JPH06156882A - 感光性エレメントの保護フィルム巻き取り用巻芯、該巻芯を備えたラミネーター及びラミネート方法 - Google Patents

感光性エレメントの保護フィルム巻き取り用巻芯、該巻芯を備えたラミネーター及びラミネート方法

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JPH06156882A
JPH06156882A JP4308661A JP30866192A JPH06156882A JP H06156882 A JPH06156882 A JP H06156882A JP 4308661 A JP4308661 A JP 4308661A JP 30866192 A JP30866192 A JP 30866192A JP H06156882 A JPH06156882 A JP H06156882A
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JP
Japan
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core
photosensitive element
protective film
winding core
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4308661A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeki Sato
雄毅 佐藤
Hiroshi Ebihara
宏 海老原
Hirotada Yamashita
浩祥 山下
Hiroshige Hirasawa
広重 平澤
Tamotsu Kirino
保 桐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業廃棄物の低減、感光性エレメントの原価
低減を達成できる感光性エレメントの保護フィルム巻き
取り用巻芯を提供する。 【構成】 外径を可変とした感光性エレメントの保護フ
ィルム巻き取り用巻芯、外径を可変とした感光性エレメ
ントの保護フィルム巻き取り用巻芯を備えたラミネータ
ー及び感光性エレメントから保護フィルムを剥がして外
径を可変とした感光性エレメントの保護フィルム巻き取
り用巻芯に巻き取りながら、感光層および可撓性支持フ
ィルムを基板にラミネートすることを特徴とする感光性
エレメントのラミネート方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性エレメントの保
護フィルム巻き取り用巻芯、該巻芯を備えたラミネータ
ー及びラミネート方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷配線板業界では、図1に示される可
撓性支持フィルム2、感光層3及び保護フィルム4から
なる感光性エレメント1の感光層を銅張積層板等の基板
にラミネートする際、感光性エレメント1から保護フィ
ルム4を剥離しABS、硬質塩ビ等のプラスチック、紙
などを材質とする外径が可変しない巻芯10に剥離した
保護フィルムを巻き取りながら可撓性支持フィルムと共
に感光層を基板にラミネートしていた(図3参照)。
【0003】感光性エレメントは図2に示されるよう
に、通常の巻芯に巻かれたロール状の形態でラミネータ
ーにセットされる。この巻芯はプラスチック、紙等の材
質でできた外径が可変しない円筒型の巻芯部材を用いた
巻芯が多く使われている。
【0004】そして、保護フィルムを巻き取る巻芯に
は、ロール状の感光性エレメントに用いられていた巻芯
で、感光性エレメントを巻き出し終わったものを転用し
ている。
【0005】保護フィルムの巻き取りにより保護フィル
ムがスペース的に一杯に巻かれた巻芯はラミネーターか
ら取りはずし、保護フィルムをつけたままの状態で廃棄
するかあるいはこの巻芯を再使用するため巻芯から保護
フィルムを取りはずし保護フィルムを廃棄する。巻芯か
ら保護フィルムを取りはずす場合は、通常、時間と手間
と廃棄物のかさ高さを抑えるためにカッターナイフで多
重に巻かれた保護フィルムを一気に切断して巻芯から取
りはずすことが行われる。
【0006】この取りはずした巻芯は、コスト低減、省
資源、産廃物抑制、省スペース等の点から、感光性エレ
メントの巻芯として再度利用されることになる。
【0007】結局、一個のプラスチック、紙等の材質で
できた外径が可変しない巻芯は、感光性エレメントの巻
芯−保護フィルムの巻芯−感光性エレメントの巻芯−保
護フィルムの巻芯………と順繰りに使い回されていく。
【0008】しかし、前述したように保護フィルムの廃
棄のために巻芯に多重に巻かれた保護フィルムを、カッ
ターナイフで切断する際に巻芯部材の表面に切り傷がつ
くことが避けられない。そして、ひどい切り傷が表面に
ついた巻芯部材を用いて感光性エレメント用の巻芯とし
て再使用すると、この切り傷が感光性エレメントの表面
に転写され厚みの不均一と外観不具合を発生させてしま
うので、もはや感光性エレメントの巻芯としては使用で
きず、かかる巻芯部材は廃棄せざるを得なかった。ま
た、カッターナイフで多重に巻かれた保護フィルムを切
断し巻芯から取りはずすことは、それ自体大変な作業な
のでカッターナイフで切断せずに即ち保護フィルムを取
りはずすことなしに巻芯部材も保護フィルムと一緒に廃
棄してしまうことが多かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消し、産業廃棄物の低減、感光性エレメントの原価低
減を達成できる感光性エレメントの保護フィルム巻き取
り用巻芯、該巻芯を備えたラミネーター及びラミネート
方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、外径を可変と
した感光性エレメントの保護フィルム巻き取り用巻芯に
関する。
【0011】また、本発明は、外径を可変とした感光性
エレメントの保護フィルム巻き取り用巻芯を備えたラミ
ネーターに関する。
【0012】また、本発明は、感光性エレメントから保
護フィルムを剥がして外径を可変とした感光性エレメン
トの保護フィルム巻き取り用巻芯に巻き取りながら、感
光層を基板にラミネートすることを特徴とする感光性エ
レメントのラミネート方法に関する。
【0013】本発明における感光性エレメントは、特に
制限なく公知のものを用いることができる。図1に示さ
