JP2014033879A - 塵埃分離集塵装置および電気掃除機 - Google Patents

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Naoko Kawamura
直子 川村
Junji Naito
順司 内藤
Masatoshi Tanaka
正俊 田中
Ikuo Oshima
郁夫 大島
Kiyoshi Ebe
清 江部
Takeyuki Ichino
雄之 市野
Yoshiaki Oe
嘉海貴 大江
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Abstract

【課題】第二分離部で分離する細かな塵埃を集塵容器の外周寄りに溜め、第一分離部で分離する粗い塵埃を集塵容器の中央側に溜めるとともに、集塵容器の反転または集塵容器の底部を兼ねる蓋の開放によって塵埃を清潔に廃棄できる塵埃分離集塵装置および電気掃除機を提案する。
【解決手段】塵埃分離集塵装置8は、遠心分離方式で空気から塵埃を分離する第一分離部35と、第一分離部35から流れ込む空気から塵埃を分離する遠心分離式のサイクロン部65を複数有する第二分離部36と、筒形状を呈して第一分離部35の外周壁を兼ねるとともに第一分離部35が分離する塵埃を蓄積する第一容器部41、第一容器部41を囲んで少なくとも2つのサイクロン部65が分離する塵埃を収集して蓄積する第二容器部42を有する集塵容器39と、サイクロン部65との最近箇所から最遠箇所へ向かって傾斜し第二容器部42内の塵埃を最遠箇所へ集約する傾斜面79と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明に係る実施形態は、塵埃分離集塵装置および電気掃除機に関する。
従来から、円筒形状を呈する集塵容器を外殻に有する第一分離部と、第一分離部を通過した空気から塵埃を分離する第二分離部と、を備える塵埃分離集塵装置および電気掃除機が知られている。
この従来の塵埃分離集塵装置は、集塵容器の底部を兼ねて開閉する蓋を備える。第二分離部で分離された細かな塵埃は蓋内面の中央部分に溜められ、第一分離部で分離された粗い塵埃は蓋内面の外周寄りに溜められる。
そして、従来の塵埃分離集塵装置は、蓋が開かれたときに、蓋内面の中央部分に溜められた細かな塵埃と、蓋内面の外周寄りに溜められた粗い塵埃とを一括して廃棄する。
特開2009−95679号公報
ところで、塵埃分離集塵装置は、底面を閉塞するとともに天面側を開口したカップ状の集塵容器を採用する場合がある。この種の集塵容器は、天面側の開口を下方へ向けて傾けられることによって塵埃を廃棄する。
この種の集塵容器を従来の塵埃分離集塵装置に適用する場合には、集塵容器の底面の中央部分に細かな塵埃が溜まり、底面の外周寄りに粗い塵埃が溜まる。この状態で集塵容器を傾けて塵埃を一括的に廃棄する場合には、細かな塵埃が底面の中央部分から側壁内面を伝って開口に至る過程で舞い上がったり、開口の縁で広範囲に広がったりする。そうすると、廃棄対象(例えば、ゴミ箱)に塵埃を上手く廃棄することが困難になり、塵埃が周囲に散らばって再度の掃除を必要としたり、衛生上の観点で好ましくなかったりする。
他方、塵埃分離集塵装置は、従来の塵埃分離集塵装置のように底面を開閉する蓋を備える集塵容器を採用する場合もある。
ところで、従来の塵埃分離集塵装置は、第二分離部で分離する細かな塵埃を集塵容器の中央部分に延びる内筒の内側(つまり集塵容器の中央側)に溜め、第一分離部で分離する粗い塵埃を内筒の外周面と集塵容器の内周面との隙間(つまり集塵容器の外周寄り)に溜める。
これに対して、第一分離部、第二分離部の配置の都合上、第二分離部で分離する細かな塵埃を集塵容器の外周寄りに溜め、第一分離部で分離する粗い塵埃を集塵容器の中央側に溜めて、底面の蓋を開くことで塵埃を一括廃棄可能な塵埃分離集塵装置を構成することが望まれる。
そこで、本発明は、第二分離部で分離する細かな塵埃を集塵容器の外周寄りに溜め、第一分離部で分離する粗い塵埃を集塵容器の中央側に溜めるとともに、集塵容器の反転または集塵容器の底部を兼ねる蓋の開放によって塵埃を清潔に廃棄できる塵埃分離集塵装置および電気掃除機を提案する。
前記の課題を解決するため本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置は、遠心分離方式で空気から塵埃を分離する第一分離部と、前記第一分離部から流れ込む空気から塵埃を分離する遠心分離式のサイクロン部を複数有する第二分離部と、筒形状を呈して前記第一分離部の外周壁を兼ねるとともに前記第一分離部が分離する塵埃を蓄積する第一容器部、前記第一容器部を囲んで少なくとも2つの前記サイクロン部が分離する塵埃を収集して蓄積する第二容器部を有する集塵容器と、前記サイクロン部との最近箇所から最遠箇所へ向かって傾斜し前記第二容器部内の塵埃を前記最遠箇所へ集約する傾斜面と、を備える。
