JP6960155B2 - ハッチカバー用発泡器、ハッチカバー用発泡器の設置方法及び船舶 - Google Patents

ハッチカバー用発泡器、ハッチカバー用発泡器の設置方法及び船舶 Download PDF

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Description

本発明は、ハッチカバーを備える船舶に設置される、高膨張泡消火装置の一部を構成するハッチカバー用発泡器、ハッチカバー用発泡器の設置方法及び当該発泡器を備えた船舶に関する。
貨物船やコンテナ船などの貨物を輸送する船舶は、内部に貨物を収容する貨物倉(ホールド)を備えている。また、このような船舶の甲板には、貨物倉に貨物を積載したり、荷役したりするための開口部が形成されており、当該開口部は、上甲板に設けられたハッチカバーにより開閉される。
このような船舶の船倉内には様々な貨物等が収容されるが、可燃性を有する物が収容されている場合もあるため、船舶には、当該貨物からの出火等による火災に備えた消火装置が求められている。
このような火災に備えて、従来、例えばコンテナ船の船倉(コンテナホールド)には、炭酸ガス消火装置が設置されている。消火装置として炭酸ガスを使用してきた理由は、コンテナホールド内には禁水性物質が積載される可能性があり、水系消火装置では、禁水性物質に水が接触して危険性が増す虞があるためである。
また、仮にコンテナホールドの上部に散水ノズルを設置して散水したとしても、コンテナ船のコンテナホールドにはコンテナ貨物が僅かな隙間で密に積載されるため、火災発生場所に散水した水が効果的に供給されないという問題もあった。
しかしながら、炭酸ガス消火装置では、放出された炭酸ガスが、火災の熱による上昇気流の影響を受けてハッチカバーの隙間から漏れ出て消火効果を早期に失い最後まで消火しきれない場合があり、より消火性能の高い消火装置の開発が要望されている。
それゆえ本発明は、船倉の上部開口を閉塞するハッチカバーを備えた船舶において、船倉内で発生した火災に対して優れた消火性能を発揮し得るハッチカバー用発泡器、ハッチカバー用発泡器の設置方法及び船舶を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明のハッチカバー用発泡器は、発泡剤を放射する放射ノズルと、
前記放射ノズルから放射された発泡剤を通過させて泡を発生させる発泡メッシュと、を備え、高膨張泡消火装置の一部を構成する発泡器であって、
船舶のハッチカバーに内蔵されることを特徴とする。
なお、本発明のハッチカバー用発泡器にあっては、前記ハッチカバーは、頂板と、該頂板の下方に対向配置される底板と、該頂板及び該底板の間に配置される一対の側板と、を有し、
前記頂板、前記底板、及び前記一対の側板によって区画形成されるダクト空間の内部に前記放射ノズルが配置され、前記底板に形成された開口部を覆うように前記発泡メッシュが配置されるよう構成されていることが好ましい。
また、本発明のハッチカバー用発泡器にあっては、前記ダクト空間の内部に配置された送風機から供給される空気が、該ダクト空間を介して前記発泡メッシュに向けて流れるよう構成されていることが好ましい。
また、本発明のハッチカバー用発泡器にあっては、前記ダクト空間は、前記頂板の下面全体にわたって設けられていることが好ましい。
また、本発明のハッチカバー用発泡器にあっては、前記ダクト空間は、前記頂板の下面の一部のみに設けられていることが好ましい。
また、本発明に係るハッチカバー用発泡器は、発泡剤を放射する放射ノズルと、
前記放射ノズルから放射された発泡剤を通過させて泡を発生させる発泡メッシュと、を備え、高膨張泡消火装置の一部を構成するインサイドエア方式の発泡器であって、
