JP2006225810A - 放射線療法用衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射線療法に係る体位確認作業及び治療を着衣のまま行うことができ、患部の露出を最小限に抑えて、治療中の患者の精神的苦痛を緩和することができる放射線療法用衣服をを提供する。
【解決手段】綿布で形成されたTシャツ状の放射線治療用衣服1は、衣服本体110と、衣服本体110の前身頃に形成された患部及びその周辺部用開閉部2と、体位確認用開閉部3から構成されている。患部及びその周辺部用開閉部2は、衣服本体110に係る前身頃の左上腕部、左胸部及び左体側部にかけて設けられており、開閉部21と患部及びその周辺部用開口部22から構成されている。体位確認用開閉部3は、衣服本体110に係る前身頃の右脇腹に設けられており、開閉部31と体位確認用開口部32から構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放射線療法用衣服に関する。更に詳しくは、放射線療法の際に、衣服を着脱することなく、治療箇所および体位を確認することができる開口部及びその開閉手段を備えたものに関する。
癌の治療方法の一つとして、患部に放射線を照射して癌細胞を死滅させる治療方法(以下「放射線療法」という。)が行われている。
従来行われていた患部を切除する治療方法と異なり、放射線療法は患部及び患部周辺部を温存できるため、患者に治療痕が残らない、あるいは治療痕が少なくて済む。このため、治療後の患者にとって、視覚を通じた精神的な苦痛が軽減される利点がある。
特に、乳癌は患者の多数が女性であり、切除治療を行った場合、患部である乳房の一部あるいは大部分を喪失する場合が多い。このため、手術後の女性患者は、女性の象徴ともいえる乳房を失ったことによる喪失感から、精神的に不安定になる例がみられた。
しかし、上述の放射線療法によれば、患部である乳房を温存することができるために治療中及び治療後の患者の精神安定効果が高く、治療方法の主流となりつつある。
放射線療法に際して、治療台に寝た患者に放射線を照射して行う方法が挙げられるが、患者の放射線照射位置を一定に保持する必要がある。
患者に対する放射線照射位置を一定に保つための手段として、例えば、図2、図3に示す方法が挙げられる。
すなわち、放射線照射装置と共に、対向する水平方向から可視光線を照射する装置を設置し、当該可視光線照射装置から患者の両脇腹に書かれた体位測定用の印に向けて可視光線を照射することによって、患者の体位のずれを測定及び補正し、患者に対する放射線照射位置を一定に保つのである。
その際に患者が検査着等を着用していては印が見えないため、従来は裸あるいはタオル等で体の一部だけ隠して放射線治療を行っていた。
しかし、その治療に当たる放射線技師の多くは男性であり、乳癌治療の場合、上述のように裸体を晒す治療時間は、女性患者にとって精神的に苦痛を感じるものであった。また、放射線治療は中長期にわたり行われるため、その間患者はストレスを抱え込みながら治療に臨まなければならなかった。
特に若い女性患者にとっては、上記の精神的苦痛は大きなものであった。
そこで、下記特許文献1のように、治療時に肌の露出を抑えることができる患者用衣服が提案されている。
特開2004−293020号
しかし、特許文献1に係る患者用衣服は、乳房等を隠しつつ体の所要部分を露出することができるが、上述の放射線療法においては、印が書きこまれた体の所要部分だけを素早く露出することができないという課題があった。
また、上述の放射線療法においては、体に対し左右からの可視光線の照射によって、治療に適した体位を見いだすのであるが、特許文献1の患者用衣服を使用した場合、体の各所に書いた印を同時に晒すことは左右の前身頃を開くこととなるので、結局は脱衣するのと大差がないという課題があった。
このため、癌患者、特に乳癌の女性患者にとって、羞恥心から来る精神的苦痛が軽減されるとは言い難かった。
(発明の目的)
そこで、本発明の目的は、放射線療法に係る体位確認作業及び治療を着衣のまま行うことができる放射線療法用衣服を提供することにある。
また、本発明の他の目的としては、患部の露出を最小限に抑えて、治療中の患者の精神的苦痛を緩和することができる放射線療法用衣服を提供することにある。
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
放射線療法の際に着用する衣服であって、
患部及びその周辺を露出できるよう形成された開口部と、体位確認用の印を露出できるよう形成された開口部を備えており、
上記各開口部は開閉手段を備えていることを特徴とする、
放射線療法用衣服である。
第2の発明にあっては、
胸部の癌に対して行う放射線療法の際に着用する衣服であって、
