JP6972025B2 - 粗紡機用の糸形成エレメントおよび糸形成エレメントを備えた粗紡機 - Google Patents

粗紡機用の糸形成エレメントおよび糸形成エレメントを備えた粗紡機 Download PDF

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Description

本発明は、スライバから圧縮空気を用いて粗糸を製造することができる、粗紡機用の糸形成エレメントであって、このとき糸形成エレメントは、スライバの繊維のための入口開口を含んでおり、かつこのとき糸形成エレメントは、粗紡機の作動時にスライバから糸形成エレメントの入口開口の領域において製造された粗糸を進出させるための出口と、入口開口と出口とを接続する引出し通路とを有している、糸形成エレメントに関する。
さらに、少なくとも1つの紡績ユニットを備えた、スライバから粗糸を製造するための粗紡機であって、このとき紡績ユニットは、スライバのための走入開口を備えた渦流室と、少なくとも部分的に渦流室内に延びている糸形成エレメントとを有しており、かつこのとき紡績ユニットは、渦流室内に向けられた空気ノズルを含んでいて、該空気ノズルを介して、空気を所定の回転方向で渦流室内にもたらすことができ、これによって走入開口を介して供給されたスライバに、糸形成エレメントの入口開口の領域において、上に述べた回転方向における撚りを掛けることができる、粗紡機が提案される。
相応の紡績ユニットを備えた粗紡機は、従来技術において公知であり、かつ長いスライバから粗糸を製造するために働く。このときスライバの外側の繊維は、空気ノズルによって渦流室の内部において発生させられた渦空気流を用いて、糸形成エレメントの入口開口の領域において内側に位置しているコア繊維に巻き付けられ、かつこれによって糸の所望の強度にとって重要な巻付き繊維を形成する。これによって真の撚りを備えた粗糸が形成され、この粗糸は最終的に、引出し通路を介して渦流室から送出され、かつ例えば巻管に巻き取られることができる。
つまり全般的に本発明において、粗糸(別の言い方:ロービング)という概念は、繊維の少なくとも一部が、内側に位置しているコアに巻き付けられているスライバであると理解することができる。このような糸は、該糸が、糸を後続の繊維機械へと搬送するのに十分である所定の強度を有しているにもかかわらず、いまなおドラフト可能であることによって傑出している。つまり粗糸は、最終的に汎用の糸に紡績される前に、粗糸を加工する繊維機械、例えばリング精紡機の延伸装置、例えばドラフト装置を用いて、ドラフトすることができる。
粗糸製造が行われる紡績ユニットの紡績ノズルの入口の領域には、通常、繊維ガイドエレメントが配置されており、この繊維ガイドエレメントを介してスライバは、紡績ノズル内に案内され、かつ最終的に糸形成エレメントの領域内に案内され、このとき糸形成エレメントとしては、通常、内部に位置している引出し通路を備えた長い構造体が使用される。
糸形成エレメントの、入口開口を取り囲む端面の領域において、圧縮空気が、空気ノズルを介して渦流室内にもたらされ、これによって最終的に空気ノズルの相応の方向付けによって、上に述べた回転する渦空気流が発生させられる。これによって、繊維ガイドエレメントから進出するスライバから、外側に位置している個々の繊維が分離され、もしくはある程度スライバから引き出され、かつ糸形成エレメントの端面を介して折り返される。さらなる経過においてこれらの繊維は、糸形成エレメントの表面において回転する。その結果、スライバの内側に位置しているコア繊維の前進運動によって、回転する繊維はコア繊維に巻き付けられ、かつこれによって粗糸が形成される。
粗糸の品質のためには、渦流室の幾何学形状、ならびに空気ノズルによって形成される個々の空気流の強さおよび方向付けの他に、糸形成エレメントの幾何学形状にも、決定的な意味がある。
ゆえに本発明の課題は、特に高品質の粗糸の製造を可能にする、糸形成エレメントおよび糸形成エレメントを備えた粗紡機を提案することである。
この課題は、独立請求項に記載の特徴を備えた糸形成エレメントおよび粗紡機によって解決される。
