JP2010280296A - 燃料タンク構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンク内での圧縮空気の解放による異音の発生を抑制可能な燃料タンク構造を得る。
【解決手段】燃料タンク14の内部には、天面14Tを局所的に底面14Bに向かって延出させて、燃料移動抑制部材20としてのバッフル22及びスタンドオフ24が形成され、燃料Fの流動(移動)を抑制する。燃料移動抑制部材20同士の間、あるいは、燃料タンク14の外周面14Sと燃料移動抑制部材20との間の隙間26には、リブ28、30が形成されており、隙間26での圧縮気体の移動を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料を収容する燃料タンクを備えた燃料タンク構造に関する。
自動車に搭載される燃料タンク構造では、たとえば特許文献1に記載されているように、タンク内部に向けて中空泡消板を突出させ、燃料の波動を抑制するようにした構造のものが記載されている。
ところで、燃料タンク内で燃料の移動が生じると、燃料タンク内の気体が一時的に燃料内で圧縮されることがある。この圧縮空気が燃料上方の気相部分に解放されることにより、異音が発生することがある。
実公昭57−32909号公報
本発明は上記事実を考慮し、燃料タンク内での圧縮空気の解放による異音の発生を抑制可能な燃料タンク構造を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、燃料を収容する燃料タンクと、前記燃料タンクの内部において燃料タンクの天面から底面に向かって延出されて下端が燃料タンク内の満タン液位よりも下方に位置し、燃料タンク内の燃料流動を抑制する1又は複数の燃料移動抑制部材と、前記燃料移動抑制部材同士の間、又は燃料移動抑制部材と前記燃料タンクの側面との間に構成された隙間において燃料タンクの天面から底面に向かって延出され、下端が前記隙間を構成している燃料移動抑制部材の下端よりも上方に位置し、前記隙間での気体移動を抑制する1又は複数の気体移動抑制部材と、を有する。
この燃料タンク構造では、燃料タンクの天面から底面に向かって燃料移動抑制部材が延出されている。このため、燃料タンク内に収容された燃料の移動は、燃料が燃料移動抑制部材に当たることによって抑制される。特に、燃料移動抑制部材の下端は燃料タンク内の満タン液位よりも下方に位置しているので、燃料移動抑制部材の下端が満タン液位よりも上方に位置している構成と比較して、燃料が燃料移動抑制部材に当たりやすくなり、燃料移動を効果的に抑制できる。
燃料タンクの天面からは、底面に向かって気体移動抑制部材が延出されている。気体移動抑制部材の下端は燃料移動抑制部材よりも上方に位置しているので、燃料タンク内において気体(燃料よりも上方に位置している)の移動を抑制できる。燃料タンク内で燃料の移動に伴って圧縮空気が発生した場合でも、圧縮空気の移動を抑制することで、圧縮空気の気相部分への短時間での解放も抑制できる。特に、気体移動抑制部材は、燃料移動抑制部材同士の間、又は燃料移動抑制部材と燃料タンクの側面との間の隙間に位置しているが、このような隙間では、燃料が流れる部分の実質的な断面積が狭くなっており、隙間を圧縮空気が通り抜けた場合には短時間で解放されやすいが、本発明では、気体移動抑制部材によって、圧縮空気の短時間での解放を抑制できる。そしてこれにより、圧縮空気解放後の燃料液面の乱れも防止できるので、異音(燃料の流動音)の発生を抑制できると共に、異音が発生した場合でも、短時間での減衰、収束を図ることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記気体移動抑制部材が複数設けられると共に、少なくとも一部の気体移動抑制部材において、下端が前記燃料タンク内の満タン液位よりも上方に位置している。
複数の気体移動抑制部材を設けることで、気体の移動を抑制する効果が、1つのみ気体移動抑制部材を設けた構成と比較して高くなる。また、気体移動抑制部材の下端が満タン液位よりも上方に位置しているので、燃料の移動は抑制せず、気体の移動を確実に抑制可能となる。
なお、すべての気体移動抑制部材について、その下端が満タン液位より上方に位置している必要はない。すなわち、下端が満タン液位よりも下方に位置している気体移動抑制部材が存在していても、実際の燃料タンク内の液位(満タン液位よりも低い場合が多い)や、液面の挙動、さらに、気体移動抑制部材の配置位置等によっては、気体の移動を抑制できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記燃料タンクに、車両搭載時の後方側に前記天面の高さを局所的に低くした低天面部が構成され、前記気体移動抑制部材が複数設けられると共に、少なくとも一部の気体移動抑制部材が前記低天面部から延出されている。
