JP6969084B2 - 画像形成装置及び画像形成ユニット - Google Patents

画像形成装置及び画像形成ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6969084B2
JP6969084B2 JP2016210200A JP2016210200A JP6969084B2 JP 6969084 B2 JP6969084 B2 JP 6969084B2 JP 2016210200 A JP2016210200 A JP 2016210200A JP 2016210200 A JP2016210200 A JP 2016210200A JP 6969084 B2 JP6969084 B2 JP 6969084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing roll
image
image forming
image holder
fluctuation suppressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016210200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017198964A (ja
Inventor
直 加藤
睦 菊池
健二 速水
翔太 牧田
真一 大場
伊織 東宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to US15/483,053 priority Critical patent/US10359734B2/en
Publication of JP2017198964A publication Critical patent/JP2017198964A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6969084B2 publication Critical patent/JP6969084B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成ユニットに関する。
特許文献1には、現像ローラと同軸に設けられかつ感光体ドラム表面に当接するギャップ規制用コロ(トラッキングロール)によって、感光体ドラム(像保持体)と現像ローラとの間のギャップが規制されており、かつ感光体ドラムの両端部内面の少なくともフランジ部材が圧入される部分にインロー加工が施されている現像装置において、ギャップ規制用コロが、感光体ドラム表面のうち、内面にインロー加工がされている部分以外の部分に当接されるように設けられている現像装置が開示されている。
特許文献2には、静電潜像及びトナー像を担持する像担持体の端部を支承した一対の側板の夫々に前記端部の支承位置より上方で対向する係合部を設け、前記静電潜像を前記トナー像に現像する現像剤を担持させる現像剤担持体を容器体の底部で支承し、前記容器体の両側壁に前記係合部と係合可能な被係合部を設け、該被係合部と前記係合部とを筒状の弾性部材を介して係合させて前記現像剤担持体と前記像担持体とを当接可能に設けたことを特徴とするプロセスカートリッジが記載されている。
特開2006−330676号公報 特開2010−250093号公報
ところで、上記特許文献1におけるトラッキングロールは、像保持体と現像ロールとの距離を規制する目的で設けられるものではあるが、現像ロールの径は一定ではなく、ふれをもっているので、現像ロールのふれが像保持体と現像ロールとの対向領域での両者の距離の変動に直接現れてしまう。像保持体と現像ロールとの距離が変動すると、現像部における現像剤の密度が変動し、濃度むらが生じる。
本発明は、変動抑制部材を用いないものと比較して、現像ロールの径のふれに起因する濃度むらを少なくすることができる画像形成装置及び画像形成ユニットを提供することを目的としている。
請求項1に係る本発明は、潜像が形成される像保持体と、前記像保持体に対向して設けられ、前記像保持体の潜像に対する現像を行う現像ロールと、前記現像ロールの端部よりも外側に設けられ、前記像保持体と前記現像ロールとが近づく方向に付勢する付勢部材と、前記像保持体と前記現像ロールとの間に介在され、前記付勢部材と相まって、前記像保持体と前記現像ロールとの対向領域での前記現像ロール表面と前記像保持体表面との間の距離の変動を抑制する変動抑制部材と、を有する画像形成装置である。
請求項2に係る本発明は、前記像保持体及び前記現像ロールの少なくも一方を囲む筐体をさらに有し、前記変動抑制部材の少なくとも一端が前記筐体に固定されている請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3に係る本発明は、前記変動抑制部材は、前記像保持体と前記現像ロールとの間に挟まれるように配置されている請求項1又は2記載の画像形成装置である。
請求項4に係る本発明は、前記変動抑制部材は、前記像保持体が摺動する第一摺動部と、前記現像ロールが摺動する第二摺動部と、前記第一摺動部と前記第二摺動部との間に配置された本体部と、を有する請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置である。
請求項5に係る本発明は、前記第一摺動部及び前記第二摺動部は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタラート、ポリオキシメチレン樹脂、又はポリアセタール樹脂のいずれか1つを含む材料から構成されている請求項4記載の画像形成装置である。
請求項6に係る本発明は、前記現像ロールを回転可能に支持する軸受をさらに有し、前記変動抑制部材は、前記像保持体と前記軸受との間に挟まれるように配置されている請求項1記載の画像形成装置である。
請求項7に係る本発明は、前記現像ロールを囲み且つ前記現像ロールの回転軸の端部を支持する現像ロール側筐体をさらに有し、前記変動抑制部材は、前記像保持体と前記現像ロール側筐体との間に挟まれるように配置されている請求項1記載の画像形成装置である。
請求項8に係る本発明は、前記現像ロールを囲む現像ロール側筐体と、前記像保持体を囲む像保持体側筐体と、をさらに有し、前記変動抑制部材は、前記現像ロール側筐体と前記像保持体側筐体との間に挟まれるように配置されている請求項1記載の画像形成装置である。