本発明によれば、糸形成エレメントは、該糸形成エレメントが、入口開口を取り囲む端面を含んでおり、該端面は、少なくとも部分的に円錐台の形状を有しており、このとき円錐台の頂面が、円錐台の底面と糸形成エレメントの出口との間に配置されていることを特徴とする。通常のように、本発明の枠内においても、円錐台の頂面というのは、円錐台の、比較的小さな半径を有する平らでかつ円形の面を意味し、かつ底面というのは、円錐台の、比較的大きな半径を有する平らでかつ円形の面と意味している。相応の円錐台は、図3aに示されている。
つまり糸形成エレメントは、少なくとも円錐形状にもしくはホッパ形状に形成された端面を有しており、このときホッパもしくは円錐もしくは上に述べた円錐台は、糸形成エレメントの出口の方向において先細りになっている。このような形状は、例えば皿座ぐり(Senkbohren)によって製造される。
入口開口を取り囲む領域の上に述べた形状によって、平面図で見て引出し通路をリング形状に取り囲んでいて、かつホッパ作用に基づいて引出し通路内への粗糸のソフトな走入を保証する端面が得られる。これによって、上に述べた巻付き繊維の形成が改善され、かつ粗糸の品質、特に粗糸の均一性が高まることが示されている。
いまや、粗糸の太い箇所(このような箇所は、例えばスライバの異物によってまたは粗糸のいわゆる腹巻き(Bauchbinde)によって発生することがある)が、引出し通路内に過度に引き込まれることを阻止するために、本発明によれば、円錐台の母線と円錐台の円錐軸線との間における角度が、90°未満でかつ70°よりも大きな値を有していることが提案される。このとき円錐軸線は、円錐台の回転軸線である。母線というのは、円錐台の周面に位置している線であって、かつ円錐軸線を有する平面において延びている線である。この関連に関しても、相応の円錐台を示す図3aが参照される。
つまり言い換えれば、端面は、比較的フラットな円錐台の形状を有しており、この円錐台の高さは、単に底面の直径の2%〜20%の値であることが望ましい。いまや、粗糸の、引出し通路の内径を上回る太い箇所が、端面の領域に達すると、この太い箇所は、糸形成エレメントの端面もしくは円錐台形の部分の領域に引っ掛かったままになり、これにより容易に離れることができない。
さらに、端面の円錐台形の領域は、直接、引出し通路内に移行していることが望ましいので、この領域における引出し通路の直径もしくは横断面形状は、円錐台の頂面の直径もしくは形状に相当している。
さらに、引出し通路が、長手方向軸線を有しており、この長手方向軸線と上に述べた円錐軸線とが、互いに平行にまたは共通の直線として延びていると、利点がもたらされる。引出し通路は、好ましくは回転対称であり、このとき長手方向軸線は、この場合には引出し通路の回転軸線に相当することになる。長手方向軸線と円錐軸線との、上に述べた相対的な配置形態によって、糸形成エレメントの端面に位置している平面が、それに沿って粗糸が糸形成エレメントの出口の方向に移動する、引出し通路の長手方向軸線に対して垂直に延びていることが保証される。
引出し通路が、入口開口もしくは円錐台に接続する領域において、4mm〜12mm、好ましくは6mm〜8mmの値を有する内径を有していると、利点がもたらされる。上に述べた直径範囲が維持されると、糸形成エレメントの入口開口の領域において特に好適な空気流が発生し、このような空気流によって、単に、外側の繊維端部の一部だけが捕捉され、かつ所望の強度で本来の繊維コアに巻き付けられるようになる。これに対して直径が4mm未満であると、汎用の空気紡績によって知られていて、かつ粗糸としては条件付けられてしか適していない比較的硬い糸において生じるような範囲へと徐々に至ることになる。これに対して12mmを上回る直径が選択されると、渦流室の内部において必要な渦流を保証するために、空気ノズルを介して供給される空気の空気圧を、有意に高める必要がある。それというのは、流入する空気の一部が、渦流形成に貢献することなしに、糸形成エレメントの入口開口を介して流出してしまうからである。