れる感光層エレメントは、その一例であるが、可撓性支
持フィルムと感光層との間や感光層と保護フィルムとの
間に中間層等が設けられたものでもよい。
【0014】外径が可変する感光性エレメントの保護フ
ィルム巻き取り用巻芯は、通常、保護フィルムを巻き取
る際には、外径を大きくして巻き取り時に保護フィルム
のゆるみ、シワが発生しないようにし、保護フィルムを
巻芯からとりはずす際(巻芯に一杯に巻かれた保護フィ
ルから抜き取る際)、外径を小さくして、とりはずしを
容易に行えるようにする。巻芯部材の材質には特に制限
はなく、その寸法は、図4では、通常、厚さ5〜10m
m、直径60〜150mm及び長さ500〜1000mmの
範囲とされる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により、本発明を説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0016】図3に示した装置の巻芯10に、図4に示
した巻芯(巻芯部材の厚さ8mm、直径74〜80mm(可
変)及び長さ610mm)を用いて感光性エレメントを両
面銅板積層板の両面からラミネートした。図4に示した
巻芯に用いられた巻芯部材16はプラスチックの円筒を
4分割したものをゴムの締結輪17で止めた本発明の感
光性エレメントの保護フィルム巻き取り用巻芯であり、
ラミネート装置にシャフト20を介して搭載される。
【0017】図4においてシャフト20にはめこまれ固
定された。固定具15、シャフト20をスライドする固
定具18及びその固定具18をシャフトにすべらぬよう
固定するためのストッパー19をあわせて示した。図5
は図4の略断面図である。
【0018】固定具15、固定具18、巻芯部材16の
両端にはテーパーが形成されている。最初固定具15を
備えたシャフト20に締結輪17で止めた巻芯部材16
をはめこみ、ついで固定具18をストッパー19をねじ
込むことにより固定具15のある方向へ押しこんでゆ
く。はじめ巻芯部材16は締結輪の復元力によりすきま
なくとじていてその外径は小さいが、テーパーがあるの
で、固定具15の押し込みが進むにつれてすきまがひら
きその外径は大きくなる。
【0019】ここでストッパー19で固定具18を固定
し、外径が大きな状態でラミネーターにシャフト20を
介して取りつけ、保護フィルムを巻き取る。感光性エレ
メントを使い切った頃に巻き取った保護フィルムが一杯
になったらラミネーターから取りはずし、ストッパー1
9をゆるめ、ついで固定具18を固定具15のある方向
と反対の方向へねじをゆるめてゆく。ねじをゆるめると
巻芯部材の外径が小さくなり、保護フィルムの内面と巻
芯の外径との間にゆるみが生じるので、巻き取った保護
フィルムをロール状のまま容易に抜きとることができ
る。
【0020】感光性エレメントを巻き出し終えたプラス
チックの巻芯は、再度感光性エレメントを巻く巻芯とし
てリサイクルすることができる。
【0021】上記とは別に、図6に示したスリット21
を設けた弾性を有するプラスチックの巻芯部材22を、
前記のプラスチックの円筒を4分割したものをゴムの締
結輪17で止めた巻芯に代えて用いた以外は上記と同様
に行なったところ、上記と同様の結果が得られた。
【0022】
【発明の効果】本発明の外径が可変する感光性エレメン
トの保護フィルム巻き取り用巻芯を用いれば、これを備
えたラミネーターによって従来どおりスムーズに感光性
エレメントを銅張積層板等の基板にラミネートすること
ができる。そしてこの際に廃棄物としてでてくる保護フ
ィルムを巻きとったロール状のコンパクトな形のままで
容易に取りはずし廃棄することができる。また、感光性
エレメントの巻芯を保護フィルムの巻き取り用ロールに
転用しないので、感光性エレメントの巻芯をリサイクル
して使用できる。本発明によれば産業廃棄物の低減、感
光性エレメントの原価低減を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における感光性エレメントの断面図。
【図2】本発明におけるロール状形態の感光性エレメン
トの模式図。
【図3】本発明におけるラミネーター装置の模式図。
【図4】本発明の感光性エレメントの保護フィルム巻き
取り用巻芯の模式図。
【図5】図4の略断面図。
【図6】本発明の他の感光性エレメントの保護フィルム
巻き取り用巻芯の模式図。
【符号の説明】
1 感光性エレメント 2 可撓性支持フィルム 3 感光層 4 保護フィルム 5 ロール状感光性エレメント 6 巻芯 7 感光性エレメント 8 巻芯 9 保護フィルム 10 巻芯 11 剥離ガイド 12 ラミネートローラー 13 両面銅張積層板 14 搬送コンベア 15 固定具 16 巻芯部材 17 締結輪 18 固定具 19 ストッパー 20 シャフト 21 スリット 22 巻芯部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平澤 広重 栃木県芳賀郡二宮町久下田1065番地 日立 エーアイシー株式会社芳賀工場内 (72)発明者 桐野 保 栃木県芳賀郡二宮町久下田1065番地 日立 エーアイシー株式会社芳賀工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外径を可変とした感光性エレメントの保
    護フィルム巻き取り用巻芯。
  2. 【請求項2】 固定具を介してシャフトに固定され、固
    定具をシャフトに沿って移動させて外径を可変させるよ
    うにした巻芯部材を備えた請求項1記載の感光性エレメ
    ントの保護フィルム巻き取り用巻芯。
  3. 【請求項3】 外径を可変とした感光性エレメントの保
    護フィルム巻き取り用巻芯を備えたラミネーター。
  4. 【請求項4】 感光性エレメントから保護フィルムを剥
    がして外径を可変とした感光性エレメントの保護フィル
    ム巻き取り用巻芯に巻き取りながら、感光層を基板にラ
    ミネートすることを特徴とする感光性エレメントのラミ
    ネート方法。
JP4308661A 1992-11-18 1992-11-18 感光性エレメントの保護フィルム巻き取り用巻芯、該巻芯を備えたラミネーター及びラミネート方法 Pending JPH06156882A (ja)

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