JP7129929B2 - 半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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本発明は、半導体ウエハ基板の製造工程において、半導体ウエハ基板に貼り付けられた保護テープを、剥離テープを用いて剥がす剥離装置及び剥離方法に関するものである。
従来の半導体ウエハ基板における保護テープ剥離装置では、剥離テープを用いて保護テープを剥離しているが、保護テープの剥離処理能力の低下、半導体ウエハの破損を抑制するために、保護テープの剥離負荷を検出しながら、保護テープの剥離速度を制御している。(例えば、特許文献1参照)
特開平10-232428号公報(段落0037~0038、0048~0054、図4、図12~13)
このような半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置では、保護テープを貼り付けた半導体ウエハ基板の保管状態、もしくは保管時間が長期間になると、半導体ウエハ基板に対して保護テープの接着力が大きくなるため、半導体ウエハ基板への損傷を抑制し、剥離テープを用いて保護テープを剥がすことができなくなり、生産性及び作業性に影響を及ぼす場合があった。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、半導体ウエハ基板の保護テープ剥離において、半導体ウエハ基板の保護テープを容易に剥がし、また半導体ウエハ基板への損傷を抑制し、保護テープを剥離する装置を提供することを目的とする。
また半導体ウエハ基板への損傷を抑制し、半導体ウエハ基板の保護テープを容易に剥がす剥離方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置は、保護テープを貼り付けた半導体ウエハ基板を吸着する吸着ステージと、保護テープに貼り付けるための剥離テープを送出する送り出しローラーと、送り出しローラーから送り出された剥離テープを巻き取る巻き取りローラーと、送り出しローラーと巻き取りローラーとの間にあって、半導体ウエハ上の保護テープに剥離テープを貼り付け、剥離テープが貼り付いた前記保護テープを剥がす剥がしローラーと、保護テープを剥離する前に保護テープの端部を剥離させる剥離補助機構とを備えたものである。
また、本発明にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離方法は、搬送機構が保護テープを貼り付けた半導体ウエハ基板を装置内の吸着ステージに搬入する搬入ステップと、送り出しローラーが剥離テープを送出すステップと、剥がしローラーが剥離テープを保護テープに貼り付けるステップと、剥がしローラーが剥離テープをガイドしながら保護テープを剥がすステップと、剥離補助機構が前記保護テープの端部を剥がすステップと、巻き取りローラーが保護テープを貼り付けた剥離テープを巻き取る工程と、搬送機構が半導体ウエハを吸着ステージから搬出する搬出ステップとを備えた半導体ウエハ基板の保護テープを剥離する方法である。
本発明にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置によれば、半導体ウエハ基板の保護テープを剥離する製造工程において、半導体ウエハ基板への損傷を抑制し、半導体基板に貼り付いた保護テープを容易に剥がすことができる。
また本発明にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離方法によれば、半導体ウエハ基板への損傷を抑制し、半導体基板に貼り付いた保護テープを容易に剥がすことができる。
実施の形態1にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置を示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体ウエハ基板の保護テープを剥離している装置を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置を示す断面図である。 実施の形態3にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置を示す断面図である。
実施の形態1.
