JP7456673B2 - ダストユニットと掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、ダストユニットと掃除機とに関する。
清掃面上の塵埃などのゴミを吸い取る掃除機用ヘッド(ノズルヘッド)に回転ブラシを搭載した掃除機が知られている。掃除機は、ユーザの操作によりノズルヘッドを前後方向に移動させることで、回転ブラシの回転によりゴミを掻き取り、掻き取られたゴミを吸引する。
このような掃除機のタイプの1つに、いわゆるサイクロン式の掃除機がある。サイクロン式の掃除機は、吸引されたゴミを含む空気から、ゴミを分離するダストユニット(ダストボックス)を備える。ダストユニットは、円筒状のダストケースを備える。ゴミを含む空気は、ダストユニットの内部に位置する吸気路を通過する。吸気路を通過したゴミを含む空気は、吸気路の出口(排出口)からダストケースの内周面に向けて排出される。吸気路から排出された空気は、ダストケースの内周面に沿って旋回する。この旋回による遠心力により、ゴミは、空気から分離されて、ダストケースの内部に集塵される。
円筒状の塵箱の塵箱蓋側に入口(吸込入口)が配置されたサイクロン式の掃除機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-118813号公報
ここで、一般的に、吸気路の中心から吸気路の出口までの距離が長いと、ダストユニットの内部で空気を旋回させる旋回力は、高まる。旋回力が高まると、ダストユニットにおけるゴミと空気との分離機能は、高まる。そのため、ゴミと空気との分離機能を高めるためには、ダストユニットの径を大きくすることが考えられる。しかしダストユニットの径を大きくすると、掃除機全体が大型化する。
本発明は、ダストユニットの径を大きくすることなく、ゴミと空気との分離機能を高めることができるダストユニットを実現することを目的とする。
本発明に係るダストユニットは、塵埃を含む空気の旋回流を形成する分離ユニットと、分離ユニットを収容するダストケースと、を有してなり、分離ユニットは、空気が通過する吸気路を構成する吸気管と、吸気路からの空気を排出する排出口を備える排出部と、を備え、ダストケースは、排出部から排出された空気を旋回させる壁、を備え、吸気路は、ダストケースの中心から壁側にオフセットされた位置に配置される、ことを特徴とする。
本発明によれば、ダストユニットの径を大きくすることなく、ゴミと空気との分離機能を高めることができる。
本発明に係る掃除機の実施の形態を示す正面斜視図である。 図1の掃除機が備える掃除機用ヘッドの正面斜視図である。 図2の掃除機用ヘッドの底面斜視図である。 図1の掃除機が備える掃除機用本体の背面図である。 図4の掃除機用本体のA矢視側面図である。 図4の掃除機用本体を構成する本体部とダストボックスとの分解側面図である。 図4の掃除機用本体のBB線における断面図である。 図6のダストボックスの正面図である。 図8のダストボックスの側面斜視図である。 図8のダストボックスのCC線における断面図である。 図8のダストボックスのDD線における断面図である。 図8のダストボックスが備える分離ユニットの側面図である。 図8のダストボックスが備える吸気路の中心とダストケースの外周壁との距離を示す模式図である。 図13のダストケースの中心とダストケースの外周壁との距離を示す模式図である。
本発明に係るダストユニットと掃除機とは、以下の実施の形態と図面とにより説明される。
●掃除機●
●掃除機の構成
図1は、本発明に係る掃除機の実施の形態を示す正面斜視図である。
掃除機1は、清掃面上の塵埃などのゴミを吸い取る。掃除機1は、掃除機用ヘッド10と、自在継手部20と、掃除機用本体30と、ハンドル40と、を有してなる。
図2は、掃除機用ヘッド10の正面斜視図である。
図3は、掃除機用ヘッド10の底面斜視図である。
掃除機用ヘッド10は、清掃面上の塵埃などのゴミを含む空気を吸引する。掃除機用ヘッド10は、自在継手部20を介して、掃除機用本体30に接続される。掃除機用ヘッド10は、ヘッド本体11を備える。
ヘッド本体11は、清掃面の塵埃を掻き取る回転ブラシ(第1回転ブラシ114,第2回転ブラシ115)を収容する。ヘッド本体11は、吸引口110と、取付口111と、吸引部112と、カバー体113と、回転ブラシ(第1回転ブラシ114,第2回転ブラシ115)と、第1ホバー用ブラシ116と、第2ホバー用ブラシ117と、キャスター(第1キャスター118a,第2キャスター118b)と、安全キャスター119と、を備える。
吸引口110は、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とにより掻き取られて吸引部112に集塵されたゴミが通過する通路(流路)である。吸引口110は、ヘッド本体11の略中央で、取付口111と重なる位置に配置される。
取付口111は、自在継手部20が取り付けられる孔である。取付口111は、ヘッド本体11の略中央に配置される。取付口111の内部に、吸引口110が配置される。