複数の気体移動抑制部材を設けることで、気体の移動を抑制する効果が、1つのみ気体移動抑制部材を設けた構成と比較して高くなる。
また、低天面部に圧縮空気が存在していると、低天面部以外の天面(以下「高天面部」という)に圧縮空気が解放されるときに一気に解放されやすくなるが、一部の気体移動抑制部材は低天面部から延出されているので、低天面部からの圧縮空気の解放を効果的に抑制できる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記燃料移動抑制部材及び前記気体移動抑制部材が、前記燃料タンクの外殻を構成する壁体を燃料タンク内部に膨出させて構成されている。
すなわち、燃料タンクの外殻を構成する壁体を燃料タンク内部に膨出させて燃料移動抑制部材及び気体移動抑制部材を構成することで、燃料移動抑制部材及び気体移動抑制部材の形成が容易になると共に、部品点数の削減と軽量化を図ることが可能になる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、前記気体移動抑制部材が、前記燃料タンクの壁体及び前記燃料移動抑制部材の少なくとも1つと連続している。
したがって、気体移動抑制部材が、燃料タンクの壁体及び燃料移動抑制部材の双方から分離している構造と比較して、気体移動抑制部材の側面の一部が省略されることになるので、気体移動抑制部材の成型が容易になる。
本発明は上記構成としたので、燃料タンク内での圧縮空気の解放による異音の発生を抑制できる。
本発明の一実施形態の燃料タンク構造が適用された燃料タンクを示す平面図である。 本発明の一実施形態の燃料タンク構造が適用された燃料タンクを示す図1のII−II線断面図である。 本発明の一実施形態の燃料タンク構造が適用された燃料タンクを部分的に拡大して示す図1のIII−III線断面図であり、(A)は車両後方側のリブで圧縮空気の移動を抑制している状態、(B)は車両後方側及び車両前方側の2つのリブで圧縮空気の移動を抑制している状態である。 比較例の燃料タンク構造が適用された燃料タンクを部分的に拡大して示し、(A)は圧縮空気が発生した状態、(B)は圧縮空気が燃料の液面上に解放された状態である。
図1には、本発明の一実施形態の燃料タンク構造12が燃料タンク14を平面視した状態で示されている。また、図2には、この燃料タンク構造12が、燃料タンク14の図1におけるII−II線断面図として示されている。図面において、車両先方側を矢印FRで、車幅方向を矢印Wで、上方を矢印UPでそれぞれ示す。
燃料タンク14は、金属や樹脂等の壁体16によって、外殻が全体として閉曲面状に形成されており、内部に燃料Fを収容可能とされている。特に本実施形態では、車幅方向の中央部分において、底面14Bが上方に湾曲され、さらに車幅方向右側部分の底面14Bが左側部分の底面14Bよりも高い位置に形成されている。加えて、図3(A)及び(B)に示すように、車幅方向右側部分の天面14Tは、車両前後方向の略中央から後端に向かうにしたがって下方に向かうように傾斜されており、低天面部18Lが構成されている。なお、以下では、この低天面部18L以外の天面14Tを、高天面部18Hという。
天面14Tには図示しない満タン規制バルブが取り付けられており、燃料タンク14の燃料Fの満タン液位FLは、この満タン規制バルブによって決められている。
燃料タンク14の内部には、天面14Tの部分の壁体16を局所的に底面14Bに向かって延出させて、1又は複数(本実施形態では3つ)のバッフル22が形成されている。図2も示すように、バッフル22の下端22Bは車幅方向に所定の幅を有しており、下端22Bの上下方向の位置は、満タン液位FLよりも低い位置とされている。したがって、バッフル22の下端は、燃料タンク14内に満タン状態で燃料Fが存在していると液没する。
また、燃料タンク14の内部には、天面14Tの部分の壁体16と、底面14Bの部分の壁体16とを互いに接近方向に延出させて上下方向の中間部分で接合した1又は複数(本実施形態では1つ)スタンドオフ24が形成されている。スタンドオフ24は、その形状から分かるように、下端24Bが実質的に燃料タンク14の底面14Bに達して、満タン液位FLよりも低い位置となっている。なお、バッフル22とスタンドオフ24とはいずれも、本発明に係る燃料移動抑制部材20の例となっている。
したがって、燃料タンク14内で、燃料Fが流動(移動)すると、燃料の一部が燃料移動抑制部材20(バッフル22又はスタンドオフ24)に接触し、この流動が抑制される。特に本実施形態では、図1から分かるように、バッフル22及びスタンドオフ24を、車両前後方向の略中央よりも後方よりに設けている。一般に、車両制動時には、燃料タンク14内で慣性により燃料Fが一時的に車両前方側へ移動し、制動終了直後には、この燃料が車両後方側へと移動する。そして以降は、車両前後方向へ燃料Fが振動する現象、いわゆる揺り戻しが生じやすくなるが、このような燃料Fの流動を、燃料移動抑制部材20(バッフル22及びスタンドオフ24)によって抑制することができる。