実施の形態1にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置の構成を説明する。図1は、実施の形態1にかかる半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置を示す断面図である。
図1に示すように、半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置内に半導体ウエハ基板1を吸着しながら保持する吸着ステージ2が設置されている。吸着ステージ2上には複数の吸着孔が設けられており、半導体ウエハ基板1を吸着により動かないよう保持する。半導体ウエハ基板1には保護テープ3が貼り付けられており、図1に示すように剥がしたい保護テープ3の面を吸着ステージ2と対向した面側に配置する。
保護テープ3は、半導体ウエハ基板1の製造工程において、回路パターン形成後、半導体ウエハ基板1の全面に保護テープ3を貼り付けて研磨している。保護テープ3は、厚み0.1~0.3mm程である。ポリエステルもしくはポリオレフィンといった主成分から構成された基材と、アクリルポリマーを主成分とし、架橋材を加えた粘着材の2層構造となっている。粘着材の面が半導体ウエハ基板1上に貼り付け、分子間力、アンカー効果により、接着されている。研磨後には、保護テープ3を除去する必要がある。
半導体ウエハ基板1は、例えば、電力半導体素子を製造するためのウエハ基板であり、半導体ウエハ基板1の表面、裏面に回路が形成され、最終的にIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal-Oxide―Semiconductor Field-Effect Transistor)、ダイオードといった電力半導体素子となる。なおSi製に限らず、SiCもしくはGaN製でもかまわない。
半導体ウエハ基板1のサイズは、厚さが0.10~0.35mm程であり、4インチ、6インチ、8インチと種類があり、吸着ステージ2は、各サイズの半導体ウエハ基板1に対応しており、1枚の半導体ウエハ基板1を投入し配置できるようになっている。
図1のように、吸着ステージ2の上方部には、送り出しローラー5、送りローラー7、剥がしローラー8、巻き取りローラー6、検知器9が構成され、配置されている。剥離テープ4は送り出しローラー5に巻き付けられており、送りローラー7、剥がしローラー8を介して巻き取りローラー6に継続的に移動しながら巻き取られる。巻き取りローラー6は、ステッピングモーターもしくはサーボモーターを駆動源として駆動し、剥離テープ4を巻き取る負荷を検知器9にて常に検出している。巻き取る負荷とは、剥離テープを巻き取る引張り力、もしくはトルクであり、検知器9にて表示している。
剥離テープ4は、厚み0.05~0.1mm程、幅40~60mm程のリボン状である。PET(ポリエチレンテレフタレート)の基材と、ゴム系の粘着材から構成された2層構造となっている。剥離テープ4のサイズは、半導体ウエハ基板1のサイズに個々に対応することができる。
図1に示すように、図示しない駆動系を有した加熱ヒーター10があり、半導体ウエハ基板1の保護テープ3上に貼り付けられた剥離テープ4の端部に、加熱ヒーター10が接触し、剥離テープ4を経て保護テープ3を加熱する。加熱ヒーター10は、最大210℃設定可能であり、保護テープ3を剥離させるよう保護テープ3の材料組成に適した所望の温度になるよう温度制御されている。また吸着ステージ2に温度ヒーターを設けて加熱してもよい。
加熱された保護テープ3は、上記に記載した粘着材料組成のため、接着力が低下する。例えば、保護テープ3が70℃になると、接着力は、クリーンルームの室温時に比べ、1/10~2/10に低下する。
半導体ウエハ基板1上の剥離テープ4及び保護テープ3の端部に対し、加熱ヒーター10により局所加熱することにより、半導体ウエハ基板1に固着し、剥離できない保護テープ3に対しても、剥離テープ4を用いて保護テープ3を剥がすことができる。
