JP6951094B2 - 放送システム、制御装置、および再生制御方法 - Google Patents

放送システム、制御装置、および再生制御方法 Download PDF

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本発明の実施形態は、放送システム、制御装置、および再生制御方法に関する。
例えば24時間稼働し続けるシステムなどでは、システムの信頼性向上のため、同じ構成の機器などを複数系統分用意する冗長化が施されている。それにより、システム障害発生時には、システムの運用を行う系統が例えば1系統目(現用系)から2系統目(予備系)に自動的に切り替わり、システムの停止を防ぐことができるようになっている。
放送局の放送マスターシステムにおいても、障害発生時の放送事故を未然に防ぐため、システムを2重化するなどの冗長化が施されている。
特開2001−258003号公報 特開2008−227599号公報 特開2010−212746号公報
キー局などでは、運用者の教育や番組編成データのシミュレーションなどの運用テストを行う「テスト系」として3系統目も導入しているが、地方局などでは、費用面のハードルの高さから、現用系と予備系からなる2重化システムを導入している。
運用テストを行う際は、例えば予備系をテストモードに設定し、現用系のみでシステムが運用される。ここで、予備系をテストモードから運用モードに切り替える際、既存のシステムではオンエアする素材が切り替わるタイミングで、予備系は現用系がオンエアする素材と同期してオンエアできるようになる。
しかし、尺の長い素材のオンエア中においては、テストモードを運用モードに切り替えても、次の素材に切り替わるまでの待ち時間が発生するため、即座に予備系を現用系に同期させて冗長性を確保し直すということができない。
このような問題は、運用テストを行った場合に限らず、メンテナンスを行った場合など、予備系が現用系に対して非同期の状態となった場合に起こり得る問題である。また、予備系の場合に限らず、別の系においても同様に起こり得る問題である。
発明が解決しようとする課題は、現用系と非同期の状態にある系統を即座に現用系に同期させて冗長性を確保し直すことを可能にする放送システム、制御装置、および再生制御方法を提供することにある。
実施形態の制御装置は、複数の再生装置が同期して同じ素材を再生するように制御することが可能な冗長性を有する放送システムに適用される制御装置であって、第1の再生装置が現用系として素材を再生中であるのに対してその再生に同期した再生を第2の再生装置が行っていない状態において、前記第1の再生装置が当該素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置とを記憶媒体に記憶しておき、前記第2の再生装置に対する運用モードへの移行を指示する信号を受信した場合に、前記記憶媒体に記憶されている前記再生開始時刻と前記再生開始位置と現在時刻とに基づいて、前記第1の再生装置が現在再生している当該素材の再生位置を求め、前記第2の再生装置に前記求めた再生位置と同じ位置から同じ素材の再生を開始させる制御を行う制御手段を具備する。
実施形態に係る放送マスターシステムの概略構成を示す図。 従来技術と本実施形態との制御の違いを示すタイムチャート。 実施形態における動作の一例を示すフローチャート。 実施形態における動作の別の例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。
図1は、実施形態に係る放送マスターシステム(以下、「放送システム」)の概略構成を示す図である。
図1に示される放送システムは、複数の再生装置が同期して同じ素材を再生するように制御することが可能な冗長性を有するシステムであり、複数の系統10(例えば、1系と2系)と、制御卓30と、系統出力切替装置40とを備えている。なお、ここでは、複数の系統10が1系と2系の2種類の系統(現用系および予備系)で構成される場合を例示するが、これに限定されるものではなく、例えば3種類以上の系統(例えば、現用系、予備系、保守系など)で構成されるようにしてもよい。
図1に示されるように、1系と2系とはそれぞれ共通する構成要素を備えている。1系は、制御装置11、ビデオサーバ(再生装置)12、および伝送部13を備えており、2系は、制御装置21、ビデオサーバ(再生装置)22、および伝送部23を備えている。なお、このほかに、別の要素がさらに備えられていても構わない。
