JP5850325B2 - 簡単女着物 - Google Patents

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佐里 岡崎
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Description

本発明は、簡単に着用できる女性用の着物(和服)に関する。
和服としてもっとも一般的な着物は、女性用としては訪問着、振袖などが挙げられ、男性用としては着流し(アンサンブル)が挙げられる。さらに浴衣も庶民的な着物の代表であろう。
これらの着物に共通する点は、左右の前身頃と後身頃、さらには袖を備えている点であるが、女性用は、おはしょりという余りを取るために身長に比べて長い丈(身丈)が普通である。おはしょりは絶対に必要というものではないが女着物の象徴的な部分であり、その存在が着物の雰囲気を醸し出しているといえる。
一方、このおはしょりが故に着物を簡単にする場合、多くの制約が生じてしまう。そこで、簡単着物の代表的なものである二部式着物では、多くの場合、おはしょりを付けず、場合によっては、帯まで省略する場合もある。
おはしょりを残したまま簡単に着ることができる着物の提案は数多くあるが(たとえば特許文献1、2、3など)、簡単にすることにより、着物の自由度を損ねているのが現状である。
特開2003−73905号公報 特開2003−89903号公報 特開2010−18934号公報
本発明は、練習をすることなく誰でも初めから簡単に少ない動作でしかも目で見える範囲での作業、すなわち実質的に横か前での作業だけで着ることができる簡単女着物を提供することを目的とする。
更にまた本発明の目的は、既存の従来の着物を極めて少ない修正で作製できる簡単女着物を提供することにある。
すなわち本発明は、おはしょりを形作った着物であって、左前身頃がおはしょりの直上で左上前身頃と左下前身頃の2つの部分に分けられており、つぎの箇所を係止する手段が設けられている簡単女着物に関する。
(1)右前身頃の側縁のおはしょりの直上の裏側と左後身頃の脇の裏側
(2)右前身頃のおはしょりの直上の脇の表側と左下前身頃の側縁の上端部裏側
(3)右前身頃のおはしょりの直上の脇の表側と左上前身頃の側縁の下端部裏側
本発明によれば、実質的に横か前での3回の作業だけで着ることができる簡単女着物を提供することができる。
本発明の着物によれば、体、特に腕などの上半身が動かしにくい人にとって、無理をすることなく簡単に着物を着ることができる。
本発明の着物を正面から見た概略説明図である。 本発明の着物の着方を説明するための概略図である。 本発明の着物の着方を説明するための概略図である。 本発明の着物の着方を説明するための概略図である。 本発明の着物に帯を結んだときの概略図である。
本発明の簡単女着物では、図1に示すとおり、着物1におはしょり2を予め形成しておく。右前身頃3と左前身頃の2つの前身頃のうち左前身頃は、左上前身頃4と左下前身頃5の2つの部分に分けられている。左下前身頃5の上端部にはおはしょりが形作られている。
これらの前身頃を互いに係止することにより、着物を着付けるのであるが、係止する手段は、
(1)右前身頃3の側縁のおはしょり2の直上の裏側6aと左後身頃7の脇の裏側6b
(2)右前身頃3のおはしょり2の直上の脇の表側8aと左下前身頃5の側縁の上端部裏側8b
(3)右前身頃3のおはしょり2の直上の脇の表側9aと左上前身頃4の側縁の下端部裏側9b
に設けられている。
左後身頃7の脇の裏側に設けられている係止する手段6bは、たとえば別布10に設け、その別布10を左後身頃7の脇の裏側に縫い付けることで、体型に合わせた着付けができる。
係止する手段は面状ファスナーであることが、着脱が容易で好ましい。
つぎに図2〜5により、着方を説明する。
まず、図2に示すように、袖に手を通して羽織った後、右前身頃3を体に巻きつけ、右前身頃3の側縁のおはしょり2の直上の裏側6aと左後身頃7の脇の裏側に別布10に設けられた係止手段6bとを係止する。
つぎに、図3に示すように、左下前身頃5を右前身頃3のおはしょりの上に重ね、右前身頃3のおはしょり2の直上の脇の表側8aと左下前身頃5の側縁の上端部裏側8bとを係止する。
最後に、図4に示すように、左上前身頃4を右前身頃3に重ねた左下前身頃5のおはしょり2に重ね、右前身頃3のおはしょり2の直上の脇の表側9aと左上前身頃4の側縁の下端部裏側9bとを係止する。
このように、本発明によれば、図2〜4に示す3つの体の前での作業で、かつ、紐を使わずに着物の着付けが完了する。
本発明の着物は各パーツがしっかり係止されているので、この状態で動いても着崩れはしない。帯11を締めると、たとえば図5に示すように、おはしょり2が見え、普通の着物と殆ど違いはない。帯11は、自分で結ぶものでもよいが、市販されているような簡単帯を用いてもよい。
1 着物
2 おはしょり
3 右前身頃
4 左上前身頃
5 左下前身頃
6a、6b 係止手段
7 左後身頃
8a、8b 係止手段
9a、9b 係止手段
10 別布
11 帯

Claims (1)

  1. おはしょりを形作った着物であって、左前身頃がおはしょりの直上で左上前身頃と左下前身頃の2つの部分に分けられており、つぎの箇所を係止する手段が設けられている簡単女着物。
    (1)右前身頃の側縁のおはしょりの直上の裏側と左後身頃の脇の裏側
    (2)右前身頃のおはしょりの直上の脇の表側と左下前身頃の側縁の上端部裏側
    (3)右前身頃のおはしょりの直上の脇の表側と左上前身頃の側縁の下端部裏側
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