JP2013014668A - プライマ - Google Patents

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Yasushi Mino
裕史 三野
Yoshio Hirayama
善男 平山
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Abstract

【課題】緻密で吸い込みの少ないコンクリートや磁器タイル等の接着しにくい下地に対して、現状よりもさらに良好な接着力を有する上、その上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着力にも優れたプライマ層を形成できるプライマを提供する。
【解決手段】エポキシ樹脂の硬化剤として、その総量100質量部あたり10質量部以上、20質量部以下のマンニッヒ系アミン、20質量部以上、40質量部以下のジェファーミン系アミン、30質量部以上、50質量部以下のウレタン系ポリアミン、および1質量部以上、3質量部以下のシランカップリング剤の混合物を用いたプライマである。前記硬化剤は、さらにマンニッヒ系アミンに含まれるフリーのメタキシリレンジアミンと塩を形成しうるマスキング剤を含んでいても良い。
【選択図】なし

Description

本発明は、コンクリートや磁器タイル等の下地上に、接着力に優れた塗り床を形成するためのプライマ層を形成しうるプライマに関するものである。
工場をはじめとする各種生産設備等の床として、塗り床が広く採用されている。塗り床には、下地に対する高い接着力を有し、容易に剥離したりしないことが求められる。
そのため通常は、前記下地上に、当該下地に対する接着力に優れたプライマを塗布してプライマ層を形成した上にさらに上塗り層を積層して、前記プライマ層と上塗り層の2層構造を有する、あるいは前記両層を含む3層以上の多層構造を有する塗り床を形成するのが一般的である。
前記プライマとしては、エポキシ樹脂を含む主剤と、前記エポキシ樹脂を硬化反応させる硬化剤とからなる、いわゆる2液タイプのものが一般的に用いられる(特許文献1〜7等参照)。
下地に対するプライマ層の接着力には、下地面へのプライマの濡れ性が大きく係わっていると考えられている。そのため前記濡れ性を向上するべく、材料配合を調整してプライマの粘度を下げたり、カップリング剤などの塗料添加剤を配合したりすることが検討されている。
しかし、例えば非常に緻密で吸い込みの少ないコンクリートや、あるいは磁器タイル等の、特に接着しにくい下地に対して良好な接着力を有するプライマ層を形成しうるように前記粘度等を調整したプライマを用いて形成されるプライマ層は、その上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着力が却って低下する傾向があることが、多くの実験結果から判ってきている。
この原因は、前記下地に対する濡れ性を向上させたプライマを硬化させて形成されるプライマ層の表面が、逆にその上に塗布される上塗り材の濡れ性の低い、つまり上塗り材が濡れにくい表面となってしまうことにあると考えられている。
そのため、接着しにくい下地に対するプライマの濡れ性、ならびに硬化後のプライマ層の表面に対する上塗り材の濡れ性の両方に注意を払い、下地および上塗り層の両方に対して接着障害を起こさないプライマ層を形成するべく、すなわち両方の特性のバランスを追求するべく、前記のように粘度や、あるいは塗料添加物の種類、配合割合等の範囲を選定する努力が繰り返されてきた。
しかし、かかる従来の手法によって到達できる効果には限界があり、前記従来の手法だけでは、接着が困難な下地に対して現状よりもさらに良好な接着力を有する上、その上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着力にも優れたプライマ層を形成することはできなくなりつつある。
そのため現状では、特に前記接着しにくい下地に対するプライマ層の接着力を高めるために、プライマを塗布する前の下地の表面を研磨したり、前記プライマ層に対する上塗り層の接着力を高めるために、上塗り剤を塗布する前のプライマ層の表面を研磨したりするのが一般的であり、これらの研磨作業を要することで塗り床の施工工期が長期化したり、施工コストが増大したりするといった問題を生じているのが現状である。
