JP6987585B2 - 粘着テープ貼着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粘着テープ貼着装置に関する。
一般に、半導体ウエーハやパッケージ基板など、各種電子デバイスを備える板状の被加工物(板状物)を、研削砥石で薄化する研削加工装置や、切削ブレードやレーザービームで個々のチップに分割する切削加工装置もしくはレーザー加工装置が知られている。これら各種加工装置では、被加工物はチャックテーブルに保持されるが、チャックテーブルとの接触面が傷付くのを防ぐ必要がある。このため、従来、チャックテーブルに保持される被加工物には、保護テープやダイシングテープなどの粘着テープが貼着されるのが一般的である。この種の粘着テープは、帯状に形成され、剥離シートに仮接着された状態で被加工物の大きさに合わせた必要領域がカットされた(切り取られた)後、剥離シートから剥がされて、被加工物に貼着される(特許文献1)。一方、粘着テープにおける上記必要領域以外の不要領域は、巻回ローラに巻回されて回収され、所定量以上回収されると、オペレータによって巻回ローラから取り外されて廃棄される。
特開2006−005131号公報
しかし、従来の構成では、巻回ローラには粘着テープの不要領域がきつく、かつ大量に巻回されている。このため、粘着テープを廃棄する際には、オペレータが巻回された粘着テープをカッター等で切り取ることで、該粘着テープを巻回ローラから取り外す作業を要し、廃棄作業の工数が増大する問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、巻回ローラから粘着テープを取り外し作業の容易化を図り、粘着テープの廃棄作業にかかる工数を低減できる粘着テープ貼着装置を提供することを目的とする。
発明は、板状物を保持するチャックテーブルと、帯状の粘着テープがロール状に巻回されたテープロールを支持する支持ローラと、該支持ローラに支持された該テープロールから該粘着テープを繰り出す繰り出しユニットと、繰り出された該粘着テープから板状物に貼着する必要領域を切り取る切り取りユニットと、切り取られて残った不要粘着テープを巻回する巻回ユニットと、を備える粘着テープ貼着装置であって、該巻回ユニットは、回転軸心方向に延在する巻回ローラと、該巻回ローラの外周に装着すると該巻回ローラに密着し、該巻回ローラの軸心方向に摺動可能な内径の螺旋状のスパイラルチューブと、を備えるものである。
本発明によれば、巻回ローラに予めスパイラルチューブを装着することにより、スパイラルチューブごと粘着テープを巻回ローラから引き抜くことができる。さらに、引き抜いたロール状の不要粘着テープの内周からスパイラルチューブを変形させて容易に取り外すことができ、粘着テープの廃棄作業にかかる工数を低減することができる。
図1は、本実施形態に係るテープ貼着装置の概略構成図である。 図2は、巻回ユニットの正面図である。 図3は、巻回ユニットの断面図である。 図4は、粘着テープを巻回ユニットから除去する処理方法の手順を示すフローチャートである。 図5は、巻回ユニットに粘着テープが巻回された状態を示す断面図である。 図6は、粘着テープとスパイラルチューブを巻回ローラから引き抜く様子を示す断面図である。 図7は、粘着テープからスパイラルチューブを取り外す様子を示す断面図である。 図8は、変形例に係る巻回ユニットの正面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
図1は、本実施形態に係るテープ貼着装置の概略構成図である。テープ貼着装置(粘着テープ貼着装置)10は、図1に示すように、ウエーハ(板状物)100を保持するチャックテーブル11と、このチャックテーブル11上に保持されたウエーハ100に対して粘着テープ12を搬送して貼り付ける搬送ユニット20と、粘着テープ12からウエーハ100の形状に合わせた必要領域12Aを切り取る切り取りユニット30とを備える。
本実施形態において、粘着テープ12が貼着されるウエーハ100は、シリコンを母材とする円板状の半導体ウエーハやサファイア、SiC(炭化ケイ素)などを母材とする光デバイスウエーハ、パッケージ樹脂基板、セラミックス基板、ガラス基板などである。この種のウエーハ100は、表面に形成された格子状の分割予定ラインによって複数の領域に区画され、各領域にデバイスが形成されている。
