JP2013017665A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013017665A
JP2013017665A JP2011153577A JP2011153577A JP2013017665A JP 2013017665 A JP2013017665 A JP 2013017665A JP 2011153577 A JP2011153577 A JP 2011153577A JP 2011153577 A JP2011153577 A JP 2011153577A JP 2013017665 A JP2013017665 A JP 2013017665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
dust collecting
absorbing layer
chamber
shock absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011153577A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tomita
英夫 富田
Katsuyuki Ota
勝之 太田
Keijiro Kunimoto
啓次郎 國本
Makoto Shibuya
誠 澁谷
Izumi Yamaura
泉 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2011153577A priority Critical patent/JP2013017665A/ja
Publication of JP2013017665A publication Critical patent/JP2013017665A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

【課題】衝撃荷重に対して割れない集塵ケースを搭載した掃除機を提供すること。
【解決手段】電動送風機10により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する旋回室14と塵埃を溜める集塵室15とから構成された集塵ケース4とを備え、集塵ケース4の内壁面には、略中心方向に集塵ケース4の基材より同程度の硬度以下の衝撃吸収層22を設け、衝撃吸収層22の表面には衝撃吸収層22より高い硬度の保護層23を設けたものである。これにより、掃除機の転倒や等により、集塵ケース4に衝撃荷重が加わった場合、衝撃吸収層22が集塵ケース4の基材に比べて非常に軟質なので、集塵ケース4が容易に、局所的に変形して、衝撃荷重を集塵ケース4全体に逃がすことができる。この結果、強い衝撃荷重に対しても、集塵ケース4の基材は割れない、また衝撃吸収層22や保護層23はひびが発生しない。
【選択図】図2

Description

本発明は、サイクロン式の電気掃除機の集塵ケースに関するものである。
近年、吸引風の気流に旋回成分を持たせ、遠心力により気流から塵埃を分離除去するタイプの電気掃除機、いわゆるサイクロン式の電気掃除機が注目を浴びている。この種の電気掃除機において、集塵ケースは、旋回気流を発生させる旋回室と、この旋回室とは連通させて区画分離した集塵室を設け、集塵ケースへ流入した塵埃を含む空気を、旋回室で旋回させた後、塵埃を別室となる集塵室へと移動させて塵埃を溜めるという構成のものがある。この集塵ケースの内壁面には、集塵ケースを形成する基材より、硬度の高いUV塗料で膜厚数μmのハードコートを設けている。(特許文献1、および特許文献2参照)。
このようなサイクロン式の電気掃除機にあっては、塵埃の遠心分離効果により、集塵ケース内にごみが満杯近くになるまで吸込風量が大きく下がらず、継続して使用できる。このため集塵ケースを透明にし、集塵ケース内に蓄積される塵埃量を掃除機の使用者がいつでも視認できるようにし、使用者の目視確認で塵埃の廃棄時期を判断してもらって塵埃廃棄を行なっている。
そこで集塵ケースの基材には、透明のアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(以降ABSと称す)、ポリカーボネイト(以降PCと記す)、透明度が比較的高いアクリルが一般的に用いられている。
そして、集塵ケースへ流入した空気に含まれる塵埃が旋回室や集塵室の内壁面に衝突するが、ハードコートによりクレータ状や引っかき状の傷付が防止され、視認性が確保できる。
特開2003−219993号公報 特開2004−65698号公報
しかしながら、特許文献1、2の集塵ケースは、掃除機の転倒などにより床や家具に強く衝突すると、集塵ケースが割れる、またはひびが入るという課題があった。詳しく説明すると、集塵ケースの局所に衝撃荷重が加わる場合、ハードコートが非常に硬いので、ハードコートが集塵ケースの基材の局所的な変形を阻止し、衝撃荷重が集塵ケース全体に分散しない。例えば、集塵ケースの基材がアクリル製の場合、アクリルが比較的脆弱なため集塵ケースの基材が割れる。また、集塵ケースの基材がPC製の場合、PCが比較的粘り強いため集塵ケースの基材が割れず、ハードコートにクモの巣状にひびが入る。実験したところ、ハードコートを設けていないアクリル製の集塵ケースは250gの重鍾を1mから落下衝突させても割れないが、ハードコートを設けたアクリル製の集塵ケースは250gの重鍾を10cmから落下衝突で割れてしまった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、集塵ケースに衝撃荷重がかかっても丈夫な集塵ケースを備えた電気掃除機を提供する。
