JP2014006276A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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浩大 林
Masao Uyama
雅夫 宇山
Daisuke Baba
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誠 ▲徳▼留
Makoto Tokutome
Yorihito Naito
順仁 内藤
Yuichiro Hirata
祐一郎 平田
Keisuke Mochizuki
桂介 望月
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Abstract

【課題】現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置の小型化、ならびに薄型化
【解決手段】回転可能に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体6と、現像剤を収容する現像剤収容部を形成する現像容器14と、現像容器14に設けられ、現像剤担持体6に担持される現像剤を規制する現像剤規制部16と、現像剤担持体6を、現像剤規制部16に対して接離可能に支持する、移動可能な支持手段と18L・18R、現像剤担持体を現像剤規制部に加圧するための、磁力を用いた加圧手段15・22と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関するものである。
ここで、画像形成装置は、記録媒体に画像を形成するもので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子写真ファクシミリ装置等が含まれる。
また、現像装置は像担持体に形成された静電潜像(静電像、潜像)を現像剤で現像するものを言う。像担持体は電子写真画像形成方式における電子写真感光体、静電記録画像形成方式における静電記録誘電体などが挙げられる。プロセスカートリッジは、少なくとも像担持体と現像装置とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置の装置本体に着脱可能であるものをいう。
例えば、複写機やレーザービームプリンターなどの電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」と呼ぶ)は、画像データに対応した光を像担持体としての電子写真感光体(以下、「感光体」と呼ぶ)に照射して静電潜像を形成する。そして、この静電潜像に対して、現像装置から現像剤であるトナーを供給して、トナー像として顕像化する。このトナー像は、転写装置によって感光体から記録紙などの記録媒体へ転写する。このトナー像を、定着装置で記録媒体上に定着することで記録画像が形成される。
乾式一成分現像法を用いる現像装置に関しては、種々の装置が提案されている。一例を挙げれば、次のようなものがある。即ち、現像装置には、一成分現像剤であるトナーが現像容器に収容されている。その現像容器に回転自在に固定された現像剤担持体としての現像ローラ上にトナーを担持し、現像剤規制部材によって均一な層厚のトナー層を形成する。
トナー層を担持した現像ローラを感光体に近接又は接触させ、現像ローラに、例えば交流成分と直流成分からなる現像バイアス電圧を印加することで、感光体上の静電潜像と現像ローラとの間に電位差を発生させる。これにより、トナーを静電潜像に移動させて現像を行う。
現像ローラ上に形成されるトナー層の層厚を規制する方式には、特許文献1に示すような、片持ち梁方式と呼ばれる方式がある。この方式は、現像剤規制部材として弾性を有する規制ブレードを用い、この規制ブレードが撓んだ状態で現像剤担持体と当接するように現像容器に固定する。規制ブレードが撓むことで生じる圧力を現像剤を規制する規制圧として用いるため、現像剤担持体や現像剤規制部材の取り付け位置がばらついても、安定して所望の規制圧が得られる。
また、特許文献2に示すように、現像剤規制部材として剛体を用い、現像剤規制部材と現像容器の間にバネ部材を設ける方式がある。バネ部材によって、上方から現像剤規制部材を現像剤担持体に加圧する。バネ部材の付勢圧を現像剤の規制圧として用いているため、現像剤担持体や規制部材の取り付け位置がばらついても、安定して所望の規制圧が得られる。
特開平5−142933号公報 特開平9−211966号公報
昨今、画像形成装置においては、高画質化だけではなく、装置の小型化、特に薄型化が求められている。
しかし、特許文献1の構成では、弾性部材である規制ブレードを撓ませることにより現像剤の規制圧を得ている。そのため、図23の(a)に示すように、規制ブレード23を現像容器22に固定する固定部と、現像剤担持体24上にある現像剤の規制位置25と間に規制ブレード23を撓ませるためのスペースS1が必要になる。
特許文献2の構成においては、(b)に示すように現像剤担持体24の上方で、現像容器26と現像剤規制位置27との間に剛体の現像剤規制部材28とバネ部材29を収容するスペースS2が必要になる。
そこで、本発明は現像剤の規制圧および、規制位置を保ちつつ、より小型化、薄型化した現像装置を提供することを目的とする。また、この現像装置を備えたプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る現像装置の代表的な構成は、像担持体に形成された潜像を現像剤により現像する現像装置であって、前記現像剤を収容する現像容器と、第1の磁性部材を有し表面に前記現像剤を担持して前記潜像を現像する現像域に搬送する回転可能な現像剤担持体と、前記現像剤担持体に担持されて前記現像域に搬送される前記現像剤の量を規制する現像剤規制部と、前記現像剤担持体を前記現像容器に対して変位可能に支持する支持手段と、前記第1の磁性部材との間で引き合う磁力により前記現像剤担持体を前記現像剤規制部に対して引き寄せる方向に変位させて加圧当接させる第2の磁性部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤担持体に担持される現像剤を安定して規制しつつ、より小型化、薄型化した現像装置を提供することができる。また、この現像装置を用いてより小型化したプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することができる。