船舶のハッチカバーの下面側に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明に係るハッチカバー用発泡器の設置方法は、船舶のハッチカバーに、高膨張泡消火装置の一部を構成するハッチカバー用発泡器を取り付ける方法であって、
前記ハッチカバーは、頂板と、該頂板の下方に対向配置される底板と、該頂板及び該底板の間に配置される一対の側板と、を有し、
前記頂板、前記底板、及び前記一対の側板によって区画形成されるダクト空間の内部に前記放射ノズルを配置し、
前記底板に形成された開口部を覆うように前記発泡メッシュを配置することを特徴とする。
また、本発明に係る船舶は、上記の何れかのハッチカバー用発泡器を備えることを特徴とする。
本発明によれば、船倉の上部開口を閉塞するハッチカバーを備えた船舶において、船倉内で発生した火災に対して優れた消火性能を発揮し得るハッチカバー用発泡器、ハッチカバー用発泡器の設置方法及び船舶を提供することが可能となる。
本発明のハッチカバー用発泡器を取り付け可能なコンテナ船の一例を示す側面図である。 図1に示すコンテナ船の平面図である。 本発明の一実施形態に係るハッチカバー用発泡器が取り付けられたハッチカバーの底面図である。 図3に示すハッチカバーの側面図である。 本発明の一実施形態に係るハッチカバー用発泡器を示す斜視図である。 インサイドエア方式の発泡器の一例を示す斜視図である。 図6の発泡器を、ハッチカバーの下面に取り付ける場合の配置例を示す底面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るハッチカバー用発泡器の実施の形態について詳細に説明する。図1は、コンテナ船1の側面図であり、図2は、当該コンテナ船1の平面図を示している。
図1、2に示すように、コンテナ船1は、船体の船首2から船尾3に亘って隔壁4(バルクヘッド)によって区画された船倉である複数のコンテナホールド5(以下、単に「ホールド5」とも称する)が設けられている。甲板6には、各ホールド5の上部開口が形成され、この上部開口を開閉自在に閉塞するハッチカバー7が設けられている。また、コンテナ船1には、例えば、機関室8、ディーゼルエンジン9、出力軸10、推進用プロペラ11、舵装置12、居住室13、操舵室14、窓15等が設けられている。なお、図1は、コンテナ船1における全てのホールド5及び甲板6上にコンテナ16を積載した状態を示している。
コンテナ船1には、火災が発生した際に消火するための高膨張泡消火装置が設けられている。ここで、高膨張泡消火装置は、例えば界面活性剤や水(清水または海水)を含む混合溶液(発泡剤)を発泡させて形成した高膨張泡を利用して消火するものである。具体的に、後述する放射ノズル22から発泡メッシュ21に混合溶液を放出することにより、例えば混合溶液の200倍〜1000倍の体積となる高膨張の泡を発生させ、この泡で燃焼火炎を包み込むことによる窒息効果を利用して、消火するものである。
ハッチカバー7には、高膨張泡消火装置の一部を構成するハッチカバー用発泡器20(以下、単に「発泡器」とも称する)が内蔵されている。図3、4はそれぞれ、2つの発泡器20が内蔵されたハッチカバー7の底面図及び側面図であり、図5は、ハッチカバー7に取付けられる発泡器20を単独で示す斜視図である。なお、1つのハッチカバー7に、発泡器20を1つのみ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。
図3、4に示すように、ハッチカバー7は、略矩形の平坦な板からなる頂板7aと、頂板7aの下方に対向配置された底板7bとを備える。本例において頂板7aと底板7bは、互いに平行に配置されている。また、図3に示すように、底板7bの面積は、頂板7aの面積よりも小さくなっている。すなわち、底板7bは、頂板7aの下面全体ではなく、頂板7aの下面の一部を下方から覆うように配置されている。なお、底板7bは、頂板7aの下面全体にわたって設けてもよい。