請求項9に係る本発明は、前記現像ロールを囲む外装部材と、前記像保持体を囲む像保持体側筐体と、をさらに有し、前記変動抑制部材は、前記外装部材と前記像保持体側筐体との間に挟まれるように配置されている請求項1記載の画像形成装置である。
請求項10に係る本発明は、前記変動抑制部材は、前記像保持体及び前記現像ロールのいずれか一方が摺動する摺動部と、前記摺動部に装着された本体部と、を有する請求項1、2、3、6又は7記載の画像形成装置である。
請求項11に係る本発明は、前記摺動部は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタラート、ポリオキシメチレン樹脂、又はポリアセタール樹脂のいずれか1つを含む材料から構成されている請求項10記載の画像形成装置である。
請求項12に係る半発明は、前記本体部は、エーテル系ポリウレタン、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系マクロフォームのいずれか1つを含む材料から構成されている4、5、10又は11記載の画像形成装置である。
請求項13に係る本発明は、潜像が形成される像保持体に対向して設けられ、前記像保持体の潜像に対する現像を行う現像ロールと、前記像保持体と前記現像ロールとの間に介在され、前記現像ロールの端部よりも外側に設けられ、前記像保持体と前記現像ロールとが近づく方向に付勢する付勢部材と相まって、前記像保持体と前記現像ロールとの対向領域での前記現像ロール表面と前記像保持体表面との間の距離の変動を抑制する変動抑制部材と、を有する画像形成ユニットである。
請求項14に係る本発明は、前記付勢部材をさらに有する請求項13記載の画像形成ユニットである。
請求項1に係る本発明によれば、変動抑制部材を用いないものと比較して、現像ロールの径のふれに起因する濃度むらを少なくすることができる画像形成装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る発明の効果に加え、変動抑制部材の移動を防止することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る発明の効果に加え、変動抑制部材を配置する位置を具体化することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1乃至3いずれかに係る発明の効果に加え、第一摺動部を有しない場合と比較して像保持体の回転を滑らかにすることができ、第二摺動部を有しない場合と比較して現像ロールの回転を滑らかにすることができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項4に係る発明の効果に加えて、第一摺動部及び第二摺動部の材料を具体化することができる。
請求項6に係る本発明によれば、変動抑制部材が現像ロールの軸受よりも現像ロールの長手方向で見て内側に配置されている場合に比較して、変動抑制部材付近へのトナーの付着を抑制することができる。
請求項7に係る本発明によれば、変動抑制部材が現像ロールの回転軸を支持する現像ロール側筐体よりも現像ロールの長手方向で見て内側に配置されている場合に比較して、変動抑制部材付近へのトナーの付着を抑制することができる。
請求項8又は9に係る本発明によれば、変動抑制部材が現像ロールや像保持体など回転する部材の表面と接触する場合に比較して、摩擦による磨耗を抑制することができる。
請求項10に係る本発明によれば、請求項1、2、3、6又は7に係る発明の効果に加え、摺動部を有しない場合と比較して像保持体及び現像ロールのいずれか一方の回転を滑らかにすることができる。
請求項11に係る本発明によれば、請求項10に係る発明の効果に加え、摺動部の材料を具体化することができる。
請求項12に係る本発明によれば、請求項4、5、10又は11に係る発明の効果に加え、本体部の材料を具体化することができる。
請求項13に係る本発明によれば、変動抑制部材を用いないものと比較して、現像ロールの径のふれに起因する濃度むらを少なくすることができる画像形成装ユニットを提供することができる。
請求項14に係る本発明によれば、請求項13に係る発明の効果に加え、付勢部材が、例えば画像形成装置本体等の画像形成ユニット以外に設けられている場合と比較して、画像形成ユニットの着脱を簡単に行うことができる。
本発明の実施形態の画像形成装置を正面側から示す断面図である。 本発明の実施形態に用いた画像形成ユニットを正面側から示す断面図である。 本発明の実施形態に用いた画像形成ユニットを示す正面図である。 本発明の実施形態に用いた像保持体、現像装置、付勢部材及び変動抑制部材の関係を示す平面図である。 本発明の実施形態に用いた変動抑制部材を正面側から示す図である。 本発明の実態形態における作用を説明するための説明図である。 本発明の実施例の比較例と比較した場合のΔE低減効果を示すグラフである。 本発明の実施例の比較例と比較した場合の時間に対するDRSの変化を測定した結果を示すグラフである。 本発明の実施例の比較例と比較した場合の現像ロール回転数を変化させた場合のDRS振幅を測定した結果を示すグラフである。 本発明の第一変形例で用いた像保持体、現像装置、付勢部材及び変動抑制部材の関係を右側から示す一部断面図である。 本発明の第二変形例で用いた像保持体、現像装置、付勢部材及び変動抑制部材の関係を右側から示す一部断面図である。 本発明の第三変形例で用いた像保持体、現像装置、付勢部材及び変動抑制部材の関係を右側から示す一部断面図である。 本発明の第四変形例で用いた像保持体、現像装置、付勢部材及び変動抑制部材の関係を右側から示す一部断面図である。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像形成装置10の構成を示す図である。
画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有する。画像形成装置本体12の下部には用紙収容部14が設けられ、また、画像形成装置本体12の上部には、用紙排出部16が設けられている。用紙収容部14には、多数枚の用紙が収容されている。用紙収容部14から用紙排出部16までに用紙搬送路18が形成されている。