図2における感光ドラムと現像装置の部分の拡大図である。 実施例1における画像形成装置の概略構成模式図である。 実施例1における現像装置の外観斜視図である。 同現像装置の正面図である。 同現像装置の平面図である。 図5において現像容器の天井板を省いた状態の現像装置の平面図である。 図5における(7)−(7)線矢視の断面図である。 図5における(8)−(8)線矢視の断面図である。 (a)は現像装置の現像スリーブとマグネットローラのアセンブリの一部切り欠き斜視図、(b)は(a)の部分的な拡大図である。 (a)は現像装置の右側の軸受け機構とスリーブ駆動ギアとの部分斜視図、(b)は軸受け機構の平面図である。 現像剤規制部を現像容器に固定された不動部材とした構成例の模式図である。 実施例2における現像装置の長手中央部における横断左側面模式図である。 同現像装置の右側の軸受け機構を見せた横断左側面模式図である。 第2の磁性部材を現像剤規制部よりも現像スリーブ回転方向上流側と下流側との2箇所部に配設した構成の現像装置の模式図である。 現像剤規制部を現像容器に固定された不動部材とした構成例の模式図である。 実施例3の現像装置の縦断正面模式図である。 同現像装置の右側の軸受け機構を見た横断左側面模式図である。 実施例4の現像装置の縦断正面模式図である。 同現像装置の右側の軸受け機構を見た横断左側面模式図である。 当接圧とトナーコート量の関係を示したグラフ図である。 磁束密度と当接圧の関係を示したグラフ図である。 (a)は磁束密度と当接圧の関係を示したグラフ図、(b)は距離と磁束密度の (a)および(b)はそれぞれ従来例の現像装置の概略構成模式図である。
〔実施例1〕
(1)画像形成装置例の概略説明
本実施例における画像形成装置の概略構成模式図を図2に示す。本実施例における画像形成装置Mは、パソコンなどの外部ホスト装置Dから制御回路部Cに入力する電気的画像情報(画像データ)に対応した画像を、電子写真プロセスを用いて紙などの記録媒体9に形成するモノクロレーザービームプリンターである。
画像形成装置Mの装置本体(装置筐体)M1の内部のほぼ中央部には、像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)1が配設されている。本実施例において感光ドラム1はアルミニウム等の導電性ドラム基体の外周面にOPC(有機光半導体)感光層を形成したφ24mmのものである。感光ドラム1は矢印R1の時計方向に所定のプロセススピード(周速度)、本実施例においては200mm/sをもって回転駆動される。
上述の感光ドラム1の表面(周面)は、帯電手段としての帯電ローラ2により所定の極性・電位に均一(一様)に帯電処理される。帯電後の感光ドラム1の表面は露光手段としてのレーザービームスキャナ3から出力されたレーザービームLによって走査露光される。レーザービームLは外部ホスト装置Dから制御回路部Cに入力した画像情報に対応して変調されており、感光ドラム1の表面には走査露光パターンに対応した静電潜像(潜像)が形成される。
静電潜像は現像手段としての現像装置4によって現像される。現像装置4は感光ドラム1に形成された潜像を現像剤によって現像する装置である。本実施例の現像装置4は、現像剤として一成分磁性トナー(磁性の現像剤:以下、トナーと記す)5aを用いた非接触型の乾式一成分現像装置である。感光ドラム1に形成された潜像にトナー5aが付着してトナー像として現像される。この現像装置4については次の(2)項で詳述する。
装置本体M1内の下部には、記録媒体9を積載して収容させた引き出し式の給紙カセット31が配設されている。給紙カセット31内の記録媒体9は所定の制御タイミングで回転駆動される給紙ローラ32により一枚分離給送される。そして、その記録媒体9はレジストローラ対33を含む搬送路34を通って感光ドラム1と転写手段としての転写ローラ10との当接部である転写ニップ部Nに所定の制御タイミングで導入される。レジストローラ対33は記録媒体9の斜行を矯正すると共に、感光ドラム1上に書き込まれたトナー像と同期をとるように記録媒体9を転写ニップ部Nに導入する。
転写ニップ部Nに導入されて挟持搬送される記録媒体9には感光ドラム1側のトナー像が順次に転写される。記録媒体9が転写ニップ部Nを挟持搬送される間、転写ローラ10には転写バイアス印加電源(不図示)から転写用の転写バイアス(トナーの帯電極性とは逆極性で所定電位のバイアス)が印加される。これにより、感光ドラム1側のトナー像が記録媒体9に静電的に転写される。
トナー像の転写を受けて転写ニップ部Nを出た記録媒体9は感光ドラム1の表面から分離されて搬送路35を通って定着手段としての定着器11に導入される。記録媒体9はこの定着器11で加熱・加圧されてトナー像が固着像として定着される。定着器11を出た記録媒体9は搬送路36、排出ローラ対37、排出口38を通って装置上面の排出トレイ39に画像形成物として排出される。給紙カセット31から排出トレイ39に至る記録媒体搬送経路が記録媒体を搬送する搬送手段である。
記録媒体分離後の感光ドラム1は記録媒体9に転写されないで表面に残ったトナーがクリーニング手段としてのクリーニング器12によって除去されて清掃されて繰り返して画像形成に供される。本実施例においてクリーニング器12はクリーニング部材として弾性ブレード12aを用いたブレードクリーニング器であり、感光ドラム表面の転写残トナーやその他の付着物はブレード12aにより掻き落とされてクリーニング容器12b内に収容される。
本実施例の画像形成装置Mにおいては、感光ドラム1、帯電ローラ2、現像装置4、クリーニング器12の4つのプロセス機器を一括して装置本体M1の内部の所定の装着部に対して着脱可能なプロセスカートリッジ(プロセスユニット)13として構成している。即ち、上記の4つのプロセス機器1、2、4、12をカートリッジ枠体13aに対して所定に組み込んで一括して装置本体M1内の装着部に対して着脱可能なカートリッジ13としてある。
カートリッジ13は装置本体M1内の装着部に所定に装着されている状態において、カートリッジ13側の駆動入力部(不図示)と装置本体M1側の駆動出力部(不図示)とが結合する。これにより、装置本体M1側からカートリッジ13側への駆動力入力が可能となり、感光ドラム1や現像装置4の駆動が可能になる。また、カートリッジ13側の電気入力部(不図示)と装置本体M1側の電気出力部(不図示)とが結合する。これにより、装置本体M1側からカートリッジ13側へのバイアス入力が可能となり、帯電ローラ2や現像装置4への所定のバイアス印加が可能になる。
(2)現像装置4
以下の説明において、現像装置4に関して、正面側は現像剤担持体としての現像スリーブ6が像担持体としての感光ドラム1に対面する側である。手前側又は前側又は前方も正面側と同義である。背面側は正面側とは反対面側である。奥側又は後側又は後方も背面側と同義である。左右は正面から見て左又は右である。上下は重力方向において上又は下である。長手方向は回転体の軸線方向又はその軸線方向に並行な方向である。
図1は図2における感光ドラム1と現像装置4の部分の拡大図である。図3は本実施例における現像装置4の外観斜視図である。図4は同装置4の正面図、図5は平面図である。図6は図5において現像容器14の天井板14gを省いた状態の現像装置4の平面図である。図7は図5における(7)−(7)線矢視の断面図、図8は図5における(8)−(8)線矢視の断面図である。図1は図5における(1)−(1)線矢視の断面図である。
本実施例の現像装置4は、現像剤5aとして、正規帯電極性(正規極性)すなわち画像形成時に帯電される極性はマイナス極性である磁性トナー(磁性一成分現像剤)を用いた非接触型の乾式一成分現像装置である。現像装置4は、回転可能に設けられ、トナー5aを担持して感光ドラム1に形成された静電潜像を現像する現像域Eに搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ6を有する。また、トナー5aを収容する現像剤収容部14aを形成する現像容器14を有する。
