JP2000177894A - コアレスロール - Google Patents
コアレスロールInfo
- Publication number
- JP2000177894A JP2000177894A JP10352362A JP35236298A JP2000177894A JP 2000177894 A JP2000177894 A JP 2000177894A JP 10352362 A JP10352362 A JP 10352362A JP 35236298 A JP35236298 A JP 35236298A JP 2000177894 A JP2000177894 A JP 2000177894A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- roll body
- layer
- web
- coreless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/18—Form of handled article or web
- B65H2701/184—Wound packages
- B65H2701/1846—Parts concerned
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コアを有しないにもかかわらず、ホルダの軸を
挿通するときにロール本体中心部に略円筒形状の通孔を
確実に形成させることができ、また、ホルダに取付けら
れたときにコア付きロールと同様にスムースに回転す
る、コアレスロールを提供する 【解決手段】ウェブを巻回して成るロール本体２の中心
部に軸方向に貫通する略円筒形状をした中空の硬化層３
を有する。硬化層は、ロール本体のウェブ巻き始め部分
に接着剤を塗布して形成した巻き層より成っていて、ロ
グソーによって切断可能な程度の固さを持つ。また、乾
燥後に、ロール本体外周への作用力によってロール本体
と共に偏平状態となり、ロール本体外周への上記作用力
とほぼ直交する方向への作用力によって上記偏平状態か
ら中空状態に復元される程度の変形柔軟性を備える。
挿通するときにロール本体中心部に略円筒形状の通孔を
確実に形成させることができ、また、ホルダに取付けら
れたときにコア付きロールと同様にスムースに回転す
る、コアレスロールを提供する 【解決手段】ウェブを巻回して成るロール本体２の中心
部に軸方向に貫通する略円筒形状をした中空の硬化層３
を有する。硬化層は、ロール本体のウェブ巻き始め部分
に接着剤を塗布して形成した巻き層より成っていて、ロ
グソーによって切断可能な程度の固さを持つ。また、乾
燥後に、ロール本体外周への作用力によってロール本体
と共に偏平状態となり、ロール本体外周への上記作用力
とほぼ直交する方向への作用力によって上記偏平状態か
ら中空状態に復元される程度の変形柔軟性を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、中心部に芯材とし
てのコア(紙管)を有しない、コアレスロールに関するも
のである。
てのコア(紙管)を有しない、コアレスロールに関するも
のである。
【０００２】
【従来技術】例えばトイレットペーパーや使い捨ての手
ふき用ロールタオルなどは、原反ロールからウェブをコ
アに巻回して所定径のロール状に形成される。しかしな
がら、こうしたコア付きのロールは、コアが最終的には
捨て去られるものであるために、資源の無駄と製造コス
トの上昇を招く。また、ロールの製造時に、いちいちコ
アを巻回位置に配置しなければならないかりでなく当該
位置までコアを集積所から搬送しなければならないため
に、製造装置全体が大掛かりになる。
ふき用ロールタオルなどは、原反ロールからウェブをコ
アに巻回して所定径のロール状に形成される。しかしな
がら、こうしたコア付きのロールは、コアが最終的には
捨て去られるものであるために、資源の無駄と製造コス
トの上昇を招く。また、ロールの製造時に、いちいちコ
アを巻回位置に配置しなければならないかりでなく当該
位置までコアを集積所から搬送しなければならないため
に、製造装置全体が大掛かりになる。
【０００３】このため、コアを持たないウェブ巻回ロー
ルが提案されている。実公昭５４−４３９６３号には、
中心部に緩い巻き始め層を有し、その外周に固巻き層を
設けた、コアレスロールが開示されている。また、特公
昭６２−３４６６４号及び特公昭６２−３４６６５号に
