JP2014051353A - ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ - Google Patents

ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ Download PDF

Info

Publication number
JP2014051353A
JP2014051353A JP2012196416A JP2012196416A JP2014051353A JP 2014051353 A JP2014051353 A JP 2014051353A JP 2012196416 A JP2012196416 A JP 2012196416A JP 2012196416 A JP2012196416 A JP 2012196416A JP 2014051353 A JP2014051353 A JP 2014051353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll paper
cylindrical body
flange
paper
paper tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012196416A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenei Maruyama
賢英 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2012196416A priority Critical patent/JP2014051353A/ja
Priority to US13/975,532 priority patent/US20140061350A1/en
Priority to CN201310382051.0A priority patent/CN103660628A/zh
Publication of JP2014051353A publication Critical patent/JP2014051353A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/185End caps, plugs or adapters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/003Ribbon spools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/182Identification means

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

【課題】ロール紙の使用前及び使用中には、ロール紙の紙管とフランジを安定的に固定でき、かつ、ロール紙の使用後には、紙管とフランジを容易に分解する。
【解決手段】紙管110に巻き付けられるロール紙120と、紙管の両端に配置される一対のフランジ130と、を備えたロール紙組立体100において、フランジは、ロール紙の端面を覆うフランジ本体133と、フランジ本体の内面中央から突出形成され、紙管内に挿入される円筒体134と、紙管内に挿入された円筒体を紙管の内周面に対して固定する固定部と、を備え、円筒体には、スパイラル状の切断線150が形成されている。
【選択図】図10