本実施例において、現像容器14はハイインパクトポリスチレン樹脂(HI−PS)で金型成型されたものであり、正面側が開口部14bとして開放されていて、左右方向を長手とする横長偏平でほぼ直方体形状の容器である。
図6のように、現像容器14の内部において、容器14の左側板14cLに対して所定の間隔をあけて寄せた位置に前後方向に延びている左内側板14dLが設けられている。また、容器14の右側板14cRに対して間隔をあけて寄せた位置に前後方向に延びている右内側板14dRが設けられている。容器14の正面側の開口部14bには現像スリーブ6が軸線方向を左右方向にして左右の軸受け機構18L・18Rにより回転可能に保持されて配置されている。
本実施例においては、現像容器14内において、容器14の、底板14e、左内側板14dL、右内側板14dR、後板14f、天井板14g、および現像スリーブ6とで囲われた閉空間部を現像剤収容部14aとして、ここにトナー5aを収容している。
なお、本実施例の容器14においては、図1のように、底板14eのほぼ後半部を後板14f側から現像スリーブ6側に前下がりの傾斜面にして現像剤収容部14a内のトナー5aに現像スリーブ6方向へ寄り移動する流動性が生じるようにしている。現像剤収容部14a内にトナー5aを攪拌して現像スリーブ方向へ積極的に寄せ移動する回転駆動されるパドル部材(トナー攪拌搬送部材)を配設することもできる。
本実施例の現像スリーブ6は、非磁性材料である、φ16[mm]の円筒状のアルミニウム素管上に、結着樹脂、導電性微粉末、粗し粒子を含有した導電性樹脂層を形成したものであり、体積抵抗が10-2〜104[Ωcm]のものを用いた。結着樹脂にはフェノール樹脂を、導電性微粉末としては、カーボンブラック及びグラファイトを、粗し粒子としては球状炭素化粒子を用いた。現像スリーブ6の内部には、磁界を発生させるための磁界発生手段(第1の磁性部材)として、周面に着磁処理した円柱状の磁石であるマグネットローラ15が配置されている。
図9の(a)は現像スリーブ6とマグネットローラ15のアセンブリの一部切り欠き斜視図、(b)は(a)の部分的な拡大図である。(a)には後述する磁力を用いた加圧手段としての磁性部材(第2の磁性部材)22も合わせて記載している。
現像スリーブ6は、φ16[mm]の円筒状(円柱形状)でトナー5aを担持するスリーブ部(ローラ部)6aを有する。また、スリーブ部6aの左右の開口部を閉鎖している左右の端板部6bL・6bRを有する。また、左右の端板部6bL・6bRの中央部にそれぞれ外方に突出させた左右の筒軸部6cL・6cRを有する。筒軸部6cL・6cRはスリーブ部6aと同心であり、外径はスリーブ部6aの外径よりも小さい。
マグネットローラ15は中心軸部15a(図7)に同心一体の円柱形状の着磁体(磁石)であり、スリーブ部6aの内径よりも少し小さい外径を有する。軸部15aの左右の軸端部15aL・15aR(図9)はそれぞれ現像スリーブ6の左右の筒軸部6cL・6cRに挿通されて筒軸部6cL・6cRの端部から外方に突出している。軸端部15aL・15aRの外径は筒軸部6cL・6cRの内径とほぼ同じである。これにより、筒軸部6cL・6cRは軸端部15aL・15aRに回転可能に支持される。即ち、現像スリーブ6はマグネットローラ15の外回りを同軸に回転可能である。
左右の筒軸部6cL・6cRからそれぞれ突出している軸端部15aL・15aRの端部には、それぞれ、同じ位相でキー15bL・15bRを具備させてある。また、現像スリーブ6の左右の端板部6bL・6bRの外側にはそれぞれ筒軸部6cL・6cRに同軸に回転可能にキャップコロ(スペーサーリング)8L・8Rが外嵌されて配設されている。キャップコロ8L・8Rの外径はスリーブ部6aの外径よりも少し大きい。本実施例においてはスリーブ部6aの外径よりも約600μm大きい。
本実施例の現像装置4は、右側を駆動側、左側を非駆動側としており、現像スリーブ6の右側の筒軸部6cRの外側には筒軸部6cRに同心一体にスリーブ駆動ギア17が配設されている。
現像スリーブ6の左右の筒軸部6cL・6cRはそれぞれ左右の軸受け機構18L・18Rに保持されて配置されている。この左右の軸受け機構18L・18Rは現像スリーブ6を回転可能に保持すると共に現像容器14に対して変位可能に支持する支持手段(可変機構)である。本実施例において、左右の軸受け機構18L・18Rはそれぞれ左右の筒軸部6cL・6cRに外嵌された軸受け部材18aL・18aRを有する。その左右の軸受け部材18aL・18aRをそれぞれ上下方向Aにスライド移動可能に保持するガイド部材18bL・18bRを有する。
図10の(a)は右側の軸受け機構18Rとスリーブ駆動ギア17との部分斜視図である。(b)は軸受け機構18Rの平面図である。なお、(a)には後述する磁性部材22も合わせて記載されている。本実施例において、ガイド部材18bRは現像容器14の開口部14aの右側において底板14eの内面に基部を固定して前後に間隔をあけて平行に配設した一対の上下方向の支柱部材である。軸受け部材18aRはその前後の支柱部材であるガイド部材18bR間に配設されている。
そして、軸受け部材18aRの前面側と後面側にそれぞれ上下方向の凹溝aが形成されている。軸受け部材18aRの前面側に対応する側のガイド部材18bRの内面には軸受け部材18aRの前面側の凹溝と嵌係合する上下方向の凸条bが形成されている。また、軸受け部材18aRの後面側に対応する側のガイド部材18bRの内面には軸受け部材18aRの後面側の凹溝aと嵌係合する上下方向の凸条bが形成されている。
従って、軸受け部材18aRは凹溝aと凸条bをガイド部分としてガイド部材18bRに沿って上下方向だけにスライド移動可能に保持されている。左側の軸受け機構18Rも上記の右側の軸受け機構18Rと同様の構成であり、軸受け部材18aLは凹溝aと凸条bをガイド部分としてガイド部材18bLに沿って上下方向だけにスライド移動可能に保持されている。このように左右の軸受け機構18L・18Rにおいてそれぞれ軸受け部材18aL・18aRは現像スリーブ6を変位可能に支持する可動部材である。
マグネットローラ15において、左右の軸端部15aL・15aRのキー15bL・15bRは、それぞれ、現像容器14の左側板14cLと右側板14cRの各内面側に具備させた上下方向のキー溝14hL・14hRに嵌係合させてある。このキー15bL・15bRとキー溝14hL・14hRの嵌係合により、軸部15a即ちマグネットローラ15の回転は阻止されると共に、現像スリーブ6とマグネットローラ15のアセンブリの上下方向への移動は許容される。
即ち、現像剤担持体としての現像スリーブ6とマグネットローラ15のアセンブリは、上記の軸受け機構18L・18R、キー15bL・15bR、キー溝14hL・14hRで構成される可動機構により現像容器14に対し上下方向に変位可能である。また、マグネットローラ15は非回転に保持されて、現像スリーブ6はその非回転のマグネットローラ15の外回りを回転可能である。
本実施例においては、現像容器14の天井板14gの開口部14b側の内面(現像容器の一部)を現像スリーブ14に担持されるトナー5aの乗り量(単位面積当りの重さ)を規制する現像剤規制部16としている。そして、この現像剤規制部16に対して現像スリーブ6を加圧する加圧手段22を具備させている。