特開平8−231886号公報 特開平10−279831号公報 特開2001−19900号公報 特開2001−146566号公報 特開2005−255852号公報 特開2008−75033号公報 特開2010−37560号公報
本発明の目的は、前記のように緻密で吸い込みの少ないコンクリートや磁器タイル等の接着しにくい下地に対して、現状よりもさらに良好な接着力を有する上、その上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着力にも優れたプライマ層を形成できるプライマを提供することにある。
本発明は、エポキシ樹脂、および硬化剤を含む塗り床用のプライマであって、前記硬化剤は、
(1) メタキシリレンジアミンのマンニッヒ付加物、
(2) ポリプロピレングリコールの末端アミン化物、
(3) ウレタン骨格を有するポリアミン、および
(4) シランカップリング剤
を少なくとも含むとともに、前記各成分の配合割合は、前記硬化剤の総量100質量部中、(1)のマンニッヒ付加物が10質量部以上、20質量部以下、(2)の両末端アミン化物が20質量部以上、40質量部以下、(3)のポリアミンが30質量部以上、50質量部以下、(4)のシランカップリング剤が1質量部以上、3質量部以下であることを特徴とする。
前記本発明のプライマによれば、前記(1)〜(4)の4種の成分を前記所定の配合割合で含む硬化剤を、エポキシ樹脂と組み合わせることにより、従来は接着しにくい下地に対してさらに良好な接着力を有する上、その上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着力にも優れたプライマ層を形成することが可能となる。
すなわち、
エポキシ樹脂との硬化反応の速度が比較的速い前記(1)のメタキシリレンジアミンのマンニッヒ付加物(以下「マンニッヒ系アミン」と略記する場合がある。)と、
前記マンニッヒ系アミンに比べて硬化反応の速度が比較的遅い前記(2)のポリプロピレングリコールの末端アミン化物(以下「ジェファーミン系アミン」と略記する場合がある。「ジェファーミン」はハンツマン コーポレーションの登録商標。)と
を併用することにより、プライマの見かけの硬化が進んでも、プライマ層が完全硬化して、その表面が、その上に塗布される上塗り材の濡れ性の低い状態となるまでに要する時間を延長することができる。
つまりエポキシ樹脂をマンニッヒ系アミンによって速やかに硬化反応させて、前記エポキシ樹脂の硬化物からなるプライマ層を、その上に上塗り材を塗布することが可能な状態としながら、なおかつ前記エポキシ樹脂の一部をジェファーミン系アミンによって緩やかに硬化反応させることで、前記プライマ層の表面が完全硬化するのを遅らせて、前記表面を、その上に塗布される上塗り材の濡れ性に優れた状態に、適度な時間の間、維持することができる。
そのため、前記プライマ層の表面が完全硬化して上塗り材の濡れ性の低い状態となる前に、前記表面に上塗り材を塗布して硬化反応を進行させることができ、前記硬化反応によって形成される上塗り層の、プライマ層に対する接着力を、現状よりも向上することが可能となる。
また(3)のウレタン骨格を有するポリアミン(以下「ウレタン系ポリアミン」と略記する場合がある。)をエポキシ樹脂と硬化反応させると、プライマ層の柔軟性を向上して、前記プライマ層に、衝撃が加えられた際に容易に剥離しない衝撃剥離耐性を付与することができる。さらに(4)のシランカップリング剤によって、前記下地に対するプライマの濡れ性を向上することができる。
そのため前記両成分をさらに併用することで、特に緻密で吸い込みの少ないコンクリートや磁器タイル等の、接着が困難な下地に対するプライマ層の接着力を、現状よりもさらに向上することも可能となる。
したがって本発明によれば、特に接着しにくい下地の研磨作業や、あるいはプライマ層の研磨作業を軽減して、塗り床の施工工期の短縮や施工コストの削減を図ることができる。
なお本発明において、前記(1)〜(4)の各成分の配合割合が前記範囲内に限定されるのは、下記の理由による。
すなわち(1)のマンニッヒ系アミンの配合割合が10質量部未満では、プライマの見かけの硬化を速やかに進行させることができない。そのためプライマの塗布後、その上に上塗り材の塗布を開始できるまでに要する時間が長くなり、そのことが原因となって塗り床全体の施工工期が長期化したり、施工コストが増大したりする。
一方、(1)のマンニッヒ系アミンの配合割合が20質量部を超える場合には、前記プライマ層の上に上塗り材を塗布して形成される上塗り層の、プライマ層に対する接着力が低下する。