Description

本開示は、ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ
に関する。
感熱式プリンタ、熱転写プリンタ(昇華型プリンタ等)、インクジェットプリンタなどのプリンタにおいて、大量に印刷するためなどに、紙管に印刷用紙がロール状に巻き付けられたロール紙が用いられる。このロール紙の印刷特性や残量等の情報をプリンタに伝達する方法として、ロール紙の両端に設けられたフランジを利用する方法がある。
例えば、特許文献1に記載のサーマルプリンタでは、外面に凹凸が形成されたフランジを感熱紙ロールの両端に取り付けるとともに、当該感熱紙ロールを収容するサーマルプリンタのホルダに接触センサを設ける。そして、当該接触センサに対するフランジの凹凸の接触状態に基づいて、感熱紙ロールの状態(用紙残量、感熱紙種別、装着状態等)を検出し、プリンタ側に伝達する。
特開2012−51703号公報
ところで、上記特許文献1に記載のフランジをロール紙に適用した場合、ロール紙の使用前及び使用中は、フランジがロール紙から簡単に外れてしまわないように、フランジとロール紙の紙管とを安定的に一体化する構造であることが要求される。一方、ロール紙の使用後には、材質の異なる紙管(例えば紙材質)とフランジ(例えばポリプロピレン等の樹脂材)を分別廃棄するために、紙管とフランジを容易に分解できることが要求される。
しかしながら、上記特許文献1に記載の感熱紙ロールでは、使用前及び使用中の安定性を優先して、紙管とフランジとを強固に固定すると、使用後に紙管とフランジを分離することが困難となり、フランジと紙管の分別廃棄や、廃棄物の減量化を実現できなかった。一方、使用後の分解の容易さを優先し、紙管とフランジの固定構造を甘くしてしまうと、使用前や使用中にフランジが紙管から簡単に外れてしまい、使い勝手が悪く、プリンタ動作に支障も生じていた。
上記事情に鑑みれば、ロール紙の使用前及び使用中には、ロール紙の紙管とフランジを安定的に固定でき、かつ、ロール紙の使用後には、紙管とフランジを容易に分解することが可能な、ロール紙組立体が希求されている。
本開示によれば、
紙管と、
前記紙管に巻き付けられるロール紙と、
前記紙管の両端に配置される一対のフランジと、
を備え、
前記フランジは、
前記ロール紙の端面を覆うフランジ本体と、
前記フランジ本体の内面中央から突出形成され、前記紙管内に挿入される円筒体と、
前記紙管内に挿入された前記円筒体を前記紙管の内周面に対して固定する固定部と、
を備え、
前記円筒体には、スパイラル状の切断線が形成されている、ロール紙組立体が提供される。
また、本開示によれば、
紙管に巻き付けられるロール紙の端面を覆う円盤状のフランジ本体と、
前記フランジ本体の内面中央から突出形成され、前記紙管内に挿入される円筒体と、
前記紙管内に挿入された前記円筒体を前記紙管の内周面に対して固定する固定部と、
を備え、
前記円筒体には、スパイラル状の切断線が形成されている、ロール紙用フランジが提供される。
本開示によれば、紙管からフランジの円筒体を引き抜く方向にフランジ本体に対して力が加えられたときに、円筒体がスパイラル状の切断線に沿って切断されて、固定部による円筒体の固定が解除されるので、切断された円筒体を紙管から引き抜くことが可能となる。これにより、ロール紙組立体の使用前及び使用中には、フランジと紙管を安定して接合でき、ロール紙組立体の使用後には、フランジの円筒体をスパイラル状の切断線に沿って切断して、フランジと紙管を容易に分離できる。
以上説明したように本開示によれば、ロール紙の使用前及び使用中には、ロール紙の紙管とフランジを安定的に固定でき、かつ、ロール紙の使用後には、紙管とフランジを容易に分解することができる。
本開示の第1の実施形態に係るプリンタの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るロール紙組立体の構成を示す正面図及び斜視図である。 同実施形態に係るロール紙組立体が装着されていない状態のロール紙ホルダを示す正面図、A−A’線断面図、側面図である。 同実施形態に係るロール紙組立体が装着された状態のロール紙ホルダを示す正面図である。 同実施形態に係るロール紙組立体のフランジの凸部と接触センサの接触状態を示す断面図である。 同実施形態に係る接触センサから出力されるセンサ信号を示す表である。 同実施形態に係るロール紙の残量と接触センサのセンサ信号との関係を示す信号波形図である。 同実施形態の変更例に係るフランジを示す斜視図である。 同実施形態の変更例に係るロール紙組立体を示す斜視図である。 同実施形態に係るロール紙組立体の分解斜視図である。 同実施形態に係る左右一対のフランジを示す斜視図である。 同実施形態に係るフランジを示す側面図である。 同実施形態に係るフランジを示す断面図である。 同実施形態に係るフランジが紙管に取り付けられた状態を示す断面図である。 同実施形態の変更例に係るフランジを示す側面図である。 同実施形態の変更例に係る切断誘導切り溝が形成された円筒体を示す説明図である。 同実施形態に係るロール紙組立体の組立方法を示す工程図である。 同実施形態に係るロール紙組立体の組立方法を示す工程図である。 同実施形態に係るロール紙組立体のフランジの分解方法を示す工程図である。 同実施形態に係るロール紙組立体のフランジの分解方法を示す工程図である。 同実施形態に係るロール紙組立体のフランジの分解方法を示す工程図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.プリンタの構成
2.ロール紙組立体の状態の検出方法
2.1.ロール紙残量の検出
2.2.ロール紙種類の検出
2.3.誤装着の検出
3.ロール紙組立体の構成
3.1.ロール紙組立体の概要
3.2.ロール紙組立体の全体構成
3.3.切断線の構成
3.4.切断線の具体例
3.5.切断線と凸部の交差部位
4.ロール紙組立体の組立方法
5.ロール紙組立体の分解方法
6.まとめ
[1.プリンタの構成]
まず、図1を参照して本開示の第1の実施形態に係るプリンタ1の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタ1の全体構成を示すブロック図である。
なお、以下では、本実施形態に係るロール紙組立体100が適用されるプリンタ1として、例えば超音波診断器等の医療機器に用いられる感熱式プリンタ(サーマルプリンタ)の例を挙げて説明する。しかし、本開示のロール紙組立体は、サーマルプリンタ以外にも、例えば、熱転写プリンタ(昇華型プリンタ等)、インクジェットプリンタなど、任意のプリンタに適用されてもよい。また、プリンタ1の用途も、医療機器に限られず、例えば、レジスター装置、キオスク端末、電子計算機、業務用又は家庭用プリンタなど、任意の電子機器に適用されてもよい。
図1に示すように、プリンタ1は、インターフェース2と、画像メモリ3と、印刷情報構成部4と、ロール紙ホルダ5と、センサ6と、ヘッド7と、プラテンローラ8と、プラテンモータ9とを備える。さらに、プリンタ1は、操作部10と、プリンタ制御部11と、印刷制御部12と、用紙制御部13と、プラテンモータ制御部14とい、表示部15と、ロール状態判定部16とを備える。
インターフェース2は、外部装置からプリンタ1に、印刷対象の画像信号を入力するための装置である。インターフェース2を通じて入力された画像信号は、画像メモリ3に一時記憶される。印刷情報構成部4は、画像メモリ3から画像信号を読み出して、当該画像信号に基づいて印刷情報を構成し、ヘッド7に出力する。印刷情報は、印刷用紙の印刷枠内にレイアウトされた印刷対象の画像やテキスト等を表す情報である。
ロール紙ホルダ5は、プリンタ1にロール紙組立体100を装着するためのホルダ(装着部)であり、プリンタ1の筐体に設けられる。ロール紙組立体100は、ロール状に巻き付けられた印刷用紙であるロール紙120を有するが、詳細は後述する。本実施形態に係るサーマルプリンタにおける印刷用紙は、紙又は合成樹脂製の感熱紙であるが、かかる例に限定されない。
プラテンローラ8の回転により、ロール紙組立体100から巻き解かれたロール紙120がヘッド7に供給される。ヘッド7は、感熱方式の印刷ヘッドであり、プラテンローラ8と協働して印刷動作を行う。即ち、ヘッド7は、ロール紙組立体100から供給されるロール紙120(印刷用紙)に、上記印刷情報構成部4から入力された印刷情報を印刷する。プラテンローラ8は、プラテンモータ9により回転し、ロール紙120を印刷方向に送り出す。
操作部10は、各種のキー、タッチパネル等で構成され、プリンタ1を操作するためのユーザ操作を受け付けて、ユーザ操作を表す入力信号をプリンタ制御部11に出力する。プリンタ制御部11は、操作部10からの入力信号に基づいて、プリンタ1の全体の動作を制御する。例えば、プリンタ制御部11は、印刷制御部12を通じて、画像メモリ3、印刷情報構成部4及びヘッド7を制御する。また、プリンタ制御部11は、用紙制御部13を通じて、プラテンモータ制御部14と、表示部15を制御する。プラテンモータ制御部14は、プラテンモータ9を制御する。これにより、プラテンローラ8によるロール紙120の給紙が制御される。