また、本発明の実施形態に係る電気掃除機は、前記塵埃分離集塵装置と、前記塵埃分離集塵装置を着脱自在な掃除機本体と、前記第二容器部内の前記最遠箇所を前記掃除機本体の外殻に隣り合わせて前記塵埃分離集塵装置を前記掃除機本体に固定するロック機構と、前記掃除機本体に収容されて前記塵埃分離集塵装置に流体的に接続される電動送風機と、を備える。
本発明の実施形態に係る電気掃除機の外観を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置を示す外観斜視図。 本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置を示す断面図。 本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置を示す分解斜視図。 本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置の残部が倒立している状態を示す断面図。 本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置の他の例を示す断面図。
本発明に係る塵埃分離集塵装置および電気掃除機の実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。電気掃除機1は、被掃除面上を走行可能な掃除機本体2と、掃除機本体2に着脱自在な管部3と、を備える。
掃除機本体2は、本体ケース5と、本体ケース5の両側方にそれぞれ配置される一対の車輪6と、本体ケース5の後半部分に収容される電動送風機7と、本体ケース5の前半部分に配置される着脱自在な塵埃分離集塵装置8と、主に電動送風機7を制御する本体制御部9と、電動送風機7に電力を導く電源コード11と、を備える。
本体ケース5は、前端部分に本体接続口12を備える。本体接続口12は継手であり、管部3を着脱できる。掃除機本体2の流体的な入口であり、管部3と塵埃分離集塵装置8とを流体的に接続する。
電動送風機7は空気を吸い込んで負圧を生じさせる。この負圧は掃除機本体2の内部、塵埃分離集塵装置8を経て管部3に作用する。
塵埃分離集塵装置8は、電動送風機7が生じさせる負圧によって流れ込む空気から塵埃を分離し、捕集し、蓄積する。他方、塵埃分離集塵装置8は、塵埃が除去された清浄な空気を電動送風機7へ送り込む。なお、塵埃を含んだ空気を「含塵空気」と呼ぶ。
また、塵埃分離集塵装置8は、全体として略円筒形状を呈する。塵埃分離集塵装置8は、掃除機本体2に対して底部を前方側へ、頂部を後方側へずらし、若干後傾する姿勢で掃除機本体2に寄り掛かる。塵埃分離集塵装置8は、掃除機本体2に着脱自在に固定される。
本体制御部9は、マイクロプロセッサ(図示省略)、マイクロプロセッサが実行する各種演算プログラム、パラメータなどを記憶する記憶装置(図示省略)を備える。記憶装置は予め設定される複数の運転モードを記憶する。予め設定される複数の運転モードは、管部3で受け付けられる使用者の操作に対応する。それぞれの運転モードは相互に異なる入力値(電動送風機7の入力値)を設定される。本体制御部9は、管部3に受け付けられる使用者の操作に応じ、その操作内容に対応する任意の運転モードを予め設定される複数の運転モードから択一的に選択して記憶部から読み出し、読み出した運転モードにしたがって電動送風機7を制御する。
電源コード11は、配線用差込接続器(図示省略、所謂コンセント)から掃除機本体2へ電力を供給する。電源コード11は自由端部に差込プラグ14を備える。
管部3は、掃除機本体2から作用する負圧によって、被掃除面から含塵空気を吸い込んで掃除機本体2へ案内する。管部3は、掃除機本体2の本体接続口12に着脱自在な継手としての接続管19と、接続管19に流体的に接続される集塵ホース21と、集塵ホース21に流体的に接続される手元操作管22と、手元操作管22から突出する把持部23と、把持部23に設けられる操作部24と、手元操作管22に着脱自在な延長管25と、延長管25に着脱自在な吸込口体26と、を備える。
接続管19は、本体接続口12を通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
