JP6606663B2 - 発泡器 - Google Patents

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Description

本発明は、高膨張泡消火装置に用いられる発泡器に関する。
例えば、自動車運搬船の貨物スペース(カーホールド)などの格納空間に設置される消火装置として、高膨張泡消火装置が知られている。高膨張泡消火装置は、界面活性剤や水(清水または海水)を含む混合溶液(発泡剤)を放射ノズルから発泡メッシュに向けて放出するとともに、送風ダクトを介して船外から取り込んだ空気を当該発泡メッシュに供給することにより、例えば、混合溶液の体積の700倍〜1000倍程度に発泡した泡を発生させ、この泡で燃焼火炎を包み込み、窒息効果により消火するものである。
高膨張泡消火装置は、ハロゲンガスやCO2ガスを用いた消火装置に比べて安全性が高く環境にも優しいことから、船舶の貨物スペース、機関室内などの火災に対する消火装置として多用されつつある。
そして、このような高膨張泡消火装置に用いられる発泡器として、従来、換気用の送風ダクトの先端部付近に設けられ、船舶の貨物スペースに向けて突出する円錐台状の発泡メッシュを備えた発泡器が知られている(特許文献1参照)。当該発泡器にあっては、発泡メッシュの形状が複雑で重量も大きく、簡単に取り外すことができないため、目詰まりした場合の清掃が困難であった。そこで、このような発泡メッシュの目詰まりを防止するために、発泡メッシュの手前に空気の流れを切り替えるダンパを設け、通常の換気の際には発泡メッシュ側に空気が流れないようにしつつ、火災発生時にのみ、発泡メッシュに向けて空気が流れるようにしている。
特開2001−54583号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発泡器においては、発泡メッシュの形状が複雑である上にダンパを設けることにより設備全体の構造も複雑になり、コストが増大し、また、例えば自動車運搬船の貨物スペースに取付ける場合にはその大きさ故に船の積載可能車両台数が減少するという問題がある。
それゆえ本発明は、発泡メッシュの構造を簡易化して、発泡メッシュの清掃及び発泡器内部の点検を容易にするとともに、設備全体の構造を簡易化し、またコストを低減させた発泡器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の発泡器は、所定区画に設置される高膨張泡消火装置の一部を構成する発泡器であって、
前記所定区画に供給する空気の流路を有する筒状構造体に対して着脱可能もしくは開閉可能に取り付けられる平坦な板状の発泡メッシュと、
前記筒状構造体の内部に配置され、前記発泡メッシュに向けて発泡剤を放射する放射ノズルと、を備え、
前記発泡メッシュが、該筒状構造体の側壁に形成された側壁開口の周縁部から該筒状構造体の外側または内側に向けて突出する立上がり壁部の先端開口部を覆うように取り付けられることを特徴とする。
また、本発明の発泡器にあっては、前記立上がり壁部の先端開口部に、前記発泡メッシュを取り付け可能なフランジが設けられていることが好ましい。
また、本発明の発泡器にあっては、前記発泡メッシュと前記放射ノズルとが連結されてユニット化されていることが好ましい。
また、本発明の発泡器にあっては、前記筒状構造体が円筒状であることが好ましい。
また、本発明の発泡器にあっては、前記筒状構造体に複数の前記発泡メッシュが取り付けられていることが好ましい。
また、本発明の発泡器にあっては、前記筒状構造体が換気用の送風ダクトの一部であることが好ましい。
また、本発明の発泡器にあっては、換気用の送風ダクトの先端にフランジを介して接続された前記筒状構造体としての有底円筒状の本体部を備えることが好ましい。
本発明によれば、発泡メッシュの構造を簡易化して、発泡メッシュの清掃及び発泡器内部の点検を容易にするとともに、設備全体の構造を簡易化し、またコストを低減させた発泡器を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態の発泡器を送風ダクトに取付けた様子を示す斜視図である。 (a)は、図1の発泡器を送風ダクトに取付けた様子を示す側面図であり、(b)は、従来の発泡器を送風ダクトに取付けた様子を示す側面図である。 本発明に係る発泡器の第2実施形態を示す斜視図である。 (a)は、図3の発泡器を、船内の送風ダクトに取付けた様子を示す側面図であり、(b)は、図3の発泡器を船底付近の送風ダクトに取付けた様子を示す側面図である。 (a)は、図3の発泡器を、船内の送風ダクトに取付けた様子を示す側面図であり、(b)は、図3の発泡器を船底付近の送風ダクトに取付けた様子を示す側面図である。 本発明に係る発泡器の第3実施形態を示す斜視図である。 (a)は、図3の発泡器を、送風ダクトに取付けた様子を示す側面図であり、(b)は、図7(a)の発泡器及び送風ダクトの平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る発泡器の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる発泡器1を、後述する換気用の送風ダクト2に設置した状態を示している。
ここで、本実施形態の発泡器1は、高膨張泡消火装置の一部を構成するものであり、例えば、自動車運搬船における自動車の貨物スペース等の所定区画に設置することができる。自動車運搬船における貨物スペースは多層状に区画されており、それぞれの区画S1、S2、S3、S4には換気用の送風手段が設けられている。図2(a)には、多層状に区画された貨物スペースにおける区画S4を換気するための送風機F及び円筒状の送風ダクト2が示されている。当該送風ダクト2に発泡器1を設置することで、通常時には換気用として使用している送風機F及び送風ダクト2を、火災発生時には、高膨張泡消火装置における泡発泡用空気の送風手段として利用することができる。なお、本実施形態において、送風ダクト2の形状は全体が円筒状であるものとして説明するが、所定区画に空気を供給する流路を形成するものであれば、これに限定されるものではなく、例えば、断面が多角形状や楕円形状の筒形状であってもよい。また、送風ダクト2は、所定区画内に独立して設けられた筒形状に限られるものではなく、所定区画を構成する構造部材で送風ダクト2の一部が構成されていてもよい。つまり、例えば自動車運搬船の貨物スペースを区画形成する隔壁、船体の側壁、又は底壁等で送風ダクト2の一部が構成されていてもよい。
図1、図2(a)に示すように、本実施形態の発泡器1は、筒状構造体としての送風ダクト2に取付けられる発泡メッシュ3と、送風ダクト2の内部に配置され、発泡メッシュ3に向けて発泡剤を放射する放射ノズル4と、を備える。なお、本発明において「筒状構造体」とは、一端が閉塞された所謂、有底筒状の構造体も含む。
送風ダクト2の側壁には、正面視で略長方形状の側壁開口2aが形成されている。また送風ダクト2は、側壁開口2aの周縁部から、送風ダクト2の外側に向けて突出する立上がり壁部2bを備えている。本実施形態において立上がり壁部2bは、側壁開口2aの中心点から送風ダクト2の中心軸線Cに向けて延びる垂線に平行な方向に突出しているが、これに限られず、立上がり壁部2bの延在角度は適宜変更可能である。
送風ダクト2は、立上がり壁部2bの先端から外側に向けて、立上がり壁部2bに対して垂直に延在するフランジ2cを有する。フランジ2cは、平坦な長方形の枠状に形成されている。本実施形態において送風ダクト2の先端には、先端開口部を閉塞する底壁2dが設けられているが、底壁2dはなくてもよい。
発泡メッシュ3は、多数の孔が形成された平坦な板状の部材であり、送風ダクト2に対して着脱可能もしくは開閉可能に取り付けられるものである。本実施形態において発泡メッシュ3は、図1に一部拡大して示すように多数の孔が形成された金属製のパンチングプレートで構成されるメッシュ部材3aと、メッシュ部材3aの周縁部に溶接等によって固定されたフレーム3bとを備えている。なお、発泡メッシュ3は、放射ノズル4から放射された発泡剤を通過させ泡立てる多数の孔が形成されていれば、材料や厚さは特に限定されない。また、本実施形態において発泡メッシュ3は、正面視で長方形状とされているが、これに限られず、後述する送風ダクト2の側壁開口2a及び立上がり壁部2bの形状に応じて種々の形状を採用可能である。