上記のプリンタ1において、ロール紙組立体100は、プリンタ1の筐体に設けられたロール紙ホルダ5に装着される。ロール紙ホルダ5は、ロール紙組立体100に合わせた寸法・形状を有し、ロール紙組立体100を保持する。このロール紙ホルダ5には、ロール紙組立体100の状態(種類、用紙残量、装着状態、回転状態等)を検出する接触式のセンサ6が設けられる。ロール状態判定部16は、センサ6による検出結果に基づいて、ロール紙組立体100の状態を判定し、判定結果を用紙制御部13に出力する。用紙制御部13は、当該判定結果に応じてプラテンモータ制御部14又は表示部15を制御する。また、上記判定結果は、プリンタ制御部11にも供給され、プリンタ制御部11は、判定結果に応じて、印刷制御部12を通じてヘッド7又は印刷情報構成部4を制御する。
[2.ロール紙組立体の状態の検出方法]
[2.1.ロール紙残量の検出]
次に、図2〜図6を参照して、本実施形態に係るロール紙組立体100の状態の検出方法について説明する。本実施形態では、ロール紙120の残量を検出するために、ロール紙組立体100の回転状態及び装着状態が検出される。
図2は、本実施形態に係るロール紙組立体100の構成を示す正面図及び斜視図である。図2A〜図2Cに示すように、ロール紙組立体100は、中空円筒状の紙管110と、紙管110の外周にロール状に巻き付けられたロール紙120と、ロール紙120の両端に取り付けられる左右一対のフランジ130A、130B(以下、「フランジ130」と総称する場合ある。)とを備える。
このように、ロール紙組立体100は、紙管110、ロール紙120及び一対のフランジ130を組み立てた組立部材であり、全体として円柱状のロール形状を有する。このロール紙組立体100は、通常、紙管110にフランジ130を取り付けた状態で、市場において流通する。
そして、ロール紙組立体100が、ロール紙120の両端にフランジ130、130を取り付けたまま状態で、プリンタ1のロール紙ホルダ5に対して装着されて、印刷に供される。その後、ロール紙120の残量がなくなった後には、ロール紙組立体100がロール紙ホルダ5から取り出されて、フランジ130と紙管110とに分離されて分別回収・廃棄される。
紙管110は、図2Bに示すように、ロール紙120をロール状に巻き付けるための円管状の軸部材である。ロール紙組立体100がロール紙ホルダ5に装着された状態で、紙管110は、ロール紙組立体100の中心軸(図2のロール軸C)を中心に回転する。紙管110の材質は、例えば、ボール紙等の紙材質であるが、かかる例に限定されず、ロール紙120を巻き付け可能な強度を有すれば、合成樹脂等の他の材質であってもよい。紙管110の長手方向の長さは、ロール紙120の幅と略同一である。紙管110は、ロール紙120を支持する支持軸として機能する。紙管110を設けずにロール紙120だけを巻回した紙管レスの構成であると、巻き解かれた印刷用紙のカールがきつくなるなどの問題があるので、ロール軸心として紙管110を使用することが好ましい。
ロール紙120は、帯状の印刷用紙であり、上記紙管110の外周にロール状に巻き付けられる。ロール紙120の材質は、紙(例えば、サーマルプリンタの場合には感熱紙)が一般的であるが、プリンタにより印刷可能な印刷媒体であれば、合成樹脂(例えばプラスチック紙)など他の材質であってもよい。
フランジ130は、ロール紙組立体100のロール軸方向の両側を覆う円盤状の部材である。左右一対のフランジ130A、130Bが、紙管110の両端にそれぞれ取り付けられる。フランジ130は、例えば、合成樹脂等の廉価な素材を用いて射出成型されるが、他の材料や他の製造方法により形成されてもよい。また、フランジ130の外径が、紙管110に巻き付けられたロール紙120の最大径と同程度若しくは若干大きくなるように、フランジ130が形成される。
かかるフランジ130は、運搬時のロール紙120の保護機能、印刷動作時のロール紙120の蛇行防止機能などを有する。さらに、本実施形態に係るフランジ130は、ロール紙組立体100の状態を表す情報をプリンタ1に伝達する機能も有することを特徴としている。
即ち、フランジ130A、130Bのうち少なくとも一方の外面には、上記センサ6によりロール紙組立体100の状態を検出するための凹凸部が形成されている。ここで、フランジ130の内面は、ロール紙120と対向する側の面である。一方、フランジ130の外面は、当該フランジ130の内面とは反対側にあり、後述するロール紙ホルダ5の側面と対向する面である。このフランジ130の外面に、図5Cに示すように、ロール紙組立体100の状態検出用の凸部として、ボス状凸部131及びリング状凸部132が突出形成されている。
ボス状凸部131は、ロール紙組立体100の回転状態を検出するための凸部である。また、リング状凸部132は、ロール紙組立体100の装着状態を検出するための凸部である。ボス状凸部131は、ロール軸Cからずれた位置に一箇所だけ、円形のボス状に突出形成されている。リング状凸部132は、ロール軸Cを中心として所定幅のリング状に突出形成されている。かかるフランジ130のボス状凸部131及びリング状凸部132は、後述するロール紙ホルダ5のセンサ6と協働して、ロール紙組立体100の回転状態や装着状態を検出するために用いられる。
なお、図5Cの例では、ボス状凸部131は、リング状凸部132の内側に一箇所だけ形成されているが、ボス状凸部131は、リング状凸部132の外側に形成されてもよいし、複数個所に形成されてもよい。さらに、ボス状凸部131は、円形のボス状であるが、楕円、矩形など任意の形状であってもよい。また、リング状凸部132は、ロール軸Cを中心として1つだけ形成されているが、ロール軸Cを中心として同心円状に複数のリング状凸部132が形成されてもよい。また、リング状凸部132の幅も適宜変更可能である。
次に、図3、図4を参照して、本実施形態に係るロール紙組立体100が装着されるロール紙ホルダ5の構成について説明する。図3は、本実施形態に係るロール紙組立体100が装着されていない状態のロール紙ホルダ5を示す正面図、A−A’線断面図、側面図である。図4は、本実施形態に係るロール紙組立体100が装着された状態のロール紙ホルダ5を示す正面図である。
図3に示すように、ロール紙ホルダ5は、開口面を有する筐体51を備える。この筐体51には、ロール紙組立体100を収容する収容部(中央収容部52、フランジ収容部53、54)と、ロール紙組立体100の状態を検出するセンサ6とが設けられている。
中央収容部52は、ロール紙組立体100の中央の本体部(紙管110及びロール紙120の部分)を収容する。中央収容部52は、ロール紙組立体100のロール紙120よりも大きな径の弧状の縦断面を有する凹部であり、一側が開放されている。フランジ収容部53、54は、ロール紙組立体100の両サイドのフランジ130A、130Bの外側部分を収容する。フランジ収容部53、54は、フランジ130のリング状凸部132よりも若干大きな径を有する弧状の縦断面を有する凹部であり、一側が開放されている。
また、一方のフランジ収容部53の側面には、ロール紙ホルダ5に装着されたロール紙組立体100の状態を検出するためのセンサ6として、2つの接触センサ61、62が設けられている。この接触センサ61、62は、図4に示すように、ロール紙組立体100のフランジ130Aの外面に形成されたボス状凸部131、リング状凸部132とそれぞれ対向可能な位置に配置されている。
接触センサ61は、ロール紙組立体100の回転状態を検出するための回転状態検出センサとして機能する。この接触センサ61は、ロール紙ホルダ5に正常に装着されたロール紙組立体100が1回転する度に、フランジ130のボス状凸部131と対向及び接触する(図5参照。)。また、接触センサ62は、ロール紙組立体100の装着状態を検出するための装着状態検出センサとして機能する。接触センサ62は、ロール紙ホルダ5に正常に装着されたロール紙組立体100のリング状凸部132と常に対向及び接触する(図5参照。)。
また、図3に示すように、ロール紙ホルダ5の手前側には、プラテンローラ55を含む給紙機構が設けられている。プラテンローラ55は、ロール紙ホルダ5に装着されたロール紙組立体100からロール紙120を引き出すためのローラであり、当該プラテンローラ55の軸方向は水平方向である。図4に示すように、ロール紙組立体100は、ロール紙120の引出し端120aをプラテンローラ55に巻き出した状態でロール紙ホルダ5に装着される。この際、ロール紙組立体100のロール紙120が中央収容部52の内面に接触せず、かつ、ロール紙組立体100の両サイドのフランジ130A、130Bがフランジ収容部53、54により回転可能に支持された状態で、ロール紙組立体100がロール紙ホルダ5に装着される。そして、ロール紙組立体100は、プラテンローラ55の回転に応じて、ロール軸Cを中心に円滑に回転しながら、印刷方向にロール紙120を連続的に供給する。
次に、図5を参照して、本実施形態に係る接触センサ61、62の検出動作について説明する。図5は、本実施形態に係るロール紙組立体100のフランジ130の凸部131、132と接触センサ61、62の接触状態を示す断面図である。
