JP6959816B2 - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
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Description
また、その他全ての工程が終了した後施主に引き渡されるが、引渡した後、床、壁から樹脂製シートが剥がれないだけの接着強度が要求される。
尚本発明は、床材および幅木樹脂性シートの接着を対象としているが、これら端末仕上げにも対応できる。
即ち、主剤にNBR、硬化剤にNBR−COOHのゴム成分を添加することで、溶剤乾燥後の初期固着力が確保された。更に、エポキシ樹脂が持つ本来の接着強度を阻害する事無く、安定した接着強度を得ることが出来た。
・・・(1)
カルシウム、硫酸カルシウム、酸化アルミニウム(アルミナ)、水酸化アルミニウム、珪酸
アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム、タルク、ゼオライト、ガラスビーズ、シラスバルーン等の無機系充填材を添加する事が出来る。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメタクリル酸メチル、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリスチレン、ABS樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、ポリカーボネート等の有機系充填材を添加する事が出来る。
具体的には、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、n−ヘキサン、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレンカーボネートなど有機溶剤が挙げられる。メタノールを含んでいれば、これら以外の溶媒を使用しても何ら差し支えなく、2種以上の溶媒を併用してもよい。
カルシウム、硫酸カルシウム、酸化アルミニウム(アルミナ)、水酸化アルミニウム、珪酸アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム、タルク、ゼオライト、ガラスビーズ、シラスバルーン等の無機系充填材を添加する事が出来る。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメタクリル酸メチル、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリスチレン、ABS樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、ポリカーボネート等の有機系充填材を添加する事が出来る。
NipolDN219:8.2重量部を、MEK24.6重量部に添加し攪拌溶解させた。これとは別に、ビスフェノールAジグリシジレートを14.8重量部、エポゴーセー2ENを14.7重量部、炭酸カルシウム(白石カルシウム社製、商品名:ライトンA)を37.7重量部を秤取り、MEKに溶解させたNipolDN219を添加し、均一になるまで攪拌し、主剤1を得た。
表1に示した配合割合で、主剤1の作製と同様の手順で、主剤2〜9を作製した。
但し、主剤9はゴム成分を添加していないので、材料全種類を規定割合で秤取り、均一に成るまで攪拌した。
Nipol1072X:10.1重量部を、メタノール9.1重量部およびMEK30.3重量部の混合溶媒に添加し溶解させた。
これとは別に、アンカマイド375Aを12.1重量部、ライトンAを38.4重量部を秤取り、メタノール、MEK混合溶媒に溶解させたNipol1072Xを添加し、均一になるまで攪拌し、硬化剤1を得た。
表2に示した配合比割合で、硬化剤1の作製と同様の手順で、硬化剤2〜8を作製した。
但し、硬化剤8はゴム成分を添加していないので、材料全種類を規定割合で秤取り、均一に成るまで攪拌した。
ガラス瓶に試料を入れ、23℃恒温機中に静置し、2週間後に目視にて液の状態を確認した。
分離していない場合(○)、分離している場合(×)とした。
23℃雰囲気下にて主剤:硬化剤を1:1の重量比で秤取り、十分に混合し、くし型の塗布治具を用い、フレキシブルボード(70mm×150mm)に塗布した(塗布量:250〜300g/cm2)。
15分間静置し、塩化ビニル系防水シート(25mm×200mm)を、フレキシブルボードの上に張り付け、シート上を5kgローラーにて2往復しシートを圧着した(但し次工程で、塩化ビニル系防水シートにクリップを装着するので、25mmの短辺側の一部は、接着しないようにした)。
両者を重ね合わせた後15分静置し、10gの重りを紐で縛りつけたクリップを塩化ビニル系防水シートの短辺の接着していない部分の中央に取り付けた。
重り取り付け直後に試験片を静かに反転させ、塩化ビニル系防水シートが10gのおもりの自重で引っ張られる様な状態にした。
塩化ビニル系防水シートが、フレキシブルボードから剥離するまでの時間が30秒以上を(○)、30秒より短い場合を(×)とした。
23℃雰囲気下にて2液を十分に混合し、くし型の塗布治具を用い、フレキシブルボード(70mm×150mm)に塗布した。15分間静置し、塩化ビニル系防水シート(25mm×200mm)を張り付けシート上を5kgローラーにて2往復しシートを圧着した。
23℃雰囲気下にて48時間静置養生後、引張速度200mm/minにて90°剥離試験を行った。20N/25mm以上を(○)、20N/25mmに満たない場合を(×)とした。
初期固着力確認、接着強度確認結果を表3、表4に示す。
主剤に、NBR−COOHであるNipol1072Xを添加した主剤8は、液の分離が起こった。
硬化剤に、メタノールを含まない硬化剤4は、液の分離が起こった。また、硬化剤にNBRであるNipolDN219を添加した硬化剤6も液の分離が起こった。
硬化剤に、NBR−COOHを含まない比較例1は、接着強度が十分でなかった。主剤にNBRを含まない比較例2は、十分な初期固着力が得られなかった。主剤に、NBRを含まず、硬化剤にNBR−COOHを含まない比較例3は、初期固着力、接着強度共に十分に発現しなかった。
Claims (1)
- 床材および幅木材等の樹脂性材料を床面および壁面に接着するエポキシ樹脂であって、主剤は、ビスフェノール系エポキシ樹脂、無変性ニトリル−ブタジエンゴム(:NBR)、グリシジル化された脂肪族化合物またはグリシジル化されたエーテル化合物から選択される希釈剤、溶剤からなり、
硬化剤はアミン系硬化剤、カルボキシ変性ニトリル−ブタジエンゴム(:NBR-COO
H)、溶剤としてメタノールを含む樹脂組成物。
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JP2017187667A JP6959816B2 (ja) | 2017-09-28 | 2017-09-28 | エポキシ樹脂組成物 |
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