本発明において、上記の加圧手段22は、図1、図9、図10のように、現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向上流側(現像剤担持体回転方向上流側)であって現像剤規制部16の近傍部に配設した磁性部材(磁性を持った部材)である。R6は現像スリーブ回転方向である。本実施例において、磁性部材22は鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性体からなる部材である。そして、図9、図10のように、現像スリーブ6(スリーブ部6a)の母線方向(長手方向)に沿って一連に配設された細長い部材であり、図1のように、現像容器14の天井板14gの壁内部に収まるように配置されている。
この磁性部材22と現像スリーブ6内のマグネットローラ15との間で引き合う磁力が生じる。この磁力により、現像容器14に対し上下方向に変位可能である現像スリーブ6とマグネットローラ15のアセンブリが現像容器14内を上方に引き寄せる方向に移動される。そして、現像スリーブ6の上面頂上部が現像容器14の天井板14gの内面の現像剤規制部16に加圧当接された状態に保持される。即ち、現像スリーブ6を現像剤規制部16に付勢する力として、現像スリーブ6内の磁石であるマグネットローラ15と磁性部材22とのひきつけあう磁力を用いている。
本実施例では、現像剤規制部16での現像容器表面(天井板内面)はほぼ平滑であり、表面粗さRa=0.15μmである。現像スリーブ6の表面粗さは、Ra=1.2μmである。尚、表面粗さRaは、JIS−B0601−1994で規定される算術平均粗さ(中心線平均粗さ)[μm]であり、接触式表面粗さ測定器SE3500(株式会社小坂研究所製)を用い、以下の条件下で測定を行った。基準長:0.8[mm]、評価長さ4.0[mm]、送り速度0.1[mm]、フィルター:ガウス。
現像剤規制部16に荒し処理などの加工をすることで、現像剤の規制力を高めることも可能である。現像スリーブ6に担持されるトナーの量が多く、トナーが記録媒体の余白領域に転移する、所謂かぶりが生じた場合には、現像剤規制部16に荒し処理をすることで、現像スリーブ6に担持されるトナーの量を減らすと良い。現像剤規制部16に荒し処理をするためには、現像剤規制部16を成形するための成形金型の表面をアトランダムでブラストし凹凸をつくるとよい。
例えば、荒し処理によって現像剤規制部16の表面粗さをRa=1.2μmとした場合、現像剤規制部16を通過した後、現像スリーブ6に担持されるトナーの乗り量は、12g/m2であった。これは現像スリーブ6の単位面積当たりに担持されるトナーの重さである。現像剤規制部16に荒し処理を行なわず、ほぼ平滑な表面形状で成形した場合よりも小さい値となる。
現像装置4において、現像スリーブ6の一部と左右両側のキャップコロ8L・8Rの一部が開口部14aから容器外方に露出している。そして、感光ドラム1の左右両端部側が開口部14aから露出している左右のキャップコロ8L・8Rに押し当てられている。感光ドラム1と現像スリーブ6の軸線は並行である。これにより、現像スリーブ6と感光ドラム1の間には約300μmの空隙α(図1、図5)が形成される。即ち、現像スリーブ6と感光ドラム1が所定の空隙αを存して非接触で対面した状態に保持される。
この感光ドラム1を左右のキャップコロ8L・8Rに押しあてる方向を、ドラム押しあて方向B(図1)とすると、本実施例のドラム押しあて当て方向Bは、感光ドラム1と現像スリーブ6の中心(軸線)を結ぶ方向である。
また、現像スリーブ6の変位方向をスリーブ加圧方向A(図1)とすると、スリーブ加圧方向Aは、現像スリーブ6の中心(軸線)と現像剤規制部16とを結ぶ方向であり、上記のドラム押しあて当て方向Bと直交している。
図4、図6において、W6は現像スリーブ6(スリーブ部6a)の全幅(現像スリーブ6の全長)である。左右のキャップコロ8L・8Rの間隔もこの現像スリーブ全幅W6にほぼ対応している。W1は感光ドラム1の全幅であり、キャップコロ8L・8Rの間隔W6よりも大きい。
W6dは現像スリーブ6における現像剤供給領域幅、W6eは現像剤非供給領域幅である。現像剤供給領域幅W6dは感光ドラム1における最大画像形成領域幅にほぼ対応している。本実施例においては、現像剤供給領域幅W6dは現像容器14の左内側板14dLと右内側板14dRとの間隔で規定されている。現像剤非供給領域幅W6eは左内側板14dLと右内側板14dRとの間隔よりも外側に対応する現像スリーブ表面部分幅である。
20L・20Rは左内側板14dLの前面側と現像スリーブ6との間および右内側板14dRの前面側と現像スリーブ6との間にそれぞれ介在させた、トナー5aの隙間漏れを防止する弾性シール部材である。
感光ドラム1は、図1、図5、図6のように、現像装置4の左右のキャップコロ8L・8Rに押しあてられた状態で矢印R1の時計方向に所定の速度で回転駆動されて静電潜像が形成される。現像スリーブ6もスリーブ駆動ギア17に装置本体M1側の駆動機構(不図示)から駆動力が伝達されて矢印R6の反時計方向に所定の速度でマグネットローラ15の外回りを回転駆動される。マグネットローラ15はキー15bL・15bRとキー溝14hL・14hRとの係合により回転止めされていて非回転の部材である。
現像剤収容部14a内のトナー5aにおいて現像スリーブ6(スリーブ部6a)の近傍部のトナーは現像スリーブ内部のマグネットローラ15の磁界により現像スリーブ6の表面に引き付けられて磁気保持される。現像スリーブ6の表面に磁気保持されるトナー領域幅は現像容器14の左内側板14dLと右内側板14dRとの間隔で規定される現像剤供給領域幅W6dとなる。
そのトナー磁気保持層は現像スリーブ6の回転に伴い現像剤規制部16に搬送され、現像剤規制部16と現像スリーブ6との間を一部が擦り抜けることで現像スリーブ6上における乗り量(トナーコート量:単位面積当りの重さ)が所定に規制される。また、トナーが正規の帯電極性(正規極性)に摩擦帯電される。現像剤規制部16は材質的には摩擦帯電系列においてトナー5aの正規帯電極性とは逆極性の関係にしてある。
本実施例の現像剤規制部16は現像スリーブ6を現像容器14上の規制位置に加圧しながら回転させることにより現像スリーブ6上のトナー5aを所定の乗り量に規制するとともに、正規の帯電極性に摩擦帯電する。現像剤規制部16で規制される現像スリーブ6に対するトナーの乗り量は現像スリーブ6の現像剤規制部16に対する加圧力と相関している。加圧力を大きくすると乗り量は少なくなり、加圧力を小さくすると乗り量は多くなる。従って、所定の乗り量が得られる加圧力となるように、現像スリーブ6の長手方向全域に渡る磁束密度、磁性部材22の配設位置、形状、大きさ、材質などの設定がなされる。
本実施例においては、トナーの乗り量の狙いを17g/m2とした。そして、この乗り量とするために、現像スリーブ6の現像剤規制部16への当接圧は線圧で30g/cmとしてある。この線圧30g/cmの当接圧を得ために現像スリーブ6の長手方向全域に渡って磁束密度が2mT程度になるように設定した。