チャックテーブル11は、ウエーハ100の径より大径に形成されており、吸引手段(不図示)によってウエーハ100を保持面11A上に吸引保持するようになっている。また、チャックテーブル11は、上下方向に移動可能に構成されており、図1に示すテープ貼着位置と、このテープ貼着位置よりも下降したウエーハ着脱位置(不図示)とに位置付けられる。
粘着テープ12は、例えば、ダイシングテープや保護テープであり、一方の面に粘着層を備えて帯状に形成される。本実施形態では、粘着テープ12は、粘着層に剥離紙13を仮接着した積層シート14の状態で搬送される。搬送ユニット20は、長尺の積層シート14をロール状に巻回したシートロール(テープロール)14Aを支持する支持ローラ21と、この支持ローラ21に支持されたシートロール14Aから積層シート14(もしくは粘着テープ12)を繰り出して搬送する搬送ローラ(繰り出しユニット)22,23とを備える。また、搬送ユニット20は、積層シート14から剥離紙13を剥離する剥離ローラ24と、剥離された剥離紙13を巻き取る剥離紙巻き取りローラ25とを備える。また、搬送ユニット20は、粘着テープ12をウエーハ100に押し付けて貼着する押圧ローラ26と、必要領域12Aを切り取られた粘着テープ12の不要領域(不要粘着テープ)12Bを巻回する巻回ユニット27とを備える。
搬送ローラ22,23は、粘着テープ12の搬送方向にチャックテーブル11を挟んで配置される。搬送ローラ22,23は、モータの動力によって回転し、この回転によって粘着テープ12を所定の搬送方向に搬送する。搬送ローラ22,23は、例えば、ウエーハ100の直径(必要領域12A)よりも僅かに長い距離を搬送すると停止し、粘着テープ12の貼り付け及びカット(切り取り)が終了すると再び搬送を開始する。支持ローラ21は、積層シート14(粘着テープ12)の搬送に合わせてシートロール14Aを回転させることにより、積層シート14が繰り出される。
剥離ローラ24は、支持ローラ21と搬送ローラ22との間に配置されて積層シート14の剥離紙13に接触する。剥離ローラ24は、積層シート14の搬送に合わせて回転駆動し、積層シート14から剥離紙13を剥離する。剥離紙巻き取りローラ25は、剥離ローラ24から近接した位置に配置される。剥離紙巻き取りローラ25は、搬送ローラ22,23の回転に合わせて回転駆動し、剥離された剥離紙13が粘着テープ12の粘着層に貼り付かないように弛みなくロール状に巻き取っている。
押圧ローラ26は、搬送ローラ22,23の間に配置され、チャックテーブル11がテープ貼着位置にある時に、図1に示す破線位置と実線位置との間を回転しながら移動し、粘着テープ12をウエーハ100に貼り付ける。巻回ユニット27は、搬送ローラ23よりも搬送方向の下流側に配置される。
切り取りユニット30は、粘着テープ12を挟んでチャックテーブル11の上方に配設されている。切り取りユニット30は、同一軸線P上に配置された回転軸31と、この回転軸31に連結される回転板32と、この回転板32の下面に装着されるカッター支持部材33と、このカッター支持部材33に取り付けられたカッター刃34とを備える。切り取りユニット30は、上下方向に移動可能に構成されており、図1に示すテープカット位置と、このテープカット位置よりも上昇した退避位置とに位置付けられる。切り取りユニット30が退避位置に上昇した際に、押圧ローラ26はチャックテーブル11上を移動して粘着テープ12をウエーハ100に貼り付ける。
回転板32は、例えばチャックテーブル11と同等の大きさを有し、カッター支持部材33は、回転板32の半径方向に移動可能に構成される。カッター支持部材33(カッター刃34)をウエーハ100の大きさに合わせた位置にセットし、回転板32と共にカッター刃34を回転することにより、ウエーハ100の外周縁に沿って粘着テープ12が切断され、必要領域12Aが切り取られる。必要領域12Aが切り取られた粘着テープ12の不要領域12Bは巻回ユニット27に巻き取られる。
次に、巻回ユニット27について説明する。図2は、巻回ユニットの正面図であり、図3は、巻回ユニットの断面図である。巻回ユニット27は、図2及び図3に示すように、巻回ローラ28と、この巻回ローラ28の外周面28Aに装着されるスパイラルチューブ29とを備える。巻回ローラ28は、回転軸心Qを中心に回転する円柱体であり、長手方向が回転軸心Qに沿って延在する。巻回ローラ28は、剛性を有する金属材料(例えば鉄やステンレススチールなど)で形成されており、本実施形態では直径が例えば40mmに設定されている。また、巻回ローラ28の長手方向の長さは、粘着テープ12の幅よりも長く形成されている。巻回ローラ28は、図1に示すように、搬送ローラ22,23の回転に合わせて回転駆動して粘着テープ12の不要領域12Bを巻回する。本実施形態では、粘着テープ12は、粘着層が巻回ローラ28に対面する状態で、スパイラルチューブ29を介して巻回ローラ28に巻き取られる。