頂板7aと底板7bの間には、頂板7a及び底板7bに直交し、頂板7aと底板7bとを連結する一対の側板7cが設けられている。一対の側板7cは、相互に平行に配置され、長方形状の頂板7aの長辺に平行に延在している。
また、ハッチカバー7は、頂板7aの長辺に沿って設けられた一対の外側板7dと、頂板7aの短辺に沿って設けられた一対の端部板7eと、を有する。
ハッチカバー7には、頂板7a、底板7b、及び一対の側板7cによってダクト空間Sが区画形成されている。本例において、ダクト空間Sは、頂板7aの下面の一部のみに設けられているが、頂板7aの下面全体にわたって設けられていてもよい。
ダクト空間Sを、頂板7aの下面の一部のみに設けた場合には、当該ダクト空間S以外の空間(本例では側板7cと外側板7dの間の空間)を船倉として有効に利用することができる。また、頂板7aの下面全体にわたってダクト空間Sを設けた場合には、発泡器20のサイズを大きくしたり、発泡器20の設置数を増やしたりして、消火能力を高めることができる。
また、ダクト空間Sは、側板7c等により複数の空間に区画されていてもよい。つまり、ハッチカバー7に複数のダクト空間Sを設けてもよく、その場合、それぞれに1つまたは複数の発泡器20を取付けることができる。
本例において、ダクト空間Sは、頂板7a、底板7b、一対の側板7c、及び一対の端部板7eによって囲まれている。底板7bには、ダクト空間Sに連通する開口部7fが2箇所に形成されており、この開口部7fを覆うように、発泡メッシュ21が配置される。
ダクト空間Sには、送風機17が設けられている。送風機17は、一対の端部板7eのうちの一方の端部板7eに接するように取り付けられている。送風機17は、当該一方の端部板7eに形成した吸気孔7gからダクト空間Sに空気を取り入れ、発泡メッシュ21に向けた空気の流れを形成することができる。つまり、ダクト空間Sは、送風機17によって供給される空気を発泡メッシュ21に送り出すための空気流路を構成する。また、送風機17は、ダクト空間Sに外部の空気を取り込む吸気方向と、ダクト空間Sから外部に空気を送り出す排気方向の何れの方向にも回転させることができ、用途に応じて吸気と排気を使い分けることができる。また、本例の送風機17は軸流送風機であるが、これに限られず、送風機17は、遠心送風機、斜流送風機、横流送風機等とすることも可能である。
ここで、ハッチカバー7内に設けられる送風機17の電源ケーブル17aの先端には、本船側との接続が容易なコネクター17bが設けられていることが好ましく、これによれば、荷役時等におけるハッチカバー7の開閉時の作業が容易となる。
図5は、ハッチカバー7に設置される発泡器20の一例を示している。発泡器20は、発泡剤を通過させて泡を発生させる発泡メッシュ21と、発泡剤を発泡メッシュ21に向けて放射する放射ノズル22とを備えている。
図5に示す発泡メッシュ21は、メッシュ部材21aと、メッシュ部材21aの周縁部を枠体23に密着させるためのフレーム21bとを備えている。フレーム21bは溶接等によってメッシュ部材21aと一体に固定されてもよいし、分離できる別々の部材であってもよい。メッシュ部材21aは、一部拡大して示すように多数の孔が形成された金属製のパンチングプレートで構成されている。
発泡メッシュ21は、放射ノズル22から放射された発泡剤を通過させて泡を発生させることができるものであれば、孔の形状及びその配置等は特に限定されず、また、材料、厚さ等も限定されず、例えば金網等としてもよい。
また、図5に示す発泡メッシュ21は、正面視で長方形の平坦な板状であるが、これに限られず、底板7bの開口部7fの形状等に応じて適宜変更可能である。また発泡メッシュ21は、図5に示すように平坦であってもよいし、一部もしくは全体が湾曲、屈曲していてもよい。また、ホールド5内の空間を有効に利用する観点から、発泡メッシュ21は、ハッチカバー7の底板7bから突出しない形状であることが好ましい。本例では、底板7bと発泡メッシュ21とが同一平面上に位置するように配置される。