集塵ホース21は、長尺で可撓な略円筒形状のホースである。集塵ホース21の一方の端部(ここでは、後方の端部)は接続管19に流体的に接続される。集塵ホース21は、接続管19を通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
手元操作管22は、集塵ホース21と延長管25とを連結させる。手元操作管22の一方の端部(ここでは、後方の端部)は、集塵ホース21の他方の端部(ここでは、前方の端部)に流体的に接続される。手元操作管22は、集塵ホース21および接続管19を順次に通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
把持部23は、電気掃除機1を操作するために使用者が手で把持できる部分である。把持部23は、使用者の手で容易に把持できる適宜の形状を呈して手元操作管22から突出する。
操作部24は、それぞれの運転モードに対応付けられるスイッチを備える。具体的には、操作部24は、電動送風機7の運転開始操作に対応付けられる起動スイッチ24aと、電動送風機7の運転停止操作に対応付けられる停止スイッチ24bと、を備える。起動スイッチ24aおよび停止スイッチ24bは、本体制御部9に電気的に接続される。電気掃除機1の使用者は、操作部24を操作して電動送風機7の運転モードを択一的に選択できる。起動スイッチ24aは、電動送風機7の運転中に、運転モードの選択スイッチとしても機能する。この場合、本体制御部9は、起動スイッチ24aから操作信号を受け取る度に運転モードを強→中→弱→強→………の順で切り換える。なお、操作部24は、起動スイッチ24aに代えて、弱運転スイッチ(図示省略)、中運転スイッチ(図示省略)および強運転スイッチ(図示省略)を個別に備えていても良い。
延長管25は、伸縮可能な細長略円筒状の管である。延長管25は、複数の筒状体を重ね合わせたテレスコピック構造を有する。延長管25の一方の端部(ここでは、後方の端部)と手元操作管22の他方の端部(ここでは、前方の端部)とは着脱自在な継手構造を備える。延長管25は、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
吸込口体26は、木床やカーペットなどの被掃除面上を走行自在あるいは滑走自在な構造を有するとともに、走行状態または滑走状態において被掃除面に対向する底面に吸込口28を有する。また、吸込口体26は、吸込口28に配置される回転自在な回転清掃体29と、回転清掃体29を駆動させる電動機31と、を備える。吸込口体26の一方の端部(ここでは、後方の端部)と延長管25の他方の端部(ここでは、前方の端部)とは着脱自在な継手構造を備える。吸込口体26は、延長管25、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を通じて塵埃分離集塵装置8に流体的に接続される。
電気掃除機1は、起動スイッチ24aに対する操作を受け付けると電動送風機7を始動させる。例えば、電気掃除機1は、電動送風機7が停止している状態で起動スイッチ24aに対する操作を受け付けると、先ず電動送風機7を強運転モードで運転し、再び起動スイッチ24aに対する操作を受け付けると電動送風機7を中運転モードで運転し、三度、起動スイッチ24aに対する操作を受け付けると電動送風機7を弱運転モードで運転し、以下同様に繰り返す。強運転モード、中運転モードおよび弱運転モードは、予め設定される複数の運転モードであり、強運転モード、中運転モード、弱運転モードの順に電動送風機7に対する入力値が小さい。始動した電動送風機7は、塵埃分離集塵装置8から空気を排気してその内部を負圧(吸込負圧)にする。
塵埃分離集塵装置8の負圧は、塵埃分離集塵装置8、本体接続口12、接続管19、集塵ホース21、手元操作管22および延長管25を通じて吸込口体26の吸込口28に作用する。電気掃除機1は、吸込口28に作用する負圧で被掃除面上の塵埃を空気とともに吸い込んで被掃除面を掃除する。塵埃分離集塵装置8は、電気掃除機1に吸い込まれた含塵空気から塵埃を分離し、蓄積する。他方、塵埃分離集塵装置8は、含塵空気から分離した空気を電動送風機7へ送る。電動送風機7は塵埃分離集塵装置8から吸い込んだ空気を掃除機本体2外へ排気する。
次に、塵埃分離集塵装置8を詳細に説明する。
なお、塵埃分離集塵装置8は、掃除機本体2に対して後傾する姿勢で固定されているが、説明を簡単にするために直立させて図示する。
図2は、本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置を示す外観斜視図である。