すなわち汎用の空気紡績によって公知の、0.5mm〜最大2.0mmである値から、直径を有意に異ならせることによって初めて、特に好適な粗糸を製造することができ、この粗糸は、繊維の一部が巻付き繊維として、中心に配置されたコア繊維に巻き付けられる(かつ粗糸はこれによって保護撚りを備えている)ことによって傑出しており、このとき巻付き繊維の配分および強度が、後続の紡績機において次いで行われる紡績プロセスの経過において、引き続き粗糸の所望のドラフトが可能であるような程度にしか高くない。
同様に好ましくは、糸形成エレメントは、入口開口の領域に円筒形の壁を有していて、該円筒形の壁は、円筒形の外面と、引出し通路を画定する円筒形の内面とを備えており、このとき内面と外面とは、互いに同心に延びている。つまり糸形成エレメントは、端面に接続する領域に、一定の壁厚を備えた少なくとも1つの円筒形の部分を有している。
同様に好ましくは、糸形成エレメントの、外面と内面とを接続する端面全体は、円錐台の形状を有している。このように構成されていると、糸形成エレメントの、入口開口を有する部分は、好適に3つの面部分を、つまり糸形成エレメントの外面によって形成された面部分、入口開口に接続している(かつ引出し通路を少なくとも部分的に画定している)内面によって形成された面部分、および円錐台の形状を有する、端面によって形成された面部分を有している。
同様に、糸形成エレメントの端面と引出し通路との間における移行領域および/または端面と外面との間における移行領域が、鋭角ではなく、丸く面取りされていると、利点を得ることができる。糸形成エレメントの端面への平面図においてリング形状が有することが望ましい、丸く面取りされた部分の半径は、0.1mm〜2.0mmであることが望ましい。これによってスライバの繊維は、相応に鋭角な移行部においてよりも僅かな機械的な負荷しか受けなくなる。
同様に好ましくは、糸形成エレメントは、端面の領域に斜面を有していて、該斜面は、同様に円錐台の形状を有している。このとき斜面は、好ましくは糸形成エレメントの外面に移行していて、かつ糸形成エレメントの端面の円錐台形の領域によって、引出し通路から間隔をおいて位置していることが望ましい。特に好ましくは、斜面を形成する円錐台の底面は、この円錐台の頂面と糸形成エレメントの出口との間に配置されている。つまり斜面は、請求項1に記載された円錐台に関して逆さまに配置された円錐台を形成していることが望ましい。特に好ましくは、引出し通路に接続する円錐台の底面は、斜面によって形成された円錐台の頂面に相当している。つまり両円錐台は、好ましくは直接それぞれ互いに移行している。
好ましくは、斜面は、引出し通路の長手方向軸線との間に、20°〜70°、好ましくは30°〜60°の値を有する角度βを成している。さらに斜面は、糸形成エレメントの縦断面図において、請求項1において述べられた別の円錐台形の領域との間に、70°〜90°の角度を成していることが望ましい。斜面が、引出し通路と、糸形成エレメントの端面の、円錐台を形成する別の領域との間に配置されている場合には、上に述べた角度は、140°よりも大きくかつ180°未満であることが望ましい。
端面が、第1の円錐台形の領域のそばに、少なくとも1つの第2の円錐台形の領域を有しており、このとき第2の円錐台形の領域が、第1の円錐台形の領域を、糸形成エレメントの端面への平面図において取り囲んでいると、特別な利点がもたらされる。例えばこのような実施形態は、次のようにして実現することができる。すなわちこの場合糸形成エレメントの、入口開口をも取り囲む円筒形の端部を、まずさら穴ドリルによって加工して、請求項1において述べられた、円錐台の形状を有する領域を形成し、次いで糸形成エレメントの端面と糸形成エレメントの外面との間における移行領域に、リング形状の斜面を設ける。
特に好ましくは、第2の円錐台形の領域は、直接、第1の円錐台形の領域に接続しており、このとき両円錐台形の領域は、好ましくは互いに同心的に延びている。これに関連して、第1の円錐台形の領域の底面が、第2の円錐台形の領域の頂面を形成することが考えられる。さらに、第1の円錐台形の領域の頂面の直径が、第2の円錐台形の領域の頂面の直径よりも小さいと好適である。
さらに、第1の円錐台形の領域の母線と引出し通路の長手方向軸線との間における最小の角度が、第2の円錐台形の領域の母線と引出し通路の上に述べた長手方向軸線との間における最小の角度(この角度は、70°よりも大きく90°未満であることが望ましい)とは異なった値、好ましくは該角度よりも小さな値(例えば50°〜80°)を有していると好適である。