吸引部112は、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とにより掻き取られたゴミが集塵される空間である。吸引部112に集塵されたゴミは、後述される吸引モータ(不図示)で駆動される吸気ファンが動作して発生する吸引力により、吸引口110を介して、掃除機用本体30のダストボックス32(図4参照)に収納される。
カバー体113は、内部に第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とを収容する。カバー体113は、上部カバー113aと、サイドカバー113bと、サイドカバー113cと、を備える。
上部カバー113aは、平面視略中央に吸引口110を備える。上部カバー113aは、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とを上方から覆う。
サイドカバー113bは、上部カバー113aの右側の端部に取り付けられる。サイドカバー113bの下面略中央には、第1キャスター118aが取り付けられる。
サイドカバー113cは、上部カバー113aの左側の端部に取り付けられる。サイドカバー113cの下面略中央には、第2キャスター118bが取り付けられる。
回転ブラシは、カバー体113に収容される。回転ブラシは、左右方向(掃除機用ヘッド10の平面視における長手方向)に延びるブラシである。回転ブラシは、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とを備える。第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115のそれぞれは、回転しながら清掃面と部分的に当接(接地・接触)して、清掃面上の塵埃などのゴミや、清掃面が毛足の長いカーペットの表面の場合に毛足の内部に入り込んだ髪の毛や食べ物のカスなどのゴミを掻き出して、吸引部112に集塵する。第1回転ブラシ114の形状と大きさと質量それぞれは、第2回転ブラシ115の形状と大きさと質量それぞれと同じである。
第1回転ブラシ114は、第1回転軸(不図示)に取り付けられて、カバー体113(上部カバー113a)の内部に収容される。第1回転ブラシ114は、駆動モータ(不図示)の回転駆動による第1回転軸の回転に伴い、回転する。第1回転ブラシ114は、ヘッド本体11の正面側に配置される。
第2回転ブラシ115は、第2回転軸(不図示)に取り付けられて、カバー体113(上部カバー113a)の内部に収容される。第2回転ブラシ115は、駆動モータ(不図示)の回転駆動による第2回転軸の回転に伴い、回転する。第2回転ブラシ115は、ヘッド本体11の背面側に配置される。また、第2回転ブラシ115は、第1回転ブラシ114の回転方向とは逆回りに回転する。
第1ホバー用ブラシ116は、第1回転ブラシ114の左右両端に配置されて、第1回転ブラシ114と共に回転する。第1ホバー用ブラシ116は、第1回転ブラシ114と清掃面との間の摩擦力を低減する。
第2ホバー用ブラシ117は、第2回転ブラシ115の左右両端に配置されて、第2回転ブラシ115と共に回転する。第2ホバー用ブラシ117は、第2回転ブラシ115と清掃面との間の摩擦力を低減する。
第1キャスター118aは、ヘッド本体11に取り付けられて、ヘッド本体11の進行方向に沿って、回転する。第1キャスター118aは、清掃面上を全方位に亘って回転自在である。第1キャスター118aは、サイドカバー113bの下部に配置される。第1キャスター118aは、例えば、車輪式のキャスターである。第1キャスター118aは、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115との中間位置に配置される。すなわち、第1キャスター118aは、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115それぞれと等距離の位置に配置される。
第2キャスター118bは、ヘッド本体11に取り付けられて、ヘッド本体11の進行方向に沿って、回転する。第2キャスター118bは、清掃面上を全方位に亘って回転自在である。第2キャスター118bは、サイドカバー113cの下部に配置される。第2キャスター118bは、例えば、車輪式のキャスターである。第2キャスター118bは、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115との中間位置に配置される。すなわち、第2キャスター118bは、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115それぞれと等距離の位置に配置される。
第1キャスター118aの形状と大きさと質量それぞれは、第2キャスター118bの形状と大きさと質量それぞれと同じである。第1キャスター118aと第2キャスター118bとを結ぶ線(仮想線)の方向は、第1回転ブラシ114の延在方向と、第2回転ブラシ115の延在方向と平行である。