上記目的を達成するために本発明の吸引力を発生させる電動送風機の上流側に設置され、前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する旋回室及び前記旋回室に連通し塵埃を溜める集塵室とから構成された集塵ケースを備え、前記集塵ケースの内壁面には、略中心方向に前記集塵ケースの基材より同程度の硬度以下の衝撃吸収層を設け、前記衝撃吸収層の表面には前記衝撃吸収層より高い硬度の保護層を設けたものである。
このような発明によって、集塵ケースが床や家具に衝突しても、衝撃吸収層や弾性保護層が集塵ケースに比べて軟質または同程度の硬度なので、集塵ケースが比較的容易に、局所的に変形して、衝撃荷重を集塵ケース全体に逃がすことができる。この結果、集塵ケースに衝撃荷重が加わっても集塵ケースの基材は割れない、また衝撃吸収層や保護層及び弾性保護層にはひびが発生しない。
本発明の電気掃除機の集塵ケースは衝撃荷重に対して丈夫である。
本発明の実施の形態1における掃除機の外観図 同掃除機の要部構成を示した縦断面図 同掃除機の図2におけるA部の拡大断面図 本発明の実施の形態2における掃除機の要部構成を示した縦断面図 同掃除機での図4におけるB−B断面図 同掃除機での図4におけるC−C断面図 本発明の実施の形態3における掃除機の図4同様箇所でのB−B断面図 同掃除機の図4同様箇所でのC−C断面図 本発明の実施の形態4における掃除機の図2同様箇所でのA部拡大図
第1の発明は、吸引力を発生させる電動送風機の上流側に設置され、前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する旋回室及び前記旋回室に連通し塵埃を溜める集塵室とから構成された集塵ケースを備え、前記集塵ケースの内壁面には、略中心方向に前記集塵ケースの基材より同程度の硬度以下の衝撃吸収層を設け、前記衝撃吸収層の表面には前記衝撃吸収層より高い硬度の保護層を設けたものである。
このような発明によって、電動送風機が発生させた吸引力により塵埃を含む空気が旋回室に流入し、旋回による遠心力により塵埃が塵埃分離された後、集塵室に溜まり、空気のみが集塵ケースから排気される。その際、塵埃が集塵ケースの内壁面に衝突するが、衝撃吸収層が塵埃の衝突による圧力を弾性的に変形して逃がし、かつ衝撃吸収層より高い硬度の保護層に守られるので、集塵ケースの内壁面には傷が発生せず、集塵ケースの視認性が確保できる。
他方、集塵ケースが床や家具に衝突しても、衝撃吸収層が集塵ケースに比べて軟質なので、集塵ケースが比較的容易に、局所的に変形して、衝撃荷重を集塵ケース全体に分散できる。この結果、集塵ケースに衝撃荷重が加わっても集塵ケースの基材は割れない、また衝撃吸収層や保護層及び弾性保護層にひびが発生しない。
第2の発明は、特に、第1の発明の衝撃吸収層は、集塵ケースの基材より低い硬度のシリコンや合成ゴムなどの弾性部材からなるものである。
これにより、電動送風機が発生させた吸引力により塵埃を含む空気が旋回室に流入する際、砂などの硬い塵埃が集塵ケースの内壁面、すなわち保護層に衝突するが、弾性部材からなる衝撃吸収層が塵埃の衝突による圧力を弾性的に大きく凹ませて衝撃吸収層全体に分散し、直ちに復元するので、集塵ケースの内壁面には傷が発生せず、集塵ケースの視認性が確保できる。
特に、ガラス片、金属片などの尖った塵埃が集塵ケースの内壁面に衝突しても、衝撃吸収層より硬度の高い保護膜が、弾性部材からなる衝撃吸収層の表面が削られることを防止するので、集塵ケースの視認性が確保できる。さらに、集塵室に溜まったごみ捨て時に誤って弾性部材からなる衝撃吸収層に力(例えば、指や刷毛などが当る)が加わっても、保護膜が弾性部材からなる衝撃吸収層の傷付きを防止する。なお、シリコンや合成ゴムなどの弾性部材は弱い粘性があるが、特に保護膜により粉のような細塵が弾性部材からなる衝撃吸収層の表面に直接付着することを防止できる。
他方、集塵ケースに衝撃荷重がかかっても、弾性部材からなる衝撃吸収層が集塵ケースに比べて非常に軟質なので、集塵ケースが容易に、局所的に変形して、衝撃荷重を集塵ケース全体に逃がすことができる。この結果、非常に強い衝撃荷重に対しても、集塵ケースの基材は割れない、また衝撃吸収層や保護層はひびが発生しない。
第3の発明は、特に、第1の発明の衝撃吸収層は、集塵ケースの基材と同程度の硬度以下の塗料からなる。
これにより、集塵ケースに衝撃荷重が加わっても、塗料が集塵ケースの基材に比べて軟質なので、集塵ケースが比較的容易に、局所的に変形して、衝撃荷重を逃がすことができる。この結果、集塵ケースの基材は割れない、また衝撃吸収層と保護層とにはひびが発生しない。
また、電動送風機が発生させた吸引力により塵埃を含む空気が旋回室に流入した際に、塵埃が集塵ケースの内壁面に衝突するが、衝撃吸収層が塵埃の衝突による圧力を弾性的に変形して逃がし、かつ衝撃吸収層より高い硬度の保護層が衝撃吸収層を守るので、集塵ケースの内壁面には傷が発生せず、集塵ケースの視認性が確保できる。
その際、塗料がUV塗料の場合、UV照射光量300〜1200mj/cmで硬化するので、所要時間数十秒程度と作業性が非常によい。さらに、保護層に硬質のUV塗料を用いた場合、同一の生産設備が使えるので、生産性が向上する。
第4の発明は、特に、第1の発明の衝撃吸収層と保護層とは、吸気口に対向する旋回室の内壁面に配置するものである。
これにより、電動送風機が発生させた吸引力により塵埃を含む空気が吸気口から旋回室に噴出するので、塵埃が吸気口に対向する旋回室の内壁面、すなわち衝撃吸収層と保護層への衝突頻度が高い。すなわち、この衝突頻度が高い場所に衝撃吸収層と保護層とを配置したので、衝撃吸収層と保護層とが効率的に使える。