いずれにせよ本発明に係る糸形成エレメントは、糸形成エレメントの端面の少なくとも一部、例えばリング形状の領域が、好ましくは糸形成エレメントの端面全体が、糸形成エレメントの縦断面図において、内方に向かって引出し通路の方向に傾斜させられていることによって傑出している。
最後に、本発明は、少なくとも1つの紡績ユニットを備えた、スライバから粗糸を製造するための粗紡機に関しており、このとき紡績ユニットは、スライバのための走入開口を備えた渦流室と、少なくとも部分的に渦流室内に延びている糸形成エレメントとを有している。さらに紡績ユニットは、渦流室内に向けられた空気ノズルを含んでいて、該空気ノズルを介して、空気を所定の回転方向で渦流室内にもたらすことができ、これによって走入開口を介して供給されたスライバに、糸形成エレメントの入口開口の領域において、回転方向における撚りを掛けることができる。これによってスライバから、既に記載された特性を備えた粗糸を製造することができる。粗糸を最終的に巻管に巻き付けることができるようにするために、糸形成エレメントは、粗糸を進出させるための出口と、入口開口と出口とを接続する引出し通路とを有しており、この引出し通路を、粗糸は出口を介した進出の前に通過する。
いまや本発明によれば、糸形成エレメントが、上に述べたもしくは後で述べる記載のように形成されていることが提案されており、このとき個々の特徴は、矛盾を生ぜしめない限り、任意の組合せで実現することができる。
本発明のさらなる利点については、以下に記載の実施形態において説明する。
粗紡機を示す側面図である。 粗紡機の公知の紡績ノズルの一部を示す図である。 円錐台を示す図である。 本発明に係る糸形成エレメントの一部を示す縦断面図である。 本発明に係る糸形成エレメントの1実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る糸形成エレメントの1実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る糸形成エレメントの1実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る糸形成エレメントの1実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る糸形成エレメントの1実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る糸形成エレメントの1実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る糸形成エレメントの1実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る糸形成エレメントの1実施形態を示す縦断面図である。 粗紡機の別の紡績ノズルの一部を示す図である。
図1には、粗紡機の一部が概略的に示されている。粗紡機は、必要な場合に、それぞれ回転軸線23を中心にして回転可能な複数のドラフト装置ローラ21を備えたドラフト装置を含んでおり(6つのドラフト装置ローラ21のうちの2つのドラフト装置ローラだけに、符号が付されている)、このときドラフト装置には、紡績作動中に、例えばダブリングされた練条スライバの形態のスライバ1が供給される。
さらに図示の粗紡機は、1つまたは複数の互いに隣接して配置された紡績ノズル22を含んでおり、このもしくはこれらの紡績ノズル22は、それぞれ1つの内部に位置する渦流室15(図2参照)を備えており、この渦流室15内において、スライバ1、もしくはスライバ1の繊維の少なくとも一部には、撚りが掛けられる(紡績ノズル22の正確な作用形式については、以下においてさらに詳しく記載する)。
