JP4965536B2 - 高膨張泡消火設備 - Google Patents
高膨張泡消火設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4965536B2 JP4965536B2 JP2008252718A JP2008252718A JP4965536B2 JP 4965536 B2 JP4965536 B2 JP 4965536B2 JP 2008252718 A JP2008252718 A JP 2008252718A JP 2008252718 A JP2008252718 A JP 2008252718A JP 4965536 B2 JP4965536 B2 JP 4965536B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- foaming machine
- fire
- foaming
- net
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
又、消火の際には、火源から遠く離れている場所にも多量の泡が放出されるので、泡(消火剤)の無駄使いになるという問題点があった。
又、前記第2の発泡機で生成された泡は、前記ダクト内を移動するので、空間閉鎖用発泡機が不要となるため、設置作業を効率良く行うことができる。
防護対象物1、例えば、倉庫、の天井2附近には、泡水溶液を供給する消火配管3が配置され、該消火配管3には、弁開放手段、例えば、感熱開放弁5を介して消火用の第1発泡機7が連結されている。前記発泡機7は、所定間隔をおいて複数配置され、前記感熱開放弁5は、前記各発泡機7に対応してそれぞれ設けられている。前記感熱開放弁5は、グラスバルブを備えている感熱開放継手であるが、感熱素子として可溶合金(ヒューズ)を用いた感熱開放弁を用いることもできる。
例えば、底部のないもの、即ち、上端部及び下端部が開放され、筒状になっているネットも、底部が床面や機械等に垂れ下がり、底部から流出する泡の速度が充填袋内に積層する泡の速度より遅ければ、上記機能を備えていると言え、本発明の充填袋に含まれる。
また、充填袋全体をシートとするよりも、床面から所定の高さまでをシートとし、残りの部分をネットとすることによって、充填袋内に泡が溜まっても、ネットの部分から充填袋内の空気が抜けるので、充填袋が破裂することなく所定の高さまで確実に泡を積層させることができる。
なお、前記充填袋20の長さは、隣接する第2発泡機14間の長さとほぼ等しく形成され、その端部は互いに当接しているが、必ずしも当接している必要はなく、第1泡機7から放出される泡が漏出しない範囲であれば、離間させても良い。
又、前記充填袋20の幅は、泡の充填厚さ等を考慮して適宜選択される。
防護対象物1の消火区画内に火源Fが発生すると、該火源F近傍の感熱開放弁5のグラスバルブが破損し開弁する。そうすると、消火配管3内の泡水溶液は、第1発泡機7及び第2発泡機14のノズル10、21に供給され、発泡網9、23に向かって放出されて発泡する。
又、前記連結管16には、互いに逆向きな、一対の逆止弁18を設けているので、他の区画の発泡機に泡水溶液が供給されるのを防止することができる。
この実施形態と前記第1の実施形態との相違点は、次の通りである。
(1)第1発泡機と第2発泡機とを離間して別個独立に設ける代わりに、両発泡機を一体にした発泡機(一体型発泡機)30とし、第1の発泡機部30Aと第2の発泡機部30Bとを形成したことである。
なお、前記第1ノズル37aと第1発泡網33は、第1の発泡機部30Aを構成し、前記第2ノズル37bと第2発泡網35は、第2の発泡機部30Bを構成している。
第1ノズル37aに供給された泡水溶液は、第1発泡網33に衝突して発泡し、その泡B1は、前記泡消火区画A内に落下し堆積される。
本実施形態と前記第2実施形態との相違点は、次の通りである。
(1)発泡機50の本体51の側部に水平方向の第1発泡網53を設け、その先端部に垂直方向の第2発泡網55を設ける。前記充填袋20Xの上端部20aに設けられている第1磁石24は、前記本体51の先端部の金属枠22Xに磁気吸着させ、該充填袋20Xの下端部20bに設けられている第2磁石26は、第2発泡網55の先端部に吸着させる。
前記第2発泡網55から放出された泡B2は、充填袋20Xの底部20bを押圧して前記第2磁石26を第2発泡網55から離す。
(1)第1及び第2の実施形態において、充填袋は、発泡機、又は、泡ダクト近傍に小さく折り畳んで接続され、火災時に降下させているが、該充填袋は、初めから床面まで垂れ下がっていても良い。
5 感熱開放弁
7 第1発泡機
9 発泡網
10 ノズル
14 第2発泡機
20 充填袋
21 ノズル
23 発泡網
30 発泡機
40 泡ダクト
50 発泡機
A 泡消火区画
B1 泡
B2 泡
Claims (4)
- 泡水溶液を発泡網に向って放射するノズルを有する発泡機を、防護対象物の天井付近に設けた高膨張泡消火設備であって;
前記発泡機の周囲に、前記泡水溶液によって生成される泡が充填される充填袋を設け、
前記充填袋は、間隔をおいて複数個設けられ、隣り合う充填袋は、天井から床面までネットによって接続され、
火災時に該充填袋と前記ネットが、床面から所定の高さの泡消火区画を形成し、該泡消火区画内に前記発泡機から放出された泡を溜めることを特徴とする高膨張泡消火設備。 - 本体、該本体に内蔵されたノズル及び該本体の出口に設けられた発泡網からなる発泡機を防護対象物に設けて、該防護対象物における火災を前記発泡機から放出した泡で消火する高膨張泡消火設備において;
前記防護対象物に設けた第1の発泡機と、該第1の発泡機の周囲に設けられた第2の発泡機と、火災時に前記第2の発泡機から放出された泡が充填され、床面から所定の高さの泡壁となる充填袋と、を設け、
前記充填袋は、床面から所定の高さまではシートで、残りの部分はネットで形成され、
前記充填袋によって、前記防護対象物の火源を囲うように泡消火区画を形成し、該泡消火区画に、前記第1の発泡機から泡を放出することを特徴とする高膨張泡消火設備。 - 前記第2の発泡機の先端に接続され、火災時に前記第2の発泡機から放出された泡が通る泡ダクトと、前記泡ダクトの底板に設けられた開口部と、を設け、
前記充填袋は、前記開口部と対向する位置に設けられ、前記開口部から放出された泡が充填されることを特徴とする請求項2記載の高膨張泡消火設備。 - 前記充填袋の上端部は、前記第2の発泡機から泡を放射しても離れることのない程度の磁気吸着力を備える第1の磁石で、前記第2の発泡機の本体に固定されている金属板に固定され、