安全キャスター119は、ヘッド本体11の下部に取り付けられる。安全キャスター119は、上下方向に進退可能である。安全キャスター119は、車輪式のキャスターで、正面-背面方向に回転可能である。
安全キャスター119は、掃除機用ヘッド10が清掃面に載置された状態(以下「載置状態」という。)のとき、上方(清掃面と反対の方向)に後退(退避)する。駆動モータ(不図示)は、載置状態のとき通電された状態(以下「通電状態」という。)になる。通電状態の駆動モータは、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とを駆動する。駆動された第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とは、回転する。
一方、安全キャスター119は、掃除機用ヘッド10が清掃面から離間している状態(以下「離間状態」という。)のとき、下方(清掃面に向かう方向)に前進(進行)する。駆動モータは、離間状態のとき通電状態が解除された状態(非通電状態)になる。非通電状態の駆動モータは、第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とを駆動しない。駆動されない第1回転ブラシ114と第2回転ブラシ115とは、回転しない。つまり、通電状態において駆動されて回転していた第1回転ブラシ114の回転と、第2回転ブラシ115の回転とは、非通電状態で止まる。
図1に戻る。
自在継手部20は、掃除機用ヘッド10と掃除機用本体30とを連結する。自在継手部20は、掃除機用ヘッド10に対して掃除機用本体30が全方位に亘って任意の角度で自由に傾くことを可能にする。
自在継手部20の一端(図1における紙面下端)は、取付口111に取り付けられる。すなわち、自在継手部20は、掃除機用ヘッド10の上部略中央に取り付けられる。自在継手部20の一端は、吸引口110と平面視で重なる位置に配置される。吸引口110の軸心(軸線)は、自在継手部20の軸心と一致する。
自在継手部20の他端(図1における紙面上端)は、掃除機用本体30の下端に取り付けられる。自在継手部20の軸心は、掃除機用本体30の軸心と一致する。すなわち、自在継手部20の軸心は、掃除機用本体30の軸心上に位置する。これにより、掃除機用本体30は、吸引口110の軸心(軸線)上に位置すると共に、掃除機用ヘッド10に対して全方位に亘って任意の角度で自由に傾く。
自在継手部20は、例えば、蛇腹状のホースなどの可撓性部材(不図示)を内部に収容する。可撓性部材は、吸引口110と、掃除機用本体30の下端と、に接続される。可撓性部材は、吸引口110を通過したゴミが掃除機用本体30に向けて通過する通路(流路)を構成する。
自在継手部20の他端と、可撓性部材とは、掃除機用本体30の下端に着脱自在である。
図4は、掃除機用本体30の背面図である。
図5は、図4の掃除機用本体30のA矢視側面図である。
掃除機用本体30は、本体部31と、ダストボックス32と、を備える。掃除機用本体30は、ハンドル40(図1参照)と着脱可能である。掃除機用本体30の一端(図4における紙面下端)は、自在継手部20(図1参照)に接続される。掃除機用本体30の他端(図4における紙面上端)は、ハンドル40に接続される。掃除機用本体30は、略筒状である。本体部31は、ハンドル着脱部33と、ハンドル取外部34と、排気口35と、吸引モータ(不図示)と、バッテリ(不図示)と、を備える。
ダストボックス32は、本体部31と着脱可能である。後述のとおり、ダストボックス32を構成する部材の一部は、透明もしくは半透明な部材で構成される。そのため、ダストボックス32の内部構造は、ダストボックス32の外部から視認可能である(図4,図5のほか、後述の図6,図8,図9参照)。
図6は、本体部31とダストボックス32との分解側面図である。
同図は、本体部31からダストボックス32が取り外されている状態を示す。
図7は、図4の掃除機用本体30のBB線における断面図である。
同図は、本体部31にダストボックス32が取り付けられている状態を示す。同図は、本体部31の内部の構造の図示を省略する。
本体部31は、ダストボックス32と吸引モータとバッテリとを収容する。本体部31の一端(図7における紙面下端)は、自在継手部20(図1参照)に接続される。本体部31は、ダストボックス収容部311と固定部312とを備える。
ダストボックス収容部311は、ダストボックス32を収容する、側面視でコの字状(図7参照)の切り欠かれた空間である。ダストボックス32は、この切り欠きの内部に配置される。ダストボックス収容部311の底部は、本体部31の正面側(図7における紙面左側)から本体部31の背面側(図7における紙面右側)に掛けて、下方に傾斜するテーパ面である。一方、ダストボックス収容部311の上部は、本体部31の正面側から本体部31の背面側に掛けて、上方に傾斜するテーパ面である。
固定部312は、ダストボックス32を本体部31に固定する。固定部312は、ダストボックス32がダストボックス収容部311(本体部31)に収容されたとき、ダストボックス32の後述されるホック511Cを留める部分である。