また一般的に保護テープ3は貼り付けた日数が経過すると、保護テープ3を剥がせ難くなるが、生産計画のズレ、生産状況の影響を受けることなく、半導体ウエハ基板1に保護テープ3を貼り付けてから日数経過、また研磨後、日数が経過しても、剥離テープ4を用いて容易に保護テープ3を剥離することができる。
さらに半導体ウエハ基板1を吸着ステージ2に搭載し、剥離テープ4にて保護テープ3が剥がすことができないといった生産トラブルが発生する場合がある。そのときは、生産現場の作業者が半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置を一時停止させ、剥離テープ4及び保護テープ3の接着状態を確認の上、保護テープ3を強制的に一部剥がすという作業を行っていた。
しかしながら、加熱ヒーター10にて、半導体ウエハ基板1の剥離テープ4及び保護テープ3の端部を局所加熱することにより、剥離テープ4にて容易に保護テープを剥がすことができる。
一方、剥離テープ4に対する加熱の影響は、接着力がわずかに小さくなる程度であり、保護テープ3のように大幅に接着力が低下することはない。
このように半導体ウエハ基板1に貼り付けられた保護テープ3に剥離テープ4を貼り付け、剥離テープ4の端部上に加熱ヒーターを当てて、剥離テープ4及び保護テープ3に局所加熱することによって、半導体ウエハ基板1に貼り付けられた保護テープ3を剥離テープ4に貼り付けながら、保護テープ3を容易に剥離することができる。つまり保護テープ3の端部に剥がす起点を作ることにより、剥離テープ4にて保護テープ3を容易に剥がすことができる。
次に、図1及び図2を用いて、実施の形態1における半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置を用いた保護テープ3の処理方法について説明する。図2は半導体ウエハ基板1の保護テープ3が剥離している状態を示している。
はじめに、保護テープ3を貼り付けた半導体ウエハ基板1が一枚投入され、図示しない搬送機構により、吸着ステージ2上に搭載され、吸着ステージ2に吸着固定される。なお剥離する保護テープ3面が吸着ステージに対向する側となるように半導体ウエハ基板1が搭載される。送り出しローラー5が送り出しローラー5に巻いている剥離テープ4を送りローラー7をガイドにして送出する。剥がしローラー8が、剥離テープ4を半導体ウエハ基板1に貼り付いている保護テープ3に貼り付け、加熱ヒーター10が保護テープ3の端部に局所加熱により剥がし、剥がしローラー8が剥離テープ4とともに保護テープ3を剥がしながら、巻き取りローラー6が剥離した保護テープ3が付着し一体となった剥離テープ4を巻き取る。半導体ウエハ基板1上の保護テープ3を剥がし終わると、検知器9にて認識されるので、搬送機構が半導体ウエハ基板1を搬出する。
このように、搬送機構が保護テープ3を貼り付けた半導体ウエハ基板1を装置内の吸着ステージ2に搬入する搬入ステップと、送り出しローラー5が剥離テープ4を送出するステップと、剥がしローラー8が剥離テープ4を保護テープ3に貼り付けるステップと、剥離補助機構である加熱ヒーター10が保護テープ3の端部に局所加熱し剥がすステップと、剥がしローラー8が剥離テープ4をガイドにして保護テープ3を剥がすステップと、巻き取りローラー6が保護テープ3を貼り付けた剥離テープ4を巻き取るステップと、搬送機構が半導体ウエハ基板1を吸着ステージ2から搬出する搬出ステップがある。
実施の形態1では、保護テープ3が貼り付けられた半導体ウエハ基板1を搭載する吸着ステージ2、剥離テープ4を送り出す送り出しローラー5、剥がしローラー8にて剥離テープ4を保護テープ3に貼り付け、加熱ヒーター10にて半導体ウエハ基板1の端部上の剥離テープ4及び保護テープ3を局所加熱し、剥離の起点を作り出し、剥がしローラー8をガイドにして剥離テープ4が貼り付いた保護テープ3を剥がし、巻き取りローラー6にて剥離した保護テープ3とともに剥離テープ4を巻き取る。以上のような構成としたことにより、半導体ウエハ基板1の保護テープ3を容易に剥がすことができる。
これにより、半導体ウエハ基板1への損傷を抑制し、また半導体ウエハ基板1に貼り付いた保護テープ3が剥がせなく装置が停止するといった生産性、そして生産現場の作業者が保護テープ3を手で剥離対応するといった作業性を改善でき、半導体ウエハ基板1の保護テープ3を剥離することができる。