前記充填袋の底部は、前記第1の磁石より磁気吸着力の弱い第2の磁石で、前記第2の発泡機の発泡網の先端に固定されていることを特徴とする請求項2、又は、3記載の高膨張泡消火設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008252718A JP4965536B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 高膨張泡消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008252718A JP4965536B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 高膨張泡消火設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010082062A JP2010082062A (ja) | 2010-04-15 |
JP4965536B2 true JP4965536B2 (ja) | 2012-07-04 |
Family
ID=42246619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008252718A Expired - Fee Related JP4965536B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 高膨張泡消火設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4965536B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010162271A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Nohmi Bosai Ltd | 高膨張泡消火設備 |
JP5665474B2 (ja) * | 2010-10-21 | 2015-02-04 | 能美防災株式会社 | 排煙設備 |
JP5902591B2 (ja) * | 2012-09-21 | 2016-04-13 | 能美防災株式会社 | 高膨張泡消火設備 |
JP6856932B2 (ja) * | 2017-04-25 | 2021-04-14 | ヤマトプロテック株式会社 | 防鳥・消火機能付き建造物構造 |
JP6960155B2 (ja) * | 2017-10-18 | 2021-11-05 | 株式会社カシワテック | ハッチカバー用発泡器、ハッチカバー用発泡器の設置方法及び船舶 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5150396Y2 (ja) * | 1971-10-21 | 1976-12-03 | ||
JPS4969600U (ja) * | 1972-09-28 | 1974-06-17 | ||
JP3039687B2 (ja) * | 1990-12-20 | 2000-05-08 | 防災エンジニアリング株式会社 | 避難防火装置 |
JP3131704B2 (ja) * | 1991-11-29 | 2001-02-05 | 能美防災株式会社 | 立体倉庫等の泡消火設備 |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008252718A patent/JP4965536B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010082062A (ja) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4965536B2 (ja) | 高膨張泡消火設備 | |
US5501284A (en) | Inflatable bag fire extinguishing system | |
JP4987809B2 (ja) | 高膨張泡消火設備 | |
JP7472375B2 (ja) | 防災設備 | |
KR101260783B1 (ko) | 소화장치용 밸브 및 이를 이용한 소화설비 | |
Carriere et al. | Fire suppression tests using a handheld water mist extinguisher designed for the international space station | |
JP4750659B2 (ja) | 泡消火ヘッド | |
CN106492371B (zh) | 高倍数泡沫灭火装置 | |
WO2018071309A1 (en) | Passively activated fire suppression device | |
JP6133371B2 (ja) | 発泡器 | |
JP2010162271A (ja) | 高膨張泡消火設備 | |
CN103037953B (zh) | 用于限制空间内的火焰的影响的改进装置 | |
KR20140073930A (ko) | 유리벌브형 스프링클러 | |
JP4808601B2 (ja) | 高膨張泡消火設備 | |
JP4901259B2 (ja) | 消火設備 | |
TWI457158B (zh) | 高膨脹泡沫滅火設備 | |
JP5452874B2 (ja) | 高膨張泡消火設備 | |
JP4805110B2 (ja) | 高膨張泡消火設備及びその発泡方法 | |
JP2012210326A (ja) | 泡消火設備 | |
JP5850644B2 (ja) | 泡放出装置、泡放出方法及び泡放出装置の設計方法 | |
JP6570953B2 (ja) | 泡消火設備用発泡装置 | |
JP6898647B2 (ja) | 高膨張泡消火装置 | |
JP5525832B2 (ja) | 高膨張泡消火設備の発泡機 | |
JP2020081184A (ja) | 防災設備のシート展開装置 | |
RU2802241C1 (ru) | Модуль пожаротушения пеной высокой кратности |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120327 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |