JPH0354103Y2 - - Google Patents

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JPH0354103Y2
JPH0354103Y2 JP1986158661U JP15866186U JPH0354103Y2 JP H0354103 Y2 JPH0354103 Y2 JP H0354103Y2 JP 1986158661 U JP1986158661 U JP 1986158661U JP 15866186 U JP15866186 U JP 15866186U JP H0354103 Y2 JPH0354103 Y2 JP H0354103Y2
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JP
Japan
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waist
sleeve
fasteners
sleeves
opened
Prior art date
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Expired
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JP1986158661U
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English (en)
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JPS6364717U (ja
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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は老人その他寝たきりの患者、特に手
足の屈伸が困難な患者に適した被服に関す。
<従来の技術> 老人その他寝たきりの患者に対しても従来はパ
ジヤマ、或いは浴衣が多用され、治療、検診、看
護等に簡単に対応できる専用被服として満足でき
るものがなく、本出願人は両袖、両脚をそれぞれ
別個に形成し、その一側辺を着脱自在の止着具で
筒状にすると共に、袖中央部に開閉自在の覆片で
閉塞した凹欠部を設け、必要時に必要部分だけを
露出できるようにした被服をさきに考案した。
<考案が解決しようとする問題点> 上記した本出願人考案の患者用被服は、両袖、
両脚を主とし、胴部との関連がないのでこの考案
はこの点を改善することを目的とするものであ
る。
<問題点を解決するための手段> この考案は、上記のような問題点を解決するた
め、適宜間隔で止着した着脱自在の止着具で胴部
両側の袖付け口に両袖を着脱自在に連結し、両袖
の肘部分の内側に適宜大きさの凹欠部を設け、こ
の凹欠部を覆う覆片の一辺を袖に縫着し残りの各
辺を袖に着脱自在の止着具で結合して凹欠部を開
閉自在とした上衣と、腰部と脚部を一体に形成
し、腰部および各脚部の外側を一連に配置した着
脱自在の止着具で開閉自在に連結したズボンとか
らなり、上記上衣は、胴部前面を止着具により前
開きとし、胸部から袖付け口にわたつて切り離し
た部分を着脱自在の止着具で連結し、この切り離
した部分の胸部側を縫着して脇下前面を露出でき
るように形成されている構成としたものである。
<実施例> この考案は上衣AとズボンBとからなり、上衣
Aは袖a,a、胴部bからなり、ズボンBは腰部
cと脚部d,dから構成される。
袖aは肘部分に適宜大きさの凹欠部1を形成
し、該凹欠部1を覆う、覆片2の一辺を袖aに縫
着3し、凹欠部1の周辺と、覆片2とに着脱自在
の止着具4,4′を適宜数設けて結合し、凹欠部
1を閉塞し、布片を二つ折りとし、その両側縁を
着脱自在の止着具5,5′により結合して筒状と
する。
上記の止着具4,4′,5,5′は適宜間隔に着
脱自在に止着されたマジツクテープ、ホツク、釦
と釦孔その他これに類するものが使用され、添付
図面ではホツクおよび釦を使用したものを図示し
ている(以下同じ)。
胴部bは左右前面布6,6を止着具7,7′で
連結して前開きとし、上半両側に袖付け口8を形
成する。前面布6はその上端と肩布9とを胸部で
重合し、袖付け口8下方の脇下部から前面布6の
大部分を止着具10,10′で着脱自在に結合し、
残余の重合部は縫着11して、上記止着具10,
10′を開離して、袖付け口8の前面布を第2図
鎖線で示すように、袖付け口8の上端と、縫着部
11に至る線を底辺とする三角状に折り返し脇下
前面を開放できるようにし、上記のように構成さ
れた袖付け口8と、袖aに止着した適宜数の止着
具12,12′で袖aを胴部bに着脱自在に連結
する。
ズボンBは腰部cと脚部dとを一体に形成し、
腰部cの両側から、各脚部dの外側全長に亘り連
続状に設けた止着具13,13′で着脱自在とし、
腰部cの前面布14の中央には通常のズボンのよ
うに止着具15,15′で開閉できる開口部16
を設ける。
上記のように構成された本考案は上衣Aとズボ
ンBに二分され、上衣の袖a,aは止着具12,
12′により胴部bに着脱自在に連結され、袖a
の中間には止着具4,4′で開閉できる凹欠部1
が設けられ、胴部は止着具10,10′により胸
部から袖付け口8に至る部分を開放することがで
きると共に止着具7,7′により、胴部前面全体
を開放することができる。
又ズボンBは腰部cの前面布14の中央が止着
具15,15′で開口できると共に両側の止着具
13,13′の上半部分だけを外し、前面布14
を両脚部dの間へ折り返すと腰、股部を露出させ
ることができ、更に止着具13,13′全部を外
し、腰部前面布14および脚部dの上面側を両脚
部d,d間に畳み込むと下半身全部を開放するこ
とができる。