この原因は、硬化速度の速い(1)のマンニッヒ系アミンの量が過剰であるため、(2)のジェファーミン系アミンによる、プライマの硬化反応を遅らせる効果が十分に得られないことと、マンニッヒ系アミンの合成過程でどうしても残存するフリーのMXDAが、硬化反応の途上で、特にプライマ層の表面近傍において空気中の二酸化炭素と反応して、塗り床の接着力を阻害する炭酸塩を生成することにある。
また(2)のジェファーミン系アミンの配合割合が20質量部未満では、当該ジェファーミン系アミンによる、プライマの硬化反応を遅らせる効果が十分に得られないため、プライマ層の上に上塗り材を塗布して形成される上塗り層の、プライマ層に対する接着力が低下する。
一方、(2)のジェファーミン系アミンの配合割合が40質量部を超える場合には、(1)のマンニッヒ系アミンによる、プライマの見かけの硬化を速やかに進行させる効果が十分に得られない。そのためプライマの塗布後、その上に上塗り材の塗布を開始できるまでに要する時間が長くなり、そのことが原因となって塗り床全体の施工工期が長期化したり、施工コストが増大したりする。
(3)のウレタン系ポリアミンの配合割合が30質量部未満では、当該ウレタン系ポリアミンによる、プライマ層に衝撃剥離耐性を付与する効果が得られない。そのため、特に緻密で吸い込みの少ないコンクリートや磁器タイル等の、接着が困難な下地に対するプライマ層の接着力が低下する。
一方、(3)のウレタン系ポリアミンの配合割合が50質量部を超える場合には、プライマ層の、ひいては塗り床全体での強度が低下して、例えば輪荷重走行性等の耐久性が低下する。
さらに(4)のシランカップリング剤の配合割合が1質量部未満では、当該シランカップリング剤による、前記接着が困難な下地に対するプライマの濡れ性を向上する効果が得られない。そのため、前記下地に対するプライマ層の接着力が低下する。
一方、(4)のシランカップリング剤の配合割合が3質量部を超える場合には、過剰のシランカップリング剤が、プライマ層の上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着を阻害するため、前記上塗り層の、プライマ層に対する接着力が低下する。
前記硬化剤は、前記(1)〜(4)の各成分に加えて、さらに
(5) 前記(1)のマンニッヒ系アミン中に含まれるフリーのMXDAと塩を形成しうるマスキング剤
をも含んでいるのが好ましい。
前記(5)のマスキング剤をフリーのMXDAと反応させて塩を形成させることにより、先に説明した、前記MXDAが空気中の二酸化炭素と反応して、プライマ層の表面近傍等に炭酸塩が生成されるのを抑制することができる。
そのため、プライマ層の上に上塗り材を塗布して形成される上塗り層の、プライマ層に対する接着力をより一層、向上することができる。
本発明によれば、緻密で吸い込みの少ないコンクリートや磁器タイル等の接着しにくい下地に対して、現状よりもさらに良好な接着力を有する上、その上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着力にも優れたプライマ層を形成できるプライマを提供することができる。
本発明のプライマは、エポキシ樹脂、および硬化剤を含むものであって、前記硬化剤は、
(1) マンニッヒ系アミン、
(2) ジェファーミン系アミン、
(3) ウレタン系ポリアミン、および
(4) シランカップリング剤
を少なくとも含むとともに、前記各成分の配合割合は、前記硬化剤の総量100質量部中、(1)のマンニッヒ系アミンが10質量部以上、20質量部以下、(2)のジェファーミン系アミンが20質量部以上、40質量部以下、(3)のウレタン系ポリアミンが30質量部以上、50質量部以下、(4)のシランカップリング剤が1質量部以上、3質量部以下であることを特徴とするものである。
前記本発明のプライマは、任意の形態で供給することができるが、特にエポキシ樹脂を含む主剤と前記硬化剤とからなる、いわゆる2液タイプ、特に塗布後に室温で硬化反応させることができる2液室温硬化タイプとして供給するのが好ましい。
〈硬化剤〉
硬化剤は、前記のように(1)〜(4)の各成分を少なくとも含む混合物からなる。また硬化剤は、さらに
(5) 前記(1)のマンニッヒ系アミン中に含まれるフリーのMXDAと塩を形成しうるマスキング剤
をも含んでいても良い。
(1) マンニッヒ系アミン