は、内周に、多角形の角が放射状に切り込んだ切り込み
あるいは歯型の窪みと、切り込みあるいは歯型窪みの間
に設けられた内向きの膨出部を有する、コアレスロール
が示されている。
ルが提案されている。実公昭５４−４３９６３号には、
中心部に緩い巻き始め層を有し、その外周に固巻き層を
設けた、コアレスロールが開示されている。また、特公
昭６２−３４６６４号及び特公昭６２−３４６６５号に
は、内周に、多角形の角が放射状に切り込んだ切り込み
あるいは歯型の窪みと、切り込みあるいは歯型窪みの間
に設けられた内向きの膨出部を有する、コアレスロール
が示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のコアレス
ロールのうち、実公昭５４−４３９６３号のコアレスロ
ールは、市販サイズに輪切り切断する際にロール本体中
心部の通孔が潰れてしまうことが多く、トイレットペー
パホルダの軸を挿通できなくなる。また、特公昭６２−
３４６６４号及び同３４６６５号のものは、カッターの
刃に対して、ロール本体内周に形成されたペーパー層の
密度の高い切り込みあるいは窪み部分とこれよりも密度
の低い膨出部とが共働して抵抗するので、切断時にロー
ル本体中心部の通孔が潰れにくい。しかし、内周面に膨
出部が出っ張っているために通孔がいびつとなり、ロー
ルの回転がスムースでなくなる。また、ロールの径が細
くなるにつれ、回転時にカラカラと音を発するようにな
る。
ロールのうち、実公昭５４−４３９６３号のコアレスロ
ールは、市販サイズに輪切り切断する際にロール本体中
心部の通孔が潰れてしまうことが多く、トイレットペー
パホルダの軸を挿通できなくなる。また、特公昭６２−
３４６６４号及び同３４６６５号のものは、カッターの
刃に対して、ロール本体内周に形成されたペーパー層の
密度の高い切り込みあるいは窪み部分とこれよりも密度
の低い膨出部とが共働して抵抗するので、切断時にロー
ル本体中心部の通孔が潰れにくい。しかし、内周面に膨
出部が出っ張っているために通孔がいびつとなり、ロー
ルの回転がスムースでなくなる。また、ロールの径が細
くなるにつれ、回転時にカラカラと音を発するようにな
る。
【０００５】本発明の目的は、コアを有しないにも拘わ
らず、ホルダの軸を挿通するときにロール本体中心部に
略円筒形状の通孔を確実に形成させることのできる、コ
アレスロールを提供することにある。また、本発明の目
的は、ホルダに取付けられたときにコア付きロールと同
様にスムースに回転し、回転時に異音を生じることもな
い、コアレスロールを提供することにある。
らず、ホルダの軸を挿通するときにロール本体中心部に
略円筒形状の通孔を確実に形成させることのできる、コ
アレスロールを提供することにある。また、本発明の目
的は、ホルダに取付けられたときにコア付きロールと同
様にスムースに回転し、回転時に異音を生じることもな
い、コアレスロールを提供することにある。
【０００６】
【課題を達成するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために次の構成を備える。すなわち、このコア
レスロールは、ウェブを巻回して成るロール本体の中心
部に軸方向に貫通する略円筒形状をした中空の硬化層を
有する。この硬化層は、ロール本体のウェブ巻き始め部
分に接着剤を塗布して形成した巻き層より成っていて、
ログソーによって切断可能な程度の固さを持つ。また、
乾燥後に、ロール本体外周への作用力によってロール本
体と共に偏平状態となり、ロール本体外周への上記作用
力とほぼ直交する方向への作用力によって上記偏平状態
から中空状態に復元される程度の変形柔軟性を備える。
達成するために次の構成を備える。すなわち、このコア
レスロールは、ウェブを巻回して成るロール本体の中心
部に軸方向に貫通する略円筒形状をした中空の硬化層を
有する。この硬化層は、ロール本体のウェブ巻き始め部
分に接着剤を塗布して形成した巻き層より成っていて、
ログソーによって切断可能な程度の固さを持つ。また、
乾燥後に、ロール本体外周への作用力によってロール本
体と共に偏平状態となり、ロール本体外周への上記作用
力とほぼ直交する方向への作用力によって上記偏平状態
から中空状態に復元される程度の変形柔軟性を備える。
【０００７】硬化層は、巻き層の隣接する一層同士が剥
離可能な程度の粘着力をもって接着されている。そし
て、硬化層は、巻き層の最初の一層が使用時に腰折れし
