JP6967064B2 - 有害生物防除剤としての縮合二環式ヘテロ環誘導体 - Google Patents
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- NPOMKBANOZGTJC-UHFFFAOYSA-N CCOC(c1ccc2nc[s]c2c1OS(C(F)(F)F)(=O)=O)=O Chemical compound CCOC(c1ccc2nc[s]c2c1OS(C(F)(F)F)(=O)=O)=O NPOMKBANOZGTJC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- C07D519/00—Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
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Description
Aaは、窒素又は=C(R7)−を表し;
Abは、=N−、−S(O)m−、−O−、−N(R15)−、=C(R2)−、−C(=O)−又は−C(R9)(R10)−を表し;
Acは、=N−、−S(O)m−、−O−、=C(R3)−、−C(=O)−又は−C(R11)(R12)−を表し;
Adは、=N−、−S(O)m−、−O−、−N(R15)−、=C(R8)−、−C(=O)−又は−C(R13)(R14)−を表し;
ここで、置換基Ab、Ac及びAdのうちの1つのみが、酸素、−S(O)m−又は−C(=O)−を表すことができ;
R1は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−シアノアルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−シアノアルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−アルキニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルキニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルキニル、(C2−C6)−シアノアルキニル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C3−C8)−シクロアルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)−シクロアルキル、アミノ、(C1−C6)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノ、(C3−C8)−シクロアルキルアミノ、(C1−C6)−アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)−アルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキルカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルコキシカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニルアミノ、アミノスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル−(C1−C6)−アルキル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノスルホニル−(C1−C6)−アルキルを表し;又は、
(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C8)−シクロアルキル[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異なっているアリール、ヘタリール又はヘテロシクリル置換基で1置換又は多置換されていてもよく、その際、アリール、ヘタリール又はヘテロシクリルは、それぞれ、同一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、アミノスルホニル、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ−(C2−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ−(C2−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルコキシカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニル、(C3−C6)−トリアルキルシリル又はベンジル置換基で1置換又は多置換されていてもよい]を表し;又は、
R1は、アリール、ヘタリール又はヘテロシクリル[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、(C1−C6)−アルキル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ−(C2−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ−(C2−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルコキシカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニル、(C3−C6)−トリアルキルシリル、(=O)(ヘテロシクリルの場合のみ)又は(=O)2(ヘテロシクリルの場合のみ)置換基で1置換又は多置換されていてもよい]を表し;
R2、R3、R8は、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、SCN、トリ−(C1−C6)−アルキルシリル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C3−C8)−シクロアルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−シアノアルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、ヒドロキシカルボニル−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−シアノアルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−ハロアルキニル、(C2−C6)−シアノアルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C6)−シアノアルコキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキルヒドロキシイミノ、(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキル−(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−ハロアルキル−(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−ハロアルキルチオ、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−アルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルホニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニルオキシ、(C1−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルチオカルボニル、(C1−C6)−ハロアルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル、(C1−C6)−ハロアルコキシカルボニル、アミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、(C2−C6)−アルケニルアミノカルボニル、ジ−(C2−C6)−アルケニルアミノカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノ、アミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ、アミノチオカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノ又はNHCO−(C1−C6)−アルキル((C1−C6)−アルキルカルボニルアミノ)を表し;
R7は、水素、シアノ、ハロゲン、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、(C3−C8)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−シアノアルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−ハロアルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−ハロアルキルチオ、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルホニル又は(C1−C6)−ハロアルキルスルホニルを表し;
R9、R10、R11、R12、R13、R14は、互いに独立して、水素、ハロゲン、(C1−C6)−アルキル又は(C1−C6)−ハロアルキルを表し;
R15は、水素、アセチル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルケニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルケニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−シアノアルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−アルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C2−C4)−シアノアルキニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルフィニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルホニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルカルボニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキルカルボニル−(C1−C4)−アルキルを表し;又は、
(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルキニル[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異なっているアリール又はヘテロシクリル置換基で1置換又は2置換されていてもよく、その際、アリール又はヘテロシクリルは、いずれの場合にも、同一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル、(C3−C4)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル又は(C1−C4)−アルキルスルホニル置換基で1置換又は2置換されていてもよい]を表し;又は、
R15は、アリール又はヘテロシクリル[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルキルスルホキシイミノ、(C1−C4)−アルキルカルボニル、(=O)(ヘテロシクリルの場合のみ)又は(=O)2(ヘテロシクリルの場合のみ)置換基で1置換又は2置換されていてもよい]を表し;
Qは、部分的飽和若しくは飽和のヘテロ環式又はヘテロ芳香族の8員、9員、10員、11員又は12員の縮合二環式又は縮合三環式の環系[ここで、これらは、少なくとも1のカルボニル基を含むことができ、及び/又は、ここで、該環系は、同一であるか又は異なっている置換基で1置換又は多置換されていてもよく、及び、その際、該置換基は、互いに独立して、シアノ、ハロゲン、ニトロ、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、SCN、トリ−(C1−C6)−アルキルシリル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C3−C8)−シクロアルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−シアノアルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、ヒドロキシカルボニル−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−シアノアルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−アルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルキニル、(C2−C6)−シアノアルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−シアノアルコキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキルヒドロキシイミノ、(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキル−(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−ハロアルキル−(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−ハロアルキルチオ、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−アルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルホニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニルオキシ、(C1−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルチオカルボニル、(C1−C6)−ハロアルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル、(C1−C6)−ハロアルコキシカルボニル、アミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノチオカルボニル、(C2−C6)−アルケニルアミノカルボニル、ジ−(C2−C6)−アルケニルアミノカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノ、アミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ、アミノチオカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノチオカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノ、NHCO−(C1−C6)−アルキル((C1−C6)−アルキルカルボニルアミノ)から選択されることができ、又は、該置換基は、互いに独立して、フェニル又は5員若しくは6員のヘテロ芳香族環(ここで、フェニル又は該環は、同一であるか又は異なっているC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C2−C6−ハロアルケニル、C2−C6−ハロアルキニル、C3−C6−ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ置換基で1置換又は多置換されていてもよい)から選択されることができる]を表し;
mは、0、1又は2を表し;
nは、0、1又は2を表す〕
で表される新規化合物を提供するが、但し、
Aaは、好ましくは、=C(R7)−を表し;
Abは、好ましくは、=N−、−S(O)m−、−O−、−N(R15)−、=C(R2)−、−C(=O)−又は−C(R9)(R10)−を表し;
Acは、好ましくは、=C(R3)−、−C(=O)−又は−C(R11)(R12)−を表し;
Adは、好ましくは、=N−、−S(O)m−、−O−、−N(R15)−、=C(R8)−、−C(=O)−又は−C(R13)(R14)−を表し;
ここで、置換基Ab、Ac及びAdのうちの1つのみが、酸素、−S(O)m−又は−C(=O)−を表すことができ;
その結果、好ましくは、下記構造単位A1〜A14:
をもたらし;
R1は、好ましくは、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルフィニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルホニル−(C1−C4)−アルキルを表し;又は、
(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C3−C6)−シクロアルキル[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異なっているアリール又はヘテロシクリル置換基で1置換又は2置換されていてもよく、その際、アリール又はヘテロシクリルは、いずれの場合にも、同一であるか又は異なっているハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C3−C4)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ又は(C1−C4)−アルキルチオ置換基で1置換又は2置換されていてもよい]を表し;又は、
R1は、好ましくは、アリール、ヘタリール又はヘテロシクリル[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ、(=O)(ヘテロシクリルの場合のみ)又は(=O)2(ヘテロシクリルの場合のみ)置換基で1置換又は2置換されていてもよい]を表し;
R2、R3、R8は、互いに独立して、好ましくは、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルホニル、(C1−C4)−アルキルカルボニル、(C1−C4)−ハロアルキルカルボニル、アミノカルボニル、(C1−C4)−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C4)−アルキルスルホニルアミノ、(C1−C4)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノ、アミノスルホニル、(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル又はNHCO−(C1−C4)−アルキル((C1−C4)−アルキルカルボニルアミノ)を表し;
R7は、好ましくは、水素、シアノ、ハロゲン、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、(C3−C6)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル又は(C1−C4)−ハロアルキルスルホニルを表し;
R9、R10、R11、R12、R13、R14は、互いに独立して、好ましくは、水素、ハロゲン、(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−ハロアルキルを表し;
R15は、好ましくは、水素、アセチル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)−アルキルを表し;又は、
(C1−C4)−アルキル[ここで、これは、いずれの場合にも、同一であるか又は異なっているアリール又はヘテロシクリル置換基で1置換又は2置換されていてもよく、その際、アリール又はヘテロシクリルは、いずれの場合にも、同一であるか又は異なっているハロゲン、(C1−C4)−アルキル、シアノ、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル又は(C1−C4)−ハロアルコキシ置換基で1置換又は2置換されていてもよい]を表し;
Qは、好ましくは、ヘテロ芳香族の8員、9員、10員、11員又は12員の縮合二環式又は縮合三環式の環系[ここで、該環系は、同一であるか又は異なっている置換基で1置換又は多置換されていてもよく、及び、その際、該置換基は、互いに独立して、シアノ、ハロゲン、ニトロ、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、SCN、トリ−(C1−C6)−アルキルシリル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C3−C8)−シクロアルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−シアノアルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−シアノアルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−アルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−シアノアルコキシ、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキルヒドロキシイミノ、(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキル−(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−ハロアルキルチオ、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−アルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルホニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニルオキシ、(C1−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルチオカルボニル、(C1−C6)−ハロアルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル、(C1−C6)−ハロアルコキシカルボニル、アミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノ、アミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ、アミノチオカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノ、NHCO−(C1−C6)−アルキル((C1−C6)−アルキルカルボニルアミノ)から選択されることができ、又は、該置換基は、互いに独立して、フェニル又は5員若しくは6員のヘテロ芳香族環(ここで、フェニル又は該環は、同一であるか又は異なっているC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C2−C6−ハロアルケニル、C2−C6−ハロアルキニル、C3−C6−ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ置換基で1置換又は多置換されていてもよい)から選択されることができる]を表し;
mは、好ましくは、0、1又は2を表し;
nは、好ましくは、0、1又は2を表す。
Aaは、特に好ましくは、=C(R7)−表し;
Abは、特に好ましくは、=N−、−S(O)m−、−N(R15)−、=C(R2)−、−C(=O)−又は−C(R9)(R10)−を表し;
Acは、特に好ましくは、=C(R3)−又は−C(R11)(R12)−を表し;
Adは、特に好ましくは、=N−、−S(O)m−、−N(R15)−、=C(R8)−又は−C(R13)(R14)−を表し;
ここで、置換基Ab及びAdのうちの1つのみが、酸素、−S(O)m−又は−C(=O)−を表すことができ;
その結果、さらに好ましくは、以下の構造単位をもたらし:A1、A2、A5、A6、A9、A10、A11、A12、A13、A14;
R1は、特に好ましくは、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルフィニル−(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−アルキルスルホニル−(C1−C4)−アルキルを表し;
R2、R3、R8は、互いに独立して、特に好ましくは、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル又はNHCO−(C1−C4)−アルキル((C1−C4)−アルキルカルボニルアミノ)を表し;
R7は、特に好ましくは、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−ハロアルキルを表し;
R9、R10、R11、R12、R13、R14は、互いに独立して、特に好ましくは、水素、ハロゲン、(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−ハロアルキルを表し;
R15は、特に好ましくは、水素、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル又は(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキルを表し;
Qは、特に好ましくは、Q1〜Q20
R4は、特に好ましくは、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルケニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルケニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)シアノアルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−アルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C3−C6)−シクロアルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルフィニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルホニル−(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−アルキルカルボニル−(C1−C4)−アルキルを表し;
R5、R6は、互いに独立して、特に好ましくは、水素、シアノ、ハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C3−C6)−シクロアルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルコキシイミノ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルホニル、(C1−C4)−アルキルスルホニルオキシ、(C1−C4)−アルキルカルボニル、(C1−C4)−ハロアルキルカルボニル、アミノカルボニル、(C1−C4)−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C4)−アルキルスルホニルアミノ、(C1−C4)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノ、アミノスルホニル、(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル又はジ−(C1−C4)−アルキルアミノスルホニルを表し;
mは、特に好ましくは、0、1又は2を表し;
nは、特に好ましくは、0、1又は2を表す。
Aaは、極めて特に好ましくは、=C(R7)−表し;
Abは、極めて特に好ましくは、=N−、−S(O)m−、−N(R15)−、=C(R2)−、−C(=O)−又は−C(R9)(R10)−を表し;
Acは、極めて特に好ましくは、=C(R3)−又は−C(R11)(R12)−を表し;
Adは、極めて特に好ましくは、=N−、−S(O)m−、−N(R15)−、=C(R8)−又は−C(R13)(R14)−を表し;
ここで、置換基Ab及びAdのうちの1つのみが、酸素、−S(O)m−又は−C(=O)−を表すことができ;
その結果、一層さらに好ましくは、以下の構造単位をもたらし:A1、A2、A5、A6、A9、A10、A11、A12、A13、A14;
R1は、極めて特に好ましくは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル又はシクロプロピルを表し;
R2、R3、R8は、互いに独立して、極めて特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、メチル、エチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ又はトリフルオロメチルチオを表し;
R7は、極めて特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル又はトリフルオロメチルを表し;
R9、R10、R11、R12、R13、R14は、互いに独立して、極めて特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル又はトリフルオロメチルを表し;
R15は、極めて特に好ましくは、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、sec−プロピル又はtert−ブチルを表し;
Qは、極めて特に好ましくは、Q2、Q3、Q10、Q14及びQ16
R4は、極めて特に好ましくは、メチル、エチル、イソプロピル、メトキシメチル又はメトキシエチルを表し;
R5は、極めて特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フルオロエチル(CH2CFH2、CHFCH3)、ジフルオロエチル(CF2CH3、CH2CHF2、CHFCFH2)、トリフルオロエチル(CH2CF3、CHFCHF2、CF2CFH2)、テトラフルオロエチル(CHFCF3、CF2CHF2)、ペンタフルオロエチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニル又はトリフルオロメチルスルホニルを表し;
R6は、極めて特に好ましくは、水素を表し;
mは、極めて特に好ましくは、0を表し;
nは、極めて特に好ましくは、0、1又は2を表す。
Aaは、最も好ましくは、=C(R7)−を表し;
Abは、最も好ましくは、−S(O)m−又は=C(R2)−を表し;
Acは、最も好ましくは、=C(R3)−を表し;