図5A及び図5Bに示すように、ロール紙組立体100がロール紙ホルダ5に正常に装着された場合、接触センサ62は、常にリング状凸部132と対向及び接触し、リング状凸部132により押圧されている。従って、接触センサ62のSW2は常にオンとなる。なお、ロール紙組立体100がロール紙ホルダ5に装着されていない場合や、正常に装着されていない場合には、接触センサ62は、リング状凸部132により押圧されないので、SW2はオフとなる。
これに対し、接触センサ61は、ロール紙組立体100の回転に応じて、ボス状凸部131と接触/非接触を繰り返し、接触センサ61のSW1も常にオン/オフを繰り返す、詳細には、図5Aに示すように、接触センサ61とボス状凸部131が対向及び接触しないときには、接触センサ61はボス状凸部131により押圧されず、SW1もオフとなる。一方、図5Bに示すように、ロール紙組立体100が回転し、接触センサ61とボス状凸部131が対向及び接触したときには、接触センサ61はボス状凸部131により押圧されて、SW1がオンとなる。
このようにして、接触センサ61、62は、フランジ130Aのボス状凸部131、リング状凸部132との接触状態を検出し、当該接触状態に応じてスイッチSW1、SW2をオン/オフする。そして、接触センサ61、62は、かかる検出結果を表すセンサ信号を、上記のロール状態判定部16(図1参照。)に出力する。
図6は、本実施形態に係る接触センサ61、62から出力されるセンサ信号を示す表である。図6に示すように、第1の接触センサ62(装着状態検出センサ)は、リング状凸部132により押圧されているときには、ロール紙組立体100がロール紙ホルダ5に正常に装着されていることを示すロー信号を出力する。一方、第1の接触センサ62は、リング状凸部132により押圧されていないときには、ロール紙組立体100が未装着若しくは異常な装着状態であることを示すハイ信号を出力する。
また、第2の接触センサ61(回転状態検出センサ)は、ボス状凸部131により押圧されているときには、ボス状凸部131が接触センサ61と対向していることを示すロー信号を出力する。一方、第2の接触センサ61は、ボス状凸部131により押圧されていないときには、ボス状凸部131が接触センサ61と対向していないことを示すハイ信号を出力する。
なお、接触センサ61は、ロール紙組立体100が装着されていない状態では、ボス状凸部131が接触センサ61と対向していないことを示すハイ信号を出力する。また、ロール紙組立体100の装着状態及び回転状態と、2つの接触センサ61、62のセンサ信号との組合せは、上記図6の例以外にも任意の組合せを用いてもよい。
ここで、ロール紙組立体100から一定速度でロール紙120を供給する場合を想定する。この場合、ロール紙組立体100のロール紙120のロール径が大きいほど、つまり、ロール紙120の残量が多いほど、ロール軸Cを中心とするロール紙組立体100の回転速度が遅くなる。従って、ロール紙組立体100の回転速度を検出することで、ロール紙120の残量を検出することができる。
図7は、本実施形態に係るロール紙120の残量と接触センサ61のセンサ信号との関係を示す信号波形図である。なお、図7では、ロール紙組立体100から一定速度でロール紙120を供給する場合を想定している。
図7に示すように、ロール紙120の残量が多いと、ロール紙組立体100の回転速度が遅くなり、接触センサ61のロー信号立ち下がりから次のロー信号立ち下がりまでの時間間隔Δtが長くなる。一方、ロール紙120の残量が少ないと、ロール紙組立体100の回転速度が高くなり、当該時間間隔Δtが相対的に短くなる。
このため、接触センサ61のロー信号の時間間隔Δtを測定し、Δtが閾値Δtt以下となった場合には、ロール紙120の残量が少ないため、ロール紙組立体100の交換の必要性をユーザに通知することができる。この場合、例えばロール紙120を90%使用済みの場合におけるロール紙組立体100の回転速度を求め、対応するロー信号の時間間隔Δtを閾値Δttとして算出しておけばよい。
以上のように、本実施形態に係るロール紙組立体100によれば、フランジ130の外面に形成されたボス状凸部131及びリング状凸部132を利用して、ロール紙組立体100の装着状態及び回転状態を検出することで、簡易な構造を用いてロール紙120の残量を検出できる。従って、当該ロール紙120の残量の検出結果に応じて、ロール紙120の消耗や交換の必要性等をユーザに通知することができる。
なお、上記ではボス状凸部131及びリング状凸部132を用いて、ロール紙組立体100の装着状態及び回転状態を検出する例を説明したが、本開示のフランジ130の外面の凸部の形状や、当該凸部を利用して検出されるロール紙組立体100の状態は、上記例に限定されない。以下にその変更例について説明する。
[2.2.ロール紙種類の検出]
例えば、フランジ130の外面のリング状凸部132の幅を変更することで、ロール紙組立体100の種別や、ロール紙120の種類(ロール幅、材質、品種等)を検出可能にしてもよい。具体的には、図8に示すように、太い幅w1のリング状凸部132Cを備えたフランジ130Cを用いた場合には、ロール紙ホルダ5に設けられた2つの接触センサ61、62がリング状凸部132Cにより押下されるようにする。一方、細い幅w2のリング状凸部132Dを備えたフランジ130Dを用いた場合には、一方の接触センサ61のみがリング状凸部132Dにより押下されるようにする。
これにより、ロール紙120の種類に応じてフランジ130のリング状凸部132の幅を変えるだけで、簡易な構造を用いてロール紙120の種類を検出可能となる。従って、ユーザによる指定操作を要せずに、プリンタ1は、ロール紙120の種類に応じた制御(印画速度・濃度・密度の調整処理のための制御等)を行うことができる。
[2.3.誤装着の検出]
また、ロール紙組立体100の両側の2つのフランジ130の間で、凸部の形状や配置を変えることで、ロール紙組立体100の誤装着を検出することも可能である。具体的には、図9に示すように、ロール紙組立体100の一側には、大きい外径D1のリング状凸部132Eを取り付け、ロール紙組立体100の他側には、小さい外径D2のリング状凸部132Fを取り付ける。そして、ロール紙ホルダ5の一側のフランジ収容部53は、大きい外径D1のリング状凸部132Eに合った形状とし、他側のフランジ収容部54は、小さい外径D2のリング状凸部132Fに合った形状としておく。
これにより、正しい方向でロール紙組立体100をロール紙ホルダ5に装着すると、リング状凸部132E、130Fがそれぞれフランジ収容部53、54に適切に収容される。一方、ロール紙組立体100を誤った方向でロール紙ホルダ5に装着しようとすると、大きい外径D1のリング状凸部132Eを、小さい外径D2用のフランジ収容部54に収容できない。従って、左右のフランジ130E、130Fのリング状凸部132の大きさを変えるだけで、簡易な構造を用いてロール紙組立体100の誤装着を防止できる。
[3.ロール紙組立体の構成]
次に、本開示の第1の実施形態に係るロール紙組立体100の構成について説明する。
[3.1.ロール紙組立体の概要]
まず、本実施形態に係るロール紙組立体100の概要を説明する。上述したように、本実施形態に係るロール紙組立体100では、ロール紙120が巻き付けられる紙管110の軸方向の両端に一対のフランジ130が取り付けられており、当該フランジ130によりロール紙120の両端面を覆う構造である。かかるフランジ130により、ロール紙120の保護機能や、ロール紙ホルダ5に対するロール紙120の安定装着、ロール紙120の蛇行防止機能に加え、上記フランジ130外面の凸部を用いてロール紙組立体100の状態を検知する機能などを実現できる。
反面、フランジ130を用いた構造であると、ロール紙組立体100の使用後に、フランジ130と紙管110とを容易に分解できるか否かが問題となる。つまり、フランジ130は、ロール紙120の使用前、使用中は、紙管110から簡単に外れてしまわないように、ロール紙120及び紙管110と一体化した構造であることが求められる。一方、ロール紙120の使用後には、紙管110とフランジ130とを容易に分離できるようにし、廃棄時に紙管110とフランジ130の分別回収と、廃棄物の減量化を実現できることが求められる。
そこで、本実施形態に係るロール紙組立体100では、紙管110内に挿入されるフランジ130の取付部分(後述する円筒体134)に、容易に切断可能な切断線(たとえば、ミシン目、切断誘導切り溝)を形成しておく構造を採用している。これにより、ロール紙120の使用後に、当該切断線に沿ってフランジ130の取付部分を切断・破壊することで、紙管110から当該取付部分を引き抜いて、紙管110とフランジ130を容易に分離することができる。
[3.2.ロール紙組立体の全体構成]
次に、図10〜図14を参照して、本実施形態に係るロール紙組立体100の構成について詳細に説明する。図10は、本実施形態に係るロール紙組立体100の分解斜視図であり、図11は、本実施形態に係る左右一対のフランジ130、130を示す斜視図である。図12、図13は、本実施形態に係るフランジ130を示す側面図、断面図である。図14は、本実施形態に係るフランジ130が紙管110に取り付けられた状態を示す断面図である。