患部及びその周辺を露出できるよう形成された開口部は、患部がある左右いずれか側の衣服の前身頃及び袖の一部に形成されており、
上記開口部は、前身頃の襟前部から鳩尾近傍まで縦方向に裁断され、該鳩尾部から左右いずれかの脇方向にわたり体側部まで横方向に裁断され、該体側部から衣服側部及び腋下を袖口近傍まで裁断され、前身頃方向の袖は肩或いは上腕が露出するよう裁断して形成されており、
上記開口部と同等あるいは上記開口部よりやや大きく形成された開口部開閉手段は、肩部分により後身頃と繋がっており、
一方、体位確認用開口部は、患部およびその周辺に係る開口部が形成された方と反対側の胴体側部に形成され、該開口部は該開口部と同等あるいは該開口部よりやや大きく形成された開口部開閉手段を備えており、
各開口部は止着手段を備えていることを特徴とする、
第1の発明に係る放射線療法用衣服である。
第3の発明にあっては、
衣服を形成する素材は、治療に際して照射される放射線を拡散しない、あるいは拡散しにくい素材により形成されていることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る放射線療法用衣服である。
第4の発明にあっては、
衣服を形成する素材は、肌荒れしない、または肌荒れしにくい素材により形成されていることを特徴とする、
第1、第2または第3の発明に係る放射線療法用衣服である。
本明細書及び本特許請求の範囲にいう「止着手段」は、放射線透過性を有し、放射線を拡散しない、あるいは拡散しにくいもの、例えば、結着紐、面ファスナー等が好適である。なお、上記手段に限定するものではなく、治療に際して照射される放射線を吸収、反射、拡散等しないものであればよい。
本明細書及び本特許請求の範囲にいう「治療に際して照射される放射線を拡散しない、あるいは拡散しにくい素材」は、例えば、綿、絹、麻、ウール、レーヨン、アクリル繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維等により形成された布地、不織布、或いはこれらを組み合わせたもの等が形成したものが好適に使用される。なお、上記素材に限定するものではなく、治療に際して照射される放射線を拡散しない、あるいは拡散しにくい素材であればよい。
本明細書及び本特許請求の範囲にいう「肌荒れしない、または肌荒れしにくい素材」は、例えば、天然素材によるもの、綿、絹、麻、或いはこれらを組み合わせたもの等が好適である。放射線療法による治療中は肌荒れを伴う場合が多く、化学繊維や目の粗い布地等は荒れた肌を刺激して症状を悪化させることがあるためである。なお、上記素材に限定するものではなく、肌荒れしない、または肌荒れしにくい素材であればよい。
(作 用)
治療に先立ち、患者の体の所要箇所に体位等確認のための印を書き、放射線療法用衣服を着用する。
放射線照射前に、患部及びその周辺を露出できるよう形成された開口部と体位確認用の印を露出できるよう形成された開口部の開閉手段を開ける。
開口部から露出した体位確認用の印に可視光線を照射して、患者の体位を放射線照射するために好適な位置に補正し、補正後は開口部の開閉手段を閉じる。
本発明によれば、放射線療法開始前の位置確認作業の際に胸部及び患部の露出を最小限に抑え、治療を着衣したまま行うことができるので、患者の羞恥心から来る精神的苦痛を緩和することができる。また、位置確認後は開閉手段により患部及び体位確認用の印を速やかに隠して治療が開始できるため、作業に係る時間的効率がよい。更にまた、治療の最中でも、体位確認用の印を露出できるよう形成された開口部から印を確認するだけで済むため、速やかな位置確認作業が可能である。
患部及びその周辺を露出できるよう形成された開口部が、前身頃の襟前部から鳩尾近傍まで縦方向に裁断され、該鳩尾部から左右いずれかの脇方向にわたり体側部まで横方向に裁断され、該体側部から衣服側部及び腋下を袖口近傍まで裁断され、前身頃方向の袖は肩或いは上腕が露出するよう裁断して形成されているものについては、胸部等の患部及びその周辺を治療状況に応じて広く露出することができる。また、該開口部が設けられた側の体位確認マークも同時に露出し確認することができる。更にまた、開閉手段のうち印が書かれた脇腹部分のみを捲り上げることができるので、治療中に素早く体位の確認ができる。
なお、治療に際して照射される放射線を拡散しない、あるいは拡散しにくい素材により形成されている放射線療法用衣服は、患部の治療の効果を高め、患部以外の箇所への放射線照射を抑制する。
肌荒れしない、または肌荒れしにくい素材により形成された放射線療法用衣服は、治療時の肌荒れ悪化を抑制する。
本発明の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る放射線治療用衣服の平面図である。