用紙収容部14の最上位に配置された用紙は、ピックアップロール20により送り出される。送り出された用紙は、レジストロール24により一時停止されて位置決め規制され、予め定められてタイミングで後述する二次転写ロール40へ向けて搬送される。
画像形成装置本体12の中央部には画像形成部22が設けられている。この画像形成部22は、例えば4つの画像形成ユニット26Y、26M、26C、26Kを有する。画像形成ユニット26Y、26M、26C、26Kは、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して設けられており、中間転写ベルト28に沿って一定の間隔を空けて配列されている。中間転写ベルト28は、例えば2つの支持ロール30、32に支持されていて、矢印A方向に回転する。
画像形成ユニット26Y、26M、26C、26Kは、画像形成装置本体12に対して着脱可能であり、例えば前側(図1における紙面の手前側)に引き出すようにして画像形成装置本体12から取り外すことができ、例えば後側(図1における紙面の奥側)に押し込むようにして画像形成装置本体12に装着することができる。
画像形成ユニット26Y、26M、26C、26Kは、それぞれが潜像の形成される像保持体である感光ドラム34Y、34M、34C、34Kと、現像装置36Y、36M、36C、36Kとを有する。感光ドラム34Y、34M、34C、34Kは、中間転写ベルト28を挟んで一次転写ロール38Y、38M、38C、38Kに対向している。この一次転写ロール38Y、38M、38C、38Kにより画像形成ユニット26Y、26M、26C、26Kで形成された現像剤像が中間転写ベルト28に一次転写される。
二次転写ロール40は、中間転写ベルト28を挟んで支持ロール32に対向している。この二次転写ロール40により、一次転写された現像剤像が用紙搬送路18を介して搬送された用紙に二次転写される。
現像剤が二次転写された用紙は、定着装置42に搬送される。定着装置42は、用紙に転写されたトナー像を、例えば熱と圧力とを用いて用紙に定着する装置であり、例えば加熱ロール44と加圧ロール46とを有する。この定着装置42により現像剤像が定着された用紙は、排出ロール48により用紙排出部16へ排出される。
また、画像形成装置10は、反転搬送路50を有する。この反転搬送路50は、一方の面に現像剤像が形成された用紙を反転させつつ、その用紙を用紙搬送路18におけるレジストロール24の上流側へと搬送するための搬送路である。反転搬送路50に沿って、例えば2つの搬送ロール52、52が配置されていて、排出ロール48から反転搬送路50へと送り出された用紙が、搬送ロール52、52によって用紙搬送路18へと搬送される。
UI装置54は、例えば画像形成装置本体12の上部に設けられている。このUI装置54は、例えば液晶表示装置とタッチパネル式の情報入力装置とが組み合わせて構成されており、操作者が画像形成するための設定情報を入力したり、操作者に対して情報を表示したりする。
また、画像形成装置10は、現像装置36Y、36M、36C、36Kに対応した数の現像剤収容体56を有する。この現像剤収容体56には現像剤(トナー)が収容されている。この現像剤収容体56は、例えば画像形成装置本体12の上部にあって画像形成装置本体12に取外し、取付け自在に装着されている。
現像剤搬送装置58は、現像剤収容体56に収容された各色の現像剤を対応する現像装置36Y、36M、36C、36Kに搬送する。この現像剤搬送装置58には、螺旋状に形成された搬送部材60が設けられ、この搬送部材60を回転することにより現像剤収容体56から各現像装置36Y、36M、36C、36Kへ現像剤が搬送される。
図2には、画像形成ユニットの一例としてイエロー用の画像形成ユニット26Yが示されている。なお、他の画像形成ユニット26M、26C、26Kの構成は同じであるため、その説明を省略する。
画像形成ユニット26Yは、前述した感光ドラム34Y及び現像装置36Yに加えて、感光ドラム34Yを帯電する帯電装置64Yと、帯電装置64Yによって帯電された感光ドラム34Yの表面に光を照射することで、感光ドラム34Yの表面に潜像を形成する潜像形成装置66Yと、一次転写ロール38Yによってトナー像が中間転写ベルト28へと転写された後に感光ドラム34Yに残留したトナー等を除去し、感光ドラム34Yを清掃する清掃装置68Yとを有する。
現像装置36Yは、トナーとキャリアとを用いて現像する二成分現像装置である。この現像装置36Yは、現像ロール84と現像ロール側筐体70とを有する。この現像ロール側筐体70は、現像ロール84を囲む筐体として用いられていて、上部部材70aと下部部材70bとが接合されて構成されている。また、この現像ロール側筐体70の下部には現像剤循環路72が形成されている。
この現像剤循環路72には、第一の現像剤搬送部材74と第二の現像剤搬送部材76とが配置されている。第一の現像剤搬送部材74と第二の現像剤搬送部材76とは、それぞれ回転軸78と、この回転軸78周囲に形成された螺旋状の撹拌搬送部80とから構成されている。また、第一の現像剤搬送部材74と第二の現像剤搬送部材76とは、中央長手方向に形成された隔壁部82により隔てられている。隔壁部82の長手方向両側には開口部(図示せず)が形成されている。この開口部を介して現像剤が現像剤循環路72を循環するようになっている。
また、現像ロール側筐体70には、現像剤循環路72に接続された現像剤供給口(図示せず)が形成されている。この現像剤供給口からは、前述した現像剤収容体56から現像剤搬送装置58を介して新しいトナーが供給される。
現像ロール84は、金属製の中空の円筒からなり、前述した感光ドラム34Yとの間に変動抑制部材88を介して対抗配置されていて、感光ドラム34Yの潜像に対する現像を行う。
変動抑制部材88は、感光ドラム34Yと現像ロール84との間に介在している。なお、変動抑制部材88の詳細は後述する。
また感光ドラム34Yに対向する現像領域の上流側には、層厚規制部材86が設けられている。この層厚規制部材86は、現像ロール84上に形成された磁気ブラシの層厚を規制する。そして、この層厚規制部材86により層厚が規制された現像剤が現像領域へ供給され、感光ドラム34Y上にトナー像が形成されるようになっている。
