JP2001011422A - 湿潤面に対する接着性に優れた接着剤組成物 - Google Patents

湿潤面に対する接着性に優れた接着剤組成物

Info

Publication number
JP2001011422A
JP2001011422A JP11185890A JP18589099A JP2001011422A JP 2001011422 A JP2001011422 A JP 2001011422A JP 11185890 A JP11185890 A JP 11185890A JP 18589099 A JP18589099 A JP 18589099A JP 2001011422 A JP2001011422 A JP 2001011422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive composition
weight
parts
anionic surfactant
modified silicone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11185890A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuteru Matsuura
信輝 松浦
Kyuichi Horii
久一 堀井
Hidehiro Kitazawa
英宏 北沢
Hideji Ito
秀治 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konishi Co Ltd
Original Assignee
Konishi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konishi Co Ltd filed Critical Konishi Co Ltd
Priority to JP11185890A priority Critical patent/JP2001011422A/ja
Publication of JP2001011422A publication Critical patent/JP2001011422A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿潤被着面への塗布性に優れ、湿潤被着面に
対する接着強さを高めうる接着剤組成物を提供する。 【解決手段】 この接着剤組成物は、変成シリコーン樹
脂と、一般式(I)で表されるアニオン系界面活性剤と
を含有する。 【化1】 (式中、Rは脂肪族炭化水素基又は芳香族基を含む炭化
水素基を表し、R’はH又はCH2−O−CH2−CH=
CH2を表し、nは4〜20を表す。) この接着剤組成物中には、更に、セメント及び/又は石
膏を含有していても良い。変成シリコーン樹脂とアニオ
ン系界面活性剤との配合割合は、変成シリコーン樹脂1
00重量部に対して、アニオン系界面活性剤0.5〜2
0重量部であるのが好ましい。また、セメント及び/又
は石膏の配合割合は、変成シリコーン樹脂100重量部
に対して、50〜1000重量部であるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿潤被着面への塗
布性に優れ、また湿潤被着面に対する接着強さを高めう
る接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンクリートやモルタルの施
工に関して、以下のような工法が採用されている。例え
ば、コンクリートやモルタルを打った後、コンクリート
等の接合部(目地)に、防水や止水を目的として、接着
剤を塗布することが行われている(シールド工法)。ま
た、旧コンクリートや旧モルタル面に接着剤を塗布した
後、新コンクリートや新モルタルを打ち継ぐことも行わ
れている(コンクリート打ち継ぎ工法)。
【0003】このような工法においては、接着剤の塗布
面であるコンクリート面やモルタル面の被着面が湿潤し
ていることが多く、接着剤が塗布しにくい、或いは接着
剤によって接着しても十分な接着強さが得られないとい
う欠点があった。即ち、被着面の水分が接着剤を撥くた
め、接着剤を塗布しにくくなったり、或いは被着面の水
分が接着を阻害するため、十分な接着強さが得られない
ということがあったのである。従って、目地の防水や止
水が不十分になったり、或いは目地に塗布された接着剤
が剥がれ易くなったり、或いは打ち継がれた新コンクリ
ートや新モルタルが剥がれ易いということがあった。こ
のような欠点を解決するための手段として、以下のよう
な種々のものが提案されている。例えば、接着剤組成物
中に、水分を吸収する充填剤(セメント等)を配合する
という手段や、水分を乳化して接着剤組成物中に取り込
んでしまうアミン塩系界面活性剤を配合するという手段
が提案されている(定期刊行物「工業材料 第31巻第
4号」第35〜41頁)。また、接着剤組成物中に、水
に易溶性でない有機アミン,セメント及び界面活性剤を
配合するという手段も提案されている(特公昭54−2
7390号公報)。特公昭54−27390号公報に記
載された界面活性剤としては、ポリエチレンオキサイド
系のノニオン界面活性剤や,脂肪族アミン塩系又はアン
モニウム塩系のカチオン界面活性剤が、好適であると記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような技術状況
下において、本発明者等は、湿潤被着面への接着性の向
上(塗布性や接着強さの向上)を図るべく、接着剤組成
物中に種々の界面活性剤等を添加配合して、研究を行っ