<考案の効果> この考案は上記のような構成からなり、上衣は
胸部から袖付け口にわたつて切り離した部分を着
脱自在の止着具10,10′で連結し、この切り
離した部分の胸部側を縫着し、この止着具10,
10′を外すことにより、肩布の一部を反転し、
脇下部分を露出することができるので胸部全体の
着衣を拡げるようなことなく小部分の露出で簡単
に体温計を脇下に挿入又は取り出すことができ、
冬期でも患者に寒さを感じさせることなく、容易
に検温することができ、止着具7,7′を外せば
胸部、腹部を露出させて検診を受けることができ
る。
更に腰部cは前面布中央が止着具15,15′
で開口できるので男子患者の小便用として利用で
き、大便の場合は両側止着具13,13′の上半
部を外し、前面布14を両脚部間へ折り返すこと
により股部前面が露出されるので便器を簡単に挿
入することができ、脚部の検診、治療には止着具
13,13′の所要部分又は全体を外し、必要部
分又は全体を露出させることができる。
更に患者の身体の拭き取り或いは着替え等も上
衣Aの前面布6、袖a、腰部cおよび脚部dの展
開で全体が開放されるのでこれらを順序良く別々
に着脱すれば患者の体位移動を少なくして容易に
作業を遂行することができ、検診、治療、用便、
着替え時に必要最小限の露出により目的が達成さ
れ、患者の体位移動を少なくすることができるの
で、手足の伸縮が不自由な寝たきり患者の苦痛を
軽減でき、操作も容易な効果がある。
また、両袖の肘部分の内側に覆片で開閉自在と
なる凹欠部を設けたので、覆片による凹欠部の開
放によつて腕の内側部分を露出させ、点滴、注射
等の治療、検診時に従来のように袖をまくり上げ
たり、腕を屈伸させる必要がなくなり、治療、検
診が患者に負担をかけることなく、簡単容易に行
なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので第1図は正
面図、第2図は上衣の一部を示す正面図である。 A……上衣、B……ズボン、a……袖、b……
胴部、c……腰部、d……脚部、4,4′,5,
5′,7,7′,10,10′,12,12′,1
3,13′……着脱自在の止着具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜間隔で止着した着脱自在の止着具で胴部両
    側の袖付け口に両袖を着脱自在に連結し、両袖の
    肘部分の内側に適宜大きさの凹欠部を設け、この
    凹欠部を覆う覆片の一辺を袖に縫着し、残りの各
    辺を袖に着脱自在の止着具で結合して凹欠部を開
    閉自在とした上衣と、腰部と脚部を一体に形成
    し、腰部および各脚部の外側を一連に配置した着
    脱自在の止着具で開閉自在に連結したズボンとか
    らなり、上記上衣は、胴部前面を止着具により前
    開きとし、胸部から袖付け口にわたつて切り離し
    た部分を着脱自在の止着具で連結し、この切り離
    した部分の胸部側を縫着して脇下前面を露出でき
    るように形成されていることを特徴とする患者用
    被服。
JP1986158661U 1986-10-15 1986-10-15 Expired JPH0354103Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986158661U JPH0354103Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP1986158661U JPH0354103Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6364717U JPS6364717U (ja) 1988-04-28
JPH0354103Y2 true JPH0354103Y2 (ja) 1991-11-28

Family

ID=31082362

Family Applications (1)

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JP1986158661U Expired JPH0354103Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225810A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Univ Kurume 放射線療法用衣服
KR200469215Y1 (ko) * 2012-08-14 2013-09-27 국립암센터 압착 지혈패드 부분 개폐식 의복

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653717B2 (ja) * 1973-02-19 1981-12-21

Family Cites Families (2)

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JPS5653717U (ja) * 1979-09-27 1981-05-12
JPS58189119U (ja) * 1982-06-07 1983-12-15 永宗 綾子 身体不自由者用衣類

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653717B2 (ja) * 1973-02-19 1981-12-21

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Publication number Publication date
JPS6364717U (ja) 1988-04-28

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