図1を参照して放射線治療用衣服1について説明する。
綿布で形成されたTシャツ状の放射線治療用衣服1は、衣服本体110と、衣服本体110の前身頃に形成された患部及びその周辺部用開閉部2と、体位確認用開閉部3から構成されている。
患部及びその周辺部用開閉部2は、衣服本体110に係る前身頃の左上腕部、左胸部及び左体側部にかけて設けられており、開閉部21と患部及びその周辺部用開口部22から構成されている。
患部及びその周辺部用開口部22は、衣服本体110の左側の前身頃及び袖112の一部に形成されている。
患部及びその周辺部用開口部22は、前身頃の襟111前部から鳩尾近傍まで縦方向に、該鳩尾部から左体側部まで横方向に、該体側部から腋下を経由して袖口近傍まで裁断して形成されている。袖112の前身頃方向は、袖口の所要幅を残し、肩及び上腕が露出するよう裁断して形成されている。
開閉部21は体位確認用開口部22よりやや大きい布地であり、体位確認用開口部22の形状に応じた形状に形成されている。開閉部21の上縁部は、衣服本体110に係る肩及び上腕部であって患部及びその周辺部用開口部22上縁部に縫着されている。これにより、開閉部21は肩部分において後身頃と繋がっており、上下方向に開閉する。
開閉部21と患部及びその周辺部用開口部22は、開閉部側襟部面ファスナー211及び開閉部側脇腹部面ファスナー212と、本体側襟部面ファスナー221及び本体側脇腹部面ファスナー222により、互いに離着するよう設けられている。
本体側襟部面ファスナー221は、衣服本体110表側であって、襟111の襟元に設けられている。
本体側脇腹部面ファスナー222は、衣服本体110表側であって、患部及びその周辺部用開口部22下縁の体側部に設けられている。
開閉部側襟部面ファスナー211は、開閉部21の裏側であって、上記本体側襟部面ファスナー221と対応する位置に設けられている。
開閉部側脇腹部面ファスナー212は、開閉部21の裏側であって、上記本体側脇腹部面ファスナー222と対応する位置に設けられている。
体位確認用開閉部3は、衣服本体110に係る前身頃の右脇腹に設けられており、開閉部31と体位確認用開口部32から構成されている。
体位確認用開口部32は、縦15cm、横6cmの長方形に形成されている。
開閉部31は体位確認用開口部32よりやや大きい布地であり、体位確認用開口部32の形状に応じた形状に形成されている。開閉部31の左縁部は、衣服本体110の体位確認用開口部32左縁部近傍に縫着されている。
開閉部31と体位確認用開口部32は、開閉部側面ファスナー311と本体側面ファスナー321により、互いに離着するよう設けられている。
本体側面ファスナー321は、衣服本体110表側であって、体位確認用開口部32の左側上部と左側下部にそれぞれ設けられている。
開閉部側面ファスナー311は、開閉部31の裏側であって、上記本体側面ファスナー321と対応する位置にそれぞれ設けられている。
なお、本実施の形態における放射線治療用衣服は、正面視して左側に患部及びその周辺部用開閉部を、右側に体位確認用開閉部を設けているが、これに限定するものではなく、患者の患部に応じて右側に患部及びその周辺部用開閉部を設け、左側に体位確認用開閉部を設けて、左右逆に配置したものであってもよい。
また、本実施の形態では、体位確認用開閉部は、衣服本体の患部及びその周辺部用開閉部と体の中心線を挟んだ反対側の1カ所に形成されているが、この位置、数に限定するものではなく、例えば、患部及びその周辺部用開閉部が設けられた側のいずれか体位を測定するのに好適な場所にも形成してもよいし、体位を測定するのに必要な数だけ設けてもよい。
(作 用)
図2は本発明に係る放射線治療用衣服の使用状態説明図、
図3は本発明に係る放射線治療用衣服を着用した状態を平面視した使用状態説明図、
図4は本発明に係る放射線治療用衣服を着用した状態を左側から示した使用状態説明図、
図5は本発明に係る放射線治療用衣服を着用した状態を右側から示した使用状態説明図である。
図2ないし図5を参照して、放射線治療用衣服1の作用を説明する。
図2ないし図5を参照する。
治療に先立ち、患者Pは上半身裸となり、直接体に放射線照射用マークM1及び可視光線照射用マークM2,M3を書く。(マークの場所は図4、図5を参照)
放射線照射用マークM1及び可視光線照射用マークM2,M3を書いた後、患者Pは放射線療法用衣服1に着用し、治療台Bに両手を挙げた状態で仰向けに寝る。
仰向けに寝た患者Pを載せた治療台Bを上昇させ、可視光線照射装置C1から可視光線R1を、可視光線照射装置C2から可視光線R2を、それぞれ照射可能な適当な高さで停止させる。(図2参照)
治療台B停止後、患部及びその周辺部用開閉部2の開閉部21、及び体位確認用開閉部3の開閉部31を開ける。