発泡メッシュ3は、送風ダクト2の立上がり壁部2bの先端開口部を覆うように取り付けられている。発泡メッシュ3は、送風ダクト2のフランジ2cにフレーム3bを重ね合わせるように配置してボルト5で固定されており、ボルト5を取り外すことにより、送風ダクト2から容易に取り外すことができる。すなわち、発泡メッシュ3は、送風ダクト2に対して着脱可能に取付けられている。
なお、送風ダクト2の側壁に形成された側壁開口2a及びそれに対応する立上がり壁部2bの形状、軸線方向位置、周方向位置、及びその数は特に限定されるものではなく、所望される泡の放出方向や放出量等に応じて適宜設定することができる。例えば、多層状に区画された貨物スペースにおける各区画S1、S2、S3、S4の高さが高い場合には、送風ダクト2の軸線方向に複数の側壁開口2aを設けて、それぞれの側壁開口2aに発泡メッシュ3を設けることも可能である。また、送風ダクト2の周方向に複数の側壁開口2aを設けてもよく、例えば、送風ダクト2の中心軸線Cを挟んで対向する2箇所に側壁開口2aを設けてもよい。このように複数の側壁開口2aを設け、それぞれに発泡器1を取り付けることにより、広い範囲に効率よく消火用の泡を供給することが可能となる。また、側壁開口2aが大きい場合には、1つの側壁開口2aに対して、複数の発泡メッシュ3を並べて設けてもよい。また、1本の送風ダクト2において、複数の区画S1、S2、S3、S4に対応する複数の側壁開口2aを設け、それぞれの区画S1、S2、S3、S4に空気及び泡を供給する構成としてもよい。さらに、送風ダクト2の底壁2dにも付加的に開口部を形成し、当該開口部を覆うように発泡メッシュ3を設けて先端側からも泡を供給する構成としてもよい。
放射ノズル4は、送風ダクト2内において、配管4aに設けられており、火災発生時には、配管4aを介して供給される発泡剤を、放射ノズル4の先端の放射口4bから発泡メッシュ3の内面に向けて放射する。配管4aは、送風ダクト2の側壁を貫通して外側まで延びており、その先端に設けた配管フランジ4cを介して供給配管Pに接続されている。供給配管Pは、図示は省略するが消火液と水の混合溶液(発泡剤)を製造する混合溶液製造設備や、火災が発生している消火対象箇所に発泡剤を分配する分配設備(タンク、ポンプ、弁、計装等を含む)等に接続されている。なお、配管4aの位置も特に限定されず、複数の配管4aを設けることも可能である。また、配管フランジ4cの位置は、特に限定されるものではなく、配管4aの様々な位置に設定可能である。
図1に示す例では、送風ダクト2の中心軸線Cに沿って延在する2本の配管4aに、それぞれ4箇所ずつ、合計8箇所に放射ノズル4が設けられている。各放射ノズル4は、発泡メッシュ3に直交する向きに配置されている。なお、放射ノズル4の数や位置は、発泡メッシュ3の面積や形状に合わせて適宜変更することが可能であるが、好適には、放射口4bから放射した発泡剤が、発泡メッシュ3の内面全体にわたって均等に吹付けられるよう配置されていることが望ましい。
以下に、本実施形態の発泡器1の作用について説明する。通常時(非火災発生時)において、図2(a)に示す送風機Fによって取り込まれた船外の空気は、送風ダクト2を介して、発泡メッシュ3を通過して区画S4に向けて送出される。これにより、区画S4に外部の空気が送られ、換気が行われる。
そして、区画S4にて火災が発生した場合には、送風ダクト2の内部に配置された各放射ノズル4の放射口4bから発泡剤を発泡メッシュ3の内面に向けて放射する。その際、換気を行う場合と同様に、送風ダクト2及び発泡器1内を通過した空気が発泡メッシュ3を通過するため、発泡メッシュ3で泡を発生させて区画S4に送り出し、火災を窒息消火することができる。