図3は、画像形成ユニット26Yを示す正面図である。
画像形成ユニット26Yは、先述の各部材に加えて、感光ドラム側筐体92をさらに有する。また、前述した感光ドラム34Yは、ドラム回転軸90を有し、このドラム回転軸90を介して、感光ドラム側筐体92に回転自在に支持されている。また、前述した現像ロール84は、ロール回転軸94を有し、このロール回転軸94を介して現像ロール側筐体70の上部部材70aに回転自在に支持されている。
感光ドラム側筐体92は、感光ドラム34Yを囲む筐体として用いられているとともに、感光ドラム34Yを囲む像保持体側筐体として用いられている。
また、現像ロール側筐体70と感光ドラム側筐体92とは、支持軸96を介して回転自在に支持されている。支持軸96は、現像ロール側筐体70と感光ドラム側筐体92との一方に片寄って設けられている。例えば圧縮コイルばねである付勢部材98は、現像ロール側筐体70と感光ドラム側筐体92との他方側で軸方向両側に設けられ、現像ロール側筐体70と感光ドラム側筐体92とを引き付ける方向に付勢する。即ち、付勢部材98は、前述した感光ドラム34Yと現像ロール84とが近づく方向に付勢している。
以上で説明をしたように、この実施形態においては、付勢部材98は、画像形成ユニット26Yが有し、画像形成ユニット26Yに設けられている。このため、付勢部材98が、例えば画像形成装置本体12等の画像形成ユニット26Y以外の位置に設けられている場合と比較して、画像形成ユニット26Yを画像形成装置本体12に対して着脱する操作が簡単である。
次に変動抑制部材88について詳細に説明する。
図4において、変動抑制部材88は、感光ドラム34Yと現像ロール84との端部両側に設けられている。現像ロール84の両端部は、磁石が配置されていない非現像部であり、変動抑制部材88は、この非現像部に配置されている。この変動抑制部材88の内側は、磁石が設けられた現像部(ニップ部)であり、この現像部に現像剤の磁気ブラシが形成され、トナーにより感光ドラムの潜像が現像されるようになっている。
変動抑制部材88は、図5にも示すように、感光ドラム34Yと現像ロール84との間に挟まれるように配置されていて、細長く帯状に形成されている。また、変動抑制部材88は、シートから成り、感光ドラム34Yが摺動する第一摺動部100aと、シートからなり、現像ロール84が摺動する第二摺動部100bと、第一摺動部100aと第二摺動部100bとの間に挟まれるように配置された本体部102とを有する。第一摺動部100aと第二摺動部100bとは、本体部102より面積がやや大きい。本体部102は、一端部に第一摺動部100aが装着されていて、他端部に第二摺動部100bが装着されている。
この実施形態では、変動抑制部材88は、第一摺動部100aと第二摺動部100bとの2つの摺動部を有するものの、第一摺動部100aと第二摺動部100bとのいずれか一方を有するように変動抑制部材88を構成してもよい。
変動抑制部材88は、図2に示すように、該変動抑制部材88の感光ドラム34Y又は現像ロール84の回転方向における両端が現像ロール側筐体70に固定されている。なお、変動抑制部材88は、現像ロール側筐体70に限らず、感光ドラム側筐体92に固定しても良いし、或は現像ロール側筐体70と感光ドラム側筐体92とにより挟むようにして固定しても良い。また、変動抑制部材88は、両端が固定されていなくとも、感光ドラム34Y又は現像ロール84の回転方向上流側のみを固定するようにしても良い。
なお、前述した付勢部材98は、感光ドラム34Yと現像ロール84とを互いに引き付ける方向に付勢しているが、図4の矢印Aで示すように、現像ロール84側から感光ドラム34Y側に押圧可能に圧縮状態で配置するようにしても良い。
また、図4に示すように、付勢部材98は、現像ロール84の端部より外側の領域Bに配置されている。この理由は、例えば現像ロール84の感光ドラム34Yとの対向している面とは反対側の面から付勢部材により現像ロール84に押圧力を与えようとすると、当該反対側の面のふれが感光ドラム34Yと現像ロール84との間のニップ領域でのふれに影響を与えてしまうおそれがあり、このような影響を避けるためである。
第一摺動部100aと、第二摺動部100bとは、摩擦抵抗が低い材料からなる。例えばポリイミド、ポリエチレンテレフタラート、ポリオキシメチレン樹脂、又はポリアセタール樹脂のいずれか1つを少なくとも含む材料等である。また、本体部102は、粘弾性を持つ材料からなる。例えばエーテル系ポリウレタン、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系マクロフォームのいずれか1つを少なくとも含む材料等である。
本体部102は、図5に示すように、現像部においては、感光ドラム34Y及び現像ロール84に圧縮された状態で挟まれており、圧縮率を変化させるように変形する。
次に変動抑制部材88の作用について説明する。
図6に示すように、現像ロール84は、点線で示す真円から外れたふれを持っている。例えば図6(a)の場合は、ニップ幅内空間において、感光ドラム34Yと現像ロール84と間の距離(以下、DRSと称する。)が徐々に広がる、ふれの山である。図6(b)の場合は、DRSが徐々に縮まる、ふれの谷である。
また、変動抑制部材88は、弾性要素88aと粘性要素88bとの組み合わせと考えられる。
ここで、図6(a)に示すように、ふれの谷の場合は、DRSが徐々に広がるので、ニップ幅内の磁気ブラシは徐々に疎となる。磁気ブラシが徐々に疎となると、磁気ブラシが感光ドラム34Yを押す力が徐々に弱くなる。また、変動抑制部材の圧縮率が小さくなる為、反発力が小さくなる。付勢部材98のDRSを縮める方向の力Fにより感光ドラム34Yを現像ロール84側に引き寄せ、変動抑制部材88の反発力と磁気ブラシ(MOS)の弾性力とが抵抗となって付勢部材98の付勢力と釣り合うDRS(d0)となるように調整される。
一方、図6(b)に示すように、ふれの山の場合は、DRSが徐々に縮まるので、ニップ幅内の磁気ブラシは徐々に密となる。磁気ブラシが徐々に密となると、磁気ブラシが感光ドラム34Yを押す力が徐々に強くなる。また、変動抑制部材の圧縮率が大きくなる為、反発力が大きくなる。付勢部材98のDRSを伸ばす方向の力Fにより感光ドラム34Yを現像ロール84から引き離すが、変動抑制部材88の反発力と磁気ブラシ(MOS)の弾性力とが抵抗となって付勢部材98の付勢力と釣り合うDRS(d0)となるように調整される。