図3は、本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置を示す断面図である。
図4は、本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置を示す分解斜視図である。
図2から図4に示すように、本実施形態に係る塵埃分離集塵装置8は略円柱形状を呈する。塵埃分離集塵装置8は、塵埃分離集塵装置8に導かれる空気から粗い塵埃を分離する第一分離部35と、第一分離部35を通過した空気から細かい塵埃を分離する第二分離部36と、第二分離部36を通過した空気を塵埃分離集塵装置8から掃除機本体2へ送る排気管37と、排気管37を覆うカバー38と、を備える。
第一分離部35は塵埃分離集塵装置8の一方の半部(具体的には下半部)に配置される。第二分離部36、排気管37、カバー38は、塵埃分離集塵装置8の他方の半部(具体的には上半部)に配置される。
集塵容器39は、第一分離部35が分離する粗い塵埃を蓄積する第一容器部41と、第二分離部36が分離する細かい塵埃を蓄積する第二容器部42と、を一体に備える。
また、集塵容器39は、第二容器部42の側壁外面に設けられるハンドル43を備える。ハンドル43は第一容器部41の側壁外面に設けられていても良い。
第一容器部41は集塵容器39の一方の端部に向かって開口するカップ状の筒形状を呈する。第二容器部42は第一容器部41の周囲を部分的に囲む。第二容器部42も第一容器部41同様に集塵容器39の一方の端部に向かって開口する。また、第二容器部42は、集塵容器39の他方の端部に向かって楔状に窄まり第一容器部41の壁面の一部を外観に露出させる。
集塵容器39、第二分離部36の側壁45、カバー38は協働して塵埃分離集塵装置8全体の外観を略円筒形状に整える。
集塵容器39は、開口端の近傍に設けられている突起46を、第二分離部36の連結端近傍に設けられている溝47に嵌め合わせることによって塵埃分離集塵装置8に着脱自在に固定されている。溝47は略円筒状の塵埃分離集塵装置8に対して周方向に延びている。
なお、粗い塵埃とはもっぱら糸くずや綿埃などの繊維状の塵埃や砂粒のような粒度の大きい塵埃であり、細かい塵埃とは粒子状で粒度の小さい塵埃である。
第一分離部35は遠心分離方式で空気から塵埃を分離する。第一分離部35は、第一分離部35の外周壁を兼ねて塵埃を蓄積する着脱自在な第一容器部41と、第一容器部41内に配置される内筒48と、第一容器部41内に配置されて内筒48に支えられる塵埃捕捉カップ49と、を備える。
第一容器部41は、塵埃分離集塵装置8の一方の半部の外殻の一部を兼ねる。第一容器部41は側壁に吸気口51を有する。
内筒48は、第一容器部41内に納められて略同心に配置される。内筒48は、第二分離部36に固定される根元部と、第一容器部41内に延びる自由端部と、を有する。内筒48は、第一分離部35と第二分離部36とを流体的に接続する。内筒48は、第一分離部35から空気を流出させる第二開口52を側壁に有する。メッシュフィルタ53は第二開口52に設けられている。内筒48の側壁は吸気口51を臨む。
内筒48と第一容器部41とを隔てる空間は、第一容器部41の吸気口51から第一分離部35に流れ込む空気を旋回させて塵埃と空気とを分離する分離室55である。メッシュフィルタ53は電動送風機7の始動直後や停止過渡など分離室55内の旋回流Fが十分に発達していない期間において、また旋回流Fが発達した後も当然に、第一分離部35から粗い塵埃が流出することを防ぐ。
塵埃捕捉カップ49は内筒48の自由端部に設けられる。塵埃捕捉カップ49は、有底円筒形状を呈し、内筒48の自由端に連接する底壁と、第一容器部41の底壁、あるいは集塵容器39の底壁に向かって延びる側壁と、を有する。塵埃捕捉カップ49は第一容器部41の底壁、あるいは集塵容器39の底壁に向かって開放される。塵埃捕捉カップ49の側壁は、隙間を隔てて第一容器部41の側壁に対向する。塵埃捕捉カップ49は内筒48よりも大径であり、内筒48の自由端に連接して広がる底壁の周縁部分に第三開口56を有する。
塵埃捕捉カップ49と第一容器部41とを隔てる隙間は、第一分離部35で分離された塵埃が蓄積される集塵部57である。集塵部57内の空気は第三開口56を通じて分離室55に戻る。
メッシュフィルタ58は第三開口56に設けられている。メッシュフィルタ58は、集塵室59に流れ込んだ粗い(糸くずや綿埃などの繊維状の)塵埃が分離室55へ戻らない程度に目の粗いフィルタで良い。
内筒48および塵埃捕捉カップ49は、塵埃分離集塵装置8から集塵容器39を取り外すと、第二分離部36に随伴して第一容器部41から抜け出す。