また、保護層が集塵ケース全面ではなく、限定された狭い範囲にあるので、保護層の影響を受ける集塵ケースの部分に衝撃荷重が加わる確立は少ない。加えて、保護層の面積が狭いので、保護層が集塵ケースの基材の局所的な変形を阻止する作用が弱く、強い衝撃荷重に対しても、集塵ケースの基材は割れない、また衝撃吸収層や保護層はひびが発生しない。
第5の発明は、特に、第1の発明の衝撃吸収層と保護層とは、旋回室を旋回する塵埃を含む空気が集塵室へ流入する流入口を前記集塵室に開口し、前記流入口に対向する前記集塵室の内壁面に配置するものである。
これにより、旋回室の遠心力により塵埃が流入口から集塵室に飛び込むので、塵埃が流入口に対向する集塵室の内壁面、すなわち衝撃吸収層と保護層への衝突頻度が高い。この衝突頻度が高い場所に衝撃吸収層と保護層とを配置したので、衝撃吸収層と保護層とが効率的に使える。
また、保護層が集塵ケース全面ではなく、限定された狭い範囲にあるので、保護層の影響を受ける集塵ケースの部分に衝撃荷重が加わる確立は少ない。加えて、保護層の面積が狭いので、保護層が集塵ケースの基材の局所的な変形を阻止する作用が弱く、強い衝撃荷重に対しても、集塵ケースの基材は割れない、また衝撃吸収層や保護層はひびが発生しない。
第6の発明は、特に、第1の発明の衝撃吸収層と保護層とは、集塵ケースを、電動送風機を内蔵した本体に装着した状態で、旋回室が露出して外部から視認できる範囲において、前記旋回室の内壁面に配置するものであり、これにより、旋回室の視認性が必要な場所に衝撃吸収層と保護層を配置している。言い換えると、衝撃吸収層と保護層を効率的に使え、作業工数が削減できる。
また、保護層が集塵ケース全面ではなく、狭い範囲にあるので、保護層の影響を受ける集塵ケースの部分に衝撃荷重が加わる確立は比較的少なく、より安全である。
第7の発明は、特に、第1の発明の衝撃吸収層と保護層とは、集塵ケースを、電動送風機を内蔵した本体に装着した状態で、集塵室が露出して外部から視認できる範囲において、前記集塵室の内壁面に配置するものであり、これにより、集塵室の視認性が必要な場所に衝撃吸収層と保護層を配置している。言い換えると、衝撃吸収層と保護層を効率的に使え、作業工数が削減できる。
また、保護層が集塵ケース全面ではなく、狭い範囲にあるので、保護層の影響を受ける集塵ケースの部分に衝撃荷重が加わる確立は比較的少なく、より安全である。
第8の発明は、吸引力を発生させる電動送風機の上流側に設置され、前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する旋回室及び前記旋回室に連通し塵埃を溜める集塵室とから構成された集塵ケースを備え、前記集塵ケースの内壁面には、略中心方向に前記集塵ケースの基材と同程度の硬度以上のシリコンなどの弾性部材からなる弾性保護層を設けたものである。
これにより、電動送風機が発生させた吸引力により塵埃を含む空気が旋回室に流入し、旋回による遠心力により塵埃が集塵室に溜まり、空気のみが集塵ケースから排気される。その際、砂などの硬い塵埃が弾性保護層に衝突するが、弾性保護層が塵埃の衝突による圧力を弾性的に凹ませて集塵ケース全体に分散するので、集塵ケースの内壁面には傷が発生せず、集塵ケースの視認性が確保できる。特に、ガラス片、金属片などの尖った塵埃が集塵ケースの内壁面に衝突しても、弾性保護層が集塵ケースの基材と同程度の硬度以上なので、弾性保護層の表面が削られ、集塵ケースの視認性が確保できる。
他方、集塵ケースに衝撃荷重が加わっても、弾性部材からなる衝撃吸収層が集塵ケースに比べて非常に軟質なので、集塵ケースが容易に、局所的に変形して、衝撃荷重を集塵ケース全体に逃がすことができる。この結果、非常に強い衝撃荷重に対しても、集塵ケース
の基材は割れない、また衝撃吸収層や保護層はひびが発生しない。
また、弾性保護層が衝撃吸収層と保護層とを兼ねるので、生産工程が非常に短縮できる。
(実施の形態1)
図1〜図3を用いて、本発明の実施の形態1における電気掃除機について説明する。
図1は本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の外観図、図2は要部構成を示した縦断面図、図3は図2におけるA部の拡大断面図を示すものである。
図1に示すように、掃除機の本体1の外部には、車輪2およびキャスター3が取り付けられており、本体1は床面を自在に移動できる。集塵ケース4設置部の下方に設けられた吸引口5には、吸引ホース6、ハンドル7を形成した延長管8が順次接続されており、延長管8の先端に吸込具9を取り付けられている。
図2に示すように、集塵ケース4が電動送風機10を内蔵した本体1に対して着脱自在に、かつ水平に対して角度約45°の傾斜で設置され、本体1に装着した状態で集塵ケース4入口側の吸気口11は吸引口5を開口した吸引路12に連通し、他方、集塵ケース4出口側の通気口13は電動送風機10に連通している。集塵ケース4は塵埃を含む空気を取り入れ旋回気流を発生させる円筒状の旋回室14、および塵埃を溜める旋回室14より径が大きい円筒状の集塵室15から構成している。
旋回室14には、円筒形状の外郭周方向に対して接線方向となるように開口した吸気口11と、中心には通気口13に連通する円筒状の排気筒16を配している。この排気筒16の外壁面にはメッシュフィルターやエッチングフィルター等の濾過フィルターからなる通気部17を構成しており、粗塵が排気筒16を通り抜けないようにしている。加えて、排気筒16と通気口13との間には、第2の塵埃分離手段18として不織布フィルターをプリーツ状に折ったものを配置している。
