JP6893734B2 - 裾部分紐付き下衣 - Google Patents

Description

本発明は裾の長さを簡単に調節する事ができるアンダーウェアーを含む下衣に関するものである。

従来、裾の長い下衣、幅の広い下衣、裾が長く幅の広い下衣、裾の広がった下衣等はトイレ使用時に裾が床について汚れたり、汚さないように手で下衣を持ったまま、又は足でずり落ちないよう工夫しなければならず、困ることが多かった。また、自転車やエスカレーター等に乗る際には巻き込まれる危険もある。

特開２００１−１８１９２０（Ｐ２００１−１８１９２０Ａ）公報 特開平８−３０２５０８公報 実用新案登録第３０６５１９６号（Ｕ３０６５１９６）公報 実用新案登録第３１３２９２８号（Ｕ３１３２９２８）公報 特開平８−２０９４２１公報

解決しようとする問題点は、トイレ使用時など簡単に下衣の裾の長さを調節出来ない点であり、デザインや着心地等に影響がなく簡単に裾の長さを調節することができるアンダーウェアーを含む下衣を提供することを課題とする。

本発明はアンダーウェアーを含む下衣の裾部分（１）に紐通し口（３）を設け、裾部分に紐（２）を通すことを特徴とする。

裾部分に紐が通してあるので、裾部分に設けた紐通し口から紐を引っ張って膝や腰、あるいは任意の部分でその紐を縛る又は留める事により、トイレ使用時でも汚れる心配がなく、また自転車やエスカレーター等に乗る際の危険を減らすことができる。従来の裾汚れ対策のように別途、何かを持ち歩くこともない。操作も簡単であり、着心地に影響もない。人前でも危険回避のために簡単に使用することができる。

本発明の正面図である。 本発明の正面図である。 本発明の正面図である。 本発明の正面図である。 本発明の正面図である。 本発明の正面図である。 本発明の断面図である。 本発明の断面図である。

以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
アンダーウェアーを含む下衣の裾部分（１）の両端に紐通し口（３）を作り、紐（２）を２本通す。本発明は、以上のような構造である。

これを使用する時は、裾部分に通した紐を裾部分両端に設けた紐通し口から互いに引っ張る事によって、裾が巾着の様な形になり、引っ張った紐を結ぶことによって、膝や腰など任意の部分で固定できるので、汚れを気にすることなくトイレを使用できる。また、自転車やエスカレーター等に乗る際の危険を減らすことができる。

紐の太さや種類、リボンやゴムにするなど工夫する事により普段の着用時のシルエット、着心地等に影響もない。

アンダーウェアーにこれを使用する場合は、アンダーウェアーで下衣を包むようにまくり上げ、紐を引っ張り結ぶ事により同じ効果が得られる。

他の紐の固定の仕方として、紐の長さが十分でない等の場合は紐にフック（４）を取り付ける事によって結ばなくても固定できる裾部分紐付き下衣である。

１ 下衣の裾部分
２ 紐
３ 紐通し口
４ フック

Claims (4)

1. 下衣の裾部分（１）の両端に紐通し口（３）を設け、紐通し口（３）から下衣の裾部分（１）に紐（２）を２本通し、それぞれの紐は結ぶ、又は縫い付けて環状にし、その２本の紐（２）を裾の両端に設けた紐通し口（３）から互いに引っ張り結ぶことで裾が巾着の口部分の形になり、下肢や腰の任意の部分で裾を固定できる下衣であり、紐通し口（３）を裾の両端に設けた事、紐を環状にする事で外観から見えづらく、紐についても太さや種類、リボンやゴムにするなど工夫する事で通常着用時のデザインやシルエット、着心地に影響しないアンダーウェアを含む下衣。
2. アンダーウェアに請求項１に記載の下衣を使用した場合は、そのアンダーウェアで下衣の裾を包み込むようにまくり上げて固定できる請求項１に記載の下衣。
3. 紐が切れたり伸びた時を考慮し、任意に紐を入れ替える事ができる、裾の両端に紐通し口（３）を設けた請求項１から請求項２に記載の下衣。
4. 紐の長さが十分でない場合には、紐にフック（４）を取り付ける事によって紐を結ばなくても固定できる請求項１から請求項３に記載の下衣。

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