第二分離部36は、塵埃分離集塵装置8の他方の半部の外殻の一部に相当する側壁45を備える。第二分離部36は第一分離部35を通過する細かい塵埃を空気から分離し、電動送風機7に達することを防ぐ。第二分離部36は集塵容器39の一方の端部に連結されて開口61を塞ぐ。第二分離部36は集塵容器39の中心線Cの延長線上、あるいは第二分離部36の図心に相当する部分に回避領域62を隔てて、回避領域62の周囲を囲む。第二分離部36は第一分離部35から流れ込む空気から塵埃を分離して非連結端部側へ空気を流出させる。第二分離部36は集塵容器39の中心線C上に内筒48を支持する。
第二分離部36は、第一分離部35の内筒48の内側から流入する空気を第二分離部36の非連結端部側へ導く風路を仕切る案内管63と、カバー38の内周面近傍に配置される複数のサイクロン部65と、塵埃捕捉傘66と、を備える。
案内管63内の風路(第一分離部35の内筒48の内側から流入する空気を第二分離部36の非連結端部側へ導く風路)は、排気管37のうち、排気口83に向かって折れ曲がる部分を、第二分離部36の図心に相当する部分に納める回避領域62を兼ねている。つまり、回避領域62は内筒48の内側から第二分離部36へ空気を案内する風路を利用するものである。
それぞれのサイクロン部65は、螺旋流を生じさせる遠心分離方式の円錐台形状内面67を有する。それぞれのサイクロン部65は、回避領域62を囲んで略環状に並ぶ。それぞれのサイクロン部65は、分離した塵埃を第二容器部42に排出する。円錐台形状内面67は、第二分離部36の非連結端部側から連結端部側へ向かって縮径している。円錐台形状内面67の非連結端部側は案内管63に流体的に接続されている開口68を有する。また、円錐台形状内面67の非連結端部側は排気管37に流体的に接続されている頂部開口69を有する。円錐台形状内面67の連結端部側は、第二容器部42に流体的に接続されて分離した塵埃を排出する開口71を有する。開口68からサイクロン部65に流れ込む空気は開口71へ向かって渦巻き螺旋流を生じ、空気から細かい塵埃を分離する。塵埃が分離された清浄な空気は、渦巻き螺旋流の中心線(円錐台形状内面67の中心線)上を流動して頂部開口69から排気管37へ流出する。
塵埃捕捉傘66は、第一分離部35と第二分離部36とを区画する隔壁を兼ね、内筒48の根元に設けられる。塵埃捕捉傘66は、第一容器部41の側壁(第二容器部42の内周壁を兼ねる)の頂部に突き当って第一容器部41を塞ぐ。塵埃捕捉傘66は、第二分離部36よりも小さく、かつ内筒48よりも大きい外径を呈する。塵埃捕捉傘66は、サイクロン部65が捕集する塵埃を第二容器部42へ導く一方の面72と、第一容器部41内へ向かって広がり傾斜する他方の面73と、を有する。
他方の面73は、内筒48および塵埃捕捉カップ49よりも大径であり、かつ内筒48および塵埃捕捉カップ49に向かって拡径している。
第二分離部36は、案内管63となる回避領域62を有する基部材75と、サイクロン部65の円錐台形状内面67を備える筒状本体部材76と、案内管63の一部を仕切りつつ開口68、頂部開口69を有して円錐台形状内面67を閉じる隔壁部材77と、を備える。
基部材75は複数のサイクロン部65の開口71を囲んで集塵容器39内に延びる塵埃捕獲リブ78を備える。塵埃捕獲リブ78は第二分離部36よりも小径で、塵埃捕捉傘66よりも大径な径寸法を呈する。
他方、集塵容器39の第二容器部42は、第二分離部36が分離する塵埃を収集して蓄積する。なお、第二容器部42は、少なくとも2つのサイクロン部65が分離する塵埃を収集して蓄積する複数の小容器の集合であっても良い。
また、集塵容器39は、サイクロン部65との最近箇所(集塵容器39の一方の端部側の箇所、つまり集塵容器39の開放端側)から最遠箇所(集塵容器39の他方の端部側の箇所、つまり集塵容器39の閉塞端側)へ向かって傾斜し第二容器部42内の塵埃を最遠箇所へ集約する傾斜面79を備える。傾斜面79は第二容器部42の底壁に相当する。つまり、第二容器部42は集塵容器39の一方の端部側から他方の端部側へ向かって楔状に窄み、サイクロン部65から最も離れた箇所に塵埃を集約する。この最遠箇所は第二容器部42内の塵埃が集約される塵埃集積箇所81である。傾斜面79の勾配は塵埃分離集塵装置8を掃除機本体2に装着した状態において掃除機本体2の後方へ向かって下ることが好ましい。