制御卓30は、運用者が各種の操作を行うための各種のボタン類やタッチパネルなどの入力装置を備えた卓であり、運用者が操作を行うことにより制御装置11,21にそれぞれ所望の指示信号を送ることができる。
1系側の制御装置11は、制御装置21との情報の送受、ビデオサーバ12の制御を行うことができ、また、場合によっては(例えば、制御対象を切り替える操作が制御卓30等よりあった場合などに)ビデオサーバ22の制御を行うこともできる。ビデオサーバ12は、制御装置11により制御され、素材を再生し、映像・音声を伝送部13へ出力することができ、また、場合によっては制御装置21により制御されたり、映像・音声を伝送部23へ出力したりすることもできる。伝送部13は、ビデオサーバ12から出力される映像・音声を系統出力切替装置40へ伝送することができ、また、場合によってはビデオサーバ22から出力される映像・音声を系統出力切替装置40へ伝送することもできる。
同様に、2系側の制御装置21は、制御装置11との情報の送受、ビデオサーバ22の制御を行うことができ、また、場合によってはビデオサーバ12の制御を行うこともできる。ビデオサーバ22は、制御装置21により制御され、素材を再生し、映像・音声を伝送部23へ出力することができ、また、場合によっては制御装置11により制御されたり、映像・音声を伝送部13へ出力したりすることもできる。伝送部23は、ビデオサーバ22から出力される映像・音声を系統出力切替装置40へ伝送することができ、また、場合によってはビデオサーバ12から出力される映像・音声を系統出力切替装置40へ伝送することもできる。
系統出力切替装置40は、放送に使用する系統出力の切り替えを行うものであり、1系の伝送部13から伝送されてくる映像・音声と、2系の伝送部23から伝送されてくる映像・音声との、いずれか一方のみを選択して、送信機Tへ送り出す。送信機Tは、系統出力切替装置40から送られてくる映像・音声を放送波として送信する。
上述した個々の要素は、ネットワークで接続され、互いに通信を行うことが可能である。この場合の通信は、有線に限定されず、無線であってもよい。
1系と2系とは、現用系と予備系とからなる2重化システムを構成する。1系が現用系である場合には2系は予備系となる。一方、2系が現用系である場合には1系は予備系となる。現用系として動作する系統に障害が発生した場合には、1系と2系との間で現用系と予備系との入れ替え(システムチェンジ)が行われる。
ここでは、図1中に示される1系が現用系で、2系が予備系の状態にある場合を考える。
現用系においては、制御装置11が、例えば自身が保有するスケジュールに従って、ビデオサーバ12に個々の素材を順次再生させることにより、ビデオサーバ12から再生される個々の素材の映像・音声が伝送部13へと順次供給される。伝送部13に供給された映像・音声は系統出力切替装置40を介して送信機Tへ送られる。
なお、各素材の再生をビデオサーバ12に開始させる制御は、上記スケジュールに従って行われる場合のほか、他のシステム(図示せず)からの指示に従って行われる場合や、制御卓30からの指示に従って行われる場合もあり得る。
予備系においても、現用系に同期して制御装置21がビデオサーバ22に個々の素材を順次再生させることにより、ビデオサーバ22から再生される個々の素材の映像・音声が伝送部23へと順次供給される。
ここで、ビデオサーバ12が素材を再生中であるのに対してその再生に同期した再生をビデオサーバ22が行っていない状態になった場合(例えば、予備系がテストモードになった場合、あるいはメンテナンス実施中の状態になった場合)を考える。
この場合、現用系の制御装置11は、ビデオサーバ12に再生させている素材を切り替えて新たな素材の再生を開始させるに際し、その素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置とを予備系の制御装置21に通知する。なお、素材の再生開始位置は、素材の先頭位置であるとは限らず、素材の途中の位置である場合もあり得る。
一方、予備系の制御装置21は、現用系の制御装置11から通知された再生開始時刻と再生開始位置とを、後述する演算に使用するために所定の記憶媒体に記憶する。