発泡器20は、火災発生時に、送風機17によってダクト空間Sを介して送られてくる空気を利用して発泡させるアウトサイドエア方式の発泡器であり、発泡メッシュ21は、底板7bの開口部7fを覆うように取付けられる。ハッチカバー7がホールド5の上部開口を閉じた閉塞状態において、発泡メッシュ21はホールド5の内部に面した状態で配置され、発泡メッシュ21で発生した泡はホールド5の内部に供給される。
放射ノズル22は、発泡剤を供給する配管25に設けられており、火災発生時には、配管25を通して供給される発泡剤を、放射ノズル22の先端の放射口22aから発泡メッシュ21のメッシュ部材21aの内面に向けて放射する。なお、発泡器20をハッチカバー7に取り付けた状態では、放射ノズル22は、ハッチカバー7のダクト空間Sの内部に配置される。すなわち、発泡器20の設置方法としては、ダクト空間Sの内部に放射ノズル22を配置し、底板7bに形成された開口部7fを覆うように発泡メッシュ21を配置する。これにより、ハッチカバー7に発泡器20を内蔵することができる。その際、送風機17及び共通配管27等もダクト空間S内に配置される。
発泡器20は、発泡メッシュ21を着脱可能に保持する枠体23を備えている。枠体23は、フレーム21bよりも外形が大きくなっている。枠体23の前面に発泡メッシュ21を配置して、ボルト等の締結具によりフレーム21bを枠体23に対して着脱可能に固定することができる。本例では、長方形の枠体23の下辺側には、着脱の際に発泡メッシュ21のフレーム21bを一時的に支持するための支持金具24が設けられている。枠体23は、ハッチカバー7に対してボルト等の締結具により、あるいは溶接等により固定することができる。
また、本例の発泡器20は、発泡メッシュ21と放射ノズル22とが、一体に連結されてユニット化されている。具体的には、発泡メッシュ21を保持する枠体23と、放射ノズル22の配管25とが、断面L字状の長尺金物で構成される連結部材26で連結されている。本実施形態では、上下左右の4本の連結部材26を用いているが、連結部材26の本数及び位置は適宜変更可能である。また、連結部材26の形状は特に限定されないが、より軽量なロッド状部材(棒状部材)であることが好ましい。
このように発泡メッシュ21と放射ノズル22とが、一体に連結されてユニット化されていることにより、ハッチカバー7の開口部7fに対する発泡器20の取り付け作業が容易となる。すなわち、ハッチカバー7に対して発泡メッシュ21と放射ノズル22とを同時にまとめて取付けることができるため、それぞれを別々に設置するよりも効率的に作業を行うことができる。なお、発泡器20は、枠体23及び連結部材26を有していなくてもよく、その場合、発泡メッシュ21と放射ノズル22は、それぞれハッチカバー7に直接取り付けられる。
図5に示す発泡器20は、発泡メッシュ21の全体にわたって均等に発泡材が放射されるように、放射ノズル22が相互に間隔を空けて8箇所に配置されているが、放射ノズル22の数や位置は、発泡メッシュ21の面積や形状に合わせて適宜変更することができる。なお、各放射ノズル22は、その延在方向が発泡メッシュ21の内面に直交するように配置されているが、放射ノズル22の延在角度も特に限定されず、適宜変更可能である。
配管25は、フランジ25aを介して、ハッチカバー7のダクト空間Sに配置された共通配管27に接続される(図3、4参照)。すなわち、共通配管27には、ハッチカバー7に取り付けられた2台の発泡器20から延びる各配管25が接続される。なお、配管25のフランジ25aの位置は、特に限定されるものではなく、様々な位置に設定可能である。
