JP6085663B1 - 衣類 - Google Patents
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Abstract
【課題】衿ぐりが身体から離れてしまうことを抑制することができる衣類を提供すること。【解決手段】ブラジャー21とともに着用される上着10であって、衿ぐり15と、ブラジャー21に連結される連結部16と、を備え、ブラジャー21は、バストの下縁部に沿って配置される土台部23を備えており、連結部16は、衿ぐり15の下端部15aの近傍に取り付けられる基端部と、土台部23に取り付けられる先端部16cと、を備えた。【選択図】図3
Description
この発明は、衣類に関するものである。
従来から、衿ぐりをV字型やU字型に形成することによって、ファッション性を高めた上着などの衣類が提供されている。例えば、上着の着用者が前傾姿勢になった場合、上着の衿ぐりは、重力により下方へ撓むことによって、身体から離れてしまうことがある。このような場合、上着の衿ぐりから、下着や胸元などが他人から見えてしまう虞がある。
例えば、特許文献1には、ブラジャーの肩紐に固定される肩紐固定部と、上着の衿ぐりに固定される固定部と、これら2つの固定部を連結する連結部と、を備えたズレ防止具が開示されている。特許文献1に開示されているズレ防止具は、ブラジャーの肩紐と、上着の衿ぐりと、を連結することによって、上着の着用者が前傾姿勢になった場合に、上着の衿ぐりが身体から離れてしまうことを抑制している。
しかしながら、特許文献1に開示されているズレ防止具は、ブラジャーの肩紐と、上着の衿ぐりと、を連結するものであるため、上着の衿ぐりを着用者の身体に引き寄せることが不十分となり、衿ぐりが身体から離れてしまうことを十分に抑制できない虞がある。
この発明の目的は、衿ぐりが身体から離れてしまうことを抑制することができる衣類を提供することである。
上記課題を解決する衣類は、下着とともに着用される衣類であって、衿ぐりと、下着に連結される連結部と、を備え、前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、前記衿ぐりの形状は、V型、丸型、又はU型であり、前記連結部は、前記衿ぐりの下端部又は前記衿ぐりの下端部の近傍に固定されている第1部位と、前記土台部に取り付けられる第2部位と、を備えていることを要旨とする。
上記課題を解決する衣類は、上着と下着とを備えた衣類であって、前記上着と前記下着とを連結する連結部を備え、前記上着は、衿ぐりを備えており、前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、前記衿ぐりの形状は、V型、丸型、又はU型であり、前記連結部は、前記土台部と、前記衿ぐりの下端部又は前記衿ぐりの下端部の近傍と、のうち、一方に固定されている第1部位と、他方に取り付けられる第2部位と、を備えていることを要旨とする。
上記衣類について、前記連結部は、長さを調節可能に構成されているとよい。
上記課題を解決する衣類は、下着とともに着用される衣類であって、衿ぐりと、下着に連結される連結部と、を備え、前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、前記連結部は、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍に取り付けられる第1部位と、前記土台部に取り付けられる第2部位と、を備え、前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを要旨とする。
上記課題を解決する衣類は、上着と下着とを備えた衣類であって、前記上着と前記下着とを連結する連結部を備え、前記上着は、衿ぐりを備えており、前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、前記連結部は、前記土台部と、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍と、のうち、一方に取り付けられる第1部位と、他方に取り付けられる第2部位と、を備え、前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを要旨とする。
上記課題を解決する衣類は、上着とともに着用される衣類であって、バストの下縁部に沿って配置される土台部と、上着に連結される連結部と、を備え、前記上着は、衿ぐりを備えており、前記連結部は、前記土台部に取り付けられる第1部位と、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍に取り付けられる第2部位と、を備え、前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを要旨とする。
上記課題を解決する衣類は、下着とともに着用される衣類であって、衿ぐりと、下着に連結される連結部と、を備え、前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、前記連結部は、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍に取り付けられる第1部位と、前記土台部に取り付けられる第2部位と、を備え、前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを要旨とする。