Adは、最も好ましくは、=N−、−S(O)m−又は=C(R8)−を表し;
その結果、最も好ましくは、以下の構造単位をもたらし:A9、A10、A14;
R1は、最も好ましくは、エチルを表し;
R2は、最も好ましくは、水素を表し;
R3は、最も好ましくは、水素を表し;
R7は、最も好ましくは、水素を表し;
R8は、最も好ましくは、水素を表し;
Qは、最も好ましくは、Q2及びQ3からなる群から選択されるヘテロ芳香族の9員縮合二環式環系を表し;
R4は、最も好ましくは、メチルを表し;
R5は、最も好ましくは、トリフルオロメチルを表し;
R6は、最も好ましくは、水素を表し;
mは、最も好ましくは、0を表し;
nは、最も好ましくは、0、1又は2を表す。
Aaは、=C(R7)−を表し;
Abは、−S(O)m−又は=C(R2)−を表し;
Acは、=C(R3)−を表し;
Adは、=N−、−S(O)m−又は=C(R8)−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A9、A10、A14;
並びに、ここで、Q、R1、R2、R3、R7、R8、m及びnは、実施形態(1)又は実施形態(2)又は実施形態(3)又は実施形態(4)又は実施形態(5)において与えられている意味を有する〕で表される化合物に関する。
Aaは、=C(R7)−を表し;
Abは、−S(O)m−又は=C(R2)−を表し;
Acは、=C(R3)−を表し;
Adは、=N−、−S(O)m−又は=C(R8)−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A9、A10、A14;
及び、Qは、Q2又はQ3を表し;
並びに、ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、m及びnは、実施形態(3)又は実施形態(4)又は実施形態(5)において与えられている意味を有する〕で表される化合物に関する。
Aaは、=C(R7)−を表し;
Abは、=C(R2)−を表し;
Acは、=C(R3)−を表し;
Adは、−S(O)m−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A9;
並びに、Q、R1、R2、R3、R7、m及びnは、実施形態(1)又は実施形態(2)又は実施形態(3)又は実施形態(4)又は実施形態(5)において与えられている意味を有する〕で表される化合物に関する。
Aaは、=C(H)−を表し;
Abは、=C(H)−を表し;
Acは、=C(H)−を表し;
Adは、−S−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:
並びに、ここで、R1、R4、R5、R6及びnは、実施形態(3)又は実施形態(4)又は実施形態(5)において与えられている意味を有する〕で表される化合物に関する。
Aaは、=C(R7)−を表し;
Abは、−S(O)m−を表し;
Acは、=C(R3)−を表し;
Adは、=C(R8)−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A10;
並びに、Q、R1、R3、R7、R8、m及びnは、実施形態(1)又は実施形態(2)又は実施形態(3)又は実施形態(4)又は実施形態(5)において与えられている意味を有する〕で表される化合物に関する。
Aaは、=C(H)−を表し;
Abは、−S−を表し;
Acは、=C(H)−を表し;
Adは、=C(H)−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:
並びに、ここで、R1、R4、R5、R6及びnは、実施形態(3)又は実施形態(4)又は実施形態(5)において与えられている意味を有する〕で表される化合物に関する。
Aaは、=C(R7)−を表し;
Abは、−S(O)m−を表し;
Acは、=C(R3)−を表し;
Adは、=N−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A14;
並びに、Q、R1、R3、R7、m及びnは、実施形態(1)又は実施形態(2)又は実施形態(3)又は実施形態(4)又は実施形態(5)において与えられている意味を有する〕で表される化合物に関する。
Aaは、=C(H)−を表し;
Abは、−S−を表し;
Acは、=C(H)−を表し;
Adは、=N−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:
並びに、ここで、R1、R4、R5、R6及びnは、実施形態(3)又は実施形態(4)又は実施形態(5)において与えられている意味を有する〕で表される化合物に関する。
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素からなる群から選択され、好ましくは、フッ素、塩素及び臭素からなる群から選択される。
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素からなる群から選択され、好ましくは、フッ素、塩素及び臭素からなる群から選択される。
式(I)〔式中、Qは、Q1〜Q9又はQ16又はQ19を表す〕で表される化合物は、既知方法で、例えば、WO2009/131237、WO2010/125985、WO2011/043404、WO2011/040629、WO2012/086848、WO2013/018928、WO2015/000715及びWO2015/121136に記載されている調製方法と同様にして、調製することができる。
式(IV)で表される化合物は、US5576335に記載されている調製方法と同様にして、式(II)で表される化合物を、縮合剤又は塩基の存在下で、式(III)で表されるカルボン酸と反応させることによって、調製することができる。
式(V)で表される化合物は、例えば、WO2009/131237、WO2010/125985、WO2011/043404、WO2011/040629、WO2012/086848、WO2013/018928、WO2015/000715及びWO2015/121136に記載されている調製方法と同様にして、式(IV)で表される化合物を縮合させることによって、調製することができる。
式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物は、式(V)で表される化合物を、塩基の存在下で、式(VIa)で表される化合物と反応させることによって、調製することができる。
式(I)〔式中、nは1を表す〕で表される化合物は、式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物を酸化することによって、調製することができる。この酸化は、一般に、一般的な反応条件下で不活性である慣習的な溶媒から選択される溶媒の中で実施する。好ましいのは、以下のものである:ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン又はクロロベンゼン;アルコール類、例えば、メタノール又はエタノール;ギ酸、酢酸、プロピオン酸;又は、水。
式(I)〔式中、nは2を表す〕で表される化合物は、式(I)〔式中、nは1を表す〕で表される化合物を酸化することによって、調製することができる。この酸化は、一般に、溶媒の中で実施する。好ましいのは、以下のものである:ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン又はクロロベンゼン;アルコール類、例えば、メタノール又はエタノール;ギ酸、酢酸、プロピオン酸;又は、水。
式(I)〔式中、nは2を表す〕で表される化合物は、式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物を酸化することによって、1段階プロセスで調製することもできる。この酸化は、一般に、溶媒の中で実施する。好ましいのは、以下のものである:ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン又はクロロベンゼン;アルコール類、例えば、メタノール又はエタノール;ギ酸、酢酸、プロピオン酸;又は、水。
あるいは、式(II)〔式中、nは2を表す〕で表される化合物は、1段階法で、例えば、「Journal of Organic Chemistry 2005, 70, 2696−2700」に記載されている調製方法と同様にして、式(V)で表される化合物から出発して式(VIb)で表される化合物を用いたハロゲン−スルホン交換によって、調製することも可能である。該交換は、一般に、溶媒の中で実施する。好ましくは、極性非プロトン性溶媒(例えば、ジメチルスルホキシド及びN,N−ジメチルホルムアミド)を使用する。
式(I)〔式中、Qは、Q10、Q11、Q14又はQ15を表す〕で表される化合物は、既知方法で、例えば、US2009/203705、US2012/258951、WO2013/3298又は「J. Med. Chem. 1988, 31, 1590−1595」に記載されている調製方法と同様にして、調製することができる。
式(III)で表されるカルボン酸を、WO2011/75643又はEP2671582に記載されている調製方法と同様にして、O,N−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩の存在下で、式(VI)で表されるワインレブアミドに変換させる。
次いで、式(VI)で表される化合物を、既知方法で、例えば、WO2011/75643に記載されている調製方法と同様にして、グリニャール試薬(例えば、臭化メチルマグネシウム)を用いて、式(VII)で表されるケトンに変換させることができる。次いで、例えば、US2012/302573に記載されている既知方法と同様にして、ハロゲン化に付すことによって、式(VIII)で表される化合物を得ることができる。
式(X)で表される化合物は、式(VIII)で表される化合物を式(IX)で表されるアミンを用いて環化させることによって、調製することができる。該環化は、既知方法で、例えば、WO2005/66177、WO2012/88411、WO2013/3298、US2009/203705、US2012/258951、WO2012/168733、WO2014/187762又は「J. Med. Chem. 1988, 31, 1590−1595」に記載されている調製方法と同様にして、例えば、エタノール、アセトニトリル又はN,N−ジメチルホルムアミドの中で、実施する。
式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物は、式(X)で表される化合物を、塩基の存在下で、式(VIa)で表される化合物と反応させることによって、調製することができる。式(VIa)で表されるメルカプタン誘導体(例えば、メチルメルカプタン、エチルメルカプタン又はイソプロピルメルカプタン)は、市販されているか、又は、既知方法で、例えば、US2006/25633、US2006/111591、US2820062、「Chemical Communications 2000, 13, 1163−1164」若しくは「Journal of the American Chemical Society, 1922, 44, 1329」に記載されている調製方法と同様にして、調製することができる。
式(I)〔式中、nは1を表す〕で表される化合物は、式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物を酸化することによって、調製することができる。該酸化は、既知方法で、適切な酸化剤(例えば、過酸化水素、メタ−クロロ過安息香酸又は過ヨウ素酸ナトリウム)を用いて実施する。
式(I)〔式中、nは2を表す〕で表される化合物は、式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物を酸化することによって、1段階プロセスで調製することもできる。この酸化は、一般に、溶媒の中で実施する。好ましいのは、以下のものである:ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン又はクロロベンゼン;アルコール類、例えば、メタノール又はエタノール;ギ酸、酢酸、プロピオン酸;又は、水。適切な酸化剤の例は、過酸化水素及びメタ−クロロ過安息香酸である。
あるいは、式(II)〔式中、nは2を表す〕で表される化合物は、1段階法で、例えば、「Journal of Organic Chemistry 2005, 70, 2696−2700」に記載されている調製方法と同様にして、式(X)で表される化合物から出発して式(VIb)で表される化合物を用いたハロゲン−スルホン交換によって、調製することも可能である。該交換は、一般に、溶媒の中で実施する。好ましくは、極性非プロトン性溶媒(例えば、ジメチルスルホキシド及びN,N−ジメチルホルムアミド)を使用する。
式(XI)で表される化合物は、US5374646又は「Bioorganic and Medicinal Chemistry Letters 2003, 13, 1093−1096」に記載されている調製方法と同様にして、式(III)で表される化合物を、縮合剤の存在下でアンモニア源と反応させることによって、調製することができる。
式(XIII)で表される化合物は、WO2014/142292に記載されている調製方法と同様にして、式(XI)で表される化合物を、塩基性媒体の中で、パラジウム触媒の存在下、式(XII)で表される化合物と反応させることによって、調製することができる。
式(I)〔式中、Qは、Q12、Q13、Q17、Q18又はQ20を表す〕で表される化合物は、既知方法で、例えば、WO2010/091310、WO2012/66061又はWO2013/099041に記載されている調製方法と同様にして、調製することができる。
式(XVI)で表される化合物は、例えば、WO2010/091310、WO2012/66061、WO2013/099041又は「Tetrahedron 1993, 49, 10997−11008」に記載されている調製方法と同様にして、式(XIV)で表される化合物を、塩基性条件下で式(XV)で表される化合物と反応させることによって、調製することができる。
式(XVIII)で表される化合物は、市販されているか、又は、US2008/003949に記載されている調製方法と同様にして、例えば、溶媒としてのテトラヒドロフランの中で、塩基としてのリチウムジイソプロピルアミン及び求電子物質としてのp−トルエンスルホニルシアニドを使用して、式(XVII)で表され化合物から既知方法で調製することができる。
式(XIX)で表される化合物は、市販されているか、又は、「Tetrahedron 2009, 65, 748−751」に記載されている調製方法と同様にして、ハロゲン化によって、例えば、溶媒としてのテトラヒドロフランの中で、塩基としてのリチウムジイソプロピルアミン及びハロゲン化剤としてのヨウ素を使用して、式(XVIII)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XX)で表される化合物は、市販されているか、又は、「Tetrahedron 2009, 65, 748−751」に記載されている調製方法と同様にして、ヘックカップリングによって、例えば、溶媒としてのアセトニトリルの中で、アクリル酸メチル、テトラブチルアンモニウムブロミド、触媒としての酢酸パラジウム(II)、塩基としての炭酸カリウムを使用して、式(XIX)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XXI)で表される化合物は、市販されているか、又は、例えば、「Tetrahedron 2009, 65, 748−751」及び「Journal of the American Chemical Society 2002, 124, 13097−13105」に記載されている調製方法と同様にして、水素化若しくは求核置換反応によって、式(XX)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XVaa)で表される化合物は、市販されているか、又は、「Tetrahedron 2009, 65, 748−751」に記載されている調製方法と同様にして、例えば、溶媒としてのテトラヒドロフランの中で塩基としてカリウムtert−ブトキシドを使用し、その後、酸性条件下、例えば、メタノール中の塩酸を使用して、式(XXI)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XXII)で表される化合物は、「European Journal of Organic Chemistry 2013, 4174−4180」及び「Organic Process Research and Development 2001, 5, 572−574」に記載されている調製方法と同様にして、カルボニル化によって、式(XVaa)で表される化合物から既知方法で合成することができる。官能基化は、遷移金属が触媒する条件下又は触媒しない条件下で、求電子物質としての二酸化炭素又はアルキル炭酸金属塩を使用して、実施することができる。
式(XXIII)で表される化合物は、市販されているか、又は、EP1491531に記載されている調製方法と同様にして、例えば、溶媒としてのテトラヒドロフランの中で、塩基としてのリチウムヘキサメチルジシラジド及び求電子試薬としてのN−フルオロベンゼンスルホンアミドを使用して、式(XXII)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XXIV)で表される化合物は、例えば、WO2015/024878、「Synthesis 1986, 770−772」及びWO2015/176267に記載されている調製方法と同様にして、還元又はハロゲン化によって、式(XXIII)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(IIIaa)又は式(IIIa)で表される化合物は、酸性条件下、塩基性条件下、温熱条件下又は水素化分解条件下におけるエステル加水分解によって、式(XXIII)又は式(XXIV)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XXVI)で表される化合物は、市販されているか、又は、US2006/0199836に記載されている調製方法と同様にして、酸化によって、例えば、溶媒としての水の中で、酸化剤としての炭酸カリウムを使用して、式(XXV)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XXVII)で表される化合物は、市販されているか、又は、US2006/0199836に記載されている調製方法と同様にして、エステル化によって、例えば、溶媒としてのR16−OHの中で塩化チオニルを使用して、式(XXVI)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XXVIII)で表される化合物は、市販されているか、又は、US2006/0199836及びUS2008/0004309に記載されている調製方法と同様にして、例えば、メタノール中で水酸化ナトリウムを使用して、式(XXVII)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XXX)で表される化合物は、市販されているか、又は、US2006/0199836及びUS2008/0004309に記載されている調製方法と同様にして、式(XXIX)で表される化合物を用いるアミド化によって、例えば、当該カルボン酸に関する活性化剤としての塩化オキサリル及び塩基としてのトリエチルアミンを使用して、式(XXVIII)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XXXI)で表される化合物は、市販されているか、又は、US2006/0199836及びUS2008/0004309に記載されている調製方法と同様にして、アミド化によって、例えば、エタノール中でナトリウムエトキシドを使用して、式(XXX)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XXXII)で表される化合物は、市販されているか、又は、US2006/0199836及びUS2008/0004309に記載されている調製方法と同様にして、ハロゲン化によって、例えば、オキシ塩化リン又はオキシ臭化リンを使用して、式(XXXI)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XXXIII)で表される化合物は、市販されているか、又は、US2006/0199836及びUS2008/0004309に記載されている調製方法と同様にして、水素化、スズキカップリング若しくはスティルカップリングによって、例えば、溶媒としての酢酸エチルの中で活性炭担持パラジウム及び水素を使用して、又は、溶媒としての1,4−ジキサン若しくはN,N−ジメチルホルムアミドの中で、R7−B(OH)2若しくはSn(R7)4、触媒としてのテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)若しくはジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)及び塩基としての炭酸セシウムを使用して、式(XXII)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XXXIV)で表される化合物は、市販されているか、又は、WO2005/103003に記載されている調製方法と同様にして、例えば、溶媒としてのジクロロメタンの中でトリフルオロメタンスルホン酸無水物及びトリエチルミンを使用して、式(XXXIII)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(IIIb)で表される化合物は、市販されているか、又は、酸性条件下、塩基性条件下、温熱条件下若しくは水素化分解条件下におけるエステル加水分解によって、式(XXXIV)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XXXVI)で表される化合物は、市販されているか、又は、WO2013/007765に記載されている調製方法と同様にして、例えば、硫酸の中で硝酸カリウムを使用して、式(XXXV)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XXXVII)で表される化合物は、市販されているか、又は、「Tetrahedron Letters 2013, 54, 4054−4057」及び「Medicinal Chemical Communications 2013, 709−719」に記載されている調製方法と同様にして、還元によって、例えば、溶媒としてのメタノール、エタノール又は酢酸エチルの中で鉄及び酢酸を使用して、式(XXVI)で表される化合物から既知方法で合成することができる。
式(XVc)〔式中、R15は、水素を表す〕で表される化合物は、市販されているか、又は、「Bioorganic Medicinal Chemistry 2012, 1644−1658」に記載されている調製方法と同様にして、環化によって、式(XXXVII)で表される化合物から既知方法で合成することができる。官能基化は、酸R3−COOH又はこの酸の類似物(例えば、酸無水物、酸塩化物、オルトエステル)を使用して、酸性条件下で実施することができる。
式(XVc)で表される化合物は、市販されているか、又は、WO2005/111047、WO2008/59238若しくはWO2009/16119に記載されている調製方法と同様にして、例えば、溶媒としてのジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドの中でアルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化ナトリウム)又は無機塩基(例えば、炭酸カリウム)及びR15−X3で表されるアルキル化剤(例えば、ヨウ化メチル、臭化エチル又は硫酸ジメチル)を使用して、式(XVc)〔式中、R15は、水素を表す〕で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XXXVIII)で表される化合物は、市販されているか、又は、「European Journal of Organic Chemistry 2013, 4174−4180」及び「Organic Process Research and Development 2001, 5, 572−574」に記載されている調製方法と同様にして、カルボニル化によって、式(XVc)で表される化合物から既知方法で合成することができる。官能基化は、遷移金属が触媒する条件下又は触媒しない条件下で、求電子物質としての二酸化炭素又はアルキル炭酸金属塩を使用して、実施することができる。
式(IIIc)で表される化合物は、市販されているか、又は、酸性条件下、塩基性条件下、温熱条件下若しくは水素化分解条件下におけるエステル加水分解によって、式(XXXVIII)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(I)〔式中、Qは、Q1〜Q9又はQ16又はQ19を表す〕で表される化合物は、既知方法で、例えば、WO2009/131237、WO2010/125985、WO2011/043404、WO2011/040629、WO2012/086848、WO2013/018928、WO2015/000715及びWO2015/121136に記載されている調製方法と同様にして、調製することができる。
式(XL)で表される化合物は、式(XXXIX)で表される化合物を、塩基の存在下で、式(VIa)で表される化合物と反応させることによって、調製することができる。
式(XLI)で表される化合物は、市販されているか、又は、酸性条件下、塩基性条件下、温熱条件下若しくは水素化分解条件下におけるエステル加水分解によって、式(XL)で表される化合物から既知方法で調製することができる。
式(XLII)で表される化合物は、US5576335に記載されている調製方法と同様にして、式(II)で表される化合物を、縮合剤又は塩基の存在下で、式(XLI)で表されるカルボン酸と反応させることによって、調製することができる。
式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物は、例えば、WO2009/131237、WO2010/125985、WO2011/043404、WO2011/040629、WO2012/086848、WO2013/018928、WO2015/000715及びWO2015/121136に記載されている調製方法と同様にして、式(XLII)で表される化合物を縮合させることによって、調製することができる。
式(I)〔式中、nは1を表す〕で表される化合物は、式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物を酸化することによって、調製することができる。この酸化は、一般に、一般的な反応条件下で不活性である慣習的な溶媒から選択される溶媒の中で実施する。好ましいのは、以下のものである:ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン又はクロロベンゼン;アルコール類、例えば、メタノール又はエタノール;ギ酸、酢酸、プロピオン酸;又は、水。
式(I)〔式中、nは2を表す〕で表される化合物は、式(I)〔式中、nは1を表す〕で表される化合物を酸化することによって、調製することができる。この酸化は、一般に、溶媒の中で実施する。好ましいのは、以下のものである:ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン又はクロロベンゼン;アルコール類、例えば、メタノール又はエタノール;ギ酸、酢酸、プロピオン酸;又は、水。
式(I)〔式中、nは2を表す〕で表される化合物は、式(I)〔式中、nは0を表す〕で表される化合物を酸化することによって、1段階プロセスで調製することもできる。この酸化は、一般に、溶媒の中で実施する。好ましいのは、以下のものである:ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン又はクロロベンゼン;アルコール類、例えば、メタノール又はエタノール;ギ酸、酢酸、プロピオン酸;又は、水。
本発明は、さらに、害虫を防除する方法にも関し、ここで、該方法においては、式(I)で表される化合物を害虫及び/又はそれらの生息環境に作用させる。害虫の該防除は、好ましくは、農業及び林業において、並びに、材料物質(material)の保護において、実施される。好ましくは、ヒト又は動物の身体の外科的な又は治療的な処置方法及びヒト又は動物の身体に対して実施される診断方法は、上記方法から除外される。