また、共通配管27は、先端に設けたフランジ27aを介して、ハッチカバー7の外部(本船側)の供給配管P(図3、4参照)に着脱自在に接続される。外部の供給配管Pは、図示は省略するが消火液と水の混合溶液(発泡剤)を製造する混合溶液製造設備や、火災が発生している消火対象箇所に発泡剤を分配する分配設備(タンク、ポンプ、弁、計装等を含む)等に接続される。なお、高膨張泡消火装置を構成する発泡器以外の構成(混合溶液製造設備、分配設備等)は、コンテナ船1の何れの位置に設けてもよい。
ハッチカバー7内の共通配管27と、外部の供給配管Pとを、着脱が容易なコネクター接続とすることにより、荷役時等におけるハッチカバー7の開閉時の作業が容易となる。これにより、ハッチカバー7の開閉が容易となるとともに、ハッチカバー7の開閉時に配管(共通配管27、供給配管P)が破損してしまうことも確実に防止することができる。
以下に、本発明の他の実施形態について説明する。図6は、ハッチカバー7の下面側に取付け可能なインサイドエア方式のハッチカバー用発泡器50を示している。なお、ハッチカバー7の下面側とは、ハッチカバー7におけるホールド5側に位置する領域を表し、例えば図3、4に示すハッチカバー7の場合、頂板7aの下面、底板7bの下面、側板7c及び外側板7dの側面、端部板7eの側面等を含む。
発泡器50は、円筒状の胴部53を備え、胴部53の一端における開口を覆うように設けられた円錐形状の発泡メッシュ51と、胴部53の他端側に設けられ、胴部53の内側を通じて発泡メッシュ51に向かって発泡剤を放射する放射ノズル52と、を備えている。
発泡メッシュ51の形状は、特に限定されるものではなく、例えば円錐台形状等の他の立体形状としてもよいし、平坦な形状であってもよい。放射ノズル52は、連結部材54、フランジ55、分岐ヘッド56を介して胴部53に一体に連結されている。
発泡器50は、送風機等から送出される空気を利用せずに、ホールド5内の空気を利用しながら発泡させるものである。つまり、放射ノズル52から放射された発泡材が、周囲の空気を吸引しながら発泡メッシュ51に衝突して泡を発生させる。このようなインサイドエア方式の発泡器50は、送風機及び送風用のダクト等を必要としないので、設置場所に制限がないという利点がある。
図6に示す例では、分岐ヘッド56から放射状に延在する3本の放射ノズル52が、周方向に均等に配置されているが、放射ノズル52の数及び位置はこれに限定されず、発泡メッシュ51の形状等に合わせて適宜変更可能である。フランジ55は、供給配管P側のフランジに接続される。
胴部53には、構造物への固定用のブラケット57が設けられており、このブラケット57を介してハッチカバー7の下面側や、隔壁4等に発泡器50を取り付けることができる。
図7は、ハッチカバー7の下面側に発泡器50を取り付けた配置例を示す平面図である。図7に示すハッチカバー7は、先の実施形態における頂板7a、側板7c、外側板7d、及び端部板7eを備え、底板7bを備えていない。すなわち、本例のハッチカバー7は、ダクト空間Sが区画形成されていないものであるが、ダクト空間Sを有するハッチカバー7にも発泡器50を取り付け可能である。
図7に示すように、1つのハッチカバー7の頂板7aの下面に複数の発泡器50を設置することができる。図7に示す例では、1本の配管58に6個接続された発泡器50が、対向配置で2列設置されている。配管58にはフランジ59が設けられており、供給配管Pに接続可能となっている。なお、ハッチカバー7は荷役時に取り外されるため、本船側の供給配管Pとの接続はコネクター等により容易に行えるようにしておくことが好ましい。
なお、発泡器50は、頂板7aの下面に限らず、側板7cの側面、外側板7dの側面、及び端部板7eの側面にも取り付け可能であり、先の実施形態のように底板7bを有するハッチカバー7においては、底板7bの下面に発泡器50を取り付けることも可能である。