現像剤規制部16で乗り量が規制されるとともに摩擦帯電された現像スリーブ6上のトナーは引き続く現像スリーブ6の回転により現像スリーブ6と感光ドラム1との非接触対向部である現像域Eに搬送される。現像時には、現像スリーブ6に、現像バイアス電源7(図2)によって直流と交流の重畳電圧である現像バイアス電圧が印加される。具体的には、本実施例では、交流成分が周波数2.5kHz、振幅が1.6kV、直流成分が−400Vの重畳電圧を印加した。この現像バイアスの作用によって、トナー5aが現像スリーブ6から感光ドラム1に形成された静電潜像に転移される。
これにより、現像域Eにおいて感光ドラム表面の静電潜像がトナー像として順次に現像され、そのトナー像が転写ニップ部Nにおいて記録媒体9に対して転写される。現像域Eにおいて潜像の現像に供されずに現像スリーブ6上に残ったトナー5aは引き続く現像スリーブ6の回転により現像剤収容部14a内に戻し搬送される。そして、その戻し搬送されたトナー5aはマグネットローラ15の反発磁極(不図示)の磁界により現像スリーブ6上から剥離され、トナー剥離された現像スリーブ6上に再び現像剤収容部14a内のトナー5aが供給されて磁気保持される。
本実施例の現像装置4においては、磁性部材22は現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向上流側であって現像剤規制部16の近傍部に配設した。これは次の理由による。
磁性部材22を現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向下流側に配置した時、磁性トナー5aが現像容器14に付着し、汚れてしまった。また、規制後の現像スリーブ6上のトナーコートは乱されてしまっていた。これは、磁性トナー5aがマグネットローラ15と磁性部材22の間に生じる磁力の影響を受けてしまったためと考えられる。また、磁性トナー5aが受ける磁力の影響は個々のトナーに依って異なるため、この影響をコントロールすることは困難である。
よって、本実施例では、磁性部材22は現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向上流側であって現像剤規制部16の近傍部に配設した。即ち、磁性部材22は現像剤規制部16における現像スリーブ6の当接位置と異なる位置に配設されている。磁性部材22の配置位置に関しては、現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向上流側に配置され、かつ、マグネットローラ15との磁束密度が所望の値を得られるように配置しさえすればよい。
また、磁性部材22をマグネットローラ15と互いに引き合う磁力を生じる磁極関係を有する磁石とした構成にしてもよい。
現像剤規制部16は、図11のように、現像容器14(天井板14gの内面)に固定された不動部材16aとした構成にしてもよい。現像剤規制部としての不動部材16aは、トナー5aに摩擦帯電電荷量を与え易い、例えばシート状部材であり、天井板14aの内面に貼着固定して配設される。この不動部材16aは材質的に摩擦帯電系列においてトナー5aの正規帯電極性とは逆極性側にあり、現像スリーブ6と現像容器14(14g)に挟まれる。現像剤規制部としての不動部材16aは、二色成形やインサート成形等の成形技術を用いて現像容器14と一体的に形成することもできる。
また、現像装置4は像担持体である感光ドラム1と現像剤担持体である現像スリーブ6とを接触させて潜像の現像する接触型の現像装置とすることもできる。
本実施例の現像装置4においては、現像スリーブ6を現像剤規制部16(16a)に加圧する加圧手段としての磁性部材22を現像スリーブ6の長手全域に磁力を及ぼすように配置することが可能である。これにより、現像スリーブ6を長手全域に渡って現像剤規制部16に加圧することができ、現像容器14が撓んだ場合にもそれに追従することができる。
〔実施例2〕
図12は本実施例における現像装置4の長手中央部における横断左側面模式図である。図13は右側の軸受け機構18Rを見せた横断左側面模式図である。実施例1の現像装置4と共通する構成部材、部分には同一の符合を付して再度の説明を省略する。
本実施例の現像装置4は現像剤5bとして非磁性のトナー(非磁性一成分現像剤)を用いた非接触型の乾式一成分現像装置である。そして現像剤担持体23の軸部(芯金)を磁性部材で形成した。すなわち現像剤担持体23は第1の磁性部材としてのマグネット芯金23aとこの同心一体の非磁性材質の円柱部23b(例えば、ゴム製のローラ)とを有する現像ローラである。そして、現像ローラ23は芯金23aの左右の外方突出部がそれぞれ左右の軸受け機構18L・(18R)に保持されて、回転可能かつ上下方向に変位可能である。
また、現像容器14の現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向上流側であって現像剤規制部16の近傍部には第2の磁性部材22が実施例1の現像装置4の磁性部材22と同様に現像容器14の天井板14gの壁内部に収まるように配置されている。
この第2の磁性部材22と現像ローラ23の第1の磁性部材としてのマグネット芯金23aとの間で引き合う磁力が生じる。この磁力により、現像容器14に対し上下方向に変位可能である現像ローラ23が現像容器14内を上方に引き寄せる方向に移動される。そして、現像ローラ23の上面頂上部が現像容器14の容器天板14gの内面の現像剤規制部16に加圧当接された状態に保持される。即ち、現像ローラ23を現像剤規制部16に付勢する力として、現像ローラ23内の磁石であるマグネット芯金23aと磁性部材22とのひきつけあう磁力を用いている。
現像ローラ23は駆動側である芯金右側端部に同心一体の駆動ギア(17)に駆動力が伝達されることにより矢印R23の方向に所定の速度で回転駆動される。その回転駆動される現像ローラ23(円柱部23b)に現像剤収容部14a内のトナー5bが付着して保持される。
そのトナー付着保持層は現像ローラ23の回転に伴い現像剤規制部16に搬送され、現像剤規制部16と現像ローラ23との間を一部が擦り抜けることで現像ローラ23上における乗り量が所定に規制される。また、トナーが正規の帯電極性に摩擦帯電される。現像剤規制部16は材質的には摩擦帯電系列においてトナー5bの正規帯電極性とは逆極性の関係にしてある。
本実施例においては、トナーの乗り量の狙いを17g/m2とした。そして、この乗り量とするために、現像スリーブ6の現像剤規制部16への当接圧は線圧で30g/cmとしてある。この線圧30g/cmの当接圧を得ために現像スリーブ6の長手方向全域に渡って磁束密度が2mT程度になるように設定した。
現像剤規制部16で乗り量が規制されるとともに摩擦帯電された現像ローラ23上のトナーは引き続く現像ローラ23の回転により現像ローラ23と感光ドラム1との非接触対向部である現像域Eに搬送される。現像時には、現像ローラ23に実施例1の現像装置の場合と同様の現像バイアス電圧が印加される。この現像バイアスの作用によって、トナー5bが現像ローラ23から感光ドラム1に形成された静電潜像に転移される。
現像域Eにおいて潜像の現像に供されずに現像ローラ23上に残ったトナー5bは引き続く現像ローラ23の回転により現像剤収容部14a内に戻し搬送される。そして、現像ローラ23上に再び現像剤収容部14a内のトナー5bが供給される。
