JP6963783B2 - 上着 - Google Patents

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本発明は、胴部の捲り上げが可能な上着に関する。
従来より、衣服の種類や構造によって、幼児や高齢者がトイレで便座に座る時に衣服の着脱が困難であったり、介助支援する人が衣服の着脱を手伝いにくい場合がある。そこで、特許文献1や特許文献2に示されるような衣類が提案されている。
特許文献1の介護用衣類は、被着用者の下肢を覆う一対の裾部と、下肢を覆う裾部に延設される股上部分とからなり、股上部分の下部の股部中心から背面側上方に向かって開口部を備えるとともに、各一端が被着用者の使用する簡易便器を備えた車椅子の側部の係止手段に係止可能で、他端が股上部分もしくは裾部の側部にそれぞれ係止され、開口部を開いた状態に保つ一対の紐を備えた構成となっている。
特許文献2のスラックスは、スラックスの両脇に開閉自在のファスナーを取り付けると共に着用者の胴に全身頃胴部より両側に取り付けた紐2によって身体に保止させ、裾が床面に落ちないようにすることで、高齢者の人が本人若しくは介助の人が容易に後スラックス部分だけ開いて用便することができるようにしている。
特開2009−256847号公報 実用新案登録第3072785号公報
しかしながら、従来の介護用衣類等では、上着の裾全体を捲り上げて固定できる構造ではないため、上着が排泄等の邪魔になったりと不便があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、上着の胴部を巻き上げて固定できることで、排泄等の邪魔にならない上着を提供することにある。
請求項1記載の上着は、上着本体の胴部の裾部に設けられた下部連結部材と、上着本体の肩部に設けられた上部連結部材とを備え、胴部を肩部方向に捲り上げ、上部連結部材に下部連結部材を連結し、胴部を捲り上げた状態で、胴部を肩部に着脱自在に固定可能であり、上部連結部材が、上着本体の首開口に設けられたスリットを開閉自在にする首スリット連結部材を兼ねることを特徴とする。
請求項2記載の上着は、下部連結部材及び上部連結部材が、上着の正面側及び背面側のいずれにも設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の上着は、上着の胴部の裾部の左右又は左右のいずれかに、少なくとも1つの上方に向かって設けられた胴部スリットを備えることを特徴とする。
請求項4記載の上着は、下部連結部材が、上着の胴部の近傍から突出する突出片の端部に設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の上着は、上着の胴部を捲り上げないときに下部連結部材を固定する下部連結部材固定部材を、胴部に設けることを特徴とする。
請求項6記載の上着は、上部連結部材が、衣類装飾を兼ねていることを特徴とする。
本願の発明によれば、上着の胴部を巻き上げて固定できることで、上着が排泄等の邪魔にならない。
本発明に係る上着の一例を示す説明図である。 同上着の詳細な構成を示す説明図である。 同上着のスリットの例を示す説明図である。 同上着のスリットの他の例を示す説明図である。 同上着の使用方法を示す説明図である。 同上着の使用方法を示す説明図である。 同上着の他の形態を示す説明図である。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に係る上着一の例を示す説明図である。図2は、同上着の詳細な構成を示す説明図である。図3は、同上着のスリットの例を示す説明図である。図4は、同上着のスリットの他の例を示す説明図である。図5及び図6は、同上着の使用方法を示す説明図である。図7は、同上着の他の形態を示す説明図である。
本実施の形態に係る上着1は、胴部の捲り上げが可能なもので、その詳細を以下に説明する。上着1は、上着本体の胴部2の裾部に設けられた下部連結部材であるホック12,22と、上着本体の肩部4に設けられた上部連結部材であるホック30,40とを備え、胴部2を肩部4の方向に捲り上げ、上部連結部材であるホック30に下部連結部材であるホック12を、上部連結部材であるホック40に下部連結部材であるホック22をそれぞれ連結し、胴部2を捲り上げた状態で、胴部2を肩部4に着脱自在に固定可能とするものである。
尚、下部連結部材であるホック12,22を直接胴部2に設けるようにしてもよいが、図1〜図6に示す上着1の例では、下部連結部材であるホック12,22を、上着1の胴部2の近傍から突出する突出片10,20の端部に設けるようにしている。このように、突出片10,20に設けることで、突出片10,20の長さを調整することで、胴部2の捲り上げの高さ等を調整することができる。
また、突出片10,20を設けた上で、胴部2を捲り上げないときに下部連結部材であるホック12,22を固定する下部連結部材固定部材であるホック14,24を、胴部2に設けることもできる。これにより、突出片10,20が邪魔になったり、下部連結部材であるホック12,22がむき出しになったりしないようにすることができる。