本体部31にダストボックス32が収容されたとき、本体部31とダストボックス32とで構成される形状は、略円筒状である。
ダストボックス32は、第1回転ブラシ114(図3参照)と第2回転ブラシ115(図3参照)とにより掻き取られて空気と共に吸引されたゴミを、空気から分離する。ダストボックス32の内部で空気から分離されたゴミは、ダストボックス32の内部に集塵される。ゴミが分離された空気は、ダストボックス32から本体部31の内部を通過して、排気口35から本体部31の外部に排出される。ダストボックス32の内部に集塵されたゴミは、ユーザによりダストボックス32の外部に捨てられる。このとき、先ず、ユーザは、ダストボックス32を本体部31から取り外す。次いで、ユーザは、ダストボックス32の一部の部材(後述される分離ユニット520とフィルタユニット530)を、ゴミを収容する部材(後述されるダストケース510)から取り外す。次いで、ユーザは、ゴミを収容する部材を傾けるなどして、同部材の開口からゴミを排出する。ダストボックス32の具体的構成は、後述される。なお、ダストボックス32は、ダストボックス収容部311(本体部31)の側方から、ダストボックス収容部311に収容される。
図1と図4と図5とに戻る。
ハンドル着脱部33は、ハンドル40と着脱可能である。ハンドル着脱部33は、本体部31の他端(図4における紙面上端)に配置される。ハンドル着脱部33は、挿入口(不図示)を備える。挿入口は、ハンドル40の挿入部(不図示)が挿入される開口である。
ハンドル取外部34は、ユーザがハンドル着脱部33に装着されたハンドル40を取り外すときに使用される。ハンドル取外部34は、例えば、押圧式のボタンである。ハンドル取外部34は、例えば、ハンドル着脱部33に取り付けられる。
「ユーザ」は、掃除機1の使用者(操作者)である。
排気口35は、吸引モータにより吸引されて、ダストボックス32を通過した空気を本体部31の外部に排出する。排気口35は、本体部31の外周に配置された複数の開口である。排気口35は、本体部31の内部と外部とを連通させる。排気口35は、本体部31の内部の空気を外部に排出する。
吸引モータは、吸引部112から排気口35までの流路に気流を発生させる吸気ファン(不図示)を駆動する。吸引モータに駆動された吸気ファンは、空気を吸引する。吸引モータと吸気ファンとは、本体部31に収容される。
バッテリは、駆動モータと吸引モータとを駆動させる動力源である。バッテリは、本体部31に収容される(取り付けられる)。
ハンドル40は、使用時にユーザに把持される。すなわち、ユーザは、ハンドル40を把持して掃除機1を操作する。ハンドル40は、棒状で略円筒状である。ハンドル40は、ハンドル着脱部33に着脱自在に取り付けられる(装着される)。ハンドル40は、ハンドル着脱部33(掃除機用本体30)に取り付けられている(装着されている)とき、ハンドル着脱部33(掃除機用本体30)から上方に延在する。ハンドル着脱部33に取り付けられた状態におけるハンドル40の軸心(軸線)は、自在継手部20の軸心と一致する。ハンドル40は、把持部41と、操作部42と、挿入部(不図示)と、を備える。
なお、ハンドルの形状は、棒状に限定されない。すなわち、例えば、ハンドルの形状は、取手形状でもよい。
把持部41は、ユーザに把持される。把持部41は、操作部42と挿入部との間の部分である。
操作部42は、掃除機1の電源のオンとオフとを切り換える。すなわち、操作部42は、駆動モータや吸引モータの動作を制御する。操作部42は、例えば、押圧式の操作ボタンである。操作部42は、ハンドル40の他端側(上端側)に配置される。操作部42は、掃除を開始するとき(一時的に中断していた掃除を再開するとき)と、掃除を終了するとき(一時的に掃除を中断するとき)とに、ユーザにより操作される。
挿入部は、ハンドル着脱部33の挿入口に挿入される。挿入部は、ハンドル40の一端側(下端側)に配置される。挿入部が挿入口に挿入されることで、ハンドル40は、ハンドル着脱部33(掃除機用本体30)に取り付けられる(装着される)。
ユーザは、ハンドル着脱部33にハンドル40が装着された状態で、ハンドル取外部34(図4参照)を押圧しながらハンドル40を掃除機用本体30から離反する方向に引っ張ることにより、ハンドル40を、ハンドル着脱部33(掃除機用本体30)から取り外すことができる。
●ダストボックスの構成
図8は、ダストボックス32の正面図である。
図9は、ダストボックス32の側面斜視図である。
図10は、図8のダストボックス32のCC線における断面図である。
図11は、図8のダストボックス32のDD線における断面図である。
ダストボックス32は、ダストユニット500とカバーユニット500Cとを有してなる。
ダストユニット500は、吸引口110(図2参照)を通過したゴミを含む空気から、ゴミを分離する。ダストユニット500は、ダストケース510と、分離ユニット520と、フィルタユニット530と、を備える。