ここで、図2(b)は、円錐台形の発泡メッシュ3’を備えた従来形状の発泡器1’を比較のために示したものである。発泡器1’と送風ダクト2の間には、空気の流路(風路)を変更可能なダンパユニット13が設けられており、通常時には、ダンパユニット13の側面に設けられた換気口13aを通して区画S4の換気を行い、火災発生時には、ダンパユニット13内で風路を切換え、発泡器1’で形成した泡を区画S4に供給する構成とされている。図2(b)に示す従来の構造の場合、発泡メッシュ3’の形状が複雑で重量が大きく、また、取り外しも困難であるため、発泡メッシュ3’の内面を清掃したり、発泡器1’の内部を点検したりすることが困難である。また、ダンパユニット13の構成により、全体として構造が複雑かつ大型になり、コストも増大し、また、船の積載可能車両台数が減少する。
これに対して、本実施形態の発泡器1にあっては、発泡メッシュ3が平坦な板状であり、簡易な構造となっている。また、送風ダクト2からの着脱が容易なので、発泡メッシュ3の目詰まりが発生した場合でも容易に取り外して内面を清掃でき、発泡性能の低下及び換気性能の低下を抑制することができる。また、発泡メッシュ3を取り外して送風ダクト2の内部を点検、洗浄することも容易である。
さらに、ダンパユニット13の構成も不要となるので、全体の構造が簡易となり、コストを低減することができるとともに、ダンパユニット13に相当する空間の省スペース化を図ることができる。特に、格納空間が多数の区画に分けられている自動車運搬船等においては、1隻の船内に多数の発泡器1が設置されるため、多数設けていたダンパユニット13が不要となり、船舶全体として格段に構造が簡易化され、コストを大幅に低減することができ、また省スペース化により船の車両積載台数を増大させることができる。
また、本実施形態の発泡器1にあっては、円筒状の送風ダクト2に立上がり壁部2bを設け、立上がり壁部2bの先端に発泡メッシュ3を取り付ける構成としたことにより、円筒状の送風ダクト2に対して、容易に平端な板状の発泡メッシュ3を取り付けることができる。このため、例えば円筒状の送風ダクト2の側面に沿って湾曲する発泡メッシュ3を取り付ける場合に比べて、発泡メッシュ3自体を簡易な構造とすることができ、その結果、発泡メッシュ3の製造が容易となり、製造コストを低く抑えることができる。さらに、フランジ2cを設けたことにより発泡メッシュ3の取付け面が平坦になるため、発泡メッシュ3の取り付け作業も容易となる。また、フランジ2cを設けたことにより、送風ダクト2の外側からの作業だけで発泡メッシュ3の取り付けを行うことができる。
また、立上がり壁部2bの先端に発泡メッシュ3を取り付ける構成としたことにより、送風ダクト2に歪が生じた場合にも、立上がり壁部2bによって当該歪が緩和されるため、発泡メッシュ3に加わる負荷が低減される。特に、本実施形態のように矩形の発泡メッシュ3の角部には応力が集中し易いところ、立上がり壁部2bを設けたことでこのような角部への応力集中を低減し、破損を防止することができる。このため、発泡メッシュの強度を過度に高める必要がなく、コストを削減することができる。
また、立上がり壁部2bの先端に発泡メッシュ3を取り付ける構成としたことにより、放射ノズル4から放射された発泡剤が発泡メッシュ3の外部に飛散することを立上がり壁部2bで抑制することができる。これにより、発泡に寄与しない発泡剤の割合を低減することができる。その結果、泡の保水性が高まり、消火性能を向上させることができる。
また、送風ダクト2の側壁開口2aは、区画S4の高さを上限として、上下方向(送風ダクト2の軸線方向)の大きさを任意の大きさに設定することができるので、送風ダクト2の先端開口部に比べて大きな面積を確保し易い。そのため、発泡メッシュ3を従来の円錐台状のような立体的形状としなくても、所望する量の泡を発生させるために十分な面積を有する平坦な板状の発泡メッシュ3を容易に形成することができる。
なお、発泡メッシュ3の面積は特に限定されるものではないが、1.5m〜2.5mの範囲であることが好ましい。また、発泡メッシュ3の幅は、1000〜1500mmであることが好ましく、高さが1000〜2500mmであることが好ましい。なお、送風ダクト2の直径は、特に限定されるものではないが、1000〜1500mmであることが好ましい。