集塵室15には、旋回室14に対して区分するために、略円錐状の仕切部19を設け、また中央には排気筒16に連通し、第2の塵埃分離手段18により除かれた微細塵を排出する細塵通路20を配置している。集塵室15の底部分は開口しており、回動自在にヒンジに支持した底蓋21でエアタイト性を確保しながら塞ぐ構成としている。
図3に示すように、集塵ケース4(旋回室14、集塵室15、底蓋21)の内壁面には、液状の弾性部材(例えば、透明シリコン、透明ウレタンゴムなど)をスプレーで吹き付けて、厚さ50μm〜0.5mm程度の衝撃吸収層22をコーティングしている。衝撃吸収層22の表面には、液状のUV樹脂をスプレーで吹き付けて、UV照射(UV照射光量300〜1200mj/cm)により硬化して、厚さ5μm〜40μm程度の保護層23が形成される。なお、アクリル製、射出成形の集塵ケース4の基材は引っかき硬度(JIS K 5600(鉛筆法))1H前後である。衝撃吸収層22は引っかき硬度1B〜1H程度(集塵ケース4の基材も含む)、保護層23は引っかき硬度1B〜3H程度(集塵ケース4の基材と衝撃吸収層22とも含む)である。
また、保護層23の引っかき硬度は衝撃吸収層22よりも高く設定している。なお、PC製、射出成形の集塵ケース4の基材は引っかき硬度1B前後である。衝撃吸収層22は引っかき硬度2B〜1B程度(集塵ケース4の基材も含む)、保護層23は引っかき硬度1H〜3H程度(集塵ケース4の基材と衝撃吸収層22とも含む)である。
以上のように構成された電気掃除機の動作について説明する。駆動した電動送風機10が発生させた吸引作用により、家屋の床面上の塵埃が吸込具9から吸引され、集塵ケース
4は吸引ホース6、延長管8を通過した塵埃を含む空気を導入し、塵埃を遠心分離し、かつ微細な塵埃を濾過して溜める。そして、濾過した空気は電動送風機10下流の排気出口(図示せず)から排気するようにしている。
次に、空気と塵埃の分離動作を説明する。電動送風機10の吸引作用により吸気口11から流入した塵埃を含む空気は、吸気口11から旋回室14へ接線方向に噴出し排気筒16の周囲を旋回して旋回空気を形成し、その後、集塵室15と仕切部19との間隙を通過して、集塵室15でも旋回空気が継続する。この旋回空気内の塵埃は遠心力により旋回室14と集塵室15との内壁面付近を旋回し、集塵室15の底蓋21に溜まる。そして、塵埃を分離した空気は再び旋回室14の中央に戻り、排気筒16を通過し電動送風機10から外部へ排気される。なお、通気部17を抜けてきた微小な細塵を第2の塵埃分離手段18にて濾過し、きれいになった空気のみが第2の塵埃分離手段18を通過して、電動送風機10へと導かれていく(サイクロン式の電気掃除機の形態)。
そして、掃除が終われば、使用者が底蓋21を開放して、集塵室15に溜まった塵埃と、細塵通路20に溜った第2の塵埃分離手段18が濾し取った微小な細塵とを廃棄する。
次に、集塵ケース4の動作について説明する。集塵ケース4に形成された旋回気流により、砂などの硬い塵埃が集塵ケース4の内壁面、すなわち保護層23に衝突するが、比較的厚く、軟質な衝撃吸収層22が塵埃の衝突による圧力を弾性的に大きく凹ませて集塵ケース4全体に分散し、直ちに形状が復元するので、集塵ケース4の基材、衝撃吸収層22、保護層23にはクレータ状や引っかき状の傷が発生せず、集塵ケース4の視認性が確保できる。また、ガラス片、金属片などの尖った塵埃が集塵ケース4の内壁面に衝突しても、衝撃吸収層22より高い硬度の保護層23に守られ、衝撃吸収層22の表面が削られることを防止し、視認性が確保できる。
さらに、集塵室15に溜まったごみ捨て時に誤って衝撃吸収層22に力(例えば、指や刷毛などが当る)が加わっても、保護層23に守られ衝撃吸収層22の傷付きが防止できる。なお、衝撃吸収層22の弾性部材は一般に弱い粘性があるが、特に保護層23は粉のような細塵が衝撃吸収層22の表面に付着することを防止している。
他方、掃除機の転倒や集塵ケース4の落下等により、集塵ケース4に衝撃荷重が加わった場合、衝撃吸収層22が集塵ケース4の基材に比べて非常に軟質なので、集塵ケース4が容易に、局所的に変形して、衝撃荷重を集塵ケース4全体に逃がすことができる。この結果、強い衝撃荷重に対しても、集塵ケース4の基材は割れない、また衝撃吸収層22や保護層23はひびが発生しない。
ただ、保護層23が衝撃吸収層22に比べて著しく高い硬度(引っかき硬度が2〜3ランク程度高い)になると、保護層23は衝撃吸収層22の変形に追従できず、ひびが入るので、保護層23の硬度はあまり高くできない。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における電気掃除機について説明する。図4は本発明の実施の形態2を示す電気掃除機の要部構成図、図5は同電気掃除機のB−B断面図、図6は同電気掃除機のC−C断面図を示すものである。
以下、実施の形態1と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。実施の形態1と異なるところは、集塵ケース24を円筒状の一次旋回室25と円筒状の集塵室26及び二次旋回室27から構成し、かつ一次旋回室25の下方に集塵室26の中心軸を水平方向に平行にずらした位置で配置したという点である。
また、二次旋回室27は、一次旋回室25の周面を延長した内壁面と、集塵室26の外壁面とで囲んで略半月状に形成し、流入口28を二次旋回室27の端(二次旋回室27を旋回する空気流の下流側)に位置する集塵室26に開口し、圧縮手段29は集塵室26内を上下に移動し、手動や自動により下降し、バネ(図示せず)により上昇する平板状の圧縮板30を設けている。