ダストケース510は、分離ユニット520を内部に収容する。ダストケース510の上部(図8における紙面上方)には、フィルタユニット530が配置される。ダストケース510は、吸引された空気から分離されたゴミを集塵する。ダストケース510は、例えば、透明または半透明のプラスチックで構成される。ダストボックス32が本体部31に収容されているとき、ダストケース510は、本体部31の外部から視認可能である。すなわち、ダストケース510の内部に集塵されたゴミは、掃除機用本体30の外部から視認可能である。ダストケース510は、外周壁511と、内周壁512と、底部513と、足部514と、を備える。ダストケース510は、上部が開口する有底の略中空円筒状である。
外周壁511は、ダストケース510の外枠で、分離ユニット520から排出された空気を旋回させる壁である。外周壁511は、円筒状である。外周壁511の上部には、フィルタユニット530が配置される。
内周壁512は、外周壁511の内側に、外周壁511と略平行に配置される。内周壁512は、底部513から上方に向けて突設する。内周壁512の内周面で囲まれた内部の空間(以下「内周壁512の内部空間」という。)は、分離ユニット520の後述される吸気管521と共に、第1吸気路P1を構成する。すなわち、内周壁512の内部空間は、第1吸気路P1の一部である。内周壁512は、外周壁511と底部513と共に、集塵空間DSを構成する。内周壁512の底部513からの高さは、外周壁511の底部513からの高さの略半分である。内周壁512の上部は、分離ユニット520に接続される。第1吸気路P1と集塵空間DSとの詳細は、後述される。
底部513は、ダストケース510の底である。底部513には、ダストケース510の内部で分離されたゴミが集塵(蓄積)される。底部513は、ダストケース510の正面側(図10における紙面右側)から背面側(図10における紙面左側)に掛けて、上方に傾斜するテーパ面である。すなわち、底部513のうち、背面側の底部513の高さ位置(図10における紙面上下方向の位置)は、正面側の底部513の高さ位置よりも高い。
足部514は、ダストケース510を水平に維持する。足部514は、底部513の下面に配置される。足部514は、図10に示されるように、ダストケース510の正面側(図10における紙面右側)から背面側(図10における紙面左側)に掛けて延びる板状の部材である。また、足部514は、図8に示されるように、底部513の左右に配置される。
ダストケース510を構成する外周壁511と、内周壁512と、底部513とは、一体に成形される。ダストケース510の上端は、図10に示されるように、側面断面視において、水平である。すなわち、テーパ面である底部513の傾きにより、背面側の外周壁511における底部513からダストケース510の上端までの長さは、正面側の外周壁511における底部513からダストケース510の上端までの長さよりも短い。
図10に示される2つの一点鎖線のうち紙面右側の一点鎖線、および、図11に示される2つの黒丸のうち紙面下側の黒丸は、ダストケース510の内径(外周壁511の内径)の中心軸(中心軸線)Xである。
分離ユニット520は、ダストケース510と共に、ゴミを含む空気の旋回流を形成する(生成する)。分離ユニット520は、吸気管521と、排出部522と、周壁523と、傘部524と、を備える。
図12は、分離ユニット520の側面図である。
分離ユニット520に関する以下の説明は、図8-図11も合わせて参照される。
吸気管521は、内部に空間を備える。吸気管521の内部空間は、ダストケース510の内周壁512の内部空間と連通する。吸気管521の内部空間は、図11に示されるように、断面視で円形である。前述のとおり、吸気管521の内部空間は、内周壁512の内部空間と共に、第1吸気路P1を構成する。すなわち、吸気管521の内部空間は、第1吸気路P1の一部である。
第1吸気路P1は、吸引口110を通過したゴミを含む空気が通過する流路である。第1吸気路P1は、内周壁512の内部空間と、吸気管521の内部空間と、で構成される。第1吸気路P1は、本発明における吸気路の例である。第1吸気路P1は、断面視で円形の流路である。
図10に示される2つの一点鎖線のうち紙面左側の一点鎖線、および、図11に示される2つの黒丸のうち紙面上側の黒丸は、第1吸気路P1の内径の中心軸(中心軸線)Yである。
図10に示されるように、中心軸Yは、中心軸Xに重ならない。また、図10に示されるように、中心軸Yの軸方向は、中心軸Xの軸方向に平行である。すなわち、第1吸気路P1は、ダストケース510の内径(外周壁511の内径)の中心から外周壁511側にオフセットされた位置に配置される。つまり、ダストケース510内に配置された第1吸気路P1は、ダストケース510の外周壁511と同軸に配置されていない。
図13は、第1吸気路P1の中心(中心軸Y)と、ダストケース510の外周壁511との距離を示す模式図である。
図14は、ダストケース510の中心(中心軸X)と、ダストケース510の外周壁511との距離を示す模式図である。