上記課題を解決する衣類は、上着と下着とを備えた衣類であって、前記上着と前記下着とを連結する連結部を備え、前記上着は、衿ぐりを備えており、前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、前記連結部は、前記土台部と、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍と、のうち、一方に取り付けられる第1部位と、他方に取り付けられる第2部位と、を備え、前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを要旨とする。
上記課題を解決する衣類は、上着とともに着用される衣類であって、バストの下縁部に沿って配置される土台部と、上着に連結される連結部と、を備え、前記上着は、衿ぐりを備えており、前記連結部は、前記土台部に取り付けられる第1部位と、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍に取り付けられる第2部位と、を備え、前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを要旨とする。
この発明によれば、衿ぐりが身体から離れてしまうことを抑制することができる。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の衣類について説明する。
図1(a)に示すように、この実施形態の上着10は、下着とともに着用される衣類である。上着10は、前身頃11、後ろ身頃12、左袖13、及び右袖14を備えている。前身頃11、後ろ身頃12、左袖13、及び右袖14は、相互に縫合されている。前身頃11は、衿ぐり15を備えている。
以下、第1実施形態の衣類について説明する。
図1(a)に示すように、この実施形態の上着10は、下着とともに着用される衣類である。上着10は、前身頃11、後ろ身頃12、左袖13、及び右袖14を備えている。前身頃11、後ろ身頃12、左袖13、及び右袖14は、相互に縫合されている。前身頃11は、衿ぐり15を備えている。
例えば、衿ぐり15の形状は、正面から見た状態において、左右の衿ぐり線が鋭角を形成するように交わっている左右対称なV字型である。衿ぐり15の深さは、衿ぐり15の幅よりも長い。衿ぐり15の下端部15aは、V字型をなす衿ぐり15の頂点にあたる部位であって、衿ぐり15において最も深い位置にある部位である。
図1(b)及び図2に示すように、上着10は、連結部16を備えている。連結部16の全体としての形状は紐状であり、より詳しくは帯状である。後述するように、連結部16は、上着10と下着とを連結するために用いられる。
連結部16は、帯状のテープ17を備えている。テープ17は、伸縮性を備えた材料製である。テープ17は、長さ方向に沿って伸縮が可能である。テープ17の第1端部17aは、下方へ折り返された状態でテープ17のそれ自身に縫合(固定)されている。即ち、連結部16は、基端部16aに第1ループ16bを備えている。
連結部16の基端部16a(第1ループ16b)は、前身頃11の裏面において、衿ぐり15の下端部15aの下方且つ近傍に縫合(固定)されていることで、上着10に取り付けられている。即ち、衿ぐり15の下端部15aと、連結部16の基端部16aとは、僅かに離間している。例えば、衿ぐり15の下端部15aと基端部16aとの距離は、0cmを超え5cm以下であり、好ましくは0cmを超え1cm以下である。基端部16aは、上着10に取り付けられる第1部位に相当する。
連結部16は、連結部16の長さを調節するための長さ調節部品18を備えている。長さ調節部品18は、テープ17の幅方向に沿って延びている軸部18aと、2つの環状部18bと、を備えている。テープ17は、2つの環状部18bに挿し通されている。テープ17のうち、第1端部17aとは反対の第2端部17bは、テープ17を折り返した状態で軸部18aに固定されている。即ち、連結部16は、先端部16cに第2ループ16dを備えている。連結部16の長さは、長さ調節部品18をテープ17の長さ方向に沿ってスライドさせることにより、調節できる。
連結部16は、鉤爪状であるフック19を備えている。フック19は、環状部19aを備えている。テープ17は、環状部19aに挿し通された状態で、その第2端部17bが長さ調節部品18の軸部18aに固定されている。即ち、フック19は、第2ループ16dにある。
図1(a)に示すように、この実施形態の上着10において、衿ぐり15の下端部15a及び連結部16は、正面から見た状態において、肩幅方向における上着10の中心線Lに重なっている。
次に、上着10の使用方法について、その一例を説明する。以下の説明では、下着としてのブラジャー21を着用しているものとして説明する。
ここで、ブラジャー21について説明する。
ここで、ブラジャー21について説明する。
図3及び図4に示すように、ブラジャー21は、左右のバストをそれぞれ覆う一対のカップ部22,22を備えている。ブラジャー21は、ブラジャー21を着用した際に、バストの下縁部に沿って、且つ胴回り方向に沿って延びるように配置される土台部23を備えている。土台部23は、いわゆるアンダーベルトである。