本実施例では、図12のように、第2の磁性部材22は現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向上流側であって現像剤規制部16の近傍部に配設している。即ち、磁性部材22は現像剤規制部16における現像スリーブ6の当接位置と異なる位置に配設されている。
非磁性トナー5bは磁力の影響を受けない。そのために、図14のように、第2の磁性部材22は現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向上流側と、現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向下流側にも磁性部材22aを配設することが可能である。ただし、現像剤規制部16に配設すると規制力が高くなりすぎてしまい、現像ローラ23上のトナーコート量が減少する原因になるため好ましくない。
図14のように2つの第2の磁性部材22と22aを配設する構成は、この2つの磁性部材22と22aとの合力により、現像ローラ23が矢印Aの方向に引き寄せられるようにするためのものである。このような構成にすることにより、左右の軸受け機構(18L)・18Rにおいてそれぞれ可動部材である軸受け部材(18aL)・18aRを上下方向にガイドするガイド部分a・bの精度の影響を受けにくくなり、安定性を向上させることができる。
なお、これは単に一例であり、第2の磁性部材22は、現像剤規制部16よりも現像スリーブ回転方向上流側と下流側の少なくともどちらか一方に、第1の磁性部材としてのマグネット芯金23aとの間に配置しさえすればよい。
また、コスト削減の観点で、磁性部材22(22a)を現像ローラ23の長手方向において任意の間隔をあけて等間隔(断続的)に配置することが考えられる。この構成は、実施例1の構成では、磁性トナー5aが受ける磁力の差によって、長手ムラが生じてしまうため難しい。一方、本実施例では、非磁性トナー5bを用いていており、磁力の影響を受けないため、この構成が可能である。即ち、本実施例の現像装置においては、第2の磁性部材22(22a)は現像23の長手に沿って一連に或いは断続的に配設することができる。
本実施例においては、第1の磁性部材23aを磁石とし、第2の磁性部材22(22a)を磁性を持った部材としたが、逆に、第1の磁性部材23aを磁性を持った部材とし、第2の磁性部材22(22a)を磁石とした構成にしてもよい。また、第1の磁性部材23aと第2の磁性部材22(22a)を共に互いに引き合う磁力を生じる磁極関係を有する磁石とした構成にしてもよい。
また、現像剤規制部16は、実施例1の現像装置と同様に図15のように、現像容器14(天井板14gの内面)に固定された不動部材16aとした構成にしてもよい。この不動部材16aは材質的に摩擦帯電系列においてトナー5aの正規帯電極性とは逆極性側にあり、現像スリーブ6と現像容器14(14g)に挟まれる。
本実施例においても、現像ローラ23を現像剤規制部16に加圧する加圧手段としての磁性部材22(22a)を現像ローラ23の長手全域に磁力を及ぼすように配置することが可能である。これにより、現像ローラ23を長手全域に渡って現像剤規制部16に加圧することができ、現像容器14が撓んだ場合にもそれに追従することができる。
〔実施例3〕
本実施例は、実施例1の現像装置4において、現像スリーブ6を現像剤規制部16(16a)に加圧する加圧手段として、磁性部材15・22に加えて、更に、図16、図17のように、付勢部材としての弾性部材19L・19Rを具備させたものである。
より具体的には、弾性部材(以下、バネ部材と記す)19L・19Rは、それぞれ、左右の軸受け機構18L・18Rにおける前後のガイド部材18bL・18bLの間と18bR・18bRの間に配設されている。そして、バネ部材19L・19Rは、それぞれ、現像スリーブ6を変位可能に支持する可動部材としての軸受け部材18aL・18aRと容器底板14eとの間に縮設されている。
即ち、バネ部材19L・19Rはその一端部19aがそれぞれ現像スリーブ6を変位可能に支持する可動部材としての軸受け部材18aL・18aRに取り付けられている。一方、バネ部材19L・19Rの他端部19bは現像容器14の底板14eに突き当たっている。バネ部材19L・19Rは縮設反力により軸受け部材18aL・18aRを介して現像スリーブ6を現像剤規制部16に加圧している。
前述したように、現像スリーブ6は円筒状でトナーを担持する部分であるスリーブ部6aと、スリーブ部6aよりも径の小さな筒軸部6bL・6bRを有している。軸受け部材18aL・18aRは、この筒軸部6bL・6bRにおいて、現像スリーブ6を回転可能に支持する。
そのため、現像装置4を現像スリーブ6の長手方向から見たとき、軸受け部材18aL・18aRに取り付けられたバネ部材19L・19Rの一端部19aは、スリーブ部6aの外周よりも内側に位置する。現像容器14の内部でバネ部材19L・19Rが占める領域S3は、ほぼ現像スリーブ6が占める領域に重なることになる。バネ部材19L・19Rを設置するために現像容器14に新たな空間を設ける必要がない。
すなわち、バネ部材19L・19Rが、現像スリーブ6を、径の小さい筒軸部6bL・6Rにて加圧する構成にすることで、バネ部材19L・19Rを設けるために必要な空間を減らし、現像装置4をより小型化することが可能になる。
本実施例においては、現像スリーブ6を現像剤規制部16(16a)に加圧する加圧手段は、磁性部材22とマグネットローラ15、および上記のバネ部材19L・19Rである。
本実施例においては、主体的には、磁性部材22とマグネットローラ15との間に生じる磁力により現像スリーブ6が現像剤規制部16に突き当たり加圧される。これにより、バネ部材19L・19Rによる加圧力を弱め、現像容器4が大きく撓むことを防ぐ。その上で、磁性部材22とマグネットローラ15との引き合う磁力により当接圧の低い部分をバネ部材19L・19Rの付勢力にて補助的に加圧する。この効果により後記の比較例2に記載のように現像スリーブ6の長手方向において、ほぼ均一な当接圧を得ることができる。
〔実施例4〕
本実施例は、実施例2の現像装置4において、現像ローラ23を現像剤規制部16(16a)に加圧する加圧手段として、磁性部材23a・22に加えて、更に、図18、図19のように、付勢部材としての弾性部材19L・19Rを具備させたものである。
より具体的には、実施例3の現像装置4の場合と同様に、弾性部材であるバネ部材19L・19Rは、それぞれ、左右の軸受け機構18L・18Rにおける前後のガイド部材18bL・18bLの間と18bR・18bRの間に配設されている。そして、バネ部材19L・19Rは、それぞれ、現像スリーブ6を変位可能に支持する可動部材としての軸受け部材18aL・18aRと容器底板14eとの間に縮設されている。
本実施例の場合も実施例3の現像装置4と同様に、主体的には、第1の磁性部材23aと第2の磁性部材22(22a)との間に生じる磁力により現像ローラ23が現像剤規制部16に突き当たり加圧される。これにより、バネ部材19L・19Rによる加圧力を弱め、現像容器4が大きく撓むことを防ぐ。その上で、第1の磁性部材23aと第2の磁性部材22(22a)との引き合う磁力により当接圧の低い部分をバネ部材19L・19Rの付勢力にて補助的に加圧する。この効果により後記の比較例2に記載のように現像ローラ23の長手方向において、均一な当接圧を得ることができる。