(1)のマンニッヒ系アミンとしては、MXDAのマンニッヒ付加物、すなわちMXDAと、フェノール、クレゾール等のメチロール化合物とをマンニッヒ反応させて合成される種々のマンニッヒ系アミンであって、エポキシ樹脂の硬化剤として機能しうるものがいずれも使用可能である。
かかるマンニッヒ系アミンとしては、例えば式(a):
Figure 2013014668
で表される化合物を有効成分とする大都産業(株)製の商品名ダイトクラールSK−900FBや、あるいは同社製の商品名ダイトクラールX−9518等が挙げられる。
前記マンニッヒ系アミンの配合割合は、硬化剤の総量100質量部中の10質量部以上、20質量部以下である必要がある。
マンニッヒ系アミンの配合割合が10質量部未満では、プライマの見かけの硬化を速やかに進行させることができない。そのためプライマの塗布後、その上に上塗り材の塗布を開始できるまでに要する時間が長くなり、そのことが原因となって塗り床全体の施工工期が長期化したり、施工コストが増大したりする。
一方、マンニッヒ系アミンの配合割合が20質量部を超える場合には、前記プライマ層の上に上塗り材を塗布して形成される上塗り層の、プライマ層に対する接着力が低下する。
この原因は、硬化速度の速いマンニッヒ系アミンの量が過剰であるため、(2)のジェファーミン系アミンによる、プライマの硬化反応を遅らせる効果が十分に得られないことと、マンニッヒ系アミンの合成過程でどうしても残存するフリーのMXDAが、硬化反応の途上で、特にプライマ層の表面近傍において空気中の二酸化炭素と反応して、塗り床の接着力を阻害する炭酸塩を生成することにある。
(2) ジェファーミン系アミン
(2)のジェファーミン系アミンとしては、ポリプロピレングリコールの末端をアミンで置換した種々のアミン化物(ジアミン、トリアミン)であって、エポキシ樹脂の硬化剤として機能しうるものがいずれも使用可能である。
かかるジェファーミン系アミンとしては、例えば式(b):
Figure 2013014668
で表される化合物を有効成分とする大都産業(株)製の商品名ダイトクラールJ−1033や、あるいは同社製の商品名ダイトクラールJ−740等が挙げられる。
前記ジェファーミン系アミンの配合割合は、硬化剤の総量100質量部中の20質量部以上、40質量部以下である必要がある。
ジェファーミン系アミンの配合割合が20質量部未満では、当該ジェファーミン系アミンによる、プライマの硬化反応を遅らせる効果が十分に得られないため、プライマ層の上に上塗り材を塗布して形成される上塗り層の、プライマ層に対する接着力が低下する。
一方、ジェファーミン系アミンの配合割合が40質量部を超える場合には、(1)のマンニッヒ系アミンによる、プライマの見かけの硬化を速やかに進行させる効果が十分に得られない。そのためプライマの塗布後、その上に上塗り材の塗布を開始できるまでに要する時間が長くなり、そのことが原因となって塗り床全体の施工工期が長期化したり、施工コストが増大したりする。
(3) ウレタン系ポリアミン
(3)のウレタン系ポリアミンとしては、主鎖がウレタン骨格を含む種々のポリアミンであって、エポキシ樹脂の硬化剤として機能しうるものがいずれも使用可能である。
かかるウレタン系ポリアミンとしては、例えば大都産業(株)製の商品名ダイトクラールU−4070、商品名ダイトクラールU−5496F等が挙げられる。
前記ウレタン系ポリアミンの配合割合は、硬化剤の総量100質量部中の30質量部以上、50質量部以下である必要がある。
ウレタン系ポリアミンの配合割合が30質量部未満では、当該ウレタン系ポリアミンによる、プライマ層に衝撃剥離耐性を付与する効果が得られない。そのため、特に緻密で吸い込みの少ないコンクリートや磁器タイル等の、接着が困難な下地に対するプライマ層の接着力が低下する。
一方、ウレタン系ポリアミンの配合割合が50質量部を超える場合には、プライマ層の、ひいては塗り床全体での強度が低下して、例えば輪荷重走行性等の耐久性が低下する。
(4) シランカップリング剤
(4)のシランカップリング剤としては、アルコキシシランを基本骨格として、同一分子内に、有機材料と結合する任意の有機官能性基と、アルコキシ基や塩素等の、無機材料と反応する加水分解性基とを有する種々のシラン化合物がいずれも使用可能である。
特に有機官能性基がアミノ基であるシランカップリング剤が好ましい。かかるシランカップリング剤は、接着が困難な下地に対するプライマの濡れ性を向上する効果を有するだけでなく、前記アミノ基が、エポキシ樹脂中のグリシジル基(エポキシ基)と反応することで、プライマ層の、前記下地に対する接着力を向上する効果をも有している。