また半導体ウエハ基板1の技術進展により、半導体ウエハ基板1の厚みが、0.05~0.1mmと薄ウエハ化される傾向にあり、今後、このような薄厚化された半導体ウエハ基板1の保護テープ3の剥離に対しても対応可能である。
なお巻き取りローラー6の負荷を常時センシングしている検知器9により、加熱ヒーター10の温度を可変することも可能である。例えば、保護テープ3が半導体ウエハ基板1に強く接着している場合、剥離テープ4を巻き上げる巻き取りローラー6の負荷が大きくなる。そのとき、負荷に応じて、加熱ヒーター10の温度を上昇させると、剥離テープ4及び保護テープ3を局所加熱することにより、半導体ウエハ基板1上の保護テープ3が剥離し易くなる。
また加熱ヒーター10は、半導体ウエハ基板1の保護テープ3上に剥離テープ4を貼り付ける前に、保護テープ3のみの端部に局所加熱することができる。加熱ヒーター10を直接保護テープ3の粘着材に熱伝導することができ、剥離起点がつくりやすく、保護テープ3を容易に剥がすことができる。
また電力半導体素子を製造するためのウエハ基板を対象に述べたが、メモリ、センサー用のウエハ基板にも適用することができ、同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2における半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置を示す断面図である。なお本実施の形態における半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置は、多くの構成が実施の形態1と共通する。このため、実施の形態1における半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置と異なる点について説明するとともに、同一または対応する構成については同じ符号を付けて示し、その説明を省略する。実施の形態1とは、保護テープ3の端部を剥がす剥離機構として切出し機構11を設けた構成が相違している。
切出し機構11は、保護テープ3の端部を引っ掛けるために、くの字形状の薄い刃が取り付けられており、図示しない駆動系を保有しており、図3の矢印の方向に移動しながら、剥離テープ4が貼り付けた保護テープ3に対し、薄い刃にて引っ掛けながら剥がし、半導体ウエハ基板1と保護テープ3との間にて剥離の起点をつくる。
切出し機構11による保護テープ3への引っ掛けは、吸着ステージ2に平行に搭載され、半導体ウエハ基板1と保護テープ3に対し、平行に引っ掛ける。こうすることにより、半導体ウエハ基板1への傷を抑制し、保護テープ3の剥離起点を得ることができる。
切出し機構11の薄い刃の角度は、保護テープの厚みや接着強度に応じて、変更可能である。また薄い刃は、劣化した場合、取り換え可能である。
実施の形態2においても、半導体ウエハ基板1の保護テープ剥離において、保護テープ3が貼り付けられた半導体ウエハ基板1を搭載する吸着ステージ2、剥離テープ4を送り出す送り出しローラー5、剥がしローラー8にて剥離テープ4を保護テープ3に貼り付け、切出し機構11にて半導体ウエハ基板1の端部上の剥離テープ4が貼り付いた保護テープ3を剥離させ、剥離の起点を作り出し、その後、剥がしローラー8をガイドにして保護テープ3を剥がし、巻き取りローラー6にて剥離した保護テープ3とともに剥離テープ4を巻き取る。以上のような構成としたことにより、半導体ウエハ基板1の保護テープ3を容易に剥がすことができる。
また切出し機構11の引っ掛け形状は、くの字形状に限定することはなく、保護テープ3を引っ掛けることができる形状であればよい。例えば、切出し機構11が直線形状であったり、切出し機構11の先端のみが鋭利な形状であってもよい。
なお実施の形態2では、保護テープ3を剥離テープ4にて剥がしている途中に、保護テープ3の接着強度が強い箇所があり、剥離テープ4にて保護テープ3が剥がれなくなった場合、切出し機構11にて剥離起点を設け剥離させて、その後、剥離テープ4にて保護テープ3を剥離していくことも可能である。
実施の形態3.