このように、変動抑制部材88は、感光ドラム34Yと現像ロール84との間に介在され、付勢部材98と相まって、感光ドラム34Yと現像ロール84との対向領域でのDRSの変動を抑制するものである。
次に実施例について説明する。
実施例に用いた画像形成装置は、次の仕様のものである。
・プリント速度:35ppm
・プロセススピード:216mm/s
・感光ドラム径:φ24
・現像ロール径:φ16
・感光ドラムを画像形成装置本体に固定、現像器重量:225g
・現像ロールのふれ最大値:26μm
・付勢部材の弾性係数:1600N/mm
・変動抑制部材本体部の面積:5mm×10mm
・変動抑制部材本体部の厚さ:0.5mm(自由形状時、挿入時には圧縮される)
・変動抑制部材の摺動部材料:ポリイミド
・変動部材の摺動部厚さ:50mm
以上の仕様において、変動抑制部材本体部の材料をPET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)、ポリウレタン樹脂、PORON(ウレタン樹脂)、ポリイミド樹脂、ソルボセインに替えてΔEを測定した。
ここで、ΔE(色差)とは、色空間における現像性変動幅の定量値であり、具体的には、用紙に印刷した場合の副走査方向の濃度むらである。
図7は、本発明に係る変動抑制部材を用いずに、トラッキングロールを用いた場合に対する現像ロール周期のΔE低減効果を示す。
10%以上の低減効果があるポリウレタン樹脂、PORON(ウレタン樹脂)、ポリイミド樹脂が好ましく、さらに67%とソルボセインが最もΔE低減効果があった。
また、図8は、時間に対するDRSの変化測定した結果を示す。実施例の場合は、トラッキングロールを用いた場合よりもDRS振幅を小さくすることができる。
また、図9は、現像ロール回転数を変化させた場合のDRS振幅(ピークtoピーク)を測定した結果を示す。実施例の場合は、変動抑制部材の粘性要素によってトラッキングロールを用いた場合よりもDRS振幅を小さくすることができる。この実施例においては、現像ロールの回転数が400rpm付近であり、この回転数領域で特にDRS振幅が小さくなっている。DRSを設定している機械要素で決まる固有振動数近傍の現像ロール回転数で振幅の極大・極小点を有する場合があるが、変動抑制部材の弾性要素によってこれをシフトさせることができる。
これらの効果によって、現像ロールのプリント速度でDRS振幅が小さくなるよう変動抑制部材の仕様を選定することができる。
次に、本発明の第一変形例について説明をする。
図10は、本発明の第一変形例で用いた感光ドラム34Y、現像装置36Y、付勢部材98、変動抑制部材88等を右側から示す一部断面図である。
先述の実施形態においては、変動抑制部材88は、感光ドラム34Yと現像ロール84との間の挟まれるように配置されていた(図4を参照)。これに対して、この第一変形例では、画像形成装置10は、現像ロール84を回転可能に支持する軸受110を有し、変動抑制部材88は、感光ドラム34Yと軸受110との間に挟まれるように配置されている。すなわち、変動抑制部材88は、先述の実施形態よりも、現像ロール84における現像領域(磁石が設けられた現像部)から遠ざかった位置に配置される。
軸受110は、現像ロール84の長手方向における両端部側にそれぞれ1つが設けられていて、それぞれの軸受110の外周面が現像ロール側筐体70に対して固定されていて、それぞれの軸受の摺動面からある内周面が、現像ロール84のロール回転軸94を回転可能に支持している。軸受110として、内周面が摺動面からなる軸受(すべり軸受)を用いることに替えて、ボール軸受(玉軸受)を用いてもよい。
変動抑制部材88は、本体部102の一端部が軸受110に固定されていて、本体部102の他端部に第一摺動部100aが装着されていて、第一摺動部100aが感光ドラム34Yに対して接触するようになっている。
また、先述の実施形態においては、付勢部材98は、一端部が現像ロール側筐体70に装着されていて、他端部が感光ドラム側筐体92に装着されていて、現像ロール側筐体70に装着された現像ロール84と、感光ドラム側筐体92に装着さえた感光ドラム34Yとが近づくように付勢をしていた。
これに対して、この第一の変形例では、付勢部材98は、一端部が現像ロール側筐体70に装着されていて、他端部が画像形成装置本体12に接触し、現像ロール側筐体70を感光ドラム34Y側に付勢するようにして、現像ロール84と感光ドラム34Yとが近づくように付勢をしている。付勢部材98の一端部が現像ロール側筐体70に装着され、付勢部材98の他端部が画像形成装置本体12に接触するように構成することに替えて、付勢部材98の他端部が画像形成装置本体12に装着され、付勢部材98の一端部が現像ロール側筐体70に接触するように構成してもよい。
第一変形例の構成は、以上で説明をした構成を除き先述の実施形態と同じであるため、先述の実施形態と同じ部分の説明を省略する。
次に、本発明の第二変形例について説明をする。
図11は、本発明の第二変形例で用いた感光ドラム34Y、現像装置36Y、付勢部材98、変動抑制部材88等を右側から示す一部断面図である。
先述の実施形態においては、変動抑制部材88は、感光ドラム34Yと現像ロール84との間の挟まれるように配置されていた(図4を参照)。これに対して、この第二変形例では、変動抑制部材88は、感光ドラム34Yと現像ロール側筐体70との間に挟まれるように配置されている。第二変形例においても、変動抑制部材88は、先述の実施形態よりも、現像ロール84における現像領域(磁石が設けられた現像部)から遠ざかった位置に配置される。
変動抑制部材88は、本体部102の一端部が現像ロール側筐体70に固定されていて、本体部102の他端部に第一摺動部100aが装着されていて、第一摺動部100aが感光ドラム34Yに対して接触するようになっている。