ない程度の強度を保持している。また、硬化層を形成す
るための接着剤は、スプレー噴射を行える程度の粘性の
ものが望ましい。
離可能な程度の粘着力をもって接着されている。そし
て、硬化層は、巻き層の最初の一層が使用時に腰折れし
ない程度の強度を保持している。また、硬化層を形成す
るための接着剤は、スプレー噴射を行える程度の粘性の
ものが望ましい。
【０００８】
【実施の最良の形態】以下、本発明を図示した実施例に
基づいて詳説する。図１は本発明の一実施例に係るコア
レスロールの外観斜視図である。図中符号１はコアレス
ロール、２は所定長さのウェブが巻回されたコアレスロ
ール本体で、中心部に軸方向に貫通する中空の硬化層３
を有する。この硬化層は、ロール本体のウェブ巻き始め
部分に接着剤を塗布して形成した略円筒形状の巻き層よ
り成っている。
基づいて詳説する。図１は本発明の一実施例に係るコア
レスロールの外観斜視図である。図中符号１はコアレス
ロール、２は所定長さのウェブが巻回されたコアレスロ
ール本体で、中心部に軸方向に貫通する中空の硬化層３
を有する。この硬化層は、ロール本体のウェブ巻き始め
部分に接着剤を塗布して形成した略円筒形状の巻き層よ
り成っている。
【０００９】硬化層は、例えば次のようにして形成され
る。先ず、ウェブを外周面に吸着するためのエア吸引口
が多数設けられたマンドレルに、原反ウェブの始端を巻
取らせる。そして、一層目が巻回される終わる前後に、
マンドレルに近接して配設されたノズルより、接着剤を
ログの長さ方向に沿ってほぼ均一に噴射させる。接着剤
の噴射は、ウェブが始端から所定の回数巻取られる間、
継続して行われる。その後は、硬化層のための巻き層外
周にウェブを通常通り連続的に巻取らせ、所定長さのと
ころでカットする。ウェブが巻回されて形成されたログ
は、切断装置(ログソー)に送られ、市販品長さにカット
される。
る。先ず、ウェブを外周面に吸着するためのエア吸引口
が多数設けられたマンドレルに、原反ウェブの始端を巻
取らせる。そして、一層目が巻回される終わる前後に、
マンドレルに近接して配設されたノズルより、接着剤を
ログの長さ方向に沿ってほぼ均一に噴射させる。接着剤
の噴射は、ウェブが始端から所定の回数巻取られる間、
継続して行われる。その後は、硬化層のための巻き層外
周にウェブを通常通り連続的に巻取らせ、所定長さのと
ころでカットする。ウェブが巻回されて形成されたログ
は、切断装置(ログソー)に送られ、市販品長さにカット
される。
【００１０】硬化層は、次の性質を備える。 a. ログソーでの切断が可能な程度の固さであること。 従来のコア付きロールのコアは一般にボール紙で形成さ
れている。ログソーは、紙シートの集積体であるロール
本体とこのコアとを切断するに必要な硬度の刃を用いて
おり、本発明に係るロールもこうしたログソーによって
切断可能な固さでなければならない。
れている。ログソーは、紙シートの集積体であるロール
本体とこのコアとを切断するに必要な硬度の刃を用いて
おり、本発明に係るロールもこうしたログソーによって
切断可能な固さでなければならない。
【００１１】b. 外力によって偏平状態と中空状態とに
変形可能な柔軟性を有すること。 図の３から図５を参照して説明すると、硬化層は、乾燥
後に、ロール本体外周への作用力(例えば図３中上下方
向からの作用力)によってロール本体と共に横偏平状態
になる。この偏平状態は、作用力を解いたときにもほぼ
そのままの形が維持される。そして、硬化層は、ロール
本体外周への上記作用力とほぼ直交する方向への作用力
(図４の左右方向からの作用力)を受けると、偏平状態か
らいびつな中空形状を経て徐々に復元され、最終的には
初期の略円筒形状に戻る。硬化層の変形に伴なってロー
ル本体も最終的には本来の断面円形状に戻る。図５の硬
化層の中空状態は、偏平状態と同様に再度外力が作用し
ない限り、維持される。
変形可能な柔軟性を有すること。 図の３から図５を参照して説明すると、硬化層は、乾燥
後に、ロール本体外周への作用力(例えば図３中上下方
向からの作用力)によってロール本体と共に横偏平状態
になる。この偏平状態は、作用力を解いたときにもほぼ
そのままの形が維持される。そして、硬化層は、ロール
本体外周への上記作用力とほぼ直交する方向への作用力
(図４の左右方向からの作用力)を受けると、偏平状態か
らいびつな中空形状を経て徐々に復元され、最終的には
初期の略円筒形状に戻る。硬化層の変形に伴なってロー
ル本体も最終的には本来の断面円形状に戻る。図５の硬