スパイラルチューブ29は、図2に示すように、可撓性を有する帯状部材を螺旋状に巻き回して形付けた部材であり、例えば、ポリエチレン、ナイロン、又はフッ素樹脂などの可撓性を有する樹脂材料で形成されている。スパイラルチューブ29は、単独で配置される通常状態では、巻回ローラ28の直径よりも小さい内径(例えば20mm)の略円筒形状を呈し、外力によって容易に変形して巻回ローラ28の外周面28Aに巻き付けられる。本実施形態では、スパイラルチューブ29は、例えば、品川商工株式会社製の品番SS−20Nが用いられている。巻回ローラ28の外周面28Aに巻き付けられたスパイラルチューブ29は、弾性力(元の形状に戻ろうとする力)によって、巻回ローラ28の外周面28Aに密着する。これにより、スパイラルチューブ29は、巻回ローラ28に対して空転することなく該巻回ローラ28と一体に回転する。一方、スパイラルチューブ29の密着力は、それほど大きなものではない。このため、例えば、オペレータ(作業員)がスパイラルチューブ29を巻回ローラ28の回転軸心Qの延びる方向に動かすと、スパイラルチューブ29は、巻回ローラ28の外周面28Aに沿って摺動して取り外すことができる。
次に、巻回ユニット27に巻回された粘着テープ12(不要領域12B)を除去する処理方法について説明する。図4は、粘着テープを巻回ユニットから除去する処理方法の手順を示すフローチャートである。まず、スパイラルチューブ29を巻回ローラ28の外周面28Aに装着する(ステップS1;スパイラルチューブ装着ステップ)。具体的には、図2に示すように、巻回ローラ28の外周面28Aにスパイラルチューブ29を変形させつつ螺旋状に巻いていく。この際、スパイラルチューブ29の両端部29A,29Aは、それぞれ巻回ローラ28の両端面28B,28Bの近傍もしくは、両端面28B,28Bの外側に位置するように装着するのが好ましい。これによれば、巻回ユニット27に粘着テープ12を巻回した際に、スパイラルチューブ29の両端部29A,29Aは、少なくとも粘着テープ12よりも外側に位置するため、粘着テープ12が巻回ローラ28に直接巻回されることを防止しつつ、スパイラルチューブ29の取り扱いを容易に行うことができる。
次に、必要領域12Aが切り取られた粘着テープ12の不要領域12Bを巻回ユニット27に巻回する(ステップS2;巻回ステップ)。このステップは、ウエーハ100に粘着テープ12を貼着し、ウエーハ100の外周に沿って粘着テープ12の必要領域12Aを切り取る作業と並行して行われる。具体的には、図5に示すように、巻回ローラ28には、スパイラルチューブ29を介して、粘着テープ12の不要領域12Bが巻回される。スパイラルチューブ29は、弾性力によって巻回ローラ28の外周面28Aに密着するため、巻回ローラ28が空転することが防止され、粘着テープ12の不要領域12Bを巻き取ることができる。本実施形態では、粘着テープ12の粘着層は、巻回ローラ28に対面するものの、巻回ローラ28の外周面28Aにスパイラルチューブ29が装着されることにより、巻回ローラ28に粘着層が接触することはない。また、スパイラルチューブ29の両端部29Aは、巻回ローラ28の両端面28Bよりも外側に位置し、巻回ローラ28は、粘着テープ12の幅よりも長いため、少なくともスパイラルチューブ29の一方の端部29Aは、粘着テープ12の不要領域12Bの側部(幅方向端部)12B1から露出する。
次に、巻回した粘着テープ12の不要領域12Bを、スパイラルチューブ29ごと巻回ローラ28から引き抜く(ステップS3;引き抜きステップ)。具体的には、図6に示すように、粘着テープ12の不要領域12Bとスパイラルチューブ29とを巻回ローラ28から軸心方向(図中矢印方向)に引き抜く。この際、スパイラルチューブ29の上には、粘着テープ12の不要領域12Bがきつく巻回されて一体化されている。このため、オペレータ(作業者)が粘着テープ12を持って、軸心方向に移動させると、巻回ローラ28の外周面28Aをスパイラルチューブ29が摺動することにより、粘着テープ12の不要領域12B及びスパイラルチューブ29を容易に巻回ローラ28から引き抜くことができる。
次に、引き抜いた粘着テープ12の不要領域12Bの内周からスパイラルチューブ29を取り外す(ステップS4;取り外しステップ)。具体的には、図7に示すように、スパイラルチューブ29の端部29Aを粘着テープ12の不要領域12Bから軸心方向(図中矢印方向)に引っ張る。この端部29Aは、不要領域12Bの側部(幅方向端部)12B1から露出しているため、該端部29Aを容易に把持して引っ張ることができる。さらに、スパイラルチューブ29は、可撓性を有する帯状部材を螺旋状に形成したものであるため、端部29Aを引っ張ることにより、スパイラルチューブ29が容易に変形して粘着層から剥がされ、不要領域12Bの内周から取り外すことができる。取り外したスパイラルチューブ29は、巻回ローラ28の外周面28Aへの装着(上記ステップS1)に再利用することができる。
最後に、スパイラルチューブ29が取り外された粘着テープ12(不要領域12B)を廃棄する(ステップS5;廃棄ステップ)。上記のように、粘着テープ12からスパイラルチューブ29が取り外されているため、粘着テープ12に余分なものが付着した状態で廃棄されることを防止し、廃棄物の分別をも実現できる。
次に、巻回ユニットの変形例について説明する。図8は、変形例に係る巻回ユニットの正面図である。上記した巻回ユニット27は、巻回ローラ28の外周面28Aに単一のスパイラルチューブ29を装着していた。この構成では、スパイラルチューブ29の長さが巻回ローラ28の長さに比べて十分に長くなるため、スパイラルチューブ29を取り外す際に、多少の煩雑さが想定される。
このため、変形例に係る巻回ユニット127は、図8に示すように、巻回ローラ28と、この巻回ローラ28の外周面28Aに装着される一対のスパイラルチューブ129,129とを備える構成となっている。巻回ローラ28は、上記したものと同一であるため説明を省略する。スパイラルチューブ129は、上記したスパイラルチューブ29の半分以下の長さに設定された以外は同一の構成である。これらスパイラルチューブ129,129を巻回ローラ28の外周面28Aに装着する場合には、スパイラルチューブ129,129の端部129A,129Aをそれぞれ巻回ローラ28の端面28B,28Bの外側に位置付け、巻回ローラ28の外周面28Aに各スパイラルチューブ129を変形させつつ螺旋状に巻いていく。この場合、巻回ローラ28の外周面28Aの中央部に、スパイラルチューブ129,129が装着されない領域が生じないように巻くことが好ましい。
以上、説明したように、本実施形態に係る粘着テープの処理方法は、ロール状に巻回された帯状の粘着テープ12が繰り出され、必要領域12Aが切り取られて残った不要領域12Bが巻回される巻回ローラ28から粘着テープ12の不要領域12Bを除去するものであり、巻回ローラ28の外周面28Aに装着すると巻回ローラ28に密着し、巻回ローラ28の軸心方向に摺動可能な内径の螺旋状のスパイラルチューブ29,129を、巻回ローラ28の外周面28Aに装着するスパイラルチューブ装着ステップS1と、必要領域12Aが切り取られた粘着テープ12の不要領域12Bを、スパイラルチューブ29,129を介して巻回ローラ28の外周面28Aに巻回していく巻回ステップS2と、巻回した粘着テープ12の不要領域12Bを巻回ローラ28からスパイラルチューブ29,129ごと引き抜く引き抜きステップS3と、引き抜いた粘着テープ12の不要領域12Bの内周からスパイラルチューブ29,129を変形させながら取り外す取り外しステップS4と、を備える。この構成によれば、巻回ローラ28に予めスパイラルチューブ29,129を装着することにより、スパイラルチューブ29,129ごと粘着テープ12の不要領域12Bを巻回ローラ28から容易に引き抜くことができる。さらに、引き抜いたロール状の不要領域12Bの内周からスパイラルチューブ29,129を変形させて容易に取り外すことができる。このため、従来のように、巻回された不要領域12Bをカッター等で切り取ることにより、不要領域12Bを巻回ローラ28から取り外す作業が不要となり、粘着テープ12の不要領域12Bの廃棄作業にかかる工数を低減することができる。
また、本実施形態によれば、スパイラルチューブ装着ステップS1では、巻回ローラ28に巻回される粘着テープ12の不要領域12Bの側部12B1からスパイラルチューブ29,129の端部29A,129Aが露出する位置に、スパイラルチューブ29,129は巻回ローラ28に巻回されるため、端部29A,129Aを容易に把持して引っ張ることができ、スパイラルチューブ29を容易に変形して不要領域12Bの内周から取り外すことができる。特に、変形例では、スパイラルチューブ129が巻回ローラ28の外周面28Aに接着する面積が小さいため、引き抜きが容易である。さらに、スパイラルチューブ129Aの長さが巻回ローラ28の長さよりも短いため、不要領域12Bの内周からスパイラルチューブ129Aを取り外す際に、引っ張る量が短く取り外しやすい。
また、本実施形態に係るテープ貼着装置10は、ウエーハ100を保持するチャックテーブル11と、帯状の粘着テープ12と剥離紙13とが積層された積層シート14をロール状に巻回したシートロール14Aを支持する支持ローラ21と、支持ローラ21に支持されたシートロール14Aから粘着テープ12を繰り出して搬送する搬送ローラ22,23と、繰り出された粘着テープ12からウエーハ100に貼着する必要領域12Aを切り取る切り取りユニット30と、切り取られて残った粘着テープ12の不要領域12Bを巻回する巻回ユニット27,127と、を備え、この巻回ユニット27,127は、回転軸心Q方向に延在する巻回ローラ28と、巻回ローラ28の外周面28Aに装着すると巻回ローラ28に密着し、巻回ローラ28の軸心方向に摺動可能な内径の螺旋状のスパイラルチューブ29,129と、を備えるものである。この構成によれば、巻回ローラ28に予めスパイラルチューブ29,129を装着することにより、スパイラルチューブ29,129ごと粘着テープ12の不要領域12Bを巻回ローラ28から容易に引き抜くことができる。さらに、引き抜いたロール状の不要領域12Bの内周からスパイラルチューブ29,129を変形させて容易に取り外すことができる。このため、従来のように、巻回された不要領域12Bをカッター等で切り取ることにより、不要領域12Bを巻回ローラ28から取り外す作業が不要となり、粘着テープ12の不要領域12Bの廃棄作業にかかる工数を低減することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、本実施形態では、粘着テープ12が貼着される板状物としてウエーハ100を例示したが、板形状をした対象物であればウエーハ100に限るものではない。また、本実施形態では、テープ貼着装置10として、ウエーハ100に粘着テープ12を貼着した後に、切り取りユニット30のカッター刃34でウエーハ100の大きさに合わせてカットし、残った粘着テープ12の不要領域12Bを巻回ユニット27,127で巻き取る構成を説明したがこれに限るものではない。例えば、粘着テープ12に剥離紙13が積層された積層シート14を、ウエーハ100に貼着する前に粘着テープ12のみをバッチローラー等でウエーハ100の大きさに合わせて円形にカットし、粘着テープ12をウエーハ100に貼着すると共に、残った粘着テープ12の不要領域12Bを巻回ユニットで巻き取る構成のテープ貼着装置で利用することもできる。
10 テープ貼着装置(粘着テープ貼着装置)
11 チャックテーブル
11A 保持面
12 粘着テープ
12A 必要領域
12B 不要領域(不要粘着テープ)
12B1 側部(幅方向端部)
13 剥離紙
14 積層シート
14A シートロール(テープロール)
20 搬送ユニット
21 支持ローラ
22,23 搬送ローラ(繰り出しユニット)
27,127 巻回ユニット
28 巻回ローラ
28A 外周面
28B 端面
29,129 スパイラルチューブ
29A,129A 端部
30 切り取りユニット
100 ウエーハ(板状物)

Claims (1)

  1. 板状物を保持するチャックテーブルと、帯状の粘着テープがロール状に巻回されたテープロールを支持する支持ローラと、該支持ローラに支持された該テープロールから該粘着テープを繰り出す繰り出しユニットと、繰り出された該粘着テープから板状物に貼着する必要領域を切り取る切り取りユニットと、切り取られて残った不要粘着テープを巻回する巻回ユニットと、を備える粘着テープ貼着装置であって、
    該巻回ユニットは、
    回転軸心方向に延在する巻回ローラと、
    該巻回ローラの外周に装着すると該巻回ローラに密着し、該巻回ローラの軸心方向に摺動可能な内径の螺旋状のスパイラルチューブと、を備える粘着テープ貼着装置。
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