また、この第二変形例では、付勢部材98は、一端部が現像ロール側筐体70に装着されていて、他端部が画像形成装置本体12に接触し、現像ロール側筐体70を感光ドラム34Y側に付勢するようにして、現像ロール84と感光ドラム34Yとが近づくように付勢をしている。付勢部材98の一端部が現像ロール側筐体70に装着され、付勢部材98の他端部が画像形成装置本体12に接触するように構成することに替えて、付勢部材98の他端部が画像形成装置本体12に装着され、付勢部材98の一端部が現像ロール側筐体70に接触するように構成してもよい。
また、この第二変形例においては、画像形成装置10は、例えば第一変形例と同様に構成された軸受110を有し、軸受110で現像ロール84を回転可能に支持している。また、軸受110は、現像ロール側筐体70に対して固定されている。
第二変形例の構成は、以上で説明をした構成を除き先述の実施形態と同じであるため、先述の実施形態と同じ部分の説明を省略する。
次に、本発明の第三変形例について説明をする。
図12は、本発明の第三変形例で用いた感光ドラム34Y、現像装置36Y、付勢部材98、変動抑制部材88等を右側から示す一部断面図である。
先述の実施形態においては、変動抑制部材88は、感光ドラム34Yと現像ロール84との間の挟まれるように配置されていた(図4を参照)。これに対して、この第三変形例では、変動抑制部材88は、現像ロール側筐体70と感光ドラム側筐体92との間に挟まれるように配置されている。すなわち、第三変形例では、変動抑制部材88は、固定して配置された部材(筐体)の間に挟まれ、現像ロールや感光体ドラムといった回転する部材と摺動することはない。
変動抑制部材88は、本体部102のみからなり、本体部102の一端部が現像ロール側筐体70に固定されていて、本体部102の他端部が感光ドラム側筐体92に対して接触するようになっている。
また、この第三変形例では、付勢部材98は、一端部が現像ロール側筐体70に装着されていて、他端部が画像形成装置本体12に接触していて、現像ロール側筐体70を感光ドラム34Y側に付勢するようにして、現像ロール84が感光ドラム34Yに近づくように付勢をしている。付勢部材98の一端部が現像ロール側筐体70に装着され、付勢部材98の他端部が画像形成装置本体12に接触するように構成することに替えて、付勢部材98の他端部が画像形成装置本体12に装着され、付勢部材98の一端部が現像ロール側筐体70に接触するように構成してもよい。
また、この第三変形例においては、画像形成装置10は、例えば第一変形例と同様に構成された軸受110を有し、軸受110で現像ロール84を回転可能に支持している。また、軸受110は、現像ロール側筐体70に対して固定されている。
第三変形例の構成は、以上で説明をした構成を除き先述の実施形態と同じであるため、先述の実施形態と同じ部分の説明を省略する。
次に、本発明の第四変形例について説明をする。
図13は、本発明の第四変形例で用いた感光ドラム34Y、現像装置36Y、付勢部材98、変動抑制部材88等を右側から示す一部断面図である。
図13に示すように、この第四変形例は、現像ロール側筐体70よりも外側に位置し、現像ロール84や現像ロール側筐体70等を覆う外装部材120を有し、変動抑制部材88は、外装部材120と感光ドラム側筐体92との間に挟まれるように配置されている。第四変形例でも、第三変形例と同様、変動抑制部材88は、固定して配置された部材の間に挟まれ、現像ロールや感光体ドラムといった回転する部材と摺動することはない。
変動抑制部材88は、本体部102のみからなり、本体部102の一端部が外装部材120に固定されていて、本体部102の他端部が感光ドラム側筐体92に対して接触するようになっている。
また、この第四変形例では、付勢部材98は、一端部が現像ロール側筐体70に装着されていて、他端部が画像形成装置本体12に接触し、現像ロール側筐体70、外装部材120、現像ロール84等を一体として感光ドラム34Y側に付勢するようにして、現像ロール84が感光ドラム34Yに近づくように付勢をしている。付勢部材98の一端部が現像ロール側筐体70に装着され、付勢部材98の他端部が画像形成装置本体12に接触するように構成することに替えて、付勢部材98の他端部が画像形成装置本体12に装着され、付勢部材98の一端部が現像ロール側筐体70に接触するように構成してもよい。
また、この第四変形例においては、画像形成装置10は、例えば第一変形例と同様に構成された軸受110を有し、軸受110で現像ロール84を回転可能に支持している。また、軸受110は、現像ロール側筐体70に対して固定されている。
第四変形例の構成は、以上で説明をした構成を除き先述の実施形態と同じであるため、先述の実施形態と同じ部分の説明を省略する。
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
22 画像形成部
26Y、26M、26C、26K 画像形成ユニット
28 中間転写ベルト
34Y、34M、34C、34K 感光ドラム
36Y、36M、36C、36K 現像装置
70 現像ロール側筐体
84 現像ロール
88 変動抑制部材
92 感光ドラム側筐体
98 付勢部材
100a 第一摺動部
100b 第二摺動部
102 本体部
110 軸受
120 外装部材

Claims (14)

  1. 潜像が形成される像保持体と、
    前記像保持体に対向して設けられ、トナーとキャリアとから形成された磁気ブラシが前記像保持体に接触して前記像保持体の潜像に対する現像を行う現像ロールと、
    前記現像ロールの端部よりも外側に設けられ、前記像保持体と前記現像ロールとが近づく方向に付勢する付勢部材と、
    前記像保持体と前記現像ロールとの間に介在され、前記付勢部材と相まって、前記像保持体と前記現像ロールとの対向領域での前記現像ロール表面と前記像保持体表面との間の距離の変動を抑制する変動抑制部材と、を有し、
    前記変動抑制部材は、弾性要素と粘弾性要素を有し、前記付勢部材により常に圧縮された状態で挟まれている
    画像形成装置。
  2. 前記像保持体及び前記現像ロールの少なくも一方を囲む筐体をさらに有し、
    前記変動抑制部材の少なくとも一端が前記筐体に固定されている請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記変動抑制部材は、前記像保持体と前記現像ロールとの間に挟まれるように配置されている請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記変動抑制部材は、