さらに、吸気口11に対向する一次旋回室25の内面に、集塵ケース24の基材と同程度の硬度以下の液状のUV塗料(UV塗料とウレタン系塗料を混合)をスプレーで吹き付けて、UV照射(200〜400mj/cm)により硬化して、厚さ40μm〜100μm程度の衝撃吸収層31がコーティングされる。次に、衝撃吸収層31の表面に液状のUV塗料をスプレーで吹き付け、UV照射(300〜1000mj/cm)により硬化して、厚さ5μm〜40μm程度の保護層32が形成される。同様に流入口28に対向する集塵室26の内壁面に衝撃吸収層33と保護層34とが形成される。
なお、アクリル製、射出成形の集塵ケース24の基材は引っかき硬度1H前後である。衝撃吸収層31、33(集塵ケース24の基材も含む)は引っかき硬度1H〜2H程度、保護層32、34(集塵ケース24の基材と衝撃吸収層31、33とも含む)は引っかき硬度2H〜4H程度である。なお、PC製、射出成形の集塵ケース24の基材は引っかき硬度1B前後である。衝撃吸収層22は引っかき硬度2B〜HB程度(集塵ケース24の基材も含む)、保護層32、34は引っかき硬度1B〜2H程度(集塵ケース24の基材と衝撃吸収層31、33とも含む)である。また、保護層32、34の引っかき硬度は衝撃吸収層31、33よりも高く設定している(引っかき硬度が1〜3ランク程度高い)。
次に、空気と塵埃の分離動作を説明する。先ずは、圧縮手段29のバネが圧縮板30を上昇させて集塵室26の上部に収納する。電動送風機10の吸引作用により吸気口11から流入した塵埃を含む空気は、吸気口11から一次旋回室25へ接線方向に噴出し排気筒16の周囲を少し旋回し、直ちに一次旋回室25から二次旋回室27に流入する。その後、二次旋回室27に流入した空気は二次旋回室27、一次旋回室25の各略中央を通り通気部17へ流れる。
また、一次旋回室25と集塵室26とを平行にずらした状態であるが、二次旋回室27では、空気は一般的なサイクロンの気流と類似した略楕円形に旋回するが、中央側が広く他端に至るにしたがってしだいに狭くなっている流入口28手前で行き場を失い、かつ二次旋回室27の内壁面と集塵室26の外壁面とは鋭角で屈曲して接合しているので、旋回している空気はターンする。空気に含まれている塵埃は塵埃自身の慣性力により、ターンする空気の流れに追従できず、空気の流れから離れて流入口28から集塵室26に飛び込み、自重により集塵室26の底面に溜まる。
他方、集塵室26へ飛び込まなかった塵埃は、通気部17に遮られ、再び遠心旋回空気に巻き込まれ、結局流入口28から集塵室26へ飛び込み、最後には集塵室26の底面に溜まる。
特に、電動送風機10が発生させた吸引力により塵埃を含む空気が吸気口11から一次旋回室25に噴出するので、塵埃が吸気口11に対向する一次旋回室25の内壁面、すなわち衝撃吸収層31と保護層32への衝突頻度が高い。この衝突頻度が高い場所に衝撃吸収層31と保護層32を配置したので、衝撃吸収層31と保護層32とが効率的に使える。
また、保護層32が集塵ケース24全面ではなく、狭い範囲にあるので、集塵ケース2
4の保護層32の近傍に衝撃荷重が加わる確立は少ない。加えて、保護層32の面積が狭いので、保護層32が基材の局所的な変形を阻止する作用が弱く、強い衝撃荷重に対しても、集塵ケース24の基材は割れない、また衝撃吸収層31や保護層32はひびが発生しない。なお、ガラス片、金属片などの尖った塵埃が衝撃吸収層31に衝突しても、比較的高い硬度の保護層32に守られ衝撃吸収層31の表面が削られることはない。
他方、二次旋回室27の遠心力により塵埃が流入口28から集塵室26に飛び込むので、塵埃が流入口28に対向する集塵室26の内壁面、すなわち衝撃吸収層33と保護層34への衝突頻度が高い。この衝突頻度が高い場所に衝撃吸収層33と保護層34を配置したので、衝撃吸収層33と保護層34とが効率的に使える。また、保護層34が集塵ケース24全面ではなく、狭い範囲にあるので、集塵ケース24の保護層34との近傍に衝撃荷重が加わる確立は少ない。加えて、保護層34の面積が狭いので、保護層34が集塵ケース24の基材の局所的な変形を阻止する作用が弱く、強い衝撃荷重に対しても、集塵ケース24の基材は割れない、また衝撃吸収層33や保護層34はひびが発生しない。
なお、実施の形態1に対して、これらの吸気口11と流入口28に対向する位置に衝撃吸収層31、33と保護層32、34とに配置したことより、衝撃吸収層31、33と保護層32、34を効率的に使え、コーティング作業工数が削減できる。また、衝撃吸収層31、33の厚さは薄く、高い硬度(変形しにくい)の分、保護層32、34の硬度が高い(集塵ケース24の基材と衝撃吸収層31、33とも含む)ので、砂などの硬い塵埃に対しても実施の形態1と同程度の集塵ケース24の傷付防止ができる。他方、集塵ケース24の基材が露出している内壁面は塵埃の衝突頻度が少ないが、集塵ケース24の視認性が悪くなるのは避けられない。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3における電気掃除機について説明する。図7は本発明の実施の形態3を示す電気掃除機のB−B断面図、図8は同電気掃除機のC−C断面図を示すものである。