土台部23は、カップ部22,22を相互に連結するとともに、カップ部22,22を支持している。土台部23は、カップ部22,22の間の前中心23aと、カップ部22,22の下縁部に連結された帯状のアンダー部23bと、を備えている。アンダー部23bは、ブラジャー21の下縁部となる。
図4に示すように、ブラジャー21は、胴回り方向における土台部23の両端部のそれぞれに連結された一対のバック部24,24を備えている。バック部24,24の形状は、帯状である。ブラジャー21は、各バック部24,24の先端部に、バック部24,24の先端部同士を連結するためのホック25を備えている。また、ブラジャー21は、一対の肩紐26,26を備えている。
ブラジャー21を適正に着用した状態において、土台部23(前中心23a及びアンダー部23b)は、着用者の身体に密着する。同様に、ブラジャー21を着用した状態において、バック部24,24及び肩紐26,26は、着用者の身体に密着する。
図3(a)に示すように、上着10に首を通した状態で、連結部16を身体と土台部23(前中心23a)との間に挿し通す。このとき、袖13,14に左右の腕を通しておくと好ましいが、通しておかなくてもよい。
図3(b)に示すように、連結部16を上方へ折り返すとともに、フック19を連結部16の第1ループ16bに掛け止める。このとき、連結部16の長さは、長さ調節部品18をスライドさせることによって、連結部16に弛みが生じないように調節できる。また、テープ17の伸縮性によって僅かに張力が生じる程度に、連結部16を短く調節してもよい。
なお、上述した手順とは逆に、連結部16を上方へ折り返すとともに、連結部16を身体と土台部23(前中心23a)との間に挿し通しつつ、フック19を連結部16の第1ループ16bに掛け止めてもよい。このように、この実施形態では、フック19を含む連結部16の先端部16cが、土台部23に取り付けられる第2部位に相当する。
そして、図3(c)に示すように、上着10の裾を下げることにより、上着10の着用を終える。このようにして、上着10における衿ぐり15の下端部15aは、衿ぐり15や肩紐26,26よりもさらに下方に位置している土台部23に連結される。また、衿ぐり15の下端部15aは、身体に密着している土台部23に連結される。
次に、作用と効果について説明する。
図4に示すように、衿ぐり15の下端部15aは、連結部16によって、ブラジャー21の土台部23へ向かって引き寄せられる。このため、この実施形態の上着10では、衿ぐり15が身体から離れるように、相対的に移動してしまうことが抑制される。
図4に示すように、衿ぐり15の下端部15aは、連結部16によって、ブラジャー21の土台部23へ向かって引き寄せられる。このため、この実施形態の上着10では、衿ぐり15が身体から離れるように、相対的に移動してしまうことが抑制される。
これにより、例えば、上着10の着用者が前傾姿勢になったとしても、上着10の衿ぐり15が身体に密着した位置P1に保持され、身体から離れてしまうことが抑制される。したがって、衿ぐり15から、ブラジャー21や胸元が見えてしまうことが抑制される。
また、フック19は、連結部16の基端部16aにある第1ループ16bに掛け止められる。このため、フック19が下方へずり下がってしまうことで、連結部16が意図せず弛んでしまうことが抑制される。したがって、上着10の衿ぐり15が身体に密着した位置P1に保持された状態が維持される。
また、例えば、フック19を掛け止める部分として、ボタンなどを用いる場合に比して、連結部16の基端部16aの厚みを抑え、衿ぐり15の下端部15aが、浮き上がってしまうことを抑制できる。したがって、衿ぐり15の美観を損なうことが抑制される。
従来の技術では、連結部16を備えていなかったり、衿ぐり15の下端部15aや左右のカップ部22,22よりも上方にある肩紐26,26と、衿ぐり15と、を連結したりしていたため、衿ぐり15を十分に引き寄せることができなかった。
その結果、従来の技術では、上着の着用者が前傾姿勢になると、前身頃11が重力によって下方に撓んでしまい、衿ぐり15が位置P2へと身体から離れてしまうことを十分に抑制できない。このような場合には、衿ぐり15から、ブラジャー21や胸元が見えてしまう虞があった。また、従来の技術では、衿ぐり15を強く引き寄せようとすると、衿ぐり15が上方や側方へ撓んでしまい、その形状を損なってしまう虞もある。
これに対して、この実施形態の上着10では、衿ぐり15と、衿ぐり15よりも下方にある土台部23とを連結するようになっている。特に、土台部23には、ブラジャー21の下縁部となるアンダー部23bを含んでいる。このため、この実施形態では、衿ぐり15を、ブラジャー21の下縁部に向かってさらに引き寄せることができる。したがって、この実施形態の上着10では、衿ぐり15が身体から離れてしまうことをさらに抑制できる。
また、この実施形態の上着10では、衿ぐり15を下方に引き寄せるため、衿ぐり15の形状が損なわれてしまうことも抑制できる。特に、正面から見た状態において、上着10における衿ぐり15の下端部15aと、連結部16と、土台部23の前中心23aとは、何れも上着10の中心線L上又はその近傍にある。したがって、これらが全て中心線L上又はその近傍にない場合に比して、連結部16により衿ぐり15を引き寄せるときに、衿ぐり15の形状が損なわれてしまうことを、さらに抑制できる。これにより、衿ぐり15の美観を損なうことが抑制される。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の衣類について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同様の構成については同一符号を付すなどし、重複する説明を省略又は簡略化する。