運用者が制御卓30を操作することによって、予備系に対して運用モードへの移行を指示した場合には、予備系の制御装置21は、制御卓30から運用モードへの移行を指示する信号を受信する。予備系の制御装置21はその信号を受信した場合、上記記憶媒体に記憶しておいた、ビデオサーバ12が素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置と、現在時刻とに基づいて、ビデオサーバ12が現在再生している当該素材の再生位置を求める演算を行い、ビデオサーバ22にその求めた再生位置と同じ位置から同じ素材の再生を開始させる制御を行う。具体的には、制御装置21は、ビデオサーバ12が現在再生している素材の再生位置を、当該素材の再生開始位置を示す値に再生開始時刻と現在時刻との差分の値を加算する演算を行うことによって求める。
予備系の制御装置21は、例えばビデオサーバ22がテスト中である状態において、制御卓30から運用モードへの移行を指示する信号を受信した場合には、当該テストを終了もしくは中断して上記制御を実施する。また、例えばビデオサーバ22がメンテナンス中である状態において、制御卓30から運用モードへの移行を指示する信号を受信した場合には、当該メンテナンス中を終了もしくは中断して上記制御を実施する。
また、制御卓30もしくは他のシステムは、現用系のビデオサーバ12の再生出力などに障害が生じている場合には、制御装置21が実施する上記制御に加え、ビデオサーバ12の再生出力に代えてビデオサーバ22の再生出力が放送に使用されるように系統を切り替える(現用系と予備系との関係を入れ替えるシステムチェンジを行う)ための操作を行うことが可能である。
例えば、運用者が現用系での障害の発生を認識した場合には、運用者が制御卓30を操作することによって、予備系に対して運用モードへの移行を指示すると同時に、システムチェンジも指示するようにしてもよい。その場合、予備系の制御装置21は、制御卓30から運用モードへの移行を指示する信号に加えて、システムチェンジを指示する信号を受信することができ、運用モードへの移行の指示とシステムチェンジの指示の両方を確実に実行することができる。
ここで、図2(a)(b)の各タイムチャートを参照して、従来技術と本実施形態との制御の違いについて説明する。
図2(a)に示す従来技術の制御手順によれば、次のようになる。
例えば、現用系がイベント0の素材を再生しているのに対し、予備系がテストイベントのテストを行っている状態にあるものとする。
現用系は、例えば時刻t1でイベント0の再生を終えて新たなイベント1の再生を開始する。
この後、予備系は、時刻t2でテストイベントのテストを終了する。このとき、予備系のテストモードを運用モードに切り替えても、尺の長いイベント1の再生中においては、次のイベント2に切り替わるまでの待ち時間が発生するため、即座に予備系を現用系に同期させて冗長性を確保し直すということができない。そのため、予備系は、現用系が時刻t3でイベント1の再生を終えて新たなイベント2の再生を開始するタイミングで、同じイベント2の再生を開始し、現用系と同期させて冗長性を確保し直す。
一方、図2(b)に本実施形態の制御手順によれば、次のようになる。
図2(a)の場合と同様に、現用系がイベント0の素材を再生しているのに対し、予備系がテストイベントのテストを行っている状態にあるものとする。
現用系は、例えば時刻t1でイベント0の再生を終えて新たなイベント1の再生を開始する。このとき、現用系は、イベント1の再生を開始したときの再生開始時刻t1と当該素材の再生開始位置とを予備系に通知する。
予備系は、現用系の制御装置11から通知された再生開始時刻t1と再生開始位置とを所定の記憶媒体に記憶しておく。
その後、予備系は、時刻t2でテストイベントのテストを終了したタイミングで制御卓30から運用モードへの移行を指示する信号を受信する。このとき、予備系は、現用系が現在再生しているイベント1の再生位置を、当該イベント1の再生開始位置に再生開始時刻t1と現在時刻t2との差分の値を加算する演算を行うことによって求め、その求めた再生位置と同じ位置から同じイベント1の再生を開始させる。これにより、テストを終了したタイミングで待ち時間なく即座に予備系を現用系に同期させて冗長性を確保し直すことができる。
その後、予備系は、現用系が時刻t3でイベント1の再生を終えて新たなイベント2の再生を開始すると、そのタイミングで同じイベント2の再生を開始する。
次に、図3を参照して、本実施形態における動作の一例を説明する。