節足動物門の害虫、特に、クモ綱(Arachnida)の、例えば、アカルス属種(Acarus spp.)、例えば、アカルス・シロ(Acarus siro)、アケリア・クコ(Aceria kuko)、アケリア・シェルドニ(Aceria sheldoni)、アクロプス属種(Aculops spp.)、アクルス属種(Aculus spp.)、例えば、アクルス・フォクケウイ(Aculus fockeui)、アクルス・シュレクテンダリ(Aculus schlechtendali)、アンブリオンマ属種(Amblyomma spp.)、アムフィテトラニクス・ビエネンシス(Amphitetranychus viennensis)、アルガス属種(Argas spp.)、ボオフィルス属種(Boophilus spp.)、ブレビパルプス属種(Brevipalpus spp.)、例えば、ブレビパルプス・ホエニシス(Brevipalpus phoenicis)、ブリオビア・グラミヌム(Bryobia graminum)、ブリオビア・プラエチオサ(Bryobia praetiosa)、セントルロイデス属種(Centruroides spp.)、コリオプテス属種(Chorioptes spp.)、デルマニスス・ガリナエ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス・プテロニシヌス(Dermatophagoides pteronyssinus)、デルマトファゴイデス・ファリナエ(Dermatophagoides farinae)、デルマセントル属種(Dermacentor spp.)、エオテトラニクス属種(Eotetranychus spp.)、例えば、エオテトラニクス・ヒコリアエ(Eotetranychus hicoriae)、エピトリメルス・ピリ(Epitrimerus pyri)、エウテトラニクス属種(Eutetranychus spp.)、例えば、エウテトラニクス・バンクシ(Eutetranychus banksi)、エリオフィエス属種(Eriophyes spp.)、例えば、エリオフィエス・ピリ(Eriophyes pyri)、グリシファグス・ドメスチクス(Glycyphagus domesticus)、ハロチデウス・デストルクトル(Halotydeus destructor)、ヘミタロソネムス属種(Hemitarsonemus spp.)、例えば、ヘミタロソネムス・ラツス(Hemitarsonemus latus)(=ポリファゴタルソネムス・ラツス(Polyphagotarsonemus latus))、ヒアロンマ属種(Hyalomma spp.)、イキソデス属種(Ixodes spp.)、ラトロデクツス属種(Latrodectus spp.)、ロキソスケレス属種(Loxosceles spp.)、ネウトロムビクラ・アウツムナリス(Neutrombicula autumnalis)、ヌフェルサ属種(Nuphersa spp.)、オリゴニクス属種(Oligonychus spp.)、例えば、オリゴニクス・コフェアエ(Oligonychus coffeae)、オリゴニクス・コニフェラルム(Oligonychus coniferarum)、オリゴニクス・イリシス(Oligonychus ilicis)、オリゴニクス・インジクス(Oligonychus indicus)、オリゴニクス・マンギフェルス(Oligonychus mangiferus)、オリゴニクス・プラテンシス(Oligonychus pratensis)、オリゴニクス・プニカエ(Oligonychus punicae)、オリゴニクス・イオテルシ(Oligonychus yothersi)、オルニトドルス属種(Ornithodorus spp.)、オルニトニスス属種(Ornithonyssus spp.)、パノニクス属種(Panonychus spp.)、例えば、パノニクス・シトリ(Panonychus citri)(=メタテトラニクス・シトリ(Metatetranychus citri))、パノニクス・ウルミ(Panonychus ulmi)(=メタテトラニクス・ウルミ(Metatetranychus ulmi))、フィロコプトルタ・オレイボラ(Phyllocoptruta oleivora)、プラチテトラニクス・ムルチジギツリ(Platytetranychus multidigituli)、ポリファゴタルソネムス・ラツス(Polyphagotarsonemus latus)、プソロプテス属種(Psoroptes spp.)、リピセファルス属種(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属種(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属種(Sarcoptes spp.)、スコルピオ・マウルス(Scorpio maurus)、ステネオタルソネムス属種(Steneotarsonemus spp.)、ステネオタルソネムス・スピンキ(Steneotarsonemus spinki)、タルソネムス属種(Tarsonemus spp.)、例えば、タルソネムス・コンフスス(Tarsonemus confusus)、タルソネムス・パリズス(Tarsonemus pallidus)、テトラニクス属種(Tetranychus spp.)、例えば、テトラニクス・カナデンシス(Tetranychus canadensis)、テトラニクス・シンナバリヌス(Tetranychus cinnabarinus)、テトラニクス・ツルケスタニ(Tetranychus turkestani)、テトラニクス・ウルチカエ(Tetranychus urticae)、トロムビクラ・アルフレズゲシ(Trombicula alfreddugesi)、バエジョビス属種(Vaejovis spp.)、バサテス・リコペルシシ(Vasates lycopersici);
ムカデ綱(Chilopoda)の、例えば、ゲオフィルス属種(Geophilus spp.)、スクチゲラ属種(Scutigera spp.);
トビムシ目(Collembola)又はトビムシ綱の、例えば、オニキウルス・アルマツス(Onychiurus armatus); スミンツルス・ビリジス(Sminthurus viridis);
ヤスデ綱(Diplopoda)の、例えば、ブラニウルス・グツラツス(Blaniulus guttulatus);
昆虫綱(Insecta)の、例えば、ゴキブリ目(Blattodea)の、例えば、ブラッタ・オリエンタリス(Blatta orientalis)、ブラッテラ・アサヒナイ(Blattella asahinai)、ブラッテラ・ゲルマニカ(Blattella germanica)、レウコファエア・マデラエ(Leucophaea maderae)、ロボプテラ・デシピエンス(Loboptera decipiens)、ネオスチロピガ・ロムビフォリア(Neostylopyga rhombifolia)、パンクロラ属種(Panchlora spp.)、パルコブラッタ属種(Parcoblatta spp.)、ペリプラネタ属種(Periplaneta spp.)、例えば、ペリプラネタ・アメリカナ(Periplaneta americana)、ペリプラネタ・アウストララシアエ(Periplaneta australasiae)、ピクノセルス・スリナメンシス(Pycnoscelus surinamensis)、スペラ・ロンギパルパ(Supella longipalpa);
コウチュウ目(Coleoptera)の、例えば、アカリンマ・ビタツム(Acalymma vittatum)、アカントセリデス・オブテクツス(Acanthoscelides obtectus)、アドレツス属種(Adoretus spp.)、アエチナ・ツミダ(Aethina tumida)、アゲラスチカ・アルニ(Agelastica alni)、アグリオテス属種(Agriotes spp.)、例えば、アグリオテス・リンネアツス(Agriotes linneatus)、アグリオテス・マンクス(Agriotes mancus)、アルフィトビウス・ジアペリヌス(Alphitobius diaperinus)、アムフィマロン・ソルスチチアリス(Amphimallon solstitialis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、アノプロホラ属種(Anoplophora spp.)、アントノムス属種(Anthonomus spp.)、例えば、アントノムス・グランジス(Anthonomus grandis)、アントレヌス属種(Anthrenus spp.)、アピオン属種(Apion spp.)、アポゴニア属種(Apogonia spp.)、アトマリア属種(Atomaria spp.)、例えば、アトマリア・リネアル(Atomaria linearis)、アタゲヌス属種(Attagenus spp.)、バリス・カエルレセンス(Baris caerulescens)、ブルキジウス・オブテクツス(Bruchidius obtectus)、ブルクス属種(Bruchus spp.)、例えば、ブルクス・ピソルム(Bruchus pisorum)、ブルクス・ルフィマヌス(Bruchus rufimanus)、カッシダ属種(Cassida spp.)、セロトマ・トリフルカタ(Cerotoma trifurcata)、セウトリンクス属種(Ceutorrhynchus spp.)、例えば、セウトリンクス・アシミリス(Ceutorrhynchus assimilis)、セウトリンクス・クアドリデンス(Ceutorrhynchus quadridens)、セウトリンクス・ラパエ(Ceutorrhynchus rapae)、カエトクネマ属種(Chaetocnema spp.)、例えば、カエトクネマ・コンフィニス(Chaetocnema confinis)、カエトクネマ・デンチクラタ(Chaetocnema denticulata)、カエトクネマ・エクチパ(Chaetocnema ectypa)、クレオヌス・メンジクス(Cleonus mendicus)、コノデルス属種(Conoderus spp.)、コスモポリテス属種(Cosmopolites spp.)、例えば、コスモポリテス・ソルジズス(Cosmopolites sordidus)、コステリトラ・ゼアランジカ(Costelytra zealandica)、クテニセラ属種(Ctenicera spp.)、クルクリオ属種(Curculio spp.)、例えば、クルクリオ・カリアエ(Curculio caryae)、クルクリオ・カリアトリペス(Curculio caryatrypes)、クルクリオ・オブツスス(Curculio obtusus)、クルクリオ・サイイ(Curculio sayi)、クリプトレステス・フェルギネウス(Cryptolestes ferrugineus)、クリプトレステス・プシルス(Cryptolestes pusillus)、クリプトリンクス・ラパチ(Cryptorhynchus lapathi)、クリプトリンクス・マンギフェラエ(Cryptorhynchus mangiferae)、シリンドロコプツルス属種(Cylindrocopturus spp.)、シリンドロコプツルス・アドスペルスス(Cylindrocopturus adspersus)、シリンドロコプツルス・フルニシ(Cylindrocopturus furnissi)、デルメステス属種(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属種(Diabrotica spp.)、例えば、ジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ジアブロチカ・バルベリ(Diabrotica barberi)、ジアブロチカ・ウンデシムプンクタタ・ホワルジ(Diabrotica undecimpunctata howardi)、ジアブロチカ・ウンデシムプンクタタ・ウンデシムプンクタタ(Diabrotica undecimpunctata undecimpunctata)、ジアブロチカ・ビルギフェラ・ビルギフェラ(Diabrotica virgifera virgifera)、ジアブロチカ・ビルギフェラ・ゼアエ(Diabrotica virgifera zeae)、ジコクロシス属種(Dichocrocis spp.)、ジクラジスパ・アルミゲラ(Dicladispa armigera)、ジロボデルス属種(Diloboderus spp.)、エピカエルス属種(Epicaerus spp.)、エピラクナ属種(Epilachna spp.)、例えば、エピラクナ・ボレアリス(Epilachna borealis)、エピラクナ・バリベスチス(Epilachna varivestis)、エピトリキス属種(Epitrix spp.)、例えば、エピトリキス・ククメリス(Epitrix cucumeris)、エピトリキス・フスクラ(Epitrix fuscula)、エピトリキス・ヒルチペンニス(Epitrix hirtipennis)、エピトリキス・スブクリニタ(Epitrix subcrinita)、エピトリキス・ツベリス(Epitrix tuberis)、ファウスチヌス属種(Faustinus spp.)、ギビウム・プシロイデス(Gibbium psylloides)、グナトセルス・コルヌツス(Gnathocerus cornutus)、ヘルラ・ウンダリス(Hellula undalis)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、ヘテロニキス属種(Heteronyx spp.)、ヒラモルファ・エレガンス(Hylamorpha elegans)、ヒロトルペス・バジュルス(Hylotrupes bajulus)、ヒペラ・ポスチカ(Hypera postica)、ヒポメセス・スクアモスス(Hypomeces squamosus)、ヒポテネムス属種(Hypothenemus spp.)、例えば、ヒポテネムス・ハムペイ(Hypothenemus hampei)、ヒポテネムス・オブスクルス(Hypothenemus obscurus)、ヒポテネムス・プベセンス(Hypothenemus pubescens)、ラクノステルナ・コンサングイネア(Lachnosterna consanguinea)、ラシドデルマ・セリコルネ(Lasioderma serricorne)、ラテチクス・オリザエ(Latheticus oryzae)、ラトリジウス属種(Lathridius spp.)、レマ属種(Lema spp.)、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlineata)、レウコプテラ属種(Leucoptera spp.)、例えば、レウコプテラ・コフェエラ(Leucoptera coffeella)、リッソロプトルス・オリゾフィルス(Lissorhoptrus oryzophilus)、リストロノツス属種(Listronotus spp.)(=ヒペロデス属種(Hyperodes spp.)、リキスス属種(Lixus spp.)、ルペロデス属種(Luperodes spp.)、ルペロモルファ・キサントデラ(Luperomorpha xanthodera)、リクツス属種(Lyctus spp.)、メガセリス属種(Megascelis spp.)、メラノツス属種(Melanotus spp.)、例えば、メラノツス・ロングルス・オレゴネンシス(Melanotus longulus oregonensis)、メリゲテス・アエネウス(Meligethes aeneus)、メロロンタ属種(Melolontha spp.)、例えば、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha melolontha)、ミグドルス属種(Migdolus spp.)、モノカムス属種(Monochamus spp.)、ナウパクツス・キサントグラフス(Naupactus xanthographus)、ネクロビア属種(Necrobia spp.)、ネオガレルセラ属種(Neogalerucella spp.)、ニプツス・ホロレウクス(Niptus hololeucus)、オリクテス・リノセロス(Oryctes rhinoceros)、オリザエフィルス・スリナメンシス(Oryzaephilus surinamensis)、オリザファグス・オリザエ(Oryzaphagus oryzae)、オチオリンクス属種(Otiorhynchus spp.)、例えば、オチオリンクス・クリブリコリス(Otiorhynchus cribricollis)、オチオリンクス・リグスチシ(Otiorhynchus ligustici)、オチオリンクス・オバツス(Otiorhynchus ovatus)、オチオリンクス・ルゴソストリアルス(Otiorhynchus rugosostriarus)、オチオリンクス・スルカツス(Otiorhynchus sulcatus)、オウレマ属種(Oulema spp.)、例えば、オウレマ・メラノプス(Oulema melanopus)、オウレマ・オリザエ(Oulema oryzae)、オキシセトニア・ジュクンダ(Oxycetonia jucunda)、ファエドン・コクレアリアエ(Phaedon cochleariae)、フィロファガ属種(Phyllophaga spp.)、フィロファガ・ヘレリ(Phyllophaga helleri)、フィロトレタ属種(Phyllotreta spp.)、例えば、フィロトレタ・アルモラシアエ(Phyllotreta armoraciae)、フィロトレタ・プシラ(Phyllotreta pusilla)、フィロトレタ・ラモサ(Phyllotreta ramosa)、フィロトレタ・ストリオラタ(Phyllotreta striolata)、ポピリア・ジャポニカ(Popillia japonica)、プレムノトリペス属種(Premnotrypes spp.)、プロステファヌス・トルンカツス(Prostephanus truncatus)、プシリオデス属種(Psylliodes spp.)、例えば、プシリオデス・アフィニス(Psylliodes affinis)、プシリオデス・クリソセファラ(Psylliodes chrysocephala)、プシリオデス・プンクツラタ(Psylliodes punctulata)、プチヌス属種(Ptinus spp.)、リゾビウス・ベントラリス(Rhizobius ventralis)、リゾペルタ・ドミニカ(Rhizopertha dominica)、リンコホルス属種(Rhynchophorus spp.)、リンコホルス・フェルギネウス(Rhynchophorus ferrugineus)、リンコホルス・パルマルム(Rhynchophorus palmarum)、シノキシロン・ペルホランス(Sinoxylon perforans)、シトフィルス属種(Sitophilus spp.)、例えば、シトフィルス・グラナリウス(Sitophilus granarius)、シトフィルス・リネアリス(Sitophilus linearis)、シトフィルス・オリザエ(Sitophilus oryzae)、シトフィルス・ゼアマイス(Sitophilus zeamais)、スフェノホルス属種(Sphenoph
orus spp.)、ステゴビウム・パニセウム(Stegobium paniceum)、ステルネクス属種(Sternechus spp.)、例えば、ステルネクス・パルダツス(Sternechus paludatus)、シムフィレテス属種(Symphyletes spp.)、タニメクス属種(Tanymecus spp.)、例えば、タニメクス・ジラチコリス(Tanymecus dilaticollis)、タニメクス・インジクス(Tanymecus indicus)、タニメクス・パリアツス(Tanymecus palliatus)、テネブリオ・モリトル(Tenebrio molitor)、テネブリオイデス・マウレタニクス(Tenebrioides mauretanicus)、トリボリウム属種(Tribolium spp.)、例えば、トリボリウム・アウダキス(Tribolium audax)、トリボリウム・カスタネウム(Tribolium castaneum)、トリボリウム・コンフスム(Tribolium confusum)、トロゴデルマ属種(Trogoderma spp.)、チキウス属種(Tychius spp.)、キシロトレクス属種(Xylotrechus spp.)、ザブルス属種(Zabrus spp.)、例えば、ザブルス・テネブリオイデス(Zabrus tenebrioides);
ハサミムシ目(Dermaptera)の、例えば、アニソラビス・マリチメ(Anisolabis maritime)、ホルフィクラ・アウリクラリア(Forficula auricularia)、ラビズラ・リパリア(Labidura riparia);
ハエ目(Diptera)の、例えば、アエデス属種(Aedes spp.)、例えば、アエデス・アエギプチ(Aedes aegypti)、アエデス・アルボピクツス(Aedes albopictus)、アエデス・スチクチクス(Aedes sticticus)、アエデス・ベキサンス(Aedes vexans)、アグロミザ属種(Agromyza spp.)、例えば、アグロミザ・フロンテラ(Agromyza frontella)、アグロミザ・パルビコルニス(Agromyza parvicornis)、アナストレファ属種(Anastrepha spp.)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)、例えば、アノフェレス・クアドリマクラツス(Anopheles quadrimaculatus)、アノフェレス・ガムビアエ(Anopheles gambiae)、アスホンジリア属種(Asphondylia spp.)、バクトロセラ属種(Bactrocera spp.)、例えば、バクトロセラ・ククルビタエ(Bactrocera cucurbitae)、バクトロセラ・ドルサリス(Bactrocera dorsalis)、バクトロセラ・オレアエ(Bactrocera oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、カリホラ・エリトロセファラ(Calliphora erythrocephala)、カリホラ・ビシナ(Calliphora vicina)、セラチチス・カピタタ(Ceratitis capitata)、キロノムス属種(Chironomus spp.)、クリソミア属種(Chrysomya spp.)、クリソプス属種(Chrysops spp.)、クリソゾナ・プルビアリス(Chrysozona pluvialis)、コクリオミア属種(Cochliomya spp.)、コンタリニア属種(Contarinia spp.)、例えば、コンタリニア・ジョンソニ(Contarinia johnsoni)、コンタリニア・ナスツルチイ(Contarinia nasturtii)、コンタリニア・ピリボラ(Contarinia pyrivora)、コンタリニア・スクルジ(Contarinia schulzi)、コンタリニア・ソルギコラ(Contarinia sorghicola)、コンタリニア・トリチシ(Contarinia tritici)、コルジロビア・アントロポファガ(Cordylobia anthropophaga)、クリコトプス・シルベストリス(Cricotopus sylvestris)、クレキス属種(Culex spp.)、例えば、クレキス・ピピエンス(Culex pipiens)、クレキス・クインクエファシアツス(Culex quinquefasciatus)、クリコイデス属種(Culicoides spp.)、クリセタ属種(Culiseta spp.)、クテレブラ属種(Cuterebra spp.)、ダクス・オレアエ(Dacus oleae)、ダシネウラ属種(Dasineura spp.)、例えば、ダシネウラ・ブラシカエ(Dasineura brassicae)、デリア属種(Delia spp.)、例えば、デリア・アントクア(Delia antiqua)、デリア・コアルクタタ(Delia coarctata)、デリア・フロリレガ(Delia florilega)、デリア・プラツラ(Delia platura)、デリア・ラジクム(Delia radicum)、デルマトビア・ホミニス(Dermatobia hominis)、ドロソフィラ属種(Drosophila spp.)、例えば、ドロソフィラ・メラノガステル(Drosphila melanogaster)、ドロソフィラ・スズキイ(Drosophila suzukii)、エキノクネムス属種(Echinocnemus spp.)、エウレイア・ヘラクレイ(Euleia heraclei)、ファンニア属種(Fannia spp.)、ガステロフィルス属種(Gasterophilus spp.)、グロッシナ属種(Glossina spp.)、ハエマトポタ属種(Haematopota spp.)、ヒドレリア属種(Hydrellia spp.)、ヒドレリア・グリセオラ(Hydrellia griseola)、ヒレミア属種(Hylemya spp.)、ヒッポドスカ属種(Hippobosca spp.)、ヒポデルマ属種(Hypoderma spp.)、リリオミザ属種(Liriomyza spp.)、例えば、リリオミザ・ブラシカエ(Liriomyza brassicae)、リリオミザ・フイドブレンシス(Liriomyza huidobrensis)、リリオミザ・サチバエ(Liriomyza sativae)、ルシリア属種(Lucilia spp.)、例えば、ルシリア・クプリナ(Lucilia cuprina)、ルトゾミイア属種(Lutzomyia spp.)、マンソニア属種(Mansonia spp.)、ムスカ属種(Musca spp.)、例えば、ムスカ・ドメスチカ(Musca domestica)、ムスカ・ドメスチカ・ビシナ(Musca domestica vicina)、オエストルス属種(Oestrus spp.)、オシネラ・フリト(Oscinella frit)、パラタニタルスス属種(Paratanytarsus spp.)、パララウテルボルニエラ・スブシンクタ(Paralauterborniella subcincta)、ペゴミア又はペゴミイア属種(Pegomya or Pegomyia spp.)、例えば、ペゴミア・ベタエ(Pegomya betae)、ペゴミア・ヒオシアミ(Pegomya hyoscyami)、ペゴミア・ルビボラ(Pegomya rubivora)、フレボトムス属種(Phlebotomus spp.)、ホルビア属種(Phorbia spp.)、ホルミア属種(Phormia spp.)、ピオフィラ・カセイ(Piophila casei)、プラチパレア・ポエシロプテラ(Platyparea poeciloptera)、プロジプロシス属種(Prodiplosis spp.)、プシラ・ロサエ(Psila rosae)、ラゴレチス属種(Rhagoletis spp.)、例えば、ラゴレチス・シングラタ(Rhagoletis cingulata)、ラゴレチス・コムプレタ(Rhagoletis completa)、ラゴレチス・ファウスタ(Rhagoletis fausta)、ラゴレチス・インジフェレンス(Rhagoletis indifferens)、ラゴレチス・メンダキス(Rhagoletis mendax)、ラゴレチス・ポモネラ(Rhagoletis pomonella)、サルコファガ属種(Sarcophaga spp.)、シムリウム属種(Simulium spp.)、例えば、シムリウム・メリジオナレ(Simulium meridionale)、ストモキス属種(Stomoxys spp.)、タバヌス属種(Tabanus spp.)、テタノポプス属種(Tetanops spp.)、チプラ属種(Tipula spp.)、例えば、チプラ・パルドサ(Tipula paludosa)、チプラ・シムプレキス(Tipula simplex)、トキソトリパナ・クルビカウダ(Toxotrypana curvicauda);
カメムシ目(Hemiptera)の、例えば、アシジア・アカシアエバイレイアナエ(Acizzia acaciaebaileyanae)、アシジア・ドドナエアエ(Acizzia dodonaeae)、アシジア・ウンカトイデス(Acizzia uncatoides)、アクリダ・ツリタ(Acrida turrita)、アシルトシポン属種(Acyrthosipon spp.)、例えば、アシルトシホン・ピスム(Acyrthosiphon pisum)、アクロゴニア属種(Acrogonia spp.)、アエネオラミア属種(Aeneolamia spp.)、アゴノセナ属種(Agonoscena spp.)、アレウロカンツス属種(Aleurocanthus spp.)、アレイロデス・プロレテラ(Aleyrodes proletella)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロコスス(Aleurothrixus floccosus)、アロカリダラ・マライエンシス(Allocaridara malayensis)、アムラスカ属種(Amrasca spp.)、例えば、アムラスカ・ビグツラ(Amrasca bigutulla)、アムラスカ・デバスタンス(Amrasca devastans)、アヌラフィス・カルズイ(Anuraphis cardui)、アオニジエラ属種(Aonidiella spp.)、例えば、アオニジエラ・アウランチイ(Aonidiella aurantii)、アオニジエラ・シトリナ(Aonidiella citrina)、アオニジエラ・イノルナタ(Aonidiella inornata)、アファノスチグマ・ピリ(Aphanostigma piri)、アフィス属種(Aphis spp.)、例えば、アフィス・シトリコラ(Aphis citricola)、アフィス・クラシボラ(Aphis craccivora)、アフィス・ファバエ(Aphis fabae)、アフィス・ホルベシ(Aphis forbesi)、アフィス・グリシネス(Aphis glycines)、アフィス・ゴシピイ(Aphis gossypii)、アフィス・ヘデラエ(Aphis hederae)、アフィス・イリノイセンシス(Aphis illinoisensis)、アフィス・ミドレトニ(Aphis middletoni)、アフィス・ナスツルチイ(Aphis nasturtii)、アフィス・ネリイ(Aphis nerii)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、アフィス・スピラエコラ(Aphis spiraecola)、アフィス・ビブルニフィラ(Aphis viburniphila)、アルボリジア・アピカリス(Arboridia apicalis)、アリタイニラ属種(Arytainilla spp.)、アスピジエラ属種(Aspidiella spp.)、アスピジオツス属種(Aspidiotus spp.)、例えば、アスピジオツス・ネリイ(Aspidiotus nerii)、アタヌス属種(Atanus spp.)、アウラコルツム・ソラニ(Aulacorthum solani)、ベミシア・タバシ(Bemisia tabaci)、ブラストプシラ・オッシデンタリス(Blastopsylla occidentalis)、ボレイオグリカスピス・メラレウカエ(Boreioglycaspis melaleucae)、ブラキカウズス・ヘリクリシ(Brachycaudus helichrysi)、ブラキコルス属種(Brachycolus spp.)、ブレビコリネ・ブラシカエ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属種(Cacopsylla spp.)、例えば、カコプシラ・ピリコラ(Cacopsylla pyricola)、カリギポナ・マルギナタ(Calligypona marginata)、カプリニア属種(Capulinia spp.)、カルネオセファラ・フルギダ(Carneocephala fulgida)、セラトバクナ・ラニゲラ(Ceratovacuna lanigera)、セルコピダエ(Cercopidae)、セロプラステス属種(Ceroplastes spp.)、カエトシホン・フラガエホリイ(Chaetosiphon fragaefolii)、キオナスピス・テガレンシス(Chionaspis tegalensis)、クロリタ・オヌキイ(Chlorita onukii)、コンドラクリス・ロセア(Chondracris rosea)、クロマフィス・ジュグランジコラ(Chromaphis juglandicola)、クリソムファルス・アオニズム(Chrysomphalus aonidum)、クリソムファルス・フィクス(Chrysomphalus ficus)、シカズリナ・ムビラ(Cicadulina mbila)、コッコミチルス・ハリイ(Coccomytilus halli)、コックス属種(Coccus spp.)、例えば、コックス・ヘスペリズム(Coccus hesperidum)、コックス・ロングルス(Coccus longulus)、コックス・プセウドマグノリアルム(Coccus pseudomagnoliarum)、コックス・ビリジス(Coccus viridis)、クリプトミズス・リビス(Cryptomyzus ribis)、クリプトネオサ属種(Cryptoneossa spp.)、クテナリタイナ属種(Ctenarytaina spp.)、ダルブルス属種(Dalbulus spp.)、ジアレウロデス・キテンデニ(Dialeurodes chittendeni)、ジアレウロデス・シトリ(Dialeurodes citri)、ジアホリナ・シトリ(Diaphorina citri)、ジアスピス属種(Diaspis spp.)、ジウラフィス属種(Diuraphis spp.)、ドラリス属種(Doralis spp.)、ドロシカ属種(Drosicha spp.)、ジサフィス属種(Dysaphis spp.)、例えば、ジサフィス・アピイホリア(Dysaphis apiifolia)、ジサフィス・プランタギネア(Dysaphis plantaginea)、ジサフィス・ツリパエ(Dysaphis tulipae)、ジスミコックス属種(Dysmicoccus spp.)、エムポアスカ属種(Empoasca spp.)