    前記像保持体が摺動する第一摺動部と、
    前記現像ロールが摺動する第二摺動部と、
    前記第一摺動部と前記第二摺動部との間に配置された本体部と、
    を有する請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
  5. 前記第一摺動部及び前記第二摺動部は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタラート、ポリオキシメチレン樹脂、又はポリアセタール樹脂のいずれか1つを含む材料から構成されている請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記現像ロールを回転可能に支持する軸受をさらに有し、
    前記変動抑制部材は、前記像保持体と前記軸受との間に挟まれるように配置されている請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記現像ロールを囲み且つ前記現像ロールの回転軸の端部を支持する現像ロール側筐体をさらに有し、
    前記変動抑制部材は、前記像保持体と前記現像ロール側筐体との間に挟まれるように配置されている請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記現像ロールを囲む現像ロール側筐体と、
    前記像保持体を囲む像保持体側筐体と、
    をさらに有し、
    前記変動抑制部材は、前記現像ロール側筐体と前記像保持体側筐体との間に挟まれるように配置されている請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記現像ロールを囲む外装部材と、
    前記像保持体を囲む像保持体側筐体と、
    前記現像ロール側筐体をさらに囲む外装部材と、
    をさらに有し、
    前記変動抑制部材は、前記外装部材と前記像保持体側筐体との間に挟まれるように配置されている請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記変動抑制部材は、
    前記像保持体及び前記現像ロールのいずれか一方が摺動する摺動部と、
    前記摺動部に装着された本体部と、
    を有する請求項1、2、3、6又は7記載の画像形成装置。
  11. 前記摺動部は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタラート、ポリオキシメチレン樹脂、又はポリアセタール樹脂のいずれか1つを含む材料から構成されている請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記本体部は、エーテル系ポリウレタン、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系マクロフォームのいずれか1つを含む材料から構成されている請求項4、5、10又は11記載の画像形成装置。
  13. 潜像が形成される像保持体に対向して設けられ、トナーとキャリアとから形成された磁気ブラシが前記像保持体に接触して前記像保持体の潜像に対する現像を行う現像ロールと、
    前記像保持体と前記現像ロールとの間に介在され、前記現像ロールの端部よりも外側に設けられ、前記像保持体と前記現像ロールとが近づく方向に付勢する付勢部材と相まって、前記像保持体と前記現像ロールとの対向領域での前記現像ロール表面と前記像保持体表面との間の距離の変動を抑制する変動抑制部材と、を有し、
    前記変動抑制部材は、弾性要素と粘弾性要素を有し、前記付勢部材により常に圧縮された状態で挟まれている
    画像形成ユニット。
  14. 前記付勢部材をさらに有する請求項13記載の画像形成ユニット。
JP2016210200A 2016-04-20 2016-10-27 画像形成装置及び画像形成ユニット Active JP6969084B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/483,053 US10359734B2 (en) 2016-04-20 2017-04-10 Image forming apparatus and image forming unit

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016084468 2016-04-20
JP2016084468 2016-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017198964A JP2017198964A (ja) 2017-11-02
JP6969084B2 true JP6969084B2 (ja) 2021-11-24

Family

ID=60269999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016210200A Active JP6969084B2 (ja) 2016-04-20 2016-10-27 画像形成装置及び画像形成ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6969084B2 (ja)

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63202773A (ja) * 1987-02-19 1988-08-22 Minolta Camera Co Ltd 間隔規制部材
JPS63208883A (ja) * 1987-02-25 1988-08-30 Canon Inc 画像担持体ユニツト
JPH04240873A (ja) * 1991-01-25 1992-08-28 Tokyo Electric Co Ltd 電子写真装置の現像ギャップ設定装置
JPH08292703A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH10213967A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Fuji Xerox Co Ltd 間隙保持部材及びこれを用いた画像形成装置
