JP3162089U - 農作業用前掛 - Google Patents

Abstract

【課題】農作業中の長靴への土、砂等の混入を防止をする農作業用前掛を提供する。【解決手段】肩首に掛ける前掛紐を有する胸当部と、この胸当部と連ねる下腹当部と、この下腹当部に連ねると共に、中央切込部によって左右に分離形成され、且つ両太股に巻き付けされる左右前掛部と、更に左右前掛部の外縁部及び中央切込部の切込縁部とに夫々備えられて太股部を巻き付けた際、互いに結合する結合部とで成した。【選択図】図２

Description

本考案は農作業中に長靴の中へ土、砂等が混入するのを防止する農作業用前掛に関する。

従来、この種前掛は水、油の飛散で衣類を保護する役目と前隠しを主としたファツション的なものであって、長靴等の中へ土、砂等の混入を防ぐことを意図するものでなく、現状の長靴も土、砂等の混入を防止策として、長靴の最上部に紐を付け、絞り込むと共に結んでいる。

長靴において土、砂等の混入防止をすることは出来ず、足裏、靴下の汚れを無くすることは容易ではなかった。

本考案は、肩首に掛ける前掛紐を有する胸当部と、この胸当部と連ねる下腹当部と、この下腹当部に連ねると共に、中央切込部によって左右に分離形成され、且つ両太股に巻き付けされる左右前掛部と、更に該左右前掛部の外縁部及び前記中央切込部の切込縁部とに夫々備えられて太股部を巻き付けた際、互いに結合する結合部とで成したことを特徴としたものである。
更に本考案は、結合部を面ファスナーとしたことを特徴としたものである。
又、本考案は、結合部を釦としたことを特徴としたものである。
又、本考案は、胸当部を左右前掛部との連接部に胴巻用紐を備えたことを特徴としたものである。

（１）請求項１により、胸当部及び下腹当部と繋がる左右前掛部を両太股に巻き付けて覆うことにより、長靴の中に土、砂等の混入を防止することが出来る。
（２）請求項２により、左右前掛部の巻き付けは、面ファスナーにて簡単に着脱す
ることが出来る。
（３）請求項３により、胸当部、下腹当部と左右前掛部とは胴巻用紐胴巻にて的確に装備できる。

農作業用前掛を着用状態を正面図 同上の使用状態前の正面図 同上の使用状態を示す背面図 左右前掛部の拡大断面図 胸当部の拡大断面図

以下本考案と実施例として掲げた図面に基づき説明すると、図２は農作業用前掛の正面図であって、布、合成繊維等にて作られた前掛本体１を示している。
而して、この前掛本体１は、人体Ｈの肩首Ｈａに巻き付けて掛ける前掛紐２及び該前掛紐２が結ばれる引掛け部３を縫い付けた胸当部４を形成している。
この胸当部４の下部には下腹当部５を連ねており、胸当部４と下腹当部５との連接部６に胴巻用紐７を縫い付けている。

更に下腹当部５に連なると共に、中央切込部８によって左右に分離形成され、且つ両太股部Ｈｂに巻き付けされる左右前掛部９を有する。
この左右前掛部９の外縁部９ａ及び前記中央切込部８の切込縁部８ａとには夫々備えられて太股部Ｈｂを巻き付けた際、互いに結合する結合部１０を設けている。
具体的には、結合部１０を面ファスナーとしているが、勿論、釦としてもよい。

Ｈ 人体
Ｈａ 肩首
Ｈｂ 両太股部
１ 前掛本体
２ 前掛紐
３ 引掛け部
４ 胸当部
５ 下腹当部
６ 連接部
７ 胴巻用紐
８ 中央切込部
９ 左右前掛部
１０ 結合部

Claims (4)

1. 肩首に掛ける前掛紐を有する胸当部と、この胸当部と連ねる下腹当部と、この下腹当部に連ねると共に、中央切込部によって左右に分離形成され、且つ両太股に巻き付けされる左右前掛部と、更に該左右前掛部の外縁部及び前記中央切込部の切込縁部とに夫々備えられて太股部を巻き付けた際、互いに結合する結合部とで成したことを特徴とした農作業用前掛。
2. 前記結合部は、面ファスナーとしたことを特徴とした請求項１記載の農作業用前掛。
3. 前記結合部は、釦としたことを特徴とした請求項１記載の農作業用前掛。
4. 前記胸当部は、左右前掛部との連接部に胴巻用紐を備えたことを特徴とした請求項１記載の農作業用前掛。
   

Images