前記有機官能性基がアミノ基であるシランカップリング剤としては、例えばN−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、
3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−トリエトキシシリル−N−(1,3−ジメチル−ブチリデン)プロピルアミン、N−フェニル−3−アミノトリメトキシシラン、N−(ビニルベンジル)−2−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシランの塩酸塩等の1種または2種以上が挙げられる。
前記シランカップリング剤の配合割合は、硬化剤の総量100質量部中の1質量部以上、3質量部以下である必要がある。
シランカップリング剤の配合割合が1質量部未満では、当該シランカップリング剤による、前記接着が困難な下地に対するプライマの濡れ性を向上する効果が得られない。そのため、前記下地に対するプライマ層の接着力が低下する。
一方、シランカップリング剤の配合割合が3質量部を超える場合には、過剰のシランカップリング剤が、プライマ層の上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着を阻害するため、前記上塗り層の、プライマ層に対する接着力が低下する。
(5) マスキング剤
前記硬化剤は、前記(1)のマンニッヒ系アミン中に含まれるフリーのMXDAと塩を形成しうるマスキング剤をも含んでいるのが好ましい。
前記マスキング剤をフリーのMXDAと反応させて塩を形成させることにより、先に説明した、前記MXDAが空気中の二酸化炭素と反応して、プライマ層の表面近傍等に炭酸塩が生成されるのを抑制することができる。
そのため、プライマ層の上に上塗り材を塗布して形成される上塗り層の、プライマ層に対する接着力をより一層、向上することができる。
前記マスキング剤としては、MXDAと塩を形成しうる種々の化合物であって、なおかつエポキシ樹脂と、前記(1)〜(3)(あるいは、さらに(4))の各成分との硬化反応を妨げない種々の化合物がいずれも使用可能である。
前記マスキング剤としては、例えばパラドデシルフェノール、パラターシャリーブチルフェノール、オルソセカンダリーブチルフェノール等が挙げられる。
前記マスキング剤の配合割合は、硬化剤の総量100質量部中の5質量部以上であるのが好ましく、25質量部以下であるのが好ましい。
マスキング剤の配合割合が5質量部未満では、当該マスキング剤による、MXDAと塩を形成して、前記MXDAが上塗り層の接着を阻害する炭酸塩を形成するのを防止する効果が十分に得られず、前記上塗り層の、プライマ層に対する接着力が低下するおそれがある。
一方、マスキング剤の配合割合が25質量部を超える場合には、プライマ層の、ひいては塗り床全体での強度が低下して、例えば輪荷重走行性等の耐久性が低下するおそれがある。
硬化剤には、前記各成分に加えて、さらに可塑剤、軟化剤等の粘度低下ないし相溶性向上のための添加剤や、あるいはチキソトロピー性付与剤、表面張力低下剤等の各種添加剤を任意の割合で配合することもできる。
〈主剤〉
主剤を構成するエポキシ樹脂としては、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂等のグリシジルエーテル型エポキシ樹脂;ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル、ダイマー酸グリシジルエステル等のグリシジルエステル型エポキシ樹脂;トリグリシジルイソシアヌレート、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン等のグリシジルアミン型エポキシ樹脂;エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化大豆油等の線状脂肪族エポキサイド;3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチルカルボキシレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチルカルボキシレート等の脂環族エポキシサイドなどの1種または2種以上が挙げられる。