図10に示すように、ロール紙組立体100は、上記紙管110及びロール紙120と、紙管110の軸方向の両端に配置される左右一対のフランジ130A、130B(以下、「フランジ130」と総称する場合もある。)とを備える。
図10〜図14に示すように、フランジ130は、フランジ本体133と、フランジ本体133を紙管110に取り付けるための円筒体134と、円筒体134を紙管110内に固定するための固定部(例えば、爪部135)とからなる。
フランジ本体133は、ロール紙120の最大径に対応する外径を有する円盤状の部材であり、紙管110及びロール紙120の端面を覆う機能を有する。フランジ本体133の外面133a(ロール紙組立体100の軸方向の外側に露出する側の面)には、上記ロール紙組立体100の状態を検出するためのリング状凸部132などの凸部が突出形成される。一方、フランジ本体133の内面133b(ロール紙120の端面と対向する側の面)の中央部には、紙管110内に挿入される円筒体134が形成される。
ここで、円筒体134は、フランジ本体133を紙管110に取り付けるための取付部として機能する。円筒体134は、フランジ本体133の内面133bの中央部から内側(紙管110側)に向けて突出形成されており、紙管110内に挿入可能、かつ、紙管110内部と嵌合可能な形状を有している。円筒体134の軸方向の長さL1は、紙管110の軸方向の長さLよりも短く、例えば、L1はLの三分の一程度である。また、円筒体134の外径R1は、紙管110の内径R以下であり、例えば、R1はRより若干小さい程度である。
また、円筒体134の外周面には、紙管110内に挿入された円筒体134を当該紙管110の内周面110aに対して固定するための固定部が形成されている。本実施形態に係る固定部は、4つの爪部135からなる。この爪部135は、円筒体134の先端134a側に向けて下るようなくさび形状を有している。爪部135は、円筒体134の外周面に突出形成され、図示の例では、4つの爪部135が、円筒体134の先端134a側の外周面に、周方向に等間隔で配置されている。爪部135の頂点の径が紙管110の内径Rよりも大きくなるように、爪部135の形状が調整されている。これにより、紙管110内に円筒体134を挿入したときには、4つの爪部135が紙管110の内周面110aに当接する。
かかる爪部135を用いた嵌合構造により、フランジ130の円筒体134を紙管110内に挿入し、円筒体134と紙管110を嵌合させることができる。このとき、爪部135により紙管110の内周面110aが係止されるため、円筒体134と紙管110を強固に接合できる。よって、円筒体134が紙管110内から抜けないので、フランジ130が紙管110から外れることを防止できる。また、上記嵌合構造を用いることで、別途の接合部材を用いることなく、比較的簡易に紙管110とフランジ130を接合することができる。
紙管110に円筒体134を挿入するときには、爪部135が紙管110の内周面110aに当接するため、ある程度の力を加えて円筒体134を紙管110内に圧入する必要がある。しかし、爪部135は、円筒体134の先端134a側に向けて鋭角化したくさび形状であるので、紙管110内に円筒体134を圧入する際に、爪部135による圧入抵抗を緩和できる。従って、円筒体134を紙管110内に挿入するときには、かかる爪部135が存在しても、比較的容易かつ円滑に円筒体134を紙管110内に圧入することができる。
一方、図14に示すように、紙管110内に円筒体134を挿入した後には、爪部135は、紙管110の内周面110aに対して食い込み、当該内周面110aを係止することで、紙管110の内周面110aに対して円筒体134を固定する。従って、紙管110内に円筒体134を完全に挿入した後は、爪部135の係止作用により、紙管110から円筒体134が容易に抜けないので、フランジ130を紙管110に安定的に取り付けることができる。
さらに、円筒体134の周方向に沿って複数の爪部135を形成することで、当該複数の爪部135により複数箇所で円筒体134を紙管110の内周面110aに固定できるので、紙管110からの円筒体134の抜けを、より確実に防止することができる。
また、爪部135を円筒体134の先端134a側に形成することにより、紙管110内に円筒体134をしっかりと固定できるとともに、後述する切断線150に沿って円筒体134を切断した後に、爪部135が外れやすくなるという利点もある。
また、円筒体134の外径R1は、紙管110の内径Rと同程度とすることにより、紙管110内に圧入された円筒体134の外周面が、紙管110の内周面110aと密着する。これにより、円筒体134の外周面と紙管110の内周面110aの間の摩擦抵抗により、紙管110からの円筒体134の抜けを、更に確実に防止することができる。
なお、フランジ130の円筒体134と紙管110との固定方法としては、上記爪部135を用いた嵌合構造の例以外にも、ロール紙組立体100の使用時に円筒体134が紙管110から簡単に外れない方法であれば、他の接合方法を用いてもよい。例えば、熱変形(熱溶着等)又は接着剤などにより、円筒体134を紙管110内に固定してもよい。この場合でも、円筒体134の外周面の一部のみ、例えば、円筒体134の先端134a側の外周面のみを部分的に、紙管110の内周面110aに固定することが好ましい。これにより、切断線150に沿って円筒体134を切断したときに、紙管110から円筒体134を引き抜きやすくなる。
[3.3.切断線の構成]
続いて、上記図10〜図14を参照して、本実施形態に係るフランジ130に形成された切断線について説明する。
図10〜図14に示すように、本実施形態に係るフランジ130の円筒体134には、円筒体134を分解するためのスパイラル状の切断線150が形成されている。この切断線150は、円筒体134に形成された線状の切断容易部であり、円筒体134を容易に切断可能にするための切断誘導用ラインである。円筒体134において切断線150が形成されている部分は、円筒体134の他の部分に比べて、部材の強度や厚さが低下している。このため、円筒体134に外力が加えられていないときは、切断線150に沿って円筒体134が切断されることがないが、外力が加えられたときには、切断線150に沿って円筒体134を容易に切断可能となる。
本実施形態では、上記スパイラル状の切断線150は、フランジ本体133に対する円筒体134の付け根134bから当該円筒体134の先端134aまで連続的に形成される。これにより、円筒体134の付け根134bから先端134aに至るまで、円筒体134の全体をスパイラル状に切断して、分解することが可能となる。
かかるスパイラル状の切断線150は、円筒体134の切り口を、当該円筒体134の付け根134bから先端134aまで誘導する機能を有する。即ち、フランジ本体133を紙管110から引き抜く方向の力が加えられたときに、まず、円筒体134の付け根134b側の切断線150の端部が断裂する。その後、かかる切断線150の端部の断裂を切り口として、切断線150に沿って円筒体134がスパイラル状に切断され、円筒体134の付け根134bから先端134aにかけて円筒体134の切断が進行していく。
このように円筒体134にスパイラル状の切断線150を形成することにより、1本の切断線だけを用いて、円筒体134の付け根134bから先端134aまでを容易に切断して、円筒体134全体を破壊することが可能となる。
[3.4.切断線の具体例]
ここで、図10〜図15を参照して、上記スパイラル状の切断線150の具体例について説明する。図15は、本実施形態の変更例に係るスパイラル状の切断線150(切断誘導切り溝151)が形成されたフランジ130を示す側面図である。図16は、本実施形態の変更例に係る切断誘導切り溝151が形成された円筒体134を示す説明図である。
図10〜図14に示したように、スパイラル状の切断線150は、ミシン目で構成されてもよい。ミシン目の切れ目と繋ぎ目の長さは、円筒体134の材質や厚さに応じて適宜選択される。円筒体134を射出成型するときに、ミシン目用の金型を用いることで、切断線150としてのミシン目を比較的容易に形成できる。或いは、円筒体134の成型後に、ミシン目カッターを用いてミシン目を形成してもよい。
また、図15及び図16に示すように、スパイラル状の切断線150は、切断誘導切り溝151で構成されてもよい。切断誘導切り溝151の深さや幅は、円筒体134の材質や厚さに応じて適宜選択される。かかる切断誘導切り溝151は、円筒体134の射出成型時に、切り溝用の金型を用いて形成してもよいし、円筒体134の成型後に切削具を用いたハーフカットにより形成されてもよい。
また、切断誘導切り溝151の断面形状は多様な形態を採用可能である。例えば、図16Aに示すように、円筒体134の一面に1つのV溝151Aを形成してもよいし、又は、図16Bに示すように、円筒体134の両面に2つのV溝151B、151Bを向かい合うように形成してもよい。また、切断誘導切り溝151は、図16Cに示すように、矩形断面の切り溝151Cであってもよいし、図16Dに示すように、半円形断面の切り溝151Dであってもよい。
[4.ロール紙組立体の組立方法]
次に、図17、図18を参照して、本実施形態に係るロール紙組立体100の組立方法について説明する。図17、図18は、本実施形態に係るロール紙組立体100の組立方法を示す工程図である。