、例えば、エムポアスカ・アブルプタ(Empoasca abrupta)、エムポアスカ・ファバエ(Empoasca fabae)、エムポアスカ・マリグナ(Empoasca maligna)、エムポアスカ・ソラナ(Empoasca solana)、エムポアスカ・ステベンシ(Empoasca stevensi)、エリオソマ属種(Eriosoma spp.)、例えば、エリオソマ・アメリカヌム(Eriosoma americanum)、エリオソマ・ラニゲルム(Eriosoma lanigerum)、エリオソマ・ピリコラ(Eriosoma pyricola)、エリトロネウラ属種(Erythroneura spp.)、エウカリプトリマ属種(Eucalyptolyma spp.)、エウフィルラ属種(Euphyllura spp.)、エウセリス・ビロバツス(Euscelis bilobatus)、フェリシア属種(Ferrisia spp.)、フィオリニア属種(Fiorinia spp.)、フルカスピス・オセアニカ(Furcaspis oceanica)、ゲオコックス・コフェアエ(Geococcus coffeae)、グリカスピス属種(Glycaspis spp.)、ヘテロプシラ・クバナ(Heteropsylla cubana)、ヘテロプシラ・スピヌロサ(Heteropsylla spinulosa)、ホマロジスカ・コアグラタ(Homalodisca coagulata)、ヒアロプテルス・アルンジニス(Hyalopterus arundinis)、ヒアロプテルス・プルニ(Hyalopterus pruni)、イセリア属種(Icerya spp.)、例えば、イセリア・プルカシ(Icerya purchasi)、イジオセルス属種(Idiocerus spp.)、イジオスコプス属種(Idioscopus spp.)、ラオデルファキス・ストリアテルス(Laodelphax striatellus)、レカニウム属種(Lecanium spp.)、例えば、レカニウム・コルニ(Lecanium corni)(=パルテノレカニウム・コルニ(Parthenolecanium corni))、レピドサフェス属種(Lepidosaphes spp.)、例えば、レピドサフェス・ウルミ(Lepidosaphes ulmi)、リパフィス・エリシミ(Lipaphis erysimi)、ロホレウカスピス・ジャポニカ(Lopholeucaspis japonica)、リコルマ・デリカツラ(Lycorma delicatula)、マクロシフム属種(Macrosiphum spp.)、例えば、マクロシフム・エウホルビアエ(Macrosiphum euphorbiae)、マクロシフム・リリイ(Macrosiphum lilii)、マクロシフム・ロサエ(Macrosiphum rosae)、マクロステレス・ファシフロンス(Macrosteles facifrons)、マハナルバ属種(Mahanarva spp.)、メラナフィス・サッカリ(Melanaphis sacchari)、メトカルフィエラ属種(Metcalfiella spp.)、メトカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、メトポロフィウム・ジロズム(Metopolophium dirhodum)、モネリア・コスタリス(Monellia costalis)、モネリオプシス・ペカニス(Monelliopsis pecanis)、ミズス属種(Myzus spp.)、例えば、ミズス・アスカロニクス(Myzus ascalonicus)、ミズス・セラシ(Myzus cerasi)、ミズス・リグストリ(Myzus ligustri)、ミズス・オルナツス(Myzus ornatus)、ミズス・ペルシカエ(Myzus persicae)、ミズス・ニコチアナエ(Myzus nicotianae)、ナソノビア・リビスニグリ(Nasonovia ribisnigri)、ネオマスケリア属種(Neomaskellia spp.)、ネホテッチキス属種(Nephotettix spp.)、例えば、ネホテッチキス・シンクチセプス(Nephotettix cincticeps)、ネホテッチキス・ニグロピクツス(Nephotettix nigropictus)、ネチゴニセラ・スペクトラ(Nettigoniclla spectra)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparvata lugens)、オンコメトピア属種(Oncometopia spp.)、オルテジア・プラエロンガ(Orthezia praelonga)、オキシヤ・キネンシス(Oxya chinensis)、パキプシラ属種(Pachypsylla spp.)、パラベミシア・ミリカエ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ属種(Paratrioza spp.)、例えば、パラトリオザ・コクケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属種(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属種(Pemphigus spp.)、例えば、ペムフィグス・ブルサリウス(Pemphigus bursarius)、ペムフィグス・ポプリベナエ(Pemphigus populivenae)、ペレグリヌス・マイジス(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属種(Perkinsiella spp.)、フェナコックス属種(Phenacoccus spp.)、例えば、フェナ
コックス・マデイレンシス(Phenacoccus madeirensis)、プロエオミズス・パッセリニイ(Phloeomyzus passerinii)、ホロドン・フムリ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属種(Phylloxera spp.)、例えば、フィロキセラ・デバストラトリキス(Phylloxera devastatrix)、フィロキセラ・ノタビリス(Phylloxera notabilis)、ピンナスピス・アスピジストラエ(Pinnaspis aspidistrae)、プラノコックス属種(Planococcus spp.)、例えば、プラノコックス・シトリ(Planococcus citri)、プロソピドプシラ・フラバ(Prosopidopsylla flava)、プロトプルビナリア・ピリホルミス(Protopulvinaria pyriformis)、プセウダウラカスピス・ペンタゴナ(Pseudaulacaspis pentagona)、プセウドコックス属種(Pseudococcus spp.)、例えば、プセウドコックス・カルセオラリアエ(Pseudococcus calceolariae)、プセウドコックス・コムストッキ(Pseudococcus comstocki)、プセウドコックス・ロンギスピヌス(Pseudococcus longispinus)、プセウドコックス・マリチムス(Pseudococcus maritimus)、プセウドコックス・ビブルニ(Pseudococcus viburni)、プシロプシス属種(Psyllopsis spp.)、プシラ属種(Psylla spp.)、例えば、プシラ・ブキシ(Psylla buxi)、プシラ・マリ(Psylla mali)、プシラ・ピリ(Psylla pyri)、プテロマルス属種(Pteromalus spp.)、プルビナリア属種(Pulvinaria spp.)、ピリラ属種(Pyrilla spp.)、クアドラスピジオツス属種(Quadraspidiotus spp.)、例えば、クアドラスピジオツス・ジュグランスレギアエ(Quadraspidiotus juglansregiae)、クアドラスピジオツス・オストレアエホルミス(Quadraspidiotus ostreaeformis)、クアドラスピジオツス・ペルニシオスス(Quadraspidiotus perniciosus)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、ラストロコックス属種(Rastrococcus spp.)、ロパロシフム属種(Rhopalosiphum spp.)、例えば、ロパロシフム・マイジス(Rhopalosiphum maidis)、ロパロシフム・オキシアカンタエ(Rhopalosiphum oxyacanthae)、ロパロシフム・パジ(Rhopalosiphum padi)、ロパロシフム・ルフィアブドミナレ(Rhopalosiphum rufiabdominale)、サイセチア属種(Saissetia spp.)、例えば、サイセチア・コフェアエ(Saissetia coffeae)、サイセチア・ミランダ(Saissetia miranda)、サイセチア・ネグレクタ(Saissetia neglecta)、サイセチア・オレアエ(Saissetia oleae)、スカホイデウス・チタヌス(Scaphoideus titanus)、スキザフィス・グラミヌム(Schizaphis graminum)、セレナスピズス・アルチクラツス(Selenaspidus articulatus)、シファ・フラバ(Sipha flava)、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)、ソガタ属種(Sogata spp.)、ソガテラ・フルシフェラ(Sogatella furcifera)、ソガトデス属種(Sogatodes spp.)、スチクトセファラ・フェスチナ(Stictocephala festina)、シホニヌス・フィリレアエ(Siphoninus phillyreae)、テナラファラ・マライエンシス(Tenalaphara malayensis)、テトラゴノセフェラ属種(Tetragonocephela spp.)、チノカリス・カリアエホリアエ(Tinocallis caryaefoliae)、トマスピス属種(Tomaspis spp.)、トキソプテラ属種(Toxoptera spp.)、例えば、トキソプテラ・アウランチイ(Toxoptera aurantii)、トキソプテラ・シトリシズス(Toxoptera citricidus)、トリアレウロデス・バポラリオルム(Trialeurodes vaporariorum)、トリオザ属種(Trioza spp.)、例えば、トリオザ・ジオスピリ(Trioza diospyri)、チフロシバ属種(Typhlocyba spp.)、ウナスピス属種(Unaspis spp.)、ビテウス・ビチホリイ(Viteus vitifolii)、ジギナ属種(Zygina spp.);
カメムシ亜目(Heteroptera)の、例えば、アエリア属種(Aelia spp.)、アナサ・トリスチス(Anasa tristis)、アンテスチオプシス属種(Antestiopsis spp.)、ボイセア属種(Boisea spp.)、ブリスス属種(Blissus spp.)、カロコリス属種(Calocoris spp.)、カムピロンマ・リビダ(Campylomma livida)、カベレリウス属種(Cavelerius spp.)、シメキス属種(Cimex spp.)、例えば、シメキス・アドジュンクツス(Cimex adjunctus)、シメキス・ヘミプテルス(Cimex hemipterus)、シメキス・レクツラリウス(Cimex lectularius)、シメキス・ピロセルス(Cimex pilosellus)、コラリア属種(Collaria spp.)、クレオンチアデス・ジルツス(Creontiades dilutus)、ダシヌス・ピペリス(Dasynus piperis)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジコノコリス・ヘウェッチ(Diconocoris hewetti)、ジスデルクス属種(Dysdercus spp.)、エウスキスツス属種(Euschistus spp.)、例えば、エウスキスツス・ヘロス(Euschistus heros)、エウスキスツス・セルブス(Euschistus servus)、エウスキスツス・トリスチグムス(Euschistus tristigmus)、エウスキスツス・バリオラリウス(Euschistus variolarius)、エウリデマ属種(Eurydema spp.)、エウリガステル属種(Eurygaster spp.)、ハリオモルファ・ハリス(Halyomorpha halys)、ヘリオパルチス属種(Heliopeltis spp.)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属種(Leptocorisa spp.)、レプトコリサ・バリコルニス(Leptocorisa varicornis)、レプトグロスス・オッシデンタリス(Leptoglossus occidentalis)、レプトグロスス・フィロプス(Leptoglossus phyllopus)、リゴコリス属種(Lygocoris spp.)、例えば、リゴコリス・パブリヌス(Lygocoris pabulinus)、リグス属種(Lygus spp.)、例えば、リグス・エリスス(Lygus elisus)、リグス・ヘスペルス(Lygus hesperus)、リグス・リネオラリス(Lygus lineolaris)、マクロペス・エキスカバツス(Macropes excavatus)、メガコプタ・クリブラリア(Megacopta cribraria)、ミリダエ(Miridae)、モナロニオン・アトラツム(Monalonion atratum)、ネザラ属種(Nezara spp.)、例えば、ネザラ・ビリズラ(Nezara viridula)、ニシウス属種(Nysius spp.)、オエバルス属種(Oebalus spp.)、ペントミダエ(Pentomidae)、ピエスマ・クアドラタ(Piesma quadrata)、ピエゾドルス属種(Piezodorus spp.)、例えば、ピエゾドルス・グイルジニイ(Piezodorus guildinii)、プサルス属種(Psallus spp.)、プセウダシスタ・ペルセア(Pseudacysta persea)、ロドニウス属種(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノホラ属種(Scotinophora spp.)、ステファニチス・ナシ(Stephanitis nashi)、チブラカ属種(Tibraca spp.)、トリアトマ属種(Triatoma spp.);
ハチ目(Hymenoptera)の、例えば、アクロミルメキス属種(Acromyrmex spp.)、アタリア属種(Athalia spp.)、例えば、アタリア・ロサエ(Athalia rosae)、アッタ属種(Atta spp.)、カムポノツス属種(Camponotus spp.)、ドリコベスプラ属種(Dolichovespula spp.)、ジプリオン属種(Diprion spp.)、例えば、ジプリオン・シミリス(Diprion similis)、ホプロカムパ属種(Hoplocampa spp.)、例えば、ホプロカムパ・コオケイ(Hoplocampa cookei)、ホプロカムパ・テスツジネア(Hoplocampa testudinea)、ラシウス属種(Lasius spp.)、リネピテマ(イリジオミルメキス)・フミレ(Linepithema(Iridiomyrmex) humile)、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium pharaonis)、パラトレキナ属種(Paratrechina spp.)、パラベスプラ属種(Paravespula spp.)、プラギオレピス属種(Plagiolepis spp.)、シレキス属種(Sirex spp.)、ソレノプシス・インビクタ(Solenopsis invicta)、タピノマ属種(Tapinoma spp.)、テクノミルメキス・アルビペス(Technomyrmex albipes)、ウロセルス属種(Urocerus spp.)、ベスパ属種(Vespa spp.)、例えば、ベスパ・クラブロ(Vespa crabro)、ワスマンニア・アウロプンクタタ(Wasmannia auropunctata)、キセリス属種(Xeris spp.);
ワラジムシ目(Isopoda)の、例えば、アルマジリジウム・ブルガレ(Armadillidium vulgare)、オニスクス・アセルス(Oniscus asellus)、ポルセリオ・スカベル(Porcellio scaber);
シロアリ目(Isoptera)の、例えば、コプトテルメス属種(Coptotermes spp.)、例えば、コプトテルメス・ホルモサヌス(Coptotermes formosanus)、コルニテルメス・クムランス(Cornitermes cumulans)、クリプトテルメス属種(Cryptotermes spp.)、インシシテルメス属種(Incisitermes spp.)、カロテルメス属種(Kalotermes spp.)、ミクロテルメス・オベシ(Microtermes obesi)、ナスチテルメス属種(Nasutitermes spp.)、オドントテルメス属種(Odontotermes spp.)、ポロテルメス属種(Porotermes spp.)、レチクリテルメス属種(Reticulitermes spp.)、例えば、レチクリテルメス・フラビペス(Reticulitermes flavipes)、レチクリテルメス・ヘスペルス(Reticulitermes hesperus);
チョウ目(Lepidoptera)の、例えば、アクロイア・グリセラ(Achroia grisella)、アクロニクタ・マジョル(Acronicta major)、アドキソフィエス属種(Adoxophyes spp.)、例えば、アドキソフィエス・オラナ(Adoxophyes orana)、アエジア・レウコメラス(Aedia leucomelas)、アグロチス属種(Agrotis spp.)、例えば、アグロチス・セゲツム(Agrotis segetum)、アグロチス・イプシロン(Agrotis ipsilon)、アラバマ属種(Alabama spp.)、例えば、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillacea)、アミエロイス・トランシテラ(Amyelois transitella)、アナルシア属種(Anarsia spp.)、アンチカルシア属種(Anticarsia spp.)、例えば、アンチカルシア・ゲンマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルギロプロセ属種(Argyroploce spp.)、アウトグラファ属種(Autographa spp.)、バラトラ・ブラシカエ(Barathra brassicae)、ブラストデクナ・アトラ(Blastodacna atra)、ボルボ・シンナラ(Borbo cinnara)、ブックラトリキス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、ブッセオラ属種(Busseola spp.)、カコエシア属種(Cacoecia spp.)、カロプチリア・テイボラ(Caloptilia theivora)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、カルポカプサ・ポモネラ(Carpocapsa pomonella)、カルポシナ・ニポネンシス(Carposina niponensis)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brumata)、キロ属種(Chilo spp.)、例えば、キロ・プレジャデルス(Chilo plejadellus)、キロ・スプレッサリス(Chilo suppressalis)、コレウチス・パリアナ(Choreutis pariana)、コリストネウラ属種(Choristoneura spp.)、クリソデイキス・カルシテス(Chrysodeixis chalcites)、クリシア・アムビグエラ(Clysia ambiguella)、クナファロセルス属種(Cnaphalocerus spp.)、クナファロクロシス・メジナリス(Cnaphalocrocis medinalis)、クネファシア属種(Cnephasia spp.)、コノポモルファ属種(Conopomorpha spp.)、コノトラケルス属種(Conotrachelus spp.)、コピタルシア属種(Copitarsia spp.)、シジア属種(Cydia spp.)、例えば、シジア・ニグリカナ(Cydia nigricana)、シジア・ポモネラ(Cydia pomonella)、ダラカ・ノクツイデス(Dalaca noctuides)、ジアファニア属種(Diaphania spp.)、ジパロプシス属種(Diparopsis spp.)、ジアトラエア・サッカラリス(Diatraea saccharalis)、エアリアス属種(Earias spp.)、エクジトロファ・アウランチウム(Ecdytolopha aurantium)、エラスモパルプス・リグノセルス(Elasmopalpus lignosellus)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属種(Ephestia spp.)、例えば、エフェスチア・エルテラ(Ephestia elutella)、エフェスチア・クエーニエラ(Ephestia kuehniella)、エピノチア属種(Epinotia spp.)、エピフィアス・ポストビッタナ(Epiphyas postvittana)、エランニス属種(Erannis spp.)、エルスコビエラ・ムスクラナ(Erschoviella musculana)、エチエラ属種(Etiella spp.)、エウドシマ属種(Eudocima spp.)、エウリア属種(Eulia spp.)、エウポエシリア・アムビグエラ(Eupoecilia ambiguella)、エウプロクチス属種(Euproctis spp.)、例えば、エウプロクチス・クリソロエア(Euproctis chrysorrhoea)、エウキソア属種(Euxoa spp.)、フェルチア属種(Feltia spp.)、ガレリア・メロネラ(Galleria mellonella)、グラシラリア属種(Gracillaria spp.)、グラホリタ属種(Grapholitha spp.)、例えば、グラホリタ・モレスタ(Grapholita molesta)、グラホリタ・プルニボラ(Grapholita prunivora)、ヘジレプタ属種(Hedylepta spp.)、ヘリコベルパ属種(Helicoverpa spp.)、例えば、ヘリコベルパ・アルミゲラ(Helicoverpa armigera)、ヘリコベルパ・ゼア(Helicoverpa zea)、ヘリオチス属種(Heliothis spp.)、例えば、ヘリオチス・ビレセンス(Heliothis virescens)、ホフマンノフィラ・プセウドスプレテラ(Hofmannophila pseudospretella)、ホモエオソマ属種(Homoeosoma spp.)、ホモナ属種(Homona spp.)、ヒポノメウタ・パデラ(Hyponomeuta padella)、カキボリア・フラボファシアタ(Kakivoria flavofasciata)、ランピデス属種(Lampides spp.)、ラフィグマ属種(Laphygma spp.)、ラスペイレシア・モレスタ(Laspeyresia molesta)、レウシノデス・オルボナリス(Leucinodes orbonalis)、レウコプテラ属種(Leucoptera spp.)、例えば、レウコプテラ・コフェエラ(Leucoptera coffeella)、リトコレチス属種(Lithocolletis spp.)、例えば、リトコレチス・ブランカルデラ(Lithocolletis blancardella)、リトファネ・アンテンナタ(Lithophane antennata)、ロベシア属種(Lobesia spp.)、例えば、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana)、ロキサグロチス・アルビコスタ(Loxagrotis albicosta)、リマントリア属種(Lymantria spp.)、例えば、リマントリア・ジスパル(Lymantria dispar)、リオネチア属種(Lyonetia spp.)、例えば、リオネチア・クレルケラ(Lyonetia clerkella)、マラコソマ・ネウストリア(Malacosoma neustria)、マルカ・テスツラリス(Maruca testulalis)、マメストラ・ブラシカエ(Mamestra brassicae)、メラニチス・レダ(Melanitis leda)、モシス属種(Mocis spp.)、モノピス・オブビエラ(Monopis obviella)、ミチムナ・セパラタ(Mythimna separata)、ネマポゴン・クロアセルス(Nemapogon cloacellus)、ニムフラ属種(Nymphula spp.)、オイケチクス属種(Oiketicus spp.)、オンフィサ属種(Omphisa spp.)、オペロフテラ属種(Operophtera spp.)、オリア属種(Oria spp.)、オルタガ属種(Orthaga spp.)、オストリニア属種(Ostrinia spp.)、例えば、オストリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)、パノリス・フランメア(Panolis flammea)、パルナラ属種(Parnara spp.)、ペクチノホラ属種(Pectinophora spp.)、例えば、ペクチノホラ・ゴッシピエラ(Pectinophora gossypiella)、ペリレウコプテラ属種(Perileucoptera spp.)、フトリマエア属種(Phthorimaea spp.)、例えば、フトリマエア・オペルクレラ(Phthorimaea operculella)、フィロクニスチス・シトレラ(Phyllocnistis citrella)、フィロノリクテル属種(Phyllonorycter spp.)、例えば、フィロノリクテル・ブランカルデラ(Phyllonorycter blancardella)、フィロノリクテル・クラタエゲラ(Phyllonorycter crataegella)、ピエリス属種(Pieris spp.)、例えば、ピエリス・ラパエ(Pieris rapae)、プラチノタ・スツルタナ(Platynota stultana)、プロジア・インテルプンクテラ(Plodia interpunctella)、プルシア属種(Plusia spp.)、プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella)(=プルテラ・マクリペンニス(Plutella maculipennis))、プライス属種(Prays spp.)、プロデニア属種(Prodenia spp.)、プロトパルセ属種(Protoparce spp.)、プセウダレチア属種(Pseudaletia spp.)、例えば、プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、プセウドプルシア・インクルデンス(Pseudoplusia includens)、ピラウスタ・ヌビラリス(Pyrausta nubilalis)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、スコエノビウス属種(Schoenobius spp.)、例えば、スコエノビウス・ビプンクチフェル(Schoenobius bipunctifer)、シルポファガ属種(Scirpophaga spp.)、例えば、シルポファガ・インノタタ(Scirpophaga innotata)、スコチア・セゲツム(Scotia segetum)、セサミア属種(Sesamia spp.)、例えば、セサミア・インフェレンス(Sesamia inferens)、スパルガノチス属種(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属種(Spodoptera spp.)、例えば、スポドプテラ・エラジアナ(Spodoptera eradiana)、スポドプテラ・エキシグア(Spodoptera exigua)、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ・プラエフィカ(Spodoptera praefica)、スタトモポダ属種(Stathmopoda spp.)、ステノマ属種(Stenoma spp.)、ストモプテリキス・スブセシベラ(Stomopteryx subsecivella)、シナンテドン属種(Synanthedon spp.)、テシア・ソラニボラ(Tecia solanivora)、タウメトポエア属種(Thaumetopoea spp.)、テルメシア・ゲンマタリス(Thermesia gemmatalis)、チネア・クロアセラ(Tinea cloacella)、チネア・ペリオネラ(Tinea pellionella)、チネオラ・ビッセリエラ(Tineola bisselliella)、トルトリキス属種(Tortrix spp.)、トリコファガ・タペトゼラ(Trichophaga tapetzella)、トリコプルシア属種(Trichoplusia spp.)、例えば、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)、トリポリザ・インセルツラス(Tryporyz
a incertulas)、ツタ・アブソルタ(Tuta absoluta)、ビラコラ属種(Virachola spp.);
バッタ目(Orthoptera)又は(Saltatoria)の、例えば、アケタ・ドメスチクス(Acheta domesticus)、ジクロプルス属種(Dichroplus spp.)、グリロタルパ属種(Gryllotalpa spp.)、例えば、グリロタルパ・グリロタルパ(Gryllotalpa gryllotalpa)、ヒエログリフス属種(Hieroglyphus spp.)、ロクスタ属種(Locusta spp.)、例えば、ロクスタ・ミグラトリア(Locusta migratoria)、メラノプルス属種(Melanoplus spp.)、例えば、メラノプルス・デバスタトル(Melanoplus devastator)、パラトランチクス・ウスリエンシス(Paratlanticus ussuriensis)、スキストセルカ・グレガリア(Schistocerca gregaria);
シラミ目(Phthiraptera)の、例えば、ダマリニア属種(Damalinia spp.)、ハエマトピヌス属種(Haematopinus spp.)、リノグナツス属種(Linognathus spp.)、ペジクルス属種(Pediculus spp.)、フィロキセラ・バスタトリキス(Phylloxera vastatrix)、フチルス・プビス(Phthirus pubis)、トリコデクテス属種(Trichodectes spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)の、例えば、レピノツス属種(Lepinotus spp.)、リポセリス属種(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)の、例えば、セラトフィルス属種(Ceratophyllus spp.)、クテノセファリデス属種(Ctenocephalides spp.)、例えば、クテノセファリデス・カニス(Ctenocephalides canis)、クテノセファリデス・フェリス(Ctenocephalides felis)、プレキス・イリタンス(Pulex irritans)、ツンガ・ペネトランス(Tunga penetrans)、キセノプシラ・ケオピス(Xenopsylla cheopis);