特に主剤と硬化剤とを所定の割合で配合して調製したプライマに、下地上に所定の塗布方法で塗布することができる適度な粘度や流動性等を付与するためには、エポキシ樹脂として液状のものを用いるのが好ましい。
また前記粘度や流動性等を付与するため、主剤には、前記エポキシ樹脂に加えて、さらに反応性希釈剤、チキソトロピー性付与剤、表面張力低下剤、溶剤等の各種添加剤を、任意の割合で配合することもできる。
このうち反応性希釈剤としては、例えばエチレングリコールモノまたはジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールモノまたはジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールモノまたはジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールモノまたはジグリシジルエーテル、炭素数8以上、特に10以上の長鎖アルキレングリコールのモノまたはジグリシジルエーテル、グリセリンポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル等の多価アルコールのモノまたはポリグリシジルエーテルの1種または2種以上が好ましい。
また反応性希釈剤としては、例えばオクチレンオキサイド等のオレフィンオキサイド、ブチルグリシジルエーテル、スチレンオキサイド、フェニルグリシジルエーテル、p−ブチルフェノールグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエーテル、3−(ペンタデシル)フェニルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル、シクロヘキセンビニルモノオキサイド、ジペンテンモノオキサイド、α−ピネンオキサイド等のモノエポキシ化合物などの低粘度のモノまたはポリエポキシ化合物の1種または2種以上も挙げられる。
〈その他〉
前記主剤および/または硬化剤に配合しても良いチキソトロピー性付与剤としては、例えばケイ酸系(微粒子無水ケイ酸ないしヒュームドシリカ)、含水ケイ素マグネシウム系(セピオライト、クリソスタイル等)、ケイ酸アルミニウム系(モンモリロナイト系ベントナイト、ゼオライト等)などの無機化合物、層間に有機分子を吸着させた有機ベントナイト等の有機化した無機化合物、ポリヒドロキシカルボン酸またはそのアミド、ポリアクリル酸ソーダ、ジベンザルソルビット、ある種の界面活性剤などの有機化合物等の1種または2種以上が挙げられる。
また表面張力低下剤としては、例えばポリヒドロキシカルボン酸アミド、シリコーン変性ポリアクリレート、ポリシロキサン等の1種または2種以上が挙げられる。また前記チキソトロピー性付与剤の中には表面張力低下作用を有するものがあり、かかるチキソトロピー性付与剤を表面張力低下剤として兼用することもできる。
前記主剤と硬化剤とは、前記主剤の有効成分であるエポキシ樹脂の官能基(エポキシ基)当量と、硬化剤を構成する前記各成分の合計の官能基当量とがあらかじめ設定された当量比の範囲内となるように、その配合割合を設定すればよい。
本発明によれば、前記(1)〜(4)の各成分を含む硬化剤を、エポキシ樹脂と組み合わせることにより、従来は接着しにくい下地に対してさらに良好な接着力を有する上、その上に上塗り材を塗布し、硬化させて形成される上塗り層の接着力にも優れたプライマ層を形成することが可能となる。
したがって本発明によれば、特に接着しにくい下地の研磨作業や、あるいはプライマ層の研磨作業を軽減して、塗り床の施工工期の短縮や施工コストの削減を図ることができる。
〈実施例1〉
下記の主剤、および硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
(主剤)
液状のエポキシ樹脂〔三菱化学(株)製のjER(登録商標)828〕85質量部に、溶剤としてのベンジルアルコール15質量部を配合し、混合して主剤を調製した。
(硬化剤)
前記(1)のマンニッヒ系アミン〔大都産業(株)製の商品名ダイトクラールSK−900FB〕20質量部、(2)のジェファーミン系アミン〔大都産業(株)製の商品名ダイトクラールJ−1033〕25質量部、(3)のウレタン系ポリアミン〔大都産業(株)製の商品名ダイトクラールU−4070〕30質量部、(4)のシランカップリング剤としての3−アミノプロピルトリメトキシシラン〔信越化学工業(株)製のKBM−903〕1質量部、および(5)のマスキング剤としてのパラドデシルフェノール24質量部を配合し、混合して硬化剤を調製した。