JP2000118021A (ja) * 1998-10-14 2000-04-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4261792B2 (ja) * 2001-11-20 2009-04-30 株式会社沖データ 電子写真プロセスカートリッジ
KR100584617B1 (ko) * 2005-01-20 2006-05-30 삼성전자주식회사 현상카트리지 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
JP4040636B2 (ja) * 2005-03-24 2008-01-30 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2007121200A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Omron Corp 粘弾性特性測定装置
JP2008268614A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
WO2009085693A1 (en) * 2007-12-21 2009-07-09 3M Innovative Properties Company Viscoelastic phononic crystal
JP2010266789A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Canon Inc 像振れ補正装置および撮像装置
JP5615000B2 (ja) * 2010-02-25 2014-10-29 キヤノン株式会社 現像装置
JP2014102471A (ja) * 2012-11-22 2014-06-05 Ricoh Co Ltd トナー像形成装置、及び画像形成装置
JP6308836B2 (ja) * 2013-04-23 2018-04-11 キヤノン株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017198964A (ja) 2017-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2778792B1 (en) Developing device and image forming apparatus having the same
JP6388197B2 (ja) 駆動伝達装置および画像形成装置
JP2017191182A (ja) 粉体補給装置及び画像形成装置
JP2017062516A (ja) シール取付構造及び画像形成装置
JP2006301604A (ja) トナー搬送装置、現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6969084B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成ユニット
JP6659177B2 (ja) 現像装置、現像剤容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US8913925B2 (en) Developer conveying device including a plurality of planar portions and a developing device and image forming apparatus provided with same
JP6942949B2 (ja) 画像形成装置、現像装置及び現像ロール支持装置
US10261443B2 (en) Developer container, developing apparatus, process cartridge and image forming apparatus
JP6611022B2 (ja) 駆動伝達装置および画像形成装置
JP6942948B2 (ja) 画像形成装置、現像装置及び軸受
JP6859643B2 (ja) 画像形成装置、現像装置及び軸受
JP6859644B2 (ja) 画像形成装置、現像装置及び現像ロール支持装置
US10656556B2 (en) Developing device having conveying member for stably conveying developer, developer container, process cartridge, and image forming apparatus
JP6984305B2 (ja) 画像形成装置、現像装置及び規制部材
US10359734B2 (en) Image forming apparatus and image forming unit
JP7416274B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP5439394B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2018180402A (ja) 画像形成装置
JP6635068B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2017116597A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP3889387B2 (ja) 現像装置
JP2011197397A (ja) 画像形成ユニットおよび画像形成装置
JP2014006276A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201019

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20201102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6969084

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150