〔比較例1〕
比較例の現像装置として、実施例3の現像装置4から磁性部材22を省いた現像装置を用意した。即ち、この比較例の現像装置は、実施例1の現像装置4において、現像スリーブ6の現像剤規制部16(16a)に対する加圧を、実施例3の現像装置4におけるバネ部材19L・19Rの付勢力だけで行う構成の装置である。
即ち、比較例の現像装置は、現像スリーブ6の両端に配置したバネ部材19L・19Rによる圧だけで、現像容器14に対し不動の現像剤規制部16(16a)に対して現像スリーブ6を押圧している。
比較例の現像装置は、上記のような機構で現像スリーブ6が現像剤規制部16に加圧されており、現像スリーブ6の現像剤規制部16(16a)への当接圧は線圧で30g/cmとしてある。
尚、当接圧は以下の手順で求めた値である。トナーのない状態で現像スリーブ6と現像剤規制部16との当接ニップ間にSUSシート(厚さ50μm、巾はw[cm])を3枚挿入し、真ん中のシートを引き抜くときのバネ圧F[gf]を測定する。SUSシート同士の摩擦係数μを測定する。そして、当接圧(線圧)P=μF/wを求める。
また、30g/cmの当接圧は以下の手順によって決定した。まず、現像スリーブ6上のトナーコート量と当接圧の関係を調べたものが図20である。また、十分な濃度を保つためには現像スリーブ6上のトナーコート量で15g/m2以上必要であったため、本比較例では、トナーコート量の狙いを17g/m2とした。そして、図20からトナーコート量が17g/m2となる当接圧を求めると、30g/cm程度であったため、この値に決定した。
以上説明した比較例の現像装置の構成において、温度と湿度を15℃10%(低温低湿環境)、23℃60%(常温常湿環境)、30℃80%(高温高湿環境)にした3つの条件下において、規制後の現像スリーブ6上のトナーコート量の評価を行った。評価の結果を表1に示す。
評価の結果、15℃10%、23℃60%においては現像スリーブ6の長手方向の中央部と端部を比較して若干のトナーコート量の差に収まっている。しかし、30℃80%の高温高湿条件下においては、中央部のトナーコート量が16.9g/m2に対して、端部のトナーコート量が13g/m2となり、現像スリーブ6の長手においてトナーコート量にムラができてしまった。この現像スリーブ6の長手におけるトナーコート量にムラは、画像の濃度にムラができる原因になるため問題である。
以上のような問題が生じた原因として次のことが考えられる。まず、30℃80%という高温高湿条件下において、現像容器14の強度変化が起こりやすい。また、比較例の現像装置の構成では、十分な当接圧を得るために付勢力が強いバネ部材19L・19Rで押す必要がある。そのため、現像容器14に多大な圧がかかり現像容器14が撓んでしまう。その結果、中央部では現像容器14の撓みに追従できず、現像スリーブ6の長手方向において当接圧に差が生まれている。
この比較例の現像装置との対比において、加圧手段として磁力をもちいた構成の実施例1の現像装置4によれば、現像スリーブ6の長手におけるトナーコート量のムラが改善される。実施例1の現像装置4の構成においては、前述したように、磁性部材22を現像スリーブ6の長手全域に磁力を及ぼすように配置することが可能である。これにより、現像スリーブ6の長手全域に渡って加圧することができ、現像容器14が撓んだ場合にもそれに追従することができる。
そこで、実施例1の現像装置4について比較例の現像装置と同様に現像スリーブ6上のトナーコート量の評価を行った。はじめに、比較例の現像装置と同じ30g/cmの当接圧を得るために、図21に示す関係から、現像スリーブ6の長手全域に渡って磁束密度が2mT程度になるように設定した。この結果を表2に示す。ただし、比較例の現像装置で問題のあった30℃80%での結果のみを示す。
評価の結果、実施例1の構成では、中央部のトナーコート量が16.7g/m2に対して、端部のトナーコート量が17.4g/m2となった。これを画像上の濃度で表わすと、1.28と1.33であり、画像として明確な差が見られない範囲に収まっている。
このように、実施例1の構成を用いれば、比較例の構成で課題であった現像スリーブ6の長手方向における当接圧の差を低減することが可能である。
実施例1では、磁束密度を2mTとしたが、磁束密度がこれより小さくなると当接圧が下がるため、所定厚以上のトナー層になってしまったり、トナーが現像容器14の外に漏れ出たりする原因となる。逆に、磁束密度が大きくなると当接圧が上がるため、磁性トナー5aを必要以上に規制してしまうため、画像の濃度が薄くなるといった問題が生じてしまう。ただし、この値は一例にすぎず、現像スリーブ6や磁性トナー5aの処方によっても異なってくるため、個々の条件に応じて決定されるものである。
また、実施例2の現像装置4についても、実施例1と同様に、現像ローラ23の長手全域に渡って磁束密度が2mT程度になるように設定し、現像ローラ23上のトナーコート量の評価を行った。評価の結果を表3に示す。ただし、比較例の現像装置で問題のあった30℃80%での結果のみを実施例1と共に示す。表3のように、非磁性トナー5bを用いた実施例2においても磁性トナー5aを用いた実施例1と同様の結果を得られた。よって、実施例2においても、現像ローラ23の長手方向における当接圧の差を低減することが可能である。
〔比較例2〕
実施例3の現像装置4について、〔比較例1〕で説明した比較例の現像装置と同様に現像スリーブ6上のトナーコート量の評価を行った。実施例3の現像装置4では、現像容器14の撓みが抑えられるようにバネ部材19L・19Rのみの当接圧を15g/cmに弱めた。また、図22の(a)の関係を参考に、現像スリーブ6の長手方向中央部の磁束密度を1mT程度、かつ端部の磁束密度を0.8mT程度になるように設定した。
ただし、これは一例に過ぎず、バネ部材19L・19Rによる加圧力と磁性部材22とマグネットローラ15との引き合う磁力の合力によって所望のコート量が得られるように設定すればよい。
また、このとき、規制前の磁性トナー5aの一部が磁性部材22に引き寄せられ、コートが薄くなってしまうことを考慮し、マグネットローラ15によって現像スリーブ6に引きつけられるトナーの量が多くなるようにした。すなわち現像剤収容部14aから現像スリーブ6にトナーを取り込む位置において、マグネットローラ15の磁力が高くなるようにしてある。結果を表4に示す。
表4のように、実施例3の現像装置4では、中央部と端部との差が最も大きい30℃80%の条件下においても、中央部のトナーコート量が16.4g/m2に対して、端部のトナーコート量が17.0g/m2となった。これを画像上の濃度で表わすと、1.26と1.30であり、画像として明確な差が見られない範囲に収まっている。
このように、実施例3の構成を用いれば、比較例の現像装置で課題であった現像スリーブ6の長手方向における当接圧の差を低減することが可能である。
また、実施例3では、図22の(b)に示す関係を用いて、マグネットローラ15と磁性部材22との距離を長手位置で変えることにより、磁束密度を変化させている。また、実施例3では中央部と端部の磁力がなだらかに変化するように磁性部材22の設置を調整した。しかし、これは一例にすぎず、様々な条件下においても規制圧が長手で一様になるように個々で設定すればよい。