上記図10に示したように、組立当初は、ロール紙組立体100の一対のフランジ130A、130Bと、紙管110及びロール紙120とは分離されている。この状態から、紙管110及びロール紙120と、フランジ130A、130Bを組み立てることを想定する。
まず、図17に示すように、一方のフランジ130Aの円筒体134を紙管110の一端側から紙管110内に挿入して、爪部135により紙管110の内周面110aに円筒体134を固定する。この際、ある程度の押圧力で円筒体134を紙管110内に圧入することで、円筒体134の周囲の爪部135が紙管110の内周面110aに当接しながらも、紙管110内に円筒体134を付け根134bまで挿入できる。
同様に、他方のフランジ130Bの円筒体134を紙管110の他端側から紙管110内に挿入して、爪部135により紙管110の内周面110aに円筒体134を固定する。このようにして、2つのフランジ130A、130Bの円筒体134を紙管110の両端から挿入して固定する。
この結果、図18に示すように、フランジ130Aとフランジ130Bの間にロール紙120及び紙管110が挟み込まれた状態で、円筒体134によりフランジ130Aと130Bが紙管110に取り付けられて、ロール紙組立体100の組立が完成する。
以上のように、本実施形態に係るロール紙組立体100の組立方法によれば、フランジ130A、130Bと紙管110を接合するだけで、ロール紙組立体100を容易かつ迅速に組み立てることができる。しかも、組み立てられたロール紙組立体100では、円筒体134の爪部135(固定部)により双方のフランジ130A、130Bが紙管110に対して強固に固定されているので、ロール紙120及び紙管110からフランジ130A、130Bが外れにくい。
[5.ロール紙組立体の分解方法]
次に、図19〜図21を参照して、本実施形態に係るロール紙組立体100の分解方法について説明する。図19〜図21は、本実施形態に係るロール紙組立体100のフランジ130Aの分解方法を示す工程図である。
まず、ユーザは、一方のフランジ130Aのフランジ本体133に対して、円筒体134を紙管110から引き抜く方向に力Fを加える。これにより、図19に示すように、フランジ本体133が変形して、円筒体134の付け根134bの位置に歪みが加えられ、当該付け根134bの位置の切断線150の端部が切開される。この結果、当該スパイラル状の切断線150に沿った円筒体134の切断が開始される。
次いで、フランジ本体133を更に引っ張ることで、スパイラル状の切断線150に沿って、円筒体134を付け根134b側から先端134a側にかけてスパイラル状に切断していく。この結果、図20に示すように、切断線150に沿った切断が円筒体134の先端134aに到達すると、スパイラル状に切断された円筒体134が伸びた状態となる。このため、円筒体134の見かけ上の外径が小さくなり、当該円筒体134の先端134aの複数の爪部135が紙管110の内周面110aから外れやすくなる。従って、当該円筒体134を紙管110から容易に分離できるようになる。これにより、図21に示すように、スパイラル状に切断された円筒体134を紙管110内から引き抜くことができ、紙管110とフランジ130Aを分離できる。
その後、他方のフランジ130Bの円筒体134も同様に、スパイラル状の切断線150に沿って切断して、当該円筒体134を紙管110から引き抜き、紙管110とフランジ130Bを分離する。この結果、ロール紙組立体100が、フランジ130Aと、フランジ130Bと、紙管110とに分解される。
以上のようにして、使用後のロール紙組立体100を、紙材質の紙管110と、合成樹脂材質のロール紙用フランジ(フランジ130A、130B)とに容易に分解することができる。これにより、材質に応じた分別回収・廃棄が可能となる。さらに、使用後のロール紙組立体100を分解しないで廃棄する場合と比べて、廃棄物の体積(嵩)を大幅に削減することができる。
[6.まとめ]
以上、本開示の第1の実施形態に係るロール紙組立体100について詳述した。本実施形態によれば、外面にリング状凸部132等が形成されたフランジ130をロール紙120の両側に取り付けるという簡易かつ安価な構成により、ロール紙組立体100の状態(用紙残量、装着状態等)に関する情報を、ロール紙組立体100からプリンタ1側に伝達することができる。
また、フランジ130の円筒体134を紙管110内に挿入して固定するだけで、両方のフランジ130、130を紙管110及びロール紙120の両端に容易かつ安定的に取り付けることができる。そして、紙管110内に挿入された円筒体134が爪部135(固定部)により紙管110の内周面110aに強固に固定される。従って、ロール紙組立体100の使用前及び使用中に、フランジ130が紙管110及びロール紙120から簡単に外れることがない。
さらに、ロール紙組立体100のフランジ130の円筒体134に、容易に切断できるスパイラル状の切断線150が予め形成されている。これにより、使用後のロール紙組立体100を廃棄する際に、フランジ本体133に外力を加えることで、上記スパイラル状の切断線150に沿ってフランジ130の円筒体134を切断する。これにより、紙管110内で円筒体134を破壊・縮径させて、円筒体134を紙管110から引き抜くことが可能となり、紙管110とフランジ130を簡単に分離できる。従って、使用後のロール紙組立体100の残存部品(紙管110、フランジ130)を容易に分解、分別することが可能である。よって、ロール紙組立体100の廃棄物を、材質ごとに分別回収することができるので、紙や合成樹脂等の資源の有効活用、再利用などを促進することができる。
さらに、使用後のロール紙組立体100を、組立前の各部品と同等程度まで小さく分解できるため、ロール紙組立体100の廃棄時の分解性を向上できる。従って、ロール紙組立体100の廃棄物の体積を減少することができ、嵩張らないようにできる。従って、当該廃棄物の保管、輸送、廃棄作業等を効率化できる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、円筒体134に形成されるスパイラル状の切断線150の途中に、1又は2以上のスリット(細長い隙間)を予め形成しておけば、切断線150に沿った円筒体134の切断を容易に行うことが可能になる。また、円筒体134の付け根134bの位置における切断線150の端部に、切開用スリットを形成しておけば、当該スリットを切断の起点として、円筒体134が切断線150に沿って切断開始され易くなる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)紙管と、
前記紙管に巻き付けられるロール紙と、
前記紙管の両端に配置される一対のフランジと、
を備え、
前記フランジは、
前記ロール紙の端面を覆うフランジ本体と、
前記フランジ本体の内面中央から突出形成され、前記紙管内に挿入される円筒体と、
前記紙管内に挿入された前記円筒体を前記紙管の内周面に対して固定する固定部と、
を備え、
前記円筒体には、スパイラル状の切断線が形成されている、ロール紙組立体。
(2)前記固定部は、前記円筒体の外周面に突出形成され、前記紙管の内周面を係止する爪部を含む、前記(1)に記載のロール紙組立体。
(3)前記スパイラル状の切断線は、前記フランジ本体に対する前記円筒体の付け根から前記円筒体の先端まで連続的に形成される、前記(1)又は(2)に記載のロール紙組立体。
(4)前記ロール紙組立体は、印刷装置に設けられたホルダに収容可能であり、
前記フランジ本体の外面には、前記ホルダに設置されたセンサにより検知される凸部が形成されている、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載のロール紙組立体。
(5)前記スパイラル状の切断線は、ミシン目又は切断誘導切り溝である、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載のロール紙組立体。
(6)前記紙管から前記円筒体を引き抜く方向に前記フランジ本体に対して力が加えられたときに、前記円筒体が前記スパイラル状の切断線に沿って切断され、前記固定部による前記円筒体の固定が解除される、前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載のロール紙組立体。
(7)紙管に巻き付けられるロール紙の端面を覆う円盤状のフランジ本体と、
前記フランジ本体の内面中央から突出形成され、前記紙管内に挿入される円筒体と、
前記紙管内に挿入された前記円筒体を前記紙管の内周面に対して固定する固定部と、
を備え、
前記円筒体には、スパイラル状の切断線が形成されている、ロール紙用フランジ。
1 プリンタ
5 ロール紙ホルダ
6 センサ
61、62 接触センサ
100 ロール紙組立体
110 紙管
110a 内周面
120 ロール紙
130 フランジ
131 ボス状凸部
132 リング状凸部
133 フランジ本体
134 円筒体
134a 先端
134b 付け根
135 爪部
150 スパイラル状の切断線
151 切断誘導切り溝