排気管37は、第二分離部36の非連結端部側から第一分離部35へ向かって回避領域62に入り込み、集塵容器39の中心線Cの延長線(塵埃分離集塵装置8の中心線)に対して交差する方向へ曲がる。排気管37は、回避領域62へ向かって窪む凹部82を備える。排気管37は、第二分離部36に対して並行配置される排気口83へ第二分離部36から流れ込む空気を排気する。排気管37は、サイクロン部65の非連結端部側に覆い被さり、サイクロン部65の頂部開口69から流出する空気を塵埃分離集塵装置8の中心側へ向けて集約する。集約された空気は、凹部82によって一旦、第一分離部35へ向かい、その後に略直角に向きを変えて排気口83に至る。
排気管37は、隔壁部材77に覆い被さり案内管63と排気管37とで共有される共通隔壁部材84と、共通隔壁部材84に覆い被さり排気管37を仕切る蓋状部材85と、を備える。なお、排気管37のうち、回避領域62に入り込み排気口83に向かって折れ曲がる部分は、基部材75に設けられる。
カバー38は頂部(すなわち塵埃分離集塵装置8の頂部)に手掛部86を備える。使用者は、手掛部86に指を挿入することで塵埃分離集塵装置8をしっかりと保持できる。カバー38は、排気管37に対向する天板87と、天板87に設けられて回避領域62へ向けて窪む凹部88と、手掛部86を揺動可能に支えるヒンジ機構89と、手掛部86へ向かって縮径する円錐形状部91と、を備える。
凹部88は、排気管37の凹部82に対応して窪む。
他方、掃除機本体2は、爪部92と協働して塵埃分離集塵装置8を掃除機本体2に固定するロック機構93を備える。ロック機構93は、第二容器部42内の最遠箇所(つまり、塵埃集積箇所81)を掃除機本体2の外殻に隣り合わせて塵埃分離集塵装置8を掃除機本体2に固定する。
ヒンジ機構89は、隙間95の反開放側に位置する揺動軸の周りに手掛部86を支える。ヒンジ機構89は、隙間95の開口高さを拡大する。つまり、ヒンジ機構89は、通常時の隙間95の開口高さを平均的な指の厚さよりも低く設定しておくことを可能にする。この場合、ヒンジ機構89は、隙間95に進入する指の厚さに応じて手掛部86を揺動させ、隙間95の開口高さを拡大させる。
手掛部86は、カバー38の一部を兼ねて天板87に対向し凹部88と協働して手指を挿抜可能に開放する隙間95を仕切る。また、手掛部86は、その揺動に追従する爪部92と、手掛部86の頂部に配置される略平坦な倒立支持部96と、を備える。
カバー38の円錐形状部91は、手掛部86、ひいては倒立支持部96へ向かって縮径している。
倒立支持部96は、軟質材料の成形品であり、手掛部86の頂部、ひいてはカバー38の頂部、塵埃分離集塵装置8の頂部に配置される。
なお、カバー38は、倒立支持部96を覆う保護層97を備えていても良い。
次に、集塵容器39内の塵埃の廃棄方法と、集塵容器39が取り外された塵埃分離集塵装置8の倒立支持状態について説明する。
塵埃分離集塵装置8は、掃除に供される度に集塵容器39の第一容器部41(より詳しくは集塵部57)に粗い塵埃を蓄積し、第二容器部42(より詳しくは塵埃集積箇所81)に細かい塵埃を蓄積する。これら塵埃が適宜の蓄積量に達すると、塵埃を廃棄する必要が生じる。ところで、第二容器部42は集塵容器39の他方の端部に向かって楔状に窄まっているので、第二分離部36から排出される細かい塵埃を塵埃集積箇所81に容易に集める。この効果は、塵埃分離集塵装置8が掃除機本体2に寄り掛かって装着されていることや、第二容器部42内に傾斜面79があること、敷居などの段差を乗り越えるときの掃除機本体2の振動が作用すること、電動送風機7から伝搬する振動が作用すること、などによって相乗的に作用し、より顕著になる。
そこで、使用者はハンドル43を持って集塵容器39を塵埃分離集塵装置8から集塵容器39を取り外し、適宜の廃棄対象(例えば、ゴミ箱)へ運搬し、集塵容器39を反転させて塵埃を廃棄する。このとき、集塵容器39は、第二容器部42の塵埃集積箇所81のある位相を下側にして傾けられることによって、第二容器部42内の細かい塵埃を確実に廃棄対象へ廃棄することができる。もちろん、粗い塵埃も第一容器部41の開口から廃棄される。粗い塵埃は絡まり合って塊になりやすい一方、細かい塵埃は粒状の塵埃が寄り集まっているだけなので、第二容器部42の塵埃集積箇所81のある位相を下側にして傾けて塵埃を廃棄することによって、粗い塵埃、細かい塵埃の双方とも散らばることなく廃棄対象へ廃棄される。
ところで、集塵容器39が取り外された後、少量の粗い塵埃が内筒48や塵埃捕捉カップ49に付着していたり、少量の細かい塵埃が塵埃捕捉傘66に付着していたりすることがある。これら塵埃が付着している塵埃分離集塵装置8の残部(集塵容器39以外の部分)を手に持ったまま移動したり、いずれかの場所へ無造作に放置すると、付着していた塵埃が脱落し散らばってしまう。