以下、実施の形態2と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。実施の形態2と異なるところは、衝撃吸収層35を集塵ケース24(一次旋回室25)の中心から−120°〜0°〜120°の範囲の一次旋回室25内壁面にコーティングし、衝撃吸収層36を集塵ケース24(集塵室26)の中心から−150°〜−60°、60°〜150°の二つ範囲の集塵室26の内壁面にコーティングするという点である。また、衝撃吸収層35、36の表面には、夫々保護層37、保護層38を形成している。
そして、衝撃吸収層35、36は、集塵ケース24を外部から視認できる一次旋回室25や集塵室26の内壁面に配置すればよく、言い換えると集塵ケース24の内部が見えない場所に、衝撃吸収層35、36を設ける必要はない。例えば、電気掃除機の使用者に一次旋回室25を視認させる場合、一次旋回室25の中心から−120°〜0°〜120°の範囲に、衝撃吸収層35を設けるだけでよい。すなわち、圧縮手段29側の一次旋回室25の内壁面には衝撃吸収層35は不要である。
また、電気掃除機の使用者に集塵室26を視認させる場合、集塵室26の中心から−150°〜−60°、60°〜150°の二つ範囲に、衝撃吸収層36を設けるだけでよい。すなわち、本体1とヒンジ側の集塵室26の内壁面には衝撃吸収層36は不要である。言い換えると、衝撃吸収層35、36と保護層37、38とは効率的に使え、その分コーティング作業工数ができる。ただ、集塵ケース24の基材が露出しているところは、傷付防止はできないが、実使用面から問題はない。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4における電気掃除機について説明する。図9は本発明の実施の形態4を示す電気掃除機のA部拡大断面図である。
以下、実施の形態1と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。実施の形態1と異なるところは、集塵ケース4の基材と同程度の硬度以上のシリコンなどの弾性部材からなる弾性保護層39をコーティングした点である。なお、アクリル製、射出成形の集塵ケース4の基材は引っかき硬度1H前後である。弾性保護層39は引っかき硬度1H〜3H程度(集塵ケース4の基材も含む)である。なお、PC製、射出成形の集塵ケース4の基材は引っかき硬度1B前後である。弾性保護層39は引っかき硬度1B〜1H程度(集塵ケース4の基材も含む)である。
そして、電動送風機10が発生させた吸引力により塵埃を含む空気が旋回室14に流入し、旋回による遠心力により塵埃が集塵室15に溜まり、空気のみが集塵ケース4から排気される。その際、砂などの硬い塵埃が弾性保護層39に衝突するが、弾性保護層39が塵埃の衝突による圧力を弾性的に凹ませて集塵ケース4全体に分散するので、集塵ケース4の内壁面には傷が発生せず、集塵ケース4の視認性が確保できる。特に、ガラス片、金属片などの尖った塵埃が集塵ケース4の内壁面に衝突しても、弾性保護層39が集塵ケース4の基材と同程度の硬度以上なので、弾性保護層39の表面が削られることを防止でき、集塵ケース4の視認性が確保できる。
他方、集塵ケース4に衝撃荷重が加わっても、弾性部材からなる弾性保護層39が集塵ケース4に比べて非常に軟質なので、集塵ケース4が容易に、局所的に変形して、衝撃荷重を集塵ケース4全体に逃がすことができる。この結果、非常に強い衝撃荷重に対しても、集塵ケース4の基材は割れない、また弾性保護層39はひびが発生しない。
また、弾性保護層39が衝撃吸収層と保護層とを兼ねるので、コーティングの生産工程が非常に短縮できる。
なお、弾性保護層39の硬度は厚さ方向に均一ではなく、集塵ケース4の基材近傍では軟らかく(集塵ケース4の基材と同程度の硬度)、表面ほど硬いという硬度に傾斜を持たせると、傷付防止と表面の保護及び耐衝撃性がさらに強い効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、集塵ケースの内壁面に衝撃吸収層と保護層とを多層構造に設けたので、集塵ケースの視認性確保と衝撃荷重に対する割れ防止を実現できる。
1 本体
4、24 集塵ケース
10 電動送風機
11 吸気口
14 旋回室
15、26 集塵室
22、31、33、35、36 衝撃吸収層
23、32、34、37、38 保護層
25 一次旋回室
27 二次旋回室
39 弾性保護層

Claims (8)

  1. 吸引力を発生させる電動送風機の上流側に設置され、前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する旋回室及び前記旋回室に連通し塵埃を溜める集塵室とから構成された集塵ケースを備え、前記集塵ケースの内壁面には、略中心方向に前記集塵ケースの基材より同程度の硬度以下の衝撃吸収層を設け、前記衝撃吸収層の表面には前記衝撃吸収層より高い硬度の保護層を設けた電気掃除機。
  2. 衝撃吸収層は、集塵ケースの基材より低い硬度のシリコンや合成ゴムなどの弾性部材からなる請求項1記載の電気掃除機。
  3. 衝撃吸収層は、集塵ケースの基材と同程度の硬度以下の塗料からなる請求項1記載の電気掃除機。