図1及び図2から分かるように、燃料移動抑制部材20同士の間、あるいは、燃料タンク14の外周面14Sと燃料移動抑制部材20との間には、燃料移動抑制部材20が存在していないため隙間26が構成されていることになる。すなわち、この隙間26では、燃料タンク14内の燃料Fや気体が流れる部分の実質的な断面積が狭くなった流路が構成されている。そして、燃料タンク14内において燃料Fの流動時に、燃料Fが通過しやすくなっており、さらに、燃料Fの上方に存在している気体も移動しやすくなるとともに、通過した気体が燃料Fの液面上に一気に解放されやすくなっている。
隙間26の所定位置には、天面14T(高天面部18H)の壁体16を局所的に底面14Bに向かって延出させて、1又は複数(本実施形態では5つ)のリブ28が形成されている。リブ28は、隙間26における燃料Fの移動方向に対向しているが、図2から分かるように、リブ28の下端28Bの位置は、満タン液位FLよりも高い位置とされている。したがって、燃料タンク14内で燃料Fが流動しても、燃料Fがリブ28に当たる蓋然性は低いが、隙間26を気体が移動しようとすると、この気体の移動はリブ28が抑制する。
さらに、図3(A)及び(B)にも示すように、燃料タンク14の内部には、低天面部18Lの壁体16を局所的に底面14Bに向かって湾曲させて、1又は複数(本実施形態では車両前後方向に並んで2つ)のリブ30が形成されている。リブ30は、リブ28とは異なり、その下端30Bが満タン液位FLよりも下方に位置している。
図1から分かるように、リブ28、30は、燃料タンク14を平面視したとき、燃料タンク14の外周面14S、バッフル22、及びスタンドオフ24の少なくとも1つと連続している。リブ28、30を外周面14S、バッフル22、及びスタンドオフ24から完全に分離して配置すると、リブ28、30の周囲のすべての面を形成する必要が生じるが、本実施形態のように外周面14S、バッフル22、及びスタンドオフ24の少なくとも1つと連続した形状のリブ28、30では、周囲の面の一部が省略されていることになる。
次に、本実施形態の燃料タンク構造12の作用を説明する。
燃料タンク構造12が適用された車両の制動時には、慣性により、燃料タンク14内の燃料が車両前方側へ移動するが、制動終了直後には、図1に矢印FB1で示すように、燃料Fが車両後方側へ移動しようとする。そしてさらに、燃料Fが車両前方側へと移動し、以降は、車両前後方向へ燃料Fが振動する現象、いわゆる揺り戻しが生じやすくなるが、本実施形態では、燃料タンク14の内部に設けた燃料移動抑制部材20(バッフル22及びスタンドオフ24)に燃料が当たるので、燃料Fの流動を抑制することができる。燃料タンク14内で流動した燃料が燃料タンク14の天面14Tに強く当たることが抑制され、さらに、燃料Fの液面の乱れも抑制されるので、これらに起因する異音の発生も抑制される。
燃料移動抑制部材20同士の間、あるいは、燃料タンク14の外周面14Sと燃料移動抑制部材20との間には、隙間26が構成されているので、燃料タンク14内において、隙間26を気体が移動しやすくなっている。特に、本実施形態の燃料タンク構造12では、上記したように燃料タンク14の内部における燃料Fの流動が抑制されているが、わずかな流動によっても気体が局所的に圧縮された部分、すなわち圧縮空気CA(図3参照)が発生してしまうことがある。そして、隙間26では、局所的に気体が流れる断面積が狭くなっているので、隙間26を通過した圧縮空気CAが、燃料Fの液面上に一気に解放され、異音が発生するおそれがある。また、圧縮空気CAの解放により、燃料Fの液面の乱れを誘発するおそれもある。
ここで、本実施形態の燃料タンク構造12では、隙間26にリブ28、30が形成されており、隙間26における圧縮空気CAの移動が抑制される。そしてこれにより、圧縮空気CAが液面上に一気に解放され難くなるので、異音の発生を抑制できる。また、圧縮空気CAの解放による液面の乱れも抑制されるので、燃料Fの流動に伴う異音の発生も抑制できる。異音(流動音)が発生している場合でも、短時間で流動音を減衰、収束を図ることができる。
特に、リブ28は、その下端28Bが満タン液位FLよりも上方に位置している。リブ28の下端28Bが液没する蓋然性が低いので、燃料Fの移動は抑制せず、気体(圧縮空気)の移動を効果的に抑制できる。
