JP3068163U - 再利用可能なかすロ―ル用着脱式コア - Google Patents

再利用可能なかすロ―ル用着脱式コア

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JP3068163U
JP3068163U JP1999007744U JP774499U JP3068163U JP 3068163 U JP3068163 U JP 3068163U JP 1999007744 U JP1999007744 U JP 1999007744U JP 774499 U JP774499 U JP 774499U JP 3068163 U JP3068163 U JP 3068163U
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Japan
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roll
core
scum
support shaft
paper
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Application number
JP1999007744U
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English (en)
Inventor
康一 深田
Original Assignee
株式会社マシンテックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二層構造の帯状体の、粘着面を有する上面だ
けを刃物により所定の形状に打抜いた長尺の帯状体から
帯状かす部分を剥離して処理する装置において、かす巻
取りに紙管を用いることなく、かす紙管不要によるコス
ト低減および廃棄処分を容易にすることで環境保護の向
上を図る。 【解決手段】かすロールを形成するのに紙管を用いず
に、パイプに切れ込みの入った再利用可能な着脱式コア
を使用することでかすロール形成後にかすロール部分だ
けを分離できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、粘着面で貼着することによって二層構造とした例えばラベル用素材、 シール用素材など長尺帯状体の、粘着面を有する上面だけを刃物により所定の形 状で打抜いた状態の帯状体(以下単に帯状体と呼ぶ)1の、帯状のかす部分(以 下単に帯状かすと呼ぶ)2を帯状体1から剥離し、廃棄処理するためにロール状に 巻取るかす処理装置における再利用可能なかすロール用コアに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
図1はかす処理装置の一例であり、図2に従来のかすロール用コアである紙管を用 いたかすロールを示す。
【0003】 かす処理装置の概要を図1で説明する。図1の左方から搬送される帯状体1はガイ ドローラ2を経てかす剥離ローラ3に至り、ここでかす部分4と剥離されて帯状体 本体1aは図の右方の次工程、例えば巻取り工程に搬送され、かす4は剥離後、帯 状体1に同調して従動回転するかすロール駆動ローラ5に外周加圧接触するため帯 状かす4はかすロール6を形成していく。図1の例ではかすロール6を従動回転させ ているが、支持軸7を駆動してかすロールを形成する方法もある。
【0004】 従来では図2に示すように必ずなんらかの方法で支持軸7に固定した紙管8の外周 にかすを巻取ってロールを形成し、かすロール6が巻取最大径に達すると巻終っ たかすロール6を紙管ごと取外して廃棄処理していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
かすロール形成に使用される紙管8は厚みが8mm程度の頑丈なもので、かすを新た にセットするたびに紙管を必要とし、さらにかすロール自体は比較的柔らかく処 分に最適な形状にできるにも拘わらず頑丈な紙管が存在するために大きくかさば ったまま廃棄処分をするか、あるいは粉砕機で小さくするばあいにもかなり大掛 かりな装置を必要としているのが現状である。
【0006】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであって、かす巻取りに紙管を用 いることなく、安価でしかも操作が容易である再利用可能な着脱式コアを提供し 、かす紙管不要によるコスト低減および廃棄処分が容易になることによる環境保 護の向上に寄与することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本考案のかすロール形成においては、かすロール支 持軸に紙管に代えて再利用可能な着脱式コアを装着して、まわりに新聞紙などを 一周程度巻きつけてからかすをセットし、かすロールを形成していくのである。
【0008】 着脱式コアは縦方向に切れ込みの入った弾力性のあるパイプ形状でかすロール支 持軸外周に拡張させながら挿入するので装着後は締め付け固定される。このとき 、着脱式コア外周はロール支持軸に装着以前の外周よりも大きくなる。したがっ て、着脱式コアを装着した状態で新聞紙などをまき、その周にかすロールを形成 していき、巻終った時点でかすロール支持軸から外すと着脱式コアの外周は拡張 していたものが元に戻るために収縮する。拡張した状態で外周に新聞紙などを巻 いている為に着脱式コア表面にはかす面は接しておらず、容易にかすロール部分 だけが取り除けるとともにロールは少しの力で小さく押し潰すことができるので ある。取外した着脱式コアは何度でも再利用できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
【0010】 図3において、着脱式コア9はパイプに切れ込み10がいれてあるが、これはコア内 径をパイプの弾力を利用して拡張および収縮させる作用のためである。切れ込み が例えば斜めに入っていれば支持軸との接触従動回転における円滑性をさらに向 上させることができる。着脱式コア内径は支持軸の外径よりも小さいために支持 軸7に拡張させて挿入させると締め付けながら固定される。支持軸7は特殊な加工 は必要とせず軸外径がコア内径に対してわずかに大きい程度で着脱式コア9がし っかり締め付け固定される形状であればよい。この状態で新聞紙11などを巻いて おくが、これはかすによる着脱式コア9への接着を防ぎ、かすロール6を容易に取 り外すことができるようにするためである。
【0011】 着脱式コア9を支持軸7に装着してから、かすをセットし図4に示すかすロール6を 形成した後は図5のように締め付け固定されている着脱式コア9ごとかすロール6 を支持軸7から完全に取り外す。すると、図6のように着脱式コア9だけが収縮し 、また、新聞紙11などでかすロール6と着脱式コア9は接していない為にかすにの り面が存在する場合にも容易にかすロール6だけが取り除けるのである。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかなように、本考案による着脱式コアを使用すれば従来 では必要とされた紙管がまったく不要になり、また、かすロールを巻取ったあと にも、紙管などのコアのないかすロールだけを分離でき、着脱式コアは何度でも 再利用できる。したがって、廃棄処分されるかすロールのために従来では必要と された頑丈な紙管を準備する手間、コストを大幅に削減でき、従来の硬い紙管の 存在するかさばったかすロールに対して、本考案の着脱式コアにより形成される 紙管のないかすロールは小さくコンパクトに処分できるようになるために廃棄処 分が容易になり環境保護の向上に大幅に貢献できるようになる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】かす処理装置の一例の側面図である。
【図2】従来のかすロールの斜視図である。
【図3】着脱式コアの斜視図である。
【図4】着脱式コアを用いたかすロールの斜視図であ
る。
【図5】かすロールの支持軸からの取り外しを示す斜視
図である。
【図6】着脱式コアのかすロールからの取り外しを示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 帯状体 2 ガイドローラ 3 剥離ローラ 4 帯状かす 5 かすロール駆動ローラ 6 かすロール 7 支持軸 8 紙管 9 着脱式コア 10 切れ込み 11 新聞紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状体1を搬送させながらかす部分を剥離
    して独立したかすロール6を形成する装置において、切
    れ込み10をいれたパイプの弾力を利用して拡張させ支持
    軸7に締め付け固定させる再利用可能なかすロール用着
    脱式コア9。
JP1999007744U 1999-10-13 1999-10-13 再利用可能なかすロ―ル用着脱式コア Expired - Lifetime JP3068163U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019062165A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 株式会社ディスコ 粘着テープの処理方法及び粘着テープ貼着装置
KR101952366B1 (ko) * 2017-09-05 2019-05-23 (주) 고송이엔지 피씨비 보호필름 부착용 라미네이터 장치

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