化層の中空状態は、偏平状態と同様に再度外力が作用し
ない限り、維持される。
【００１２】c. 巻き層の隣接するウェブは、剥離可能
な程度の粘着力をもって接着されていること。 これにより、ロールが巻き戻されて硬化層に至ったとき
にも、ウェブはそのまま一層、一層が剥がされて使用さ
れることになる。
な程度の粘着力をもって接着されていること。 これにより、ロールが巻き戻されて硬化層に至ったとき
にも、ウェブはそのまま一層、一層が剥がされて使用さ
れることになる。
【００１３】d. 最終層(巻き始め層)が使用時に腰折れ
しない程度の強度を保持していること。 硬化層のウェブを剥がしながら使用してゆくと、最終層
のウェブ自体にある程度の強度が付与されていないと、
腰折れしてしまい、最後まで使い切れないといった問題
を生じる。
しない程度の強度を保持していること。 硬化層のウェブを剥がしながら使用してゆくと、最終層
のウェブ自体にある程度の強度が付与されていないと、
腰折れしてしまい、最後まで使い切れないといった問題
を生じる。
【００１４】硬化層に上記した性質を具備させるために
は、これに適した接着剤が選定される。接着剤の選定に
あたっては、乾燥時間がなるべく短時間であること、ス
プレー噴射の際に目詰まりしないものであること、乾燥
後に色素が沈着しないこと(例えば黄色いシミ状になっ
たりしないこと)なども考慮される。最も適切な接着剤
の例としては、米国ニュージャージー州に本社のある
「ナショナルスターチ アンド ケミカルカンパニー」か
ら入手可能な品番「National71-4250」の商品(商品名「Ｎ
−Ｃｏｒｅ」)が挙げられる。接着剤は、そのままある
いは適宜の溶剤に希釈してスプレー噴射あるいは塗布さ
れ、硬化層を形成するものである。硬化層は、接着剤の
種類あるいはウェブの質や厚みなどによっても異なる
が、ロールの径の２から３％程度の巻き層厚みで十分に
上記した作用を発揮するものである。
は、これに適した接着剤が選定される。接着剤の選定に
あたっては、乾燥時間がなるべく短時間であること、ス
プレー噴射の際に目詰まりしないものであること、乾燥
後に色素が沈着しないこと(例えば黄色いシミ状になっ
たりしないこと)なども考慮される。最も適切な接着剤
の例としては、米国ニュージャージー州に本社のある
「ナショナルスターチ アンド ケミカルカンパニー」か
ら入手可能な品番「National71-4250」の商品(商品名「Ｎ
−Ｃｏｒｅ」)が挙げられる。接着剤は、そのままある
いは適宜の溶剤に希釈してスプレー噴射あるいは塗布さ
れ、硬化層を形成するものである。硬化層は、接着剤の
種類あるいはウェブの質や厚みなどによっても異なる
が、ロールの径の２から３％程度の巻き層厚みで十分に
上記した作用を発揮するものである。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、ロール本体の中心部
に、ウェブの巻き始め部分に接着剤を吹付けて形成した
中空の硬化層を有し、この硬化層は、乾燥後に、偏平状
態と円筒形中空状態とに変形可能な程度の柔軟性を備え
るので、たとえ硬化層が外力によって偏平化しても、ロ
ール本体を異なる方向から押圧することで硬化層を中空
状態に復元させることができ、コアを有しないにも拘わ
らずロール本体の中心部にホルダの軸を挿通させる略円
筒形状の通孔をいつでも確実に形成させることができ
る。
に、ウェブの巻き始め部分に接着剤を吹付けて形成した
中空の硬化層を有し、この硬化層は、乾燥後に、偏平状
態と円筒形中空状態とに変形可能な程度の柔軟性を備え
るので、たとえ硬化層が外力によって偏平化しても、ロ
ール本体を異なる方向から押圧することで硬化層を中空
状態に復元させることができ、コアを有しないにも拘わ
らずロール本体の中心部にホルダの軸を挿通させる略円
筒形状の通孔をいつでも確実に形成させることができ
る。
【００１６】また、硬化層を偏平状態にすることでロー
ル本体も偏平化できるので、輸送時にその体積を著しく
小さくでき、輸送コストの削減に大きく貢献できる。更
に、硬化層は、略円筒形の中空状態を形成するので、ホ
ルダの軸を挿通したときにコア付きのロールと同様にス
ムースに回転でき、また、ロール径が細くなっても回転
時に異音を生じさせるようなことはない。
ル本体も偏平化できるので、輸送時にその体積を著しく
小さくでき、輸送コストの削減に大きく貢献できる。更
に、硬化層は、略円筒形の中空状態を形成するので、ホ
