JP3773554B2 - 衣類 - Google Patents

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/12Surgeons' or patients' gowns or dresses
    • A41D13/1236Patients' garments
    • A41D13/1263Suits

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、寝たきりの病人の介護や乳幼児の世話のための着替え、特に袖を通すのが容易でなおかつおむつ替えも容易にできる衣類に関するものでおる。
【0002】
【従来の技術】
従来、床上にて身体の移動、反転などができず着替えの困難な者に使用する衣類には単に衣服や寝巻がいくつかの部分に分解するもの、また袖については一枚の布を腕に巻き付けてスライドファスナーで止め筒状を形づくるものなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
寝たきりの病人などの着替えは特に袖を通すのが困難で不自然な形を強いられ病人も苦痛だし介護する者にとってもなかなか骨の折れる仕事であるが前者はこの袖の部分の対応ができていない。また、後者は袖を通す必要はないものの病人が手を動かしたり抵抗したりする時などにスライドファスナーでとめて筒状に形づくるのに手間どってうまくできない。時にはスライドファスナーで肉をはさんだりさえする。
このため病院では介護用の寝巻として浴衣を用い、しかも前後を逆にして病人の体の前側から布団を掛けるような状態で浴衣を着せている。ところが、浴衣では病床ゆえ背中で合わせることもできず病人の背中は裸のままの状態である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の衣類は、一枚布にて別々に形成された前身頃(1)及び後身頃(2)と、両端が開口した円筒状の左右一対の袖(3)とを備え、前身頃(1)と後身頃(2)とは、少なくとも肩及び脇を含む各周縁部にて掛合具(5)を介して着脱自在に掛合され、袖(3)の一方の開口(4)は、その周長の1/2が前身頃(1)の袖ぐり部(7)に縫着又は一体に連設されると共に、周長の他の1/2と後身頃(2)の袖ぐり部(9)との間が開口可能とされる。
後身頃(2)の襟ぐり部(8)と袖ぐり部(9)を除いた周縁部に折り返し部分を設けても良い。
裾部に股部切欠を設けることもできる。
前身頃(1)の襟ぐり部(6)に前あきを設けることもある。
掛合具(5)を面ファスナ、スライドファスナ、ボタン、ホック及び紐のいずれかとすることができる。
【0005】
【作用】
まず、病人を横向きに回転させシーツの上に本発明の衣類の後身頃(2)を敷く。次に病人の体の位置を元に戻し後身頃(2)の上に仰向けにした状態で前身頃(1)を体の上に掛け同時に袖付けの位置の開口(4)から手を入れさせ体の前側から袖を通させる。最後に後身頃(2)と袖付けの位置の開口(4)部をさらに後身頃(2)と前身頃(1)を掛合具(5)で掛合させて衣類を着せる。逆の操作で脱がせる。
また、おむつを替える時は下半身の掛合具(5)をはずす。
【0006】
【実施例】
図1乃至図4は第一実施例を示す。
本発明の衣類は、一枚布にて別々に形成された前身頃(1)及び後身頃(2)と、両端が開口した円筒状の左右一対の袖(3)とを備える(図1乃至図3参照)。
図3及び図4に示すように、袖(3)の一方の開口(4)は、その周長の1/2が前身頃(1)の袖ぐり部(7)の裏面に位置して縫着される。また、一方の開口(4)の周長において、他の1/2と後身頃(2)の袖ぐり部(9)とは、そのままにしておき、その間が開口可能とされる。
図1及び図2に示すように、前身頃(1)と後身頃(2)とは、各周縁部(肩及び脇)にて掛合具(5)を介して着脱自在に掛合される。
後身頃(2)の袖ぐり部(9)と袖(3)の一方の開口(4)、即ち、周長の他の1/2とを掛合させる。
【0007】
第二実施例として図5に示すように
後身頃(2)の襟ぐり部(8)、袖ぐり部(9)を除いた肩、脇等の周縁部に折り返し部分を設けた衣類。
【0008】
第三実施例として図6、図7に示すように
裾部に股部切欠を設けた衣類。
【0009】
第四実施例として図8に示すように
前身頃(1)の襟ぐり部(6)に前あきを設けた衣類。
【0010】
掛合具(5)を面ファスナーまたはスライドファスナーまたはボタンまたはホックまたは紐等とする。設ける位置、個数は自由とする。
【0011】
第五実施例として図9、図10に示すように
一枚布にて後身頃(2)と展開状態の袖(3)を一体にした前身頃(1)を形成し、後に袖(3)を円筒状に縫合し、前身頃(1)と後身頃(2)を各周縁部にて掛合具(5)を介して掛合した衣類。