ここで、消火性能を高めるために、船舶の船倉の内部にアウトサイドエア方式の発泡器20、及びインサイドエア方式の発泡器50の少なくとも何れかを設けてもよい。例えば、ホールド5の内部に配置された換気用のダクト(空気流路を構成する筒状の構成部分)にアウトサイドエア方式の発泡器20を取り付けてもよく、これによれば、ホールド5内での火災における消火性能をより向上させることができる。なお、この場合のダクトへの発泡メッシュ21の取り付け方法は特に限定されず、例えばダクトの側壁に設けた開口部を覆うようにしてもよいし、ダクトの先端部に設けた開口部を覆うようにしてもよいし、ダクトの内部に配置してもよい。また、発泡メッシュ21の形状は、平坦でも立体的でもよい。同様に、インサイドエア方式の発泡器50を、隔壁4に取り付けることも可能である。隔壁4の最上部に発泡器50を設置する場合には、ハッチカバー7の下面側に設置した場合と同様に、ホールド5の上部に高膨張泡を供給することができる。また、消火性能を高めるために、発泡器50を隔壁4の下部、または中間の高さに設置してもよい。この場合、当該隔壁4に沿って、コンテナ船1の高さ方向に間隔を空けて複数個の発泡器50を設置するとともに、幅方向にも間隔を空けて複数個設置することができる。
以上説明したように、本実施形態では、船舶のハッチカバー7に高膨張泡消火装置の一部を構成する発泡器20、50を設けている。そのため、従来の炭酸ガス消火装置のように、放出された炭酸ガスが、火災の熱による上昇気流の影響を受けてハッチカバー7の隙間から漏れ出るといった不具合がなく、高膨張の泡による窒息効果によって、火災をより確実に消火することができる。
また、ハッチカバー7に発泡器20、50を設けることで、ホールド5の上部に高膨張の泡を発生させるとともにハッチカバー7の隙間を当該高膨張泡で埋めることができるので、ホールド5内の火災発生場所への燃焼空気(外気)の供給を遮断して、消火性能をより高めることができる。すなわち、ハッチカバー7を備えた船舶における船倉内での火災に対する消火性能を高め、安全性を向上させることができる。
また、高膨張泡消火装置の高膨張泡は、混合溶液(発泡剤)を空気と混ぜて膨張させたものである。したがって、水系消火装置ではあるものの、注水や散水を行う場合と比べて禁水性物質に作用する恐れは、著しく少なくなる。すなわち、高膨張泡消火装置は、安全性が高く、環境にも優しいという利点も有している。
なお、高膨張泡に含まれる水分は重力の作用により時間とともに流下して液体に還元していくが、船倉の底部に排水口を設け、ここから排水しながら消火を行うことにより、泡の還元水が船倉の底部に溜まり禁水性物質に接触することを防止することができる。
また、ハッチカバー7に発泡器20を内蔵する構成とすることで、ホールド5内に発泡器20が突出しないので、ホールド5内の空間を有効に利用することができるとともに、ホールド5内の貨物等との接触により発泡器20が破損してしまう虞もほとんどない。
また、ハッチカバー7のダクト空間Sに送風機17を配置し、送風機17から供給される空気が発泡メッシュ21に向けて流れる構成とことにより、ホールド5内に泡を効果的に送り出すことができるので、より迅速な消火が可能となる。
以上、図示例に基づき説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更することができるものであり、例えば、ハッチカバー7の種類は特に限定されず、ポンツーン型、サイドローリング型、エンドローリング型、フォールディング型、及びピギーバック型等にも適用可能である。また、ハッチカバーを備える船舶であれば、船舶の種類も特に限定されない。
なお、1つのハッチカバー7に、ダクト空間Sに内蔵されるアウトサイドエア方式の発泡器20と、頂板7a又は底板7bの下面に取り付けられるインサイドエア方式の発泡器50の両方を設けてもよい。
また、図3に示す例では、底板7bを、一対の側板7cの間に設けていたが、例えば何れか一方の側板7cと外側板7dとの間、あるいは、両側の側板7cと外側板7dとの間に設けてもよい。また、一対の側板7cの何れかに開口部を設けて、当該側板7cの開口部に発泡メッシュ21を配置するようにして発泡器20をハッチカバー7に取付ける構成としてもよい。