Claims (7)

  1. 紙管と、
    前記紙管に巻き付けられるロール紙と、
    前記紙管の両端に配置される一対のフランジと、
    を備え、
    前記フランジは、
    前記ロール紙の端面を覆うフランジ本体と、
    前記フランジ本体の内面中央から突出形成され、前記紙管内に挿入される円筒体と、
    前記紙管内に挿入された前記円筒体を前記紙管の内周面に対して固定する固定部と、
    を備え、
    前記円筒体には、スパイラル状の切断線が形成されている、ロール紙組立体。
  2. 前記固定部は、前記円筒体の外周面に突出形成され、前記紙管の内周面を係止する爪部を含む、請求項1に記載のロール紙組立体。
  3. 前記スパイラル状の切断線は、前記フランジ本体に対する前記円筒体の付け根から前記円筒体の先端まで連続的に形成される、請求項1に記載のロール紙組立体。
  4. 前記ロール紙組立体は、印刷装置に設けられたホルダに収容可能であり、
    前記フランジ本体の外面には、前記ホルダに設置されたセンサにより検知される凸部が形成されている、請求項1に記載のロール紙組立体。
  5. 前記スパイラル状の切断線は、ミシン目又は切断誘導切り溝である、請求項1に記載のロール紙組立体。
  6. 前記紙管から前記円筒体を引き抜く方向に前記フランジ本体に対して力が加えられたときに、前記円筒体が前記スパイラル状の切断線に沿って切断され、前記固定部による前記円筒体の固定が解除される、請求項1に記載のロール紙組立体。
  7. 紙管に巻き付けられるロール紙の端面を覆う円盤状のフランジ本体と、
    前記フランジ本体の内面中央から突出形成され、前記紙管内に挿入される円筒体と、
    前記紙管内に挿入された前記円筒体を前記紙管の内周面に対して固定する固定部と、
    を備え、
    前記円筒体には、スパイラル状の切断線が形成されている、ロール紙用フランジ。