さらに粗紡機は、共働する複数の引出しローラ31を備えた引出し装置24と、引出しローラ31の下流に配置された巻取り装置25とを含んでいてよく、これらの引出し装置24および巻取り装置25を用いて、紡績ノズル22から出口4(この出口4は同時に、例えば図2に詳しく示された引出し通路5の出口4をも形成する)を介して進出する粗糸2は、巻管32に巻き取ることができ、これによってボビンを形成することができ、このとき綾振りエレメント20を使用することが可能である。本発明に係る粗紡機は、必ずしも、図1に示されているようなドラフト装置を有する必要はない。また引出しローラ31も必ずしも必要なものではない。
いずれにせよ本発明に係る粗紡機は、空気紡績法に基づいて作動する。粗糸2を形成するために、スライバ1は、内部に好ましくはいわゆる繊維ガイドエレメントが配置されている走入開口16を介して、紡績ノズル22の渦流室15内に導入される(図2の参照)。この渦流室15内において粗糸2には、撚りが掛けられ、すなわちスライバ1の自由な繊維端部の少なくとも一部は、渦流室15を取り囲む渦流室壁26に相応に配置された空気ノズル18によって発生させられる空気流によって捕捉される。このとき繊維の一部は、スライバ1から、少なくともある程度大きく引き出され、かつ渦流室15内に進入する糸形成エレメント17の先端に巻き付けられる。スライバ1が、糸形成エレメント17の、走入開口16の方向に向いた端面6の領域に配置された、糸形成エレメント17の入口開口3を通って、糸形成エレメント17の内部に配置された引出し通路5を介して、渦流室15から引き出されることによって、最終的に自由な繊維端部も、入口開口3の方向に引っ張られ、かつこのときいわゆる巻付き繊維として、中心において延びるコア繊維に巻き付き、結果として所望の撚りを有する粗糸2が形成される。引出し通路5は、ちなみに内径Dを有していることが望ましく、この内径Dの値は、上に述べた範囲にある。
ここで全般的なことを明らかにしておくと、製造された粗糸2は、比較的僅かな割合の巻付き繊維を有する糸、もしくは巻付き繊維が比較的緩く内部のコアに巻き付けられている糸であり、これによって粗糸2はなおドラフト可能な状態にある。このことは重要である。それというのは、製造された粗糸2は後続の繊維機械(例えばリング精紡機)においてもう一度ドラフト装置を用いて延伸されねばならないからであり、これによって粗糸2を、例えば織機において織布へと加工することができる汎用の糸へとさらに加工することが可能になる。
ここで空気ノズル18に関してさらに純粋に用心のために述べておくと、空気ノズル18は通常、これらの空気ノズル18が一緒に、画一的な回転方向を有する同方向の1つの空気流を発生させるように方向付けられていることが望ましい。好ましくはこのとき個々の空気ノズル18は、互いに回転対称に配置されている。さらに付言すると、引出し通路5の長手方向軸線Lに関する空気ノズル18の傾斜は、一定の範囲内において選択することができる。例えば空気ノズル18は、上に述べた長手方向軸線Lに対して垂直に延びていてよい(図2において左に示された空気ノズル18参照)。もちろんある一定の傾斜位置も考えることができるので、空気ノズル18の図示されていない中心軸線と長手方向軸線Lとの間における角度は、90°とは異なっていてもよい(図2において右に示された空気ノズル18参照)。全般的には、すべての空気ノズル18の傾斜は等しいことが望ましい。つまり図2における図示は単に、全般的に空気ノズル18の種々様々な傾斜が考えられるということを原則的に示すために選択されたものである。
図2には、引出し通路5の長手方向軸線Lに対して垂直に延びる端面6を備えた、既に公知の糸形成エレメント17が示されているのに対して、図3b〜図7bからは、本発明に係る糸形成エレメント17の実施形態を看取することができ、このとき図面を見易くするために、常に単に、糸形成エレメント17の、入口開口3を取り囲む端面6の領域と、この領域に接続する壁30の一部とだけが示されている。
例えば図3bに示されているように、本発明に係る糸形成エレメント17は、糸形成エレメント17の壁30の一部である上に述べた端面が、僅かに内方に向かって傾斜していることを特徴とする。言い換えれば、糸形成エレメント17は、入口開口3を取り囲む端面6を含んでおり、この端面6は、少なくとも部分的に円錐台27の形状を有しており、このとき円錐台27の頂面7は、円錐台27の底面8と糸形成エレメント17の出口4との間に配置されている。