1:コンテナ船(船舶)
2:船首
3:船尾
4:隔壁
5:コンテナホールド(船倉)
6:甲板
7:ハッチカバー
7a:頂板
7b:底板
7c:側板
7d:外側板
7e:端部板
7f:開口部
7g:吸気孔
8:機関室
9:ディーゼルエンジン
10:出力軸
11:推進用プロペラ
12:舵装置
13:居住室
14:操舵室
15:窓
16:コンテナ
17:送風機
17a:電源ケーブル
17b:コネクター
20:ハッチカバー用発泡器(発泡器)
21:発泡メッシュ
21a:メッシュ部材
21b:フレーム
22:放射ノズル
22a:放射口
23:枠体
24:支持金具
25:配管
25a:フランジ
26:連結部材
27:共通配管
27a:フランジ
50:ハッチカバー用発泡器(発泡器)
51:発泡メッシュ
52:放射ノズル
53:胴部
54:連結部材
55:フランジ
56:分岐ヘッド
57:ブラケット
58:配管
59:フランジ
P:供給配管
S:ダクト空間

Claims (9)

  1. 発泡剤を放射する放射ノズルと、
    前記放射ノズルから放射された発泡剤を通過させて泡を発生させる発泡メッシュと、を備え、高膨張泡消火装置の一部を構成する発泡器であって、
    船舶のコンテナホールドの上部開口を開閉自在に閉塞するハッチカバーに内蔵されており、前記コンテナホールドの上部に高膨張泡を供給して前記上部開口と前記ハッチカバーとの隙間を当該高膨張泡で埋めることを特徴とする、ハッチカバー用発泡器。
  2. 前記ハッチカバーは、頂板と、該頂板の下方に対向配置される底板と、該頂板及び該底板の間に配置される一対の側板と、を有し、
    前記頂板、前記底板、及び前記一対の側板によって区画形成されるダクト空間の内部に前記放射ノズルが配置され、前記底板に形成された開口部を覆うように前記発泡メッシュが配置されるよう構成されている、請求項1に記載のハッチカバー用発泡器。
  3. 前記ダクト空間の内部に配置された送風機から供給される空気が、該ダクト空間を介して前記発泡メッシュに向けて流れるよう構成されている、請求項2に記載のハッチカバー用発泡器。
  4. 前記ダクト空間は、前記頂板の下面全体にわたって設けられている、請求項2または3に記載のハッチカバー用発泡器。
  5. 前記ダクト空間は、前記頂板の下面の一部のみに設けられている、請求項2または3に記載のハッチカバー用発泡器。
  6. 発泡剤を放射する放射ノズルと、
    前記放射ノズルから放射された発泡剤を通過させて泡を発生させる発泡メッシュと、を備え、高膨張泡消火装置の一部を構成するインサイドエア方式の発泡器であって、
    船舶のコンテナホールドの上部開口を開閉自在に閉塞するハッチカバーの下面側に取り付けられており、前記コンテナホールドの上部に高膨張泡を供給して前記上部開口と前記ハッチカバーとの隙間を当該高膨張泡で埋めることを特徴とする、ハッチカバー用発泡器。
  7. コンテナホールドと、前記コンテナホールドの上部開口を開閉自在に閉塞するハッチカバーとを備えた船舶における前記コンテナホールド内で発生した火災の消火方法であって、
    発泡剤を放射ノズルで発泡メッシュに放射して当該発泡メッシュを通過させて高膨張泡を生じさせ、
    前記高膨張泡を前記コンテナホールドの上部に供給し、
    前記上部開口と前記ハッチカバーとの隙間を前記高膨張泡で埋める消火方法。
  8. 前記隙間を前記高膨張泡で埋めることで、前記コンテナホールド内への燃焼空気の供給を遮断する請求項7に記載の消火方法
  9. 請求項1〜6の何れか一項に記載のハッチカバー用発泡器を備えた船舶。
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