アザミウマ目(Thysanoptera)の、例えば、アナホトリプス・オブスクルス(Anaphothrips obscurus)、バリオトリプス・ビホルミス(Baliothrips biformis)、カエタナホトリプス・レエウウェニ(Chaetanaphothrips leeuweni)、ドレパノトリプス・レウテリ(Drepanothrips reuteri)、エンネオトリプス・フラベンス(Enneothrips flavens)、フランクリニエラ属種(Frankliniella spp.)、例えば、フランクリニエラ・フスカ(Frankliniella fusca)、フランクリニエラ・オッシデンタリス(Frankliniella occidentalis)、フランクリニエラ・スクルトゼイ(Frankliniella schultzei)、フランクリニエラ・トリチシ(Frankliniella tritici)、フランクリニエラ・バシニイ(Frankliniella vaccinii)、フランクリニエラ・ウィリアムシ(Frankliniella williamsi)、ハプロトリプス属種(Haplothrips spp.)、ヘリオトリプス属種(Heliothrips spp.)、ヘルシノトリプス・フェモラリス(Hercinothrips femoralis)、カコトリプス属種(Kakothrips)、リピホロトリプス・クルエンタツス(Rhipiphorothrips cruentatus)、シルトトリプス属種(Scirtothrips spp.)、タエニノトリプス・カルダモミ(Taeniothrips cardamomi)、トリプス属種(Thrips spp.)、例えば、トリプス・パルミ(Thrips palmi)、トリプス・タバシ(Thrips tabaci);
シミ目(Zygentoma(=Thysanura))の、例えば、クテノレピスマ属種(Ctenolepisma spp.)、レピスマ・サッカリナ(Lepisma saccharina)、レスピモデス・インクイリヌス(Lepismodes inquilinus)、テルモビア・ドメスチカ(Thermobia domestica);
コムカデ綱(Symphyla)の、例えば、スクチゲレラ属種(Scutigerella spp.)、例えば、スクチゲレラ・インマクラタ(Scutigerella immaculata);
軟体動物門(Mollusca)の害虫、例えば、ニマイガイ綱(Bivalvia)の、例えば、ドレイセナ属種(Dreissena spp.);及び、さらに、
マキガイ綱(Gastropoda)の、例えば、アリオン属種(Arion spp.)、例えば、アリオン・アテル・ルフス(Arion ater rufus)、ビオムファラリア属種(Biomphalaria spp.)、ブリヌス属種(Bulinus spp.)、デロセラス属種(Deroceras spp.)、例えば、デロセラス・ラエベ(Deroceras laeve)、ガルバ属種(Galba spp.)、リムナエア属種(Lymnaea spp.)、オンコメラニア属種(Oncomelania spp.)、ポマセア属種(Pomacea spp.)、スクシネア属種(Succinea spp.);
線形動物門(Nematoda)の植物害虫(即ち、植物寄生性線虫)、特に、アグレンクス属種(Aglenchus spp.)、例えば、アグレンクス・アグリコラ(Aglenchus agricola)、アングイナ属種(Anguina spp.)、例えば、アングイナ・トリチシ(Anguina tritici)、アフェレンコイデス属種(Aphelenchoides spp.)、例えば、アフェレンコイデス・アラキジス(Aphelenchoides arachidis)、アフェレンコイデス・フラガリアエ(Aphelenchoides fragariae)、ベロノライムス属種(Belonolaimus spp.)、例えば、ベロノライムス・グラシリス(Belonolaimus gracilis)、ベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)、ベロノライムス・ノルトニ(Belonolaimus nortoni)、ブルサフェレンクス属種(Bursaphelenchus spp.)、例えば、ブルサフェレンクス・ココフィルス(Bursaphelenchus cocophilus)、ブルサフェレンクス・エレムス(Bursaphelenchus eremus)、ブルサフェレンクス・キシロフィルス(Bursaphelenchus xylophilus)、カコパウルス属種(Cacopaurus spp.)、例えば、カコパウルス・ペスチス(Cacopaurus pestis)、クリコネメラ属種(Criconemella spp.)、例えば、クリコネメラ・クルバタ(Criconemella curvata)、クリコネメラ・オノエンシス(Criconemella onoensis)、クリコネメラ・オルナタ(Criconemella ornata)、クリコネメラ・ルシウム(Criconemella rusium)、クリコネメラ・キセノプラキス(Criconemella xenoplax)(=メソクリコネマ・キセノプラキス(Mesocriconema xenoplax))、クリコネモイデス属種(Criconemoides spp.)、例えば、クリコネモイデス・フェルニアエ(Criconemoides ferniae)、クリコネモイデス・オノエンセ(Criconemoides onoense)、クリコネモイデス・オルナツム(Criconemoides ornatum)、ジチレンクス属種(Ditylenchus spp.)、例えば、ジチレンクス・ジプサシ(Ditylenchus dipsaci)、ドリコドルス属種(Dolichodorus spp.)、グロボデラ属種(Globodera spp.)、例えば、グロボデラ・パリダ(Globodera pallida)、グロボデラ・ロストキエンシス(Globodera rostochiensis)、ヘリコチレンクス属種(Helicotylenchus spp.)、例えば、ヘリコチレンクス・ジヒステラ(Helicotylenchus dihystera)、ヘミクリコネモイデス属種(Hemicriconemoides spp.)、ヘミシクリオホラ属種(Hemicycliophora spp.)、ヘテロデラ属種(Heterodera spp.)、例えば、ヘテロデラ・アベナエ(Heterodera avenae)、ヘテロデラ・グルシネス(Heterodera glycines)、ヘテロデラ・スカクチイ(Heterodera schachtii)、ヒルスクマニエラ属種(Hirschmaniella spp.)、ホプロライムス属種(Hoplolaimus spp.)、ロンギドルス属種(Longidorus spp.)、例えば、ロンギドルス・アフリカヌス(Longidorus africanus)、メロイドギネ属種(Meloidogyne spp.)、例えば、メロイドギネ・キトウォオジ(Meloidogyne chitwoodi)、メロイドギネ・ファラキス(Meloidogyne fallax)、メロイドギネ・ハプラ(Meloidogyne hapla)、メロイドギネ・インコグニタ(Meloidogyne incognita)、メロイネマ属種(Meloinema spp.)、ナコッブス属種(Nacobbus spp.)、ネオチレンクス属種(Neotylenchus spp.)、パラロンギドルス属種(Paralongidorus spp.)、パラフェレンクス属種(Paraphelenchus spp.)、パラトリコドルス属種(Paratrichodorus spp.)、例えば、パラトリコドルス・ミノル(Paratrichodorus minor)、パラチレンクス属種(Paratylenchus spp.)、プラチレンクス属種(Pratylenchus spp.)、例えば、プラチレンクス・ペネトランス(Pratylenchus penetrans)、プセウドハレンクス属種(Pseudohalenchus spp.)、プシレンクス属種(Psilenchus spp.)、プンクトデラ属種(Punctodera spp.)、クイニスルシウス属種(Quinisulcius spp.)、ラドホルス属種(Radopholus spp.)、例えば、ラドホルス・シトロフィルス(Radopholus citrophilus)、ラドホルス・シミリス(Radopholus similis)、ロチレンクルス属種(Rotylenchulus spp.)、ロチレンクス属種(Rotylenchus spp.)、スクテロネマ属種(Scutellonema spp.)、スバングイナ属種(Subanguina spp.)、トリコドルス属種(Trichodorus spp.)、例えば、トリコドルス・オブツスス(Trichodorus obtusus)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)、チレンコリンクス属種(Tylenchorhynchus spp.)、例えば、チレンコリンクス・アンヌラツス(Tylenchorhynchus annulatus)、チレンクルス属種(Tylenchulus spp.)、例えば、チレンクルス・セミペネトランス(Tylenchulus semipenetrans)、キシフィネマ属種(Xiphinema spp.)、例えば、キシフィネマ・インデキス(Xiphinema index)。
本発明は、さらに、式(I)で表される少なくとも1種類の化合物を含んでいる、殺有害生物剤としての製剤及びその製剤から調製される使用形態〔例えば、潅注液、滴下液及び散布液〕にも関する。場合により、該使用形態は、さらなる殺有害生物剤、及び/又は、作用を向上させるアジュバント、例えば、浸透剤、例えば、植物油(例えば、ナタネ油、ヒマワリ油)、鉱油(例えば、パラフィン油)、植物性脂肪酸アルキルエステル(例えば、ナタネ油メチルエステル又はダイズ油メチルエステル)、又は、アルカノールアルコキシレート類、及び/又は、展着剤、例えば、アルキルシロキサン類及び/又は塩、例えば、有機又は無機のアンモニウム塩又はホスホニウム塩(例えば、硫酸アンモニウム又はリン酸水素二アンモニウム)、及び/又は、保持促進剤(retention promoter)(例えば、スルホコハク酸ジオクチル又はヒドロキシプロピルグアーポリマー)、及び/又は、湿潤剤(例えば、グリセロール)、及び/又は、肥料(例えば、アンモニウム含有肥料、カリウム含有肥料又はリン含有肥料)を含有する。
式(I)で表される化合物は、例えば、作用スペクトルを拡大するために、作用の期間を長くするために、作用速度を増大させるために、忌避性を防止するために、又は、抵抗性の発達を防止するために、1種類以上の適切な殺菌剤、殺細菌剤、殺ダニ剤、軟体動物駆除剤、殺線虫剤、殺虫剤、微生物剤(microbiological agent)、有益生物、除草剤、肥料、鳥忌避剤、植物強化剤(phytotonic)、不妊剤、薬害軽減剤、情報化学物質及び/又は植物成長調節剤との混合物において使用することもできる。さらに、この種の活性化合物組合せは、植物の成長を向上させることが可能であり、及び/又は、非生物的要因(例えば、高温又は低温)に対する耐性、渇水に対する耐性又は水中若しくは土壌中の塩分の含有量の上昇に対する耐性を向上させることが可能である。さらにまた、開花性能及び結果性能を改善することも可能であり、発芽能力及び根の発達を最適化することも可能であり、収穫を容易にすることも可能であり、収穫高を向上させることも可能であり、成熟に影響を及ぼすことも可能であり、収穫された生産物の品質及び/若しくは栄養価を向上させることも可能であり、収穫された生産物の貯蔵寿命を長くすることも可能であり、並びに/又は、収穫された生産物の加工性を改善することも可能である。
引剤、及び/又は、鳥忌避剤、及び/又は、植物活性化剤、及び/又は、成長調節剤、及び/又は、肥料)との混合物の中に存在させることもできる。同様に、式(I)で表される化合物は、植物の特性(例えば、生長、収穫量及び収穫物の品質)を向上させるために使用することも可能である。
本明細書中において「一般名」によって特定されている活性化合物は、既知であり、そして、例えば、「“The Pesticide Manual”, 16th ed., British Crop Protection Council 2012」に記載されているか、又は、インターネット上で検索することができる(例えば、「http://www.alanwood.net/pesticides」)。その分類は、本特許出願の出願時点において適用できる「IRAC Mode of Action Classification Scheme」に基づいている。
カーバメート系、例えば、アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカーブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、XMC、及び、キシリルカルブ;又は、
有機リン酸エステル系、例えば、アセフェート、アザメチホス、アジンホス−エチル、アジンホス−メチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス−メチル、クマホス、シアノホス、ジメトン−S−メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ダイスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イミシアホス、イソフェンホス、O−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチル酸イソプロピル、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシジメトン−メチル、パラチオン−メチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス−メチル、プロフェノホス、プロペタムホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、及び、バミドチオン。
シクロジエン−有機塩素系、例えば、クロルダン、及び、エンドスルファン;又は、
フェニルピラゾール系(フィプロール系)、例えば、エチプロール、及び、フィプロニル。
ピレスロイド系、例えば、アクリナトリン、アレスリン、d−シス−トランスアレスリン、d−トランスアレスリン、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリン S−シクロペンテニル異性体、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、ベータ−シフルトリン、シハロトリン、ラムダ−シハロトリン、ガンマ−シハロトリン、シペルメトリン、アルファ−シペルメトリン、ベータ−シペルメトリン、シータ−シペルメトリン、ゼータ−シペルメトリン、シフェノトリン[(1R)−トランス異性体]、デルタメトリン、エムペントリン[(EZ)−(1R)異性体]、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、タウ−フルバリネート、ハルフェンプロックス、イミプロトリン、カデトリン、モンフルオロトリン、ペルメトリン、フェノトリン[(1R)−トランス異性体]、プラレトリン、ピレトリン類(除虫菊(pyrethrum))、レスメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、テトラメトリン[(1R)異性体]、トラロメトリン、及び、トランスフルトリン;又は、
DDT;又は、メトキシクロル。
ネオニコチノイド系、例えば、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリド、及び、チアメトキサム;又は、
ニコチン;又は、
スルホキサフロル、又は、フルピラジフロン。
スピノシン系、例えば、スピネトラム、及び、スピノサド。
アベルメクチン系/ミルベマイシン系、例えば、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチン、及び、ミルベメクチン。
幼若ホルモン類似体、例えば、ハイドロプレン、キノプレン、及び、メトプレン;又は、
フェノキシカルブ;又は、ピリプロキシフェン。
ハロゲン化アルキル系、例えば、臭化メチル、及び、別のハロゲン化アルキル;又は、
クロロピクリン;又は、フッ化スルフリル;又は、ホウ砂;又は、吐酒石、又は、
イソシアン酸メチル生成物質、例えば、ダゾメット(diazomet)及びメタム。
ピメトロジン;又は、フロニカミド。
クロフェンテジン、ヘキシチアゾクス、及び、ジフロビダジン;又は、
エトキサゾール。
バシルス・ツリンギエンシス・亜種・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis subspecies israelensis)、バシルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・アイザワイ(Bacillus thuringiensis subspecies aizawai)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・クルスタキ(Bacillus thuringiensis subspecies kurstaki)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subspecies tenebrionis)、及び、Bt植物タンパク質:Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1Fa、Cry1A.105、Cry2Ab、VIP3A、mCry3A、Cry3Ab、Cry3Bb、Cry34Ab1/35Ab1。
ジアフェンチウロン;又は、
有機スズ化合物、例えば、アゾシクロチン、シヘキサチン、及び、酸化フェンブタスズ;又は、
プロパルギット;又は、テトラジホン。
クロルフェナピル、DNOC、及び、スルフルラミド。
ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、チオシクラム、及び、チオスルタップ−ナトリウム。
ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロン、及び、トリフルムロン。
ブプロフェジン。
シロマジン。
クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、及び、テブフェノジド。
アミトラズ。
ヒドラメチルノン;又は、アセキノシル;又は、フルアクリピリム。
METI殺ダニ剤、例えば、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、及び、トルフェンピラド;又は、
ロテノン(Derris)。
インドキサカルブ;又は、メタフルミゾン。
テトロン酸誘導体及びテトラミン酸誘導体、例えば、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、及び、スピロテトラマト。
ホスフィン系、例えば、リン化アルミニウム、リン化カルシウム、ホスフィン、及び、リン化亜鉛;又は、
シアン化物、シアン化カルシウム、シアン化カリウム、及び、シアン化ナトリウム。
β−ケトニトリル誘導体、例えば、シエノピラフェン、及び、シフルメトフェン、及び、カルボキシアニリド、例えば、ピフルブミド。
ジアミド系、例えば、クロラントラニリプロール、シアントラニルプロール、及び、フルベンジアミド。
本明細書中において「一般名」によって特定されている活性化合物は、既知であり、そして、例えば、「“Pesticide Manual”(16th Ed., British Crop Protection Council)」に記載されているか、又は、インターネット上で検索することができる(例えば、「http://www.alanwood.net/pesticides」)。
1−(3,5−ジフルオロフェニル)エトキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド。
式(I)で表される化合物は、生物学的殺有害生物剤と組み合わせることができる。
バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株FZB42(DSM 231179)、又は、バシルス・セレウス(Bacillus cereus)、特に、バシルス・セレウス(B. cereus)株CNCM I−1562、又は、バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)株I−1582(受託番号 CNCM I−1582)、又は、バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株GB34(受託番号 ATCC 700814)及び株QST2808(受託番号 NRRL B−30087)、又は、バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株GB03(受託番号 ATCC SD−1397)、又は、バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713(受託番号 NRRL B−21661)、又は、バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株OST 30002(受託番号 NRRL B−50421)、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)、特に、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 イスラエレンシス(B. thuringiensis subspecies israelensis)(抗原型 H−14)株AM65−52(受託番号 ATCC 1276)、又は、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 アイザワイ(B. thuringiensis subsp. aizawai)、特に、株ABTS−1857(SD−1372)、又は、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 クルスタキ(B. thuringiensis subsp. kurstaki)株HD−1、又は、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 テネブリオニス(B. thuringiensis subsp. tenebrionis)株NB 176(SD−5428)、パステウリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)、パステウリア属種(Pasteuria spp.)(ロチレンクルス・レニホルミス(Rotylenchulus reniformis)線虫)−PR3(受託番号 ATCC SD−5834)、ストレプトミセス・ミクロフラブス(Streptomyces microflavus)株AQ6121(= QRD 31.013、NRRL B−50550)、ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)株AQ 6047(受託番号 NRRL 30232)。
ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)、特に、株ATCC 74040、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、特に、株CON/M/91−8(受託番号 DSM−9660)、レカニシリウム属種(Lecanicillium spp.)、特に、株HRO LEC 12、レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)として知られていた)、特に、株KV01、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)、特に、株F52(DSM3884/ ATCC 90448)、メトスクニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)、特に、株NRRL Y−30752、パエシロミセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(新規:イサリア・フモソロセア(Isaria fumosorosea))、特に、株IFPC 200613又は株Apopka 97(受託番号 ATCC 20874)、パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、特に、パエシロミセス・リラシヌス(P. lilacinus)株251(AGAL 89/030550)、タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、特に、株V117b、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、特に、株SC1(受託番号 CBS 122089)、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、特に、トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(T. harzianum rifai)T39(受託番号 CNCM I−952)。
リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)顆粒病ウイルス(GV)、コドリンガ(Cydia pomonella)顆粒病ウイルス(GV)、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)核多角体病ウイルス(NPV)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)mNPV、ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)mNPV、エジプトヨトウ(African cotton leafworm)(Spodoptera littoralis)NPV。
アグロバクテリウム属種(Agrobacterium spp.)、アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)、アゾスピリルム属種(Azospirillum spp.)、アゾトバクテル属種(Azotobacter spp.)、ブラジリゾビウム属種(Bradyrhizobium spp.)、ブルクホルデリア属種(Burkholderia spp.)、特に、ブルクホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(以前は、プセウドモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)として知られていた)、ギガスポラ属種(Gigaspora spp.)又はギガスポラ・モノスポルム(Gigaspora monosporum)、グロムス属種(Glomus spp.)、ラッカリア属種(Laccaria spp.)、ラクトバシルス・ブクネリ(Lactobacillus buchneri)、パラグロムス属種(Paraglomus spp.)、ピソリツス・チンクトルス(Pisolithus tinctorus)、プセウドモナス属種(Pseudomonas spp.)、リゾビウム属種(Rhizobium spp.)、特に、リゾビウム・トリホリイ(Rhizobium trifolii)、リゾポゴン属種(Rhizopogon spp.)、スクレロデルマ属種(Scleroderma spp.)、スイルス属種(Suillus spp.)、ストレプトミセス属種(Streptomyces spp.)。
ニンニク(Allium sativum)、ニガヨモギ(Artemisia absinthium)、アザジラクチン(azadirachtin)、Biokeeper WP、カッシア・ニグリカンス(Cassia nigricans)、セラストルス・アングラツス(Celastrus angulatus)、アメリカアリタソウ(Chenopodium anthelminticum)、キチン、Armour−Zen、セイヨウオシダ(Dryopteris filix−mas)、スギナ(Equisetum arvense)、Fortune Aza、Fungastop、Heads Up(キノア(Chenopodium quinoa)サポニン抽出物)、除虫菊(pyrethrum/pyrethrins)、スリナムニガキ(Quassia amara)、コナラ属(Quercus)、キラヤ属(Quillaja)、Regalia、(「RequiemTM Insecticide」)、ロテノン、リアニア/リアノジン、ヒレハリソウ(Symphytum officinale)、ヨモギギク(Tanacetum vulgare)、チモール、Triact 70、TriCon、キンレンカ(Tropaeulum majus)、セイヨウイラクサ(Urtica dioica)、Veratrin、セイヨウヤドリギ(Viscum album)、アブラナ科(Brassicaceae)抽出物、特に、ナタネ粉末又はカラシナ粉末。
式(I)で表される化合物は、薬害軽減剤、例えば、ベノキサコール、クロキントセット(−メキシル)、シオメトリニル、シプロスルファミド、ジクロルミド、フェンクロラゾール(−エチル)、フェンクロリム、フルラゾール、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン(−エチル)、メフェンピル(−ジエチル)、ナフタル酸無水物、オキサベトリニル、2−メトキシ−N−({4−[(メチルカルバモイル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド(CAS 129531−12−0)、4−(ジクロロアセチル)−1−オキサ−4−アザスピロ[4.5]デカン(CAS 71526−07−3)、2,2,5−トリメチル−3−(ジクロロアセチル)−1,3−オキサゾリジン(CAS 52836−31−4)などと組み合わせることができる。