また、本実施形態の発泡器1にあっては、発泡メッシュ3の内面に対して放射ノズル4の延在方向が垂直となるよう配置したことにより、発泡メッシュ3の内面に垂直に発泡剤を放射することができるので、発泡効率を高めることができる。
さらに、本実施形態の発泡器1にあっては、通常時における換気の際にも発泡メッシュ3を介して区画S4に空気を送り出す構成としたことにより、外気に含まれる比較的大きな塵埃が発泡メッシュ3で濾過されて区画S4内に流入し難くなり、区画S4内に収容された自動車等の貨物が当該塵埃によって傷付いたり、汚れたりする虞を低減することができる。
なお、図示は省略するが、発泡メッシュ3のフレーム3bをフランジ2cまたは立上がり壁部2bにヒンジを介して連結し、当該ヒンジを支点として開閉可能な構成としてもよい。これにより、発泡メッシュ3を、送風ダクト2に対して開閉可能に取付けることができる。この場合、発泡メッシュ3を開いて、発泡メッシュ3の内面及び放射ノズル4を含めた送風ダクト2内部の点検、洗浄が容易となるため、発泡メッシュ3の目詰まりによる発泡性能の低下や換気性能の低下等を防止することができる。この場合、ヒンジの位置は発泡メッシュ3の上下左右の4辺のうちの何れの位置に設けてもよい。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。なお、上述の第1実施形態と同一または対応する構成については同一の符号を付し、説明は省略する。
図3は、第2実施形態の発泡器21を、送風ダクト2に取付ける前の独立した状態で示している。発泡器21は、発泡メッシュ3を着脱可能に保持する枠体6を備えている。枠体6は、フレーム3bよりも外形が大きくなっており、その前面にフレーム3bを当接させた状態で、ボルトにより着脱可能に固定することができる。本例では、長方形の枠体6の下辺側には、着脱の際にフレーム3bを一時的に支持するための支持金具7が設けられている。
また、発泡器21は、発泡メッシュ3と放射ノズル4とが、一体に連結されてユニット化されている。具体的には、発泡メッシュ3を保持する枠体6と、放射ノズル4の配管4aとが、断面L字状の長尺金物で構成される連結部材8で連結されている。本実施形態では、上下左右の4本の連結部材8を用いているが、連結部材8の本数及び位置は適宜変更可能である。なお、連結部材8の形状は特に限定されないが、より軽量なロッド状部材(棒状部材)であることが好ましい。
本実施形態の発泡器21は、上述のように発泡メッシュ3と放射ノズル4とをユニット化したことにより、送風ダクト2に対して発泡メッシュ3と放射ノズル4とを同時に取付けることができ、船内の現場において発泡メッシュ3や放射ノズル4を別々に送風ダクト2に取付けるよりも効率よく取付け作業を行うことができる。また、発泡メッシュ3に対する放射ノズル4の位置を予め固定できるので、送風ダクト2に取付ける際に、発泡メッシュ3と放射ノズル4との相対的な位置を調整する手間がかからないという利点もある。また、配管4aの大きさが、立上がり壁部2bの先端開口及び側壁開口2aよりも小さくなっているため、ユニット化した発泡器21を、送風ダクト2の外側から立上がり壁部2bの先端開口及び側壁開口2aに容易に挿入することができる。
図4(a)、(b)はそれぞれ、第2実施形態の発泡器21を、先の実施形態の送風ダクト2とは異なる形状の送風ダクト11、12に取付けた状態の船の断面図である。図4(a)、(b)において、送風ダクト11、12内のそれぞれの空気の流れを概略的に二点鎖線の矢印で示す。送風ダクト11、12の内部は、船の構造部材である隔壁等により区画形成された空気の流路を構成し、図2(a)に示すものと同様の送風機Fから、側壁開口11a、12aを介して所定の区画S1、S2まで連通している。
図4(a)に示すように、送風ダクト11には、区画S1に連通する2箇所に側壁開口11aが形成され、それぞれの側壁開口11aの周縁部から突出する立上がり壁部11bと、フランジ11cが設けられている。立上がり壁部11bの先端開口部を発泡メッシュ3が覆うように、発泡器21が取り付けられている。立上がり壁部11bに発泡器21を取り付ける構成としたことにより、先の実施形態と同様に、発泡メッシュ3に加わる負荷を低減することができる。