図13、図14に示されるように、第1吸気路P1の中心(中心軸Y)から、排出部522の先端を通るダストケース510の外周壁511の内周面までの距離L1は、ダストケース510の中心(中心軸X)から、排出部522の先端を通るダストケース510の外周壁511の内周面までの距離L2よりも長い。すなわち、第1吸気路P1がダストケース510の内径(外周壁511の内径)の中心からオフセットされる方向は、排出口5221とは反対側の外周壁511の方向である。
図8-図12に戻る。
排出部522は、吸気管521の一部であり、吸気管521の第1吸気路P1を構成する部分から外周壁511側に突出する。排出部522は、第1吸気路P1からのゴミを含む空気を排出する部分である。排出部522は、排出口5221を備える。排出部522は、排出口5221を介して、第1吸気路P1からのゴミを含む空気を外周壁511に向けて排出する。排出部522から排出された空気は、外周壁511の内周面に沿って旋回する。
周壁523は、排出部522の周囲、かつ、吸気管521の外周側に配置される。周壁523の外周面は、外周壁511の内周面と共に、旋回路SPを構成する。周壁523の内周面は、吸気管521の外周面と共に、第2吸気路P2を構成する。旋回路SPと第2吸気路P2との詳細は、後述される。周壁523は、フィルタ取付枠5231と第1フィルタF1を備える。
旋回路SPは、排出部522(排出口5221)から排出されたゴミを含む空気が旋回する流路である。旋回路SPを旋回するゴミを含む空気は、旋回流の遠心力により、綿ゴミや髪の毛などの大きいゴミと、塵埃を含む空気と、に遠心分離される。すなわち、旋回路SPは、サイクロン空間である。旋回路SPを旋回して、遠心分離された大きいゴミは、外周壁511の内周面に押し付けられる。外周壁511の内周面に押し付けられたゴミへの旋回流からの旋回力は、弱まる。その結果、ゴミは、外周壁511の内周面から落下して、集塵空間DSに集塵(蓄積)される。一方、旋回路SPを旋回して、大きいゴミが遠心分離された後の塵埃を含む空気は、第1フィルタF1に向かう。
集塵空間DSは、旋回路SPを旋回して、遠心分離されたゴミを集塵(蓄積)する。集塵空間DSは、外周壁511の内周面と、内周壁512の外周面と、底部513と、で構成される。
フィルタ取付枠5231は、第1フィルタF1が取り付けられる枠体である。フィルタ取付枠5231は、排出部522の周囲、かつ、吸気管521の外周側に配置される。
第1フィルタF1は、旋回路SPを旋回して、大きなゴミが遠心分離された後の塵埃を含む空気を濾過する。換言すれば、第1フィルタF1は、旋回路SPを旋回する空気に含まれる塵埃を捕集する。空気に含まれる塵埃は、粗い塵埃と細かい塵埃とを含む。第1フィルタF1は、粗い塵埃と細かい塵埃とのうち、粗い塵埃を捕集する。第1フィルタF1は、フィルタ取付枠5231に取り付けられる。第1フィルタF1は、例えば、PET(Polyethylene Terephthalate)製素材のメッシュフィルタである。第1フィルタF1は、本発明におけるフィルタの例である。第1フィルタF1を通過した空気(細かい塵埃を含む空気)は、第2吸気路P2に進入する。
第2吸気路P2は、第1フィルタF1を通過した空気(細かい塵埃を含む空気)をフィルタユニット530に送出する流路である。第2吸気路P2は、周壁523の内周面と、吸気管521の外周面と、で構成される。
傘部524は、集塵空間DSに集塵されたゴミ(旋回路SPを旋回して、遠心分離されたゴミ)が舞い上がり、旋回路SPに戻るのを防止すると共に、第1フィルタF1が塵埃を含む空気を捕集する際に第1フィルタF1から落ちる塵埃を受け取る。傘部524は、図10に示されるように、側面断面視でH状である。傘部524は、吸気管521の下部に配置されて、分離ユニット520と内周壁512とを接続する。傘部524は、内周壁512に着脱自在である。
フィルタユニット530は、第2吸気路P2を通過した空気、すなわち、第1フィルタF1を通過した空気に含まれる細かい塵埃を捕集する。フィルタユニット530は、ダストケース510の上部に配置される。フィルタユニット530は、フィルタケース531と第2フィルタF2とを備える。
フィルタケース531は、第2フィルタF2を収容する。フィルタケース531は、外周壁511の上端と分離ユニット520の上部とに接続される。
第2フィルタF2は、第1フィルタF1を通過した空気に含まれる細かい塵埃を濾過する。換言すれば、第2フィルタF2は、第1フィルタF1を通過した空気に含まれる塵埃を捕集する。第2フィルタF2は、フィルタケース531に取り付けられる。第2フィルタF2は、例えば、PTFE(Polytetrafluoroethylene)などのフッ素樹脂製である。第2フィルタF2は、上下方向に折り曲げられたプリーツ形状である。第2フィルタF2を通過した空気は、ダストユニット500の外部に排出される。ダストユニット500の外部に排出された空気は、本体部31の内部の流路(不図示)に進入し、その後、排気口35から排出される。
第2フィルタF2の目の粗さは、第1フィルタF1の目の粗さよりも細かい。そのため、第2フィルタF2は、第1フィルタF1で捕集しきれない細かい塵埃を捕集できる。