そこで、本実施形態に係る塵埃分離集塵装置8は、第二分離部36を下方に、第一分離部35を上方にして、つまり天地を反転させて置くことができる。
図5は、本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置の残部が倒立している状態を示す断面図である。
図5に示すように、本実施形態に係る塵埃分離集塵装置8は、集塵容器39を取り外した状態で、倒立支持部96を下端に配置し、第二分離部36を下方に内筒48を上方に配置し、塵埃捕捉カップ49を上方に向ける反転姿勢で起立、つまり倒立できる。
集塵容器39が取り外された塵埃分離集塵装置8の重心Gは、倒立支持部96の投影内に配置されている。
倒立姿勢の塵埃分離集塵装置8は、仮に、内筒48や塵埃捕捉カップ49に付着する塵埃D1が脱落しても、塵埃捕捉傘66の他方の面73で受け止めることができる。他方の面73は、内筒48および塵埃捕捉カップ49に向かって拡径しているため、捕らえた塵埃D1をその中心側へ寄せて確実に捕獲する。
また、倒立姿勢の塵埃分離集塵装置8は、仮に、塵埃捕捉傘66に付着する塵埃D2が脱落しても、塵埃捕獲リブ78よりも内側の領域で受け止めることができる。
つまり、塵埃分離集塵装置8は、集塵容器39を取り外した状態であっても、略水平な場所に倒立させることで内筒48、塵埃捕捉カップ49、塵埃捕捉傘66に付着している塵埃を捕獲し、これら塵埃が周囲に散らばることを防ぐ。
ところで、倒立姿勢から正常姿勢へ塵埃分離集塵装置8を戻すときは、カバー38の円錐形状部91に手や指を回し込むことでしっかりと把持することができる。したがって、使用者は集塵容器39内の塵埃を廃棄した後(廃棄する前も当然に)、集塵容器39を適宜に置き、代わって塵埃分離集塵装置8を把持して廃棄対象(例えば、ゴミ箱)へ運搬し、反転させて塵埃を廃棄できる。
図6は、本発明の実施形態に係る塵埃分離集塵装置の他の例を示す断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る塵埃分離集塵装置8は、他の例として集塵容器39Aを開閉させる蓋98を備える。集塵容器39Aにおいて集塵容器39と同じ構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
蓋98は、集塵容器39Aに設けられて第一容器部41の底部および第二容器部42内の最遠箇所を一括して開閉する。蓋98は集塵容器39Aの他方の端部側に配置される。蓋98は第二ヒンジ機構99によって揺動可能に支持される。蓋98は、第一容器部41および第二容器部42を一括して閉鎖する閉鎖位置と第一容器部41および第二容器部42を一括して開放する開放位置との間で揺動する。
なお、蓋98を備える集塵容器39Aの場合、塵埃分離集塵装置8から集塵容器39Aを取り外さなくても、蓋98を開放することによって集塵容器39A内の塵埃を廃棄できる。集塵容器39Aは、第二容器部42の塵埃集積箇所81、つまり底部の限られた範囲からのみ細かい塵埃を廃棄し、底部の中央部分から粗い塵埃の絡まり合った塊を廃棄するので、塵埃の廃棄範囲を絞り込み廃棄対象を狙うことが容易になる。
本実施形態に係る塵埃分離集塵装置8および電気掃除機1は、第一容器部41、第一容器部41の周囲を囲む第二容器部42、第二容器部42内の傾斜面79を備えるため、粗い塵埃を第一容器部41に蓄積し、細かい塵埃を第二容器部42内の適宜の箇所(塵埃集積箇所81)に集めて蓄積することができる。このため、塵埃分離集塵装置8は、集塵容器39を傾けて塵埃を廃棄する場合に、それぞれの容器部41、42に溜まった塵埃を散らばらせることなく、清潔に廃棄することができる。
また、本実施形態に係る塵埃分離集塵装置8および電気掃除機1は、第一容器部41の周囲を囲む第二容器部42にサイクロン部65が排出する塵埃を蓄積できるため、サイクロン部65の排出する塵埃を集塵容器39の中央に集める従来の塵埃分離集塵装置に比べてサイクロン部65の配置の自由度が高く、つまり設計的な制約を緩めることができる。
さらに、本実施形態に係る塵埃分離集塵装置8および電気掃除機1は、第一容器部41の底部および第二容器部42内の最遠箇所を一括して開閉する蓋98を備えることによって、第一分離部35、第二分離部36の配置の都合上、第二分離部36で分離する細かな塵埃を集塵容器39Aの外周寄りに溜め、第一分離部35で分離する粗い塵埃を集塵容器39Aの中央側に溜めておき、蓋98を開くことで塵埃を一括廃棄できる。
