては、均等に熱が伝わるため、ヒータ10の周方向の均熱性を高めることができる。
また、図8に示すように、セラミック体1の軸方向に垂直な断面を見たときに、導電部材3は、第1部分301と第1部分301よりも厚い第2部分302とを有していてもよい。これにより、導電部材3の厚みが一定である場合と比較して、セラミック体1と筒状部材4とが周方向にずれるような外力が加わった場合において、第1部分301よりも厚い第2部分302において、応力を分散させることができる。そのため、導電部材3が破損するおそれを低減することができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。このときに、第1部分301の厚みを10〜40μmに、第2部分302の厚みを20〜80μmにすることができる。
また、図8に示すように、第2部分302は、発熱抵抗体2の一端が引き出された部位を覆っていてもよい。これにより、発熱抵抗体2の一端が引き出された部位に外力が加わったときに、第2部分302により応力を吸収することができる。そのため、発熱抵抗体2の一端が破損するおそれを低減することができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。
また、図9に示すように、第2部分302は、発熱抵抗体2の一端が引き出された部位から離れた部位に設けられていてもよい。発熱抵抗体2の一端が引き出された部位は、発熱抵抗体2の熱が直接伝わるため高温になりやすい傾向にあったが、この部位から離れて第2部分302が設けられていることにより、発熱抵抗体2の熱が導電部材3を介して筒状部材4に伝わりにくくすることができる。そのため、導電部材3に生じる熱応力を低減することができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。
また、第2部分302と凸部31とが同じ部位に位置していてもよい。言い換えると、導電部材3は、凸部31において、他の部位よりも厚くなっていてもよい。これにより、セラミック体1と筒状部材4とが周方向にずれるような外力が加わった場合において、第2部分302において、セラミック体1の軸方向に応力を分散させる。そのため、導電部材3が破損するおそれを低減することができる。その結果、ヒータ10の耐久性を高めることができる。
1:セラミック体
2:発熱抵抗体
3:導電部材
31:凸部
301:第1部分
302:第2部分
4:筒状部材
5:リード端子
6:接合材
10:ヒータ

Claims (8)

  1. 先端および後端を有する棒状のセラミック体と、該セラミック体に埋設されており、一端が該セラミック体の側面に引き出された発熱抵抗体と、前記セラミック体の側面に設けられて、前記発熱抵抗体の前記一端を覆う導電部材と、筒状であって、前記セラミック体の側面の一部および前記導電部材を覆う筒状部材とを備えており、前記導電部材は、前記セラミック体の側面を周方向に囲むように設けられており、前記セラミック体の軸方向に伸びる凸部を有していることを特徴とするヒータ。
  2. 前記凸部は、四角形状であることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記凸部は、角が丸みを帯びていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヒータ。
  4. 前記凸部は、前記セラミック体の先端側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒータ。
  5. 前記凸部は、前記セラミック体の周方向よりも前記セラミック体の軸方向に長いことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のヒータ。
  6. 前記導電部材は、複数の前記凸部を有しており、隣り合う前記凸部の間隔が異なる部位を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のヒータ。
  7. 前記導電部材は、複数の前記凸部を有しており、前記凸部が等間隔に配置された部位を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のヒータ。
  8. 前記セラミック体の軸方向に垂直な断面を見たときに、
    前記導電部材は、第1部分と該第1部分よりも厚い第2部分とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のヒータ。
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