排気口35から排出される空気は、BFE(Bacterial Filtration Efficiency)の基準をクリアした空気である。より好ましくは、排気口35から排出される空気は、VFE(Viral Filtration Efficiency)の基準をクリアした空気である。さらに好ましくは、排気口35から排出される空気は、PFE(Particle Filtration Efficiency)の基準をクリアした空気である。
カバーユニット500Cは、ダストユニット500をカバーする。カバーユニット500Cは、ダストユニット500の正面側の外周面を覆うように取り付けられる。カバーユニット500Cの外面は、ダストボックス32が本体部31に収容されているとき、本体部31の外面と面一になる。ダストボックス32が本体部31に収容されているとき、カバーユニット500Cは、本体部31の外部に露出する。カバーユニット500Cは、ダストケースカバー510Cとフィルタユニットカバー530Cとを備える。
ダストケースカバー510Cは、ダストケース510の正面側の外周面をカバーする。ダストケースカバー510Cは、透明部材である。そのため、ダストケース510の内部に集塵されたゴミは、ダストケースカバー510Cの外部から視認可能である。ダストボックス32が本体部31に収容されているとき、ダストケースカバー510Cは、本体部31の外部に露出する。また、ダストボックス32が本体部31に収容されているとき、ダストケースカバー510Cの外面は、本体部31の外面と面一になる。ダストケースカバー510Cは、ホック511Cを備える。
ホック511Cは、ダストボックス32が本体部31に収容されているとき、ダストボックス32を本体部31の固定部312に固定する。
フィルタユニットカバー530Cは、フィルタユニット530の正面側の外周面をカバーする。ダストボックス32が本体部31に収容されているとき、フィルタユニットカバー530Cは、本体部31の外部に露出する。ダストボックス32が本体部31に収容されているとき、フィルタユニットカバー530Cの外面は、本体部31の外面と面一になる。
●まとめ
以上説明した実施の形態によれば、ダストユニット500は、分離ユニット520と、分離ユニット520を収容するダストケース510と、を有してなる。分離ユニット520は、塵埃(ゴミ)を含む空気の旋回流を形成する。分離ユニット520は、空気が通過する吸気路(第1吸気路)P1を構成する吸気管521と、吸気路P1からの空気を排出する排出口5221と、を備える。ダストケース510は、排出部522から排出された空気を旋回させる壁(外周壁)511を備える。吸気路P1は、ダストケース510の中心から壁511側にオフセットされた位置に配置される。この構成によれば、吸気路P1の中心から壁511までの距離は、吸気路P1がオフセットして配置されている分だけ長くなる。そのため、吸気路P1を出てから壁511に当たって旋回流が形成されるまでの空気の移動距離は、吸気路がオフセットされていない場合に比べて、長くなる。その結果、ダストユニット500は、吸気路P1を出て旋回流が形成されるまでの空気の旋回角度を大きくできる。つまり、ダストユニット500は、吸気路P1を出て旋回流が形成されるまでの空気の圧損を抑制できる。これにより、ダストユニット500は、吸気路P1を出て旋回流が形成されるまでの空気の旋回角度を大きくするためにダストケース510の径を大きくする必要がない。さらに、ダストユニット500は、吸気路P1を出て旋回流が形成されるまでの空気の圧損を抑制できるので、吸気路P1から出た空気からのゴミの分離機能を高める。
また、以上説明した実施の形態によれば、吸気路P1は、吸気路P1の中心軸Yがダストケース510の中心軸Xに対して排出口5221とは反対側にオフセットされた位置に配置される。この構成によれば、前述のとおり、吸気路P1の中心から壁511までの距離は、排出口5221とは反対側に吸気路P1がオフセットされている分だけ長くなる。そのため、吸気路P1を出て旋回流が形成されるまでの空気の移動距離は、吸気路P1がオフセットされていない場合に比べて、長くなる。その結果、ダストユニット500は、ダストケースの小型化を実現しつつ、ゴミの分離機能を高める。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、周壁523は、旋回路SPを旋回する空気に含まれる塵埃(粗い塵埃)を捕集するフィルタ(第1フィルタ)F1を備える。ダストユニット500は、フィルタF1を通過した空気に含まれる塵埃(細かい塵埃)を捕集する第2フィルタF2を備えるフィルタユニット530を備える。この構成によれば、先ず、吸気路P1を通過した空気に含まれる綿ゴミや髪の毛などの大きいゴミは、旋回流の遠心力により空気から分離される。次いで、大きいゴミが分離された後の空気に含まれる粗い塵埃は、フィルタF1に捕集される。次いで、荒い塵埃が捕集された後の空気に含まれる細かい塵埃は、第2フィルタF2に捕集される。その結果、その後にダストユニット500の外部に排出される空気は、塵埃をほとんど含まない。