本発明に従って、全ての植物及び植物の部分を処理することができる。ここで、植物は、望ましい及び望ましくない野生植物又は作物植物(天然に発生している作物植物を包含する)のような全ての植物及び植物個体群、例えば、穀類(コムギ、イネ、ライコムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、テンサイ、サトウキビ、トマト、ピーマン、キュウリ、メロン、ニンジン、スイカ、タマネギ、レタス、ホウレンソウ、リーキ、インゲンマメ、アブラナ科アブラナ属の植物(Brassica oleracea)(例えば、キャベツ)及び他の野菜種、ワタ、タバコ、ナタネ、並びに、さらに、果実植物(ここで、果実は、リンゴ、ナシ、柑橘類果実及びブドウである)などを意味するものと理解される。作物植物は、慣習的な育種法と最適化法によって得ることができる植物であり得るか、又は、生物工学的方法と遺伝子工学的方法によって得ることができる植物であり得るか、又は、前記方法の組合せによって得ることができる植物であることができる。そのような作物植物には、トランスジェニック植物も包含され、また、植物育種家の権利によって保護され得る植物品種又は保護され得ない植物品種も包含される。植物は、全ての成育段階、例えば、種子、実生、及び、幼植物(未成熟植物)から成熟した植物までを、意味するものと理解されるべきである。植物の部分は、苗条、葉、花及び根などの、植物の地上部及び地下部の全ての部分及び器官を意味するものと理解されるべきであり、挙げられる例は、葉、針状葉、茎、幹、花、子実体、果実及び種子、並びに、さらに、根、塊茎及び根茎などである。収穫された植物又は収穫された植物の部分、並びに、栄養繁殖器官(vegetative propagation material)及び生殖繁殖器官(generative propagation material)、例えば、挿穂(cutting)、塊茎、根茎、かき苗(slip)及び種子なども、植物の部分に包含される。
特に有利で有益な特性(「形質」)を植物に付与する遺伝物質を遺伝子修飾を介して受け取った全ての植物は、本発明に従って処理される好ましいトランスジェニック植物又は植物品種(遺伝子工学により得られたもの)に包含される。そのような特性の例は、植物の向上した生育、高温又は低温に対する向上した耐性、渇水又は水中若しくは土壌中に含まれる塩分のレベルに対する向上した耐性、高められた開花能力、向上した収穫の容易性、促進された成熟、増加した収穫量、収穫された生産物の向上した品質及び/又は向上した栄養価、収穫された生産物の改善された貯蔵性及び/又は改善された加工性などである。そのような特性のさらに別の特に重要な例は、害虫及び有害微生物(例えば、昆虫類、クモ形類動物、線虫類、ダニ類、ナメクジ類及びカタツムリ類)に対する植物の向上した抵抗性、例えば、植物体内で形成された毒素による、特に、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する遺伝物質〔例えば、遺伝子CryIA(a)、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIIA、CryIIIA、CryIIIB2、Cry9c、Cry2Ab、Cry3Bb及びCryIF並びにそれらの組合せ〕によって植物体内で形成された毒素による、害虫及び有害微生物(例えば、昆虫類、クモ形類動物、線虫類、ダニ類、ナメクジ類及びカタツムリ類)に対する植物の向上した抵抗性、さらに、植物病原性の菌類、細菌類及び/又はウイルス類に対する植物の向上した抵抗性、例えば、全身獲得抵抗性(SAR)、システミン(systemin)、フィトアレキシン、誘導因子並びに抵抗性遺伝子とそれにより発現されるタンパク質及び毒素による、植物病原性の菌類、細菌類及び/又はウイルス類に対する植物の向上した抵抗性、及び、さらに、特定の除草活性化合物(例えば、イミダゾリノン系、スルホニル尿素系、グリホセート又はホスフィノトリシン)に対する植物の向上した耐性である(例えば、「PAT」遺伝子)。望まれる当該特性(「形質」)を付与する遺伝子は、トランスジェニック植物体内で、互いに組み合わせて存在させることも可能である。上記トランスジェニック植物の例としては、重要な作物植物、例えば、穀類(コムギ、イネ、ライコムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、テンサイ、サトウキビ、トマト、エンドウマメ及び他の種類の野菜、ワタ、タバコ、ナタネ、並びに、さらに、果実植物(ここで、該果実は、リンゴ、ナシ、柑橘類果実及びブドウである)などを挙げることができ、トウモロコシ、ダイズ、コムギ、イネ、ジャガイモ、ワタ、サトウキビ、タバコ及びナタネは特に重要である。特に重要な特性(「形質」)は、昆虫類、クモ形類動物、線虫類並びにナメクジ類及びカタツムリ類に対する植物の向上した抵抗性である。
植物及び植物の部分は、慣習的な処理方法を用いて、例えば、浸漬、散布、噴霧、潅漑、気化、散粉、煙霧、ばらまき、泡状化、塗布、拡散(spreading−on)、注入、潅水(潅注(drenching))、点滴潅漑などによって、式(I)で表される化合物で直接処理するか、又は、該化合物を植物及び植物の部分の周囲、生息環境若しくは貯蔵空間に作用させることによって処理し、また、繁殖器官(propagation material)の場合、特に種子の場合は、さらに、乾式種子処理、液体種子処理、スラリー処理、被覆、1以上の被膜によるコーティングなどによっても処理する。さらに、式(I)で表される化合物を微量散布法(ultra−low volume method)によって施用することも可能であり、又は、該施用形態若しくは式(I)で表される化合物自体を土壌中に注入することも可能である。
植物の種子を処理することによる害虫の防除は、長い間知られており、継続的に改良が加えられている。それにもかかわらず、種子の処理には、必ずしも満足のいくように解決することができるわけではない一連の問題が伴っている。かくして、植物の貯蔵中、播種後又は出芽後に殺有害生物剤を追加で施用することを不要とするか又は少なくとも著しく低減させるような、種子及び発芽中の植物を保護する方法を開発することは望ましい。さらに、使用する活性化合物によって植物自体に損傷を引き起こすことなく、害虫による攻撃から種子及び発芽中の植物が最適に保護されるように、使用する活性化合物の量を最適化することも望ましい。特に、種子を処理する方法では、最少量の殺有害生物剤を使用して種子の最適な保護を達成し、及び、さらに、発芽中の植物の最適な保護も達成するために、害虫抵抗性トランスジェニック植物又は害虫耐性トランスジェニック植物の内因性の殺虫特性又は殺線虫特性も考慮に入れるべきである。
動物衛生の分野、即ち、獣医学の分野においては、式(I)で表される化合物は、動物寄生生物に対して、特に、外部寄生生物又は内部寄生生物に対して、活性を示す。用語「内部寄生生物」は、特に、蠕虫類及び原生動物(例えば、コクシジウム)を包含する。外部寄生生物は、典型的には、及び、好ましくは、節足動物、特に、昆虫類又はダニ類である。
アノプルリダ目(Anoplurida)の、例えば、ハエマトピヌス属種(Haematopinus spp.)、リノグナツス属種(Linognathus spp.)、ペジクルス属種(Pediculus spp.)、プチルス属種(Phtirus spp.)、及び、ソレノポテス属種(Solenopotes spp.);
マロファギダ目(Mallophagida)並びにアムブリセリナ亜目(Amblycerina)及びイスクノセリナ亜目(Ischnocerina)の、例えば、ボビコラ属種(Bovicola spp.)、ダマリナ属種(Damalina spp.)、フェリコラ属種(Felicola spp.);レピケントロン属種(Lepikentron spp.)、メノポン属種(Menopon spp.)、トリコデクテス属種(Trichodectes spp.)、トリメノポン属種(Trimenopon spp.)、トリノトン属種(Trinoton spp.)、ウェルネキエラ属種(Werneckiella spp.);
双翅目(Diptera)並びにネマトセリナ亜目(Nematocerina)及びブラキセリナ亜目(Brachycerina)の、例えば、アエデス属種(Aedes spp.)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)、アチロツス属種(Atylotus spp.)、ブラウラ属種(Braula spp.)、カリホラ属種(Calliphora spp.)、クリソミイア属種(Chrysomyia spp.)、クリソプス属種(Chrysops spp.)、クレキス属種(Culex spp.)、クリコイデス属種(Culicoides spp.)、エウシムリウム属種(Eusimulium spp.)、ファンニア属種(Fannia spp.)、ガステロフィルス属種(Gasterophilus spp.)、グロシナ属種(Glossina spp.)、ハエマトビア属種(Haematobia spp.)、ハエマトポタ属種(Haematopota spp.)、ヒポボスカ属種(Hippobosca spp.)、ヒボミトラ属種(Hybomitra spp.)、ヒドロタエア属種(Hydrotaea spp.)、ヒポデルマ属種(Hypoderma spp.)、リポプテナ属種(Lipoptena spp.)、ルシリア属種(Lucilia spp.)、ルトゾミイヤ属種(Lutzomyia spp.)、メロファグス属種(Melophagus spp.)、モレリア属種(Morellia spp.)、ムスカ属種(Musca spp.)、オダグミア属種(Odagmia spp.)、オエストルス属種(Oestrus spp.)、フィリポミイア属種(Philipomyia spp.)、フレボトムス属種(Phlebotomus spp.)、リノエストルス属種(Rhinoestrus spp.)、サルコファガ属種(Sarcophaga spp.)、シムリウム属種(Simulium spp.)、ストモキス属種(Stomoxys spp.)、タバヌス属種(Tabanus spp.)、チプラ属種(Tipula spp.)、ウィルヘルミア属種(Wilhelmia spp.)、ウォールファールチア属種(Wohlfahrtia spp.);
ノミ目(Siphonapterida)の、例えば、セラトフィルス属種(Ceratophyllus spp.)、クテノセファリデス属種(Ctenocephalides spp.)、プレキス属種(Pulex spp.)、ツンガ属種(Tunga spp.)、キセノプシラ属種(Xenopsylla spp.);
ヘテロプテリダ目(Heteropterida)の、例えば、シメキス属種(Cimex spp.)、パンストロンギルス属種(Panstrongylus spp.)、ロドニウス属種(Rhodnius spp.)、トリアトマ属種(Triatoma spp.);及び、さらに、ゴキブリ目(Blattarida)の有害害虫及び衛生害虫。
ダニ亜綱(Acari(Acarina))及びメタスチグマタ目(Metastigmata)の、例えば、ヒメダニ科(Argasidae)の、例えば、アルガス属種(Argas spp.)、オルニトドルス属種(Ornithodorus spp.)、オトビウス属種(Otobius spp.)、マダニ科(Ixodidae)の、例えば、アンブリオンマ属種(Amblyomma spp.)、デルマセントル属種(Dermacentor spp.)、ハエマフィサリス属種(Haemaphysalis spp.)、ヒアロンマ属種(Hyalomma spp.)、イキソデス属種(Ixodes spp.)、リピセファルス(ボオフィルス)属種(Rhipicephalus(Boophilus) spp.)、リピセファルス属種(Rhipicephalus spp.(多宿主ダニの原属); メソスチグマタ目(Mesostigmata)の、例えば、デルマニスス属種(Dermanyssus spp.)、オルニトニスス属種(Ornithonyssus spp.)、プネウモニスス属種(Pneumonyssus spp.)、ライリエチア属種(Raillietia spp.)、ステルノストマ属種(Sternostoma spp.)、トロピラエラプス属種(Tropilaelaps spp.)、バロア属種(Varroa spp.); アクチネジダ目(Actinedida(Prostigmata))の、例えば、アカラピス属種(Acarapis spp.)、ケイレチエラ属種(Cheyletiella spp.)、デモデキス属種(Demodex spp.)、リストロホルス属種(Listrophorus spp.)、ミオビア属種(Myobia spp.)、ネオトロムビクラ属種(Neotrombicula spp.)、オルニトケイレチア属種(Ornithocheyletia spp.)、プソレルガテス属種(Psorergates spp.)、トロムビクラ属種(Trombicula spp.;及び、アカリジダ目(Acaridida(Astigmata))の、例えば、アカルス属種(Acarus spp.)、カログリフス属種(Caloglyphus spp.)、コリオプテス属種(Chorioptes spp.)、シトジテス属種(Cytodites spp.)、ヒポデクテス属種(Hypodectes spp.)、クネミドコプテス属種(Knemidocoptes spp.)、ラミノシオプテス属種(Laminosioptes spp.)、ノトエドレス属種(Notoedres spp.)、オトデクテス属種(Otodectes spp.)、プソロプテス属種(Psoroptes spp.)、プテロリクス属種(Pterolichus spp.)、サルコプテス属種(Sarcoptes spp.)、トリキサカルス属種(Trixacarus spp.)、チロファグス属種(Tyrophagus spp.)。
鞭毛虫亜門(Mastigophora)(鞭毛虫類(Flagellata))、例えば:
メタモナーダ(Metamonada): ヒゲハラムシ目(Diplomonadida)の、例えば、ギアルジア属種(Giardia spp.)、スピロヌクレウス属種(Spironucleus spp.);
パラバサラ(Parabasala): トリコモナス目(Trichomonadida)の、例えば、ヒストモナス属種(Histomonas spp.)、ペンタトリコモナス属種(Pentatrichomonas spp.)、テトラトリコモナス属種(Tetratrichomonas spp.)、トリコモナス属種(Trichomonas spp.)、トリトリコモナス属種(Tritrichomonas spp);
ユーグレノゾア(Euglenozoa): トリパノソーマ目(Trypanosomatida)の、例えば、レイスマニア属種(Leishmania spp.)、トリパノソーマ属種(Trypanosoma spp.);
有毛根足虫亜門(Sarcomastigophora)(根足虫類(Rhizopoda))、例えば、エントアメーバ科(Entamoebidae)、例えば、エンタモエバ属種(Entamoeba spp.)、セントロアアメーバ科(Centramoebidae)、例えば、アカンタモエバ属種(Acanthamoeba sp.)、ユーアメーバ科(Euamoebidae)、例えば、ハルトマネラ属種(Hartmanella sp.);
アルベオラータ(Alveolata)、例えば、アピコンプレックス門(Apicomplexa)(胞子虫類(Sporozoa))、例えば、クリプトスポリジウム属種(Cryptosporidium spp.); エイメリア目(Eimeriida)の、例えば、ベスノイチア属種(Besnoitia spp.)、シストイソスポラ属種(Cystoisospora spp.)、エイメリア属種(Eimeria spp.)、ハモンジア属種(Hammondia spp.)、イソスポラ属種(Isospora spp.)、ネオスポラ属種(Neospora spp.)、サルコシスチス属種(Sarcocystis spp.)、トキソプラズマ属種(Toxoplasma spp.); アデレイダ目(Adeleida)の、例えば、ヘパトゾオン属種(Hepatozoon spp.)、クロシエラ属不(Klossiella spp.); ハエモスポリダ目(Haemosporida)の、例えば、レウコシトゾオン属種(Leucocytozoon spp.)、プラスモジウム属種(Plasmodium spp.); ピロプラスミダ目(Piroplasmida)の、例えば、バベシア属種(Babesia spp.)、シリオホラ属種(Ciliophora spp.)、エキノゾオン属種(Echinozoon spp.)、テイレリア属種(Theileria spp.); ベシブリフェリダ目(Vesibuliferida)の、例えば、バランチジウム属種(Balantidium spp.)、ブキストネラ属種(Buxtonella spp.);
微胞子虫亜門(Microspora)、例えば、エンセファリトゾオン属種(Encephalitozoon spp.)、エンテロシトゾオン属種(Enterocytozoon spp.)、グロビジウム属種(Globidium spp.)、ノセマ属種(Nosema spp.)、及び、さらに、例えば、ミキソゾア属種(Myxozoa spp.)。
単生綱(Monogenea):例えば: ダクチロギルス属種(Dactylogyrus spp.)、ギロダクチルス属種(Gyrodactylus spp.)、ミクロボトリウム属種(Microbothrium spp.)、ポリストマ属種(Polystoma spp.)、トログレセファルス属種(Troglecephalus spp.;
条虫類(Cestodes): ギョウジョウチュウ目(Pseudophyllidea)の、例えば、ボトリジウム属種(Bothridium spp.)、ジフィロボトリウム属種(Diphyllobothrium spp.)、ジフロゴノポルス属種(Diplogonoporus spp.)、イクチオボトリウム属種(Ichthyobothrium spp.)、リグラ属種(Ligula spp.)、シストセファルス属種(Schistocephalus spp.)、スピロメトラ属種(Spirometra spp.);
エンヨウジョウチュウ目(Cyclophyllida)の、例えば: アンジラ属種(Andyra spp.)、アノプロセファラ属種(Anoplocephala spp.)、アビテリナ属種(Avitellina spp.)、ベルチエラ属種(Bertiella spp.)、シトタエニア属種(Cittotaenia spp.)、ダバイネア属種(Davainea spp.)、ジオルキス属種(Diorchis spp.)、ジプロピリジウム属種(Diplopylidium spp.)、ジピリジウム属種(Dipylidium spp.)、エキノコックス属種(Echinococcus spp.)、エキノコチレ属種(Echinocotyle spp.)、エキノレピス属種(Echinolepis spp.)、ヒダチゲラ属種(Hydatigera spp.)、ヒメノレピス属種(Hymenolepis spp.)、ジョイエウキシエラ属種(Joyeuxiella spp.)、メソセストイデス属種(Mesocestoides spp.)、モニエジア属種(Moniezia spp.)、パラノプロセファラ属種(Paranoplocephala spp.)、ライリエチナ属種(Raillietina spp.)、スチレシア属種(Stilesia spp.)、タエニア属種(Taenia spp.)、チサニエジア属種(Thysaniezia spp.)、チサノソマ属種(Thysanosoma spp.);
吸虫類(Trematodes): 二生亜綱(Digenea)の、例えば: アウストロビルハルジア属種(Austrobilharzia spp.)、ブラキライマ属種(Brachylaima spp.)、カリコホロン属種(Calicophoron spp.)、カタトロピス属種(Catatropis spp.)、クロノルキス属種(Clonorchis spp.)、コリリクルム属種(Collyriclum spp.)、コチロホロン属種(Cotylophoron spp.)、シクロコエルム属種(Cyclocoelum spp.)、ジクロコエリウム属種(Dicrocoelium spp.)、ジプロストムム属種(Diplostomum spp.)、エキノカスムス属種(Echinochasmus spp.)、エキノパリフィウム属種(Echinoparyphium spp.)、エキノストマ属種(Echinostoma spp.)、エウリトレマ属種(Eurytrema spp.)、ファシオラ属種(Fasciola spp.)、ファシオロイデス属種(Fasciolides spp.)、ファシオロプシス属種(Fasciolopsis spp.)、フィスコエデリウス属種(Fischoederius spp.)、ガストロチラクス属種(Gastrothylacus spp.)、ギガントビルハルジア属種(Gigantobilharzia spp.)、ギガントコチレ属種(Gigantocotyle spp.)、ヘテロフィエス属種(Heterophyes spp.)、ヒポデラエウム属種(Hypoderaeum spp.)、レウコクロリジウム属種(Leucochloridium spp.)、メタゴニムス属種(Metagonimus spp.)、メトルキス属種(Metorchis spp.)、ナノフィエツス属種(Nanophyetus spp.)、ノトコチルス属種(Notocotylus spp.)、オピストルキス属種(Opisthorchis spp.)、オルニトビルハルジア属種(Ornithobilharzia spp.)、パラゴニムス属種(Paragonimus spp.)、パラムフィストムム属種(Paramphistomum spp.)、プラギオルキス属種(Plagiorchis spp.)、ポストジプロストムム属種(Posthodiplostomum spp.)、プロストゴニムス属種(Prosthogonimus spp.)、シストソマ属種(Schistosoma spp.)、トリコビルハルジア属種(Trichobilharzia spp.)、トログロトレマ属種(Troglotrema spp.)、チフロコエルム属種(Typhlocoelum spp.);
線虫類(Nematodes): ベンチュウ目(Trichinellida)の、例えば: カピラリア属種(Capillaria spp.)、トリキネラ属種(Trichinella spp.)、トリコモソイデス属種(Trichomosoides spp.)、トリクリス属種(Trichuris spp.);
クキセンチュウ目(Tylenchida)の、例えば: ミクロネマ属種(Micronema spp.)、パラストランギロイデス属種(Parastrangyloides spp.)、ストロンギロイデス属種(Strongyloides spp.);
カンセンチュウ目(Rhabditina)の、例えば: アエルロストロンギルス属種(Aelurostrongylus spp.)、アミドストムム属種(Amidostomum spp.)、アンシロストマ属種(Ancylostoma spp.)、アンギオストロンギルス属種(Angiostrongylus spp.)、ブロンコネマ属種(Bronchonema spp.)、ブノストムム属種(Bunostomum spp.)、カベルチア属種(Chabertia spp.)、コオペリア属種(Cooperia spp.)、コオペリオイデス属種(Cooperioides spp.)、クレノソマ属種(Crenosoma spp.)、シアトストムム属種(Cyathostomum spp.)、シクロコセルクス属種(Cyclococercus spp.)、シクロドントストムム属種(Cyclodontostomum spp.)、シクロコセルクス属種(Cylicocyclus spp.)、シリコステファヌス属種(Cylicostephanus spp.)、シリンドロファリンキス属種(Cylindropharynx spp.)、シストカウルス属種(Cystocaulus spp.)、ジクチオカウルス属種(Dictyocaulus spp.)、エラホストロンギルス属種(Elaphostrongylus spp.)、フィラロイデス属種(Filaroides spp.)、グロボセファルス属種(Globocephalus spp.)、グラフィジウム属種(Graphidium spp.)、ギアロセファルス属種(Gyalocephalus spp.)、ハエモンクス属種(Haemonchus spp.)、ヘリグモソモイデス属種(Heligmosomoides spp.)、ヒオストロンギルス属種(Hyostrongylus spp.)、マルシャラギア属種(Marshallagia spp.)、メタストロンギルス属種(Metastrongylus spp.)、ムエレリウス属種(Muellerius spp.)、ネカトル属種(Necator spp.)、ネマトジルス属種(Nematodirus spp.)、ネオストロンギルス属種(Neostrongylus spp.)、ニッポストロンギルス属種(Nippostrongylus spp.)、オベリスコイデス属種(Obeliscoides spp.)、オエソファゴドンツス属種(Oesophagodontus spp.)、オエソファゴストムム属種(Oesophagostomum spp.)、オルラヌス属種(Ollulanus spp.);オルニトストロンギルス属種(Ornithostrongylus spp.)、オスレルス属種(Oslerus spp.)、オステルタギア属種(Ostertagia spp.)、パラコオペリア属種(Paracooperia spp.)、パラクレノソマ属種(Paracrenosoma spp.)、パラフィラロイデス属種(Parafilaroides spp.)、パレラホストロンギルス属種(Parelaphostrongylus spp.)、プネウモカウルス属種(Pneumocaulus spp.)、プネウモストロンギルス属種(Pneumostrongylus spp.)、ポテリオストムム属種(Poteriostomum spp.)、プロトストロンギルス属種(Protostrongylus spp.)、スピコカウルス属種(Spicocaulus spp.)、ステファヌルス属種(Stephanurus spp.)、ストロンギルス属種(Strongylus spp.)、シンガムス属種(Syngamus spp.)、テラドルサギア属種(Teladorsagia spp.)、トリコネマ属種(Trichonema spp.)、トリコストロンギルス属種(Trichostrongylus spp.)、トリオドントホルス属種(Triodontophorus spp.)、トログロストロンギルス属種(Troglostrongylus spp.)、ウンシナリア属種(Uncinaria spp.);
センビセンチュウ目(Spirurida)の、例えば: アカントケイロネマ属種(Acanthocheilonema spp.)、アニサキス属種(Anisakis spp.)、アスカリジア属種(Ascaridia spp.);アスカリス属種(Ascaris spp.)、アスカロプス属種(Ascarops spp.)、アスピクルリス属種(Aspiculuris spp.)、バイリサスカリス属種(Baylisascaris spp.)、ブルギア属種(Brugia spp.)、セルコピチフィラリア属種(Cercopithifilaria spp.)、クラシカウダ属種(Crassicauda spp.)、ジペタロネマ属種(Dipetalonema spp.)、ジロフィラリア属種(Dirofilaria spp.)、ドラクンクルス属種(Dracunculus spp.);ドラスキア属種(Draschia spp.)、エンテロビウス属種(Enterobius spp.)、フィラリア属種(Filaria spp.)、グナトストマ属種(Gnathostoma spp.)、ゴンギロネマ属種(Gongylonema spp.)、ハブロネマ属種(Habronema spp.)、ヘテラキス属種(Heterakis spp.);リトモソイデス属種(Litomosoides spp.)、ロア属種(Loa spp.)、オンコセルカ属種(Onchocerca spp.)、オキシウリス属種(Oxyuris spp.)、パラブロネマ属種(Parabronema spp.)、パラフィラリア属種(Parafilaria spp.)、パラスカリス属種(Parascaris spp.)、パサルルス属種(Passalurus spp.)、フィサロプテラ属種(Physaloptera spp.)、プロブストマイリア属種(Probstmayria spp.)、プセウドフィラリア属種(Pseudofilaria spp.)、セタリア属種(Setaria spp.)、スクジュラビネマ属種(Skjrabinema spp.)、スピロセルカ属種(Spirocerca spp.)、ステファノフィラリア属種(Stephanofilaria spp.)、ストロンギルリス(Strongyluris spp.)、シファシア属種(Syphacia spp.)、テラジア属種(Thelazia spp.)、トキサスカリス属種(Toxascaris spp.)、トキソカラ属種(Toxocara spp.)、ウケレリア属種(Wuchereria spp.);
鉤頭動物門(Acanthocephala): ダイコウトウチュウ目(Oligacanthorhynchida)の、例えば: マクラカントリンクス属種(Macracanthorhynchus spp.)、プロステノルキス属種(Prosthenorchis spp.); サジョウコウトウチュウ目(Moniliformida)の、例えば: モニリホルミス属種(Moniliformis spp.);
ポリモルフス目(Polymorphida)の、例えば: フィリコリス属種(Filicollis spp.); コウトウチュウ目(Echinorhynchida)の、例えば、アカントセファルス属種(Acanthocephalus spp.)、エキノリンクス属種(Echinorhynchus spp.)、レプトリンコイデス属種(Leptorhynchoides spp.);
舌形動物門(Pentastoma): ポロケファルス目(Porocephalida)の、例えば、リングアツラ属種(Linguatula spp.)。
作用機序が知られていないか又は特定されていない活性化合物、例えば、フェントリファニル、フェノキサクリム、シクロプレン、クロロベンジレート、クロルジメホルム、フルベンジミン、ジシクラニル、アミドフルメト、キノメチオネート、トリアラテン、クロチアゾベン、テトラスル、オレイン酸カリウム、石油、メトキサジアゾン、ゴシプルレ、フルテンジン、ブロモプロピレート、氷晶石(cryolite);
別のクラスの化合物、例えば、ブタカルブ、ジメチラン、クロエトカルブ、ホスホカルブ、ピリミホス(−エチル)、パラチオン(−エチル)、メタクリホス、o−サリチル酸イソプロピル、トリクロルホン、スルプロホス、プロパホス、セブホス、ピリダチオン、プロトエート、ジクロフェンチオン、ジメトン−S−メチルスルホン、イサゾホス、シアノフェンホス、ジアリホス、カルボフェノチオン、アウタチオホス、アロムフェンビンホス(−メチル)、アジンホス(−エチル)、クロルピリホス(−エチル)、ホスメチラン、ヨードフェンホス、ジオキサベンゾホス、ホルモチオン、ホノホス、フルピラゾホス、フェンスルホチオン、エトリムホス;
有機塩素化合物、例えば、カンフェクロル、リンダン、ヘプタクロル;又は、フェニルピラゾール系、例えば、アセトプロール、ピラフルプロール、ピリプロール、バニリプロール、シサプロニル;又は、イソオキサゾリン系、例えば、サロラネル、アフォキソラネル、ロチラネル、フルララネル;
ピレスロイド系、例えば、(シス−、トランス−)メトフルトリン、プロフルトリン、フルフェンプロックス、フルブロシトリネート、フブフェンプロックス、フェンフルトリン、プロトリフェンブト、ピレスメトリン、RU15525、テラレトリン、シス−レスメトリン、ヘプタフルトリン、ビオエタノメトリン、ビオペルメトリン、フェンピリトリン、シス−シペルメトリン、シス−ペルメトリン、クロシトリン、シハロトリン(ラムダ−)、クロバポルトリン、又は、ハロゲン化炭化水素化合物(HCHs);
ネオニコチノイド系、例えば、ニチアジン;