また、実施例3では、磁性部材22よって規制前の現像スリーブ6上の磁性トナー5aの量が少なくなることを考慮して、現像剤収容部14aから現像スリーブ6にトナーを取り込む位置において、マグネットローラ15の磁力を強くしてある。ただし、磁性部材22の影響によって規制後のコートが薄くなるのを防ぐ方法はこれに限らない。例えば、規制部の当接圧を弱め、規制力を弱める方法でもよい。
また、実施例4の現像装置4においても、実施例3と同様に中央部の磁束密度を1mT程度、かつ端部の磁束密度を0.8mT程度にし、現像ローラ23上のトナーコート量の評価を行った。評価の結果を表5に示す。ただし、比較例の現像装置で問題のあった30℃80%での結果のみを実施例3と共に示す。表5のように、非磁性トナー5bを用いた実施例4においても磁性トナー5aを用いた実施例3と同様の結果を得られた。よって、実施例4においても、現像ローラ23の長手方向における当接圧の差を低減することが可能である
ここで、実施例4の構成では、非磁性トナー5bが磁力の影響を受けないため、磁性部材22を現像剤規制部16よりも現像ローラ回転方向下流側にも配置することが可能である。ただし、磁性部材22を現像剤規制部16に配置すると、規制力が高くなりすぎてしまい、現像ローラ上のトナーコート量が減少する原因となってしまう。また、規制力を抑えるために磁力を弱めると、バネ加圧を抑え現像容器の撓みを抑えるという効果が少なくなってしまう。この両立が困難であるため、現像剤規制部16に配置することは好ましくない。
実施例4では、図14に示すように、現像剤規制部16よりも現像ローラ回転方向上流側に磁性部材22を配置するとともに、現像剤規制部16よりも現像ローラ回転方向下流側に補助用磁性部材22aを配置した。補助用磁性部材22aは磁性部材22と同様の材料から成るものであり、磁性部材22との合力により、現像ローラ23が矢印Aの方向に引き寄せられるようにするためのものである。これは、現像ローラ23の回転駆動などによる現像ローラ23の現像剤規制部16に対する振れを抑えるためである。
こうすることによって、ガイド部分a・bの精度が低い場合にも、その影響を受けにくくなり、安定性を向上させることができる。これは、単に一例であり、少なくとも回転上下流側のどちらか一方に、磁性芯金23aとの間に磁性部材22を配置しさえすればよい。
〔その他の事項〕
1)画像形成装置は実施例のような電子写真画像形成装置に限られない。その他、像担持体として静電記録誘電体を用いる静電記録画像形成装置、磁気記録磁性体を用いる磁気記録画像形成装置などであってもよい。
2)また、画像形成装置には、像担持体に形成した画像を表示部に表示する電子黒板装置や電子白板装置などの画像表示装置(ディスプレイ装置)なども含まれる。
1・・像担持体、4・・現像装置、5a・5b・・現像剤(磁性トナーまたは非磁性トナー)、14・・現像容器、6・・現像剤担持体、15・・磁石(マグネットローラ)、E・・現像域、16(16a)・・現像剤規制部、22(22a)・・磁性部材

Claims (12)

  1. 像担持体に形成された潜像を現像剤により現像する現像装置であって、
    前記現像剤を収容する現像容器と、
    第1の磁性部材を有し表面に前記現像剤を担持して前記潜像を現像する現像域に搬送する回転可能な現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に担持されて前記現像域に搬送される前記現像剤の量を規制する現像剤規制部と、
    前記現像剤担持体を前記現像容器に対して変位可能に支持する支持手段と、
    前記第1の磁性部材との間で引き合う磁力により前記現像剤担持体を前記現像剤規制部に対して引き寄せる方向に変位させて加圧当接させる第2の磁性部材と、
    を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤は磁性を有し、
    前記第1の磁性部材は磁力によって前記現像剤を前記現像剤担持体に担持させることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第1の磁性部材は前記現像剤担持体の軸部となることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記第2の磁性部材は前記現像剤規制部よりも現像剤担持体回転方向上流側と下流側の少なくともどちらか一方で前記現像剤規制部の近傍部に配設されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の現像装置。
  5. 前記現像剤は磁性を有し、
    前記第2の磁性部材は前記現像剤規制部よりも現像剤担持体回転方向上流側で前記現像剤規制部の近傍部に配設されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の現像装置。
  6. 前記第2の磁性部材は前記現像剤規制部における前記現像剤担持体の当接位置と異なる位置に配設されていることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の現像装置。
  7. 前記現像剤規制部は前記現像容器の一部もしくは前記現像容器に固定された不動部材であることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の現像装置。
  8. 前記現像剤担持体を前記現像剤規制部に加圧するための弾性部材を有し、
    前記第1の磁性部材と第2の磁性部材との間で引き合う磁力および、前記弾性部材による力によって前記現像剤担持体を前記現像剤規制部に加圧当接させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記弾性部材は前記支持手段において前記現像剤担持体を変位可能に支持する可動部材を介して前記現像剤担持体を前記現像剤規制部に加圧することを特徴とする請求項8に記載の現像装置。
  10. 前記第2の磁性部材は前記現像剤担持体の長手に沿って一連に配設されていることを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載の現像装置。
  11. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、潜像が形成される像担持体と、前記潜像を現像剤で現像する現像装置を備えており、前記現像装置が請求項1ないし10の何れか1項に記載の現像装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、潜像が形成される像担持体と、前記潜像を現像剤で現像する現像装置と、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えており、前記現像装置が請求項1ないし10の何れか1項に記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
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