可視光線照射装置C1,C2から可視光線R1,R2を患者Pに照射する。
更に詳しくは、可視光線照射装置C1から、患者Pに書いた可視光線照射用マークM3に対し可視光線R1を照射し、可視光線照射装置C2から、患者Pに書いた可視光線照射用マークM2に対し可視光線R2を照射する。(図3参照)
水平に照射される可視光線R1,R2の照射された位置と可視光線照射用マークM2,M3の位置がずれていた場合は、患者Pの体位を正しい状態に補正する。
補正後は、患部及びその周辺部用開閉部2の開閉部21及び体位確認用開閉部3の開閉部31を閉じる。
開閉部21及び開閉部31を閉じた後、放射線照射用マークM1に向けて放射線を照射し、治療を開始する。
なお、治療中に再度の体位補正の必要が生じた場合は、上述の手順と同じく、開閉部21及び開閉部31を開閉し、照射された可視光線R1,R2と可視光線照射用マークM2,M3の位置が合うように患者の体位を補正する。
また、放射線療法は中長期に渉って行われることが多いため、上記放射線照射用マークM1及び可視光線照射用マークM2,M3は消えにくいインク等で書き、翌日以降の治療の際は上記マークに従って再び放射線及び可視光線を照射すればよい。
なお、本実施の形態は、上半身用の放射線治療用衣服であるが、これに限定するものではなく、例えば、下半身用の放射線治療用衣服であってもよい。
本明細書及び特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書及び特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係る放射線治療用衣服の平面図。 本発明に係る放射線治療用衣服の使用状態説明図。 本発明に係る放射線治療用衣服を着用した状態を平面視した使用状態説明図。 本発明に係る放射線治療用衣服を着用した状態を左側から示した使用状態説明図。 本発明に係る放射線治療用衣服を着用した状態を右側から示した使用状態説明図。
符号の説明
1 放射線治療用衣服
110 衣服本体
111 襟
112 袖
2 患部及びその周辺部用開閉部
21 開閉部
211 開閉部側襟部面ファスナー
212 開閉部側脇腹部面ファスナー
22 患部及びその周辺部用開口部
221 本体側襟部面ファスナー
222 本体側脇腹部面ファスナー
3 体位確認用開閉部
31 開閉部
311 開閉部側面ファスナー
32 体位確認用開口部
321 本体側面ファスナー
P 患者
A 放射線照射装置
B 治療台
C1,C2 可視光線照射装置
R1,R2 可視光線
M1 放射線照射用マーク
M2,M3 可視光線照射用マーク

Claims (4)

  1. 放射線療法の際に着用する衣服(1)であって、
    患部及びその周辺を露出できるよう形成された開口部(22)と、体位確認用の印を露出できるよう形成された開口部(32)を備えており、
    上記各開口部(22,32)は開閉手段(21,31)を備えていることを特徴とする、
    放射線療法用衣服。
  2. 胸部の癌に対して行う放射線療法の際に着用する衣服(1)であって、
    患部及びその周辺を露出できるよう形成された開口部(22)は、患部がある左右いずれか側の衣服の前身頃及び袖の一部に形成されており、
    上記開口部(22)は、前身頃の襟前部から鳩尾近傍まで縦方向に裁断され、該鳩尾部から左右いずれかの脇方向にわたり体側部まで横方向に裁断され、該体側部から衣服側部及び腋下を袖口近傍まで裁断され、前身頃方向の袖は肩或いは上腕が露出するよう裁断して形成されており、
    上記開口部(22)と同等あるいは上記開口部よりやや大きく形成された開口部開閉手段(21)は、肩部分により後身頃と繋がっており、
    一方、体位確認用開口部(32)は、患部およびその周辺に係る開口部(22)が形成された方と反対側の胴体側部に形成され、該開口部(32)は該開口部と同等あるいは該開口部よりやや大きく形成された開口部開閉手段(31)を備えており、
    各開口部(22,32)及び各開口部開閉手段(21,31)は止着手段(211,212,221,222,311,321)を備えていることを特徴とする、
    請求項1に係る放射線療法用衣服。
  3. 衣服を形成する素材は、治療に際して照射される放射線を拡散しない、あるいは拡散しにくい素材により形成されていることを特徴とする、
    請求項1または2に係る放射線療法用衣服。
  4. 衣服を形成する素材は、肌荒れしない、または肌荒れしにくい素材により形成されていることを特徴とする、
    請求項1、2または3に係る放射線療法用衣服。
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