ジクロロメゾチアズ(dicloromezotiaz)、トリフルメゾピリム;
大環状ラクトン系、例えば、ネマデクチン、イベルメクチン、ラチデクチン、モキシデクチン、セラメクチン、エプリノメクチン、ドラメクチン、エマメクチン安息香酸塩;ミルベマイシンオキシム;
トリプレン、エポフェノナン、ジオフェノラン;
生物学的薬剤、ホルモン類、又は、フェロモン類、例えば、天然産物類、例えば、ツリンギエンシン(thuringiensin)、コドレモン、又は、ニーム成分;
ジニトロフェノール系、例えば、ジノカップ、ジノブトン、ビナパクリル;
ベンゾイル尿素系、例えば、フルアズロン、ペンフルロン;
アミジン誘導体、例えば、クロロメブホルム(chlormebuform)、シミアゾール、デミジトラズ;
蜜蜂巣箱ミツバチヘギイタダニ殺ダニ剤(beehive varroa acaricides)、例えば、有機酸、例えば、ギ酸、シュウ酸。
大環状ラクトン類のクラスの、例えば:エプリノメクチン、アバメクチン、ネマデクチン、モキシデクチン、ドラメクチン、セラメクチン、レピメクチン、ラチデクチン、ミルベメクチン、イベルメクチン、エマメクチン、ミルベマイシン;
ベンゾイミダゾール類及びプロベンゾイミダゾール類のクラスの、例えば:オキシベンダゾール(oxibendazole)、メベンダゾール、トリクラベンダゾール(triclabendazole)、チオファネート(thiophanate)、パルベンダゾール(parbendazole)、オキシフェンダゾール(oxfendazole)、ネトビミン(netobimin)、フェンベンダゾール、フェバンテル、チアベンダゾール(thiabendazole)、シクロベンダゾール、カムベンダゾール、アルベンダゾールスルホキシド、アルベンダゾール、フルベンダゾール;
デプシペプチド類のクラスの、好ましくは、環状デプシペプチド類のクラスの、特に、24員の環状デプシペプチド類のクラスの、例えば:エモデプシド(emodepside)、PF1022A;
テトラヒドロピリミジン類のクラスの、例えば:モランテル、ピランテル、オキサンテル;
イミダゾチアゾール類のクラスの、例えば:ブタミソール、レバミソール、テトラミソール;
アミノフェニルアミジン類のクラスの、例えば:アミダンテル、デアシル化アミダンテル(dAMD)、トリベンジミジン;
アミノアセトニトリル類のクラスの、例えば:モネパンテル(monepantel);
パラヘルクアミド類のクラスの、例えば:パラヘルクアミド、デルクアンテル;
サリチルアニリド類のクラスの、例えば:トリブロムサラン、ブロモキサニド、ブロチアニド、クリオキサニド、クロサンテル、ニクロサミド、オキシクロザニド、ラフォキサニド;
置換フェノール類のクラスの、例えば:ニトロキシニル、ビチオノール、ジソフェノール、ヘキサクロロフェン、ニクロホラン、メニクロホラン(meniclopholan);
有機リン酸エステル類のクラスの、例えば:トリクロルホン、ナフタロホス(naphthalofos)、ジクロルボス/DDVP、クルホメート、クマホス、ハロキソン;
ピペラジノン類/キノリン類のクラスの、例えば:プラジクアンテル(praziquantel)、エプシプランテル;
ピペラジン類のクラスの、例えば:ピペラジン、ヒドロキシジン;
テトラサイクリン類のクラスの、例えば:テトラサイクリン、クロロテトラサイクリン、ドキシサイクリン、オキシテトラサイクリン、ロリテトラサイクリン;
さまざまな別のクラスの、例えば:ブナミジン、ニリダゾール、レソランテル、オムファロチン、オルチプラズ、ニトロスカネート、ニトロキシニル、オキサムニキン、ミラサン(mirasan)、ミラシル(miracil)、ルカントン、ヒカントン、へトリン(hetolin)、エメチン、ジエチルカルバマジン、ジクロロフェン、ジアンフェネチド、クロナゼパム、ベフェニウム、アモスカネート(amoscanate)、クロルスロン。
トリアジン類のクラスの、例えば:ジクラズリル、ポナズリル、レトラズリル、トルトラズリル;
ポリエーテルイオノホア類のクラスの、例えば:モネンシン、サリノマイシン、マデュラマイシン、ナラシン;
大環状ラクトン類のクラスの、例えば:ミルベマイシン、エリスロマイシン;
キノロン類のクラスの、例えば:エンロフロキサシン、プラドフロキサシン;
キニン類のクラスの、例えば:クロロキン;
ピリミジン類のクラスの、例えば:ピリメタミン;
スルホンアミド類のクラスの、例えば:スルファキノキサリン、トリメトプリム、スルファクロジン;
チアミン類のクラスの、例えば:アンプロリウム;
リンコサミド類のクラスの、例えば:クリンダマイシン;
カルバニリド類のクラスの、例えば:イミドカルブ;
ニトロフラン類のクラスの、例えば:ニフルチモクス;
キナゾリノンアルカロイド類のクラスの、例えば:ハロフギノン;
さまざまな別のクラスの、例えば:オキサムニキン、パロモマイシン;
ワクチン又は微生物の抗原のクラスの、例えば:バベシア・カニス・ロッシ(Babesia canis rossi)、エイメリア・テネラ(Eimeria tenella)、エイメリア・プラエコキス(Eimeria praecox)、エイメリア・ネカトリキス(Eimeria necatrix)、エイメリア・ミチス(Eimeria mitis)、エイメリア・マキシマ(Eimeria maxima)、エイメリア・ブルネッチ(Eimeria brunetti)、エイメリア・アセルブリナ(Eimeria acervulina)、バベシア・カニス・ボゲリ(Babesia canis vogeli)、レイシュマニア・インファンツム(Leishmania infantum)、バベシア・カニス・カニス(Babesia canis canis)、ジクチオカウルス・ビビパルス(Dictyocaulus viviparus)。
式(I)で表される化合物は、媒介動物(vector)の防除において使用することも可能である。本発明に関連して、媒介動物は、病原体(例えば、ウイルス類、蠕虫類(worms)、単細胞生物及び細菌類)を病原体保有宿主(植物、動物、ヒトなど)から宿主まで運ぶことが可能な節足動物(特に、昆虫又はクモ形類動物)である。該病原体は、宿主に機械的に運ばれ得る(例えば、非刺咬性ハエによるトラコーマ)、又は、宿主体内への注入後に運ばれ得る(例えば、蚊によるマラリア原虫)。
(1)蚊類
・ ハマダラカ(Anopheles): マラリア、フィラリア症;
・ アカイエカ(Culex): 日本脳炎、フィラリア症、別のウイルス性疾患、別の蠕虫類の運搬;
・ ヤブカ(Aedes): 黄熱病、デング熱、別のウイルス性疾患、フィラリア症;
・ ブユ(Simuliidae): 蠕虫類(特に、回旋糸状虫(Onchocerca volvulus))の運搬;
・ チョウバエ(Psychodidae): リーシュマニア症の伝染;
(2)シラミ類: 皮膚感染、流行性発疹チフス;
(3)ノミ類: 伝染病、発疹熱、条虫;
(4)ハエ類: 睡眠病(トリパノソーマ病);コレラ、別の細菌性疾患;
(5)ダニ類: ダニ症(acariosis)、流行性発疹チフス、リケッチア痘瘡、野兎病、セントルイス脳炎、ダニ媒介脳炎(TBE)、クリミア・コンゴ出血熱、ボレリア症(borreliosis);
(6)マダニ類: ボレリア症(borellioses)、例えば、ライム病ボレリア(Borrelia bungdorferi sensu lato.)、ダットン回帰熱ボレリア(Borrelia duttoni)、ダニ媒介脳炎、Q熱(Coxiella burnetii)、バベシア症(Babesia canis canis)、エーリキア症(ehrlichiosis)。
式(I)で表される化合物は、昆虫類〔例えば、コウチュウ目(Coleoptera)、ハチ目(Hymenoptera)、シロアリ目(Isoptera)、チョウ目(Lepidoptera)、チャタテムシ目(Psocoptera)及びシミ目(Zygentoma)の昆虫類〕による攻撃又は破壊に対して工業材料を保護するのに適している。
式(I)で表される化合物は、衛生分野において害虫を防除するのに適している。より特定的には、本発明は、家庭内保護分野において、衛生保護分野において、及び、貯蔵生産物の保護において、特に、密閉空間(例えば、住居、工場の通路、オフィス、車両の客室、動物飼育施設)において遭遇する昆虫類、クモ形類動物、マダニ類及びダニ類を防除する為に、使用することができる。害虫を防除するために、式(I)で表される化合物は、単独で使用するか、又は、別の活性化合物及び/又は補助剤と組み合わせて使用する。それらは、好ましくは、家庭用殺虫剤製品に含ませて使用する。式(I)で表される化合物は、感受性種及び抵抗性種に対して有効であり、さらに、全ての成育段階に対して有効である。
選択された実施例の1H NMRデータは、1H NMRピークリストの形態で示されている。各シグナルピークに対して、最初にδ値(ppm)が記載され、次に、丸括弧内に、シグナル強度が記載されている。種々のシグナルピークに関するδ値−シグナル強度数の対が、セミコロンで互いに区切られて記載されている。
δ1(強度1);δ2(強度2);...;δi(強度i);...;δn(強度n)。
モモアカアブラムシ(Myzus persicae)−経口試験
溶媒: 100重量部のアセトン
活性化合物の適切な調製物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が達成されるまで、水を用いて調合する。
溶媒: 78重量部のアセトン
1.5重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤: アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が達成されるまで、1000ppmの濃度の乳化剤を含有している水を用いて調合する。さらなる試験濃度を得るために、該配合物を乳化剤を含有している水で希釈する。
溶媒: 78.0重量部のアセトン
1.5重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤: アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が達成されるまで、1000ppmの濃度の乳化剤を含有している水を用いて調合する。さらなる試験濃度を得るために、該配合物を乳化剤を含有している水で希釈する。
Claims (12)
- 式(I)
〔式中、
Aaは、窒素又は=C(R7)−を表し;
Abは、=N−、−S(O)m−、−O−、−N(R15)−、=C(R2)−、−C
(=O)−又は−C(R9)(R10)−を表し;
Acは、=N−、−S(O)m−、−O−、=C(R3)−、−C(=O)−又は−C
(R11)(R12)−を表し;
Adは、=N−、−S(O)m−、−O−、−N(R15)−、=C(R8)−、−C
(=O)−又は−C(R13)(R14)−を表し;
ここで、置換基Ab、Ac及びAdのうちの1つのみが、酸素、−S(O)m−又は−C
(=O)−を表すことができ;
R1は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)
−シアノアルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、(C1−C6)−アルコキシ
−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルコキシ−(C1−C6)−アル
キル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルケニルオキシ−(C1−C6
)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(
C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−シアノアルケニル、(C2−C6)−
アルキニル、(C2−C6)−アルキニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−
C6)−ハロアルキニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−ハロアル
キニル、(C2−C6)−シアノアルキニル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C3
−C8)−シクロアルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキ
ル−(C3−C8)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)−シクロアルキル、アミノ
、(C1−C6)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノ、(C3−
C8)−シクロアルキルアミノ、(C1−C6)−アルキルカルボニルアミノ、(C1−
C6)−アルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキルチオ
−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)
−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、
(C1−C6)−アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハ
ロアルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C
1−C6)−アルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−
(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−
アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1
−C6)−アルキルカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアル
キルカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−
(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルコキシカルボニル−(C1−C6
)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニルアミノ、アミノスルホニル−(C1
−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル−(C1−C6)−ア
ルキル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノスルホニル−(C1−C6)−アルキル
を表し;又は、
(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C2−C6)−アルケニル
、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C8)−シクロアルキル[ここで、これらは、
それぞれ、同一であるか又は異なっているアリール、ヘタリール又はヘテロシクリル置換
基で1置換又は多置換されていてもよく、その際、アリール、ヘタリール又はヘテロシク
リルは、それぞれ、同一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキ
シ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、アミノスルホニル、(C1−C6)−アルキル
、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハ
ロアルキル、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1
−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6
)−アルキルスルフイミノ、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ−(C1−C6)−
アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ−(C2−C6)−アルキルカルボニ
ル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ、(C1−C6)−アルキルスルホキシ
イミノ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ−(C
2−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルコキシカルボニル、(C1−C
6)−アルキルカルボニル、(C3−C6)−トリアルキルシリル又はベンジル置換基で
1置換又は多置換されていてもよい]を表し;又は、
R1は、アリール、ヘタリール又はヘテロシクリル[ここで、これらは、それぞれ、同
一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキ
シ、カルバモイル、(C1−C6)−アルキル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C
1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−ハロアルコ
キシ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1
−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルフイミノ、(C1−C6
)−アルキルスルフイミノ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスル
フイミノ−(C2−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルスルホキシ
イミノ、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ−(C1−C6)−アルキル、(C
1−C6)−アルキルスルホキシイミノ−(C2−C6)−アルキルカルボニル、(C1
−C6)−アルコキシカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニル、(C3−C6
)−トリアルキルシリル、(=O)(ヘテロシクリルの場合のみ)又は(=O)2(ヘテ
ロシクリルの場合のみ)置換基で1置換又は多置換されていてもよい]を表し;
R2、R3、R8は、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、アセチル、
ヒドロキシ、アミノ、SCN、トリ−(C1−C6)−アルキルシリル、(C3−C8)
−シクロアルキル、(C3−C8)−シクロアルキル−(C3−C8)−シクロアルキル
、(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)
−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1
−C6)−シアノアルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、ヒドロキシカルボニ
ル−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C
6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C
6)−アルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−シアノアルケニ
ル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−ハロアルキニル、(C2−C6)−
シアノアルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(
C1−C6)−シアノアルコキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C
6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルコキシ、(C1
−C6)−アルキルヒドロキシイミノ、(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C
6)−アルキル−(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−ハロアルキル−
(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−
ハロアルキルチオ、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルチオ、(C
1−C6)−アルキルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスル
フィニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルコキシ−
(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C
1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−ハロア
ルキルスルホニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルホニル
、(C1−C6)−アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−
アルキルスルホニルオキシ、(C1−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−ア
ルキルチオカルボニル、(C1−C6)−ハロアルキルカルボニル、(C1−C6)−ア
ルキルカルボニルオキシ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル、(C1−C6)−ハ
ロアルコキシカルボニル、アミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノカルボニ
ル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルア
ミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、(C2−C6)
−アルケニルアミノカルボニル、ジ−(C2−C6)−アルケニルアミノカルボニル、(
C3−C8)−シクロアルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルスルホニル
アミノ、(C1−C6)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノ、アミ
ノスルホニル、(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C6)−アル
キルアミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルスルホキシイミノ、アミノチオカルボ
ニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキル
アミノチオカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノ又はNHCO−(C1−
C6)−アルキル((C1−C6)−アルキルカルボニルアミノ)を表し;
R7は、水素、シアノ、ハロゲン、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、(C3−C8)−
シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル、
(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−シアノアルキル、(C2−C6)−ア
ルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C
6)−ハロアルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ
、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−ハロアルキルチオ、(C1−C6)
−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C6)
−アルキルスルホニル又は(C1−C6)−ハロアルキルスルホニルを表し;
R9、R10、R11、R12、R13、R14は、互いに独立して、水素、ハロゲン
、(C1−C6)−アルキル又は(C1−C6)−ハロアルキルを表し;
R15は、水素、アセチル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ヒドロキシ
アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C1−
C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ−(
C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルケニルオ
キシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルケニルオキシ−(C1−C
4)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−シアノアルケニル
、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−アルキニルオキシ−(C1−C4)−
アルキル、(C2−C4)−ハロアルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2
−C4)−ハロアルキニル、(C2−C4)−シアノアルキニル、(C3−C6)−シク
ロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、ハロ−(C
3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)−アルキ
ル、(C1−C4)−ハロアルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−
アルキルスルフィニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキルスル
フィニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルホニル−(C1−
C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルカルボニル−(C1−C4)−アルキル、
(C1−C4)−ハロアルキルカルボニル−(C1−C4)−アルキルを表し;又は、
(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルキニル
[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異なっているアリール又はヘテロシク
リル置換基で1置換又は2置換されていてもよく、その際、アリール又はヘテロシクリル
は、いずれの場合にも、同一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、(C1−C4
)−アルキル、(C3−C4)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1
−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキル
チオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル又は(C1−C4)−アルキルスルホニル
置換基で1置換又は2置換されていてもよい]を表し;又は、
R15は、アリール又はヘテロシクリル[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか
又は異なっているハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シク
ロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C
4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスル
フィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルキルスルホキシ
イミノ、(C1−C4)−アルキルカルボニル、(=O)(ヘテロシクリルの場合のみ)
又は(=O)2(ヘテロシクリルの場合のみ)置換基で1置換又は2置換されていてもよ
い]を表し;
Qは、部分的飽和若しくは飽和のヘテロ環式又はヘテロ芳香族の8員、9員、10員、
11員又は12員の縮合二環式又は縮合三環式の環系[ここで、これらは、少なくとも1
のカルボニル基を含むことができ、及び/又は、ここで、該環系は、同一であるか又は異
なっている置換基で1置換又は多置換されていてもよく、及び、その際、該置換基は、互
いに独立して、シアノ、ハロゲン、ニトロ、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、SCN、ト
リ−(C1−C6)−アルキルシリル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C3−C8
)−シクロアルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル−(
C3−C8)−シクロアルキル、ハロ−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6
)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−シアノアルキル、(C
1−C6)−ヒドロキシアルキル、ヒドロキシカルボニル−(C1−C6)−アルコキシ
、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)
−アルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6
)−ハロアルケニル、(C2−C6)−シアノアルケニル、(C2−C6)−アルキニル
、(C2−C6)−アルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C6)−ハ
ロアルキニル、(C2−C6)−シアノアルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C
1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ−(C1−C6)−アル
キル、(C2−C6)−アルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)
−ハロアルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−シアノアルコキ