図1〜図6に示す上着1は、首の部分の首開口6の左右にスリット8を有する形のもので、スリット8を開閉自在に閉じるものとして、ホック30,34,32,36及びホック40,42,44,46が設けられている。ここで、上述のように、ホック30,40は、スリット8を開閉自在とする首スリット連結部材と、上部連結部材とを兼ねるようにして部品点数を抑えているが、必ずしもこのような構成をとる必要はない。
また、排泄等のしやすさを考慮すると、図6に示すように、下部連結部材であるホック52,62及び上部連結部材を、上着1の正面側だけでなく背面側のいずれにも設けるようにしてもよい。本実施の形態の例では、正面側同様に突出片50,60にホック52,62を設けるようにし、上部連結部材は、首スリット連結部材と兼ねるホック36,46である。
尚、上着1の正面側と背面側とで、首に近い側の下部連結部材と上部連結部材との組み合わせを用いるか、首に遠い側の下部連結部材と上部連結部材との組み合わせを用いるかは、適宜定めるようにすればよく、限定されるものではない。
さらに、図3及び図4に示すように、胴部2の捲り上げしやすくするために、上着1の胴部2の裾部の左右又は左右のいずれかに、少なくとも1つの上方に向かって胴部スリット2c,2d,2eを設けるようにしてもよい。図3の例では、上着1の前胴部2aの突出片20及びホック22の正面側にスリット2cを設け、後胴部2bの突出片60及びホック62の背面側にスリット2dを設けており、これを左右に設けると合計で4つのスリットを備えるような形態である。また、図4の例では、上着1の胴部2の脇の裾部にスリット2eを備える形態である。
また、上着1では、上部連結部材を単独又は首スリット連結部材と兼ねて設けるようにしているが、図7に示す上着70のように、上部連結部材が、衣類装飾72を兼ねて設けられるようにしてもよい。図7の例では、リボンの装飾の一部として、ホック30、34、40、44が設けられている例であるが、衣類装飾72としてはリボンに限られるものではない。
以上のような構成の上着1によれば、上着1の胴部2を巻き上げて固定できることで、上着が排泄等の邪魔にならない。
尚、本実施の形態では、下部連結部材、上部連結部材及び首スリット連結部材を、すべて着脱がしやすいホックにしているが、このような機能を有するものであれば、例えば、面ファスナのようなものでもよく、ホックのみに限定されるものではない。
以上のように、本発明によれば、上着の胴部を巻き上げて固定できることで、排泄等の邪魔にならない上着を提供することができる。
1・・・・上着
2・・・・胴部
2a・・・前胴部
2b・・・後胴部
2c・・・スリット
2d・・・スリット
2e・・・スリット
4・・・・肩部
6・・・・首開口
8・・・・スリット
10・・・突出片
12・・・ホック
14・・・ホック
20・・・突出片
22・・・ホック
24・・・ホック
30・・・ホック
32・・・ホック
34・・・ホック
36・・・ホック
40・・・ホック
42・・・ホック
44・・・ホック
46・・・ホック
50・・・突出片
52・・・ホック
60・・・突出片
62・・・ホック
70・・・上着
72・・・衣類装飾

Claims (6)

  1. 胴部の捲り上げが可能な上着において、
    上着本体の胴部の裾部に設けられた下部連結部材と、
    該上着本体の肩部に設けられた上部連結部材とを備え、
    該胴部を該肩部方向に捲り上げ、該上部連結部材に該下部連結部材を連結し、該胴部を捲り上げた状態で、該胴部を該肩部に着脱自在に固定可能であり、
    該上部連結部材が、該上着本体の首開口に設けられたスリットを開閉自在にする首スリット連結部材を兼ねることを特徴とする上着。
  2. 前記下部連結部材及び前記上部連結部材が、前記上着の正面側及び背面側のいずれにも設けられていることを特徴とする請求項1記載の上着。
  3. 前記上着の胴部の裾部の左右又は左右のいずれかに、少なくとも1つの上方に向かって設けられた胴部スリットを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の上着。
  4. 前記下部連結部材が、前記上着の胴部の近傍から突出する突出片の端部に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の上着。
  5. 前記上着の胴部を捲り上げないときに前記下部連結部材を固定する下部連結部材固定部材を、該胴部に設けることを特徴とする請求項4記載の上着。
  6. 前記上部連結部材が、衣類装飾を兼ねていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の上着。
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