〈実施例2〉
硬化剤における、(4)のシランカップリング剤の量を3質量部、(5)のマスキング剤の量を22質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈実施例3〉
硬化剤における、(1)のマンニッヒ系アミンの量を10質量部、(2)のジェファーミン系アミンの量を40質量部、(5)のマスキング剤の量を19質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈実施例4〉
硬化剤における、(2)のジェファーミン系アミンの量を20質量部、(3)のウレタン系ポリアミンの量を50質量部、(5)のマスキング剤の量を9質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈比較例1〉
硬化剤中に(4)のシランカップリング剤を配合せず、かつ(5)のマスキング剤の量を25質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈比較例2〉
硬化剤における、(4)のシランカップリング剤の量を4質量部、(5)のマスキング剤の量を21質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈比較例3〉
硬化剤における、(4)のシランカップリング剤の量を5質量部、(5)のマスキング剤の量を20質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈比較例4〉
硬化剤中に、(3)のウレタン系ポリアミンを配合せず、かつ(2)のジェファーミン系アミンの量を60質量部、(5)のマスキング剤の量を19質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈比較例5〉
硬化剤における、(2)のジェファーミン系アミンの量を50質量部、(3)のウレタン系ポリアミンの量を10質量部、(5)のマスキング剤の量を19質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈比較例6〉
硬化剤における、(1)のマンニッヒ系アミンの量を30質量部、(2)のジェファーミン系アミンの量を40質量部、(3)のウレタン系ポリアミンの量を20質量部、(5)のマスキング剤の量を9質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈比較例7〉
硬化剤における、(1)のマンニッヒ系アミンの量を30質量部、(2)のジェファーミン系アミンの量を30質量部、(5)のマスキング剤の量を9質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、前記主剤と硬化剤とからなる2液室温硬化タイプのプライマを調製した。
〈下地に対する接着力評価〉
実施例、比較例で調製した主剤と硬化剤とを主剤/硬化剤(質量比)=2/1で配合し、混合したのち、下地としての磁器タイル〔株式会社LIXIL(リクシル)製〕の表面に、塗布厚み0.2kg/mとなるように塗布し、23℃で7日間、硬化養生させてプライマ層を形成した。
次いで前記プライマ層の、下地に対する接着力を、日本工業規格JIS K5600−5−6:1999「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)」に準拠して、隙間間隔2mm(25マス)の条件で評価した。
すなわちクロスカットし、テープを貼り付けて剥離した後のプライマ層の状態を、同規格で規定された分類0〜5の6段階に分類し、下記3段階でプライマ層の接着力を評価した。
○:分類0または1、接着力良好。
×:分類2、接着力不良。
××:分類3〜5、接着力極めて不良。
〈上塗り層の接着力評価〉
実施例、比較例で調製した主剤と硬化剤とを主剤/硬化剤(質量比)=2/1で配合し、混合したのち、下地としてのコンクリート平板ブロックの表面に、塗布厚み0.2kg/mとなるように塗布し、23℃で1日間、硬化養生させてプライマ層を形成した。
次いで前記プライマ層の表面に、上塗り剤としてのエポキシ樹脂系塗り床材〔住友ゴム工業(株)製のグリップコート(登録商標)G−30ベースコート〕を、塗布厚み0.2kg/mとなるように塗布し、23℃で7日間、硬化養生させて上塗り層を形成した。