ていたところ、ある特定のアニオン系界面活性剤を添加
配合すれば、他の界面活性剤を添加配合した場合に比べ
て、湿潤被着面への接着性が格段に向上せしめられるこ
とを発見した。特に、変成シリコーン樹脂と特定のアニ
オン系界面活性剤との組み合わせにより、湿潤被着面へ
の接着性が格段に向上せしめられることを発見した。本
発明は、このような発見に基づいてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、変成シ
リコーン樹脂と、下記一般式(I)で表されるアニオン
系界面活性剤とを含有することを特徴とする接着剤組成
物に関するものである。
【化2】 (式中、Rは脂肪族炭化水素基又は芳香族基を含む炭化
水素基を表し、R’はH又はCH2−O−CH2−CH=
CH2を表し、nは4〜20を表す。)
【0006】本発明において用いる変成シリコーン樹脂
とは、下記化3で示される加水分解性ケイ素官能基を末
端に有するポリエーテル共重合体を言う。この変成シリ
コーン樹脂は、硬化した接着剤組成物に可撓性を与える
ためのものである。硬化した接着剤組成物に可撓性があ
ると、各種衝撃による剥離を防止することができ、例え
ば、コンクリートの目地に適用した場合、目地(コンク
リートの接合部)の寸法が変動したときでも、よく追随
させることができ、その剥離を防止することができるの
である。また、旧コンクリート等と新コンクリート等を
打ち継いだ場合においても、各種衝撃により、旧コンク
リート等と新コンクリート等との間に剪断力が作用した
とき、その剪断力を接着剤組成物の可撓性によって、よ
く吸収でき、新コンクリート等の剥離を防止しうるので
ある。なお、末端以外の骨格部分は、エーテル結合を有
するものであれば、任意のものが採用しうるが、一般的
にはポリオキシアルキレンエーテルやアクリルポリマー
を含むポリオキシアルキレンエーテルが採用される。
【化3】 (式中、R1は炭素数1〜12のアルキル基を表し、R2
は炭素数1〜6のアルキル基を表し、mは0〜2の整数
である。) このような変成シリコーン樹脂の具体例としては、ポリ
(メチルジメトキシシリルエーテル)等が例示され、変
成シリコーン樹脂として一般的に市販されているもので
あれば、どのようなものでも使用することができる。例
えば、鐘淵化学工業社製の商品名MSポリマー203,
MSポリマー303,サイリルSAT30,サイリルS
AT200,サイリルSAT350,サイリルMA43
0,サイリルMA440,サイリルMA447,サイリ
ルMA450等が挙げられる。なお、変成シリコーン樹
脂は、一種類のみ使用してもよいし、二種類以上を混合
して使用してもよいことは、言うまでもない。
【0007】本発明に係る接着剤組成物の主体は、前記
した変成シリコーン樹脂単独であっても良いし、更に変
成シリコーン樹脂とエポキシ樹脂とを併用しても良い。
エポキシ樹脂を併用すると、硬化した接着剤組成物に、
適度な可撓性と適度な硬度を付与しうるため、好ましい
ものである。この際用いるエポキシ樹脂としては、例え
ば、ビフェニール、ビスフェノールA、ビスフェノール
F、ビスフェノールAD、ビスフェノールS等とエピク
ロルヒドリンを反応させて得られるビフェニル型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノ
ールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ
樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂等や、これらを
水添化あるいは臭素化したエポキシ樹脂、グリシジルエ
ステル型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ウ
レタン結合を有するウレタン変性エポキシ樹脂、メタキ
シレンジアミンやヒダントインなどをエポキシ化した含
窒素エポキシ樹脂、ポリブタジエンあるいはNBRを含
有するゴム変性エポキシ樹脂等があげられるが、硬化し
て良好な被着性を示すものであれば、これらに限定され
るものではない。
【0008】エポキシ樹脂を併用する場合、変成シリコ
ーン樹脂とエポキシ樹脂との重量割合は、以下のとおり
であるのが好ましい。即ち、変成シリコーン樹脂100
重量部に対して、エポキシ樹脂を10〜200重量部配
合するのが好ましく、特に20〜100重量部配合する
のがより好ましく、更に35〜100重量部配合するの
が最も好ましい。変成シリコーン樹脂100重量部に対
するエポキシ樹脂の重量割合が10重量部未満である
と、硬化した接着剤組成物に適度な硬度を付与しにくく
なる傾向が生じる。また、変成シリコーン樹脂100重
量部に対するエポキシ樹脂の重量割合が200重量部を
超えると、硬化後の接着剤組成物が硬くなりすぎる傾向
が生じる。
【0009】本発明に係る接着剤組成物中には、変成シ
リコーン樹脂の硬化触媒が添加配合されることは、言う
までもない。変成シリコーン樹脂の硬化触媒としては、
従来公知のものを使用でき、例えば、オクチル酸錫、ス
テアリン酸錫、ナフテン酸鉄、オクチル酸鉛などの金属
有機カルボン酸塩、ジ−n−ブチル錫−ジラウレート、
ジ−n−ブチル錫−ジラウレート、ジ−n−ブチル錫−
ジフタレートなどの有機錫、アルキルチタン酸塩等を単
独でもしくは混合して使用できる。また、エポキシ樹脂
が併用される場合には、エポキシ樹脂の硬化剤(硬化触
媒)が添加配合されることは、言うまでもない。エポキ
シ樹脂の硬化剤としても、従来公知のものを使用でき、
脂肪族ポリアミン類,脂環式ポリアミン類,ノルボルナ
ンジアミン−エポキシアダクト体(特開平8−2535
56号公報),マンニッヒ塩基化合物と脂肪族ポリエー
テルジアミンとの混合物(特開平10−339040号
公報),親水性ケチミン或いは疎水性ケチミン等を使用
することができる。
【0010】本発明において特徴的なことは、接着剤組
成物中に下記一般式(I)で表されるアニオン系界面活
性剤が添加配合されていることである。
【化4】 (式中、Rは脂肪族炭化水素基又は芳香族基を含む炭化
水素基を表し、R’はH又はCH2−O−CH2−CH=
CH2を表し、nは4〜20を表す。) 一般式(I)のRは、一般的に、アルキル基やアルケニ
ル基等の脂肪族炭化水素基、又はアルキルフェニル基や
アルケニルフェニル基等の芳香族基を含む炭化水素基が
用いられる。そして、いずれの場合も、炭化水素基の炭
素数は、12〜22程度であるのが好ましい。このよう
なアニオン系界面活性剤は、一般に、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸アンモニウム塩(アルキルエト
キシレート硫酸アンモニウム塩),ポリオキシエチレン
アルケニルエーテル硫酸アンモニウム塩(アルケニルエ
トキシレート硫酸アンモニウム塩),ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル硫酸アンモニウム塩(アル
キルフェノールエトキシレート硫酸アンモニウム塩),
ポリオキシエチレンアルケニルフェニルエーテル硫酸ア
ンモニウム塩(アルケニルフェノールエトキシレート硫
酸アンモニウム塩)等と命名されるものである。本発明
において特に好ましいのは、ノニルフェノールエトキシ
レート硫酸アンモニウム塩又は下記構造式(II)で表さ
れるノニルフェノールビニル基含有エトキシレート硫酸
アンモニウム塩である。
【化5】 (式中、R3はノニルフェニル基を表し、nは4〜20
を表す。)
【0011】このアニオン系界面活性剤の第一の特徴
は、陰イオン性(アニオン性)であるということであ
る。従来使用されていたカチオン性界面活性剤やノニオ
ン性界面活性剤に比べて、本発明で用いるアニオン系界
面活性剤は、湿潤被着面への接着性が格段に向上するの
である。第二の特徴は、エチレンオキサイドが4〜20
モル付加されているということである。エチレンオキサ
イドの付加モル数が4モル未満であったり、20モルを
超えると、湿潤被着面への接着性が格段に向上するとは
言えなくなる。第三の特徴は、塩形成のイオンがアンモ
ニウムであるということである。塩形成のイオンがアン
モニウム外の、ナトリウム等であると、湿潤被着面への
接着性が格段に向上するとは言えなくなる。
【0012】このようなアニオン系界面活性剤の配合量
は、特に限定されるものではないが、変成シリコーン樹
脂100重量部に対して、0.5〜20重量部であるの
が好ましい。アニオン系界面活性剤の配合量が0.5重
量部未満になると、湿潤被着面への塗布性や接着強さが
低下する傾向が生じる。また、この配合量が20重量部
を超えると、湿潤被着面への接着強さが低下する傾向が
生じる。
【0013】本発明に係る接着剤組成物は、基本的に
は、変成シリコーン樹脂(必要により、エポキシ樹脂を
併用)と、一般式(I)で表されるアニオン系界面活性
剤とを含有するものであるが、更に、セメント及び/又
は石膏が含有されていても良い。これらは、湿潤被着面
の水分を吸収し、接着阻害の因子である水分を接着剤組
成物中に取り込むものであり、湿潤被着面への接着強さ
をより向上させうるものである。セメント及び/又は石
膏の配合量も、特に限定されるものではないが、変成シ
リコーン樹脂100重量部に対して、50〜1000重
量部であるのが好ましい。セメント及び/又は石膏の配
合量が50重量部未満になると、湿潤被着面への接着強
さが低下する傾向が生じる。また、この配合量が100
0重量部を超えると、接着剤組成物の粘度が高くなりす
ぎて、作業性が悪くなる傾向が生じる。また、セメント
や石膏の近縁物質である、生石灰,石灰,酸化カルシウ
ムも同様に用いることができる。なお、セメントとして
は、従来公知のものであればどのようなものでも使用し
うるが、特に、普通ポルトランドセメント,早強ポルト
ランドセメント,超早強ポルトランドセメント,白色ポ
ルトランドセメント等を用いるのが好ましい。また、石
膏としても、従来公知のものであればどのようなもので
も使用しうるが、特に、無水石膏や半水石膏等を用いる
のが好ましい。
【0014】本発明に係る接着剤組成物中には、従来公
知の任意の他成分が含有されていても良い。例えば、重
質炭酸カルシウム,表面処理炭酸カルシウム,カオリ
ン,クレー,タルク,珪砂,シリカ等の充填剤、酸化チ
タン,カーボンブラック,染料等の顔料、アルコール
類,ケトン類,芳香族炭化水素等の有機溶剤,モノ或い
はジ或いはトリエポキサイド化合物等の反応性希釈剤、
シランカップリング剤、顔料分散剤、消泡剤、チタンカ
ップリング剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の各種添加
剤が配合されていても良い。また、本発明に係る接着剤
組成物は、1液湿気硬化型接着剤組成物として、当初か
ら硬化触媒を添加配合させておいて用いても良いし、樹
脂と硬化触媒とを分離し、A剤とB剤とからなる2液硬
化型接着剤組成物として、使用前に、A剤とB剤とを混
合して用いても良い。2液硬化型接着剤組成物とする場
合、本発明に用いる特定のアニオン系界面活性剤は、A
剤又はB剤のいずれに配合されていても良い。
【0015】本発明に係る接着剤組成物を1液湿気硬化
型接着剤組成物とする場合、従来公知の方法で製造すれ
ば良い。一例を挙げれば、以下のとおりである。攪拌
機、コンデンサー、加熱装置、減圧脱水装置、窒素気流
装置を備えた密閉式加工釜を用い、釜中に変成シリコー
ン樹脂(エポキシ樹脂を併用するときは、エポキシ樹脂
も)及びアニオン系界面活性剤を仕込む。窒素気流装置
を用い、窒素還流下で、所望により改質剤或いは添加剤
を配合し、均質混合する。この後、最終的に変成シリコ
ーン樹脂用硬化触媒(エポキシ樹脂を併用したときは、
エポキシ樹脂用硬化剤)を配合し、均質混合して、1液
湿気硬化型接着剤組成物を得る。そして、窒素置換を施
した密閉容器に、この1液湿気硬化型接着剤組成物を収
納すれば、最終製品となる。なお、改質剤或いは添加剤
に水分が含まれている場合には、貯蔵中に硬化しやすく
なり貯蔵安定性が低下するので、改質剤或いは添加剤の
水分を脱水除去しておくのが好ましい。水分の脱水は、
改質剤或いは添加剤を配合する前に行っても良いし、変
成シリコーン樹脂にこれらを配合した後に、加熱や減圧
等の手段で脱水しても良い。また、本発明に係る接着剤
組成物を2液硬化型接着剤組成物とする場合は、変成シ
リコーン樹脂と、その硬化触媒とを別々の容器に収納す
れば良いだけである。この場合は、変成シリコーン樹脂
が貯蔵中に硬化する恐れはないから、改質剤や添加剤等
の脱水は不要となる。アニオン系界面活性剤等の他の成
分は、変成シリコーン樹脂側に添加混合しておいても良
いし、硬化触媒側に添加混合しておいても良い。
【0016】以下、実施例に基づいて本発明を説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。本発明
は、特定のアニオン系界面活性剤が添加配合されてなる
接着剤組成物を用いれば、湿潤被着面への接着性が格段
に向上するとの発見に基づくものとして、解釈されるべ
きである。
【0017】
【実施例】実施例1 変成シリコーン樹脂1(鐘淵化学工業製、商品名MSポ
リマー203)50重量部、変成シリコーン樹脂2(鐘
淵化学工業製、商品名MSポリマー303)50重量
部、エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ製、商品名エピ
コート828)35重量部、重質炭酸カルシウム(日東
粉化製、商品名NS400)100重量部、表面処理炭
酸カルシウム(白石カルシウム製、商品名白艶華CC)
50重量部、アニオン系界面活性剤〔第一工業製薬製、
商品名ハイテノールN−08、ノニルフェノールエトキ
シレート(エチレンオキサイド6モル付加)硫酸アンモ
ニウム塩〕5重量部を、100℃で15トール及び2時
間の条件で減圧・加熱し、均一になるまで攪拌混合す
る。均一になれば室温まで冷却し、そこへエポキシ樹脂
用硬化剤としてケチミン(2,4,12,14−テトラ
メチル−5,8,11−トリアザ−4,11−ペンタデ
カン1モルと、スチレンオキサイド1モルを150℃×
1時間加熱反応させて得られたもの。その構造式は化6
のとおり。)10重量部、ビニルシランカップリング剤
(信越化学工業製、商品名KBM1003)5重量部、
エポキシシランカップリング剤(信越化学工業製、商品
名KBM403)2重量部及び変成シリコーン樹脂用硬
化触媒としてジブチル錫化合物(三共有機合成製、商品
名スタン918)2重量部を加え、減圧攪拌して1液湿
気硬化型接着剤組成物を得た。〔ケチミン〕
【化6】 (式中、R10はスチレンオキサイド基である。)
【0018】実施例2〜5 アニオン系界面活性剤の配合量を、各々、2.5重量
部、10重量部、20重量部、30重量部とした他は、
実施例1と同様にして、1液湿気硬化型接着剤組成物を
得た。
【0019】実施例6 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、ノニルフェノー
ルエトキシレート(エチレンオキサイド4モル付加)硫
酸アンモニウム塩(第一工業製薬製、商品名ハイテノー
ルN−07)を用いる他は、実施例1と同様にして、1
液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0020】実施例7 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、下記化7で表さ
れるノニルフェノールビニル基含有エトキシレート(エ
チレンオキサイド10モル付加)硫酸アンモニウム塩
(旭電化工業製、商品名アデカリアソープSE−10
N)を用いる他は、実施例1と同様にして、1液湿気硬
化型接着剤組成物を得た。
【化7】 (式中、R3はノニルフェニル基を表し、nは11を表
す。)
【0021】実施例8 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、下記化8で表さ
れるアリル基含有ノニルフェノールエトキシレート(エ
チレンオキサイド10モル付加)硫酸アンモニウム塩
(第一工業製薬製、商品名アクアロンHS−10)を用
いる他は、実施例1と同様にして、1液湿気硬化型接着
剤組成物を得た。
【化8】 (式中、nは10である。)
【0022】比較例1 アニオン系界面活性剤を用いない他は、実施例1と同様
にして、1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0023】比較例2 アニオン系界面活性剤に代えて、ノニオン系界面活性剤
〔旭電化工業製、商品名アデカNP650、ノニルフェ
ノールエトキシレート(エチレンオキサイド5モル付
加)〕を用いる他は、実施例1と同様にして、1液湿気
硬化型接着剤組成物を得た。
【0024】比較例3 アニオン系界面活性剤に代えて、カチオン系界面活性剤
(花王製、サニゾールC)を用いる他は、実施例1と同
様にして、1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0025】比較例4 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、ノニルフェノー
ルエトキシレート(エチレンオキサイド21モル付加)
硫酸アンモニウム塩(第一工業製薬製、商品名ハイテノ
ールN−17)を用いる他は、実施例1と同様にして、
1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0026】実施例9 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、3核体フェノー
ルエトキシレート(エチレンオキサイド4モル付加)硫
酸アンモニウム塩(第一工業製薬製、商品名ハイテノー
ルNF−13)を用いる他は、実施例1と同様にして、
1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0027】実施例10 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、オレイルアルコ
ールエトキシレート(エチレンオキサイド18モル付
加)硫酸アンモニウム塩(第一工業製薬製、商品名ハイ
テノール18E)を用いる他は、実施例1と同様にし
て、1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0028】比較例5 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、ノニルフェノー
ルエトキシレート(エチレンオキサイド9モル付加)硫
酸ソーダ塩(第一工業製薬製、商品名ハイテノールN−
093)を用いる他は、実施例1と同様にして、1液湿
気硬化型接着剤組成物を得た。なお、ノニルフェノール
エトキシレート(エチレンオキサイド9モル付加)硫酸
ソーダ塩は水溶液で提供されるものであるので、固形分
で5重量部となるよう、水溶液として16.3重量部配
合した。
【0029】比較例6 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、ドデシルベンゼ
ン硫酸ソーダ塩(第一工業製薬製、商品名ネオゲンS
C)を用いる他は、実施例1と同様にして、1液湿気硬
化型接着剤組成物を得た。なお、ドデシルベンゼン硫酸
ソーダ塩は水溶液で提供されるものであるので、固形分
で5重量部となるよう、水溶液として7.9重量部配合
した。
【0030】比較例7 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、アルキルベンゼ
ン硫酸ソーダ塩(第一工業製薬製、商品名ネオゲンR−
K)を用いる他は、実施例1と同様にして、1液湿気硬
化型接着剤組成物を得た。なお、アルキルベンゼン硫酸
ソーダ塩は水溶液で提供されるものであるので、固形分
で5重量部となるよう、水溶液として8.3重量部配合
した。
【0031】比較例8 実施例1で使用したアニオン系界面活性剤として、ノニ
ルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6モ
ル付加)硫酸アンモニウム塩に代えて、高級アルコール
硫酸ソーダ塩(第一工業製薬製、商品名モノゲンY50
0)を用いる他は、実施例1と同様にして、1液湿気硬
化型接着剤組成物を得た。
【0032】実施例11 変成シリコーン樹脂3(鐘淵化学工業製、商品名サイリ
ルMA440)100重量部、重質炭酸カルシウム(日
東粉化製、商品名NS400)60重量部、表面処理炭
酸カルシウム(白石カルシウム製、商品名白艶華CC)
60重量部、アニオン系界面活性剤〔第一工業製薬製、
商品名ハイテノールN−08、ノニルフェノールエトキ
シレート(エチレンオキサイド6モル付加)硫酸アンモ
ニウム塩〕5重量部を、100℃で15トール及び2時
間の条件で減圧・加熱し、均一になるまで攪拌混合す
る。均一になれば室温まで冷却し、そこへアミノシラン
カップリング剤(信越化学工業製、商品名KBM60
3)5重量部、エポキシシランカップリング剤(信越化
学工業製、商品名KBM403)1重量部及び変成シリ
コーン樹脂用硬化触媒としてジブチル錫化合物(三共有
機合成製、商品名SCAT−1)2重量部を加え、減圧
攪拌して1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0033】比較例9 アニオン系界面活性剤を用いない他は、実施例11と同
様にして、1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0034】実施例12 エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ製、商品名エピコー
ト828)60重量部、重質炭酸カルシウム(日東粉化
製、商品名NS400)100重量部、表面処理炭酸カ
ルシウム(白石カルシウム製、商品名白艶華CC)40
重量部、エポキシシランカップリング剤(信越化学工業
製、商品名KBM403)1重量部及び変成シリコーン
樹脂用硬化触媒としてジブチル錫化合物(三共有機合成
製、商品名スタン918)2重量部を加え、均一に混合
して、2液硬化型接着剤組成物のA剤を得た。変成シリ
コーン樹脂4(鐘淵化学工業製、商品名サイリルSAT
30)100重量部、表面処理炭酸カルシウム(白石カ
ルシウム製、商品名白艶華CC)90重量部、アミノシ
ランカップリング剤(信越化学工業製、商品名KBM6
03)3重量部、ビニルシランカップリング剤(信越化
学工業製、商品名KBM1003)5重量部、エポキシ
樹脂用硬化剤として3級アミン(エアプロダクツ製、商
品名アンカーK54)5重量部及びアニオン系界面活性
剤〔第一工業製薬製、商品名ハイテノールN−08、ノ
ニルフェノールエトキシレート(エチレンオキサイド6
モル付加)硫酸アンモニウム塩〕5重量部を加え、均一
に混合して、2液硬化型接着剤組成物のB剤を得た。そ
して、A剤とB剤とをキットにして、2液硬化型接着剤
組成物を得た。なお、この2液硬化型接着剤組成物は、
使用する際に、A剤とB剤とを等重量部混合して、用い
るものである。
【0035】比較例10 B剤にアニオン界面活性剤を加えない他は、実施例12
と同様にして、A剤とB剤とからなる2液硬化型接着剤
組成物を得た。
【0036】実施例13 重質炭酸カルシウムを使用しないこと、普通ポルトラン
ドセメント100重量部を加えたことの他は、実施例1
と同様にして、1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0037】実施例14 重質炭酸カルシウムを使用しないこと、普通ポルトラン
ドセメント300重量部を加えたことの他は、実施例1
と同様にして、1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0038】実施例15 重質炭酸カルシウムを使用しないこと、普通ポルトラン
ドセメント500重量部を加えたことの他は、実施例1
と同様にして、1液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0039】実施例16 重質炭酸カルシウムを使用しないこと、無水石膏200
重量部を加えたことの他は、実施例1と同様にして、1
液湿気硬化型接着剤組成物を得た。
【0040】実施例1〜16及び比較例1〜10に係る
接着剤組成物(2液硬化型接着剤組成物の場合は、A剤
とB剤とを混合したもの)を用いて、以下の試験を行っ
た。そして、その結果を表1〜5に示した。 〔湿潤被着面への塗布性(なじみ)〕水中に1日以上浸
漬させたモルタル板(70mm×70mm×20mm)
を取り出し、表面の水を濡れタオルでぬぐって、直ちに
接着剤組成物をスパチュラで擦り付けた。この際、次の
三段階で塗布性を評価した。 ○・・・2〜3回擦りつけてなじむ(塗れる)もの △・・・4〜10回擦りつけてなじむもの ×・・・何回擦ってもなじまないもの 〔湿潤被着面に対する接着強さ〕上記のようにしてモル
タルに接着剤組成物を塗布し、その上にフレキ板(40
mm×40mm×8mm)を張り付ける。この際、接着
剤組成物層を1mmの厚さとするために直径1mmの鉛
玉をスペーサーとして4個程度撒いておく。また、モル
タルとフレキ板とが接着されている面積は、16cm2
とした。そして、モルタルの厚さ(高さ)の半分を水没
させる様なプラスチック製バットに入れ、フレキ板を貼
り付けた反対面を水没させる。そして、プラスチック製
バットの上面を、ポリエチレン製フィルムで覆い、23
℃多湿条件下で7日間養生する。養生4日から6日の間
に、図1に示したような鉄片を、フレキ板の非接着面
(モルタルを貼り付けた面の反対面)にエポキシ樹脂製
接着剤などで接着しておく。7日間の養生の後、引張試
験機を用いて、図1に示したような2種類の鉄製のジグ
を各々のチャックで把持して、接着面に対して垂直方向
に引張速度3mm/minで引っ張って、接着強さを測
定した。
【0041】
【表1】 表1中、各項目は以下のとおりである。 1)アニオン界面活性剤1)・・・ノニルフェノールエト
キシレート(エチレンオキサイド6モル付加)硫酸アン
モニウム塩 2)アニオン界面活性剤2)・・・ノニルフェノールエト
キシレート(エチレンオキサイド4モル付加)硫酸アン
モニウム塩 3)アニオン界面活性剤3)・・・ノニルフェノールビニ
ル基含有エトキシレート(エチレンオキサイド10モル
付加)硫酸アンモニウム塩 4)アニオン界面活性剤4)・・・アリル基含有ノニルフ
ェノールエトキシレート(エチレンオキサイド10モル
付加)硫酸アンモニウム塩 5)アニオン界面活性剤5)・・・ノニルフェノールエト
キシレート(エチレンオキサイド21モル付加)硫酸ア
ンモニウム塩 6)引張試験の際の破壊の箇所中、CSは表層凝集破壊
のことを意味し、接着剤面と被着面の界面近傍における
接着剤層で破壊したことを意味している。Aは界面破壊
のことを意味し、接着剤面と被着面の界面で破壊したこ
とを意味している。
【0042】
【表2】 表2中、各項目は以下のとおりである。なお、表2の
「引張試験の際の破壊の箇所」中、Aの意味は、前記の
とおりである。 10)アニオン界面活性剤10)・・・3核体フェノール
エトキシレート(エチレンオキサイド4モル付加)硫酸
アンモニウム塩 11)アニオン界面活性剤11)・・・オレイルアルコー
ルエトキシレート(エチレンオキサイド18モル付加)
硫酸アンモニウム塩 12)アニオン界面活性剤12)・・・ノニルフェノール
エトキシレート(エチレンオキサイド9モル付加)硫酸
ソーダ塩 13)アニオン界面活性剤13)・・・ドデシルベンゼン
硫酸ソーダ塩 14)アニオン界面活性剤14)・・・アルキルベンゼン
硫酸ソーダ塩 15)アニオン界面活性剤15)・・・高級アルコール硫
酸ソーダ塩
【0043】
【表3】 表3中、各項目は以下のとおりである。 1)アニオン界面活性剤1)・・・ノニルフェノールエト
キシレート(エチレンオキサイド6モル付加)硫酸アン
モニウム塩 2)引張試験の際の破壊の箇所中、Cは凝集破壊のこと
を意味し、接着剤層の中央部で破壊したことを意味して
いる。従って、C/CSは、接着剤層の中央部で破壊し
た箇所と、被着面の界面近傍における接着剤層で破壊し
た箇所とが混在していることを意味している。また、A
の意味は、前記のとおりである。
【0044】
【表4】 表4中、各項目は以下のとおりである。なお、表4の
「引張試験の際の破壊の箇所」中、Aの意味は、表1の
箇所で説明したとおりである。 1)アニオン界面活性剤1) ・・・ノニルフェノールエ
トキシレート(エチレンオキサイド6モル付加)硫酸ア
ンモニウム塩
【0045】
【表5】 表5中、各項目は以下のとおりである。なお、表5の
「引張試験の際の破壊の箇所」中、Cの意味は、表3の
箇所で説明したとおりである。 1)アニオン界面活性剤1) ・・・ノニルフェノールエ
トキシレート(エチレンオキサイド6モル付加)硫酸ア
ンモニウム塩
【0046】実施例1〜16及び比較例1〜10を対比
すれば明らかなとおり、実施例に係る接着剤組成物は、
比較例に係る接着剤組成物に比べて、湿潤被着面への塗
布性に優れ、湿潤被着面に対する接着強さが向上してい
ることが分かる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る接着
剤組成物を用いれば、湿潤被着面への塗布性に優れ、且
つ、湿潤被着面に対する接着強さが高くなり、湿潤面へ
の接着性が格段に向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】引張試験を行う際、モルタルとフレキ板とを接
着させた状態を示した側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北沢 英宏 埼玉県浦和市西堀5丁目3−35 コニシ株 式会社浦和研究所内 (72)発明者 伊藤 秀治 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目7−9 コ ニシ株式会社大阪研究所内 Fターム(参考) 4J040 EE012 EK031 FA012 FA282 HA256 HA336 HD16 KA38 MA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変成シリコーン樹脂と、一般式(I)で
    表されるアニオン系界面活性剤とを含有することを特徴
    とする接着剤組成物。 【化1】 (式中、Rは脂肪族炭化水素基又は芳香族基を含む炭化
    水素基を表し、R’はH又はCH2−O−CH2−CH=
    CH2を表し、nは4〜20を表す。)
  2. 【請求項2】 更にセメント及び/又は石膏を含有する
    請求項1記載の接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 変成シリコーン樹脂100重量部に対し
    て、アニオン系界面活性剤が0.5〜20重量部配合さ
    れてなる請求項1又は2記載の接着剤組成物。
  4. 【請求項4】 変成シリコーン樹脂100重量部に対し
    て、セメント及び/又は石膏が50〜1000重量部配
    合されてなる請求項2又は3記載の接着剤組成物。
JP11185890A 1999-06-30 1999-06-30 湿潤面に対する接着性に優れた接着剤組成物 Pending JP2001011422A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11185890A JP2001011422A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 湿潤面に対する接着性に優れた接着剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11185890A JP2001011422A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 湿潤面に対する接着性に優れた接着剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001011422A true JP2001011422A (ja) 2001-01-16

Family

ID=16178680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11185890A Pending JP2001011422A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 湿潤面に対する接着性に優れた接着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001011422A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004107652A (ja) * 2002-08-27 2004-04-08 Cemedine Co Ltd 硬化性組成物
WO2005007745A1 (ja) * 2003-07-18 2005-01-27 Kaneka Corporation 硬化性組成物
JP5636141B1 (ja) * 2013-06-14 2014-12-03 積水フーラー株式会社 接着剤組成物