次に、第2実施形態の衣類について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同様の構成については同一符号を付すなどし、重複する説明を省略又は簡略化する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、衣類としてのカップ内蔵型衣類30は、上着10と、下着としてのブラジャー21と、を備えている。カップ内蔵型衣類30において、上着10とブラジャー21とは一部又は全部が一体化されている。
ブラジャー21のアンダー部23bは、胴回り方向に沿って延びている帯状である。例えば、アンダー部23bは、ゴムバンドであり、伸縮性を備えている。この実施形態のカップ内蔵型衣類30では、第1実施形態と同様に、上着10の衿ぐり15を身体に密着した位置P1に保持し、身体から離れてしまうことを抑制できる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の衣類について説明する。
この実施形態のブラジャー21は、上着10とともに着用される衣類である。ブラジャー21は、連結部16を備えている。連結部16の基端部16aは、土台部23のうち前中心23aに縫合(固定)されていることで、ブラジャー21に取り付けられている。この実施形態において、連結部16は、フック19に代えて第2部位としてのクリップを備えているとよい。
次に、第3実施形態の衣類について説明する。
この実施形態のブラジャー21は、上着10とともに着用される衣類である。ブラジャー21は、連結部16を備えている。連結部16の基端部16aは、土台部23のうち前中心23aに縫合(固定)されていることで、ブラジャー21に取り付けられている。この実施形態において、連結部16は、フック19に代えて第2部位としてのクリップを備えているとよい。
この実施形態のブラジャー21では、連結部16のクリップを、衿ぐり15の下端部15aや、その近傍に固定することで、上述した実施形態と同様に、上着10の衿ぐり15を身体に密着した位置P1に保持し、身体から離れてしまうことを抑制できる。
実施形態は上記に限定されず、例えば次のように変更してもよい。
・各実施形態において、第1ループ16bは省略してもよい。この場合、フック19は、連結部16のそれ自身に掛け止めればよい。
・各実施形態において、第1ループ16bは省略してもよい。この場合、フック19は、連結部16のそれ自身に掛け止めればよい。
・各実施形態において、衿ぐり15の形状は、正面から見た状態において、丸型、角型、及びU字型などであってもよい。
・各実施形態において、連結部16は、長さ調節部品18を備えていなくてもよい。この場合、第2ループ16dは省略してもよい。
・各実施形態において、連結部16は、長さ調節部品18を備えていなくてもよい。この場合、第2ループ16dは省略してもよい。
・各実施形態において、連結部16は、面ファスナーであってもよいし、紐であってもよい。
・各実施形態において、衣類は複数の連結部16を備えていてもよい。
・各実施形態において、衣類は複数の連結部16を備えていてもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、連結部16は、フック19に代えてクリップを備えていてもよい。
・第2実施形態において、連結部16は、第3実施形態のようにブラジャー21に備えられていてもよい。
・第2実施形態において、連結部16は、第3実施形態のようにブラジャー21に備えられていてもよい。
・各実施形態において、連結部16のテープ17は、伸縮性を備えていなくてもよい。
・各実施形態において、下着は、スリップ、カップ付きキャミソール、キャミソール、及びスポーツブラジャーであってもよい。
・各実施形態において、下着は、スリップ、カップ付きキャミソール、キャミソール、及びスポーツブラジャーであってもよい。
・各実施形態において、ブラジャー21は、アンダー部23bを備えていなくてもよい。前中心23aと、アンダー部23bとは、兼用されていてもよい。ブラジャー21は、肩紐26,26を備えていなくてもよい。
・各実施形態において、上着10は、襟を備えていてもよい。この場合、例えば、連結部16は、襟の裏面であって、衿ぐり15の近傍に縫合されていてもよい。
・各実施形態において、連結部16は、アンダー部23bに取り付けられてもよい。
・各実施形態において、連結部16は、アンダー部23bに取り付けられてもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、連結部16の基端部16aは、衿ぐり15に固定されていてもよい。また、連結部16の基端部16aは、衿ぐり15又はその近傍であれば、衿ぐり15の下端部15a又はその近傍とは異なる部分に取り付けられてもよい。第3実施形態において、第2部位としてのクリップを固定する部分についても同様に変更できる。
・第1実施形態及び第2実施形態において、連結部16は、上着10に対して取り付けと取り外しとが可能に構成されていてもよい。例えば、上着10は、前身頃11の裏面において、衿ぐり15の下端部15a又はその近傍に、連結部16を取り付けるための取付部を備えていてもよい。例えば、上着10は、取付部としてのボタンを備える一方で、連結部16は、基端部16aにボタン孔を備える。第3実施形態についても同様に、連結部16は、ブラジャー21に対して取り付けと取り外しとが可能に構成されていてもよい。