JP2012196416A 2012-09-06 2012-09-06 ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ Pending JP2014051353A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012196416A JP2014051353A (ja) 2012-09-06 2012-09-06 ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ
US13/975,532 US20140061350A1 (en) 2012-09-06 2013-08-26 Roll sheet assembly and roll sheet flange
CN201310382051.0A CN103660628A (zh) 2012-09-06 2013-08-28 卷纸组件及卷纸法兰

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012196416A JP2014051353A (ja) 2012-09-06 2012-09-06 ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014051353A true JP2014051353A (ja) 2014-03-20

Family

ID=50186059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012196416A Pending JP2014051353A (ja) 2012-09-06 2012-09-06 ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20140061350A1 (ja)
JP (1) JP2014051353A (ja)
CN (1) CN103660628A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108439076A (zh) * 2018-05-02 2018-08-24 江苏恒神股份有限公司 一种双幅织物的包装装置及其包装方法
JP2019062165A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 株式会社ディスコ 粘着テープの処理方法及び粘着テープ貼着装置
CN114687030A (zh) * 2022-03-14 2022-07-01 常州安诺机械有限公司 一种方便安装的卷曲辊
WO2023089907A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 株式会社マキタ 鉄筋結束機およびリール

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150090835A1 (en) * 2013-10-02 2015-04-02 Benjamin Bartley Toussaint Tube Free Toilet Paper Roll Adapter
CN106414093B (zh) * 2014-06-05 2019-07-23 惠普发展公司有限责任合伙企业 介质卷保持器
CN104016195A (zh) * 2014-06-05 2014-09-03 全椒海丰印刷包装有限公司 一种新型薄膜纸管
CN104555133A (zh) * 2014-12-24 2015-04-29 洛阳昊海工贸有限公司 一种防止铝箔带边部损害的包装结构
CN106364183A (zh) * 2016-11-09 2017-02-01 深圳怡化电脑股份有限公司 一种打印机卷纸辊
IT201800004294A1 (it) * 2018-04-06 2019-10-06 Dispositivo per la movimentazione di bobine

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1999765A (en) * 1934-04-14 1935-04-30 Laveau Angeline Spool
US6234421B1 (en) * 1996-10-24 2001-05-22 Vandor Corporation Reel having secured flanges
US6182921B1 (en) * 1997-12-22 2001-02-06 Agfa-Gevaert Flange for a roll

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019062165A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 株式会社ディスコ 粘着テープの処理方法及び粘着テープ貼着装置
CN108439076A (zh) * 2018-05-02 2018-08-24 江苏恒神股份有限公司 一种双幅织物的包装装置及其包装方法
CN108439076B (zh) * 2018-05-02 2024-04-12 江苏恒神股份有限公司 一种双幅织物的包装装置及其包装方法
WO2023089907A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 株式会社マキタ 鉄筋結束機およびリール
CN114687030A (zh) * 2022-03-14 2022-07-01 常州安诺机械有限公司 一种方便安装的卷曲辊
CN114687030B (zh) * 2022-03-14 2023-05-09 常州安诺机械有限公司 一种方便安装的卷曲辊

Also Published As

Publication number Publication date
US20140061350A1 (en) 2014-03-06
CN103660628A (zh) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014051353A (ja) ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ
JP4910857B2 (ja) 印刷システム、印刷データ作成装置及びコンピュータプログラム
US8529050B2 (en) Printing device and cassette
JP5962919B2 (ja) 印刷装置
JP4607716B2 (ja) 画像形成装置
JP2014051352A (ja) ロール紙組立体、及びロール紙用フランジ
JP2009142945A (ja) ロータリカッタ装置及び該ロータリカッタ装置を備えたプリンタ装置
JP2017056711A (ja) テープカートリッジ
WO2007037173A1 (ja) ロール体保持装置および記録装置とロール体保持方法
JP2006016167A (ja) 給紙装置
JP2010179462A (ja) プリンタ
JP4039526B2 (ja) インクシートカートリッジ及び取替え用インクシートセット
JP5612337B2 (ja) 熱転写印字装置
KR101120861B1 (ko) 잉크리본 잼판정방법
US20200290377A1 (en) Printer configured to set operation mode to one of first mode and second mode for appropriately determining whether to allow subsequent print control
JP6221672B2 (ja) テープディスペンサー
JP6486106B2 (ja) プリンタ
JP3563795B2 (ja) ロール状記録紙及びこのロール状記録紙を回転可能に支持する可動フランジ
US8783981B2 (en) Collapsable core for printer
JP4174641B2 (ja) インクシートカートリッジ
JP3613125B2 (ja) インクシートカートリッジ
JP4520008B2 (ja) 製版装置
JP2007302349A (ja) 粘着テープディスペンサ
JP2005225601A (ja) 熱転写インクリボン巻回用コアおよび熱転写インクリボンロール
JP2006188355A (ja) 記録紙ロールホルダ装置