US9969836B2 (en) 2015-04-21 2018-05-15 Showa Denko K.K. Radical-polymerizable resin composition, curing method thereof, method of producing same, use of radical-polymerizable resin composition, and use method of thereof
JP2020526604A (ja) * 2017-06-30 2020-08-31 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 湿潤表面及び乾燥表面接着剤
US11261351B2 (en) 2016-08-12 2022-03-01 3M Innovative Properties Company Wet and dry surface adhesives

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004107652A (ja) * 2002-08-27 2004-04-08 Cemedine Co Ltd 硬化性組成物
JP4485160B2 (ja) * 2002-08-27 2010-06-16 セメダイン株式会社 硬化性組成物
WO2005007745A1 (ja) * 2003-07-18 2005-01-27 Kaneka Corporation 硬化性組成物
JP5636141B1 (ja) * 2013-06-14 2014-12-03 積水フーラー株式会社 接着剤組成物
WO2014200100A1 (ja) * 2013-06-14 2014-12-18 積水フーラー株式会社 接着剤組成物
US9676975B2 (en) 2013-06-14 2017-06-13 Sekisui Fuller Company, Ltd. Adhesive composition
US9969836B2 (en) 2015-04-21 2018-05-15 Showa Denko K.K. Radical-polymerizable resin composition, curing method thereof, method of producing same, use of radical-polymerizable resin composition, and use method of thereof
US11261351B2 (en) 2016-08-12 2022-03-01 3M Innovative Properties Company Wet and dry surface adhesives
JP2020526604A (ja) * 2017-06-30 2020-08-31 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 湿潤表面及び乾燥表面接着剤
US11441056B2 (en) 2017-06-30 2022-09-13 3M Innovative Properties Company Wet and dry surface adhesives
JP7292220B2 (ja) 2017-06-30 2023-06-16 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 湿潤表面及び乾燥表面接着剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2418816C2 (ru) Эпоксидные смолы, содержащие отверждающий агент на основе циклоалифатического диамина
JP2006188707A (ja) 硬化性組成物
JPS63273629A (ja) 一液系可撓性エポキシ樹脂組成物
JPH05271389A (ja) 一液系可撓性エポキシ樹脂組成物並びにそれからなるシーリング材または接着剤
JP2001011422A (ja) 湿潤面に対する接着性に優れた接着剤組成物
JP3307414B2 (ja) 一液可撓性エポキシ樹脂組成物
JP2004059613A (ja) 耐アルカリ性に優れた湿気硬化型樹脂組成物
JP4475698B2 (ja) プライマー組成物とそれを用いたコンクリート、モルタルの打継ぎ方法
US20150232717A1 (en) UV Resistant Epoxy Structural Adhesive
JP2742289B2 (ja) 目地材組成物
JPS63273625A (ja) エポキシ樹脂組成物
JP2003128756A (ja) 一液湿気硬化型可撓性樹脂組成物
JP2006342338A (ja) 湿気硬化性樹脂組成物
JP2000044773A (ja) 1液湿気硬化型組成物
JPH03195724A (ja) 可撓性エポキシ樹脂組成物
JPH059267A (ja) 一液型エポキシ樹脂組成物
JP2000273151A (ja) エポキシ樹脂用硬化剤組成物
JP2002256248A (ja) 接着剤組成物
JP2007191502A (ja) シリコーン系接着剤組成物
JP2002212538A (ja) 接着剤
JP4646085B2 (ja) 変成シリコーン樹脂を含む接着剤を用いた接着方法
JPH07292059A (ja) 硬化性組成物
JPS63312381A (ja) コンクリ−ト材料の接着方法
JPH09279048A (ja) 室温硬化性2液混合型組成物
JP3925976B2 (ja) 接着剤組成物及びそれを用いたタイル張り製品