また、本実施形態に係る電気掃除機1は、第二容器部42内の最遠箇所(つまり、塵埃集積箇所81)を掃除機本体2の外殻に隣り合わせて塵埃分離集塵装置8を掃除機本体2に固定するため、細かい塵埃を蓄積する第二容器部42の見通しが悪くなっても、第一容器部41を直接視認できる部分が掃除機本体2に邪魔されることなく露出し、第一容器部41内の塵埃の蓄積状況を容易に確認できる。
また、本実施形態に係る電気掃除機1は、塵埃分離集塵装置8を掃除機本体2に寄り掛けているため、掃除機本体2の走行や、電動送風機7の運転にともなう振動によって第二容器部42内の細かい塵埃を第二容器部42内の最遠箇所(つまり、塵埃集積箇所81)に集め易く、廃棄時の飛散を抑制できる。
したがって、本実施形態に係る塵埃分離集塵装置8およびこれを備える電気掃除機1によれば、第二分離部36で分離する細かな塵埃を集塵容器39、39Aの外周寄りに溜め、第一分離部35で分離する粗い塵埃を集塵容器39、39Aの中央側に溜めるとともに、集塵容器39の反転または集塵容器39Aの底部を兼ねる蓋98の開放によって塵埃を清潔に廃棄できる。
なお、本実施形態に係る電気掃除機1は、キャニスタ型のものに限らず、アップライト型、スティック型、あるいはハンディ型などのものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 管部
5 本体ケース
6 車輪
7 電動送風機
8 塵埃分離集塵装置
9 本体制御部
11 電源コード
12 本体接続口
14 差込プラグ
19 接続管
21 集塵ホース
22 手元操作管
23 把持部
24 操作部
24a 起動スイッチ
24b 停止スイッチ
25 延長管
26 吸込口体
28 吸込口
29 回転清掃体
31 電動機
35 第一分離部
36 第二分離部
37 排気管
38 カバー
39,39A 集塵容器
41 第一容器部
42 第二容器部
43 ハンドル
45 側壁
46 突起
47 溝
48 内筒
49 塵埃捕捉カップ
51 吸気口
52 第二開口
53 メッシュフィルタ
55 分離室
56 第三開口
57 集塵部
58 メッシュフィルタ
59 集塵室
61 開口
62 回避領域
63 案内管
65 サイクロン部
66 塵埃捕捉傘
67 円錐台形状内面
68 開口
69 頂部開口
71 開口
72 一方の面
73 他方の面
75 基部材
76 筒状本体部材
77 隔壁部材
78 塵埃捕獲リブ
79 傾斜面
81 塵埃集積箇所
82 凹部
83 排気口
84 共通隔壁部材
85 蓋状部材
86 手掛部
87 天板
88 凹部
89 ヒンジ機構
91 円錐形状部
92 爪部
93 ロック機構
95 隙間
96 倒立支持部
97 保護層
98 蓋
99 第二ヒンジ機構

Claims (4)

  1. 遠心分離方式で空気から塵埃を分離する第一分離部と、
    前記第一分離部から流れ込む空気から塵埃を分離する遠心分離式のサイクロン部を複数有する第二分離部と、
    筒形状を呈して前記第一分離部の外周壁を兼ねるとともに前記第一分離部が分離する塵埃を蓄積する第一容器部、前記第一容器部を囲んで少なくとも2つの前記サイクロン部が分離する塵埃を収集して蓄積する第二容器部を有する集塵容器と、
    前記サイクロン部との最近箇所から最遠箇所へ向かって傾斜し前記第二容器部内の塵埃を前記最遠箇所へ集約する傾斜面と、を備える塵埃分離集塵装置。
  2. 前記集塵容器に設けられて前記第一容器部の底部および前記第二集塵室内の前記最遠箇所を一括して開閉する蓋を備える請求項1に記載の塵埃分離集塵装置。
  3. 請求項1または2に記載の塵埃分離集塵装置と、
    前記塵埃分離集塵装置を着脱自在な掃除機本体と、
    前記第二容器部内の前記最遠箇所を前記掃除機本体の外殻に隣り合わせて前記塵埃分離集塵装置を前記掃除機本体に固定するロック機構と、
    前記掃除機本体に収容されて前記塵埃分離集塵装置に流体的に接続される電動送風機と、を備える電気掃除機。
  4. 前記塵埃分離集塵装置は前記掃除機本体に寄り掛かる請求項3に記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016117893A1 (en) * 2015-01-19 2016-07-28 Lg Electronics Inc. Dust collector for vacuum cleaner
JP2017000558A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 東芝ライフスタイル株式会社 塵埃分離装置および電気掃除機

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