なお、掃除機1の動作中、ダストケースの内部では、集塵空間DSにおいても、旋回流が発生する。そのため、ダストケースは、内周壁と底部とに連接し、ダストケースの径方向に立設する遮蔽部材を集塵空間DSに備えてもよい。遮蔽部材は、集塵空間DSに集塵されてダストケースの底部に溜まったゴミが旋回し続けるのを防止する。
1 掃除機
10 掃除機用ヘッド
11 ヘッド本体
110 吸引口
111 取付口
112 吸引部
113 カバー体
113a 上部カバー
113b サイドカバー
113c サイドカバー
114 第1回転ブラシ
115 第2回転ブラシ
116 第1ホバー用ブラシ
117 第2ホバー用ブラシ
118a 第1キャスター
118b 第2キャスター
119 安全キャスター
20 自在継手部
30 掃除機用本体
31 本体部
311 ダストボックス収容部
312 固定部
32 ダストボックス
33 ハンドル着脱部
34 ハンドル取外部
35 排気口
40 ハンドル
41 把持部
42 操作部
500 ダストユニット
510 ダストケース
511 外周壁
512 内周壁
513 底部
514 足部
520 分離ユニット
521 吸気管
522 排出部
5221 排出口
523 周壁
5231 フィルタ取付枠
524 傘部
530 フィルタユニット
531 フィルタケース
500C カバーユニット
510C ダストケースカバー
511C ホック
530C フィルタユニットカバー
P1 第1吸気路(吸気路)
P2 第2吸気路
F1 第1フィルタ(フィルタ)
F2 第2フィルタ
SP 旋回路
DS 集塵空間


Claims (10)

  1. 塵埃を含む空気の旋回流を形成する分離ユニットと、
    前記分離ユニットを内部に収容するダストケースと、
    を有してなり、
    前記分離ユニットは、
    前記空気が通過する吸気路を構成する吸気管と、
    前記吸気路からの前記空気を排出する排出口を備える排出部と、
    を備え、
    前記ダストケースは、
    前記排出部から排出された前記空気を旋回させる外枠の壁と、
    前記壁の内部に配置される内周壁と、
    を備え、
    前記壁は、内周面、
    を備え、
    前記吸気路は、前記ダストケースの中心から前記壁側にオフセットされた位置に配置され、
    前記吸気路からの前記空気は、前記排出部から前記壁の前記内周面に向けて排出され、
    前記排出部から排出された前記空気は、前記壁の前記内周面に沿って旋回して、
    前記内周壁は、前記分離ユニットと接続され、
    前記内周壁の内部空間は、前記吸気路の一部を構成する、
    ことを特徴とするダストユニット。
  2. 前記ダストケースは、筒状の形状を備える、
    請求項1記載のダストユニット。
  3. 前記吸気路は、前記ダストケースの中心軸方向と平行な中心軸方向を備える、
    請求項2記載のダストユニット。
  4. 前記吸気路の中心は、前記ダストケースの中心に対して、前記排出口とは反対側にオフセットした位置である、
    請求項3記載のダストユニット。
  5. 前記分離ユニットは、
    前記排出部の周囲に周壁、
    を備え、
    前記周壁は、前記壁と共に、前記排出部から排出された前記空気が旋回する旋回路を構成する、
    請求項1記載のダストユニット。
  6. 前記周壁は、
    前記旋回路を旋回する前記空気に含まれる前記塵埃を捕集するフィルタ、
    を備え、
    前記フィルタを通過した前記空気に含まれる前記塵埃を捕集する第2フィルタを備えるフィルタユニット、
    を有してなり、
    前記フィルタを通過した前記空気は、前記周壁と前記吸気管とで構成される第2吸気路を介して前記第2フィルタを通過し、
    前記第2フィルタを通過した前記空気は、前記ダストユニットの外部に排出される、
    請求項5記載のダストユニット。
  7. ダストユニットを有してなる掃除機であって、
    前記ダストユニットは、請求項1記載のダストユニットである、
    ことを特徴とする掃除機。
  8. 前記吸気路の中心から前記排出部の先端を通る前記壁の前記内周面までの距離は、前記ダストケースの中心から前記排出部の先端を通る前記壁の前記内周面までの距離よりも長い、
    請求項4記載のダストユニット。
  9. 前記ダストケースは、
    前記塵埃が集塵される底部、
    を備え、
    前記底部は、前記壁と前記内周壁と一体に成形され、
    前記内周壁は、前記底部から突設する、
    請求項1記載のダストユニット。
  10. 前記内周壁の前記内部空間は、前記吸気管の内部空間と連通し、
    前記吸気路は、前記内周の前記内部空間と、前記吸気管の前記内部空間と、で構成される、
    請求項1記載のダストユニット。
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