  4. 衝撃吸収層と保護層とは、吸気口に対向する旋回室の内壁面に配置する請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 衝撃吸収層と保護層とは、旋回室を旋回する塵埃を含む空気が集塵室へ流入する流入口を前記集塵室に開口し、前記流入口に対向する前記集塵室の内壁面に配置する請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 衝撃吸収層と保護層とは、集塵ケースを、電動送風機を内蔵した本体に装着した状態で、旋回室が露出して外部から視認できる範囲において、前記旋回室の内壁面に配置する請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. 衝撃吸収層と保護層とは、集塵ケースを、電動送風機を内蔵した本体に装着した状態で、集塵室が露出して外部から視認できる範囲において、前記集塵室の内壁面に配置する請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  8. 吸引力を発生させる電動送風機の上流側に設置され、前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する旋回室及び前記旋回室に連通し塵埃を溜める集塵室とから構成された集塵ケースを備え、前記集塵ケースの内壁面には、略中心方向に前記集塵ケースの基材と同程度の硬度以上のシリコンなどの弾性部材からなる弾性保護層を設けた電気掃除機。
JP2011153577A 2011-07-12 2011-07-12 電気掃除機 Pending JP2013017665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011153577A JP2013017665A (ja) 2011-07-12 2011-07-12 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011153577A JP2013017665A (ja) 2011-07-12 2011-07-12 電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013017665A true JP2013017665A (ja) 2013-01-31

Family

ID=47689709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011153577A Pending JP2013017665A (ja) 2011-07-12 2011-07-12 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013017665A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018117731A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 三菱電機株式会社 サイクロン分離装置及び電気掃除機
WO2018207327A1 (ja) * 2017-05-11 2018-11-15 三菱電機株式会社 サイクロン分離装置および電気掃除機

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421593Y1 (ja) * 1964-05-22 1967-01-31
JPS5288772U (ja) * 1975-12-26 1977-07-02
JPS5715967U (ja) * 1980-07-02 1982-01-27
US20020088078A1 (en) * 2001-01-10 2002-07-11 Samsung Kwangju Electronics Co., Ltd. Cyclone dust collecting apparatus for a vacuum cleaner
JP2002315698A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP2003070699A (ja) * 2001-09-04 2003-03-11 Toshiba Tec Corp サイクロン式電気掃除機
JP2003219993A (ja) * 2002-01-29 2003-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP2004065698A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Hitachi Home & Life Solutions Inc 電気掃除機
JP2004325598A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Sekisui Chem Co Ltd 搬送音低減装置
US20050132529A1 (en) * 2003-11-26 2005-06-23 Don Davidshofer Dust separation system
JP2009089764A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Sharp Corp 電気掃除機

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421593Y1 (ja) * 1964-05-22 1967-01-31
JPS5288772U (ja) * 1975-12-26 1977-07-02
JPS5715967U (ja) * 1980-07-02 1982-01-27
US20020088078A1 (en) * 2001-01-10 2002-07-11 Samsung Kwangju Electronics Co., Ltd. Cyclone dust collecting apparatus for a vacuum cleaner