円錐台27との関連における使用された概念に関して、図3aを参照すると、図3aから看取できるように、頂面7は、比較的小さな半径を有する円形面であり、かつ底面8は、比較的大きな半径を有する円形面である。周面29はもっぱら、底面8と頂面7とを接続する面である。母線28は、周面29に位置している線であって、かつ円錐台27の回転軸線でもある円錐軸線Kを有する平面において延びている線である。
図3b〜図7bに示された個々の実施形態から看取できるように、本発明に係る糸形成エレメント17は端面6を有しており、この端面6は、少なくとも部分的に、上に述べた円錐台形状を有しており、このとき図面を見易くするために図3bにだけ示された、引出し通路5の長手方向軸線Lと円錐台27の任意の母線28との間における角度αは、70°よりも大きくかつ90°未満の値を有している。これによって上に述べた範囲は、比較的フラットな円錐を形成し、この円錐はこれによりまた単に小さなホッパ作用(Trichterwirkung)しか有していない。
好ましくは、円錐台形の領域は、糸形成エレメント17の端面6全体を形成しており、この端面6は、入口開口3を取り囲んでいて、かつ糸形成エレメント17の、引出し通路5を画定する内面19と、糸形成エレメント17の外面10とを接続しており、この外面10は、好ましくは上に述べた内面19に対して同心に延びている(少なくとも、端面6に接続する第1の領域において)。相応の構成が図3bに示されている。
さらに、糸形成エレメント17の端面6と糸形成エレメント17の上に述べた外面10との間における移行部11が丸く面取りされていることが考えられる(図4aおよび図4b)。択一的にまたは追加的に、糸形成エレメント17の端面6と引出し通路5との間における移行領域9も丸く面取りされていてよい(図4b)。
図5aおよび図5bに示された解決策では、糸形成エレメント17の端面6は、円錐台27の形状を有する上に述べた領域の他に、同様の円錐台27の形状を有する別の領域を含んでいる。つまり端面6は、好ましくは第1の円錐台形の領域13と第2の円錐台形の領域14とを含んでいる。
好ましくは、第1の円錐台形の領域13の母線28と引出し通路5の長手方向軸線Lとの間における角度εは、第2の円錐台形の領域14の母線28と引出し通路5の長手方向軸線Lとの間における角度δよりも大きい(図5b)。しかしながらまた多くの場合のためには、図5aに示されている逆の構成も好適なことがある。
図6aおよび図6bに示されているように、糸形成エレメント17の端面6は部分的に斜面12によって形成されていてもよく、このとき斜面12によって描かれる円錐台27の母線28と、引出し通路5の長手方向軸線Lとの間における角度βは、好ましくは既に全般的な記載において述べられた範囲にある。斜面12は、原則的に上に記載された第2の円錐台形の領域14を形成している。
さらに図7aおよび図7bから看取できるように、糸形成エレメント17の外面10の形状および/または糸形成エレメント17の内面19の形状は、円筒の形状とは異なっていてよく、かつ/または段部を有していてよい。
最後に図8には、別の紡績ノズル22が断面図で部分的に示されている。既に記載された、通常運転中にひいては紡績開始過程後における渦空気流の形成のために役立つ空気ノズル18の他に、紡績ノズル22はさらに、1つまたは複数の紡績開始空気ノズル33を含んでおり、この紡績開始空気ノズル33を介して紡績開始過程中に、(同様に)圧縮空気を渦流室15内にもたらすことができる。
つまり言い換えれば、紡績ノズル22が特殊な紡績開始空気ノズル33を有していて、この紡績開始空気ノズル33に、もっぱらまたは空気ノズル18と一緒に、紡績開始過程中に圧縮空気が供給されると好適である。紡績開始過程というのは、スライバ1がそれまで空の渦流室15内に導入され、かつこの渦流室15内で粗糸2へと撚られる、粗糸製造の開始段階である。これによって形成された粗糸部分は、スライバ1のさらに続く供給および撚りに際して、相応の引出し装置24を介して、引出し通路5からの進出後に引き取られ、かつ回転する巻管32と接触させられる。その後で紡績ノズル22の通常運転が行われ、この通常運転時に、連続的に続く粗糸2が、供給されたスライバ1から製造され、かつ紡績ノズル22から引き出される。