で、展開状態の袖(3)を一体にした前身頃(1)とは、袖(3)と前身頃(1)がはじめから袖と前身頃の間の裁ち目がなく一連となる形状に形成されていることを表し、後に袖下(10)を縫い合わせて袖(3)を円筒状に形成する。前身頃(1)と一体になっている袖(3)の後身頃側は図9に示すように前身頃側の上方に位置して設けるほか下方に設けることもできる。袖付け位置の後身頃側は開口(4)のままにしておく。さらに、前身頃(1)と後身頃(2)の肩と肩、脇と脇等を掛合させる。袖(3)の袖付けの位置の開口(4)部と後身頃(2)の袖ぐり部(9)を掛合させる。
【0012】
本発明の衣類は寝たきりの病人や乳幼児の介護用の衣服、寝巻等に実施する。
衣類の丈を短くぴったりサイズにして下着に、丈を長くゆったりサイズにして寝巻に実施する。
前身頃(1)と後身頃(2)の形状は洋服の型紙原型に近い基本パターンのほか応用パターンまたは和服型等自由である。
病気の程度や場合によっては、前身頃(1)と後身頃(2)を逆にして実施する。
【0013】
本発明は以上のような構造でこれを使用する時は、まず、先に敷いた後身頃(2)の上に病人を仰向けに寝かせさらに体のうえから前身頃(1)を掛け同時に袖付けの位置の開口(4)から手をいれさせ体の前側から袖を通させる。おしまいに、後身頃(2)と前身頃(1)のそれぞれ肩と肩、袖ぐり部(9)と開口(4)部、脇と脇等を掛合させて着せたり逆の操作で脱がせたりして使用する。
おむつを替える時は下半身の掛合具(5)をはずして使用する。
【0014】
【発明の効果】
後身頃の上に寝かせた病人等の体の前面側から、前身頃を被せて自然に着せることができるので、寝たきり老人や手足を動かすことが困難な病人、障害者、あるいは乳幼児の着替えが簡単にできる。このため、病人等が無理な姿勢を強いられて不快感や痛みを感ずる心配がなく、介護者にとっても、スピーディにかつ体力を使わずに介護することができて、負担が軽くて済む
病人等の前面側から脱ぎ着できるにもかかわらず、背面をも覆うことが可能である
後身頃の袖ぐり部と袖との間が開口可能なので、脇の下の開いた部分から体温計等を出し入れしやすく、検温等に便利である
また、下半身の掛合具をはずして前身頃の裾をめくるだけで、おむつ替えも容易にできて介護者としては特に便利である。
後身頃に折り返し部を設けた場合は、掛合具が前身頃側に位置するので寝ていても背中がゴロゴロせず痛くない。
裾部に股部切欠を設けた場合は裾がめくれる心配がない。
前身頃に前あきを設けた場合は、簡単に胸が開けられるので医者の診察も容易にうけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の袖を着接した前身頃の平面図。
【図2】本発明の第一実施例の後身頃の平面図。
【図3】本発明の第一実施例の片方の袖を取り付ける以前の前身頃の平面図。
【図4】図3のA−A部断面図。
【図5】本発明の第二実施例の前身頃と折り返し部分を設けた後身頃を掛合させた平面図。
【図6】本発明の第三実施例の股部切欠を設けた前身頃の平面図。
【図7】本発明の第三実施例の股部切欠を設けた後身頃の平面図。
【図8】本発明の第四実施例の前あきを設けた前身頃の平面図。
【図9】本発明の第五実施例の展開状態の袖を一体にした前身頃の平面図。
【図10】本発明の第五実施例の後身頃の平面図。
【符号の説明】
1 前身頃
2 後身頃
3 袖
4 開口
5 掛合具
6 前身頃の襟ぐり部
7 前身頃の袖ぐり部
8 後身頃の襟ぐり部
9 後身頃の袖ぐり部
10 袖下

Claims (5)

  1. 一枚布にて別々に形成された前身頃(1)及び後身頃(2)と、両端が開口した円筒状の左右一対の袖(3)とを備え、前身頃(1)と後身頃(2)とは、少なくとも肩及び脇を含む各周縁部にて掛合具(5)を介して着脱自在に掛合され、袖(3)の一方の開口(4)は、その周長の1/2が前身頃(1)の袖ぐり部(7)に縫着又は一体に連設されると共に、周長の他の1/2と後身頃(2)の袖ぐり部(9)との間が開口可能とされた衣類。
  2. 後身頃(2)の襟ぐり部(8)、袖ぐり部(9)を除いた周縁部に折り返し部分を設けた請求項1に記載の衣類。
  3. 裾部に股部切欠を設けた請求項1または2に記載の衣類。
  4. 前身頃(1)の襟ぐり部(6)に前あきを設けた請求項1乃至3のいずれかに記載の衣類。
  5. 掛合具(5)を面ファスナーまたはスライドファスナーまたはボタンまたはホックまたは紐とした請求項1乃至4のいずれかに記載の衣類。
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