図4(b)に示すように、送風ダクト12には、区画S1、S2にそれぞれ連通する2箇所に側壁開口11aが形成され、それぞれの側壁開口11aの周縁部から突出する立上がり壁部12bと、フランジ12cが設けられている。立上がり壁部12bの先端開口部を発泡メッシュ3が覆うように、発泡器21が取り付けられている。立上がり壁部12bに発泡器21を取り付ける構成としたことにより、発泡メッシュ3に加わる負荷を低減することができる。
図5(a)、(b)はそれぞれ、第2実施形態の発泡器21を、送風ダクト13、14に取付けた状態の船の断面図である。図5(a)に示すように、送風ダクト13には、区画S1に連通する2箇所に側壁開口13aが形成され、それぞれの側壁開口13aの周縁部から送風ダクト13の内側に向けて突出する立上がり壁部13bと、立上がり壁部13bの先端にフランジ13cが設けられている。立上がり壁部13bの先端開口部を発泡メッシュ3が覆うように、発泡器21が取り付けられている。立上がり壁部13bに発泡器21を取り付ける構成としたことにより、先の実施形態と同様に、発泡メッシュ3に加わる負荷を低減することができる。また、立上がり壁部13bが区画S1側に突出しないため、貨物スペースとして利用した場合の積載量をさらに増大させることができる。なお、図5(a)、(b)に示す形態の場合、発泡器21を取り付ける際には、別途、送風ダクト13、14の側壁に、発泡器21を入れるためのメンテナンスホール(開口部)を設けておき、メンテナンスホールを介して内側から発泡器21を設置することができる。また、発泡メッシュ3の大きさを側壁開口13a、14aよりも小さくした場合には、送風ダクト13、14の外側から発泡メッシュ3の開閉もしくは着脱を行うことができるので、送風ダクト13、14及び発泡メッシュ3の洗浄等のメンテナンスも容易である。
図5(b)に示すように、送風ダクト14には、区画S1、S2にそれぞれ連通する2箇所に側壁開口14aが形成され、それぞれの側壁開口14aの周縁部から送風ダクト14の内側に向けて突出する立上がり壁部14bと、フランジ14cが設けられている。立上がり壁部14bの先端開口部を発泡メッシュ3が覆うように、発泡器21が取り付けられている。立上がり壁部14bに発泡器21を取り付ける構成としたことにより、発泡メッシュ3に加わる負荷を低減することができる。また、立上がり壁部14bが区画S1、S2側に突出しないため、貨物スペースとして利用した場合の積載量をさらに増大させることができる。
図6は、第3実施形態の発泡器31を示している。発泡器31は、筒状構造体としての有底円筒状の本体部32を備えている。本体部32には、図1に示す送風ダクト2に設けた側壁開口2a、立上がり壁部2b、フランジ2cと同様に、側壁開口32a、立上がり壁部32b、フランジ32cが設けられている。発泡メッシュ3と放射ノズル4等の構成は図1に示す発泡器1と同様である。また、本体部32の一端部(図6の下方端部)は、底壁32dで閉塞されており、他端部(図6の上方端部)は開放されているとともにフランジ32eが設けられている。このフランジ32eを、円筒状の送風ダクト2の先端開口部に、同様に設けたフランジ(図示省略)に対してボルトで固定することにより、本体部32を送風ダクト2に接続可能となっている。なお発泡器31は、円筒状の送風ダクト2に限らず、断面が多角形等の他の形状の送風ダクトに取付けてもよい。
図7(a)は、図3に示す発泡器21を、円筒状の送風ダクト15の内側に向けて突出する立上がり壁部15bに取付けた状態の側面図であり、図7(b)はその平面図である。図7(a)、(b)に示すように、送風ダクト15には、側壁開口15aが形成され、側壁開口15aの周縁部から送風ダクト15の内側に向けて突出する立上がり壁部15bと、立上がり壁部15bの先端にフランジ15cが設けられている。立上がり壁部15bの先端開口部を発泡メッシュ3が覆うように、発泡器21が取り付けられている。立上がり壁部15bに発泡器21を取り付ける構成としたことにより、先の実施形態と同様に、発泡メッシュ3に加わる負荷を低減することができる。