ここでは、図1中に示される1系が現用系で、2系が予備系の状態にあるものとする。
いま、現用系が素材を再生中であるのに対し、予備系はテストモード中の状態(すなわち、現用系と非同期の状態)にある(ステップS11)。
現用系の制御装置11は、ビデオサーバ12に個々の素材を順次再生させており、ビデオサーバ12に再生させている素材を切り替えて新たな素材の再生を開始させるに際して、その素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置とを予備系の制御装置21に通知する(ステップS12のYES、ステップS13)。
予備系の制御装置21は、現用系の制御装置11から通知された再生開始時刻と再生開始位置とを、後述する演算に使用するために所定の記憶媒体に記憶する(ステップS14)。
運用者が制御卓30を操作することによって、予備系に対してテストモードから運用モードへの切り替えを指示した場合には、予備系の制御装置21は、制御卓30から運用モードへの移行を指示する信号を受信する(ステップS15のYES)。予備系の制御装置21はその信号を受信すると、上記記憶媒体に記憶しておいた、ビデオサーバ12が素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置と、現在時刻とに基づいて(具体的には、当該素材の再生開始位置を示す値に再生開始時刻と現在時刻との差分の値を加算する演算を行うことによって)、ビデオサーバ12が現在再生している当該素材の再生位置を求め(ステップS17)、ビデオサーバ22にその求めた再生位置と同じ位置から同じ素材の再生を開始させる制御を行う(ステップS18)。
このように、上記動作例によれば、予備系が現用系と非同期のテストを行っている状態において、テストを終了したタイミングで待ち時間なく即座に予備系を現用系に同期させて冗長性を確保し直すことができる。
なお、テストモード中に運用者が現用系での障害の発生を認識した場合には、運用者が制御卓30を操作することによって、予備系に対して運用モードへの移行を指示すると同時に、システムチェンジも指示するようにしてもよい。その場合、制御装置21が実施するステップS16〜S18の処理に加え、例えば制御装置11,21の上位の制御システム(図示せず)が、ビデオサーバ12の再生出力に代えてビデオサーバ22の再生出力が放送に使用されるようにシステムチェンジを行う。これにより、運用モードへの移行の指示とシステムチェンジの指示の両方を確実に実行することができる。
次に、図4を参照して、本実施形態における動作の別の例を説明する。
ここでは、図1中に示される1系が現用系で、2系が予備系の状態にあるものとする。
いま、現用系が素材を再生中であるのに対し、予備系はメンテナンス中の状態(すなわち、現用系と非同期の状態)にある(ステップS21)。
現用系の制御装置11は、ビデオサーバ12に個々の素材を順次再生させており、ビデオサーバ12に再生させている素材を切り替えて新たな素材の再生を開始させるに際して、その素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置とを予備系の制御装置21に通知する(ステップS22のYES、ステップS23)。
予備系の制御装置21は、現用系の制御装置11から通知された再生開始時刻と再生開始位置とを、後述する演算に使用するために所定の記憶媒体に記憶する(ステップS24)。
運用者が制御卓30を操作することによって、予備系に対して運用モードへの復帰(もしくは現用系との等価処理)を指示した場合には、予備系の制御装置21は、制御卓30から運用モードへの移行を指示する信号を受信する(ステップS25のYES)。予備系の制御装置21はその信号を受信すると、上記記憶媒体に記憶しておいた、ビデオサーバ12が素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置と、現在時刻とに基づいて(具体的には、当該素材の再生開始位置を示す値に再生開始時刻と現在時刻との差分の値を加算する演算を行うことによって)、ビデオサーバ12が現在再生している当該素材の再生位置を求め(ステップS27)、ビデオサーバ22にその求めた再生位置と同じ位置から同じ素材の再生を開始させる制御を行う(ステップS28)。
このように、上記動作例によれば、予備系が現用系と非同期のメンテナンスを行っている状態において、メンテナンスを終了したタイミングで待ち時間なく即座に予備系を現用系に同期させて冗長性を確保し直すことができる。