通常運転中には空気ノズル18にだけ、かつ紡績開始過程中にはもっぱら紡績開始空気ノズル33にだけ圧縮空気を供給することが好適であり得るのに対して(両ノズルは、引出し通路5の長手方向軸線Lとの間に異なった角度を成していることが望ましい)、紡績開始空気ノズル33に、通常運転中にも圧縮空気を供給することが、同様に利点をもたらすこともある。このとき特に紡績開始空気ノズル33は、引出し通路5の長手方向軸線Lに対して傾斜させられていることが望ましく、これによって、少なくとも一部が引出し通路5内に大きく延びる空気流を発生させることができる(長手方向軸線Lと紡績開始空気ノズル33の中心軸線もしくは紡績開始空気ノズル33の方向ベクトルは、つまり90°とは異なっていることが望ましい)。これによって最終的に、空気が、引出し通路5を通る粗糸2の移動方向とは逆向きに引出し通路5の入口開口3の方向に流れることが阻止される。
本発明は、図示されかつ記載された実施形態に制限されるものではない。請求項の枠内における変化形態は、それが記載もしくは請求項の異なった部分において、または異なった実施形態において図示および記載されているとしても、記載された特徴の任意の組合せと同様に可能である。
1 スライバ
2 粗糸
3 糸形成エレメントの入口開口
4 糸形成エレメントの出口
5 引出し通路
6 糸形成エレメントの端面
7 円錐台の頂面
8 円錐台の底面
9 糸形成エレメントの端面と引出し通路との間における移行領域
10 糸形成エレメントの外面
11 糸形成エレメントの端面と糸形成エレメントの外面との間における移行部
12 斜面
13 第1の円錐台形の領域
14 第2の円錐台形の領域
15 渦流室
16 走入開口
17 糸形成エレメント
18 空気ノズル
19 糸形成エレメントの、引出し通路を画定する内面
20 綾振りエレメント
21 ドラフト装置ローラ
22 紡績ノズル
23 ドラフト装置ローラの回転軸線
24 引出し装置
25 巻取り装置
26 渦流室壁
27 円錐台
28 円錐台の母線
29 円錐台の周面
30 糸形成エレメントの壁
31 引出しローラ
32 巻管
33 紡績開始空気ノズル
α 円錐台の母線と円錐台の円錐軸線との間における角度
β 斜面と引出し通路の長手方向軸線との間における角度
δ 第2の円錐台形の領域の母線と引出し通路の長手方向軸線との間における角度
ε 第1の円錐台形の領域の母線と引出し通路の長手方向軸線との間における角度
D 引出し通路の内径
L 引出し通路の長手方向軸線
K 円錐軸線

Claims (11)

  1. スライバ(1)から圧縮空気を用いて粗糸(2)を製造することができる、粗紡機用の糸形成エレメント(17)であって、
    該糸形成エレメント(17)は、前記スライバ(1)の繊維のための入口開口(3)を含んでおり、かつ
    該糸形成エレメント(17)は、前記粗紡機の作動時に前記スライバ(1)から当該糸形成エレメント(17)の前記入口開口(3)の領域において製造された前記粗糸(2)を進出させるための出口(4)と、前記入口開口と前記出口(4)とを接続する引出し通路(5)とを有している、
    糸形成エレメント(17)において、
    当該糸形成エレメント(17)は、前記入口開口(3)を取り囲む端面(6)を含んでおり、該端面(6)は、少なくとも部分的に円錐台(27)の形状を有しており、
    記円錐台(27)の頂面(7)が、前記円錐台(27)の底面(8)と当該糸形成エレメント(17)の前記出口(4)との間に配置されており、かつ
    記円錐台(27)の母線(28)と前記円錐台(27)の円錐軸線(K)との間における角度(α)が、90°未満でかつ70°よりも大きな値を有している
    ことを特徴とする、糸形成エレメント(17)。
  2. 前記引出し通路(5)は、長手方向軸線(L)を有しており、該長手方向軸線(L)と前記円錐軸線(K)とは、互いに平行にまたは共通の直線として延びている、
    請求項1記載の糸形成エレメント(17)。
  3. 前記引出し通路(5)は、前記入口開口に接続する領域において、4mm〜12mm値を有する内径(D)を有している、