上記実施形態からは、次の技術的思想を把握することができる。
(イ)下着とともに着用される衣類であって、衿ぐりと、前記衣類と前記下着とを連結する連結部が取り付けられる取付部と、を備え、前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、前記連結部は、前記取付部に取り付けられる第1部位と、前記土台部に取り付けられる第2部位と、を備えるとよい。
(イ)下着とともに着用される衣類であって、衿ぐりと、前記衣類と前記下着とを連結する連結部が取り付けられる取付部と、を備え、前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、前記連結部は、前記取付部に取り付けられる第1部位と、前記土台部に取り付けられる第2部位と、を備えるとよい。
10…上着、15…衿ぐり、15a…下部、16…連結部、16a…基端部、16c…先端部、17…テープ、19…フック、21…ブラジャー、23…土台部、30…カップ内蔵型衣類。
Claims (6)
- 下着とともに着用される衣類であって、
衿ぐりと、
下着に連結される連結部と、を備え、
前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、
前記衿ぐりの形状は、V型、丸型、又はU型であり、
前記連結部は、前記衿ぐりの下端部又は前記衿ぐりの下端部の近傍に固定されている第1部位と、前記土台部に取り付けられる第2部位と、を備えていることを特徴とする衣類。 - 上着と下着とを備えた衣類であって、
前記上着と前記下着とを連結する連結部を備え、
前記上着は、衿ぐりを備えており、
前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、
前記衿ぐりの形状は、V型、丸型、又はU型であり、
前記連結部は、前記土台部と、前記衿ぐりの下端部又は前記衿ぐりの下端部の近傍と、のうち、一方に固定されている第1部位と、他方に取り付けられる第2部位と、を備えていることを特徴とする衣類。 - 前記連結部は、長さを調節可能に構成されている請求項1又は請求項2に記載の衣類。
- 下着とともに着用される衣類であって、
衿ぐりと、
下着に連結される連結部と、を備え、
前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、
前記連結部は、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍に取り付けられる第1部位と、前記土台部に取り付けられる第2部位と、を備え、
前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを特徴とする衣類。 - 上着と下着とを備えた衣類であって、
前記上着と前記下着とを連結する連結部を備え、
前記上着は、衿ぐりを備えており、
前記下着は、バストの下縁部に沿って配置される土台部を備えており、
前記連結部は、前記土台部と、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍と、のうち、一方に取り付けられる第1部位と、他方に取り付けられる第2部位と、を備え、
前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを特徴とする衣類。 - 上着とともに着用される衣類であって、
バストの下縁部に沿って配置される土台部と、
上着に連結される連結部と、を備え、
前記上着は、衿ぐりを備えており、
前記連結部は、前記土台部に取り付けられる第1部位と、前記衿ぐり又は前記衿ぐりの近傍に取り付けられる第2部位と、を備え、
前記連結部は、長さを調節可能に構成されていることを特徴とする衣類。
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JPH11140708A (ja) * | 1997-11-07 | 1999-05-25 | With:Kk | 女性用被服 |
JP2006280881A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Mukugehara Tomokazu | エチケットクリップ |
US20140096303A1 (en) * | 2012-10-05 | 2014-04-10 | Heather Marie Markey | Process for converting a box neckline to a sweetheart or v-neck neckline |
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- 2015-12-25 JP JP2015255102A patent/JP6085663B1/ja active Active
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JP2017115281A (ja) | 2017-06-29 |
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