JP2002315698A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP2003070699A (ja) * 2001-09-04 2003-03-11 Toshiba Tec Corp サイクロン式電気掃除機
JP2003219993A (ja) * 2002-01-29 2003-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP2004065698A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Hitachi Home & Life Solutions Inc 電気掃除機
JP2004325598A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Sekisui Chem Co Ltd 搬送音低減装置
US20050132529A1 (en) * 2003-11-26 2005-06-23 Don Davidshofer Dust separation system
JP2009089764A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Sharp Corp 電気掃除機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018117731A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 三菱電機株式会社 サイクロン分離装置及び電気掃除機
WO2018207327A1 (ja) * 2017-05-11 2018-11-15 三菱電機株式会社 サイクロン分離装置および電気掃除機
JPWO2018207327A1 (ja) * 2017-05-11 2019-11-07 三菱電機株式会社 サイクロン分離装置および電気掃除機
CN110612052A (zh) * 2017-05-11 2019-12-24 三菱电机株式会社 旋风分离装置及电动吸尘器
CN110612052B (zh) * 2017-05-11 2021-06-15 三菱电机株式会社 旋风分离装置及电动吸尘器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7377953B2 (en) Cyclone dust collecting apparatus having contaminants counterflow prevention member
US9242194B2 (en) Device for purifying a fluid
TWI424829B (zh) Electric vacuum cleaner
US8443486B2 (en) Electric vacuum cleaner
US9468348B2 (en) Cyclone vacuum cleaner and cyclone separation device thereof
EP2452604A2 (en) Cyclone dust collecting apparatus and vacuum cleaner having the same
TWI411422B (zh) 氣旋分離裝置及電氣吸塵器
CN108618705B (zh) 旋风分离装置
GB2417916A (en) Cyclonic dust-collecting apparatus
GB2418630A (en) Cyclonic separator with noise reducing feature
AU2002301960A1 (en) Cyclone Type Dust-collecting Apparatus for Vacuum Cleaner
WO2008006280A1 (fr) Silencieux de cyclone piur appareil de nettoyage et dispositif d'élimination de la poussière le comprenant
TW201306914A (zh) 過濾裝置
US11832781B2 (en) Cyclone dust collector and vacuum cleaner having the same
JP2013017665A (ja) 電気掃除機
KR101570613B1 (ko) 공기 정화장치
EP2923625B1 (en) Cyclone vacuum cleaner and cyclone separation device thereof
CN110522342A (zh) 手持式表面清洁装置
WO2012104754A1 (en) Device for separating particles from air, comprising a vortex chamber
JP5821980B2 (ja) 遠心分離装置
TWI704959B (zh) 多重氣旋式的濾塵裝置
JP2012005610A (ja) 電気掃除機
JP5857198B2 (ja) 電気掃除機
JP2009131431A (ja) 電気掃除機
TW201532586A (zh) 旋風式吸塵器及其氣旋分離裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140630

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140714

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150901