ルダの軸を挿通したときにコア付きのロールと同様にス
ムースに回転でき、また、ロール径が細くなっても回転
時に異音を生じさせるようなことはない。
【図１】本発明の一実施例に係るコアレスロールの外観
斜視図。
斜視図。
【図２】図１のII−II線断面図。
【図３】本コアレスロールの変形柔軟性を説明するため
の図で、ロール本体の上下方向から力を加えて偏平化さ
せた状態の説明図。
の図で、ロール本体の上下方向から力を加えて偏平化さ
せた状態の説明図。
【図４】図３の偏平状態のロールに図中左右方向から力
を加えて硬化層を中空状態に復帰させる過程を示す説明
図。
を加えて硬化層を中空状態に復帰させる過程を示す説明
図。
【図５】硬化層が円筒形状の中空状態に復元された状態
を示すロールの説明図。
を示すロールの説明図。
１ コアレスロール ２ ロール本体 ３ 硬化層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リック ヴィーニョ アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、グリ ーン・ベイ、サウス・アシュランド・アベ ニュー 2300 ペーパー・コンバーティン グ・マシン・カンパニー内 (72)発明者 山口 文隆 神奈川県横浜市中区海岸通り４−23 ペー パー・コンバーティング・マシン・カンパ ニー ファーイースト・インコーポレイテ ッド日本支社内 Ｆターム(参考） 3F055 AA02 BA25 FA11 FA13 FA17 3F064 AA01 CB05
Claims (4)
- 【請求項１】ウェブを巻回して成るロール本体の中心部
に軸方向に貫通する略円筒形状をした中空の硬化層を有
し、 この硬化層は、ロール本体のウェブ巻き始め部分に接着
剤を塗布して形成した巻き層より成り、ログソーによっ
て切断可能な程度の固さと、乾燥後にロール本体外周へ
の作用力によってロール本体と共に偏平状態となり、ロ
ール本体外周への上記作用力とほぼ直交する方向への作
用力によって上記偏平状態から中空状態に復元される程
度の変形柔軟性とを備えている、 ことを特徴とするコアレスロール。 - 【請求項２】前記硬化層は、前記巻き層の隣接するウェ
ブ同士が剥離可能な程度の粘着力をもって接着されてい
る、 請求項１記載のコアレスロール。 - 【請求項３】前記硬化層は、前記巻き層の最初の一層の
ウェブが使用時に腰折れしない程度の強度を保持してい
る、 請求項１もしくは２記載のコアレスロール - 【請求項４】前記硬化層を形成するための接着剤が、ス
プレー噴射を行える程度の粘性に設定されている、 請求項１記載のコアレスロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10352362A JP2000177894A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | コアレスロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10352362A JP2000177894A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | コアレスロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000177894A true JP2000177894A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18423548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10352362A Pending JP2000177894A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | コアレスロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000177894A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-12-11 JP JP10352362A patent/JP2000177894A/ja active Pending
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