また、立上がり壁部15bが送風ダクト15の外側に突出しないため、所定区画の空間を有効に利用することができる。なお、図7(a)、(b)に示す形態の場合、発泡器21を取り付ける際には、別途、送風ダクト15の側壁に、発泡器21を入れるためのメンテナンスホール(開口部)を設けておき、メンテナンスホールを介して内側から発泡器21を設置することができる。あるいは、送風ダクト15を半割の状態で発泡器21を先に取り付けておき、発泡器21を取り付けた後に、送風ダクト15を組み立てる、といった方法が考えられます。また、発泡メッシュ3の大きさを側壁開口15aよりも小さくした場合には、送風ダクト15の外側から発泡メッシュ3の開閉もしくは着脱を行うことができるので、メンテナンスも容易である。
以上、図示例に基づき説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更することができるものであり、例えば、本発明の発泡器は、自動車運搬船に限らず、例えばフェリー等その他の車両積載区域およびロールオン・ロールオフ区域を有する船舶、コンテナ運搬船およびオフショア浮体式構造物等に用いることも可能であり、また、貨物スペースに限らず、例えば機関室等に用いることも可能である。また、第3実施形態における本体部32と、送風ダクト2との間に換気口を有するダンパユニットを設けて、通常時と火災発生時で風路を切換え可能な構成としてもよい。
1 発泡器
2 送風ダクト(筒状構造体)
2a 側壁開口
2b 立上がり壁部
2c フランジ
2d 底壁
3 発泡メッシュ
3a メッシュ部材
3b フレーム
4 放射ノズル
4a 配管
4b 放射口
4c 配管フランジ
5 ボルト
6 枠体
7 支持金具
8 連結部材
11 送風ダクト(筒状構造体)
11a 側壁開口
11b 立上がり壁部
11c フランジ
12 送風ダクト(筒状構造体)
12a 側壁開口
12b 立上がり壁部
12c フランジ
13 送風ダクト(筒状構造体)
13a 側壁開口
13b 立上がり壁部
13c フランジ
14 送風ダクト(筒状構造体)
14a 側壁開口
14b 立上がり壁部
14c フランジ
15 送風ダクト(筒状構造体)
15a 側壁開口
15b 立上がり壁部
15c フランジ
21 発泡器
31 発泡器
32 本体部(筒状構造体)
32a 側壁開口
32b 立上がり壁部
32c フランジ
32d 底壁
32e フランジ
C 中心軸線
F 送風機
P 供給配管
S1、S2、S3、S4 区画(所定区画)

Claims (7)

  1. 所定区画に設置される高膨張泡消火装置の一部を構成する発泡器であって、
    前記所定区画に供給する空気の流路を有する筒状構造体に対して着脱可能もしくは開閉可能に取り付けられる平坦な板状の発泡メッシュと、
    前記筒状構造体の内部に配置され、前記発泡メッシュに向けて発泡剤を放射する放射ノズルと、を備え、
    前記発泡メッシュが、該筒状構造体の側壁に形成された側壁開口の周縁部から該筒状構造体の外側及び内側の何れか一方のみに向けて突出する立上がり壁部の先端開口部を覆うように取り付けられる、発泡器。
  2. 前記立上がり壁部の先端開口部に、前記発泡メッシュを取り付け可能なフランジが設けられている、請求項1に記載の発泡器。
  3. 前記発泡メッシュと前記放射ノズルとが連結されてユニット化されている、請求項1または2に記載の発泡器。
  4. 前記筒状構造体が円筒状である、請求項1〜3の何れか一項に記載の発泡器。
  5. 前記筒状構造体に複数の前記発泡メッシュが取り付けられている、請求項1〜4の何れか一項に記載の発泡器。
  6. 前記筒状構造体が換気用の送風ダクトの一部である、請求項1〜5の何れか一項に記載の発泡器。
  7. 換気用の送風ダクトの先端にフランジを介して接続された前記筒状構造体としての有底円筒状の本体部を備える、請求項1〜5の何れか一項に記載の発泡器。
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