シ、(C1−C6)−アルコキシカルボニル−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C
6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキルヒドロキシ
イミノ、(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキル−(C1−C6
)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−ハロアルキル−(C1−C6)−アルコキシイ
ミノ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−ハロアルキルチオ、(C1−C
6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−アルキルチオ−(
C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−C6)−ハ
ロアルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスル
フィニル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキル、(C1
−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルホニル、(C1−C
6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−アルキルス
ルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニルオキシ、(
C1−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニル−(C1−C
6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルチオカルボニル、(C1−C6)−ハロアル
キルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ、(C1−C6)−アルコ
キシカルボニル、(C1−C6)−ハロアルコキシカルボニル、アミノカルボニル、(C
1−C6)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニ
ル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキル
−アミノチオカルボニル、(C2−C6)−アルケニルアミノカルボニル、ジ−(C2−
C6)−アルケニルアミノカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノカルボニ
ル、(C1−C6)−アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)−アルキルアミノ、ジ
−(C1−C6)−アルキルアミノ、アミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルアミ
ノスルホニル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノスルホニル、(C1−C6)−ア
ルキルスルホキシイミノ、アミノチオカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオ
カルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキル−アミノチオカルボニル、(C3−C8)−
シクロアルキルアミノ、NHCO−(C1−C6)−アルキル((C1−C6)−アルキ
ルカルボニルアミノ)から選択されることができ、又は、該置換基は、独立して、フェニ
ル又は5員若しくは6員のヘテロ芳香族環(ここで、フェニル又は該環は、C1−C6−
アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C6−シクロアル
キル、C1−C6−ハロアルキル、C2−C6−ハロアルケニル、C2−C6−ハロアル
キニル、C3−C6−ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1−C4−アル
コキシ、C1−C4−ハロアルコキシで1置換されていてもよいか又は同じように若しく
は異なるように多置換されていてもよい)から選択されることができる]を表し;
mは、0、1又は2であり;
nは、0、1又は2を表す〕
で表される化合物、但し、
は、除く。 - Aaが、=C(R7)−を表し;
Abが、=N−、−S(O)m−、−O−、−N(R15)−、=C(R2)−、−C
(=O)−又は−C(R9)(R10)−を表し;
Acが、=C(R3)−、−C(=O)−又は−C(R11)(R12)−を表し;
Adが、=N−、−S(O)m−、−O−、−N(R15)−、=C(R8)−、−C
(=O)−又は−C(R13)(R14)−を表し;
ここで、置換基Ab、Ac及びAdのうちの1つのみが、酸素、−S(O)m−又は−C
(=O)−を表すことができ;
その結果、下記構造単位A1〜A14:
[ここで、置換基Qへの結合は波線によって識別されており、及び、硫黄原子への結合は
星印*によって識別されている]
をもたらし;
R1が、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C1−
C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル
、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C3−C6)−シ
クロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C
4)−ハロアルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルフ
ィニル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルホニル−(C1−C
4)−アルキルを表し;又は、
(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルキニル
、(C3−C6)−シクロアルキル[ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異
なっているアリール又はヘテロシクリル置換基で1置換又は2置換されていてもよく、そ
の際、アリール又はヘテロシクリルは、いずれの場合にも、同一であるか又は異なってい
るハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C3−C4
)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ又は(C1−C4)−アルキルチオ置
換基で1置換又は2置換されていてもよい]を表し;又は、
R1が、アリール、ヘタリール又はヘテロシクリル[ここで、これらは、それぞれ、同
一であるか又は異なっているハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル、(C3−C
6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル、
(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ、(=O)(ヘテロシ
クリルの場合のみ)又は(=O)2(ヘテロシクリルの場合のみ)置換基で1置換又は2
置換されていてもよい]を表し;
R2、R3、R8が、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ
、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シク
ロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル、(C
1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C1−C4)−アルコ
キシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロ
アルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C1−
C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ
、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1
−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−
C4)−ハロアルキルスルホニル、(C1−C4)−アルキルカルボニル、(C1−C4
)−ハロアルキルカルボニル、アミノカルボニル、(C1−C4)−アルキルアミノカル
ボニル、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C4)−アルキルス
ルホニルアミノ、(C1−C4)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C4)−アルキルアミ
ノ、アミノスルホニル、(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C4
)−アルキルアミノスルホニル又はNHCO−(C1−C4)−アルキル((C1−C4
)−アルキルカルボニルアミノ)を表し;
R7が、水素、シアノ、ハロゲン、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、(C3−C6)−
シクロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル、
(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C2−C4)−ア
ルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C
4)−ハロアルキニル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ
、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)
−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C4)
−アルキルスルホニル又は(C1−C4)−ハロアルキルスルホニルを表し;
R9、R10、R11、R12、R13、R14が、互いに独立して、水素、ハロゲン
、(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−ハロアルキルを表し;
R15が、水素、アセチル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキ
ル、(C1−C4)−シアノアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−
アルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C6
)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、ハ
ロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)
−アルキルを表し;又は、
(C1−C4)−アルキル[ここで、これは、いずれの場合にも、同一であるか又は異な
っているアリール又はヘテロシクリル置換基で1置換又は2置換されていてもよく、その
際、アリール又はヘテロシクリルは、いずれの場合にも、同一であるか又は異なっている
ハロゲン、(C1−C4)−アルキル、シアノ、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−
C4)−ハロアルキル又は(C1−C4)−ハロアルコキシ置換基で1置換又は2置換さ
れていてもよい]を表し;
Qが、ヘテロ芳香族の8員、9員、10員、11員又は12員の縮合二環式又は縮合三
環式の環系[ここで、該環系は、同一であるか又は異なっている置換基で1置換又は多置
換されていてもよく、及び、その際、該置換基は、互いに独立して、シアノ、ハロゲン、
ニトロ、アセチル、ヒドロキシ、アミノ、SCN、トリ−(C1−C6)−アルキルシリ
ル、(C3−C8)−シクロアルキル、(C3−C8)−シクロアルキル−(C3−C8
)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、ハ
ロ−(C3−C8)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハ
ロアルキル、(C1−C6)−シアノアルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、
(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル
、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−シアノアルケニル、(C2−C6
)−アルキニル、(C2−C6)−アルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C
2−C6)−ハロアルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアル
コキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)
−アルケニルオキシ−(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−ハロアルケニルオキ
シ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−シアノアルコキシ、(C1−C6)−
アルコキシ−(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキルヒドロキシイミノ
、(C1−C6)−アルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキル−(C1−C6)−ア
ルコキシイミノ、(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−ハロアルキルチオ、
(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルチオ、(C1−C6)−アルキ
ルチオ−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル、(C1−
C6)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−ア
ルキルスルフィニル、(C1−C6)−アルキルスルフィニル−(C1−C6)−アルキ
ル、(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−ハロアルキルスルホニル、
(C1−C6)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキルスルホニル、(C1−C6)−
アルキルスルホニル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルスルホニル
オキシ、(C1−C6)−アルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニル−
(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキルチオカルボニル、(C1−C6)
−ハロアルキルカルボニル、(C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ、(C1−C6
)−アルコキシカルボニル、(C1−C6)−ハロアルコキシカルボニル、アミノカルボ
ニル、(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチ
オカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−
アルキルアミノチオカルボニル、(C3−C8)−シクロアルキルアミノカルボニル、(
C1−C6)−アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)−アルキルアミノ、ジ−(C
1−C6)−アルキルアミノ、アミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルアミノスル
ホニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノスルホニル、(C1−C6)−アルキルス
ルホキシイミノ、アミノチオカルボニル、(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニ
ル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノチオカルボニル、(C3−C8)−シクロアル
キルアミノ、NHCO−(C1−C6)−アルキル((C1−C6)−アルキルカルボニ
ルアミノ)から選択されることができ、又は、該置換基は、独立して、フェニル又は5員
若しくは6員のヘテロ芳香族環(ここで、フェニル又は該環は、C1−C6−アルキル、
C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C1
−C6−ハロアルキル、C2−C6−ハロアルケニル、C2−C6−ハロアルキニル、C
3−C6−ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、C1−C4−アルコキシ、C1−C4
−ハロアルコキシで1置換されていてもよいか又は同じように若しくは異なるように多置
換されていてもよい)から選択されることができる]を表し;
mが、0、1又は2を表し;
nが、0、1又は2を表す;
請求項1に記載の式(I)で表される化合物。 - Aaが、=C(R7)−表し;
Abが、=N−、−S(O)m−、−N(R15)−、=C(R2)−、−C(=O)
−又は−C(R9)(R10)−を表し;
Acが、=C(R3)−又は−C(R11)(R12)−を表し;
Adが、=N−、−S(O)m−、−N(R15)−、=C(R8)−又は−C(R1
3)(R14)−を表し;
ここで、置換基Ab及びAdのうちの1つのみが、酸素、−S(O)m−又は−C(=O
)−を表すことができ;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A1、A2、A5、A6、A9、A10、A11
、A12、A13、A14;
R1が、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C1−
C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル
、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C3−C6)−シ
クロアルキル、(C1−C4)−アルキルチオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C
4)−アルキルスルフィニル−(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−アルキル
スルホニル−(C1−C4)−アルキルを表し;
R2、R3、R8が、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ
、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シク
ロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル、(C
1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、
(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アル
キルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル
、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、
(C1−C4)−ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、(C1−C4)−アルキ
ルアミノスルホニル、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル又はNHCO−(
C1−C4)−アルキル((C1−C4)−アルキルカルボニルアミノ)を表し;
R7が、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−ハ
ロアルキルを表し;
R9、R10、R11、R12、R13、R14が、互いに独立して、水素、ハロゲン
、(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−ハロアルキルを表し;
R15が、水素、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1
−C4)−シアノアルキル又は(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル
を表し;
Qが、Q1〜Q20
からなる群から選択されるヘテロ芳香族の9員又は12員の縮合二環式又は縮合三環式の
環系を表し;
R4が、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)
−シアノアルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C1−C4)−アルコキシ
−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ−(C1−C4)−アル
キル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルケニルオキシ−(C1−C4
)−アルキル、(C2−C4)−ハロアルケニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(
C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−シアノアルケニル、(C2−C4)−
アルキニル、(C2−C4)−アルキニルオキシ−(C1−C4)−アルキル、(C2−
C4)−ハロアルキニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C3−C6)−シクロア
ルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)
−シクロアルキル、ハロ−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキル
チオ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルフィニル−(C1−C
4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルスルホニル−(C1−C4)−アルキル又は
(C1−C4)−アルキルカルボニル−(C1−C4)−アルキルを表し;
R5、R6が、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲン、(C1−C4)−アルキル
、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロ
アルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C3−
C6)−シクロアルキル、(C3−C6)−シクロアルキル−(C3−C6)−シクロア
ルキル、(C1−C4)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)
−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルコキシイミノ、
(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−
アルキルスルフィニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C1−C4)−
アルキルスルホニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルホニル、(C1−C4)−アル
キルスルホニルオキシ、(C1−C4)−アルキルカルボニル、(C1−C4)−ハロア
ルキルカルボニル、アミノカルボニル、(C1−C4)−アルキルアミノカルボニル、ジ
−(C1−C4)−アルキルアミノカルボニル、(C1−C4)−アルキルスルホニルア
ミノ、(C1−C4)−アルキルアミノ、ジ−(C1−C4)−アルキルアミノ、アミノ
スルホニル、(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル又はジ−(C1−C4)−アル
キルアミノスルホニルを表し;
mが、0、1又は2を表し;
nが、0、1又は2を表す;
請求項1に記載の式(I)で表される化合物。 - Aaが、=C(R7)−表し;
Abが、=N−、−S(O)m−、−N(R15)−、=C(R2)−、−C(=O)
−又は−C(R9)(R10)−を表し;
Acが、=C(R3)−又は−C(R11)(R12)−を表し;
Adが、=N−、−S(O)m−、−N(R15)−、=C(R8)−又は−C(R1
3)(R14)−を表し;
ここで、置換基Ab及びAdのうちの1つのみが、酸素、−S(O)m−又は−C(=O
)−を表すことができ;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A1、A2、A5、A6、A9、A10、A11
、A12、A13、A14;
R1が、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル又はシクロプロピルを表し;
R2、R3、R8が、互いに独立して、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
メチル、エチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ又はトリフルオ
ロメチルチオを表し;
R7が、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル又はトリフルオロメチル
を表し;
R9、R10、R11、R12、R13、R14が、互いに独立して、水素、フッ素、
塩素、臭素、メチル、エチル又はトリフルオロメチルを表し;
R15が、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、sec−プロピル又
はtert−ブチルを表し;
Qが、Q2、Q3、Q10、Q14及びQ16
からなる群から選択されるヘテロ芳香族の9員縮合二環式環系を表し;
R4が、メチル、エチル、イソプロピル、メトキシメチル又はメトキシエチルを表し;
R5が、フッ素、塩素、臭素、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチ
ル、フルオロエチル(CH2CFH2、CHFCH3)、ジフルオロエチル(CF2CH
3、CH2CHF2、CHFCFH2)、トリフルオロエチル(CH2CF3、CHFC
HF2、CF2CFH2)、テトラフルオロエチル(CHFCF3、CF2CHF2)、
ペンタフルオロエチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、ジクロロフ
ルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニル又はトリフ
ルオロメチルスルホニルを表し;
R6が、水素を表し;
mが、0を表し;
nが、0、1又は2を表す;
請求項1に記載の式(I)で表される化合物。 - Aaが、=C(R7)−を表し;
Abが、−S(O)m−又は=C(R2)−を表し;
Acが、=C(R3)−を表し;
Adが、=N−、−S(O)m−又は=C(R8)−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A9、A10、A14;
R1が、エチルを表し;
R2が、水素を表し;
R3が、水素を表し;
R7が、水素を表し;
R8が、水素を表し;
Qが、Q2及びQ3からなる群から選択されるヘテロ芳香族の9員縮合二環式環系を表
し;
R4が、メチルを表し;
R5が、トリフルオロメチルを表し;
R6が、水素を表し;
mが、0を表し;
nが、0、1又は2を表す;
請求項1に記載の式(I)で表される化合物。 - Qが、Q2及びQ3からなる群から選択されるヘテロ芳香族の9員縮合二環式環系を表
し;及び、
Aa、Ab、Ac、Ad、R1、R4、R5、R6及びnが、請求項3、4又は5にお
いて与えられている意味を有する;
請求項1に記載の式(I)で表される化合物。 - Aaが、=C(R7)−を表し;
Abが、−S(O)m−又は=C(R2)−を表し;
Acが、=C(R3)−を表し;
Adが、=N−、−S(O)m−又は=C(R8)−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A9、A10、A14;及び、
Q、R1、R2、R3、R7、R8、m及びnが、請求項1、2、3、4又は5におい
て与えられている意味を有する;
請求項1に記載の式(I)で表される化合物。 - Aaが、=C(R7)−を表し;
Abが、−S(O)m−又は=C(R2)−を表し;
Acが、=C(R3)−を表し;
Adが、=N−、−S(O)m−又は=C(R8)−を表し;
その結果、以下の構造単位をもたらし:A9、A10、A14;及び、
Qが、Q2又はQ3を表し;及び、
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、m及びnが、請求項3、4又は5
において与えられている意味を有する;
請求項1に記載の式(I)で表される化合物。 - 農薬製剤であって、請求項1に記載の式(I)で表される化合物を含み、並びに、増量
剤及び/又は界面活性剤も含んでいる、前記農薬製剤。 - さらなる農薬活性化合物を付加的に含んでいる、請求項9に記載の農薬製剤。
- 害虫を防除する方法であって、請求項1に記載の式(I)で表される化合物又は請求項
9若しくは10に記載の農薬製剤を該害虫及び/又はそれらの生息環境に作用させること
を特徴とし、但し、人体への適用を含む方法を除く、前記方法。 - 害虫を防除するための、請求項1に記載の式(I)で表される化合物又は請求項9若し
くは10に記載の農薬製剤の使用であって、但し、人体への適用を含む使用を除く、前記使用。
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