図4は、実施の形態3における半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置を示す断面図である。なお本実施の形態における半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置は、多くの構成が実施の形態1と共通する。このため、実施の形態1における半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置と異なる点について説明するとともに、同一または対応する構成については同じ符号を付けて示し、その説明を省略する。実施の形態1とは、保護テープ3の端部を剥がす剥離機構として突き出し機構12を設けた構成が相違している。
突き出し機構12は、鋭利な刃を有した突き出し部があり、保護テープ3に向けて、図4記載の矢印方向に、突き出すことにより、半導体ウエハ基板1上の保護テープ3を剥がし、剥離起点を設ける。
突き出し機構12の突き出しは、半導体ウエハ基板1と保護テープ3と略平行に突き出し、保護テープ3に接しながら剥離する。
実施の形態3においても、半導体ウエハ基板1の保護テープ剥離において、保護テープ3が貼り付けられた半導体ウエハ基板1を搭載する吸着ステージ2、剥離テープ4を送り出す送り出しローラー5、剥がしローラー8にて剥離テープ4を保護テープ3に貼り付け、突き出し機構12の突き出しにより、半導体ウエハ基板1の端部上の保護テープ3を剥がし、剥離の起点を作り出し、その後、剥がしローラー8をガイドにして剥離テープ4が貼り付いた保護テープ3を剥がし、巻き取りローラー6にて剥離した保護テープ3とともに剥離テープ4を巻き取る。以上のような構成としたことにより、半導体ウエハ基板1の保護テープ3を容易に剥がすことができる。
また実施の形態3では、保護テープ3を剥離テープ4にて剥がしている途中に、保護テープ3の接着強度が強い箇所があり、剥離テープ4にて保護テープ3が剥がれなくなった場合、切出し機構11にて剥離起点を設け剥離させて、その後、剥離テープ4にて保護テープ3を剥離していくことも可能である。
なお本発明は、発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることや、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 半導体ウエハ基板
2 吸着ステージ
3 保護テープ
4 剥離テープ
5 送り出しローラー
6 巻き取りローラー
8 剥がしローラー
10 加熱ヒーター
11 切出し機構
12 突き出し機構

Claims (3)

  1. 保護テープを貼り付けた半導体ウエハ基板を吸着する吸着ステージと、
    前記保護テープに貼り付ける剥離テープを送出する送り出しローラーと、
    前記送り出しローラーから送り出された前記剥離テープを巻き取る巻き取りローラーと、
    前記送り出しローラーと前記巻き取りローラーとの間にあって、前記剥離テープが貼り付いた前記保護テープを剥がす剥がしローラーと、
    前記保護テープを剥がす前に、前記保護テープの端部を剥離させる剥離補助機構と、
    を備え
    前記剥離補助機構は、加熱ヒーターであり、
    前記加熱ヒーターは、前記保護テープの端部上および前記剥離テープ上に設けられ、
    前記吸着ステージに温度ヒータが設けられ、
    前記剥がしローラーにより前記剥離テープが貼り付いた前記保護テープを剥がす場合において、
    前記剥離テープは、前記保護テープの端部から前記送り出しローラー側に位置する前記剥がしローラーの下側を経て前記巻き取りローラーに至る、半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置。
  2. 前記巻き取りローラーの巻き取り力を検知する検知器を備えた請求項1に記載の半導体ウエハ基板の保護テープ剥離装置。
  3. 搬送機構が保護テープを貼り付けた半導体ウエハ基板を装置内の吸着ステージに搬入する搬入ステップと、
    送り出しローラーが剥離テープを送出するステップと、
    前記吸着ステージを温度ヒーターにより加熱するステップと、
    記剥離テープを前記保護テープに貼り付けるステップと、
    前記保護テープの端部上に設けられた加熱ヒータが、前記剥離テープを前記保護テープに貼り付ける前に、前記保護テープの端部を局所加熱するステップと、
    がしローラーが前記剥離テープをガイドにしながら前記保護テープを剥がすステップと、
    巻き取りローラーが前記保護テープを貼り付けた前記剥離テープを巻き取る工程と、
    前記搬送機構が前記半導体ウエハ基板を前記吸着ステージから搬出する搬出ステップと、を備え、
    前記剥がしローラーが前記剥離テープをガイドにしながら前記保護テープを剥がすステップにおいて、
    前記剥離テープは、前記保護テープの端部から前記送り出しローラー側に位置する前記剥がしローラーの下側を経て前記巻き取りローラーに至る、半導体ウエハ基板の保護テープ剥離方法。
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