    請求項1または2記載の糸形成エレメント(17)。
  4. 当該糸形成エレメント(17)は、前記入口開口(3)の領域に円筒形の壁(30)を有していて、該円筒形の壁(30)は、円筒形の外面(10)と、前記引出し通路(5)を画定する円筒形の内面(19)とを備えており、前記内面(19)と前記外面(10)とは、互いに同心的に延びていて、かつ当該糸形成エレメント(17)の、前記外面(10)と前記内面(19)とを接続する前記端面(6)全体は、円錐台(27)の形状を有している、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の糸形成エレメント(17)。
  5. 当該糸形成エレメント(17)の前記端面(6)と前記引出し通路(5)との間における移行領域(9)および/または前記端面(6)と前記外面(10)との間における移行部(11)が、丸く面取りされている、
    請求項記載の糸形成エレメント(17)。
  6. 当該糸形成エレメント(17)は、前記端面(6)の半径方向外側の領域に斜面(12)を有していて、該斜面(12)は、同様に円錐台(27)の形状を有しており、前記斜面(12)を形成する前記円錐台(27)の底面(8)は、この円錐台(27)の頂面(7)と当該糸形成エレメント(17)の前記出口(4)との間に配置されている、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の糸形成エレメント(17)。
  7. 前記斜面(12)は、前記引出し通路(5)の前記長手方向軸線(L)との間に、20°〜70°角度(β)を成している、
    請求項2を引用する請求項6記載の糸形成エレメント(17)。
  8. 前記端面(6)は、第1の円錐台形の領域(13)のそばに、少なくとも1つの第2の円錐台形の領域(14)を有しており、該第2の円錐台形の領域(14)は、側面図において前記第1の円錐台形の領域(13)の上に位置していて、かつ当該糸形成エレメント(17)の前記端面(6)の平面図において前記第1の円錐台形の領域(13)を取り囲んでいる、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の糸形成エレメント(17)。
  9. 前記第2の円錐台形の領域(14)は、直接、前記第1の円錐台形の領域(13)に接続してる、
    請求項8記載の糸形成エレメント(17)。
  10. 前記第1の円錐台形の領域(13)および前記第2の円錐台形の領域(14)は、前記母線(28)と前記長手方向軸線(L)との間に、90°未満でかつ70°よりも大きい値を有する角度(ε,δ)を有しており、前記第1の円錐台形の領域(13)の前記母線(28)と前記引出し通路(5)の前記長手方向軸線(L)との間の度(ε)が、前記第2の円錐台形の領域(14)の前記母線(28)と前記引出し通路(5)の前記長手方向軸線(L)との間の度(δ)とは異なった値有している、
    請求項2を引用する請求項8または9記載の糸形成エレメント(17)。
  11. 少なくとも1つの紡績ユニットを備えた、スライバ(1)から粗糸(2)を製造するための粗紡機であって、
    記紡績ユニットは、前記スライバ(1)のための走入開口(16)を備えた渦流室(15)と、少なくとも部分的に前記渦流室(15)内に延びている糸形成エレメント(17)とを有しており、かつ
    記紡績ユニットは、前記渦流室(15)内に向けられた空気ノズル(18)を含んでいて、該空気ノズル(18)を介して、空気を所定の回転方向で前記渦流室(15)内にもたらすことができ、これによって前記走入開口(16)を介して供給された前記スライバ(1)に、前記糸形成エレメント(17)の入口開口(3)の領域において、前記回転方向における撚りを掛けることができる、粗紡機において、
    前記糸形成エレメント(17)は、請求項1から10までのいずれか1項記載の糸形成エレメントように構成されている
    ことを特徴とする、粗紡機。
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