なお、メンテナンス中に運用者が現用系での障害の発生を認識した場合には、運用者が制御卓30を操作することによって、予備系に対して運用モードへの移行を指示すると同時に、システムチェンジも指示するようにしてもよい。その場合、制御装置21が実施するステップS26〜S28の処理に加え、例えば制御装置11,21の上位の制御システム(図示せず)が、ビデオサーバ12の再生出力に代えてビデオサーバ22の再生出力が放送に使用されるようにシステムチェンジを行う。これにより、運用モードへの移行の指示とシステムチェンジの指示の両方を確実に実行することができる。
以上詳述したように、実施形態によれば、現用系と非同期の状態にある系統を即座に現用系に同期させて冗長性を確保し直すことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…複数の系統、11,21…制御装置、12,22…ビデオサーバ、13,23…伝送部、30…制御卓、40…系統出力切替装置、T…送信機。

Claims (7)

  1. 複数の再生装置が同期して同じ素材を再生するように制御することが可能な冗長性を有する放送システムに適用される制御装置であって、
    第1の再生装置が現用系として素材を再生中であるのに対してその再生に同期した再生を第2の再生装置が行っていない状態において、前記第1の再生装置が当該素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置とを記憶媒体に記憶しておき、前記第2の再生装置に対する運用モードへの移行を指示する信号を受信した場合に、前記記憶媒体に記憶されている前記再生開始時刻と前記再生開始位置と現在時刻とに基づいて、前記第1の再生装置が現在再生している当該素材の再生位置を求め、前記第2の再生装置に前記求めた再生位置と同じ位置から同じ素材の再生を開始させる制御を行う制御手段を具備する制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の再生装置が現在再生している素材の再生位置を、当該素材の再生開始位置を示す値に再生開始時刻と現在時刻との差分の値を加算する演算を行うことによって求める、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の再生装置が現用系として素材を再生中であるのに対して前記第2の再生装置がテスト中である状態において、前記信号を受信した場合に、当該テストを終了もしくは中断して前記制御を実施する請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の再生装置が現用系として素材を再生中であるのに対して前記第2の再生装置がメンテナンス中である状態において、前記信号を受信した場合に、当該メンテナンスを終了もしくは中断して前記制御を実施する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記第1の再生装置の再生出力に障害が生じている場合、前記制御手段が実施する前記制御に加え、前記第1の再生装置に代えて前記第2の再生装置の再生出力が放送に使用されるように系統を切り替える制御を行う手段をさらに具備する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置を備えた放送システム。
  7. 複数の再生装置が同期して同じ素材を再生するように制御することが可能な冗長性を有する放送システムに適用される再生制御方法であって、
    第1の再生装置が現用系として素材を再生中であるのに対してその再生に同期した再生を第2の再生装置が行っていない状態において、制御装置により、前記第1の再生装置が当該素材の再生を開始したときの再生開始時刻と当該素材の再生開始位置とを記憶媒体に記憶しておき、前記第2の再生装置に対する運用モードへの移行を指示する信号を受信した場合に、前記記憶媒体に記憶されている前記再生開始時刻と前記再生開始位置と現在時刻とに基づいて、前記第1の再生装置が現在再生している当該素材の再生位置を求め、前記第2の再生装置に前記求めた再生位置と同じ位置から同じ素材の再生を開始させる制御を行う、再生制御方法。
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