JP6981005B2 - サイクロン分離装置及び電気掃除機 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1における掃除機本体の斜視図である。図2は、実施の形態1における掃除機本体の全面図である。
図9から図11において、電動送風機の吸引動作が開始されると、含塵空気は、上述した通り、吸気風路を通過して接続口に到達し、接続口と接続されるユニット流入口12を通過し集塵ユニット10に流入する。集塵ユニット10に流入した含塵空気は、円筒部20aの内周面に沿うように、旋回室20に接線方向から流入し、円筒部20aの壁面に沿って旋回する。この旋回する含塵空気の流れである旋回気流により、含塵空気に含まれるごみに遠心力が作用し、含塵空気からごみが分離される。そして、円筒部20aで比較的に体積の大きなごみが分離され、円筒部20aの側壁に形成された0次開口21を介して0次集塵室22に捕集される。その後、下方の円錐部20bで体積の小さなごみが分離され、1次開口23を介して下方の1次集塵室24に捕集される。矢印50は旋回気流の流れを模式的に示すものである。
図12は、本発明の実施の形態1における集塵ユニットの変形例を示す断面図である。この断面図は、図6のA−A部での断面図を示すものである。
図12において、集塵容器11を硬質材で構成し、その表面に薄肉なフィルム状軟質材40を硬質材の外側に重ねる構成である。このフィルム状軟質材40は、可視光が透過できる光透過性又は透明な特性を備える構成にしてもよい。本構成により、集塵容器11の強度を保ちつつ、軟質材を外郭に使用しているため、外部への音の伝搬を抑制し、騒音を低減できる効果がある。なお、フィルム状軟質材40を硬質材の内側に重ねる構成としても同様な効果を得られる。
図13において、集塵容器11を硬質材で構成し、その内周壁の0次開口21に対向する位置に部分的に軟質材41を使用する。この軟質材41は、可視光が透過できる光透過性又は透明な特性を備える構成にしてもよい。0次開口21は、旋回室20の高速流が通過するため、0次開口21の端部で剥離が発生し、これが騒音の原因となる。そのため、本構成のように、騒音源の近傍に軟質材41を設置することで、集塵容器11の壁面への音の伝搬を効率よく抑制できるとともに、集塵容器11を硬質材で形成しているため強度を保つことができ、振動に対し揺れにくくなり騒音を低減できる。
この発明の実施の形態2の集塵ユニットについて図14から図20を用いて説明する。なお、図14から図20中、実施の形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
図14は本発明の実施の形態2における集塵ユニット10の斜視図、図15は集塵ユニット10の前面図、図16は集塵ユニットの側面図、図17は集塵ユニットの上面図、図18は図17に示す集塵ユニットのD−D部の断面図を各々示すものである。
排出管34の底部から延在して隔壁25が設けられる。隔壁25は、旋回室20と集塵室26とを区画する。
図19及び図20において、流入管31は、実施の形態1と同様に、一端が外側を向いて開口し、この一端は、ユニット流入口12を形成する。他端は、旋回室20の側壁を開口し、流入口32を形成する。そして、流入管31は、ごみを含む空気が旋回室20に接線方向から流入するように、旋回室20に側方から接続される。
集塵ユニット10に流入した含塵空気は、旋回室20の内周面に沿うように、旋回室20に接線方向から流入し、壁面に沿って旋回する。この旋回する流れにより、含塵空気に含まれるごみに遠心力が作用し、含塵空気からごみが分離され、集塵室26に捕集される。
集塵容器11は、壁面の少なくとも一部が制振材で構成される。この制振材は集塵容器11の振動を吸収するものであれば他の材質でもよく、例えば軟質材を使用しても良い。さらに、軟質材又は少なくとも可視光が透過できる構成にしても良い。旋回室20では、高速流による含塵空気の旋回により騒音が発生する。この騒音は、集塵室26の外壁を振動させて外部に伝搬する。そのため、集塵室26の外壁を構成する集塵容器11を制振材で構成することで、従来より掃除機本体1を小型化した構成で、集塵ユニット10で発生する騒音が外部に伝搬することを抑制し、騒音を低減できる。さらに、少なくとも可視光が透過できる材料で構成すれば、集塵容器11に溜まったごみを外部から視認でき、溜まったごみの量に応じてごみ捨てを行うことができるため、従来より使い勝手が向上する。
また、実施の形態1および2で用いた軟質材は、例えば、シリコンを含むものを使用することが可能である。
また、掃除機の構成としてはステック型に限定されず、キャニスター型等に適用することも可能である。
Claims (10)
- 流入口から流入した含塵空気を旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、
前記旋回室で分離したごみを捕集する第1集塵室と、
前記旋回室から空気を排出する排出管と、を備え、
前記第1集塵室を構成する外壁の少なくとも外側表面の一部が軟質材で構成された制振材で形成される
ことを特徴とするサイクロン分離装置。 - 前記旋回室の側壁の一部を開口して形成される第1開口部と、
前記旋回室の外周の少なくとも一部を覆うように形成され、前記第1開口部を介して前記旋回室と連通する前記第1集塵室と、を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のサイクロン分離装置。 - 前記旋回室の側壁の一部を開口して形成される第1開口部と、
前記旋回室の外周の少なくとも一部を覆うように形成され、前記第1開口部を介して前記旋回室と連通する前記第1集塵室と、を備え、
前記制振材は、前記第1開口部に対向する位置に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載のサイクロン分離装置。 - 前記旋回室の下方に形成される第2開口部と、
前記第2開口部の下方に配置され前記含塵空気からごみを捕集する第2集塵室と、を備える
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のサイクロン分離装置。 - 前記第1集塵室は、前記旋回室の下方に前記旋回室の壁面を延在して形成され、
前記旋回室及び前記第1集塵室を構成する壁面の少なくとも一部が制振材で形成される ことを特徴とする請求項1に記載のサイクロン分離装置。 - 前記流入口の周りの壁面を制振材で形成する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれ1項に記載のサイクロン分離装置。 - 前記軟質材は光透過性を有する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のサイクロン分離装置。 - 前記外壁の内側を硬質材、前記外壁の外側を軟質材で形成する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のサイクロン分離装置。 - 前記軟質材は、シリコンを含む
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のサイクロン分離装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載のサイクロン分離装置を搭載する
ことを特徴とする電気掃除機。
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