また、リブ30は、図3にも示すように低天面部18Lに設けられているが、この低天面部18Lの下方では、低天面部18Lと底面14Bとの狭い空間に、揺り戻された燃料が短時間で入り込むため、圧縮空気CAが発生しやすい。ここで、図4に示す比較例のように、リブ30が形成されていない構造では、圧縮空気CAは、図4(A)に示すように、低天面部18Lに沿うようにして車両前方側へ移動することがあり、その結果、図4(B)に示すように、短時間で高天面部18Hの下方の液面上に解放されることになる。本実施形態では、図3から分かるように、低天面部18Lにも対応してリブ30を形成しているので、低天面部18Lの下方で発生した圧縮空気CAの移動を抑制でき、圧縮空気の解放に起因する異音の発生や液面の乱れを効果的に抑制できる。しかも、リブ30については、その下端30Bが満タン液位FLよりも下方に位置しており、燃料Fの内部に巻き込まれた圧縮空気CAの移動を効果的に抑制できる。
特に、本実施形態では、リブ30を、車両前後方向に並んで複数(2つ)形成している。したがって、図3(A)に示すように、車両後方側で発生した圧縮空気CAの移動を、まず、車両後方側のリブ30Rで抑制できるが、圧縮空気CAがリブ30Rを通過した場合、あるいは、圧縮空気CAの量が多い場合には、図3(B)に示すように、さらに車両前方側のリブ30Fによって、その移動を抑制できる。
なお、本発明の気体移動抑制部材としては、リブ28とリブ30のいずれか一方のみが設けられていても、隙間26における気体の移動を抑制することができる。
また、上記では、リブ28を、燃料タンク14の壁体16及び燃料移動抑制部材20の少なくとも1つと連続する形状とすることで、リブ28の周囲の面の一部を省略した形状としている。もちろん、リブ28を、燃料タンク14の外周面14S及び燃料移動抑制部材20から平面視で分離した構造としてもよい。実際には、たとえば金属製の燃料タンク14の場合には、金属板材に対しプレス加工(絞り加工)等により所望の燃料タンク14の形状に成型することが多いため、リブ28を燃料タンク14の壁体16や燃料移動抑制部材20と連続する形状とすることで、加工が容易となる。樹脂製の燃料タンク14の場合であっても、燃料タンク14の壁体16や燃料移動抑制部材20とリブ28とが連続していると、リブ28、30が壁体16及び燃料移動抑制部材20と部分的に重なっていることになり、天面14Tの実質的な延出部分が少なくなるので、成型や加工が容易になる。
また、燃料移動抑制部材20及びリブ28は、必ずしも天面14Tの壁体16を底面14Bに向かって膨出させることで構成されている必要はない。たとえば、燃料タンク14の壁体16とは別体の部材を、燃料タンク14の天面14Tに懸垂状態で取り付けてバッフル22やリブ28を構成してもよいが、上記実施形態のように、燃料タンク14の壁体16を膨出させると、燃料タンク14の外殻を成型するときに、同時に燃料移動抑制部材20及びリブ28を容易に形成できる。また、燃料移動抑制部材20及びリブ28が燃料タンク14と一体化されるので、部品点数の削減と軽量化を図ることができる。
12 燃料タンク構造
14 燃料タンク
14T 天面
14B 底面
16 壁体
18H 高天面部
18L 低天面部
22 バッフル(燃料移動抑制部材)
24 スタンドオフ(燃料移動抑制部材)
26 隙間
28 リブ(気体移動抑制部材)
30 リブ(気体移動抑制部材)
F 燃料
FL 満タン液位
CA 圧縮空気

Claims (5)

  1. 燃料を収容する燃料タンクと、
    前記燃料タンクの内部において燃料タンクの天面から底面に向かって延出されて下端が燃料タンク内の満タン液位よりも下方に位置し、燃料タンク内の燃料流動を抑制する1又は複数の燃料移動抑制部材と、
    前記燃料移動抑制部材同士の間、又は燃料移動抑制部材と前記燃料タンクの側面との間に構成された隙間において燃料タンクの天面から底面に向かって延出され、下端が前記隙間を構成している燃料移動抑制部材の下端よりも上方に位置し、前記隙間での気体移動を抑制する1又は複数の気体移動抑制部材と、
    を有する燃料タンク構造。
  2. 前記気体移動抑制部材が複数設けられると共に、少なくとも一部の気体移動抑制部材において、下端が前記燃料タンク内の満タン液位よりも上方に位置している請求項1に記載の燃料タンク構造。
  3. 前記燃料タンクに、車両搭載時の後方側に前記天面の高さを局所的に低くした低天面部が構成され、
    前記気体移動抑制部材が複数設けられると共に、少なくとも一部の気体移動抑制部材が前記低天面部から延出されている請求項1に記載の燃料タンク構造。
  4. 前記燃料移動抑制部材及び前記気体移動抑制部材が、前記燃料タンクの外殻を構成する壁体を燃料タンク内部に膨出させて構成されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の燃料タンク構造。
  5. 前記気体移動抑制部材が、前記燃料タンクの壁体及び前記燃料移動抑制部材の少なくとも1つと連続している請求項4に記載の燃料タンク構造。
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