次いで前記上塗り層の、プライマ層に対する接着力を、前記JIS K5600−5−6:1999「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)」に準拠して、隙間間隔2mm(25マス)の条件で評価した。
すなわちクロスカットし、透明感圧付着テープを貼り付けて剥離した後の上塗り層の状態を、同規格で規定された分類0〜5の6段階に分類し、下記3段階で上塗り層の接着力を評価した。
○:分類0または1、接着力良好。
×:分類2、接着力不良。
××:分類3〜5、接着力極めて不良。
〈下地に対する衝撃剥離耐性評価〉
実施例、比較例で調製した主剤と硬化剤とを主剤/硬化剤(質量比)=2/1で配合し、混合したのち、下地としての磁器タイル〔株式会社LIXIL(リクシル)製〕の表面に、塗布厚み0.2kg/mとなるように塗布し、23℃で7日間、硬化養生させてプライマ層を形成した。
次いで前記プライマ層の、下地に対する衝撃剥離耐性を、前記JIS K5600−5−6:1999「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)」に準拠して、隙間間隔1mm(100マス)の条件で評価した。
すなわちクロスカットし、テープを貼り付けて剥離した後のプライマ層の状態を、同規格で規定された分類0〜5の6段階に分類し、下記3段階でプライマ層の衝撃剥離耐性を評価した。
○:分類0または1、衝撃剥離耐性良好。
×:分類2、衝撃剥離耐性不良。
××:分類3〜5、衝撃剥離耐性極めて不良。
以上の結果を表1、表2に示す。
Figure 2013014668
Figure 2013014668
表1の比較例1の結果より、硬化剤の総量100質量部中の(4)のシランカップリング剤の配合割合が1質量部未満では、下地に対するプライマ層の接着力が低下することが判った。また比較例2、および表2の比較例3の結果より、前記(4)のシランカップリング剤の配合割合が3質量部を超える場合には、プライマ層に対する上塗り層の接着力が低下することが判った。
表2の比較例4〜6の結果より、硬化剤の総量100質量部中の(3)のウレタン系ポリアミンの配合割合が30質量部未満では、下地に対するプライマ層の衝撃剥離耐性が低下することが判った。
さらに表2の比較例6、7の結果より、硬化剤の総量100質量部中の(1)のマンニッヒ系アミンの配合割合が20質量部を超える場合には、プライマ層に対する上塗り層の接着力が低下することが判った。
これに対し表1の実施例1〜4の結果より、(1)〜(4)の各成分の配合割合を本発明で規定した範囲内とすることにより、下地に対するプライマ層の接着力、プライマ層に対する上塗り層の接着力、および下地に対するプライマ層の衝撃剥離耐性を、いずれも向上できることが判った。

Claims (2)

  1. エポキシ樹脂、および硬化剤を含む塗り床用のプライマであって、前記硬化剤は、
    (1) メタキシリレンジアミンのマンニッヒ付加物、
    (2) ポリプロピレングリコールの末端アミン化物、
    (3) ウレタン骨格を有するポリアミン、および
    (4) シランカップリング剤
    を少なくとも含むとともに、前記各成分の配合割合は、前記硬化剤の総量100質量部中、(1)のマンニッヒ付加物が10質量部以上、20質量部以下、(2)の両末端アミン化物が20質量部以上、40質量部以下、(3)のポリアミンが30質量部以上、50質量部以下、(4)のシランカップリング剤が1質量部以上、3質量部以下であることを特徴とするプライマ。
  2. 前記硬化剤は、(1)のマンニッヒ付加物中に含まれるフリーのメタキシリレンジアミンと塩を形成しうるマスキング剤をも含んでいる請求項1に記載のプライマ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014119741A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 中国塗料株式会社 2成分型プライマー、プライマー塗膜、積層防汚塗膜および基材の防汚方法
WO2016017446A1 (ja) * 2014-07-28 2016-02-04 日東電工株式会社 プライマー組成物および複合物品

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